駐日韓国大使、歴史教科書問題で懸念表明
http://www.asahi.com/0206/news/international06013.html 韓国の崔相竜・駐日大使は6日、ソウルで日本人記者団と懇談し、検定申請された日本の2002年度版中学歴史教科書で旧日本軍の加害行為についての記述が現状より大幅に減っているなどの問題で、「これまでの流れから逆の方向へ退化してはいけないと思う。心配している」と懸念を表明した。
崔大使は「検定結果が発表されてからの『事後対策』では意味があまりない。(検定中という)プロセスのなかで、退化・逆行しないよう願っている」と述べた。さらに「過去の事実は尊重してほしい。事実の解釈は人によって違うのは当然だが、事実を消したり曲げたりするのはどうかと思う」とした。