HANBoardについて考える PART6

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390120
 俺が来れなかった間のレスを一通り読んでみたが、俺の投稿に疑問を持っている
奴が結構いるみたいだな。確かにそうとれなくもない書き方をしちまってるから、
少しずつ補足しとくぞ。

★234の補足(個人補償請求権について)
 これについては、本当につっこみ多いな。俺の書き方に問題があったのかもしら
んから補足する。順を追って書くぞ。
 @日韓請求権協定は個人補償請求権を相互に放棄したものではなく、双方の外交
  保護権を放棄した協定にすぎない。
  →両国の国民個人の補償請求権は消滅していないはず。
 A日本政府はこの見解を公式の場で繰り返し表明している。
  →国際法上の禁反言の法理により、もはや撤回不可能。
  →韓国人の個人補償請求権を日本政府が協定を理由に拒むことができない
 B日本国民個人の補償請求権もなお消滅していない。
  →韓国政府に請求できるのが原則。
  →では、没収財産の返還請求についてはどうか?
  →日本政府は朝鮮半島の財産没収はサンフランシスコ条約4条に基づいてなさ
   れたものとの公式見解を表明(これについては禁反言で撤回不可)
  →日本国民の財産没収がサンフランシスコ条約4条によって行われたとするな
   らば、財産没収は「在韓米軍政府」によって行われたことになる。
  →ということは、後に在韓米軍政府から韓国政府にその没収財産が譲られたと
   しても、日本国民個人が返還請求すべき相手は韓国政府ではなく「在韓米軍
   政府」ひいてはアメリカ政府って事になる。
  →よって、財産没収がサンフランシスコ条約4条に基づいてなされていないこ
   とを個人が証明できない限り、日本国民個人は財産の返還を韓国政府に請求
   することはできない。

 わかりやすく書くと、こういうことだ。別に国際法を恣意的に解釈してるわけじ
ゃないからな。