日本マスコミ今日のオウンゴール!!1

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「小泉訪韓」で戦略的外交を
パクチョルヒー 国立政策研究大学院大学助教授(現代日本政治専攻)

 教科書問題をなんとかしなければならないという認識は日韓両国は共有している。だが、具体的な解決策になると互いに戸惑っている。
 韓国が日本の検定教科書に35ヵ所の修正要求を出している。これに対して、日本ではさまざまな対応策が議論されている。
 今回の要求は内政干渉であり、依然として変わらぬ反日感情のぶり返しだから、無視ないし堂々と全面否定しようとする”強行突破論”がある。
 これは、順調に進んでいる両国関係に日本側から冷たい水を差すことを全く認識していない論だ。韓国の要求が完全に無視されたなら、日本への不信感だけが強くなるばかりだ。
 その一方で、今回の検定は既成事実であるから、そのまま黙認して次の検定の時に新たな措置を考えようという”期限無しの凍結論”や”期限付きの先送り論”もある。確かに歴史という問題は短時間に解決できないが、先送りしてもより良い解決策が出てくる保証はない。
 教科書の修正はできないが、無査証協定とか自由貿易協定、若者の交流を進めようという”お代わりのお土産論”もある。これらはもちろん推進すべき措置であるが、教科書問題の根本的解決策には結びつかない。
 以上の議論はいずれも弥縫策に過ぎないし、戦略的思考が抜けている。
 今回の問題は日教組に対抗する「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書から発生した日本の国内問題が発端だった。98年の金大中大統領来日を契機に、日韓両国が棚上げした歴史問題を、日本側から引き降ろしたことを意味している。
53つづき:2001/06/19(火) 08:45 ID:8aUJWvsY
 韓国の文化開放措置は歓迎しながら、歴史問題を放置することはいかがなものか。二つは両国関係を支えてきた2本柱であるからだ。教科書問題とは関係なく、対日融和政策だけが永続されると考えるのは、甘すぎる。
 冷戦時代ならば、歴史問題で日韓関係がどんなに悪化しようとも、韓国が中国に接近するなど考えられなかった。だが、今日の国際状況は大きく変化している。中国が持つ市場の潜在力に韓国の関心は集まっている。教科書問題で韓国を蔑ろにすると、韓国の世論を中国に傾かせる可能性がある。
 この解決が長引けば、韓国は問題を国際社会に持っていくだろう。日本の歴史認識に対する各国の視線には厳しいものがあり、国連安保理常任理事国入りを目指す国としての資質も疑われかれない。
 そこで、戦略的な立場に立って、円満かつ穏やかにして早急に解決すべきだと考える。では、具体的にどうすべきなのか。
 韓国の35ヵ所修正要求に対して、日本政府は誠意ある真摯な対応を早急に取り、客観的検討の結果を一日も早く公表すべきだ。双方が了承し得る事実誤認や不適切な表現は書き直しを含めた対応方針を確認すべきだ。さらに、教科書採択においても直間接の政治的な圧力をかけないように注意すべきだ。
 小泉純一郎総理は6月末の訪米の前後に、速やかに韓国を直接訪問すべきだ。「金ー小渕(恵三元首相)共同宣言」の精神を確認すると共に、両国の関係改善のための青写真を提示するよう提案したい。教科書問題は中長期的には、日韓共同の専門委員会を構成し、政治的には中立な学問の領域での問題として解決を図るべきだ。
 その上で、両国は人物、除法、文化の交流を拡大し、相互理解を深めるべきだ。私は民主主義、市場経済の共通基盤を持つ両国の関係は成熟した協力関係に発展すると見ている。ただ、歴史問題が障害にならないよう、両国の指導者は十分な注意を払う必要がある。

6月18日付毎日新聞朝刊発言席
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戦略的外交としてチョンの反日教育を止めさせるのがベストだね
それにしても日本はあ〜しろこ〜しろ五月蝿いな