HANBoardについて考える PART6

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846名無しさん@1周年
837 >>841
結論から先に言えば、帰化人に対する日本人の差別意識は極めて低いと考えます。

これは私の主観にすぎませんが、日本民族は排他的かどうかという問題に直結するか
と考えています。歴史的に見ても、朝鮮半島のみならず多くの外国人を帰化人として
受け入れてきたわけですし、そもそも純粋な大和民族の存在すら怪しいです。
大和民族は血縁的なつながりでアイデンティティを作り出してきたわけではなく、
日本的な文化を同じくするものとしてアイデンティティで形成してきたと思っています。
一言で日本的な文化は何かと言えば、「和」ということになるのでしょうか。
「和」を乱すものは、大和民族であろうがなかろうが、ハブにされる。
「和」を保つものは、大和民族であろうがなかろうが、仲間として受け入れられる。
というよりも、「和」(=日本文化)を保つものが大和民族だとも言えるかも知れません。
これは、内鮮一体なるスローガンとも関係があるのでしょうが、婚姻関係を結び、
「和」に取り込むことにより、同化する。このような文化なんだと思います。

これは、欧米諸国のアメとムチ式の植民地政策とは根本的に違ってくる考え方です。
そして、これは日本人的な誠意であり、この誠意が通じない相手には、全く通じない
やり方です。つまり、日本人は人類学的に朝鮮人研究を極めて怠っており、これが
日韓併合がうまくいかなかった大きな原因となります。反対に、欧米の植民地人に
対する人類学的研究は非常に進んでおり、それはアメリカの日本人研究にもつながり、
GHQの占領政策がうまくいったことにも繋がります。
これを突き詰めると、日本が何がまずかったかと言えば、朝鮮人を同類の人間として
扱ったからであり、欧米が植民地人を扱ったようにしなければならなかった、という
結論に陥ってしまいそうで、日本人の私としては恐くなります。

私の民族観から見ると、朝鮮人は一番他民族と紛れにくい民族であり、その片鱗が
たとえば在米韓国人や観国系米国人に見られると思います。この辺りは私の実体験に
すぎないですから、これがハンボードだと偏見ということで即刻削除でしょう(笑)。

そういう意味で、朝鮮民族という一番紛れにくい民族相手に日韓併合をして、
日本人的な価値観を押し付けた日本人という構図が、私には見えてきますし、
それは現在における在日にも見られる現象であるように思えてきます。

在日を取り巻く問題において見えてくるのは、彼らは非常にdemanding
(要するに文句たれ)な人間であり、日本人はその対局にいる民族である。
在日は、日本社会の閉鎖性を訴え変革を訴えるが、自分たちは変革しよう
とはしない。こういう民族とうまくやっていくのは、日本人もdemandingに
いちいち要求していくか、日本人が妥協をして彼らの要求を飲んでいくか、
お互いに歩み寄らずに距離を保ち続けるか。
違う文化をもつ相手とうまくやっていくのは、日本人は非常に苦手なのです。