1 :
:
2 :
:2001/08/10(金) 22:19 ID:4M6IQXa6
3 :
:2001/08/10(金) 22:19 ID:4M6IQXa6
主な登場人物 (順不同、一部前スレより抜粋)
ニホンちゃん:可憐で弱気な美少女
カンコ君:弱気なニホンちゃんに対していつもなにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。チューゴ君に頭が上がらない。
アメリー君:なんでも自分が一番だと思っている。陽気な乱暴者でクラスの番長
チューゴ君:クールで不気味な策士。 暴れん坊でクラスの不良的存在。タイワンちゃんにちょくちょくちょっかいを出している。
タイワンちゃん:おとなしいが芯がつよい。ニホンちゃんと仲良しでアメリー君が好き。
キッチョム君。:カンコ君の兄弟。ヒッキーで栄養失調だけど、いつもナイフを持ってうろついてる。
インドネシアちゃん:ニホンちゃんと友達。
ベトナちゃん:昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
リュー君:アメリー君の親戚にやりたい放題やられてうんざりしてる。
ロシアノビッチ君:もともとはボンボン。でもパパが事業に失敗。未成年だけど酒を飲みまくっている。
エリザベスちゃん:祖父は自治会会長。権謀術数に長けたお嬢様。
ゲルマンスキー君:金髪碧眼で理屈っぽい。ケンカは強い。
アーリアちゃん:ゲルマンスキー君の妹。最近まで別居していた。理知的な武闘派。
フランソワーズちゃん:料理自慢のおしゃれな娘。でもワガママ
マカロニーノ君:体力無しのナンパ師(w
マレーシア君:飼い犬はマハティールという名前。アメリー君を見ると噛み付く。
トル子ちゃん:ニホンちゃんと友達。
モンゴル君:昔は暴れん坊でどうしようもなかったが、今では寡黙でおとなしくなった。
カナディアン君:影が薄い。アメリー君にコンプレックスを抱いてる。
イン堂君:カレーを作らせたら右に出るものはいない。
フラメンコ先生:地球組の先生。情熱的指導で子供たちを導く。
キューバちゃん:家はまずしいが、明るく元気な女の子、歌がうまい。チエ・ゲバラ(下原智恵)というお姉さんがいた。
4 :
:2001/08/10(金) 22:20 ID:4M6IQXa6
ニホンパパ(ジミン):大学で講師をしている学者さん。いつでもニコニコ微笑んでいる。ニホンちゃんがパパを見つめると、静かに手を振り返してくれる。ニホンちゃんはパパが怒るのを見たことがない。
ニホンママ:とある技術系会社の社長をしている。昔はアメリーパパの会社で技術者として働いていたが、その後独立して会社を興した。かなりマニアックな性格らしい。
ニホン祖父(ニッテイ):昔はかなりの暴れん坊で、アメリー祖父やチューゴ祖父と大喧嘩をしたらしいが、ニホンちゃんは優しいニホン祖父しかしらない。すでに亡くなっている。
アサヒちゃん(サヨ):ニホンちゃんを陥れようとカンコ君とチューゴ君にいつもいらぬ告げ口をする。
シャミンちゃん:ニホンちゃんを陥れようと色々と奮起している。
ウヨ君:祖父のニッテイをとても尊敬している。寡黙な勉強家だが自転車に乗ると怪しい歌を歌い出す癖がある。
サヨックおじさん:あまり頭がよくないのでカンコ君とチューゴ君にバカにされていて、成り行きでついつい彼らに謝ってしまう。トラブルメイカー
シシローおじさん:ニホン家の中では最近人気があるが、それを快く思ってない者も多い。サヨックおじさんと仲が悪い。
ニポンヅマーさん:サヨックおじさんのすすめでカンコ家経営の工場に行ったきり行方不明。
シンタローおじさん:チューゴ君の父タクミンさんを「しなさん」と呼ぶ、ヨットに乗る。
5 :
:2001/08/10(金) 22:20 ID:4M6IQXa6
ザイちゃん、ザイニー君:カンコ家の人間だがなぜかニホン家に居候している。
ナヌムばあさん:昔ニッテイに襲われたと言って相当恨んでる。「殺してくれ〜」が口癖だが老人ホームで元気に暮らしてる。
カンコ君パパ:カンコ君の父、本名カンコックさん
アガシさん:カンコ君の母。整形してる。
タクミン:チューゴ君のパパ。マンション中華を経営している、住民にはウイグルさんもいる。笑った顔はもっと怖い
チベットさん:チューゴ君のお母さん、細面の美人、タクミンパパの暴力に耐えかねている。
ダライさん:チベットさんの父だが、タクミンさんとは仲が悪い
クーロイ君:生まれは違うがアメリー家で暮らしている。
パツキン君:リュー君に色々迷惑かけている。
6 :
:2001/08/10(金) 22:21 ID:4M6IQXa6
はじめての方へ(2001年7月21日 更新)
どうも皆さん初めまして。
当サイトは巨大匿名掲示板 2ch で大好評連載中の
連続小説ドラマ小説ニホンちゃんをまとめたサイトです。
さて、2ch からこちらにいらした方はともかく、
このサイトの元ネタを知らずにここに来た方には、
まず知っておいてもらいたいことがあります。
このサイトにある100話以上小説ですが、驚くべき事に
その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
とても信じられない? では、そんなあなたに質問です。
問題1 サクラのソメイヨシノはどの国が起源でしょうか?
問題2 寿司はどの国が起源でしょうか?
問題3 剣道はどの国が起源でしょうか?
答え 上記問題1、2、3ともに正解は韓国
嘘だと思いましたか? その通り、上記の答えは全て真っ赤な嘘です。
ただし、これを大まじめで主張している国があります。
それが韓国です。
言っておきますが個人がおかしな電波を飛ばしているのではありません。
韓国のマスコミなどが本気で言っているのです。
例えば剣道などは以下のサイトがとても詳しいです。
剣道の起源は韓国にあり!?
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/ これらは氷山のほんの一角にすぎません。
韓国は知れば知るほど訳がわからなくなってくる謎の国です。
興味がわいたなら、2ch のハングル版を覗いてみればどうでしょう?
2ch ハングル版
http://teri.2ch.net/korea/index2.html 色々書いてきましたが、このサイトはそんな韓国に対して、
もう怒るのや呆れるのを通り越し、笑うしかねーYO! という立場に立っています。
読んでみればわかりますが、カンコ君に対する東海より深い愛情が感じ取れることでしょう。
それと一応最後に断っておきます。
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
7 :
地鎮祭(略式)のコピペ:2001/08/10(金) 22:41 ID:83nQfOPg
2 名前:裸足 投稿日:2001/07/29(日) 11:09 ID:/IXVF0QY
世界中で続スレをたてていい者はこのスレをたてた人物と
1000を踏んだものだけである。
ただし韓国人は例外である。
3 名前: 投稿日:2001/07/29(日) 11:16 ID:1YDWdxjU
世界って同人板の事?>2
4 名前:裸足 投稿日:2001/07/29(日) 11:16 ID:/IXVF0QY
>>2は同人板から来た者であろう。あそこはスターリン時代よりも
厳しい鉄の掟がある。
ただし「日本は韓国より下である」という韓国の鉄の掟よりは
厳しくない。
はい、地鎮祭終わり。
5 名前:製本業者? 投稿日:2001/07/29(日) 11:23 ID:4NFez6zU
>>2 >>4 地鎮祭の歪曲ニダ
謝罪と(以下略)
8 :
プロローグ:2001/08/10(金) 23:44 ID:6vDcNqrA
今は夏休み。ニホンちゃんの家にはたくさんの親戚が遊びにきています。
暴れん坊のチンソーくん。オシャレ?なドキュソちゃん。無口なヲタくん。
おやおや、ナベツネおじさんは指をびゅんびゅん振り回しながら「自己批判しる」と
アサヒちゃんやサヨックおじさんを激しくののしってますね。
夏休み限定だけど、賑やかになりそうだなぁと思うニホンちゃんでした。
9 :
お勉強しよう 1:2001/08/10(金) 23:45 ID:6vDcNqrA
夏休み中は忙しい家のみんなに代わってサヨおじさんが勉強を教えてます。
「ゆとりある教育で豊かな人間性を作ります」とシシローおじさんに熱弁していたサヨおじさん。
さて、どんな授業なのでしょうか?
ちょっと英語の時間を覗いてみましょう。
10 :
お勉強しよう 1:2001/08/10(金) 23:45 ID:6vDcNqrA
おや、英語の時間だというのになぜかカンコくんの家のお話になってますね。
しかも、聞いているのはアサヒちゃんだけです。
他のみんなは何をしてるのでしょう?
チンソーくんは教室の備品に壊して楽しんでいます。
ニホンちゃんは注意したいようですが、以前に注意をしたら殴られたことがあったので
見てみぬふりをしています。
ちなみに、サヨおじさんは「殴られた痛みは一瞬だが、殴ったほうは殴ったことへの十字架を
一生背負っていくことになるから、ニホンよりも苦しいのはチンソー君なんだよ」
とわけのわからない理由でニホンちゃんを叱っていました。
11 :
お勉強しよう 3:2001/08/10(金) 23:46 ID:6vDcNqrA
ドキュソちゃんはタバコをくわえながら携帯電話でお話中です。
「飲酒、喫煙を理由に処分を受けない権利」や「授業中に人と会話をする権利」などの
サヨおじさんのゆとり教育のおかげで、とてもはっちゃけています。
ヲタくんは大好きだったロボット漫画を戦争を賛美しているという理由で取り上げられてから、
教室には顔を出さず、引きこもってます。
顔を出していないといえば、ウヨくんもですね。
彼は世界学校の授業に遅れないようにと、自分のお小遣いで塾に通って勉強してます。
アサヒちゃんは世界学校では成績がニホンちゃんより下ですが、サヨおじさんの教室では
「ないしんてん」という点数があるため、ここではニホンちゃんよりも成績がいいです。
「ないしんてん」は算数や国語ができなくても、サヨおじさんのご機嫌をとればたくさんもらえるので
アサヒちゃんは算数のお勉強よりも「ないしんてん」を貰うことに熱心になってます。
12 :
お勉強しよう 4:2001/08/10(金) 23:47 ID:6vDcNqrA
そんなアサヒちゃんちゃんが、ニホンちゃんを指差し大声で叫びました。
「大変です!!ニホンちゃんが正しくない教科書を読んでます!!!」
だけど、みんな自分のやりたいことに夢中で、アサヒちゃんの叫びは誰も聞いてません。
しかし、サヨおじさんだけは鬼のようなような形相でニホンちゃんの胸倉をつかみ、
小学生には厳しすぎる罵声を浴びせ、ニホンちゃんを激しく責め立てます。
それを見ながら、アサヒちゃんは、これでまた「ないしんてん」が貰えると、心の中で大喜びです。
・・・・そんな様子を見て、ドキュソちゃんが手を上げました。
∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^▽^)/ < 先生!ニホンちゃんの教科書よりも後ろの
__ / / / | チンソーくんをなんとかしてください♪
\ ⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\____________
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| ||
・・・ごもっともです。
13 :
マジヤバイザケンナコロスゾ 1:2001/08/10(金) 23:48 ID:6vDcNqrA
「マジヤバイザケンナコロスゾ」
チンソーくんは今日も奇声を発しながら、三輪車に乗って家の中を暴れまわっています。
子猫を追い掛け回したり、家の壁に落書きをしたりとやりたい放題です。
その落ち着きのなさはニホンちゃんやヲタくん、ドキュソちゃんと同い年とは思えません。
周りのみんなは醒めた目で見ているのですが、チンソーくんは気にしません。
今日も道路で奇声をあげながら三輪車の蛇行運転をしています。
そして『ノリ』で、チンソーくんはキッチョムくんの家にまで珍走してしまいました。
「マジヤバイザケンナコロスゾーーーー!!」
キッチョム家にむかって叫ぶや否や、チンソーくんにたくさんの銃弾が飛んできました。
「マジ!?ヤバイ!!!」
人を傷つけるのは大好きだけど自分が傷つくのは大嫌いなチンソーくん。
慌てて逃げ出そうとしますが、すでにしっかり囲まれてます。
「ザケンナ。コロスゾーーーー」
奇声を上げながら包囲を突破しようと、チンソー君はキッチョム家の戦闘員に襲い掛かります。
しかし、人殺しを仕事にしている人間と仕事がなくて人を殺してしまう人間では結果は明らか。
あっという間にチンソーくんは捕縛されてしまいました。
14 :
マジヤバイザケンナコロスゾ 2:2001/08/10(金) 23:48 ID:6vDcNqrA
「・・・このたびは、うちのチンソーがすみませんでした・・・・」
数日後、ニホン一家はキッチョム家にチンソー君を引き取りに行きました。
もちろん、謝罪と賠償を持ってです。
頭を下げるニホンパパの後ろで、チンソー君はというとお友達に携帯電話でお話中。
カンコくんもびっくりの歪曲をしながら、武勇伝としてお話をしているみたいです。
彼にとってはこれはやんちゃな青春時代の思い出なのでしょう。
だけど、収まらないのはニホンちゃん。
今回の賠償でお小遣いが減らされてしまったのです。
サヨックおじさんの反対で、チンソー君の三輪車を取り上げることができなかったので、
チンソー君をイスラム村へお買い物に行ってもらうように計画しています。
(あそこだったら、謝罪も賠償も通じないわね・・・。)
「マジヤバイザケンナコロスゾーーーーー!!!」
何も知らないで今日も奇声をあげるチンソーくん。
蝉時雨だけが、その叫びに応えていました。
15 :
ドキュソちゃん 1:2001/08/10(金) 23:49 ID:6vDcNqrA
ドキュソちゃんは勉強嫌いで遊び好きですが、活動的でものおじしない性格なので、ニホンちゃんは
ちょっとあこがれてます。
そんなある日、ニホンちゃんはドキュソちゃん主催の合コンに一緒に行くことになりました。
ドキュソちゃんと一緒に、ちょっとドキドキしながら家をでると、とてもニダニダした足音が
近づいてきました。お約束のカンコくんです。
「ん、ニホン。その子は誰ニダ?」
「ニホンの従姉妹のドキュソでーす。ヨロシク(^▽^)」
ニホンちゃんが紹介する前に、ドキュソちゃんが答えました。
天然のフレンドリーなオーラにカンコくんの顔も緩みます。
「ドキュソちゃんの紹介で、これから合コンにいってくるの。」
楽しい雰囲気につられてニホンちゃんも口を滑らせます。
次の瞬間、カンコくんのエラがピーンと張り詰めました。
「ウリナラを差し置いて合コンとは、ニホンはやっぱり、戦争の悲惨さを理解してないニダ!!!
ニホンは謝罪と反省と賠償をしる!!!」
エラをピクピクさせながら、カンコ君はニホンちゃんたちに詰め寄りました。
「ごめんなさい」とニホンちゃんが条件反射で財布を出そうとする前に、ドキュソちゃんが言いました。
「(゚Д゚)ハァ? 戦争?? ナニイッテンダ オメェ ?? 」
16 :
ドキュソちゃん 2:2001/08/10(金) 23:50 ID:6vDcNqrA
「・・・・ニ、ニダァ???」
カンコくん。予想外の反応にびっくりです。
ちょっとひるんだもののカンコくんは、一気にニッテイ36年の罪をまくし立てます。
しかし、ドキュソちゃんは「ちっちっち」と指を振りながら、きっぱりと言いました。
「ニホン家はねぇ、絶対にそういうことをしないって決めた、この町でただ一つの家なんだよ?
知らないの? ヽ(´ー`)ノ ヤレヤレ」
鼻で笑われたカンコくん。顔を真っ赤にしていつもの3倍の声で叫びます。
まるでシャアザクです。
「ソレはアメリー家に、50年前の喧嘩で負けてからの話ニダ〜〜!!」
「(゚Д゚)ハァ? こんな仲いいのうちとアメリーくんの家と喧嘩するわけないじゃん。
あんたバカァ? ちゃんと勉強してから物言いなよね〜。 (^▽^) ゲラゲラ」
カンコ君の顔はキムチメーターをぶっちぎるほど赤くなります。
「シッパルーーー。2度とそんな妄言吐けないように再教育するニダ〜〜!!」
叫ぶや否やこぶしを振り上げるカンコくん。
しかし、次の瞬間、なぜかカンコくんの後頭部に鈍い痛みがしました。
「・・・な、何がおこったニダ・・・。」
振り返ると、そこにはイタリーくんとクロイーくんが立っていました。
どうやら今日の合コンの相手はドキュソちゃんが大好きなこの二人だったようです。
ただ、学校では陽気な二人が今は揃ってギャングモードになってますね。これは怖い。
クロイーくんは砂がたくさん詰め込まれた皮袋を、イタリーくんは軽く指を動かすだけで、
カンコ君を1000回殺せる機械を手に持ってます。つまり二人ともデフコン2状態です。
「・・・・ア、アイゴォォォォーーーーーー!!!」
絶叫して逃げようとするカンコ君を捕まえると、すばやくイタリー君が口に石をつめ、クロイーくんが車の
トランクに投げ込みます。
「ほどほどにね (^▽^;) 」
クロイー君とイタリー君は爽やかに笑ってドキュソちゃんに応えました。
そしてカンコくんは、狭いトランクの中でハルモニの言っていた「死にも勝る苦しみ」というものが、
なんとなく理解できそうな予感に震えていました。
17 :
ヲタくん 1:2001/08/10(金) 23:54 ID:6vDcNqrA
ヲタくんはニホンちゃんのためにマンガやゲームをたくさん作るのが
趣味です。
そのマンガやゲームは、ニホンちゃんの学校で紹介され、地球町の
みんなから高い評価を受けています。
そんなヲタくんと、カンコ君と一緒に歩いてます。
カンコくんはアルバイトでヲタくんのマンガの色塗りをしているからです。
すると、アメリー君が通りがかりました。
「あ、ヲタくん。こんにちわ。」
いつも強気のアメリー君が、なんだか今日は下手に出てます。
「・・・どうも」
それを気負うでもなく、ヲタくんはボソボソと答えます。
「あら、オタさん。こんにちわ。」
いつも高慢なフランソワちゃんも、同じく腰が低いです。
「・・・」
ヲタくんは顔を赤く染めるだけで、無言になってしまいます。
気の強い金髪娘に萌えてしまっているからです。
「どういうことニダ?」
いつも二人から見下されているカンコくんは、なぜデブでブサイクで
自分が見下しているヲタくんが、このように一目置かれているかわかりません。
「アメリー家もフランソワ家も、ヲタさんの作ったゲームやマンガを高く
評価してるからですわ。
とくにアメリー家はマンガや映画でヲタさんの作品を真似している
負い目がありますのよ。
まあ、ヲタさんは自分もアメリー家の真似してるから気にしないと
おっしゃってますが・・・。」
どこからともなく現れたエリザベスちゃんが、テリーマンばりの解説を
して去っていきました。
18 :
ヲタくん 1:2001/08/10(金) 23:56 ID:6vDcNqrA
カンコくんはエラをピンと張りつめて、ウリナラ電波を吸収しながら考えます。
(ウリが色を塗ってる→50%
ウリがニホン家に文化を教えてやった→50%
結論:ヲタの作品=ウリの教えた技術でヲタに作品を作らせてやってる!!)
ウリナラ電波充電100%になったところで、カンコ君が大声で叫びます。
「ちょっと待つニダッ!!ヲタの作品は全部ウリたちが教えたニダ!!
だから、尊敬と感謝しるならウリにする・・・・(ドカッ!!)」
アメリー君がまず殴ってから、やさしく諭しました。
「いいかい。ヲタくんの作品はうちのウォルトおじさんが教えてあげたんだぜ。
それとも君は僕の言ってることに異議を唱えるのかい?」
アメリーくんの声は静かではありますが、明らかに恫喝の響きが入っています。
「・・・し、知らなかったニダヨ・・・。」
思わぬ事実に驚愕するカンコくん。
「自分の家の記録ばかり見て、他の家の記録を見ようとしないからですわ。」
フランソワちゃんはやれやれと肩をすくめます。
「ヲ、ヲタ・・・」
カンコくんが助けを求めて振り返ると・・・・
「・・・ここは、こういう色で頼む。」
「・・・はい・・・。わかりました・・・。」
なんと、ヲタくんはベトナちゃんに色塗りの手伝いをお願いしてるではありませんか。
「な、なぜニダ!!ウリよりベトナの方が安い金で働くからニダか?
ウリの色塗りがいいかげんだからニダか?それとも謝罪と賠償を要求するからニダか?
それとも・・・。」
カンコくんは思い当たることがたくさんありすぎて混乱しています。
ヲタくんはポツリと一言だけつぶやきました。
「・・・萌えないから・・・」
「ア、ア、ア、アイゴォーーーーー!!!!!」
どうやら、綾波チックなベトナちゃんが、ヲタくんの琴線に触れたのが原因のようです。
カンコくん、残念。
19 :
はじめまして:2001/08/11(土) 00:02 ID:3orU2UsI
新スレッドおめでとうございます。
日本人の持つ多面性を表現できればと思い、新キャラを作ってみました。
夏休みでニホン家に遊びにきている親戚という設定なので、趣旨に合わないようでしたら
自然とフェードアウトさせていってください。
一応キャラ紹介
ドキュソちゃん (^◇^)
・EU村やアメリー家が大好き。タイワンちゃんに慕われている。
アジア村には無関心。
・顔が真っ黒になるほどのお化粧好きで、歌と踊りが大好き。
・ニホン家の過去についてはまったく何も知らない。というより興味がない。
チンソーくん ヽ(`Д´)ノ
・言葉のボキャブラリーが少なく、「マジ」「ヤバイ」「ザケンナ」「コロスゾ」
を中心に会話する。
・我慢がダイキライで、気にいらないときは身近な抵抗しないものを殴る。
・他の町やニホン家の過去についてはまったく知らない。というか子供の頃から
愛飲しているトルエンのせいで頭が弱いため憶えられない。
・サヨおじさんからは溺愛されているが、本人はウザがっている。
ヲタくん
・無口。自分の興味のある分野には異様なまでの知識と情熱を持つが、
それ以外は無関心。
・アニメやゲームを『ニホンちゃんのために』作っているが、結果として
ニホン家にお金とよい評価をもたらしている。
・ニホン家での評価は低いが、地球町では高い評価を受けている。
ナベツネさん
・指をビュンビュンふりまわして、自分の感情の度合いを表現する。
・何でもニホン家が一番でないと我慢できない。謝罪と賠償を要求しない
ニホン家版カンコくん。
・口が悪く人の話を聞かない。とにかくお金で物事を解決しようとする。
(詳しくはいしいひさいち氏のマンガを参照してください。)
20 :
名無し:2001/08/11(土) 00:04 ID:LwoYHPnQ
最初の頃みたいな、比喩的な寓話も見たいよー
21 :
うう:2001/08/11(土) 00:27 ID:vucU41i2
>>8-19
15分程度の間に一気にネタアップとは、かなり溜まっていたようですね。
前半はちょっとズレてるかなと思いましたが、中盤から後半は楽しめました。
でも、このスレの趣旨的には、やっぱり若干ズレぎみかも?
チンソー君のせいかな?
22 :
雲国斎:2001/08/11(土) 00:28 ID:1z7As8Z6
引越しの忙しいさなかに書きこんでしまいました。すいません。
23 :
はっちゃけ名無しさん:2001/08/11(土) 00:52 ID:Hb8C/rnI
面白かたです。
ズレぎみなのは夏休みスペシャルだからということでいいんじゃないかな。
>>前スレ736のううさん
チョトウレシイヨ。
25 :
はじめまして:2001/08/11(土) 00:57 ID:c0uUlnYU
はじめまして。普段はプ板と速報版の住民です。
速報版からこちらを知り、ニホンちゃんに萌えてしまい、ついついネタを投稿
してしまいました。(^^;)
韓国についての知識は、ここ1週間の付け刃ですので、間違いなどありましたら
ご容赦ください。
>21さん
プ板のときと同じノリでネタ書いてしまって、ちょっと反省してます。
謝罪と賠償はした方がいいでしょうか?
とりあえず、5クール目おめでとう。
大切に育てていきましょう。
ニホンちゃん、良いよねえ。ほんと。
28 :
あ:2001/08/11(土) 01:37 ID:l/BFnBcU
>>8-19
しょっぱなから、なんちゅう濃い話を・・・
でも、こういうのスキ(w
29 :
しょちくれ:2001/08/11(土) 02:24 ID:KnR.QKqM
>クロイー君とイタリー君は爽やかに笑ってドキュソちゃんに応えました。
>そしてカンコくんは、狭いトランクの中でハルモニの言っていた「死にも勝る苦しみ」というものが、
>なんとなく理解できそうな予感に震えていました。
ブラックジャックは分かるんですが、
>イタリーくんは軽く指を動かすだけで
とういのは何ですか?
口に石を詰めるのはマフィアの裏切り者に対する制裁ですよね。
カンコ君虐待オチ、最近増えてますね。
オモシロイ。
30 :
おむすび:2001/08/11(土) 02:25 ID:RvhodtIE
初カキコですが、お眼汚し失礼
「やぁニホン」
「ん?あ、ゲルマッハ君!」
「ちょっと話があるんだ」
「・・?ん?なぁに?」
「えーとねぇー・・君のさぁ親戚にマッツダさんっていない?」
「んー・・いる!いるよ!それが??」
「実はねぇ、すまないこっちの本心じゃないんだよ、だけどEU町の会議で決まってしまって
マッツダさんのロタリエンジンは町内で禁止になったんだよ」
「どうして?なにか不都合でもあったの??」
「いや、違う・・ほとんど嫉妬と・・そう差別と言っても良いかな。ニホン家のものが世界一なのは
許せないらしいんだEUの連中は・・すまん・・」
「・・分からないけど・・悲しいな・・でもゲルマッハ君だけがどうして私にそれを教えてくれたの?」
「はは!ニホンちゃんはほんとに何も知らないんだなぁ・・」
「・・え?・・ごめん・・」
「いや、あやまる必要はないさ。あのロタリエンジンはねぇ、うちのバンケル叔父さんが考えたものだったんだよ」
「え・・?じゃぁじゃぁマッツダさんが盗んだ・・そうなの?」
「違う違う!そうじゃないんだ。バンケル叔父さんは理論だけで実用化出来なかったのさ、それをね買いたいって言ったのがマッツダさんだったらしいんだ」
「じゃ・・悪いことは・・」
「うん、していない。それどころか実用品にしてしまったんだから・・もう驚きだよ。そんなこともあるからウチのおやじなんかは『今度はマカロニーノ家抜きで』とかみたいだよ。それどころか、ほらニホンちゃんのすきな『おむすび』って言ってもう完全なニホン家の技術になってるよ」
「へぇ〜・・そうなんだ・」
「ちょっと待つニダ!」
「へっ?」「ふんっ!」
「おむすびは元々ウリナラ発祥のれ」
ドギャッ!!ボクッ!!
「兄上、これで良いのか?」
「うん・・来るとは思ったが、これほどパターン通りとは少々驚きだな。ご苦労だった」
「でわ戻る・・ニホン、またな」
「じゃ、ロタリのことは親父さんに謝っといてくれよ、またなニホン」
「あ・・じゃ、じゃぁ・・」
目が点のニホンちゃんは床にのびるカンコ君には気付きもせず帰宅しましたとさ・・・
End
31 :
はじめまして:2001/08/11(土) 02:48 ID:c0uUlnYU
>しょちくれさんへ
>>イタリーくんは軽く指を動かすだけで
>とういのは何ですか?
マシンガンです。分かりづらかったですね。(^^;)
32 :
:2001/08/11(土) 03:50 ID:qrfX77X6
>マシンガンです。分かりづらかったですね。(^^;)
すぐわかったよ。
大部分の人も理解していたと思われ。
ピストルかと思った。俺が知らないだけでマシンガンも名産なのか。
34 :
ワラタ:2001/08/11(土) 07:27 ID:Sx6GabFk
>>33 鉛弾一発で1000回氏ねるカンコ君万歳(弱すぎる!)
35 :
:2001/08/11(土) 08:22 ID:7OTmHLBQ
>>25 このスレでは、謝罪と賠償をするよりも次のネタを考えろ、
というのが定説となりつつあるようです。
36 :
裸足 ◆9pcsZGwc:2001/08/11(土) 09:27 ID:/9Ttg6Nc
え〜地鎮祭の採用ありがとうございます.しかしやはりここは一つ,ネタで.
遅れてもよかったんですよね.
「新スレ儀式 その4」
こうして新しいスレがたちました.地球組のみんなも大喜びです.
しかしアメリー君がさっと立って言いました.
「君はこのスレを立てた人かい?勝手なことをしないでくれるかな.
クラス委員長である僕の立場もわきまえずに・・・」
「ちょっと待った!」「ちょっと待つだす!」
みんなが振り向くとカナディアン君とオージー君が立っていました.
「アメリー君,君は同人板から来たね?」
「んだす.あそこには新スレを立てていいのは1000を踏んだものだけ,という
鉄のおきてがあるんだす」
「そう,それを破ったものはぼこぼこにされているんだ.アメリー君もそうだったのかい?」
「くっ」
「そうニダ!アメリーは謝罪と賠償しる!」
アメリー君は悔しそうに教室の外に出ていきましたが,一言つぶやきました.
「お前ら,覚えてろよ」
「やった〜」「やっただす,主役だす〜」イニシアティブがはじめて取れた二人は
そんなことどうでもよさそうです.
あれ,その中にいつのまにかカンコ君が混じってます.
それを見てチューゴ君がカンコ君の肩に手を置いて言いました.
「カンコ,アメリーの奴はこのことで鉛筆飛ばし防御下敷を配ってくるはずだ.
もちろんお前は受け取らないよな・・・」
「えっ,ア,ア,アイゴー!」思わず外に逃げ出すカンコ君.
主役を取られてしょげこむカナディアン君とオージー君が残されてしまいました.
<終わり>
遅らせながら
新スレマンセー
38 :
うう:2001/08/11(土) 11:00 ID:7OTmHLBQ
1話から読み直してたんですが、やっと最新作まで追いつきました。
足掛け3日かかった。
39 :
目次53:2001/08/11(土) 11:10 ID:gyT2Isk.
第363話、第364話は前スレ。
>>8-12 第365話「お勉強しよう」
>>13-14 第366話「マジヤバイザケンナコロスゾ」
>>15-16 第367話「ドキュソちゃん」
>>17-18 第368話「ヲタくん」
>>30 第369話「おむすび」
>>8 「プロローグ」は第365話に含めました。
40 :
あ:2001/08/11(土) 13:23 ID:DjYyKoLc
>>33 映画のイタリアン・マフィアはよく機関銃
使うだろ。
41 :
無名主義さん:2001/08/11(土) 13:30 ID:2Pm4ayds
ニホンちゃんの本はでてるのかなぁ?>コmケ
42 :
ある日の笑い(1):2001/08/11(土) 14:43 ID:eAKzUvT.
新参者です。
ひとつ話が浮かんだので、書き込んでみました。
ある日、木陰で本を読んでるニホンちゃんに、タイワンちゃんが
声をかけてきました。
「ニホンちゃん、なんの本読んでるの。」
本の表紙を見せるニホンちゃん。
「なになに・・・・、『銀河チョン雄伝説』?」
「うん、ウヨ君が貸してくれたの。」
「へぇ、どんな話なの。」
「ウヨ君が言うにはね、『才能はあるのに三年寝太郎なことをするのが好きな
主人公が、自分の偏った思想を成就させるために、敵も味方も皆殺しに
する』はなしだって。」
「・・・・・なんか、・・・・・・悪意全開な紹介ね。」
「でもね、『面白いから読んでみて』って、ウヨ君私にすすめるの。
おかしいでしょ。」
そういって、本当に可笑しそうに微笑むニホンちゃん。
タイワンちゃんはニホンちゃんのこういった笑顔が大好きです。
「ちょっとその本読んでいい?」
「うん、いいよ」
と、本を手渡すニホンちゃん。
「ありがとー。」
タイワンちゃんは本を手に取ると、その場で読み始めました。
(続)
43 :
ある日の笑い(2) 〜銀河チョン雄伝説1〜:2001/08/11(土) 14:45 ID:eAKzUvT.
「この世で何がもっとも卑劣で、恥知らずな行為か。それは、他人の悪事を捏造し、
そしてその捏造に乗っかかり、その人の全てを奪い取ろうとする事です。
ウリナラマンセーなど唱える前に、まずはこの種の悪辣な寄生虫どもを
駆除する事からはじめたらいかがですか。」
会場にいる査問会の面々は声も無かった。彼らは、チョパーがこれほど
辛辣な言葉を吐くとは、思ってもいなかったのだ。
「寄生虫とは我々のことかね。」
震える声で、チョソは聞いた。
「それ以外のものに聞こえましたか」
思い切り無礼にチョパーは答えた。
ガン!ガン!
チョソは思い切り木槌で机を叩いた。
「謂れ無き無礼、想像の限度を超える非礼だ。我々は君の性格そのものを、
疑わざるを得ない。査問会は更に延期されるだろう。」
「意義を申し立てます。」
チョソは更に激しく木槌を叩いた。
「被査問人の発言を禁ずる!」
「どういう根拠で!」
「宗主国の権限で。・・・いや、倭奴の発言など認めない。礼に従いたまえ。」
チョパーは思い切り無礼な態度で足を組んだ。
彼は暴発することを初めから決めていたが、今がその時だと思えた。
「どうせなら退場を命令してくれませんかね。いっときますけどね、見るに
堪えませんし、聞くに堪えませんよ。忍耐心にも限度ってモノが・・・・・・」
チョパーは最後まで言うことは出来なかった。血相を変えた伝令員が駆け込んで
来たからだった。
伝令員はチョソに近づくと、小声で何かを耳打ちした。
みるみるうちに顔色が変わっていくチョソ。
「緊急事態が起こった。査問会の方々は別室に来てもらいたい。被査問人は
そこで待っているように。」
ただならぬ事が起こったことはあきらかだった。
(何が起こったんだろう。北チョソがウラやシエナと組んで、カンに攻め込んできた
んなら面白いんだけどなぁ。)
ひとりそう考えているチョパーの顔は、お世辞にも聖人君子とは言えなかった。
(続)
44 :
ある日の笑い(3) 〜銀河チョン雄伝説2〜:2001/08/11(土) 14:46 ID:eAKzUvT.
しばらくして査問会の面々が戻ってきた。
「緊急事態が起こった。」
着席するなり、チョソは言った。
「ウリナラの経済が崩壊した。これは全てチョパーに責任がある。
チョパーよ、宗主国として汝に命ずる。汝の持つ財力、技術、
信用の全てを無償でウリナラに捧げ、ウリナラの復興に尽力せよ。」
チョパーは呆れた。
しかし、チョソはそれに気付かず、さらに続けた。
「尚、これ以後、ウリナラに対する苦情の全てはチョパーが全責任
をもって対応せよ。そして賠償等が発生した場合、すべてをチョパーが
負担せよ。」
チョパーは何も言わなかった。否、言えなかった。
これほどの要求を受けたものは、今まで存在しただろうか。
チョパーは笑い始めた。
おかしいな、とチョパーは思った。
全然可笑しくないのに、何故こうも自分は笑ってるのだろう。
笑いが消えることなくこみ上げてくる。
「大いなる怒りは、大いなる笑いに通づる」と故人は言ったが、これが
そういうものなのかもしれなかった。
(あの言葉を言った人にあってみたい)
絶え間ない笑いの中、ふと彼はそう思った。
(続)
45 :
ある日の笑い(4):2001/08/11(土) 14:48 ID:eAKzUvT.
「・・・・・・なんか、言える言葉がないわね。」
その本の一節を読んだタイワンちゃんが、そう呟きました。
「うん。でもね、私その時のチョパーの気持ちが、少しわか・・・・
はうっ!」
ニホンちゃんは、全てを言うことは出来ませんでした。
いきなり何かに後ろから突き飛ばされたのです。
驚いて、ニホンちゃんとタイワンちゃん後ろを見ると、カンコ君が
怒りの形相で立っていました。
「なんてことすんのよ、カンコ!」
タイワンちゃんが怒るも、カンコ君全く無視。
「おいニホン。お前が掃除をサボるから、ウリが変わりに先生に
怒られたニダ!謝罪と賠償を要求しる!」
あっけにとられるニホンちゃん。
タイワンちゃん呆れて、
「何いってんのよ!私とニホンちゃんは、割り当てられたとこは
ちゃんと掃除したわよ。どうせ自分のとこを掃除しなくて、怒られたんでしょうが!
自業自得って言葉、あんた知ってる?」
と反論するも、
「うるさいニダ!こういうことで、ウリがやらなければいけないとは、ニホンが
変わりにやると決まっているニダ!
おいニホン、今後こういうことがあったら、苦情は全てニホンに振るニダ!
そして謝罪と賠償は全てニホンがするニダ!」
と、言いたいことだけいってカンコ君、さっさと立ち去っていきました。
呆然とする二人。
突然笑い出すニホンちゃん。
その笑顔は、タイワンちゃんの知ってるものではありませんでした。
ただ、機械人形のように、高らかに笑い続けるニホンちゃんが、そこにいました。
泣きそうな顔で、首をふるタイワンちゃん。
(おかしいな)
ニホンちゃんは思いました。
全然可笑しくないのに、何故こうも私は笑ってるのだろう。
笑いが消えることなくこみ上げてくる。
「大いなる悲しみもまた、大いなる笑いに通じる。」と故人は言ったが、
これもそういうものなのかもしれなかった。
(あの本を書いたひとにあってみたい)
絶え間ない笑いの中、ふとニホンちゃんはそう思いました。
(了)
46 :
42-45作者:2001/08/11(土) 15:08 ID:D3EwY2jk
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/11(土) 17:27 ID:bdSW8jR2
4スレ上がっちゃってるので調整age
48 :
火の七日間1:2001/08/11(土) 18:27 ID:gyT2Isk.
「お呼びですか?チューゴ君」
カンコ君は胸の位置で拱手し、深く頭を垂れ、臣下の礼を取りました。
ここはチューゴ君の家。
「うむ、ご苦労・・・ん?なんだ?その作法は。ああん?」
チューゴ君は、かしずくカンコ君に冷たく言い放ちました。
「し、失礼しましたニダ・・・」
今度は五体投置して忠誠を表したカンコ君ですが、チューゴ君はまだ御不満のようです。
「こ、これでよろしいですかニダ・・・」
仰向けになったカンコ君を見て、ようやくチューゴ君は許しを与えました。身体の部位
で最も弱い腹部を見せることは、彼らの中での序列を決める上で重要なことなのです。
「実はな、昨日釣りに行ったんだが、少々釣りすぎてしまってな」
チューゴ君は冷蔵庫から大量の鯖を取りだし、カンコ君に下賜しました。
「ただいま」
持ち帰った鯖を見て、カンコ君のパパ、ママは大喜びです。
「これで家計が助かるニダ」
「ちょうど魚が食いたいと思ってたところニダ。秋刀魚だったらもっと良かったけどな」
タダでもらった御下賜品なのに、ずいぶんと失礼な物言いです。
「今晩は、コイツを肴に一杯やるか!」
カンコ君のパパはご機嫌です。ご機嫌ついでに太っ腹になりました。
「カンコ、ママの料理ができたら、ニホンの家に持ってってやれ」
49 :
火の七日間2:2001/08/11(土) 18:28 ID:gyT2Isk.
『ピンポーン』
ニホンちゃんが防犯カメラのモニターを見ると、鍋を持ったカンコ君の姿がありました。
「どうしたの?カンコ君」
「ホレ、おすそわけニダ。ありがたく食うがいいニダ!」
カンコ君は鍋をニホンちゃんに押しつけると、走って帰ってしまいました。恥ずかしか
ったのでしょうか?
「ママ、カンコ君からこんなのもらったよ」
ニホンちゃんは鍋を抱えてキッチンへ。
「ほほう、珍しいこともあるもんだな」
ニホンちゃんの声を聞きつけて、パパもキッチンにやってきました。
「どれどれ・・・」
パパが鍋の蓋をとると・・・好意的に言えば、香ばしい香りが漂いました。
「うわー、真っ赤っかだよ。鯖は味噌煮が好きなんだけどな。味噌は味噌でも、唐辛子
味噌か・・・」
これではパパ秘蔵の「天狗舞」とは合いません。が、これもまた一興。せっかく頂いた
ものですから、今晩のおかずにすることにしました。
「キャーッ!!」
リビングに居たニホンちゃんとパパに、ママの悲鳴が届きました。
「どうした!?」
「こ、これ・・・」
レンジにかけられた鍋を見ると、赤いヒモ状のものがウヨウヨうごめいています。
「早く捨ててしまえ!」
・・・今夜のおかずは、サバ缶になってしまいました。それにしても、芋虫入りの料理
をおすそわけするとは・・・。
50 :
火の七日間3:2001/08/11(土) 18:28 ID:gyT2Isk.
「迷えるウリたちに、食料を下賜してくださったタクミンパパ、チューゴ君にカムサハ
ムニダ。レーメン」
敬虔な祈りを捧げると、カンコ一家の楽しい夕食の始まりです。カンコ君は真っ先に大
好物の鯖の味噌煮コチュジャン風味にハシをつけました。
「・・・アヒャ」
「ど、どうした、カンコ!?」
鯖の味噌煮コチュジャン風味を口にしたとたんに、カンコ君はおかしくなってしまった
ようです。
「アーッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!アーッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!」
カンコ君は、この夜のものとは思えない奇声を発しながら、家を飛び出て行きました。
ドンドンドン!ドンドンドンドン!!
ニホンちゃんの家の門を叩く音がします。
ズシーン!ズシーン!!
今度は家全体を揺るがす大音響です。ニホンちゃんが防犯カメラのモニターを見てみる
と・・・。なんと、カンコ君が塀に体当たりしているではありませんか!!しかもよく
見ると、目がdjdj・・・。
「パパーッ!ちょっときてーッ!!」
パパはモニターを確認して状況を把握すると、急いで外に飛び出しました。
ズシーン!ズシーン!!ズシーン!!!
もう少しでカンコ君のエラが塀を貫きそうです。
「くそっ、こうなったら仕方がない!」
パパは車からガソリンを抜き取ると、塀に振りかけ、火を放ちました。
ゴォォォォォォォォォーッ!!
「ウリィィィィィィィィィイ!」
この業火の前には、さすがに塀に近寄ることはできません。カンコ君は他にターゲット
を求めて、夜の闇に消えて行きました。
51 :
火の七日間4:2001/08/11(土) 18:29 ID:gyT2Isk.
夜の町を徘徊するカンコ君の視界に、新たなターゲットがロックオンされました。その
ターゲットとは野良犬ぞぬ。カンコ君はすかさずアタックしました。
「ウリィィィィィィィィィイ!!」
「ぞぬ〜〜〜〜〜〜〜〜〜り!!」
ぞぬは普段はマタ〜リした犬ですが、仲間をカンコ君に食べられてしまったことがあったた
め、今やその怒りは頂点に達し、勇敢に闘う犬となっていました。そもそもぞぬの野良犬
魂は、そんじょそこらのペットショップで売られている犬とは比べものにはなりません。
ぞぬは口から火炎を放射し、カンコ君の攻撃をことごとくブロックしました。この闘いは
七日七晩続き、ついにぞぬは地球町を守り抜きました。
町のヒーローとなったぞぬは、今やどこの家でも人気者。通りを歩いていると声がかかり、
餌を貰えるようになりました。ぞぬがいてくれるおかげで、町の人たちも安心です。
さて、カンコ君は・・・?
「ウリィィィィィィィィィイ!!」
這い寄る混沌・・・2度目の脱皮を終えたカンコ君の咆哮が、闇に木霊します。
そう、闘いはまだ、終わっていなかったのです・・・。
52 :
:2001/08/11(土) 18:55 ID:KcS60PRQ
jojoか?
バオーだと思うのですが。
54 :
火の七日間:2001/08/11(土) 19:05 ID:gyT2Isk.
CodeRedネタ・・・。
55 :
100話作者:2001/08/11(土) 20:15 ID:vLlhk/n2
◆図書館の本(1)
「うんしょ、うんしょ。」
暑い日差しのもと、ニホンちゃんは大きな荷物を抱えて歩いています。荷物はよほど重いらしくて、ときどきよろよろしています。
ニホンちゃんが持っているのは「リナーストルマン図書館」から借りた本です。今日は本を返しに行くのですが、本が大好きなニホンちゃんは、借りすぎてしまって持ちきれなくなってしまったのです。
「ふぅー」館内は冷房が効いていて、ニホンちゃんはほっと息をつきました。
今度は何の本を借りようかなと思って本棚のほうをみると、後ろから肩をたたかれました。
「ひゃん!」ニホンちゃんがびっくりして振り向くと、タイワンちゃんが『しーっ』と言ってウインクしました。
『談話ラウンジの方にみんながいるの、ニホンちゃんもこない?』タイワンちゃんはひそひそ声でささやきます。なぜって、この図書館の司書のお姉さんはとってもこわいの有名なのです。
談話ラウンジの方を見ると、アメリー君やチューゴ君、それにカンコ君兄弟がいるのが見えました。
ニホンちゃんはこくんとうなずくと、黙ったままで(繰り返しますが、司書のお姉さんはとてもこわいのです)談話ラウンジにいきました。
56 :
100話作者:2001/08/11(土) 20:15 ID:vLlhk/n2
◆図書館の本(2)
「やあ、ニホンちゃん」アメリー君が陽気に声をかけます。実はニホンちゃんが図書館に来るのを見つけたのはアメリー君です。「図書館に来るところから見てたよ、よろけるほど本を持ってるなんて、よっぽど本が好きなんだなぁ。」
「あ、だ、だって。読みたいもの借りたら持てなくなっちゃっただけだもん…」ニホンちゃんはちょっと赤くなりながら言い返しました。
「それより、きょうはどうしてみんなここに?」
「うん、それなんだけどね。」アメリー君はカンコ君を冷たい目で見て言いました。「カンコのところで、うちから貸している本に赤虫を大発生させたんだよ。」
「ええっ、赤虫?」
赤虫は、本に付く虫で、手入れが悪いと大発生する性質があります。それも、紙質に好き嫌いでもあるのか、アメリー君の家の本にしかつかず、図書館の本にはつかないのです。
57 :
100話作者:2001/08/11(土) 20:16 ID:vLlhk/n2
◆図書館の本(3)
「カンコがうちのほんを勝手に持って行くから、『本を返してください』ってポスターを書いて持っていったら、ポスターの内容が気にいらんとか言って殴られるし、さんざんだったから呼び出したんだよ」
「ふぅん」本を返さない上、言いに来たアメリー君を殴るなんてひどい話です。
「ウ、ウリは悪くないニダ。あれは本を返さない奴は縛り首にすると言う脅迫文書ニダ。カンコパパになぐられて当然ニダ。」
「なに言ってるのよ、借りたものを返すのはあたりまえでしょう!」タイワンちゃんも怒っています。「うちなんか町内会に参加するから部屋中大掃除してきちっと返したのよ。それに本は大事にしないと。」
「まったくだ。本も返せないようでは町内会から出ていってもらうべきある。」
「そういえば、チューゴ君もたくさん本を読んでるけど、アメリー君からは借りてないの?」
「ああ、うちではアメリーの本ではなくて、このストルマン図書館を主に利用しているアル、利用料もタダだしね。」チューゴ君はニヤリと笑いました。「それに赤虫にも強いしな」
アメリー君はカッと頬を赤くしました。
「赤虫はきちんと本の管理をしていれば発生しないんだ。うちの本が悪いんじゃないぞ」
58 :
100話作者:2001/08/11(土) 20:17 ID:vLlhk/n2
◆図書館の本(4)
「なんとでも言うアル、うちではアメリーの本は借りてないアル。」
だんだん険悪な雰囲気になってきました。ニホンちゃんはおろおろするばかりです。
「そ、そうだキッチョム君はどこの本を…」と言いかけたとたん、キッチョム君がこっそり抱えていた本がどさっと床に落ちました。見ると「ニホン家に」とはんこが押されたアメリー君の家からの贈呈本でした。
「あ、あんたら兄弟はぁあっ!」おもわず大きな声をだしかけたタイワンちゃんでしたが、みんなによってたかって止められました。くりかえしますが、司書のお姉さんはとってもこわいのです。
「しかし、カンコ本当にうちでは困っているんだ。本は返してくれないし、赤虫を大発生させてうちの評判を落とすし。」
アメリー君は怒りをこらえながらおだやかに言います。
「なんとかしてくれないと、うちとしてそれなりの対処をすることになるよ」
「そ、それはニッテイの陰謀ニダッ!」ついにカンコ君は伝家の宝刀を抜きました。「すべては、ニッテイ36年が悪いニダ。ウリは何も悪くないニダアァアアッ! ニッテイがウリの家の本を焼いたニダァアアッ!」
顔は真っ赤なキムチ色、つばきをとばしてわめき立てます。
「ニホンはウリにシャザイするニダ、ホショウするニダ、ヒデヨシもウリの先祖の本を…」
あまりにうるさいのでタイワンちゃんが実力で排除しようと立ち上がったとき。
カンコ君の襟首をだれかがつかみました。
59 :
100話作者:2001/08/11(土) 20:17 ID:vLlhk/n2
◆図書館の本(5)
「だっ誰ニダッ! 今からウリはニホンにシャザイとホショウを…」
その人、図書館の司書さんは、眼鏡をきらりと光らせて言いました。
「図書館は騒ぐところではありません。談話ラウンジでも静かに会話することと書いてあります。」
そして、カンコ君はそこで初めて何が起こっているのかを理解しました。
「とりあえず、事務室でじっくり話を聞きます。後で父兄の方にも来ていただきます。」
カンコ君の家の折檻のきつさは町内でも有名です。カンコ君は必死で逃げる方法を考えました。
「ウ、ウリじゃないニダ、こ、これはニホンが悪いニダ」
「いいえ、私はあなた方をちゃんと見ていました。日の本さんも台湾さんも騒ぎを押さえようとしていました、すべてはあなたの責任です。」
言いながら、ほっそりとした見かけに似合わない強い力で軽々とカンコ君をつまみあげました。
「あなたの話はじっくり事務室で聞きます」
司書のおねえさんは、人一人を持ち上げているとはとても思えない優雅な足取りで談話ラウンジを横切っていきました。
60 :
100話作者:2001/08/11(土) 20:22 ID:vLlhk/n2
◆図書館の本(6)
そして、ラウンジをでるとき、彼女はふとなにかを思いついたように足を止めました。
「日の本さん。」
「は、はいっ!」ニホンちゃんはとびあがりました。「な、なんでしょうか。」
「あの本は、まだ返却日にはもう少しあったから、一度に無理して持ってこなくていいのよ。」
「えっ?」
「それから、いつもたくさん借りてくれて、おねえさんはうれしくてね。ありがとう。」
おねえさんはにっこりと笑いました。
(あ、おねえさん、笑うとこんな素敵なひとなんだ…)
そして、おねえさんは、ぽかんとしているみんなをおいて事務室にカンコ君を連れていってしまいました。
事務室からは「ア〜イゴォオ〜〜」という声が聞こえた近きこえなかったとか……
#CodeRedと知的所有権関連のネタをまぜてあります。
アメリー君の本=MSのOS , 図書館 = LinuxやGNUプロジェクトと考えていただくと
わかるかと。
・中国では紅旗Linuxがメインだそうです。
・タイワンはOECD加盟に際して、不正ソフトの一層を実施。
・北朝鮮で移るPCの画像はなぜか日本語Windows
・MSの不正コピー防止のポスターを貼った社員が脅迫容疑で逮捕された
などです。
>>54さん、CodeRedネタかぶってスマソ。
61 :
100話作者:2001/08/11(土) 20:27 ID:vLlhk/n2
訂正です(汗)
図書館の本(6)
>事務室からは「ア〜イゴォオ〜〜」という声が聞こえた近きこえなかったとか……
ここの「聞こえた近きこえなかった」→「聞こえたとか聞こえなかった」に訂正します。
一度は見直したんだがなぁ…スマソ
62 :
火の七日間:2001/08/11(土) 21:15 ID:gyT2Isk.
>>60 お気になさらずに。
いや〜同じCodeRedネタでも、人によって表現の仕方は様々なんですねえ。
おもしろかったです。勉強になりました。
つーか、私は目次製作者です。いつもはメール欄に「名無しぃ(作家名)」って書くん
ですけどね。最近はageるのが怖くて・・・。
63 :
新聞研究員:2001/08/11(土) 22:05 ID:QpZEEkhA
こんばんわ新聞研究員です4クールのときうちきられたので転載します。
103話の続編作ってみました。
それでは続編のはじまり。はじまり。(今回、長いよ)
(その1)
その叔父さんこそが霊界から帰ってきた若き日の姿のニッテイじいさん だったのです。
ニッテイ「ゴルァ!ヒトンチで何をしている!!!」
とニッテイがカンコとキッチョムのエリを両手でつかみます。
カンコとキッチョム「ウ、ウリはニホンがニッテイの墓参りするといったから仕返しにきたニダ。(怯えモード)す、すべてニッテイが悪いニダ。だからカンコ家とチューゴ家に謝罪と賠償を求めるニダ。」
ニッテイ「オレさまがニッテイだぁ。謝罪と賠償などとっくにしたんだから文句いうな。ゴルァ!」
カンコとキッチョム「ないニダないニダ。謝罪と賠償は実はもう充分に貰ったニダ。家を荒らしたのを許してほしいニダ(怯えモード)」
ニッテイ「じゃあ家を荒らしたことは許してやろう。ただし、条件がある。一つは盗んだものを返すこと。もうひとつは」
カンコとキッチョム「もうひとつは?」
ニッテイ「靖国墓地に参拝だ!!」
カンコとキッチョム「エ!靖国墓地!!ニダ!憲法違反ニダ。軍国主義ニダ。」
ニッテイ「まだ反省してないようだな(ギロリとニラム)」
カンコとキッチョム「参拝に行くニダ。行くニダ。靖国マンセーニダ」
ニッテイ「頼むぞ」
カンコとキッチョム「はいニダ。」
とそう答えた途端ニッテイじいさんはス―ッと消え、カンコとキッチョムは気絶した。
(続く)
64 :
新聞研究員:2001/08/11(土) 22:05 ID:QpZEEkhA
(その2)
次の朝、ニホンちゃんが起きてみると玄関の門のところでカンコ君とキッチョム君が二人仲良く気絶していました。
ニホンちゃん「パパー。ママー。カンコ君とキッチョム君がこんなところで寝てるー」
ニホンママ「大丈夫かしら。風邪ひいてないかしら。」
ニホンパパ「しかし、なんでこんなところで寝てるんだろう。」
ニホンちゃんはいやな予感がしました。以前キッチョムさんが米を盗んだからです。
ニホンちゃん「なにも盗まれてない(驚く)」
ニホンママ「ニホンちゃーんなにしてるのー。はやく看病してあげなさい。」
ニホンちゃん「はーい。ママ」
そしてやっと目を覚ましたカンコとキッチョム。
カンコとキッチョム「うーん。ココはどこニダ」
ニホンちゃん「私のウチのパパの寝室よ」
ニホンパパ「あー元気で良かった。カンコ君とキッチョム君を家まで送ってあげなさい」
ニホンちゃん「わかったわ。」
カンコとキッチョム「ウリたちはちょっと寄るところがあるから家には帰らないニダ。」ニホンちゃん「わかった!チューゴ君チでしょう。」
カンコとキッチョム「違うニダ」
ニホンちゃん「もしかしてウチに泊まるの?」と不安げにカンコとキッチョム聞きます。カンコとキッチョム「それも違うニダ」
ニホンちゃん「????」
カンコとキッチョム「とにかくウリはあるところに寄ってから自分で帰るニダ」
といいニホンちゃんチを出て行きました。
ニホンママ「あら?カンコ君たちは?」
ニホンちゃん「なんだか自分で帰るって言って帰っちゃった」
ニホンパパ「ふーん。さてとそろそろ墓参りに行くかぁ」
ニホンちゃん一家は車に乗り込み靖国墓地に向かいます。
(続く)
65 :
新聞研究員:2001/08/11(土) 22:06 ID:QpZEEkhA
(その3)
そして靖国墓地に着いて驚きました。
なんと!カンコ君とキッチョム君が靖国墓地の前で拝んでいるではありませんか!!
ニホンちゃん「どうしたの???」
カンコとキッチョム「見て分からないニダか。墓参りしてるニダ。」
無理もありません。普段なら謝罪と賠償を求めて墓参り自体反対するカンコ君たちだからです。
ニホンちゃん「信じられないわ」
ニホンママ「やっぱり外で寝てたから風邪ひいたんじゃないかしら。」
カンコとキッチョム「なーに言ってるニダ。ウリの家では儒教を信仰しているから先祖を大切にするニダ。ニホン、オマエも先祖を大切ニダよ」
なんだか今日はいつものカンコ君らしくないセリフでニホンちゃんはビックリです。
でもニホンちゃん一家は素直にカンコ君たちと一緒にお祈りしています。
そこへ事情を知らないアサヒちゃんがやってきました。
アサヒ「憲法違反よ。憲法違反。軍国主義よ。軍国主義。あーアジア町の人たちが傷つくわぁ。ねぇカンコちゃん、キッチョムちゃん一緒に謝罪と賠償求めましょう。」と白々しくオーバーに騒ぎます。
カンコとキッチョム「うるさいニダ。アサヒ、オマエも先祖にお祈りするニダよ」
アサヒ「私の先祖なんてロクなもんじゃないわ。軍人よ!軍人!人殺し!」
カンコとキッチョム「先祖を大事にしないなんてヒドイニダ。そんなやつカンコ家にもいないニダ。オマエなんかこうしてやるニダ」
と言ったあと、カンコパーンチ!キッチョムパーンチ!
そしてアサヒちゃんがあのセリフを言ったのでした。
アサヒ「アイゴーーー」
(終)
※欄外
いつもカンコ君だけでマンネリなので今回アサヒちゃんに言わせてみました。
66 :
新聞研究員:2001/08/11(土) 22:10 ID:QpZEEkhA
これも転載
というわけで中華マンションの人々(タクミンパパの出てくるやつ)の続編です。
それでは続編をどうぞ。
しかしこういう目にあっているのは自分だけではないことをチベットちゃんは気付きました。
そうです。ウイグルさんや内モンゴルちゃんも同じ目に会っていたのです。
そこで、ウイグルさん、ニンシヤ=ホイちゃん、コワンシー=チョワンちゃん、内モンゴルちゃん、チベットちゃんが集まってアメリーさんチに助けを求めに行きました。
アメリー「こんなにおおぜいでどうしたんだい?」
チベットちゃん一同「じつはタクミンパパさんが経営するマンション中華は汚くて、ロクな設備がないうえに高い家賃で困ってるの。それで引っ越したいんだけれど、力はあっちの方が強くて引っ越せないの」
アメリー「よし!そういうことなら手伝ってあげよう」
かくしてアメリーさんとタクミンパパが「チベットちゃんたちの引越しついて」の話し合いがはじまった。
アメリー「チベットちゃんたちを引越しさせてほしい」
タクミンパパ「それはできないアル。ウイグル、ニンシヤ=ホイ、コワンシー=チョワン、内モンゴル、チベットもウチの家族アル。それにまだアイツラ、子供アル」
アメリー「しかし、もうハタチ過ぎた大人じゃないか」
タクミンパパ「でも子供は親から見たら永遠に子供アル」
アメリー「それじゃ、永遠に親から離れられないじゃないか」
タクミンパパ「離れる必要ないアル。永遠に服従してもらうアル」
アメリー「もう怒った。こうなったら無理にでもチベットたちを自立させるぞ」
タクミンパパ「できるものならやってみろアル」
かくして中華マンションに大きなモメゴトがはじまるのであった。
67 :
新聞研究員:2001/08/11(土) 22:11 ID:QpZEEkhA
訂正
かくして中華マンションに大きなモメゴトがはじまるのであった。(終)
68 :
新聞研究員:2001/08/11(土) 22:13 ID:QpZEEkhA
まだまだネタがあるけど書いていいかい?
69 :
新聞研究員:2001/08/11(土) 22:43 ID:QpZEEkhA
というわけでまたまた続編(今度は212話の続編)を作ってまいりました。
続編どうぞ
しかし、調子に乗っていたカンコは忘れていた。
麻雀の発祥地があの家であることを。
「おい、カンコ。勝手にパクってるんじゃねぇ!!」とどす黒い声が聞こえた。
カンコ「チュ、チューゴ君!!どうしたニダか?」
チューゴ「どうしたじゃねぇよ。麻雀はオレンチが発祥なんだよ!麻雀ゲームはオマエが作ったんだよな!」
カンコ「そうニダ。」
チューゴ「だったら謝罪と賠償しろ。」
カンコ君カンカンに怒っています
カンコ「なんでニホンをマネしただけのウリが謝罪と賠償しなきゃならないニダ!!最初に作ったニホン家のほうに謝罪と賠償を求めるのが筋道ニダ(プンプン)(怒))」
一同「ほー。ヤッパリ、パクリなんだ。」
ハッとするカンコ君。しかし、時すでに遅し。
「アイゴーーー(泣)」
カンコ君、いつものように号泣して帰ってしまいました。 (終)
70 :
:2001/08/12(日) 00:53 ID:.BJwOTHE
続編はいいんだが、出来れば前作のあらすじくらいは書いて欲しい。
いきなり話が始まってしまってサパーリ判らんよ・・・・・。
71 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/12(日) 01:15 ID:xRXWWMh2
なべつねおじさん
「あいぐぉ。あいぐぉ〜」
今年も暑い夏がきました。
セミもハルモニおばさんも元気に鳴いています。
ドキュソちゃんは虫取り網を持って、元気にクロイーくんを
捕まえに行きました。
ヲタくんは夏のコミケの用意に夢中で、泣き声は全く聞こえて
いないようです。
チンソーくんはトルエンのやりすぎで、ラリって昏睡状態です。
72 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/12(日) 01:16 ID:xRXWWMh2
なべつねおじさん 2
そんな中、ニホンちゃんは縁側で、スイカをおいしそうに食べてました。
「うーん。夏だなぁ・・・。」
しゃりしゃりとスイカに歯を立てていると、ナベツネおじさんが指を
びゅんびゅん振り回しながらやってきました。
「なんだ。あのばあさんどもは暑苦しい。」
ナベツネおじさんだって十分に暑苦しいのですが、やさしいニホンちゃんは
口には出さないで、聞かれたことをだけ答えました。。
「サヨおじさんとアサヒちゃんが拾ってきたハルモニおばさんだよ。」
「まったく、あいつらはロクなことをしないな。バガヤロめ。
で、あいつらはバカサヨどもから何を言わされてるんだ。」
「えーとね。『われわれはニッテイの性奴隷にされた。謝罪と賠償をしる』
だったよ。」
「バカサヨはナチス強制収容所とかのB級エロ映画が大好きだからな」
ニホンちゃんに聞こえないような小さな声でボソリと言いました。
「ねえナベツネおじさん。セイドレイってなぁに?」
「あることないこと大声を張り上げてカネを巻き上げるお仕事だ。バガヤロ」
ナバツネさんはさらりと歪曲しました。
「ふーん。だから、あんなに元気に鳴き声を出すんだね。」
素直なニホンちゃんはふむふむと納得した様子です。
「しかし庭先であんな風に大声を出されたらたまらん。ニホン。あのバガヤロ
どもにこれを渡してきてくれ。」
そういってナベツネさんはお札の束をニホンちゃんに渡しました。
それはニホンちゃんが見たことないような大金でした。
「わあ・・・。これだけお金をあげれば、ハルモニおばさんたちも納得してくれるね。」
びゅんとナベツネさんの指がうなり、怒声をあげました。
「納得?なにいってんだバガヤローーー!!!」
びゅんびゅんびゅん。ナベツネさんの指は扇風機のように激しく回っています。
「買収だ。バガヤロ。これでカンコ家の前で
『自分たちはカンコ家の人間に騙されてニッテイの性奴隷にされた』と鳴くように
言わせて来い!!このバガヤローーーーーーー!!!」
そのあまりの剣幕にニホンちゃんは泣きながら逃げ出してしまいましたとさ。
どっとはらい。
73 :
0123:2001/08/12(日) 01:38 ID:keNibPNw
>>72 ナベツネのデンパが足らない。
足らなすぎるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!
オリジナル(いしいひさいち版)はもっとぶっ飛んでるぞ。
74 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/12(日) 01:42 ID:xRXWWMh2
むう、ニホン家の人からは誰からも相手にされないハルモニおばさんという描写が
きちんとかけてないな・・・。
もっと反省汁、自分。
75 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/12(日) 01:43 ID:xRXWWMh2
>>73さん
おおせのとおりでございますぅぅぅぅぅぅぅぅ!!
76 :
0123=42-45作者:2001/08/12(日) 02:00 ID:keNibPNw
>>75 あははは。
つまらん話書いた者が、えらそうな事言って申し訳ない。
ご容赦をば。
77 :
ネタ提供:2001/08/12(日) 02:13 ID:IjTeb9C.
ニホンちゃんとTシャツとアサヒ
「あ〜ん、もー。」
「どうしたのママ?」
「まーたアサヒのしわざね。あれほど一緒にするなといってるのに・・。」
「あ〜私のTシャツが真っ赤っか!!パパのYシャツも〜。」
原因は真っ赤なTシャツ。真っ赤なTシャツはアサヒちゃんのお気に入りです。
実はこのTシャツ、サヨックおじさんがニホンちゃんにあげたものなんですけどね。
真っ赤なTシャツなんて、恥ずかしくて着れないよね。ニホンちゃん。
それでタンスの肥やしになってたのをアサヒちゃんが見つけて着ているのです。
サヨックおじさん、どこで買ってきたの?このTシャツ。(答:チューゴ君ち)
色抜きするのはウヨ君の役目ですが、何度もやらされているうちに、さすがに
最近はムカツいています。
「いっぺんアサヒにはガツンせなあかんな・・。」
落ちない・・・
79 :
名無しさん :2001/08/12(日) 03:06 ID:y07C73Wg
80 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/12(日) 03:41 ID:xRXWWMh2
ニホン家は親戚がたくさん遊びに来てとてもにぎやか。
大広間からはたくさん笑い声が聞こえてきます。
そんな楽しそうな雰囲気から逃れるように、ニホンちゃんは縁側の廊下にポツリ
と座っていました。
ぼんやりと空を眺めているニホンちゃんに、一人の叔父さんが声をかけました。
「どうしたのニホンちゃん。」
ニホンちゃんは視線を変えることなく答えました。
「・・・うん、お隣にカンコくんっていう子がいるのだけど・・・。」
「その子やアサヒちゃんに言われたの・・・。カンコくんのお嫁さんになって
たくさんお金を稼がない限り、ニッテイおじさんと私の罪は消えないって・・・」
ニホンちゃんは自分自身に言い聞かせるようにつぶやきます。
「私はカンコくんに、お金を払うためだけに生まれてきたの・・・」
目に涙を浮かべながら、ニホンちゃんは叔父さんの顔をじっと見上げました。
叔父さんはニホンちゃんを思わず抱きしめ、優しく言いました。
「自分には・・・、自分にはお金を払うこと以外に何もないって・・・そんなこと
言うなよ。そんな理由でお嫁に行くなんてなんて、悲しいこと言うなよ・・・」
ニホンちゃんのけなげさに、おじさんは涙声。肩も震えてます。
「・・・私、なにをすれば許してもらえるか分からないの・・・」
ずっと心にしまっていた想いをニホンちゃんは声に出しました。
「・・・謝ればいいと思うよ・・・。こんな風に」
「!」
ニホンちゃんが見上げると、叔父さんは優しい目でこう言いました。
______
/_ |
/ \ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ / ― ― |
| / - - |
||| (6 > |
| | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ┃─┃| < 正直、スマンカッタ
|| | | | \ ┃ ┃/ \________
| || | |  ̄  ̄|
82 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/12(日) 03:52 ID:xRXWWMh2
ごめんなさい。ごめんさい。ごめんさい・・・。
どうしてもやらずにはいられなかったんですぅ〜。
反省と謝罪をしますから、賠償だけは許してください〜。
言い訳させてもらいますと、元ネタは統一教会。EVAを絡めて
ますが、始めにオチありきだったので、ロクな推敲してません。
次は真面目に書きますので、今回だけは許してください・・・
>>75さん いしい被災地ファンがいて嬉しかったです。
>>78 とりあえず初投稿。
なんか最近長めのが多いんで、短いの書いてみました。
84 :
:2001/08/12(日) 07:43 ID:.BJwOTHE
ちと、キャラ被りが気になるな。
イタリー君=マカロニーノ君
ハルモニおばさん=ナヌムお婆さん
に、した方がいいと思うんだが。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/12(日) 12:18 ID:LZ.0EWgw
「熱血江湖野球」
ある夏休みの一日、ニホンちゃんはいつものようにアサヒちゃんにいじめられていました。
ニホンちゃんが日ノ本家の旗である日の丸と、歌である君が代について肯定的なことを言ったのがきっかけです。
「日の丸の赤はニッテイの犠牲者の血の色の赤、白は骨の色の白なのよ!君が代だってニッテイを称える歌じゃない!あいかわらず反省が足りてないわね!」
なんでそんな無茶苦茶なことを言うんだろうとニホンちゃんは悲しくなりましたが、反論はしませんでした。
さて、その次の日、近くの野球場で高校の野球大会が始まりました。
ニホンちゃんは夏休みで暇なことだし、野球大会を見に行きました。
野球場につくと開会式をやっています。
観客席にはアサヒちゃんがいました。
「あら、ニホンちゃん。この野球大会は私と父のサヨックの主催でやってるのよ。」
「へえ、アサヒちゃんは野球が好きなんだね。」
「内野席を予約してるから一緒に見ましょう。」とアサヒちゃんと一緒に観戦する事になりました。
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/12(日) 12:19 ID:LZ.0EWgw
そうこうしてるうちに選手の入場が済み、選手宣誓もすんで、君が代が流れてきました。
「あれっ!?」ニホンちゃんがびっくりしてアサヒちゃんのほうを見ると、アサヒちゃんは直立不動して大声で君が代を歌っているではありませんか。
あまりのことにニホンちゃんがびっくりして呆けていると、君が代は終わってしまいました。
「なんであなたは立って歌わないの!」
「え、だって、アサヒちゃんは・・・」
「だってもクソもないの!野球大会では歌わなきゃいけないの!」
アサヒちゃんのあまりのけんまくにニホンちゃんはたじたじです。
「・・・ごめんなさい」ニホンちゃんは思わず謝ってしまいました。
「もう、今度からはしっかりしなさいよ!」
第一試合が始まりました。
後攻のチームが守備につき、プレイボールです。
ピッチャーがボールを投げると・・・カキーン!いきなり大きい当たりです。球はみるみる伸びていき、外野スタンドに飛びこみました。
これにはニホンちゃんも大興奮。
「うわー、先頭打者ホームランだ、すごいねえ。ん、あれえ・・・」
ニホンちゃんが外野スタンドを見てると、あることに気づきました。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/12(日) 12:19 ID:LZ.0EWgw
「日の丸と旭日旗が・・・」
なんとスコアボードの横のポールには日の丸と旭日旗がひらめいていたのです。
「何言ってるの!旭日旗は我がサヨック家の旗なのよ!あって当然じゃない!」
ニホンちゃんはものすご〜く違和感を感じましたが、アサヒちゃんのけんまくの前に何も言えません。結局、何も文句を言えないまま、アサヒちゃんと最後まで野球観戦しました。
さて、その次の日、ニホンちゃんが家で夏休みの宿題をしていると、外から焦げ臭いにおいと奇声がします。
何事かと思って外に出てみると、なんとカンコ君が日の丸を燃やして、変な曲を歌っているではありませんか!
「反省しる〜♪謝罪しる〜♪賠償しる〜♪」
「ちょっと、カンコ君、やめてよう!」
「ニホンは黙って反省しる!」
ニホンちゃんとカンコ君がもめていると、アサヒちゃんが通りがかりました。
「あ、アサヒちゃん。カンコ君が日の丸を燃やしてひどいんだよ。」
ニホンちゃんは昨日のこともあって、アサヒちゃんに助けを求めました。
「何がひどいことがあるの!あなたがアジアの声に耳を傾けないからいけないんでしょ!侵略の象徴たる日の丸が燃やされたってしょうがないわよ!」
「そうニダ!ニホンは反省と謝罪と賠償しる!」
結局いつも通り、ニホンちゃんの一日は過ぎていくのでした。
糸冬
88 :
テンシュ:2001/08/12(日) 15:33 ID:2DqS8BJI
蒸し返して恐縮だけど、私の中では、現代の国家関係もさることながら、大戦当時の国家関係が
非常に興味深く組みあがってます。当時、表面だけかもしれないが、親日とよべる国家(地域)は
ドイツとタイワンとインドぐらいしか私は思い浮かびません。
インドは東京裁判で日本の弁護をしたし、タイワンは本省人(字合ってます?)の日本精神、
そしてナッチに到っては、驚くなかれ、日本人はアーリア人の1種なんですって!!
そういうわけで、イン堂君はキャラが弱いので、タイワンちゃんとニホンちゃん、それに元は
ナッチキャラだったアーリアちゃんが、ずっと仲良しなのです。でもビスマルクをうんだプロイ
センって、東ドイツだったような……。
また、いまシンタローとソーイチローの番組をみてましたが、こういう番組で勉強するたびに、
ああ、アメリカってすげえなあ、と思う次第です。
89 :
名無しさん:2001/08/12(日) 16:18 ID:2GliY7iA
アーリアって最初に登場した時、ゲルマッハをわざわざ
女にしたのかと思ったよ。なっちキャラだと爺さんと被るしな。
90 :
新聞研究員:2001/08/12(日) 17:07 ID:INEF8uiI
70番さんすいません
では103話 再録
靖国造りと云われるその仏壇の前には、お花と、沢山のお供え物。
そしてニッテイ祖父の形見、菊の形をした置物の上に黒い眼鏡と
パイプが置かれていました。
「ママ、これでおじいさんもかえってこれるね。」
「そうね。」
ニホンちゃんとママは、朝からお盆の準備をしていたのです。
ママは、少しうつむいて
「本当は、墓地でできたらいいんだけど・・・・。」
「うん」
ニホンちゃんは、小さくうなずきました。
ニッテイ祖父は、有名な暴れん坊だったそうです。優しいところもあったのですが
暴れ出すと止まらないので近所の人たちは、思い出したくもないようです。
その為、アジア町にある靖国墓地でお盆を迎えることが出来ませんでした。
「ねえママ、眼鏡とパイプは横に置いた方がいいんじゃない?。」
「ダメよ。この方がニッテイおじいさんが静かに眠れるのよ。」
「ふ〜ん」
「さあ ニホンちゃん、ご飯の支度をしましょ。今夜は御馳走よ。」
「うん」
そんな二人の背中に鋭い視線が注がれていた。
next
91 :
新聞研究員:2001/08/12(日) 17:08 ID:INEF8uiI
二人の兄弟が一緒に寝るなんて何年ぶりでしょう。
「兄さん、やったニダ チョロいものニダ」
「ああニッテイへの恨みは、まだまだ消えないがな」
「二人で力を合わせれば何でも出来るニダッ!世界は、ウリ達のもんニダ」
視線の送り主はカンコ君とキッチョム君でした。いつもの調子でニホンちゃん家に
上がり込みさんざん悪態をついた後、小遣いをせびり、晩御飯を御馳走になって
ニホンちゃんのお家でお泊まりです。
キッチョム君が、視線を仏壇に向けながら
「カンコやるぜ、今こそニッテイ支配の恨みを晴らしてやる」
と言うと仏壇のお供物をポケットに入れていきます。
「ウ、ウリも遅れないニダ」
焦ったカンコ君は躓いてしまい、ニッテイ祖父の眼鏡とパイプを落としてしまいました。
それでもお構いなしです。黙々とポケットに詰め込んでます。そんな二人の肩に手がかかります。
「だッ誰ニダ」
そこには見たこともない叔父さんがたっていました。
「こらこら、いくらお腹が空いたからと言ってもぬすみはよくないぞ」
「うっ、うるさいニダ、これは賠償ニダ、反省しるニダ」
カンコ君が言い終わらないうちに、テポドンLoveを右手に握りしめキッチョッム君が叔父さんの
懐に飛び込ました。
ゴッキィィ−ン
それは、オカルト板やペット虐待板に出てくるような音でした。
というわけで続編につづく。
92 :
新聞研究員:2001/08/12(日) 17:14 ID:INEF8uiI
中華マンションも再録
新キャラを考えてみましたどうでしょうか?
タクミンパパ:チューゴ君のお父さん、顔が怖いマンション中華を経営している、住民にはウイグルさんもいる。笑った顔はもっと怖い
チベットさん:チューゴ君のお母さん、細面の美人、タクミンパパの暴力に耐えかねている。
ある日ニホンちゃんのお家にチューゴ君のお母さんのチベットさんがやってきました
「ニホンちゃん、ちょっと大人のお話をするから二階にいってなさい」
「は〜い」
しかしニホンちゃんは廊下でこっそり聞き耳を立ててみました。
話は少し難しかったですが、どうやらチベットさんは夫のタクミンさんから虐められてること
チューゴ君の家であるマンション中華は昔はチベットさんの祖父のダライさんと共同経営してたこと。
でもダライさんは騙されていまは追い出されてしまったことを聞きました。
ニホンちゃんのお父さんは「酷い話だな、よし町内会長のアメリーさんに相談してみよう」といいました。
しかしそこにタクミンパパとチューゴ君がやってきました、タクミンパパは
「人の家の事情に干渉しないでもらおうか、さあ帰るぞチベット!」
と無理やり彼女を連れ帰ろうとします。チベットさんは嫌がりましたがそのまま連れて行かれてしまいました。
ニホンちゃんは大人の世界は色々と大変だと思いました。
(落ちがないなあ・・・なにかいい落ち思いついた人がいたら改正していいよ)
93 :
新聞研究員:2001/08/12(日) 17:18 ID:INEF8uiI
212話も再録
ニホンちゃんはパパから最新鋭のノートパソコンをプレゼントされました。前からやってみたいと思うインターネットに入りたかったのです。
立派なノートパソコンです。早速電話線を使ってプロバイダー登録を完了しネットの世界に入っていきました。
学校のパソコンと違って手の形に変わったところをクリックすると制限もなくアクセスします。あらゆる写真や音楽がパッパッと表示・再生され、インターネットの技術を堪能しました。さて、ニホンちゃんは「2ちゃんねろ」という掲示板のハングル板というところにやってきました。難しいことが書いてありますが、あまりの面白さにおなかが痛くなります。
記事の中に青色でリンクが張ってあったのでクリックしてみました。見慣れない文字列が入っています。.krという文字です。
.krとはカンコ君のテリトリー内にあるサーバにアクセスすることなのですが、インターネット初心者であるニホンちゃんにはそんなこと分かりません。
表示が・・・・遅い。
あまり遅すぎなので真っ黒な画面を見るのに疲れてしまいました。「さくら〜、夕飯よ〜」
ママが呼んでいます。仕方がないので、パソコンの電源を切りました。
夕飯が終わって、後片付けをしなければと自分の部屋に帰ってきました。切ったはずのパソコンの電源がついています。机の裏から奇妙奇天烈な声が聞こえてきました。
「ニーダニダニダニダニダァ、ニホン、おまえはウリの家のコンピュータを潰したダニ、
復旧には時間がかかるダニ、10分間に付き半万ウォンの損失が出てるダニ。贖罪と賠償を要求するダニよ」とカンコ君が出てきて怒鳴り始めました。 (続く)
94 :
新聞研究員:2001/08/12(日) 17:21 ID:INEF8uiI
ニホンちゃんはさっぱり意味がわかりません。なぜカンコ君がいるのか、切ったはずのパソコンの電源が入っているのか、なぜ賠償請求されるのか・・・
「どうしたの。カンコ君」
「ニホン、おまえはアクセスしている最中に通信回路を切ったダニ。おかげでウリが一生懸命ダウンロードしている最中の暗き舞の新譜が消えてしまったダニ。取り急ぎ黒き舞の新譜CDを要求するダニよ。」
「えぇ! そんなこと私関係ないわよ。大体著作権が有る音楽ファイルのダウンロードは法律違反じゃない。」
「ニーダニダニダニダァ、ウリナラは著作権なんか無いニダァ。ケンチャナヨ〜!!!!ウリナラマンセ〜!!!」
「ごめんなさい、カンコ君の家では文化を守る習慣が無いのね。仕方が無いわ、新譜買ったあげる。でも、私インターネットのことあまり知らないの、カンコ君の機械はすばらしいんでしょうね。教えてくれない?」
「最初から素直にそういえばいいんダニ、よーし、ウリナラの技術の先端を教えてやるダニ、このことはラジオ・カンコ君の放送で町内に発表するダニよ。」
と、カンコ君はニホンちゃんを連れて家に向かいました。カンコ君の家はキッチョム家と玄関から3尺8寸の線で区切って住んでいます。
土間のみずぼらしい座卓にパソコンが置いてあります。
「えっ!、ピーシーはちはちぃ!」
「そうニダ、これはパルパル年のオリンピックで大活躍したウリナラ電気のパソコンニダ。IBM PCより早く高解像度を実現したPCニダよ。ニホン、おまえの所はこの技術を盗んでPC98という機械を作って国民機と言っていたニダ。技術泥棒とはおまえ達の事ニダ。」
「これって、インターネット使えるの?」
「あたりまえニダ。通信速度は1200bpsニダ。うちはIT先進技術を駆使してるニダ。
うっ!上司の見回り、続きはあとで。
95 :
新聞研究員:2001/08/12(日) 17:22 ID:INEF8uiI
「フーン、どんなものかちょっと触らせてね。」
「待て!待つニダ! ウリのPCを動作させるには何か注文するニダ。」
「1ドリンク30分制限ニダで、30分過ぎると追加料金請求するニダ」
仕方なく、ニホンちゃんはコーヒーをカンコ君に頼みました。カンコ君は台所に入り、特業務用のインスタントコーヒー壜を抱え、コーヒーを入れてくれました。
出てきたコーヒーを一口すすると、味も何もあったものではありません。ドロ色がついた生ぬるい液体でした。
「ウリナラ起源のコーヒーニダよ。カプチーノなんて問題にならん位おいしいニダ」
ニホンちゃんは相手にせず、PC-88の前に座りました。ディスプレイの右横にカセットテープが置いてあります。ソニー製で「CHF」と印刷してあり、「ウルトラ4人麻雀」と汚い字で書き込んでありました。
なんに使うのか分からないので、カンコ君に聞こうとすると、左肩からキム臭い香りが急に起こりました。
「これはウリマルが発祥の麻雀ゲームニダ。古美術を大切にするウリマルの伝統にのっとってカセット式のデータレコーダを使っているニダ、おまえのところのように文化芸術をバカスカ捨てることは絶対にせんニダ。」
長い・・・まだ続く予定
ギャグで終わらせようと思ったんだが、書いているうちにだんだんシリアスになってくるよう〜
再録終わり続編に続く
96 :
うう:2001/08/12(日) 17:40 ID:5o20k0sg
再録いれるより、単品で読めるように話を作ると良いと思うよ。
だが、ネタ職人さんがだんだん上達していくのを見守っていく
のも楽しみなんぢゃよ、フォフォフォ...
書いてみたけど、
うまくツッこめないな。漏れもツッこみ方、勉強中...
97 :
:2001/08/12(日) 17:42 ID:5o20k0sg
ごめ〜ん、無意味にあげてしまった。スマソ
98 :
:2001/08/12(日) 18:39 ID:irB0X.NM
ハングル板 kaba に引っ越ししてたのか・・・。
「かちゅ〜しゃ」で見ようとたら、いきなりこのスレが/kako/扱いになっててビビタヨ。
99 :
:2001/08/12(日) 18:42 ID:5o20k0sg
えーと、漏れがあげるのって、いやなんだけど
「北方池を返せ」――ウヨ君VSロシアノビッチ――
1
「頼もうッ!」
ウヨ君がロシアノビッチ家のドアを叩いたのは、蒸し暑い夏の夕暮れのことでした。
学ランに愛刀・関ノ孫六。隣にニホンちゃんがいます。
ドアの開くまでの間――ウヨ君は刀の柄を地面に立てて手を休め、そしてニホンちゃんの小さな胸は緊張ではち
きれそうになっていました。
(うぅ……ドキドキするよう……)
じつは今回の訪問はニホンちゃんだけの予定だったのですが、ウヨ君が強引についてきたのです。
「姉さんは頼りないからね」
とのことですが、ニホンちゃんは不安を隠しきれません。議題といい両者の性格といい、荒れることは間違いな
いからです。
ニホンちゃんはそっと弟の横顔をのぞき見ました。
透き通るような白い肌に、大きな目。まだ稚さが多分に残る顔立ちは、どこか仔犬のように愛くるしいのです。
さらさらの黒髪に鉢巻きを締め、その瞳は迫る対決に燃えています。
一見すると可憐な美少年ですが、実はニホン家きっての強硬派とは、なかなか信じてもらえないかもしれません。
しかし彼はニホン家の嫡男をもって任じているのです。ニホン家の現状に対する不満もあり、何かと過激な言動
が目立ってしまうのでした。
2
ギギギーーィィ……。威圧感に満ちた巨大なドアが、怪物の顎(あぎと)のようにゆっくり開かれました。薄暗
い室内から、ロシアノビッチ君が顔を見せます。
「おーう、良く来たな。何もねえけど、まああがれや」
「邪魔する」
「お邪魔します……」
ロシアノビッチ家、クレムリン荘。
足を踏み入れた途端、ニホンちゃんは気が遠くなるのを覚えました。そこには、これまでの短い人生のなかで親
しんだ世界とはまったく異質な空間が広がっていたのです。
掃除も殆どなされていないだだっ広い大ホールは、歩くと埃がもうもうと舞い上がります。照明の大部分には電
球がありません。そのせいで室内は薄暗がりに沈んでいます。
壁はうちっぱなしのコンクリート。調度は殆どなく、殺風景を通り越してナチス会のガス室のように陰惨です。
ホールのあちこちに、借家人だか浮浪者だか得体の知れない連中がうずくまり、目ばかりぎょろぎょろさせてい
ます。
黴臭い風が吹きつけました。ニホンちゃんは全身がそそけだつのを感じ、ここには何か憑いている、と確信しま
した。
……クレムリン荘は、ロシアノビッチ家が辺境の蛮族だった時代から、その血腥い政争劇を見つめてきたのです。
雪深い宮殿の中で囁かれる陰謀。敵に対する無慈悲な弾圧、そして味方に吹き荒れる粛清の嵐。すべての背後で
蠢く秘密警察。荒れ狂う農奴反乱、どれほど弾圧しても涌いて出る異端宗派。
そのすべてをクレムリン荘は見届け、しかし黙して何も語らないのです。
「姉さん、オレから離れるな。ここは……森羅殿だ」
ウヨ君が地獄の宮殿に喩えたのも由ないことではありません。
ロシアノビッチ君は振り返りもせず、黙々と歩きつづけています。
ニホンちゃんはウヨ君と腕を組んで、そのあとをついていきました。
3
やがて通された部屋は――意外なことに、洗練されたサンルーフの喫茶室でした。
「悪りいな、びっくりしただろ? この部屋くらいしか手が回らなくてよ」
ロシアンティーを淹れながら、ロシアノビッチ君ははじめて笑いました。
「俺恥ずかしくてよ。あのホールじゃ合わす顔もなかったぜ」
「いつもあんな風なのか? えらく荒れていたようだが」
「昔はもっとちゃんとしていたんだがな。親父の商売がコケて以来、荒む一方だぜ」
「なんか、いろんな人がいたけど」
ニホンちゃんが尋ねました。さっきから疑問だったのです。
「ああ、あいつらは元・転借人。倒産のどさくさに紛れて、ほうぼうの借家人が独立しちまっただろ? そんで
その借家人からさらに家を借りてる連中――俺から見れば転借人だな――そいつらが独立した新しい家主と折り
合いが悪くなって、追い出されちまったのよ。で、ウチを頼ってきてよ。もう奴らとの縁は切れてるんだが……
まあ、屋根くらいは貸してやってる訳だ」
「ふーん……」
「ただ、手癖が悪くてな。電球盗むからまともに照明できねえし、家の者にカツアゲはするし……。なによりガ
ラが悪い。扱いに困ってるところさ。
まあそれよか、お茶飲めお茶。美味いぞ」
「へえ、ジャムを入れるんだ……ううっぷ! ご、ごほ、ごほ」
一口含むなり、ニホンちゃんは咳き込み始めました。
「姉さん!」
「ど、どうした…? ん? あ、ああ……!」
「心当たりがあるのか!? 貴様姉さんに何をした!」
ウヨ君は関ノ孫六を掴みました。万一の際は、ロシアノビッチ君を斬り捨てる覚悟でした。
「だ、大丈夫。姉さん大丈夫だから……でもロシアノビッチ君、これ…ウオツカ……」
「済まねえ、入れ過ぎた……」
ロシアンティーはジャムをウオツカで溶き、その上に紅茶を注ぐのですが、ロシアノビッチ君はうっかりして、
自分のお好みを出してしまったのでした。
「ひどいなあ。のどが爆発するかと思ったよ〜」
ニホンちゃんはくすくす笑いました。屈託のない笑顔です。
これまで、ロシアノビッチ君と話すことは殆どありませんでした。始終へべれけになっている彼が、はっきりい
って怖かったのです。今日は照れ隠しもあるでしょうが、打ち解けてくれて嬉しかったのです。
「悪いなあ。俺はいつもそれだからよ」
ロシアノビッチ君も苦笑しました。
およそ女っ気のない彼ですが、ニホンちゃんに笑ってもらえるのは決して悪いものではありません。日ごろ軟弱
者よばわりしているマカロニーノ君を理解したような気がして、そんな自分がおかしかったのです。
喫茶室に和やかな空気が流れました。
4
「早速本題に入るが――」
ウヨ君がぶっきらぼうに切り出しました。ニホンちゃんに男が近づくときまって不機嫌になるのです。
「北方池に、多数のゴムボートが確認されている。これはどういうことだ!?」
「どうもこうもねえよ。あそこは我が家の領土だ。どうしようと勝手だろ」
「ニホン家の領土だ! 百歩譲って係争地だとして、そこに第三者を介入させるとは、およそ誠意を欠く態度で
はないか?」
「そんなムキになるなよ。たかがゴムボートじゃねえか」
「不法占拠を既成事実化されるといっているのだ」
ロシアノビッチ君は肩をすくめました。
「せっかくの池を遊ばせとく法もねえだろ。純粋に商業上の問題だ。協議にそぐわないね」
ギリッ。ウヨ君の奥歯が鳴りました。
話になりません。「やらずぶったくり」が家訓のロシアノ家にまともな抗議が通じるとは思っていませんでした
が、これではまるきり子供のお使いです。
といって、抗議以外に取れる手段はほとんどないのです。ニホン家とロシアノ家はほとんど付き合いがありませ
んし、ロシアノビッチ君が理解できる唯一の言語――つまり肉体言語――は五十年来の禁じ手です。
(なんとしたたかな……よりによって、この時期を選ぶとは)
最近ニホン家は、カンコ家やチューゴ家とギクシャクしがちです。強く出られないと見越してすかさず揺さぶり
に出る外交手腕に、ウヨ君は感嘆を禁じ得ません。
「ふう……」
深く腰掛けなおしました。指を組みます。早くも切り札を切るしかないようです。
「……どうしても、ゴムボートの操業を取り消すつもりはないのか?」
「ねえな。なんなら操業権を買うか?」
「――誠意ある回答のない場合、ニホン家はアメリー家の『町内スプリンクラー計画』に全面支援を表明するぞ!」
ウヨ君の――いや、ニホン家のとっておきの切り札が迅雷のように閃いた瞬間でした。
5
『町内スプリンクラー計画』。アメリー家の進める最先端の防衛システムです。
アメリー家を中心に街灯や道路にスプリンクラーを張り巡らせ、花火を探知すると、全自動で消火するシステム
です。つまり、これが実現すれば花火を無効化できるのです。
「なんだと?」
ロシアノビッチ君は意外なことの成り行きに面食らってしまいました。
「お前……情けねえ野郎だな。虎の威を借るなんとやらか?」
「何とでもいえ。我が家の領土を守るためなら、何でも利用する」
自嘲の影がウヨ君の口元に浮かびました。
(我が家はどこまでもアメリー頼みか)
という無力感と滑稽感、脱力感がどっと襲ってきたのです。
(くだらない。なにもかもくだらない!)
空虚なドグマに支配されたニホン家。大声でわめき散らす愚者の楽園。老いぼれた九官鳥のような低脳どもが、
悪意あふれる隣人の幇間を務める我が家。
見ろ、オレは目の前の蛮人に、独りでは手も足も出ない。さぞ満足だろう、祝杯でもあげたらどうだ!
内側に沈潜したウヨ君を尻目に、ロシアノビッチ君は冷静に算盤を弾いていました。
町内スプリンクラー計画は、現在の技術では殆ど不可能なのです。しかしアメリー家とニホン家が手を結べば、
あるいは、とも思います。万一実現可能だとしても……。
(ま、譲歩するのは目鼻がついてからでいいわな)
「勝手にしろ。とにかく北方池は我が家の領土だ。指図は受けねえ」
……交渉は決裂しました。
6
辺りはすっかり暗くなっています。
ニホン家の姉弟は帰途についていました。
ウヨ君は思いつめた表情で大股に歩き、ニホンちゃんはロシアノビッチ君が別れ際に漏らした言葉を思い出して
いました。
「俺だってよ、ニホン家と仲良くしたいとは思ってるよ。だけど領土だけは譲れねえんだよ。大した利害の対立
もねえし、北方池さえ諦めてくれれば、俺たちはいい友達になれると思うんだがなあ」
社交辞令ではなく本当に残念がっているようでした。身勝手もいい所だわ、とニホンちゃんは思いましたが。
「姉さん、オレ決めたよ!」
不意にウヨ君が叫びました。え、と顔を上げるニホンちゃん。
「オレがニホン家の当主になった日には、もう誰にも我が家を侮らせない。チューゴもカンコもロシアノビッチ
も、その行動にふさわしい報いを受ける。犬や蛮人には相応の扱いをするべきなんだ!」
よほど腹に据えかねたのでしょう、柔らかそうな頬が上気しています。
来るべき復讐を熱く語るウヨ君を見つめながら、危ういな、とニホンちゃんは思いました。
ニホン家は、強いのです。
ウヨ君は忘れがちですが、今でも本気になればアジア町が束になっても敵わぬほどの強さです。
そして強者には責任がつきまといます。感情にまかせて喚き散らすカンコ君の真似をしてはいけないのです。ニ
ホンちゃんの見るところ、ウヨ君はその自覚が弱いような気がします。
世の不幸とは、強さの自覚のない強者が巻き起こすもの。
その事実をウヨ君が悟る日はくるのでしょうか。
道端の草むらから虫の声が聞こえてきました。どこかで蛙も鳴いています。
ニホン家の姉弟は未来に思いを馳せながら、夜道を歩きつづけるのでした。
終
※ウヨ君のイメージはイラスト倉庫10番の61さんの作品が元ネタです。
107 :
:2001/08/12(日) 20:39 ID:5o20k0sg
>>100-106
よかったです、漏れももっと精進しよ...
108 :
かかっ:2001/08/13(月) 01:16 ID:sxHmUJiQ
さんぱい
ある夏休みの一日、タイワンちゃんとニホンちゃんは、
カンコ一家のハンストを見に行くことにしました。
ニホンちゃんは、カンコ一家がハンストをする事は知っていましたが
何をするのか分からなかったので好奇心も手伝って
タイワンちゃんと神社へハンストを見に行くことにしました。
神社につくと向いに壇を作ってカンコ一家が陣取っていました。
二人は離れて見ることにしました。
「そういえばはんすとってなんなんだろ。タイワンちゃんわかる?」
「えーと、はんすとっていうのは、」
「ハンスト、ハンガーストライキの略称、要求を通すための闘争手段として
絶食によって行う示威行為の事だ」
いつの間にか横に立っていたアーリアちゃんが説明しました。
「あっ、アーリアちゃん」
「げ、なんであんたがここにいんのよ!」
「ん、私も奴の抗議行動がどのような物か興味があってな、立ち寄ってみた」
「チッ」
「お、一家でなにか訴えているぞ」
アーリアちゃんはカンコ君達を指差しました。二人が見てみると
カンコ一家はプラカードを出したり、泣叫んだりして、訴えていました。
109 :
かかっ:2001/08/13(月) 01:19 ID:sxHmUJiQ
さんぱい2
「シシローの神社参拝は断固拒否するニダ!それは日付けをずらしても
一緒ニダ!」
「シシローの神社参拝はニッテイ35年の(略)」
「寿司の起源はウリナラニダ!!」
内容はともかく、涙ながらに訴える様をアサヒちゃんがビデオに撮ったり、
インタビューをしています。
(きっとまた学級新聞に書くんだろうな・・・)
ニホンちゃんはため息をつきました。一家のボルテージもあがってきた
ところで、カンコパパが言いました。
「ウリ達はシシローの神社参拝の中止を求めて8月15日まで
ハンストリレーを決行するニダ!!」
誇らし気に宣言するカンコパパ、アサヒちゃんは拍手を送っています。
ニホンちゃんはふと、疑問に思いました。
「ねぇ、ハンストリレーって、リレーって事は断食とか絶食を交代で
するってことかな?」
「そうじゃないの?リレーだし」
二人が話していると、
「いや、絶食・断食を交代制にしたらそれはもはやハンストの意味を
なさなくなるぞ」
アーリアちゃんが指摘しました。
「あ、そか」
二人は顔を見合わせました。
よく見ると一家に緊張感は無く、談笑したりしていました。
とても抗議に来ているとは思えません。
110 :
かかっ:2001/08/13(月) 01:23 ID:sxHmUJiQ
さんぱい3
2時間半程たったころ、カンコ一家が帰り支度を始めました。
「あれ?カンコ君達帰っちゃうよ」
「ストライキはまだ始まったばかりじゃ無いのか?」
アーリアちゃん首をかしげています。
するとカンコ君が三人に気付いて駆け寄ってきました。
「ニダッ!ニダニダッ!!ニホン、ウリ達のハンスト見てたニダなっ。
どうニダ、ウリ達の体を張った抗議活動は」
どこか誇らし気なカンコ君、するといまにもマジ切れしそうな
タイワンちゃんが言いました。
「あんたやたらキムチ臭いけど、まさかハンスト中に食事したんじゃ
ないの?」
「なっ、これはハンストリレーニダ!だから物をくってもいいニダ!」
うろたえながらなんとか持ちこたえるカンコ君、しかし、
「わずか3時間足らずで終わるハンストなどはじめてきいたな、わたしは。
もし今の一連の行動をハンストと呼ぶなら、わたしも昼食と夕食の間、
毎日7時間はハンストしている事になるな」
アーリアちゃんがつっこみました。
EU町の人には強気に出れないカンコ君は顔をキムチ色に染め、
「ゥアイゴオオオオオオオオオゥ!!!」
絶叫しながらどこかへ走り去ってしまいました。
おしまい
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/13(月) 02:31 ID:BrfL2it2
さがりすぎage
112 :
名無し:2001/08/13(月) 04:47 ID:1/9GCr/U
なんか急に書き込み減ったね…。
力作が連発したからか?
ここが下がってると悲しいよ。
113 :
polestar:2001/08/13(月) 07:29 ID:h77b0mpg
fさん、
>>100-
>>106を収録する際には、冒頭の1、2などの数字も収録しておいて
貰えないでしょうか。章立てのつもりですので…。
114 :
polestar:2001/08/13(月) 07:32 ID:h77b0mpg
あ、なんかIDがヒワイ(笑
hなmpgだって。
115 :
:2001/08/13(月) 12:11 ID:.E59GbjQ
age
116 :
名無し:2001/08/13(月) 14:20 ID:jWjSS8aA
やっと書き込めるようになった。
age
117 :
むるでか ◆oStLr3qI:2001/08/13(月) 14:23 ID:.B65Z90w
| | /' ̄ ̄\
| | /:/
| | __, -――- 、_ ,|:/
| | \ ´  ̄ ̄二ー、_ヽ |:::|,-─-..、_
| | _/ ::::::__,`::::ヾl::r' ̄ー、\
| | \ /:_;;-'/ ::::__::::::::::::、' ̄l、::::::\\,―、
| | /,'‐':::/::..;/;;/;:r:::l::: \:;;::|:::: .:|⌒)___)
r===-、 ̄ /:// :/::../ /| i ヾ ..i|: .::|ー'ヾ \
|r―、| | /:イ:::::i:::/:..::;イ:::./ |. |::..::.|、..::::::| ..:::::::|i 、 \
|;;;;;;;;;|| | |/ |rー|:/i::/,-|- | |;' l ─|、|::::::||:::::::::::::| | トゝ
二二ー' |/-|i | | ヽ ,r‐、\:|'|::::i:::::::|ー`y⌒ヽ|
ヾ::;;:::ノ /::|::::ヽ ,=、 0i |' |:::::|::::::i-、:|
 ̄ //::/:::i::| 、 ー' |:::/:::::/ ) l' _____
|'|::;|::イ:::、'''' ー‐ '''' /;;ノi::;:/イ:| /
|/i' |r'' i\ ー' _, イ/::/::/|::;/:| < ハングル板って
|ヽ、__ _` ー _'l |;/:;ノ |ノヾ| \ だっさ〜〜〜〜♪
|  ̄ l ヽ ̄ ̄ ̄/! /'-' \_ \
| __ | /:::| i i / / ___ノノ\_  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,|/ __`) |/::::::ト ヽヽ|、__/ _,r'二ニ-- ',-―、ゝ_
__________ / //`l_|::::::/\_ i//一'_ -―/: ̄::::::;r' ̄ 〕___
_______/||  ̄ _/7::::::::|:::::::|Y_、____'_____//:::::::::::::/ r‐ ' ___)
三三|彡|\ ')::::::::|::::::/、__〕::::::::::::::::::〈:::::::::__/ ´ j ̄ト、
三三|彡| Tー'::::::::/:::::/ |:::::::::::::::::::::::ヽ:〔 __, -' ー'ノj
118 :
まあね:2001/08/13(月) 14:26 ID:rRRYXipk
>117
だっさ〜いアジアの小国を扱う板だから、ださいのはしょうがないわな。
119 :
名無し:2001/08/13(月) 15:11 ID:gSfgW8Wg
ぐはぁっ!!
お、おめぇ、いいパンチもってんじゃねぇか(藁
120 :
a:2001/08/13(月) 16:55 ID:2iipSq7c
ge
121 :
119:2001/08/13(月) 17:06 ID:01iquUEM
122 :
目次54:2001/08/13(月) 18:40 ID:Zp1m0Dk6
>>42-45 第370話「ある日の笑い」
>>48-51 第371話「火の七日間」
>>55-60 第372話「図書館の本」
>>63-65 第373話「第103話続編」
>>66-67 第374話「第52話続編」
>>69 第375話「第212話続編」
>>71-72 第376話「なべつねおじさん」
>>78 第377話「ニホンちゃんとTシャツとアサヒ」
>>80 第378話「正直、スマンカッタ」
>>85-87 第379話「熱血江湖野球」
>>100-106 第38380北方池を返せ――ウヨ君VSロシアノビッチ――」(
>>113参照)
>>108-110 第381話「さんぱい」
第373〜375話は、オリジナルの作品とは別の作者様のようなので、(オリジナル
に付け足すというのではなく)新たな作品番号をつけました。
123 :
元プ板→ハングル勉強中 :2001/08/13(月) 20:43 ID:.se.UFW6
靖国参拝 1 プロローグ
たったった・・・。
ニホンちゃんたち一行が、息を切らせながら走っています。
そう、今から12時間以内に靖国神社に参拝をしなければならないのです。
ですが、靖国神社にたどり着くまでには、常任理事国たちの守る12の門を
くぐらなければなりません。
「はぁはぁ・・・やっと第一の門が見えたわ・・・」
「よーし、このまま一気に走り抜けるぜ!!」
ウヨくんが疲れを感じさせないようにと大きな声で叫びます。
その時です。
「お待ちなさい!!!」
ザシャア!!という音とともに、聞いたことのある声がニホンちゃんたちを
呼び止めました。
「な、なにィ・・・!!!」
ニホンちゃんたちが声の方向へ振り返ると、その表情がいっせいに驚愕の色に
(ナガポジ反転)変りました。
「あなたたちを、この先へそのまま行かせるわけにはいきません。」
その声の主は、彼女たちのよく知っている人物でした。
「ま、まさか・・・あなたが最初の敵だというの!!!」
「タイワンちゃん!!!」(ドォォォォォォォォォン!!!!)
124 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/13(月) 20:43 ID:.se.UFW6
靖国参拝編 7 天秤宮の戦い
「ここは、誰もいないみたいだね。」
時間を惜しむニホンちゃんたちは一気に駆け抜けました。
・・・そして、カナディアンくんが後に残されました。
125 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/13(月) 20:44 ID:.se.UFW6
靖国参拝編 2 白羊宮の戦い
そこには、デフコン2を身にまとったタイワンちゃんが立っていました。
「・・・タイワンちゃんも私たちの靖国参拝に反対なの?」
ニホンちゃんの悲しそうな声での尋ねると、タイワンちゃんは落ち着いた声で
答えました。
「ニホンちゃん。服を脱ぎなさい」
「え・・・?」
ニホンちゃんが突然の申し出に驚いていると、タイワンちゃんは『靖国参拝容認』
と書かれた小さな布を取り出しました。
「靖国に行くためには、あなたの服にこれを縫い付けなければなりません。」
「え、でも時間がないから・・・」
ニホンちゃんがそう断ろうとすると、タイワンちゃんは厳しく言いました。
「(ニッテイの支配を受けた)私の賛同を得ずに靖国に参拝するつもりですか?
断っておきますが、近隣職国はそれほど甘いものではありませんよ」
「ぐう・・・」
結局、ニホンちゃんは服を脱ぎ『靖国参拝』の布を縫い付けてもらいました。
・・・ちくちく・・・
縫い付けている間にも時間はどんどん過ぎていきます。
「タイワンちゃん。もういいよぉ・・・」
と言いかけたときです。
「できました。」
タイワンちゃんはすっくと立ち上がり、ニホンちゃんに服を渡しました。
さっそく着てみると、なるほど勇気が湧いてきます。
「ありがとう。タイワンちゃん。」
ペコリと頭を下げるニホンちゃんに、タイワンちゃんは穏やかな笑みを浮かべ、
諭すように話しかけてきます。
「いいですか。ニホンちゃん。」
「外交を決めるのは国の経済力や軍事力だけではありません。」
「はぇ?」(クラウゼウィッツの話かな?)
「最終的に国同士の外交で勝負を決めるもの、それは・・・」
タイワンちゃんは空ろな目で言いました。
「『セブンセンシズ(=電波)』なのです!!」
ドォォォォォンという効果音がどこかで鳴りました。
126 :
目次製作者:2001/08/13(月) 20:53 ID:Zp1m0Dk6
127 :
:2001/08/13(月) 21:01 ID:cQkcfDPU
128 :
:2001/08/13(月) 21:10 ID:sxHmUJiQ
129 :
:2001/08/13(月) 21:12 ID:sxHmUJiQ
>>128 訂正
星也じゃなくて星矢だった・・・鬱山車
130 :
:2001/08/13(月) 21:15 ID:s/YTzMnE
面白い。
ラスボスは中国になるの?
131 :
七志野:2001/08/13(月) 21:34 ID:VekV4Zec
アメリー君のおじさん1
4、5年前から、ニホンママの作った黄色いマウスが、地球町中でブームです。
デザインも斬新で愛らしく、地球町では、9割の子どもが使っています。
今までの主流だった、アメリー君のおじさんが作っていたマウスは、
「気持ち悪い」「デザインが古い」と最近落ち目です。
アメリー君のおじさんは、新しいデザインを考えようと
まず、小学校で、こっそりマーケティングをすることにしました。
甥のアメリー君の教室にやってきたおじさんがドアの隙間から見てみると
「やーい、ニホン。ウリのデザインの方が斬新ニダ。カッコイイニダ。」
と、やせっぽちの少年は手に10年前のデザインのような筆箱を持って女の子に
ちょっかいを出しているではありませんか。
「ウリのデザインは地球町で一番ニダ。ウリナラチェゴー!!」
「あんなデザインが今、子どもたちに受け入れられているのか。」
おじさんはショックを受けました。
おじさんは、家に帰ると、創作意欲が湧いたようで、次々とアイデアが
出てきました。
アメリー君が、家に帰ると、おじさんが「待っていたよ」とアメリー君を
おじさんの部屋に入れ、早速、新しい作品を見せ始めました。
132 :
七志野:2001/08/13(月) 21:35 ID:VekV4Zec
アメリー君のおじさん2
「う〜ん」とアメリー君がどれもしかめっ面で見ていましたが、
おじさんはやる気満々なので、なんにも言えませんでした。
しばらくしてアメリー家から商品として売り出されましたが、どれも
いま一つな人気です。
また、おじさんは、小学校にマーケティングに行きました。
「『真珠巾』は、ニホン家の本質を出していない。あんなものはダメだ。」
妙な存在感と威圧感のある少年が周りの少年たちと話しています。
「『あ、取らんで巣』って昔、ニホンママが作ったアニメより面白くなかったね」
ショートボブの女の子が、ブロンドカールの女の子と話していました。
「なんと言うことだ。子どもたちに受けていない。」
おじさんはまたもショックを受けました。
しばらく呆然と見ていると教室の隅で、きりりとした目の少年と少女が、
この間叫んでいた少年に向かって怒っていました。
「また、母さんが昔作ったものをパクったな。」
「お前のところでは、パクリと創造の区別もつかないのか」
「アイグォー」
133 :
七志野:2001/08/13(月) 21:36 ID:VekV4Zec
アメリー君のおじさん3
そうです。おじさんは、カンコ君と同じ真似をしてしまったのです。
しばらく立ち尽くしていると、この間ちょっかいを出されていた女の子が、
「大丈夫ですか」
と優しく、声をかけてきました。
「え、えぇ」とあいまいな返事をして、ふと女の子を見るとおじさんが昔作った
黒いマウスを持っているのが目に留まりました。
「あっこれ、小さい時にお父さんに買ってもらって、大切に愛用しているんです。」
おじさんは何とか立ち直り、また黒いマウスで儲けようと商魂を燃やすのでした。
古いネタでスマソ。
ちょっとやばいネタなので、おじさんの名前は出ていません。
プールみたいに消せと言われたくない。
あと、子どもたちの雰囲気は、イラスト倉庫を参考にしました。
134 :
ななし:2001/08/13(月) 21:41 ID:TO6fv/xY
あげ
135 :
345話作者:2001/08/13(月) 21:43 ID:TO6fv/xY
「思ひ出の味」
ニホンちゃんのママは地球町一の料理上手で有名です。日ノ本家に代々伝わる家庭料理ももちろんなのですが、
町内の他の家の家庭料理を独自にアレンジして美味しくしあげることに関しては他者の追随を許さないほどのバ
ツグンの腕前でした。ニホンちゃんのお婆さんも、そういう人だったようですので、あるいは日ノ本家そのもの
に、そうした才能があるのかもしれません。
おや、今日の日ノ本家からはスパイスのきいたいい匂いが漂っているようですが・・・。
「ただいまー、もうお腹ペコペコ〜。うちから匂ってきたから急いで帰ってきちゃった。」
そこへニホンちゃんが学校から帰ってきました。とてもニコニコしてます。それもそのハズ、今日の晩御飯はカ
レーだからです。日ノ本家の人々はカレーが大好きでした。
「ただいま」
ぼそっとつぶやくようにウヨ君も帰ってきました。いつもは明朗快活なウヨ君なのですが、母親に対してはぶっ
きらぼうです。が、やはりカレーの匂いにつられたのか、顔が少しほころんでいます。そんな2人にママは、
「もう少し待っててね。お父さんが帰って来たら、ご飯にしますから。」
と、鍋をかきまわしながら、背中でやさしく語りかけます。ニホンちゃんとウヨ君は、カレーが待ち遠しいのか、
一旦自分の部屋にかばんを置きに行くと、すぐに台所にやって来て、キッチンテーブルのイスに腰掛けました。
「ねえねえ、お母さん、どうしてウチはカレーをつくるの?」
と疑問をなげかけてみました。最近、ニホンちゃんは、カンコ君家や、チューゴ君家などのご近所では、カレーを
作っていないのに、どうしてウチだけイン堂君家の家庭料理を作っているのか、少し疑問だったのです。
「それはね、だいぶ前になるかしら・・・。」
ニホンママはどこか遠くを見るような目をすると、訥々と思い出話を語りはじめました。
136 :
345話作者:2001/08/13(月) 21:45 ID:TO6fv/xY
「思ひ出の味 その2」
「あれは、そう、町内が大喧嘩していた頃より少し前かしら。ニホンちゃんやウヨ君はまだ生まれていなかったけ
ど、その頃にボースさん・・・つまりイン堂くんのお祖父さんから教えてもらったのよ。」
ニホンちゃんのママは、その頃のアジア町の家々はとても貧乏で、日ノ本家以外の各家の家業は、みんなアメリー
君家やエリザベスちゃんの家の下請けをやらされていたこと。そのために、借金まみれになって、とても苦労して
いたこと。ついにみるに見かねた日ノ本家のテイコクお祖父さんがたちあがり、アジア町の家々の家業が独立経営
になるように奔走したこと。そのために、エリザベスちゃん家やアメリー君家などと衝突して大喧嘩になったこと。
そして、日ノ本家が一時的に没落してしまったことなどを話ました。ウヨ君にとっては、シンタローおじさんなど
に聞いて良く知っていた話だったのですが、ニホンちゃんにとっては、日頃チューゴ君やカンコ君から聞いている
話とはかなりちがっていて新鮮でした。
「それでね。テイコクお祖父さんが立ち上がる少し前の話なんだけど、うちには、アジア町の人々がよくあつまる
ようになってね。家業の独立経営化について、みんな熱心で真剣に語り合っていたわ。ヒロヒトお祖父さんもテイ
コクお祖父さんも、親身になって聞いてあげていたわ。そういう話し合いが一段落ついた時に、私のお母さんがよ
く出したのがカレーだったの。でも、いつも、ボースさんだけは悲しそうな顔をして、そのカレーを口にしなかっ
たの。で、お婆ちゃんが理由を聞くと、ボースさんの家のカレーはね、牛肉をつかわないの。お婆ちゃんはカレー
の作り方をエリザベスちゃんのお婆さんからおそわっていたから、エリザベス家風になっていたのね。その頃イン
堂くんの家業ではエリザベスちゃん家の下請けのせいで、とても貧乏になっていたってこともあって、ボースさん
は、とっても悲しかったのね。で、お婆ちゃんと私はボースさんに今のカレーの作り方を教わったってわけよ。」
137 :
345話作者:2001/08/13(月) 21:46 ID:TO6fv/xY
「思ひ出の味 その3」
語り終えると、ニホンママは、少し涙ぐんでいました。テイコクさんがボースさんをとても尊敬していたこと。町
内大喧嘩の時にインパール通りで日ノ本家とイン堂家がともにイン堂家の家業独立のためにデモをやったこと。そ
の後日ノ本家は没落し、ボースさんはイン堂家の家業を独立させるため今度はロシアノビッチ家に働きかけようと
していたその刹那思い半ばで亡くなってしまったこと。後をおうようにテイコクさんも涅槃してしまったこと・・・。
ママの胸の中には、さまざまな思い出がよみがえってきたのでした。
「ただいまー。いやー、今日もつかれたよ。」
パパの声です。
ニホンママは、涙をぬぐうと、「さあ、ごはんにしますよ。あなたたちも手伝ってね。」
と言って、いったん鍋の火をとめると、居間に行き、ちゃぶ台を出しました。ニホンちゃんはご飯を盛り、ウヨ君は
お茶を入れます。「ごはんよ〜」の声に居間にやってきた、他の子供達も思い思いに手伝います。ニホンママは、ニ
ホンちゃんが盛ったごはんの上からカレーをかけると、ラッキョウや福神漬けの次に日ノ本家でカレーのお供として
出る、朝鮮漬けを添えました。これはコチュジャンをつかわないタイプのキムチで、辛さは鷹の爪だけでつけていま
す。カンコ君一家が、まだ日ノ本家とともに暮らしていた時代にカンコ君のお婆さんから習ったキムチを参考にニホ
ンちゃんのお婆ちゃんが作ったものでした。日ノ本家、カンコ家、そしてイン堂家が共に歩んだ時代の名残と、そし
て、わだかまりを越えて、再びみんなが共に歩める時代が来て欲しいというニホンママの思いが、この一杯のカレー
ライスの中に込められているのでした。
終わり
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
中村屋とインド独立の父ラス・ビハリ・ボースの話。それに、インド国民軍創設者チャンドラ・ボースと東条英機の
話などを参考にしてつくりました。ちなみに最後の朝鮮漬けの話は、俺の祖父母が日本統治時代の朝鮮で苦労した時の
名残として、ウチで代々つたわっている漬物です。ソ連が攻めてきた時には助けてくれる朝鮮人もいたし、ダマして
着ぐるみはがしたヤツもいたとか、いろいろ話してくれたことを思い出しながら書きました。
138 :
345話作者:2001/08/13(月) 23:42 ID:TO6fv/xY
「夕涼み その一」
夏休みも残り少なくなった夕闇の中。ニホンちゃんは邸内を流れる川の縁に腰掛け、両の素足を
流れにゆだねながら、ボンヤリと考え事をしていました。蝉時雨の中、黄金色に輝く川の流れを
返して、一層照りを増す庭のナスがもの哀しさを増すのか、ニホンちゃんは困った顔をして、た
め息ばかりついています。そんな、ニホンちゃんのそばに、そっとよりそう影が一つ・・・。
「どうしたんだい、さっきからため息ばかりついて・・・。」
見上げると、そこにはニホン父さんの姿がありました。逆光で顔はよく見えませんでしたが、父
の姿を見ると、ニホンちゃんは、わっと泣き出してしまいました。ニホン父さんはニホンちゃん
の隣に腰掛けると、ニホンちゃんの肩に手をやり、やさしく娘を慰めます。
「なにか、困っていることがあるのなら、言って見なさい。こんな私でも、聞いてあげることぐ
らいはできるよ。」
ニホン父さんは娘を抱き寄せると、ニッコリと微笑しました。それで、安心したのか、ニホンち
ゃんは泣くのをやめました。
「実は・・・」
ニホンちゃんの悩みは、日ノ本家のお墓参りのことでした。結局シシロー叔父さんは、カンコ家
やチューゴ家に遠慮して、テイコクお祖父さんの命日には行かずに、今日行ってお茶を濁してき
たし、それでもチューゴ君やカンコ君からは、叔父さんがお墓参りに行ったと言うだけでいじめ
られるし、幼いニホンちゃんには、なにながなんだか、わからなくなってしまったのです。
「私は・・・私は、どうするべきなの?行くべきなの、それとも行っちゃダメなの?」
少女の深刻な悩みに父は心を痛めました。これは日ノ本家の悩みそのものでもあったからです。
少女は少女なりに、一家の苦悩によって苦しめられている・・・そう思うとニホン父さんは、し
めつけられるような思いがしました。でも、ニホンちゃんのために、あくまで温和に話し掛けます。
139 :
345話作者:2001/08/13(月) 23:45 ID:TO6fv/xY
「夕涼み その二」
「いいかい、ニホンちゃん。お父さんはね、こう思うんだ。テイコクお祖父さんはとっても立派
な人だった。お父さんは心から尊敬していたし、今でもその気持ちはかわらない。でもね、人間
どんなに立派な人でも、妬まれていない人、恨まれていない人、そして嫌われていない人なんて
一人もいないと思うんだ。テイコクお祖父さんはアジア町の人々の家業の独立に尽力した。でも
裏を返せば、アジア町の人々に下請けをさせていた人々は、例えばエリザベスちゃんの家とかは
そのおかげでとても没落してしまったんだ。それに、アジア町の人々だって全員が全員独立を望
んでいたわけじゃない。独立経営でやっていくっていうのは、自由だけど、とっても困難なこと
なんだ。だから、下請けでもいいから、日々を平穏に暮らしたいっていう人だってたくさんいた
と思う。テイコクお祖父さんは、そういう人々にとても恨まれて死んでいったんだ。でも、だか
らってそういう人たちに遠慮してお墓参りに行かないっていうのは、ちょっと違うんじゃないか
な。それに、チューゴ家やカンコ家、それにサヨックおじさんたちは、そういう恨みとかよりも
自分を立派に見せるためにテイコクお祖父さんをののしっているんじゃないかな?だからと言っ
てウヨ君のように、そんな人たちのことを矮小だと言って非難するのもう違うと思うんだ。お父
さんはね、そんな人たちの気持ちもわかるんだよ。何故ならお父さんも矮小な人間だからさ。お
父さんは若い頃、無責任で自堕落な人間だった。嫌なことがあると、すぐに逃げ出して、楽な方
へ楽な方へと行っていた。悪いことをしたことだってある。そんな自分がイヤでイヤで、死にた
くなったこともある。もっと悪いことに、そんなイヤな自分を覆い隠すために他人を糾弾して、
自分が偉くなったような気になっていたこともある。お父さんは、そんな人間なんだよ。」
140 :
345話作者:2001/08/13(月) 23:47 ID:TO6fv/xY
「夕涼み その三」
「でもね、ある時、みんなそうなんじゃないかってことに気がついたんだ。みんな矮小な人間だよ。
だからある人は、若い頃のお父さんといっしょで、他人を糾弾して、自分が偉くなったような気がし
て、なんとか心の平静を保っているんだ。サヨックおじさんも、アサヒちゃんも、チューゴ君も、カ
ンコ君も・・・いや、ウヨ君もそういうところが少しあるね。でも、お父さんは彼らを糾弾しようと
は思わない。もちろん、ウヨ君や、おまえは私の子供だから、もし、そういうことをしていたら怒るがね。」
ニホン父さんは少し厳しい表情を見せたかと思うと、再び優しく語り掛けます。
「でも、いつの日にかわかって欲しいとは思うんだ。自分は他人を糾弾できるほど立派な人間で
はないということを。ましてや、苦労して、日ノ本家を守り立てて来てくれたご先祖様をののし
ることが出来るほど、我々は立派な人間ではないということを・・・わかって欲しいんだ。」
ニホン父さんは、途中から自分でも何を言っているのかわからなくなってきていました。心の中
には、ヤスクニに対する熱い思いがあります。でも、言葉に出すとうまく伝えられません。もど
かしさを感じます。それでも・・・それでも、娘に伝えなければならないことがある。父として、
先祖から受け継いできた日ノ本家を子孫へと橋渡しをしなければならぬ者の義務として。
141 :
345話作者:2001/08/13(月) 23:48 ID:TO6fv/xY
「夕涼み その四」
そんな父の思いを、娘はぼんやりとではあるけれど、受け取っていました。
「私、行く。おじいちゃんの命日にお墓参りするわ!」
ニホンちゃんは、さっきまでの泣きべそを払いのけ、笑顔で言いました。
「お父さんも一緒に行くよ。」
「お母さんもね。」
え?と2人は振り返ります。すると、そこにはニホンママとウヨ君が立っていました。どうやら
途中からお父さんの話を聞いていたようです。
「お、俺は、毎年行っているからな。当然今年も行くぜ。」
と、ぶっきらぼうに言い捨てますが、ちょっと嬉しそうでした。
「でも、今年はうるさくしないでよ。毎年、ご先祖様がびっくりするんだから!」
「あ、姉貴がそういうなら・・・今年は静かにお参りするよ。」
とバツが悪そうに頭をかきます。それを見て一家に涼やかな笑いが起こりました。
終わり
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
というわけで、親子シリーズ2編これにて終了です。古きよき日本の家族って感じで書きまし
たがいかがだったでしょうか?靖国には是非とも8月15日だけではなく、年二回の例大祭や、
4月28日の独立記念日にも参拝しよう!!
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/14(火) 00:05 ID:ydtxByCw
惜しい。テイコクさんじゃなくて、ニッテイさんにすれば良かったかも。
143 :
名無し:2001/08/14(火) 00:09 ID:tDbRwmLE
>>135-137
>>138-141
なんか、ほんわかしてて、
とてもいい雰囲気の話ですね。
しかし、このスレってピリピリした
ハン板のオアシスみたいなところですね。
ところで、重箱の隅をつつくようですが、
ニホンちゃんの祖父の名前は
たしか「ニッテイ」さんだったと思いますが?
144 :
名無し:2001/08/14(火) 00:10 ID:tDbRwmLE
うわっ
かぶった!!
スミマセン
145 :
名無し:2001/08/14(火) 00:24 ID:jGBRVx6M
日ノ本テイコクさん、通称ニッテイさんなのですよ。
146 :
100話作者:2001/08/14(火) 01:35 ID:jr111Cpg
ただいまあげ。(ご心配かけて済みません)
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/14(火) 02:14 ID:3FoxVfuI
「SBカレー」
今日は林間学校、みんなで山のキャンプ場に来ています。
お昼ご飯は定番のカレーです。
ニホンちゃんとタイワンちゃんがせっせと野菜を刻み、鍋に入れています。
「後はカレーのルーを入れるだけね。ニホンちゃん、どんなカレーのルーを持ってきたの?」
「辛いのは苦手だから、りんごと蜂蜜いりの甘口カレーを持ってきたんだけど・・・おかしいなあ、ここに置いておいたはずのカレーのルーが無いよう。」
「え、本当にそこに置いたの?」
「うん、おかしいなあ。」
二人は手分けして探しましたが、どこにもカレーのルーは見当たりません。
「困ったなあ、どうしよう・・・」
ニホンちゃんは泣きそうな声で言います。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/14(火) 02:14 ID:3FoxVfuI
そこへカンコ君がやってきました。
「ん、ニホンどうしたニダ?」
「カンコ君、ここにあったカレーのルー知らない?」
「なくしてしまったニダか?まったくニホンはしょうがないニダね!そんなこともあろうかとウリは予備のカレールーを用意してあるニダ。」
と言ってカンコ君はカレールーを出しました。
SBカレーと書いてあります。
「さあ、これを使って早く作るニダ。」
「うん。どうもありがとう。」
ニホンちゃんはSBカレーのルーを出し、手際よく鍋に入れました。
しばらく煮こんだ後、ニホンちゃんはスプーンで少しすくい、味見をしました。
「うーん、けっこう辛いなあ・・・」
カンコ君は横でニダニダ笑っています。
急にニホンちゃんはカンコ君に向かってひざをつき、謝り始めました。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/08/14(火) 02:15 ID:3FoxVfuI
「ごめんなさい、ごめんなさい。カンコ君どうか許してください・・・」
そして自分の持ってきたお菓子をカンコ君に差し出しました。
「これくらいでは許すわけにはいかないニダ!」
「カンコ!いったいニホンちゃんに何をしたの!」タイワンちゃんはびっくりしてカンコ君につめよります。
「うがっ、タイワンいたニダか・・・」
「このあやしいカレーはいったいなんなのよ!」
「これはS(謝罪)&B(賠償)カレーニダ!ニホンが食うにはぴったりニダ!ぐべは!」
いつも通りカンコ君はタイワンちゃんの鉄拳の前に吹き飛びました。
ニホンちゃんはしばらくしたら、正気に戻ったそうです。もしもっとたくさん食べていたらどうなっていたでしょう・・・恐ろしいですね。
糸冬
参考
http://www.sbfoods.co.jp/com/comj/gaiyou/text/cj-gaiyou.htm
150 :
:2001/08/14(火) 02:52 ID:plOmx.62
ニュー速板や議論板では怒号、中傷、非難の嵐だっただけに
このスレは和む。実に和む。
数分前にチョン公氏ねと書き込んできた時の気持ちが和む。
151 :
:2001/08/14(火) 03:02 ID:plOmx.62
152 :
名無し:2001/08/14(火) 08:08 ID:NtNTI2/o
153 :
:2001/08/14(火) 08:27 ID:I.bnsEbw
>>147-149
笑っちゃいました、ちょっと前のネタとかぶってるかな、
と思って読み始めましたが、そういうオチでしたか。
みんなうまいね。
漏れももっと...
154 :
七志野:2001/08/14(火) 09:34 ID:nuQnryDs
155 :
名無し:2001/08/14(火) 10:10 ID:6x/qlAq6
ここにきて急に作品のレベルがあがったよね。
もっと長編があってもいいような気がする。面白ければ、だけどさ。
156 :
目次55:2001/08/14(火) 11:19 ID:arxgql6.
157 :
BUS:2001/08/14(火) 11:56 ID:JBZzZ9k2
ある日の事です、我らがカンコ君は駅舎でバスを待っていました。
バスが現われました。やっと来たバスに乗り込もうとするカンコ君ですが……
「おい!そこのチビのクソガキ!一番最後に座れ!」
「何を言うニダ!アイムチャパニーズ!」
「降りろ。」
こうしてカンコ君はバスから降ろされてしまいました。
車掌さんはカンコ家の人だったそうです。
158 :
名無しさん:2001/08/14(火) 12:26 ID:dCeb99pI
>>147-149
S&Bカレーって、イギリスのC&B社のカレー粉のパクリだよね。
どーでもいいことだけど。
159 :
:2001/08/14(火) 13:21 ID:dI2Jg0NM
160 :
裸足 ◆SHsB4NC6:2001/08/14(火) 16:27 ID:bx9BRcj.
「ドッペルゲンガー???」
「ああ〜ん、遅刻しちゃった」
「やばいやばい、もうあと10分だ!あれ、ニホンちゃんも?」
「ハァハァ、アメリー君も寝坊したの?」
「うん、目覚ましが壊れていたんでね。ゼェゼェ」
チャイムと先生が入るのと同時に二人は教室に滑り込みました。
「はい、出席を採ります。アメリー君」「ふぁ〜い」「は、んっ?」
「日之本さくらさん」「ハイ」「ハイニダ!」「えっ?」
二人の席にはとっくに誰かが座っていました。
アメリー君の席には黄色い頭の・・・なんといったらいいか、チューリップハットから黄色の毛糸を
髪の毛みたいにたらし、めがねを掛けた・・おっさんが座っています。
ニホンちゃんの席にはロングヘアーと服は同じなんですがそのロングヘアーを
突き刺すようなえらのはった目の細い・・キムチ臭い子が座っています。
「おい、なんだよお前は」「僕はアメリーだよぉ」
「ちょ、ちょっとそこは・・」「何ニダ?ウリはニホンニダ。この席はウリの席ニダ」
『エリザベス、何で気づかなかったんだよ』『だってあまりにもばればれなのにずっと
訳の分からないことを言ってますのよ、かかわりあいになりたくございませんの』(ごにょごにょ)
『タイワンちゃ〜ん』『先生に言いつけようと思ったのよ、ごめんね』(ごにょごにょ)
「何を言ってるんだい?僕はアメリーで・・いたたたた」
「ウリはニホン!こいつは偽物のドッペルゲンガーニダで・・イチチチチ」
「カンコ君、自分の席に戻りなさい。それからサヨックさん、部外者が
学校に勝手に入ってきては困ります」
超怒迫力のフラメンコ先生に耳を引っ張られ二人はそれぞれのいるべき場所に
戻されてしまいました。カンコ君は席に。サヨックおじさんは学校外に。
この事件以来学校支給の名札がみんなに配られました。
でもサヨックおじさんは懲りずに学校内のサッカー部「SALT-CAN F.B.C」に
女子高生の格好をして出没したそうです。
カンコ君は手作りの名札をしてきています。(手書きなのですぐ分かるのですが・・)
カンコ君とサヨックおじさんは毎日とても楽しそうですね。
<終わり>
161 :
f:2001/08/14(火) 19:19 ID:uRD9chBA
更新遅れてるよー
何時の間に鯖が移転したんだー
162 :
f:2001/08/14(火) 19:48 ID:uRD9chBA
>目次製作者様
毎度のことながらありがとうございます、
鯖移動で戸惑ってました(汗
>>113 了解
創作文芸板のかたですか?
163 :
菜梨さん:2001/08/14(火) 20:35 ID:.W.vtQ.k
164 :
名無し:2001/08/14(火) 22:14 ID:n.gIAv3E
>新イラスト倉庫の管理人様
IEのキャッシュを調べたら
なくなっていた分の絵(127-142)が
発掘されたので、たった今送りました。
かなり重くなってしまいましたが、
補完に利用して下さい。
レスに関係ない上、唐突なのでsage
165 :
345話作者:2001/08/14(火) 22:40 ID:cwMNtogU
>>135-141の評価が高くて嬉しいかぎりです。しっかし、今よみかえすと、
ニホン父さん(っていうか、自分)の考え方って山本七平さんの影響うけ
てますねえ。それにしても、みなさん面白い!自分も精進せねばと思います。
>>162 ありがとうございます。
>創作文芸板のかたですか?
覗いたこともありません(笑
167 :
nnssn:2001/08/14(火) 22:42 ID:XUQMluBM
輝け!カンコくん(前編)
シシローさんが前倒し参拝を決行した翌日、登校中のニホンちゃんはため息ばかりです。
「あ〜あ、教室についたらチュウゴくんやカンコくんに文句言われるんだろうなぁ。
チュウゴくんの計算高い取り引き交渉もこわいけど、やっぱりカンコくんの例のアレがな〜」
しかし、教室で待ちかまえてたカンコくんの対応は、ニホンちゃんの対応を超えていました。
「おはよ〜」
不安げにトビラをあけるニホンちゃんの目に映ったのは、アサヒのごとく輝くスキンヘッドの
カンコくんでした。
「やいニホン!シシローは(略)要求しる!」
見た目は奇抜ですが、セリフはいつものウリナラ節です。
「ど、どうしたのそれ…。」
いつもならついつい謝ってしまうニホンちゃんですが、さすがにツッコミを入れてしまいました。
「あんまりにもニホンが反省しないから、究極の抗議に出るニダ!
ウリはこんなに怒ってるニダ!
どうだ!反省する気になったニダか?」
自信満々のカンコくん。
スキンヘッドがキムチ色に高揚しています。
ニホンちゃんは絶句したままです。
168 :
nnssn:2001/08/14(火) 22:43 ID:XUQMluBM
輝け!カンコくん(後編)
「余りのことに声もでないニダね。今回はニホンにもしっかり伝わるように、ニホン式の抗議を
してみたニダ。ウリはニホンと違って進歩するにだ。反省汁〜!」
そこへやってきたフラメンコ先生、カンコくんをみつけてこう言いました。
「あら、カンコくん珍しいわね。ニホンちゃんに誤ってるのね?」
「なに言うニダ!ウリはニホンに謝罪と…。」
「え?でもねカンコくん、ニホンちゃん家の風習では、頭を丸めるのは出家することにほかに、
反省の意をあらわす意味があるのよ。」
「ア…AIGOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」
自爆するカンコくん。
そんな教室の片隅で、どことなく顔色の悪いアメリーくんでした。
169 :
nnssn:2001/08/14(火) 22:49 ID:XUQMluBM
輝け!カンコくん(蛇足)
やっぱりエンコづめだとエグすぎるので、マイルド路線にしてみました。
アメリー君のくだりは、バレーボールの試合の審判の判定を不服として、
アメリカチームの選手が頭を丸めた事件がネタです。
170 :
裸足 ◆SHsB4NC6:2001/08/14(火) 22:52 ID:bx9BRcj.
>>163 菜梨さん
なかなか素敵なお方ですが、その人ではありません。
ハングル過去ログに女子高生スレが残ってるはずです。
(削除依頼されてましたから消されたかもしれまへん)
それとそぉっくりな文体を海外蹴球板のなかの「ようやく〜」
から始まるスレッドの中から見つけることができます。
94ぐらいだと思います。
sageたいのですが絵楠では何故かメール欄が消え、
寝助では「くっきー食え」と出てくる・・宇津。
171 :
ななし:2001/08/14(火) 22:57 ID:uM7Mny.U
>アメリー君のくだりは、バレーボールの試合の審判の判定を不服として、
>アメリカチームの選手が頭を丸めた事件がネタです。
あぁ、あれ抗議だったのか。
俺はまたアメリカチームが『チームの成績がふがいないから』と、
心機一転巻きなおしのために剃ったと思っていたよ(笑)
プロレス板逝って糞スレに書き込んでクッキー食って来ると良いよ。
173 :
名無し:2001/08/14(火) 23:15 ID:VUN0DLKA
>>137 朝鮮漬け、うちのばーちゃんも作ってたー。ナツカシイヨ...
174 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/15(水) 06:51 ID:THPZ.Bsw
靖国参拝 天蝎宮 1
たったった。
無事に天秤宮を抜けて、天蝎宮へと走るニホンちゃん一行。
しかし、ドキュソちゃんの様子がなんだかおかしいです。
「どうしたのドキュソちゃん」
ニホンちゃんの問いかけに、ドキュソちゃんは顔をゆがめて答えました。
「ねえ、ニホンちゃん。なんだか・・臭わない?」
「ん・・・。そういえば・・・天蝎宮の方からニンニクのような・・・」
「でしょ、それにあそこって、すっごい強烈な小宇宙(デンパ)出してない?」
「うーん。たしかに・・・」
「行くのやめない? 別にあそこの門を通らなくても靖国はいけるでしょ。」
「うん、そうだね。」
触らぬ電波にたたり無し。そう思いニホンちゃんたちは天蝎宮に背を向けると、
靖国神社への近道に走り出しました。
「待つニダ。お前達!この天蠍宮まで来て、いったいどこへ行くつもりニダ〜!」
天蝎宮からそんな叫び声が聞こえた気がしましたが、ニホンちゃんたちは決して
振り向こうとはしませんでした。
175 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/15(水) 06:55 ID:THPZ.Bsw
靖国参拝 天蝎宮 2
天蝎宮から遠ざかるニホンちゃんを見たカンコ君は、エラから無意味にウリナラ
小宇宙(デンパ)を放出し、ニホンちゃんたちを追いかけます。
「待つニダ〜。天蠍宮に来ないのは反省が足りないからニダ〜。謝罪と(略)」
私にちょっかいを出すより、自分の守る門を手入れするとか、他にやることが
あるだろうに・・・
ニホンちゃんがうんざりとした顔を見せると、ドキュソちゃんが言いました。
「ニホンちゃん。ちょっと先に行ってて・・・。」
ドキュソちゃんは怖いくらいに爽やかな笑顔を浮かべています。
全てを察したニホンちゃんは、
「・・・お願いだから、ほどほどにしてね・・・」
とドキュソちゃんの未来とカンコくんの肉体を案じながら、ドキュソちゃんを
残し靖国に向けて足を早めるのでした。
しばらくすると、カンコくんが息を切らせながら追いついてきました。
「ド、ドキュソか・・・」
ドキュソちゃんは虫けらでも見るかのようにカンコくんを見下しています。
「た、たった一人でウリの相手をするとは、ずいぶんとナメられたものニダ。」
「別に・・・ただニホンちゃんがこの天蠍宮を去るまで邪魔しないで貰いたかっただけよ」
ドキュソちゃんは、カンコくんに一瞥もせずに言いました。
「なるほど、二人だけで戦うためというわけか、ニダニダ」
「だが、そんな態度も今のうちだけニダ」
ニダりと笑うとカンコくんは懐から針の束を取り出しました。
「これはウリナラ5000年の歴史が生み出した恨用兵器・・・」
「その名もスカーレットニードルニダ!!!」
176 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/15(水) 06:56 ID:THPZ.Bsw
靖国参拝 天蝎宮 3
「このスカーレットニードルはチョッパリどもの原罪感を刺激し、心の激痛とともに
思考力を麻痺させるニダ!
しかも、スカーレットニードルは一回の謝罪と賠償で許すようなものではないニダ。
謝罪と賠償を、最低でも15回させてやる慈悲深〜い武器ニダ。」
カンコクくんはニダニダと笑いならこの兵器の残酷さを説明します。
「ただし、過去において、スカーレットニードルを15発全て受けたチョッパリは誰一人
いないニダ。せいぜい5、6発までで罪の意識に耐えきれず、発狂するか、全財産を
賠償に使うか、服従をするかのどれかニダ」
「・・・あんた、そんな最低な技しか使えないの・・・」
あきれたようにドキュソちゃんは吐き捨てますが、カンコくんは無視して話を進めます。
「覚悟はいいか? ドキュソ・・・」
カンコ君はその束の中から、ひときわキムチ色に輝く針を取り出しました。
「まずは、第一の毒針。731部隊博物館の建造ニダァァァ」
ビュン。鋭く空気を切る音とともに、ドキュソちゃんの胸にキムチ色の針が刺さりました。
「ククク。どうナリ? ウリの攻撃は」
カンコ君は自信満々でほくそえみます。
「なんだか、蚊にさされたような感じだな・・・、痛くはないが非情に不快だ」
ドキュソちゃんはまったくダメージを受けていないようです。
「な、なぜニダ。ウリの会心の一撃だったのに・・・」
「フッ、この程度の攻撃で私に傷を与えることはできん。それよりも自分のことを心配
したらどうだ。カンコ」
「なに・・・・。グワァッ、アイグォォォォ!!!!」
突然、カンコくんの全身を激しい痛みが襲います。
「アイゴォォォ、何だこの針に刺された様な激痛は!?
ま、まるで蠍(さそり)の毒が全身に回るようニダーッ!!
き、きさまぁ、いったい何をしたニダァァァ・・・」
激痛に身をよじらせながら、カンコ君が叫びます。
「別に・・・、ただニホン家の観光客を半分に減らしただけだ・・・」
ピクピクと断末魔のゴキブリのように痙攣するカンコ君を、ドキュソちゃんは冷たく
見下して言いました。
177 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/15(水) 06:59 ID:THPZ.Bsw
「たわいない・・・とはいうまい。このヒノモト家にケンカを売ったことだけでも
ほめてやる。」
そして言って、きびすを返しその場を去ろうとしたときです。
「・・・まだだ。まだ終わっていないニダ・・・」
ゆらりとカンコ君が立ち上がりました。ウリナラの誇りがそうさせるのでしょうか。
「先程はうまく交わしたようだが2度もまぐれは続かん、第二の針『日本製品不買運動』」
「(ため息)・・・反感感情上昇。韓国から日本企業が撤退・・・」
「うぎゃぁぁぁぁ・・・・」
カンコ君の見事な顔面受身が炸裂しました。
(以下、これが14回続くが省略)
「今日はこのへんで命だけは助けてやる。数日もすれば日韓関関係も回復する・・・。
だから、もうそのまま立ち上がるな。」
いいかげんうんざりしたドキュソちゃんは、一刻も早くこの場所から去りたいようです。
そんな気持ちを知らず、カンコ君は何とかの一つ覚えで立ち上がります。
「それこそ、余計なおせっかいニダよ・・・。ウリたちは・・・チョッパリどもを
支配しるまでは、決して戦うのをやめないニダ」
「まだわからんのか。。。このニホン家の実力が。」
あきれたようにドキュソちゃんは言いますが、カンコ君は聞いてません。
「ウリナラは世界でもっとも優れた民族・・・。チョッパリどもを服従させて、この世に
平和な楽園を作るニダ・・・」
なおも立ち上がるカンコ君ですが、もはや5感も失われボロ雑巾のようです。
あまりのカンコくんの天然っぷりに、いいかげんドキュソちゃんも切れました。
(宝瓶宮にいるニホンちゃん。今のカンコの声が聞こえた?もー。あたしメーター切れたよ。)
(こいつの命を助けてやろうなんて甘い考えは、かえってこいつを増長させた事になるみたい。
むしろ正々堂々と全殺しにして、この男のアイデンティティを奪ってやることが真の友情よね。)
ドキュソちゃんからの電波に、ニホンちゃんも嘆息交じりに答えます。
(ドキュソちゃん。カンコという少年の本質をわかってやってくれて、このさくらからも礼を言う
・・・。頼むから二度と起き上がれないようにしてやってくれ・・・)
178 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/15(水) 07:11 ID:THPZ.Bsw
靖国参拝 天蝎宮 5
ドキュソちゃんが電波を飛ばしていると、カンコくんが奇妙な民族舞踊を始めました。
とうとう壊れたか・・・。
ドキュソちゃんは慈悲の心でとどめを刺してあげようと歩み寄りました。
そのときです。
カンコ君は口から赤い芋虫を出して、ドキュソちゃんに放とうとしました
「ぎゃぁぁぁぁ・・・。いもむしぃぃぃぃ・・・・」
「ド、ドキュソよ・・・これが、最後ニダ・・・。萌えろ、ウリの小宇宙(デンパ)よ。
うけろ!、キムチ色の衝撃を!! コーーーーードレェェッド・ウィィィィルスゥゥゥ」
「うわぁぁぁぁ!!!!」
間一髪、ドキュソちゃんのグーパンチがカンコくんを張り倒しました。
ぜぃぜぃ・・・とんでもねえ野郎だったけど・・・やっと終わった・・・
とてつもない疲労感を背負いながら、ドキュソちゃんがその場を去ろうとしたとき、
彼女は自らの異変に気づきました。
「な、なにぃ・・・。国内の15箇所のサーバーがダウンしている!!!」
あまりの事態に、ドキュソちゃんは戦慄しました。
「・・・ま、まさかカンコがここまでやるとは・・・この戦い・・・生き死にの勝負には
勝ったが・・・俺の負けだ」
しかし、この必殺技は自分も大打撃を受ける禁断の技。
カンコ君は今度こそ本当に虫の息です。
それでもなお・・・
カンコ君は・・・
立ち上がります!!!
そう、・・・不死鳥のように!!!!
「なぜだ、なぜそんな状態にまでなってまで戦える。お前の肉体はすでに滅んでいるはずだ!!」
その不気味なまでの生命力に、ドキュソちゃんが思わず声を荒げます。
「チョッパリよ。ウリナラなら決まりきったことだ・・・」
カンコ君は穏やかに笑って答えました。
「キムチを食べているからだ!!!」
ドキュソちゃんは遠くを見つめる目になって言いました。
「あ・・・バカなんだ・・・こいつ・・・」
(了)
179 :
名無し:2001/08/15(水) 07:51 ID:D7flugyY
いろんな芸風がいて面白いな。
180 :
目次56:2001/08/15(水) 11:31 ID:dN6pf.tc
182 :
名無し:2001/08/15(水) 18:58 ID:B/pkScPI
>>174 激しくワラタ。
いつのまにかミロのセリフをドキュソちゃんが言ってるね。うまい。
183 :
名無し:2001/08/15(水) 23:57 ID:qCb3ZKZ.
あげ
184 :
名無し:2001/08/15(水) 23:59 ID:vZRQ0d.I
あげ
185 :
うう:2001/08/16(木) 00:06 ID:eZ90Wsic
兄夫婦が子供づれで帰省してきているので
PC使いづらい。ニホンちゃん読むくらいは
いいんだけど。
186 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/16(木) 06:57 ID:j2x25QvQ
>>174 さん。そういってもらえてうれしいです。
今回は時間がなくて後半ロクに推敲してなくて、誤字脱字の嵐だし、ドキュソちゃんも
前半タイワンちゃん、後半アーリアちゃんでキャラだちが不完全で撃津汁能と思っていたので
うれしかったです。
あんまりアニパロしてと、趣旨から外れそうなので、次回で終わらせますね。
ちなみにネタバレさせると
牛 =おーじーくん
蟹 =キッチョムくん
アイオリア=(洗脳された)エリザベスちゃん。ビクトリアおばあちゃんの霊が洗脳をとく
シャカ =アメリーくん。5大資源を封じ、「文化」に手を出したところでヲタくんの
アトランティス訴訟に敗れる(ヲタくんリタイア)
やぎ =チューゴ君
カミュ =ロシアノビッチくん。アル中で靖国参拝を阻む気全く無し
なぜかチンソーくんと仲良く酒盛りを始める。チンソー君リタイア
アフロ =十二宮最後の双魚宮を守る聖闘士。その美しさは189の国連加盟国の中でも随一と
いわれる…。天と地のはざまに輝きをほこる美の戦士!フランソワ-ズちゃん。
(でもよわい)ドキュソちゃんはフランソワーズ商店街で買い物に夢中になってリタイア
そして・・・次回、教皇の間の戦い
君は(外国から)不条理を感じたことがあるか?
187 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/16(木) 07:15 ID:j2x25QvQ
あ、彼のこと忘れてた。影が薄いので・・・
天秤宮 = カナディアンくん
188 :
774:2001/08/16(木) 21:49 ID:ip61Yhvk
全バラスト排水!浮上
189 :
agasisann:2001/08/16(木) 22:46 ID:v2qkV4GQ
テレほ前age
空アゲは感心しない。適当な話題でも振ってくれよ。
191 :
NANASIi:2001/08/16(木) 23:11 ID:EBgkZGRU
朝鮮揚げ
192 :
名無し:2001/08/17(金) 01:04 ID:KRyNLTew
ああ。一日たっても作品が出てこない。
もうネタ切れかな?せっかくの優良スレなのに。
193 :
【番外編】お盆の日の回想:2001/08/17(金) 01:14 ID:smFrT.fo
うだるような暑さのある日に、とぼとぼと道を歩いている二人組が
います。カナディアン君とイン堂くんです。
「暑いね…」
「うん…」
カナディアン君もイン堂君も、あまりの暑さに話をする気力も無
いようです。
「早く秋にならないかなぁ…」
「そうだね…カナディアン君は夏が苦手だからね」
「イン堂君がうらやましいよ」
イン堂君は少しだけ視線を落とすと、
「でも、僕達・・・」
「うん、わかってるよ…」
(皆まで言うな…)カナディアン君は心の中でそう呟きました。
夏の日差しは二人の影をくっきりと映し出しているのに、僕達は
どうして…。二人はお互いの影を見つめていました。
「でも!」
不意にイン堂君が声を上げます。
「ニホンちゃんが話してくれたご先祖様の様に、僕達も頑張ろう」
「うん! そうだね!」
ニホンちゃんが二人に話した事と言うのは、二人のご先祖様の話
です。カナディアン君の先祖は額にカエデの葉を付けることにより、
人間を超えた力を発揮して人々の役に立ったといいますし、イン堂
君の先祖もカレーを頭に乗せたままで戦うという一風変わった戦士
で、どんなに激しい戦いでもカレーをこぼす事は無かったそうです。
「でも…」
カナディアン君が思い出したように呟きます。
「ニホンちゃんはカンコ君のご先祖様の話はしなかったね」
「うん…そうだね…」
イン堂君がどうでもよさそうな返事をします。
「そんなことより、僕に家でカレーを食べていってよ」
「うん。イン堂君の家のカレー、すごく美味しいよね」
「えへへ…」
おやおや、カンコ君のご先祖の話は”そんなこと”ですか。
そんな事を気にする様子も無く、二人はかげろうの揺らめく道を
駆け出すのでした。
194 :
193:2001/08/17(金) 01:22 ID:smFrT.fo
ニホンちゃん初参加です。
文章が稚拙ですがご容赦ください。
カナディアン君とイン堂君にスポットライトを当てたかったので…。
195 :
名無し:2001/08/17(金) 01:23 ID:dDLmnohQ
むぅ・・なんか、最近スレの趣旨からそれてきているような・・・
でも、これはこれでかなり面白いから、いいか(w
age
196 :
名無し:2001/08/17(金) 01:27 ID:1CgyMGIY
>>194 面白かったですよ。次回作を楽しみにしてます。
197 :
195:2001/08/17(金) 01:38 ID:dDLmnohQ
>>195 俺も、上であんなこと言っているけど、
凄く面白かったです。
(誤解を与えてしまったとしたら、申し訳ない)
それにしても、最近少ないのは、
やっぱりお盆だからかな?
(文才も知識もない自分が悔やまれる(涙))
198 :
193:2001/08/17(金) 01:44 ID:smFrT.fo
>>196氏
>>197氏
よき評価を頂き、ありがとうございます。
正直言うと、政治関連の話は俺には書けません(泣)
だから番外編とさせていただいた次第でありまして…
”本来の”ニホンちゃん作者諸氏が新作を書き上げるま
でのつなぎとなればよいかと思われます。
それでは。
199 :
ニーダー:2001/08/17(金) 02:09 ID:Ohw5q8ZQ
今、、、ネタ考えてたんだけど、
なんか、うまく文章を考えられないな・・・。
才能ないな〜、、、ハァ
200 :
JY:2001/08/17(金) 04:02 ID:RvD4i1S2
[思春期いっぽまえ。]
今日もいつの間にか、隣にカンコ君がいます。
「なんでいるの?
とニホンちゃんは思いましたが、
いつも「まあ、いるんだからしかたないな、しかたないな」とか思ってしまう健気なニホンちゃん。
(・・・ニホンちゃんダイブンおつかれです・・・)
今日もあいかわらず、カンコ君は食卓上の『犬鍋』のような不気味な存在感です、
・・・と思ったらそうでもありません。
今日のカンコ君はちがうみたいです。
目がきらきら輝いています。
服装も、髪型も、匂いもいつもと違います。
キムチの匂いはしないし、ほんとにいい服(いつもとは違って客観的に高そうな服)を着て、清潔感(!)が漂います。
そしてなぜか手には花束です。
「ニホンちゃん。
(なんでか「ニダ」が取れてます・・・。)
「ぼくは君にあって謝りたかった!ぼくは心を入れ替えたんだ。
正直ニホンちゃんは、新しい手口かと思いましたが、そうではないようです。
(カンコ君あたまでも打ったの???)
カン「やっと気がついたんだ。
僕は大切な友達になんて事をしてきたんだろうかと。
今までのことをゆるして欲しい。もう意地悪は止めるよ。
君はとても素敵な女の子だ。
僕はもう、君をねたむことから卒業しなきゃいけないんだ。
そしていつか、いつか僕が君に似合う隣人になったとき、君をむかえにいくよ!
僕には君が必要なんだヨ!!!
ガバ!(フトンの落ちる音)
「うーん???
ベットの上のニホンちゃん、なんだか、気持ちが悪いような、迷惑なような、得意なような、不安なような夢を見た気がします。
鳥肌が立っています。
「???」
眠い目をこすりながら、ニホンちゃんの1日が始まります。
今日もいい天気です。
〔予想どおり、ユメ落ちでした。これは悪夢です(w。〕
おや? 珍しくニホンちゃんとカンコ君が一緒に歩いています。
一体どうしたのでしょうか?
ニホンちゃんは不安そうな表情のカンコ君に尋ねます。
「カンコ君、元気ないね…?」
いつもならば、うるさいニダ!と返すはずのカンコ君も、今日は
ため息をついています。
「…キッチョムの事ニダ」
「キッチョム君?」
「そうニダ」
カンコ君の話ではヒッキ―のキッチョム君は、今まで離れに住
んでいて、カンコ君ですら滅多に会う事が無いという程でした。
ところが、もうすぐ離れを壊すかも知れないという事を聞き、カン
コ君は少し複雑な気分のようです。
「一緒に暮らすのは楽しいニダ…でも…」
「でも?」
「ウリのアポジやオモニが、キッチョムに優しくしすぎるニダ」
いつもは強がっているカンコ君も、やはり小学生。両親の愛情を
独占していたいようですね。
「きっと…うまくいくよ…」
確信があったわけではありませんが、ニホンちゃんはそう呟きま
した。
「ふ、ふん!…当たり前ニダ…ウリは子供じゃないニダよ…」
カンコ君は、なぜか微笑むニホンちゃんを見ることが出来ず、
反対の方を向いたままで、そう言いました。
「うふふ…」
「あっ、何が可笑しいニダ!」
「…何でもないよ」
「あ! ま、待つニダ!! 絶対にウリを馬鹿にしたニダ!」
あらあら、いつもの二人に戻ってしまったようですね。でも、
カンコ君の顔がいつものように真っ赤になっていないのは
本当はニホンちゃんに感謝しているのでしょうか?
その真相はカンコ君だけが知っています。
202 :
ポキ蔵:2001/08/17(金) 04:12 ID:r45bbsz.
カンコ家デッキ 1
小学校からの帰り道、ニホンちゃんは気持ちよく歌を歌っていました。
「に〜っぽんの未来はwouwouwouwou♪・・・・・・」
その時、ニホンちゃんの前方に見慣れた姿が見えました。
逆光でよく見えませんが、それでも鈍角で構成されたその姿を見間違えるはずはありません。
血中カプサイシン濃度なら地球町で一、二を争いそうなカンコ君です。
ニホンちゃんはびくびくしながら道の端の電柱の影に隠れました。
いつものように「謝罪ニダ、賠償ニダ」とネチネチといびられると思ったのです。
しかし、いつもなら「怨レーダー」でどこにいてもニホンちゃんの居場所を察知して、いつの間にか沸いて出てくるカンコ君ですが、
今のカンコ君はブツブツ言いながら下を向いて歩いていて、視界の隅のニホンちゃんに気づきすらしません。
ニホンちゃんは一体どうした事かとカンコ君をよく観察してみると、なにやら考え事をしているようでした。
ニホンちゃんが今まで見た中でも一番真剣な顔でした。
そのままカンコ君はニホンちゃんの前を通り過ぎていきました。
ニホンちゃんの耳には、
「・・・何かないニダか・・・」
「他に・・・使えそうなのは・・・・・・ニダ」
という切羽詰った声が聞こえてきました。
いじめられると思っていたニホンちゃんは、
予想外の展開に狐につままれたような顔でカンコ君の後姿を見送っていました。
その時カンコ君が何か紙切れを落としました。
ニホンちゃんはそれを拾いました。
新聞の切抜きのようでした。それにはこう書いてありました。
203 :
193:2001/08/17(金) 04:12 ID:smFrT.fo
>>201について
えーっと、解説です。先日、韓国の女子高生とチャットしましが、
彼女が言った、「南北統一は歓迎するけれど、韓国の人々は北
朝鮮に恐怖感を抱いている」その一言に、驚きました。そのような
実情を表現できていれば、幸いです。
>>JY氏
楽しく拝見致しました。文章中のような日は、現状では…無理です
かねぇ(涙) やはり。
204 :
ポキ蔵:2001/08/17(金) 04:14 ID:r45bbsz.
カンコ家デッキ 2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2001/08/14/20010814000009.html 見出しには
「使い果たした対日対応カード」
その下にはおじさんが困っている絵がありました。
そして
「断交
今までで全部使い果たしてしまってもうそれしか…」
と一番下に申し訳程度に添えてありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ニホンちゃんはしばらくそれを見ていました。
そしてそれを元の場所に戻すと、ニホンちゃんは再び家に向って歩き始めました。
こころなしか、いや確実に足取りが軽くなっています。
歌も絶好調で、しまいにはスキップまで始めました。
何か心の奥からこみ上げるものがあったのです。
「せ〜かいがうらやむ〜♪」
とってもごきげんでした。
ニホンちゃんが去った後、そこをうよ君が通りました。そして新聞の切抜きを見つけました。
そして切抜きに目を走らせ呟きました。
「最後に残った「断交」カード・・・出されても痛くも痒くもないな・・・。」
fin
205 :
193:2001/08/17(金) 04:17 ID:smFrT.fo
>ポキ蔵氏
>>「最後に残った「断交」カード・・・出されても痛くも痒くもないな・・・。」
この部分は素直に笑ってもいいのですか?(苦笑)
それと途中の割り込み(203)すいませんでした。鬱氏。
週末にクラスのお楽しみ会が予定されていました。しかし、ニホンちゃんは出し物で
何をやるか決めておらず一人悩んでいました。そんな様子をみて、マカロニーノ君、
アメリー君、タイワンちゃん、カンコ君はニホンちゃんにオファーをだしていました。
∠「一緒に”愛の奇跡”をデゥエットしよう!」
( ・≧・) (^▽^;)
ヒデトロザンナ?
∠「ニホンスタイルのコンビコメディをしよう!」
( ゚ぺ) (^▽^;)
パックンマックン?
∠「一緒に”タイミング”唄いましょう」
(*゚ー゚) (^▽^;)
ブラックビスケッツ?
∠「ウリが唄ってニホンが掛け声をいれるニダ」
<ヽ`∀´> (^▽^;)
イーイージャンプ?
しかし、ニホンちゃんはすべての申し出を断りました。これでは世界では通用しない。
と直感したからです。もっと誰も見たこともないことやろう。マチャアキには真似できない、
オリジナルなものをやろうと。路線も少し変えてピンでやろうとニホンちゃんは思いました。
お楽しみ会当日になりました。机を後ろにずらし教卓が小さなステージとなり歌やダンス、
雑技に蛇使い、カンガルーとのボクシングにサルテインバンコ。お楽しみ会は盛り上がり、
次はニホンちゃんの番となりました。ニホンちゃんはまず、ラジカセと虫篭をとりだしました。
曲が流れニホンちゃんは同じポーズ交互に繰り返すダンスをしています。そして・・・
♪デンデンデン、デデデデ、デデデデ、デデデデ、デン、デデデ・・・
δ\
^^ (^▽^ ) <「この猛毒をもったサソリを食べます!」
イタダキマース
[i]
\(T▽T ) <「飲んだ牛乳を目から出します!」
ピュー
続け様に真空パック即身仏や頭蓋骨木琴などを披露して大歓声を浴びます。
「ブラボー!」「クレイジー!」「カミカゼ!」「アイゴー!」の声にニホンちゃんはハニカミながら
口にドライアイスを含み鼻から冷気を噴出しながら応えます。ものすごいオリジナルでした。
<;`∀´><「これは朴れないニダ。ウリは包丁でも叩き鳴らして誤魔化すニダ。」
これが好評をだったカンコ君。逆にお約束をはずしてしまい消化不良なお楽しみ会でした。
地球町には名うてのペットがいます。犬だけでもニホンちゃんちのハチ、フランソワーズちゃんちのジョリー、
アメリー君ちのラッシーも有名です。パトラッシュなんかは主人(ネロ?ベルギー君)よりもメジャーでした。
犬以外にもおもしろペットがいました。例えば、カンコ君はニホンちゃんちから食用ウシガエルを
取り寄せご満悦だったりしていました。
そんな中、アメリー君は野生のアライグマも飼っていました。プライドが高く、孤独であったアメリー君にとって
唯一の心許せる友達でした。代えようのない楽しい時を過ごしこれからも続くものと思っていました。
しかし成長と共に野生に戻りつつあった為、アメリー君は親友のためにも森に帰すことが一番と思いました。
( ゚ぺ)<「森へお帰り、ラスカル」 (,・д・、)
カミサマトモダチヲアリガトウ クゥーン
が、なぜか放した森はニホンちゃんちでした。いるはずのない野生のアライグマは帰化してしまい、
社会問題になりましたとさ。
(;^▽^)<「アライグマが帰化した理由が"ラスカル"かぁ。」 (,・д・、)
メイサクゲキジョウ ガルルルル
<;`∀´><「ニホンとこのウシガエル増えすぎてがウリんとこで大問題になってるニダ!謝罪と<略>」
カエルキムチ
ニホンちゃんを(^▽^)でしつこく書いてるものです。(個人的イメージ先行)
HP製作者様へ
とても楽しみにみております。ご苦労もおありでしょうが、今後もがんばってください。
で、
293話は3話構成で3話目のオチ抜けています。
「死ぬ前に一度補完された293話がみたかったんだ。パトラッシュ。」「クゥーン」
210 :
元プ板→ハングル勉強中:2001/08/17(金) 04:50 ID:5CcLBAWM
>>206 さんってアマゾンライダーネタのひとですよね。
貴方の作品が大好きで、朴らせてもらいました。
>>15 >>16 けど、これはウリにパクられるようなおもしろい作品を書くのが悪いニダ
だから、ウリは反省と謝罪と賠償ではなく続編を要求しるニダ
211 :
キングカズ:2001/08/17(金) 04:54 ID:6SywPV1U
>>201 たまにはこういうほのぼのしたのもいいね。
とりあえずニホンちゃん萌え〜
212 :
M.D.チャップマン:2001/08/17(金) 05:48 ID:1.SOR3Fg
「ニッテイの財宝」
タイラン君の家はアジア町の中でも大きく長い歴史を持っています。ですから、住んでいるタイラン君自身でも知らない所があったりします。
ある日、チャオワリンおじさんが慌てたようにタイラン君のもとにやってきました。
おじさんが言うには「家の掃除をしていると天井裏に昔ニッテイさんが隠した財宝を見つけた」、というのです。
その昔、アジア町ではユーロ町やアメリー家の影響を受けずにいたのはニホン家とタイラン家だけでした。そういうこともあり、両家は協力して自立しようとしていました。
ニッテイさんがアジア町で暴れたときも、しかたなくとはいえタイラン家はニッテイさんと協力しました。そしてニッテイさんが敗れボロボロになったあとでも、最小限の賠償で許してあげました。
そんなこともあって、今でもニホン家とタイラン家は親しい付き合いがあります。
しかし今ごろになって、当時のアジア町からニッテイさんがかき集めた財宝がタイラン家で見つかったというのです。タイラン家は大騒ぎです。
その騒ぎをニホンちゃんも聞きつけタイラン君に尋ねました。
「ニッテイおじいさんの財宝が見つかったんだって?」
「そうなんだ。チャオワリンおじさんが見つけたんだって。僕は半信半疑だけどね。」
「ほうほう。」
そんな話をしていると横からカンコ君がやってきました。
「財宝はニッテイがアジア町から略奪したものニダ。だから、賠償として財宝はウリによこすニダ!」
「ちょっとカンコ君、冗談は顔だけにしてよね。」とニホンちゃん。
「な、なんてこと言いやがるニダ、ニホン!常軌を逸してるぞ!」
「常軌を逸してるのはお前だよ、カンコ。」とタイラン君。
二人の容赦ない反論にカンコ君は淑玉淑玉と帰っていきました。
数日後・・・
「おじさん、そろそろ財宝は確認できた?」
タイラン君はいつまでたっても連絡してこないチャオワリンおじさんに尋ねました。
「え・・・あっ、いや、まだ・・・」
「まだって何日経ったと思ってんだよ。」
「言い難いんだが、おじさんの勘違いだったみたい。」
「・・・・アイゴーーーーー!!」
カンコ君が乗り移っちゃったんじゃないか、そんなことを思ったタイラン君でした。
213 :
M.D.チャップマン:2001/08/17(金) 05:51 ID:1.SOR3Fg
214 :
:2001/08/17(金) 05:56 ID:RIcagivM
近頃、新作の数が減っていることに一抹の寂しさを感じていたんで、
今朝の新作ラッシュが無茶苦茶嬉しいよ。
作者さん達、今後も頑張ってね。ファイティン!!
215 :
:2001/08/17(金) 08:56 ID:uqA6u9FM
親善試合1
そう言えばこの前シューキューの勝負が有りました。
地球組のみんなでシューキュー大会をする日が近づいてきていたので、
EU班のみんなと比べると弱いニホンちゃんとカンコ君はこのごろ練習をしていたのです。
ニホンちゃんはオセアニア班で一番強いOG君と勝負する約束をしていて、
一方カンコ君はEU班のなかでもシューキューのうまいチェ子ちゃんと勝負できることが決まっていました。
最初ニホンちゃんの家でOG君と試合をすることになったのですが
二人ともカードの能力を上げるためにEU班のみんなに使ってもらっていたのです。
でも「負けないよOG君。精一杯がんばろうね」と二人とも持っているカードだけで戦いました。
その結果ニホンちゃんの3−0勝ちでした。でもニホンちゃんはでもあまり喜んでません。
「うーん。今一つカードが強くなったのかがわかんないよう」
そしてOG君も負けたことをカードが帰ってくればと思っているのであまり気にしていませんでした。
そのとき横からアサヒちゃんがいきなりこれあげるといって三枚のカードをわたしてくれました。
それはとても綺麗な虹のホログラムカードでした。
思わず「え、いいのアサヒちゃん?」と聞くと「良いんです。」と変に力強く答えてくれたのでニホンちゃんは喜んでもらうことにしました。
「アサヒちゃんはシューキューの試合の後はいつもテンション高いんだよなあ。なぜなんだろう。」と言っていると。
「じゃあまたねニホンちゃん。そろそろ帰るよ」
「ありがとうOG君、でももうすぐ試合があるんでしょ。がんばってね」と二人が和んでいるとき家の外からいやみな声が聞こえてきました。
「あんな勝負に勝っても何の意味も無いニダよ。なんでニホンは喜んでるニダ?。」
それを聞いてまさかまた外をみるとそこにはカンコ君が。
「そんなの分かってるよ。私の試合もカンコ君の試合も練習じゃない」とニホンちゃんが言えば、
「そんなことは無いニダ。ウリの試合は大事ニダ。子の試合のために何日も前からEU班のみんなのところにとまりに行って練習してるニダ。
ニホンとは違うニダ!!。ウリの試合を見たらビックリするニダよ。」
EU班のみんなかわいそうと思いましたが、そこまで言われてはとニホンちゃんはトル子ちゃんの家に勝負を見に行くことにしました。
216 :
:2001/08/17(金) 08:58 ID:uqA6u9FM
親善試合2
そうしてチェ子ちゃんの家に着くとカンコ君がカードを選んでました。
「どれにすれば良いニダ?」と悩んでいるカンコ君にシューキューの先生であるヒディンクさんが教えています。
彼は「強いカードを何枚か抜いた新しいデッキを使えばきっとカードが強くなるよ。」と言って代わりにえらんでくれました。
ニホンちゃんは「勝ったらカンコ君いやみ言うんだろうな。でも勝つのは難しいよね。」
と心の中では思ってましたが、静かに遠くから見ることにしました。
前半
カンコ君のカードはすごく良い感じで働いてました。
特にアーンカードはすばらしい働きをしていて押されながらももしかしてと思わせてくれました。
前半が0対1で終わりカンコ君は大喜びです。
「ウリはやっぱり最強ニダ。ニホンとは出来が違うニダ。後半の逆転は近いニダよ。」と絶好調です。
でも後半が始まってすぐ
ニホンちゃんはあることに気がつきました。
「あれカンコ君のカード元気が無くなっているように見える。気のせいかなあ。」
しかしそれは本当でした。しかもアーンカードを無くしてしまっていたのでした。
217 :
:2001/08/17(金) 08:59 ID:uqA6u9FM
親善試合3
後半
元気の無くなったカードを前にカンコ君はどうすることもできません。
「アイゴー。なんで動かないニダ。何が起こってるニダ?ヒディンク先生。」と聞くと
「君カードの使い方が下手なんだよ。前半でHPほとんど無くなってるよ。」
と軽く言われへこんでいると、その間もチェ子ちゃんの攻撃はやまず得点はどんどん増えて0対4になってしまいました。
そのときカンコ君とニホンちゃんのあたまをあるものがよぎりました。それは前にフランソワーズちゃん相手に0対5で負けたときのことでした。
ニホンちゃん「まさかね」と思い、カンコ君は「ヤバイニダ。もうあんな思いはいやニダよ。」と必死になっています。
でも逆にチェ子ちゃんの最後の攻撃でカンコ君がルール違反をしました。
そいてチェ子ちゃんに1点が追加されカンコ君はアイゴー、、、と泣き崩れたところで試合終了。
カンコ君は泣いています。ニホンちゃんはあまりにかわいそうで見ていられません。
小さく「大丈夫よ。まだ大会まで日があるから。元気出してね」と言葉をかけて家に帰りました。
学ぶことを知らないカンコ君もさすがにもこたえたらしく今日のカンコ君はちょっとしおらしいです。
「アイゴー。なんでニホンは勝つのにウリは勝てないんニダ。」
そのときカンコ君の肩をたたく人が。
それはシューキューの先生ヒディンクさんでした。
「カンコ君。」
「先生!ウリはもっと強くなりたいニダ。シュ−キューもっと教えてくれニダ。さあウリの家に行こうだニダ。」
「あ、カンコ君。教えるのしばらく休むから。僕はEU班に家があるんだよ。君の家は遠いしまた今度ね。」
アイゴ―ー。みんな嫌いニダー。これは日本の陰謀に決まってるニダ。嫌がらせをしてやるニダ。謝罪と賠償ニダー
ちゃんちゃん
上手くまとまらなかったです。すいません。
218 :
キョリアン:2001/08/17(金) 10:06 ID:EbfPSVSw
その1
ニホンちゃん、今日はニホンママのおつかいです。
と、そこに
「ニホン、いっしょに来るニダ!」
突然、カンコ君が現れました。あぁ、今日も・・・
「でも、あたしお使いの途中だから・・・」
無駄かなぁ、と思いながらも一応小声で言ってみます。
もちろんカンコ君が聞いてくれるはずもなく、
「来るニダね?来ないなら謝罪ニダ!それじゃすぐ行くニダ!マンセー!」
ニホンちゃんの手を引いて、走り出しました。
「みんなぁ、元気かな〜?」
ステージの上から、やけにエラの張ったお姉さんが呼びかけます。
(え〜と、何であたしは・・・)
「元気ニダ〜〜〜!」
戸惑うニホンちゃんをよそに、カンコ君は夢中になって叫んでいます。
そう、ニホンちゃんが連れてこられたのはデパートの屋上で催される、
その名も「電波刑事キョリアンショー」の会場でした。
半分閉じちゃったまぶたで会場を見渡すニホンちゃん。
そこには、一人で盛り上がるカンコ君を除いてお客は誰もいません。
「みんなぁ、今日はぁ、来てくれてぇ、どうもありがとう〜〜」
「キョリアン!キョリアン!キョリアン!キョリアン!マンセー!」
お姉さんに手を振られて、カンコ君大喜びです。一生懸命手を振り返しています。
お姉さんの細い目にちらりと睨まれて、ニホンちゃんも愛想笑いなんか浮かべつつ、
あわてて小さく手を振り返しました。
その時です。ステージのそでからスーツ姿の男の人が現れました。
「遺憾の意を表明します!」
男の人はステージの中央に立つと、原稿を見ながら叫びました。
「あ、あなたはっ!」
お姉さんは驚いています。
誰でもいいよ、少しすてばち気味にニホンちゃんが思ったときです。
カンコ君が真っ赤な顔で叫びました。
「お前カンリョーニダね!悪の秘密結社イルボンのカンリョーニダ!!」
「・・・・・」
ニホンちゃんは少し悲しくなりました
219 :
キョリアン:2001/08/17(金) 10:07 ID:EbfPSVSw
その2
「我々は、貴国に対し・・・」
カンリョーさんは、興奮しているカンコ君を無視して原稿を読み上げます。
「お姉さん!早くキョリアンを呼ぶニダ!謝罪と反省以外聞く耳持たないニダ!」
顔を真っ赤にして興奮しているカンコ君を頼もしそうに見つめて、
お姉さんは大きくうなずきました。
「そうね!こんなこと許してたら、過去の責任を忘れて歴史を捏造しかねないわ!」
お姉さんは、つかつかとカンリョーさんの歩み寄ると、乱暴に原稿を取り上げてしまいました。
「さぁみんな!大きな声で、お姉さんと一緒にキョリアンをよんでね!それじゃ、せ〜の!」
「キョ〜リア〜〜〜ン!」
両手を口の周りに当てて、カンコ君が叫びます。
ニホンちゃんも少し控えめに叫びます。お姉さんの目が怖かったからです。
呼び声にあわせて、妙に気の抜けるアリランが聞こえてきます。そして、
「そこまでニダ!!!」
スカジャンにジーンズ、大きく張り出したエラが特徴的なお兄さんが、ステージに現れたのです。
ステージの上で格好良くポーズをつけるお兄さんに、カンコ君が声援を送っています。
「キョリアン、いくニダ!ウリナラ半万年の伝統でイルボンなんかやっつけるニダ!マンセー!」
両手を振り回して盛り上がるカンコ君を、お兄さんも頼もしそうに見ています。
お兄さんは優しげに微笑み、カンコ君に大きくうなずくと、カンリョーさんをびしっと指差しました。
「カンリョー、ウリが相手ニダ!」
カンリョーさんは動きません。お姉さんに原稿を取り上げられた状態のまま止まっています。
お兄さんはまったく気にせず、右腕をまっすぐ上に突き上げます。
「漢江河口に垂れ流し!」
台詞と共に左腕を前に突き出します。
「流れ漂う東シナ!」
左足を上げ、ぐぐっと胸元に引き付けます。なかなかのバランス感覚です。
「ついに上陸イルボン島!」
勢い良く左足を振り下ろしながら、今度は両腕を胸の前で交差させました。
「ヒョーチャク!」
掛け声と共にお兄さんがジャンプ!同時に煙でステージが埋め尽くされました。
煙が晴れるとそこには、上半身が赤、下半身が青、白いマントをたなびかせた、コンバットスーツ?が
立っていました。
220 :
キョリアン:2001/08/17(金) 10:08 ID:EbfPSVSw
その3
「キョリアンニダ!格好いいニダ!イルボンやっつけるニダ!マンセー!」
カンコ君の声援に後押しされて、キョリアンさんはカンリョーさんに向かっていきます。
「いくニダカンリョー!国策、ペットボトル流しキック!」
ぐはぁっ、と血を流してカンリョーさんが吹っ飛びます。
「まだまだニダ!国策、生活不要品流しパンチ!」
「い、遺憾の、意を・・・」
ケイレンしながらも、カンリョーさんがつぶやいています。
「食らうニダ!国策、使用済み注射器流しボンバー!」
どがばぎぐじゃと濁音ばかりの効果音が聞こえてきます。良く見るとお姉さんが口で効果音をつけてます。
(あのお姉さん、って・・・)
ニホンちゃんは不思議に思いながらも、深く考えないことにしました。
「げ、厳重なる・・、こ、抗議・・・」
カンリョーさんの声もキョリアンさんとカンコ君には聞こえていないようです。
「キョリアンとどめニダ!謝罪ニダ!賠償ニダ!マンセー!」
キョリアンさんは右手を大きく上げて、カンコ君に答えます。
「これでとどめニダ!ウリナラの恨、産業廃棄物流しクラッシュ!」
とうとう、カンリョーさんは動かなくなってしまいました。
「キョリアンマンセー!ウリナラマンセー!半万年の伝統の力ニダ〜〜〜!」
キョリアンさんはステージの上で腕を組んでいます。
表情は見えないはずなのに、なぜか満足そうだ、とニホンちゃんは思いました。
「この世にキョリアンある限り、謝罪と賠償は終わらせないニダ!」
「マンセーーー!謝罪ニダ!賠償ニダ!反省ニダ!(以下略)」
「・・・はぁ」
静かにたたずむキョリアンさん。そのキョリアンさんをうっとりと見つめるお姉さんと、
熱い声援を送りつづけるカンコ君を見て、ニホンちゃんはため息をつきました。
なんとなく、分かってしまったような気がしたのです。
(カンコ君と仲良くしようなんて・・・)
無駄なのかもしれません。不可能かもしれません。
でも・・・。
違うと思いたい、そう考えるニホンちゃんでした。
221 :
218:2001/08/17(金) 10:10 ID:EbfPSVSw
ニホンちゃん初カキコです。元ネタはゴミ漂着問題。
カンコ君たちも小学生だし、たまにはこんなのもありかな、と思ったんですが。
ホントはカンコ君だけではないんですが、その辺はご容赦。
あと省略されまくりのとこもすいません。
初めての癖に長々とお目汚しすいません、謝罪します、もうしません。
222 :
目次57:2001/08/17(金) 11:00 ID:aOIYl1zs
223 :
暇人:2001/08/17(金) 11:17 ID:eRQKKzT.
そういえば、アラブやアフリカの当りの人居ないね
224 :
k*k:2001/08/17(金) 11:56 ID:rWBpuj8Q
>>223 中東ならイランとかイスラエルならあるが
アラブやアフリカの当りだとネタがない気が・・・・
内輪で喧嘩ばかりしているからかな?
225 :
たこ:2001/08/17(金) 12:03 ID:Sij8ube.
ニホンちゃんはアメリー君の別荘のワイハの池でお気に入りの『えひめ』という船を浮かべて遊んでいました。
「そろそろジッシュウを終わらせて帰ろっと」
そうニホンちゃんが思った瞬間
ドカーーン
「ああ!!」
アメリー君のお気に入りの玩具『ゲンセン・グリーン』が『えひめ』にぶつかって来たのです。
『えひめ』は瞬く間に池の底に沈んでしまいました。
「アメリー君、酷いよぉ」
いつもは大人しいニホンちゃんもこれには怒りました。
「OH!!ニホンちゃんすまないね、でもこれは事故なんだからしょうがなかったんだよ」
実は事故というよりアメリー君が余所見をしていたのが原因なのですが、アメリー君は全然悪びれた様子を見せません
「酷いよ、アメリー君『えひめ』を取ってきてよ!」
「OH!!ニホンちゃんそんなこといったって『えひめ』はもう壊れちゃってるから、取ってきてもしょうがないよ」
ニホンちゃんの家には壊れてしまったものも大切にするという風習があるのです。
それなのにアメリー君の反省していない態度にとうとうニホンちゃんは泣き出してしまいました。
「そんな……ヒック、ヒック……酷いよアメリーくん、ヒック」
「ニホンちゃん………」
ニッテイお爺さんがアメリーくんのお爺さんとの喧嘩に負けた後、ニホンちゃん一家はアメリー君のうちにお世話になったのでニホンちゃんはアメリー君には普段から遠慮をしているのですがこの時は違いました。
流石のアメリー君もタジタジです。
226 :
たこ:2001/08/17(金) 12:06 ID:Sij8ube.
「………ニホンちゃん判ったよ『えひめ』を取ってくるよ、だから泣かないで……」
「ヒック、ヒック、ほんとうに?」
(ドキン)
涙ぐんだ目を向けられてアメリー君の動悸は早くなりました。
「ハッハッハ!!任せておいてよニホンちゃん、じゃあちょっと用意して来るから待っててね」
とアメリー君は張り切ってえひめを引き上げる用意を始めました。
どうやらアメリー君は既に『えひめ』を沈めてしまった事など忘れてしまったような勢いですが……
「よーしこれで『えひめ』を拾ってくるぞ!!!」
クイクイ
ニホンちゃんは張り切っているアメリー君の腕をそっと引っ張りました。
「どうしたんだい?ニホンちゃん」
「アメリー君、頑張ってね」
「うん!!頑張ってくるよニホンちゃん!!」
さてさてアメリー君は無事『えひめ』を拾ってくる事ができるのでしょうか?
ニホンちゃんの本命はアメリー君だという持論の話です。
タイトル入れ忘れました『えひめとゲンセン』でお願いします
227 :
名無し:2001/08/17(金) 13:31 ID:ZZXkOHIg
おお、ついに四百話突破!
228 :
f:2001/08/17(金) 14:21 ID:yJr7QHdU
229 :
11144444:2001/08/17(金) 14:47 ID:HZWDoC12
230 :
目次製作者:2001/08/17(金) 15:09 ID:aOIYl1zs
>>229 第43話「このスレも・・・・」で予言された通りですな。
37、43話作者様マンセー!
第43話
http://funshei.tripod.co.jp/html/43.html 作者様のコメント
『パクり精神旺盛な彼らは、このスレの小話もパクって、自分達の掲示板に載せるん
でないかな? みたいな所を表現したわけです。
しかも、機械語翻訳などで、コピーがいいかげんで、「ニダ」になってしまうという
オチです。 』
・・・見てきたけど、どこが面白いのかさっぱり分からないニダ<丶TДT>
こんにちは。391話と393話の作者です。
コピーライト表記の申告をします。作者名は「四つの。」で
お願いします(藁)
ニホンちゃん作者の皆さん、暑さに負けず頑張って下さい。
また、HP管理者および目次製作者の方、ご苦労様です。
232 :
目次製作者:2001/08/17(金) 15:23 ID:aOIYl1zs
>>23 Copyright 修正しました。またの投稿をお待ちしております。
他にCopyrightが「不詳」になっている作者様、御希望があれば
いつでも修正いたします。
233 :
目次製作者:2001/08/17(金) 15:24 ID:aOIYl1zs
234 :
:2001/08/17(金) 15:53 ID:FiJSBr8k
実は私は・・・
ニホンちゃんに萌えてます・・ポッ。
235 :
:2001/08/17(金) 16:55 ID:siySesag
>>221 「ヒョーチャク!」、うけました。
次は「赤化!」?
236 :
四つの。:2001/08/17(金) 17:25 ID:EL0qsH9c
>>232 迅速な対応、感謝致します。
文章に磨きをかけて、また投稿させていただきます。
237 :
裸足 ◆SHsB4NC6:2001/08/17(金) 17:37 ID:eg3FUBOY
「キッチョム君のトロッコ旅行」
夏も暑い盛り。さすがのキッチョム君もちょっとばてぎみです。
彼の部屋には彼の飼っているたくさんのハムスターが回して発電した
電気によってクーラーがついているのですが、それもちょっと追いつきません。
(電気を石炭で起こそう、という話もカンコ君とニホンちゃんを巻き込んで
起こったみたいですがそれはまた別のお話です)
「そうだ、ロシアノビッチの家に遊びに行くニダ。あいつの家は涼しいはずニダ」
確かにロシアノビッチ君の庭には決して氷が溶けない地帯があり、そこから吹く風は
とても涼しいのです。
「塀の上を歩いていくと誰かに見つかってしまうからこないだ通した
トロッコを使って行くニダ」
キッチョム君密かに作っておいたトロッコ列車(上のバナーに写真がありますよ)に
乗って、ハムスター達に引っ張らせることにしました。
その前に電話です。
「もしもし、今から行く ガチャ」
「え、おい、ちょっと待てよ・・ しょーがねーなあいつは」
しょうがなしにロシアノビッチ君はお迎えの支度をしはじめました。
ところでトロッコはハムスターに引っ張らせるのでとても遅いのです。
ロシアノビッチ君が待ちくたびれてウォッカを3本開けた後にようやく
キッチョム君が到着しました。
238 :
裸足 ◆SHsB4NC6:2001/08/17(金) 17:39 ID:eg3FUBOY
「よぉ、久しぶり」
「久しぶりニダ」
とりあえず盟友です。握手です。
そのあとキッチョム君はロシアノビッチ君と話すでもなく彼の家のご自慢の
エルミ漫画集を読んでいました。
話のしようがないのでロシアノビッチ君がロシアンティーのお代わりを
作っていると、いつのまにかキッチョム君がいません。
見るとロシアノビッチ君の妹たちのバレェの練習を覗いていました。
「おい・・」
「ハラショー!ウリは芸術に理解があるニダ!スパシーバ!」
まぁ、褒められれば悪い気はしません。
「あ、うん、いいだろ。真ん中のボリーシャが将来のプリマって・・」
説明しだしたらまたキッチョム君がいません。
振り向くとおやつを勝手に取って食べてます。
「お、おいそれは俺の・・」
「あ、もうこんな時間ニダ。帰るニダ。じゃぁ今日は楽しかったニダ」
「おいおい、ちょっと待てよ!」
くるっとキッチョム君振り向いて言いました。
「アメリーの奴だいぶ調子にのってやがるからそのうちがつんと言わせて
やるニダ。ゆーびきーりげーんまーん」
「嘘付いたら針千本のーます、指切った」
「それじゃあ、また遊ぶニダ〜〜〜」
ちょっと酒が抜けて正気に戻ったロシアノビッチ君が周りを見回すと
色んな所にキッチョム君入ったらしくあちこちぐちゃぐちゃになってます。
「はぁ〜、片づけなきゃお袋に殴られるよ・・それにしてもあいつ・・
何しに来たんだ?」
<終わり>
・・皆さん、こんな友達クラスに一人はいませんでしたか?
239 :
高麗海老1:2001/08/17(金) 18:03 ID:aOIYl1zs
「くすくすくす・・・」
クラスの女の子たちが、ニホンちゃんを囲んでいます。
「ニダはにゃ〜ん・・・」
女の子がころころ笑う姿はかわいいものです。カンコ君は、うっとりしつつも熱い視線
を送っていました・・・が、どうも様子が変です。女の子たちが、ちらちらとカンコ君の
方を見ているのです。というか、見ている気がするのです。
『・・・?』
彼女たちをよく見てみると、何かノートを見て笑っているようです。
『むっきーっ!きっと、あのノートにはウリの悪口が書いてあるニダね!!だからこっ
ちを見て笑ってるニダね!!!ってことは差別ニダね!!!!』
・・・自意識過剰ですってば、カンコ君。
『抜き足、差し足、忍び足、ニダ・・・』
放課後、教室に戻ったカンコ君は、ニホンちゃんの机の前に立っていました。ご丁寧
にも頬被りまでする念の入れようです。・・・エラがはみ出てますが。
「これが例のノートニダね・・・」
机からノートを取り出すと、カンコ君はパラパラとページをめくりました。
「な・・・」
ノートを見るカンコ君の表情が凍り付きました。これは相当ひどい悪口が・・・。
240 :
高麗海老2:2001/08/17(金) 18:03 ID:aOIYl1zs
「な・・・なんて書いてあるか分からないニダー!!」
しかし、泣き言を言っても始まりません。カンコ君は泣きじゃくりながらも、漢字が
いっぱい書いてあるノートを読んでいきました。
「コ・ウ・ラ・イ・エ・ビ・・・高麗エビドラマ!?」
・・・な、なあんだ、そうだったのか。エビってのがよく分からないニダが、高麗って
ことは要するに、女の子たちはウリに憧れているニダね!よし、それならば!!
・・・ひとり納得すると、カンコ君は教室を後にしました。
さて、家に戻ったカンコ君、珍しく机に向かっています。
「うひひひひ・・・女ってのは、こういう純文学に弱いニダからねえ」
純文学?どうやらカンコ君もドラマを書いているようです。しかし、文才のないカン
コ君、持ってきたニホンちゃんのノートを横目でチラチラ見ながら書いてます。それ
はイケナイんじゃ・・・。
「これは朴ってるんじゃないニダよ!あくまで参考にしてるだけニダ!!」
韓国:^_____^
日本:従うな。
韓国:^^;
日本:従うな!
韓国:><
日本:従わないウラニカ...
台湾:^0^
日本:ナネン従ってもいくなれ。^0^
アメリカ:^O^(に何??)
日本:^___^これもタラヘズォお願いは..
・・・な、なんだこりゃ。ニホンちゃんのノートを見て書いたのに、どうしてこんな
内容になるんだか・・・。
241 :
高麗海老3:2001/08/17(金) 18:03 ID:aOIYl1zs
『キーンコーンカーンコーン・・・』
終業のチャイムが鳴りました。持ち回りで書いている小説を読むため、女の子たちは
ニホンちゃんの所に集まってきました。
「あ、あれ?ノートがない・・・」
ニホンちゃんは机の中を探ってみましたが、確かに昨日まであったノートがありません。
すると、
「お前たち、これを読むがいいニダ!!」
カンコ君は鼻息も荒く、自信満々にノートを突きつけました。なにしろ徹夜で書いたド
ラマです。女の子たちは目をパチクリさせていましたが、カンコ君の鼻息に圧倒された
のか、ニホンちゃんが思わずノートを受け取ってしまいました。
「・・・・・・」
女の子たちは顔を寄せ合ってノートをのぞき込んでいますが、誰も言葉を発しません。
『フフフ、カンコワールドにグイグイ引き込まれているニダね』
ひとり悦に入るカンコ君です。
「・・・こ、これは前衛文学かしら?」
芸術に造詣の深いフランソワーズちゃんも、さすがに戸惑っているようです。女の子た
ちは、改めてカンコ君を見つめました。
『フフフ、その表情は、ウリを尊敬する眼差しニダね!』
ここでカンコ君は持っていた袋から何かを取り出しました。
242 :
高麗海老4:2001/08/17(金) 18:03 ID:aOIYl1zs
「これがお前たちの憧れの的、高麗海老ニダー!!」
「キャーーーーーーーッ!!」
悲鳴を聞きつけて、アメリー君が飛んできました。
「なにやってんだ、カンコ!」
なんで怒鳴られるのか、カンコ君には分かりません。
「ウ、ウリはただ、コイツらが高麗海老の実物を見たいだろうと思って・・・」
「お前、その手にしてんのは、俺んとこの池で飼ってたザリガニじゃねーか!!」
「なんで話の中に私が出てくるの?それに、なんで私たちが海老に憧れなくちゃいけな
いの!?」
話の中に勝手に登場させられ、訳の分からない役を演じさせられているタイワンちゃん
も、プリプリ怒っています。追いつめられたカンコ君、さあ、どうする!?
「・・・お、お前らが勝手に書いたんだろうが。もう来ねえニダ!ウワァァン!!」
カンコ君は泣きながら教室を出ていってしまいました。
「あれ?このノート・・・」
カンコ君が落としていったノートをニホンちゃんがめくって見ると・・・。
┌──────────────────
│大河ドラマ「ニホンちゃん」
├──────────────────
│第1話「カンコ君」
│−−−−−−−−−−−−−−−−−−
│ 落ち着きの無いカンコくんは、いつも
│−−−−−−−−−−−−−−−−−−
│ 今日は、となりの子にいちゃもんつけ
─────────────────────────────
元ネタ
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=998025827
243 :
四つの。:2001/08/17(金) 18:30 ID:EL0qsH9c
【夏休みの工作】
夏の夕暮れ時。プールからの帰り道、ニホンちゃんは偶然カン
コ君と会いました。特に話をする必要は無かったのですが、
ニホンちゃんはそれとなく話題をふってみます。
「…カンコ君は夏休みの工作、もうつくった?」
カンコ君は待ってましたといわんばかりに、こう言いました。
「ウリは、ニホンの家で見たアニメのロボットの模型を
作ったニダ!」
「ええっ? 本当? 見せて見せて!」
ニホンちゃんが珍しくはしゃぐのに気を良くしたカンコ君。自信た
っぷりに箱の中身を取り出します。
「これニダ! 6個も作ったニダ!」
「…えっ?」
ニホンちゃんは一瞬固まってしまいました。
カンコ君の作品→
ttp://hcg.imacoco.com/fake/f_j_kit/m_force.html 「カンコ君…それは…」
かわいそうに、もうニホンちゃんは半泣き状態です。カンコ君が
作ったプラモデルはどこで売っていたのでしょうか? そもそも、
ニホンちゃんの家で見たアニメに、本当に出ていたのでしょうか?
「でも、チューゴの奴も何かロボットの模型を作ったと聞いたニダ。」
「そ、そうなの…?」
ニホンちゃんは、なんて話題をふってしまったのだろうと心の中で
後悔していました。
とぼとぼと歩くニホンちゃんと、ハツラツと歩くカンコ君。夏の夕日は
もうすぐ暮れようとしていました。
おしまい
244 :
四つの。:2001/08/17(金) 18:33 ID:EL0qsH9c
俺のID、エロとかHとか…鬱。
245 :
:2001/08/17(金) 21:46 ID:5BPizPco
なかなか盛り上がってきたね。
247 :
:2001/08/17(金) 22:53 ID:siySesag
え?え?大きすぎるって、どゆこと?
248 :
かかっ:2001/08/18(土) 00:21 ID:12q6l80E
WEBブラウザじゃみれない。
249 :
ななし:2001/08/18(土) 01:17 ID:4W/Pe13k
220 名前:夜勤 ★ 投稿日:2001/08/18(土) 00:39 ID:???
512K 制限だったのを
256K or 128K で様子見中。。。
256 になっちゃうかも、全サーバ
今ぎりぎりの転送量めぐって夜勤さんが格闘中みたいです。
しばらく見守りましょう。
250 :
:2001/08/18(土) 03:57 ID:yzNrqFfA
復旧あげ。
251 :
218:2001/08/18(土) 08:07 ID:yoRwqYPo
>>235さんへ
こんな感じでどうでしょ?
次回の電波刑事キョリアンは、
・許されざる恋!イルボン怪人マッキーの涙!
・イルボンの卑劣な罠!カイガイイセキを食い止めろ!
・敵か?味方か!?人民婦警チャイナー登場!
の三本ニダ!合言葉は「ヒョーチャク!」
注 この予告はフィクションです。信じちゃダメです(w
失礼しました(w
252 :
:2001/08/18(土) 08:33 ID:SGHgFEio
>>251 自分もトクサツでネタを仕込んだ事があります。
トクサツ板じゃないので、チビチビとまったりやって
いきましょう。
ところで、復旧マンセーです。安心しました。
253 :
目次58:2001/08/18(土) 11:51 ID:ME44f/5I
254 :
初投稿:2001/08/18(土) 14:04 ID:Dq9xeUxI
「愛国戦隊」 1/2
日之本家の長男ウヨ君こと、日之本タケシは有事に備え日夜体を鍛えていた。
また彼は読書することも忘れない。
今日もランニングの途中で立ち寄った書店で新刊をチェックするウヨ君である。
そしてなにげなく手に取った一冊のページをめくり、驚愕する。
『こ、これは! 外見はふつうの本だが中身は赤じゃないか!
これも、こっちの本も! それにこれは中学校の教科書! みんな赤じゃないか!』
次々と書店の棚をチェックするウヨ君に、襲いかかる店員。
『はっ? 狼藉者!』
ウヨ君は見事な体術で襲ってきた店員を投げ飛ばした。
『アイヤーッ!』
『やはりレッドドラゴンか!』
倒れた店員の姿が、黒ずくめの戦闘員姿に変わるのを見て、ウヨ君は叫んだ。
* * *
暗闇の中、不気味に浮かぶチューゴ君の顔が低い声で話し始める。
『サヨック、洗脳5ヶ年計画はどうなっておる?』
『は、都内の本屋のすべての本を入れ替えるまで、あとわずか』
サヨックおじさんに続けて、なぜか女幹部風のきわどいビキニコスチュームを身につけた
アサヒちゃんが報告する。
『もう少しで子供たちの教科書も、我らが改訂版に』
二人の報告に満足そうなチューゴ君。
『つまり、あと5年もたてば……』
『今の子供たちが大人になる頃には、我々の思想が主流になっております』と、サヨック。
『行けぇぇっ! すべての本を真っ赤にするのだぁっ!』
闇の中にチューゴ君の声が響き渡った。
『は!』
アサヒちゃんもマントを翻しながらふりむき、背後に控えたエラの張った怪人に命令した。
『カンコ!』
『はっ、お任せくださいニダ!』
つづく
255 :
初投稿:2001/08/18(土) 14:06 ID:Dq9xeUxI
「愛国戦隊」 2/2
『作業は順調のようだな?』
『もちろんニダ。ウリナラは世界最高民族ニダ』
女幹部アサヒちゃんと怪人カンコ君は、書店へ運ぶ自虐教科書の輸送を監督していた。
しかしカンコ君配下の戦闘員たちは、カンコ君の自信とは裏腹にミスばかりが目立ち、
なかなか作業ははかどっていない。
見かねたカンコ君がミスをした戦闘員に罰を与えようとした、そのときである。
カンコ君たちを見下ろす高台に、何人かの新たな人影が現われたのだ。
その中心にすっくと立っているのは、我らがウヨ君だ。
ウヨ君はポーズを取りながら、声を張り上げて叫んだ。
『レッドドラゴン、貴様らのたくらみはお見通しだ!』
仲間たちも続けて叫ぶ。
『子供たちに赤の本は読ませないぞ!』
『そうよ! 子供たちを○○○から守るのよ!』
……と、ここまで同人誌用のマンガ原稿を描いたところで、ウヨ君もしだいに興奮してき
たようです。
こんな時にも、原稿描きの手伝いをしているニホンちゃんやタイワンちゃんがいくら文句
を言ってもいっこうに直らない、あのウヨ君の癖がでてきてしまいます。
そう、大声で妙な歌を歌うアレです。
「もし〜も、ニホンがっ、弱ければ〜〜、
ロシ○がっ、たちまちっ、攻めてくる〜〜〜」
「あうあうあう、そ、その歌は、だめぇぇぇ!」と慌てるニホンちゃん。
「でも、これからアクションシーンになって盛り上がるんじゃないか。この歌をBGMに
したらきっとピッタリはまると思うんだ。そう思わない、姉さん?」
歌うのをいったんやめたウヨ君は振り返って、ていねいにトーン張りをしているニホンち
ゃんに反論しています。
「でもでも、やっぱり……」
ニホンちゃんの困ったような表情と、創作に命を懸けんばかりのウヨ君の情熱に満ちた顔
とを見比べながら、タイワンちゃんは思いました。
(たかが替え歌じゃない。誰も本気になんかしないわよ)
改めてべた塗りの作業に戻ったタイワンちゃんは、手元の原稿を見て大きなため息をつき
ました。
(あ、こいつらがいたっけ)
そこには、ビキニの女幹部アサヒちゃんと怪人カンコ君の姿が描いてあるのでした。
おわり
256 :
初投稿:2001/08/18(土) 14:09 ID:Dq9xeUxI
元ネタは「愛国戦隊大日本」の本編前半部です。
当時は冗談でしかなかった「洗脳5ヶ年計画」。なのに最近の教科書問題は……どういうこと?
あとウヨ君の本名?「日之本タケシ」は、大日本のキャラ名「神風猛」から(非公式)
しかし、きれいにオチをつけるのは難しいね……
257 :
nasi:2001/08/18(土) 17:42 ID:WA5Z9jvo
age
258 :
JY2:2001/08/18(土) 18:29 ID:oQqTD1DI
「現実=コンプレックス」
暑い中、カンコ君がとぼとぼ歩いています。(ミーン、ミーン、ミーン セミの声)
なんだか今日は元気がないようです。
「ハぁ〜、ウリの文化は、どうしようもないパクリばっかりにだ。
これはなんでしょう!自己批判でしょうか?
実はカンコ君、暑さと孤独にやられて少し鬱入ってるのです。
「大好きな犬鍋はみんなに嫌がられるニダし、キムチの生産量もニホンちゃんのほうが多いニダ。K1はローテクだし、兄貴はろくでもない引きこもりだし、車はすぐブレーキ壊れるし、チュウゴ君は怖いし、教室では誰にも相手にされないし、小遣いはへらされるし、
橋は落ちるし、ウチに誰も来ないし、誇れる物が何もないニダ。
ブツブツ・・・
そして、なんでウリは嫌われるニダ?
わりと深刻な悩みです。
原因はどう考えても自分なのですが、それはすぐにはどうにもならないことです。
(ジー、ジー、ジー セミの声)
そこにニホンちゃんがやってきました。プールのバックと買い物かごから見るとプールと買い物の帰りみたいです。
ニホンちゃんはあいかわからず隙だらけなのですが(完全無欠の美少女なので 藁)、元気のないカンコ君、からむ力もでません。
ニホン「あ、カンコ君。どうしたの?なんだか元気ないよ。
カンコ「・・・ニダ〜。
ニホン「???
なんだか、泣きそうなカンコ君です。
ニホン「なんだか、カンコ君元気ないね。じゃあ、さっき買ったんだけど、このキムチあげるよ。
ふとそれを掴むなりこじ開け、猛烈にキムチをかきこむカンコ君!
カンコ「これにだ!!!ウリの求めていた物は!
元気のなかったカンコ君、原因は興奮剤(キムチ)ぎれでだったのでした。
「謝罪と賠償を要求するニダ!!!!!!!!!!!!!!
ウリとウリのご先祖様に対して心のそこから土下座を(以下略)
元気になったカンコ君のへろへろのフックをバックステップでかわし、(最近タイワンちゃんから習った)縦に落ちる上段の回し蹴りを入れるニホンちゃんは、なんだか少しうれしそうです。
ああ、ニホンちゃんそれは女の子の使う技じゃありませんよ(藁。
259 :
名無し:2001/08/18(土) 18:32 ID:vn04oLLw
そう、オチが難しいんです。オチが…。
260 :
:2001/08/18(土) 19:09 ID:MZJrsc2k
>>258 ここ1日、2日、韓国からのデンパが弱くなってるね。
大丈夫なのかな?と心配してみたりする。
カンコ君の鎖骨もちょっと心配(^^;)
261 :
七志野:2001/08/18(土) 21:07 ID:.o8beWS2
高麗海…じゃなかった 大河ドラマ〜ってネーミング
思い出したら俺が付けたんじゃないか。棺国は謝(以下略)
262 :
名無しさん:2001/08/18(土) 21:17 ID:H0ZvHUMg
263 :
名無し:2001/08/18(土) 22:25 ID:hkKdEtYs
いいな〜
まったりいきましょう
264 :
nasi:2001/08/19(日) 00:36 ID:Eqhv3cu2
agetoku
265 :
あの歌で:2001/08/19(日) 01:32 ID:NiklqsnM
あの国はなぜ、いつまでも根に持つの?
あの国はなぜ、いつでもテンパってるの?
教えておじいさん、教えておじいさん
教えて、アサヒの偉い人
板違いsage
266 :
:2001/08/19(日) 01:59 ID:0pmYYM9Y
アイゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
(断交はイヤニダ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!)
267 :
目次59:2001/08/19(日) 12:25 ID:cuZUu25c
268 :
:2001/08/19(日) 18:07 ID:5CfREYus
age
269 :
JY3:2001/08/19(日) 18:27 ID:U6eAghiA
「痛み」
最近、ニホンちゃん元気がありません。
なんだか、体の調子が変なんです。
おまけにたちの悪い風邪までひいてしまったみたいです。
成長痛でしょうか?手足が痛みます。
なんだか体が変わっていくような、不自由になっていくような感じです。
ニホンちゃん、こんな自分にとっても戸惑ってしまいます。
体の調子が悪いので毎日、やることなすことうまくいきません。
みんな外で元気に遊びまわっているのを見ると、
凹んでしまって、だんだん自信もしぼんでしまいます。
ニホンちゃんは思います。
がんばらなければ。
わたしが消えてしまう。
これは他人事のなまやさしいことではなく、生きるためのことなのです。
今はきっと充電の時期。でも。
来年、桜の咲くころには、きっとすてきな女の子になっているはずです。
がんばれ、ニホンちゃん!
おわり。
270 :
裸足 ◆SHsB4NC6:2001/08/19(日) 19:05 ID:4CZkjdzs
かちゅーしゃ、ギコナビにあたるマック用の2chブラウザ「マカー用。」を
入れました。(
ttp://tmhkym.net/maka/ )
大きすぎるものも見ることが出来るようになりましたので、もしHPにUP
する前に見られなくなった場合お手伝いいたします。
271 :
うう:2001/08/19(日) 19:53 ID:BbPUqp66
「フラメンコ先生のこと...1」
フラメンコ先生が職員室の窓から校庭で遊んでいる子供たちを眺めています。
(あら、またカンコ君がニホンちゃんをいじめてるわね。仲良くするように、いつも
いっているのに。)
(でも、私もあのくらいの年頃のころは...メヒコ君のお父さん、アステカ君って
いったかしら...いじめまくっていたわね。)
(グーパンチで殴ったり、給食のパンをよこどりしたり。ああ、トペ・レベルサなんか
で反撃してきたときは、あのころはやっていたヒーロー物の影響で、コルテスキック
なんていう技を顔面モロにいれたこともあったわ。)
普段はニホンちゃんたちを情熱的な指導で導くフラメンコ先生ですが、若いころは
だいぶん無茶をやって暴れていたようです。
(メヒコ君は知っているのかしら、私が前におとうさんをいじめていたこと。
メヒコ君のおとうさんだけじゃなかったわ、あのあたりのご近所ひととおり暴れて、
いい気になって...ああ、なんだか滅入るわね、こんなこと考えていると。)
「先生、どうしたの?具合、悪いの?」
職員室の入り口にキューバちゃんが立っています。
272 :
うう:2001/08/19(日) 19:54 ID:BbPUqp66
「フラメンコ先生のこと...2」
(そういえば、キューバちゃんの家にも、昔いって暴れた事があるのよね...
キューバちゃんは知らないかもしれないけど)
「え?ああ、キューバちゃん、考え事、そうね、ちょっと昔の事をね思い出していた
の」
「ほんと?具合悪いんだったら保健室でお薬もらってくるよ」
「大丈夫、本当になんでもないんだから」
「なーんだ、良かった。あのね、ちょっと教科書のここの部分教えて欲しいんだけど」
(まぁ、あんまり昔の事ばかり考えていてもしかたがないわね。さて仕事、仕事)
キューバちゃんの質問に答えてあげるフラメンコ先生でした。
終わり
ひさしぶりにニホンちゃん書いてみましたが、ちょっと反則ですか、これは。
スペイン植民地ネタですけど、ニホンちゃんのクラスメートで他にもいましたっけ?
273 :
うう:2001/08/19(日) 19:57 ID:BbPUqp66
あっと、ちなみに元スペイン植民地の国での、対スペイン感情
とか知らないので、雰囲気違ってたらごめんなさい。
274 :
名無し:2001/08/19(日) 20:43 ID:13JkcGYM
>>271-272
フラメンコ先生が主人公なんて、
斬新な切り口ですね。
面白いです。
ウヨ君が今日も元気に自転車に乗って歌っているようです。
何を歌ってるんでしょう?
♪見よ檣頭に思い出の Z旗高く翻る
♪時こそ来れ令一下 ああ十二月八日朝
♪星条旗まず破れたり 巨艦裂けたり沈みたり
調子よく歌っていたウヨ君ですが、目の前で通せんぼしようとする人影が・・・
その人影は、アサヒちゃんとカンコ君です。
「その歌は、ニッテイの喧嘩をたたえる歌よ!なんて歌を歌うのよ!」
「そうニダ。不愉快ニダ。謝罪と賠償を(以下省略)」
二人は口々に文句を言います。
するとウヨ君は、
「アサヒこれを見ろ」
と、何か紙切れをアサヒちゃんに手渡します。
それを見たアサヒちゃんは、急に大人しくなると
「行くわよ」
と、言って、カンコ君を何処かに引きずっていきます。
「どうしたニダ?謝罪と賠償をさせないニダか?」
カンコ君はアサヒちゃんの態度の急変が理解出来ません。
「たわいもないな」
ウヨ君はアサヒちゃんに渡したのと同じ紙切れ、もとい歌詞カードを眺めます。
そこには作詞・作曲の欄に続いて、次のように書いてありました。
選定 アサヒ祖父
初めまして>ALL
えっと、あまりにも面白いので一寸書かせていただきました。
元ネタは、「大東亜戦争海軍の歌(昭和17年) 朝日新聞社選定 作曲・東京音楽学校」
です。同曲は著作権に関しては無登録らしいので歌詞を書かせていただきました。
ニホンちゃんらしくなかったら、無視しといてください。
277 :
名無し:2001/08/20(月) 01:23 ID:MQMHEw6w
著作権には登録制度が有りません(著作権法)。
書いた時点で発生します。作者の死後50年もしくは団体なら発表後50年
財産権が生じます。人格権は永遠ですが・・・
いずれにしても著作権はもう消滅していますけどね。
>>275 戦前も戦後も煽り系マスコミのアサヒちゃんネタですね。
カンコ君はアサヒ祖父の煽りで、関東大震災時に同胞が
何人も虐殺されたのを知ってるんでしょうか。
>>275 あ、タイトル忘れていました。
「ウヨ君の歌」と言うことでお願いします。
280 :
:2001/08/20(月) 05:27 ID:J58QWgL2
ウヨ君いいなぁ
281 :
345話作者:2001/08/20(月) 10:31 ID:FOmCyg42
282 :
:2001/08/20(月) 10:37 ID:uYsbw0kc
スレちがいでなんなんだけど、
>>276t登録制度が無いのに著作権料を
ジャスラックは取るの?代行ってのは無しだと思う。
283 :
目次60:2001/08/20(月) 12:23 ID:ruPzMhhY
「かつての戦友(1)」
今日も今日とて、ニホンちゃんに妙な難癖をつける我らがカンコ君。
「日帝36年、ニホンの先祖は残虐非道な行為をウリナラの民にしたニダ〜!
謝罪と賠償を(以下略)」
何で非難されなきゃいけないの?と心の底では思うニホンちゃんですが、
聞きなれているとはいえ、年がら年中これを聞かされていれば、
「あああ、我が御先祖様は一体何を…?」
「もしや本当にカンコ君の御先祖に何か申し訳の無いことを…?」
と思ってしまうのは無理のないことです。
あまりにうるさいので傍にいたアーリアちゃんがカンコ君に注意したのですが、
「こら、カンコ。またいわれの無い難癖を…」
「アーリアは黙っているニダ!これはカンコとニホンの問題ニダ!
さあ、ニホン、反省と謝罪と賠償ニダ!」
…と、どうやら逆効果だったようです。更にカンコ君の声は大きくなって
いきました。ニホンちゃんはこんなに苦しいのに耐えなきゃいけないのなら、
良くわかんないけど謝ろうかと思ってしまいます。
「…うう、ごめ…」
ニホンちゃんが思わず謝ろうとした時、背後から声がしました。
「おいおい、何をやっているんだ?」
ニホンちゃんが振り返ると、そこにはアメリー君と白髪の背の高いおぢさんが
立っていました。ニホンちゃんの知らない人です。
誰なのかなー、と思っていると、アーリアちゃんが先にその疑問を口にして
くれていました。
「…こんにちは、アメリー君。ところでその人は?」
「ん?ああσ(^_^)のおじさんのレザーネックさん。いつも自由と正義と
平和のために全世界で戦っているんだけど、今日は休暇でうちに遊びに来たんだ」
「ふうん…。始めまして、アーリアです(にこ)」
「はじめまして、レザーネックさん(にこ)」
アーリアちゃんとカンコ君の注意がそれたので平静を取り戻したニホンちゃんが
御辞儀をして挨拶するとレザーネックさんはニコニコとしながら会釈します。
「かつての戦友(2)」
「こんにちはニダ」
取り合えずカンコ君も挨拶をします。それを見たレザーネックさんはニコニコと
しながらこう答えました。
「おお、僕の戦友の甥っ子さんでは無いか。陸軍にいるおじさんは元気かい?」
「陸軍のおじさんを知っているニダか?元気ニダよ」
「そうか、レザーネックがよろしく言っていたと伝えてくれると嬉しい」
「わかったニダ」
その会話を聞いていたアーリアちゃんがレザーネックさんに問い掛けます。
「…おじさん、カンコのおじさんと一緒に戦ったって本当?」
「ああ、本当だとも」
レザーネックさんは背中をピシッと伸ばして答えます。流石は軍人、決まってます。
「おじさん、一体何処でうちのおじさんと一緒に戦ったニダ?」
興味津々という顔でカンコ君が問い掛けます。
「ベトナムだよ。あれは酷い戦争だったな…」
レザーネックさんの答えを聞いてカンコ君が強張ります。そうです、カンコ家では
ベトナム戦争の話は禁句なのです。しかし、レザーネックさんはカンコ君の表情には
気付かず、話を続けています。
「カンコ君のおじさんと一緒に戦った時は、我々はベトナムのジャングルの中を
ベトコンを追って村から村へと転戦したものさ。
(ニホンちゃんの顔を見ながら)我々は失礼ながら東洋人の顔の区別がつかないんだ。
だから村にいくと取り合えず家の中を捜したり、村人に聞いたりするんだが、異常が
無ければそれで終わり、次の村に動いていくのが常だった。しかしある時私はカンコ軍の
オブザーバーとしてベトコンを捜索したのだが、カンコ軍のやり方は我々とは違って
いたよ」
「…どう違っていたのですか?」
興味深いのかアーリアちゃんが問い掛けます。アメリー君もニホンちゃんもどういう話に
なるのかドキドキです。みんな顔をキラキラさせて話の続きを楽しみにしています。
…あれ?我らがカンコ君の顔は真っ青ですね。違う方向でドキドキなのでしょうか?
「かつての戦友(3)」
その一方で、レザーネックさんは淡々と言葉を接いで行きます。
「我々と違ってカンコ軍は農耕民族の心理を知っている、とでも言うのかな?
とにかくやる事が違うんだ。村を捜索したり村人を尋問するのは同じだが、それで
相手が嘘を言っていると思うと村の米倉を吹き飛ばすのさ。これで一年の収穫が
パーになる。農耕民族には辛い仕置きだろう。その上で尋問を続けるのさ」
ニホンちゃんは驚きのあまり声を失っています。気まずい雰囲気が流れる中、
アーリアちゃんが漸く言葉を繋ぎました。
「…それで終わるのですか?後はどうなるのですか?」
それを受けてレザーネックさんは言葉を接いでいきます。
「カンコ軍が納得すればそれからまた捜索のため次の村に移るわけだ。だが彼等は
中々納得しないんだ。なおも嘘をついていると思ったら、彼等は水牛の群れに
手榴弾を投げ入れて村の農耕手段を奪ったり、その他の貯蔵食料庫を破壊したり…」
そこでレザーネックさんは言葉を切りました。ニホンちゃんが泣き出してしまった
からです。
「…酷い…、可哀想…」
ニホンちゃんは泣きながら声を絞り出しています。それを見たアーリアちゃんは
後ろを振り返り、顔を真っ青にしているカンコ君を睨み付けました。
「…お前、ニホンちゃんの先祖が残虐非道とかどうとか言っていたな。お前の…」
アーリアちゃんが言い終わる前にカンコ君は逃げ出してしまいました。
「ウリナラは悪くない、悪くないんだ…(アイゴオォ〜)」
「かつての戦友(4)」
脱兎の如く消え去ったカンコ君。後に残ったアメリー君はレザーネックさんに
こう問い掛けました。少し怒っているようです。
「おじさん、どうしてカンコ軍を止めなかったんだ!」
「アメリー、確かに私はその場にいたが、オブザーバーは指揮権を持って
いないんだ。やりすぎるな、と注意することは出来たが、それ以上の
事は出来なかった」。
「でも…」
「同盟軍といえども直接命令を下せるわけではない。軍隊というのは
そういう所なのだ」
ニホンちゃんやアーリアちゃんは沈鬱な表情を浮かべながら、あのいつも明るい
ベトナちゃんの過去に何があったのだろうか、と思っていました。
だが、まだレザーネックさんは全てを語ったわけではありません。
この時彼は全てを語っていたら、この子達はどういう反応を示しただろうか?
と考えていたのでした。
うおお、旨く纏まらない┐('〜`;)┌。こんな下手な文章をアップした謝罪の
ため二度とここには書き込みませんので賠償は勘弁してください(笑)。
元ネタはアメリカ海兵隊員のベトナム従軍戦記です。著者がオブザーバーと
して参加した韓国軍の悪辣ぶりに呆れているのが印象的でした。
因みにレザーネックは海兵隊員を指すスラングみたいなものです。
なお、文章の中にある「自由と正義と平和のために戦う」は海兵隊の公式歌である
「海兵隊賛歌(Marine's Hymn)」で実際に歌われています。
289 :
774-3:2001/08/20(月) 17:36 ID:IMURXYOs
>>282 ジャスラックは、建前上「著作権料徴収代行業」です。ゆえに、ジャスラック未登録作
曲者の楽曲からは、料金を徴収する権利を持ちませんが、一旦登録すると著作財産権
を全面的に預託する契約になっているそうです(このため、著作権者も許可を出せない&
ジャスラックが無断で徴収できる+預託する曲を選べない)。
著作権の光と陰を体現している存在ですが、秋以降は立場が微妙とのこと(MIDI課金
問題で話題になったので、その周りを調べれば詳細は出てくるでしょう)。
290 :
JY4:2001/08/20(月) 17:58 ID:AVE/2GMU
「愛の形」
フランソワーズちゃんは今日も髪くるくる、優雅です。
学校のテラスで優雅にカフェオレでしょうか。
ところが今日はひとりで思案顔です。
昨日ひろった、すこしHなマンガに出ていた「エス・エム」が気になるようです。
「いったいアレはどういうことなのかしら?」
「愛っていったい???相手をしばくことと愛がどうつながるのかしら???」
・・・
視線の端のほうで、カンコ君のニホンちゃんいじめが始まってしまいました。
フランソワーズちゃんは考えるのに忙しく止める気もありません。
真っ赤なカンコ君を遠目にながめつつ、
「これも愛の形かもしれないですわね。」
とぼんやり思いました。
ところが、しばらくするとニホンちゃんが逆切れです。
うでぐるぐるパンチでカンコ君をKOです。
「あら、そうでもなかったみたいですわね。」
フランソワーズちゃんのあれこれ妄想は続きます。
フランソワーズちゃん、鼻血でてます。
やがて、クールなエリザベスちゃんが来て絶妙なつっこみを入れてくれることでしょう。
エリザベス「フランソワーズ、あなた妄想、倒錯していらしてよ。」
フランソワーズ「キー!」
おわり。
291 :
ポキ蔵:2001/08/20(月) 19:17 ID:zs2dHLxs
>>290 ・・・おもしろい。
ニホンちゃんの腕ぐるぐるパンチ・・・いいなぁ。
昭和17年著作なら既に著作権は切れてますね。(法人が著作者になってる為)
293 :
名もなき名無し:2001/08/20(月) 20:08 ID:CFZI5z7I
「チューゴ君の本音?」1
こんばんは。チューゴアル。
みんな、カンコのことをキ◯ガイと言っているけど、
僕に言わせれば、本当にキチ◯イなのはニホンちゃんアルよ。
カンコはただのバカアル。
小さかったとき、ニホンちゃんは病弱で
ろくに外も歩かなかったアル。
何年か前に病気が治ったアルが、
そしたら、それから数ヶ月もしないうちに
僕やロシアノビッチと喧嘩して
しかも、僕もロシアノビッチも
ニホンちゃんに勝てなかったアル。
それどころか、それからしばらくすると、
今度は地球町の子供のほとんど全員を敵に回して
ものすごい喧嘩を始めたアル。
(あの時、ニホンちゃんの味方だったのは
アーリアちゃんとマカロニーノだけだったアルな。
マカロニーノは最後に寝返ったけど。)
294 :
名もなき名無し:2001/08/20(月) 20:09 ID:CFZI5z7I
「チューゴ君の本音?」2
結局アメリーのヤツにやられたアルけど、
そしたら、今度は勉強でアメリーに勝負を挑んだアル。
今では、アメリーの次に成績がいいアル。
こんな子が、ほかにいたら見てみたいアルよ!
そういえば、ニホンちゃんは合気道の達人だったアルな。
はっきり言って、今でもアジア町では誰もニホンちゃんには勝てないアル!
家だって、花火を使わないと、勝てるとは思えないアルよ。
何で喧嘩したがらないのか、僕にはさっぱりわからないアル。
(正直言うと、恐くて時々夢に見るアル)
僕も時々ニホンちゃんにちょっかい出すけど、
とてもじゃないけど、本気でニホンちゃんを怒らせる気にはなれないアル。
カンコのヤツ、このままで大丈夫アルか?
おわり
295 :
名もなき名無し:2001/08/20(月) 20:14 ID:CFZI5z7I
296 :
名無し:2001/08/20(月) 20:41 ID:yhpapqGc
>>295 昔ご近所と大喧嘩したのはニッテイじいさんじゃなかったっけ?
297 :
閑古クン:2001/08/20(月) 21:23 ID:xiGKeJ.s
>>288 > うおお、旨く纏まらない┐('〜`;)┌。こんな下手な文章をアップした謝罪の
>ため二度とここには書き込みませんので賠償は勘弁してください(笑)。
いや、そんな薄っぺらな謝罪では騙されないニダ〜!!
ベトナム戦争を歪曲し、ウリナラの罪を捏造した 288は、
新作をアップすることで謝罪と反省を表明しる!
298 :
:2001/08/20(月) 22:05 ID:t/iMOXcc
結局、ここのサーバのスレサイズ制限ていくつになったの?
いままで700スレ超えたあたりから引越しの準備してたけど
256KBになったんだったら、350〜400スレあたりで
引っ越す事になるのかな?
>>296 反応があるとは・・・感謝です。
確かにそうなのですが、
今までの話を見ると、同じネタを別の話で表現しているのも
結構あったので、こういうのもありかなと思って書きました。
(第二次大戦ネタも、ドッヂボールや騎馬戦など、いろいろありましたし)
一つのネタで、複数のエピソードが出来てもいいと思っています。
・・・ただ、同じく喧嘩として扱ったのは、少々軽率だったかも知れません。
300 :
JY:2001/08/20(月) 22:50 ID:.mL6Bbb6
290です。本文「エス・エム」を「えすえむ」に改希望。
301 :
:2001/08/20(月) 23:43 ID:t/iMOXcc
302 :
ジョバンニ:2001/08/21(火) 00:48 ID:BYu0r/2g
ひさしぶりにニホンちゃんをのぞいてみたんですが、ニホンちゃん、
朴られちゃったんですね。・・うーん、意味不明・・・
かの国の人はあれが面白いのでしょうか?まぁ、こっちはネタが
増えてくれそうなので、まあいいか。
303 :
ジョバンニ:2001/08/21(火) 01:07 ID:BYu0r/2g
>>217 カンコ君って、チェコちゃんに5−0で負けたんですか。
ニホンちゃんはオージー君に3−0で勝ったのに。
もうすぐヒディンクさんに、謝罪と賠償を要求するんだろうなー
カンコ君はあのシューキューゲーム後の翌日、朝からニホンちゃんちのまえの路上で
教壇を用意してのストリートパフォーマンスの準備をしていました。お題目には
「叫ぶアジアの会」と書いてあり、アジア町の心を代弁するのが目的らしいのですが・・・
演説はニホンちゃんが家から出た瞬間から始まりました。なんちゃってギレン・ザビです。
∠「アーアー、アンニョンハニョセヨ」
<ヽ`∀´> (^▽^;)
ヨボセヨ ゲンカンデタラ,アッ カンコクン!
∠「なぜ諸君ら愛されたウリが、チェ子に0−5という
歴史的大敗しなければならなかったのか!」
<ヽ`∀´> (^▽^ )
┗〇ドン ! ボウヤダカラサ!
∠「ヒディングが無能だったからニダ〜!」
┓<ヽ`∀´>┏ (^▽^;)
ヤレヤレニダ デタ!セキニンテンカ
と、カンコ君いわく、あの試合は練習だからべーつにケッチョンナヨ。けどヒディングは
反省しる、という内容でした。また、脳内麻薬のせいか話はW杯のことになり叫び続けます。
∠「どーしてW杯でウリんとこでキャンプするっていう
話が未だにどこも出てこないニダ!」
<;`∀´>ノ (^▽^;)
ウッタテヤル ゼロダッタリシテ・・・
305 :
JY5:2001/08/21(火) 03:10 ID:DDCtaQFQ
「彼女のいいわけ」
皆さん知ってのとおりエリザべスちゃんは美人です。
そして上品です。優等生です。
まさにお嬢様でなのです!
もちろん!もちろん!もちろん!自分でもそう思っています。
(さすがに傲慢だと思うので自分では言いませんが。)
彼女は何でもできてしまいます。
ピアノ、写生、勉強、ダンス、バレエ、スポーツ・・・etc
しかしひとつだけ苦手な物がありました。
それは、お料理です。
彼女は言います。
「だって、うちはお金持ちだからメイドさんがいて何でもやってくれるし・・・。」
306 :
JY5:2001/08/21(火) 03:11 ID:DDCtaQFQ
これではいけないと、夏休みである今日特訓をすることにしました。
彼女はプライドが高いので負けっぱなしは許されません!
エプロンをつけて、フライパンを片手に、
「愛する人のために創ってこその料理だわ!」
と思いますが、とりあえずお相手は見当たりません。
彼女プライドが高いのでお目にかなうのはとても大変みたいですね。
彼女は2時間悪戦苦闘し得意料理の「ハンバーグを煮たやつをパンではさんだもの」をつくりました。
「さて誰に味わっていただこうかしら?」
フランソワーズちゃんを呼ぼうかと思いましたが、
美食家で通っているのでけなされるのも癪です。
思案の結果、おとなしそうなニホンちゃんを呼ぶことにしました。
307 :
JY5:2001/08/21(火) 03:12 ID:DDCtaQFQ
ピンポーン!
ニホンちゃん「こんにちわー。」
エリザベスちゃん「ようこそ、いらっしゃいまして(はあと)。」
豪華なキッチンに通されたニホンちゃん。
ニホンちゃんの前に出されたお皿には「味のないハンバーガー」のっていました。
味のないお肉を食べたことのないニホンちゃんは、目を泳がせ、
(これってあるいみ、つくろうと思ってもできない味だわ・・・。)
と思いながらも大和撫子のつつしみ、笑顔で食べ終えました。
エリザベス「まだお代わりは有りましてよ(はあと)」
(ひえ〜。)
気がつくとニホンちゃん、味のないお肉にマスタード塗りまくっていました。
ニホンちゃんのひきつった笑顔にご機嫌のエリザベスちゃん。
おかげで後日、「クラスの目立たない軍団」の子たちが犠牲になってしまいました。
それから2日後、
ついにフランソワーズちゃんの番がきました。
フランソワーズ「なにこれ?こんなもの、うちでは豚も食べませんことよ。」
エリザベス「ブチッ!!!!!なんですってー!!!!!」
さすがに、ライバルにおこる時まではお上品ではなかったですね(はあと)。
おわり
308 :
JY:2001/08/21(火) 03:24 ID:DDCtaQFQ
修正 「ハンバーグを煮た」⇒「ゆでた」
ヨーロッパ町でちょっとした名物のおっさんがいました。町の人はそのおっさんを
バチカンのおっさんと呼んでいました。おっさんは定職には着いていません。
ですが、町一番の世話焼きであったので町から養ってもらい生活していました。
そのおっさんが天気のいい日に公園に行くと双子のポルとガルが遊んでいました。
2人はおっさんを見つけると、お互いにイヒヒと笑い、おっさんに近寄ってきました。
( ‘д‘)<「おっさん、うちら、聖母様を見たで!」 /\
|+,|
( ´D`) <「でもってお告げも聞いたのれす!」 煤i´ー` )
テヘテヘ ウソーン!
おっさん、まずはじっくりと二人の話を聞きました。どうやらお告げは全部で3つらしく、
1つ目と2つ目についてはウンウンとうなずくおっさん。驚いていないことに2人はカチンときます。
そこでポルとガルは3つめのお告げは大げさに話ました。するとおっさんも2人の様子を察して
大げさに驚き、ショックで倒れて見せました。おっさんはやりすぎでした。まわりに人もいたのに。
(;‘д‘)<「おっさんが気絶してもうた!」 /\
|+,|
(;´D`) <「おっさんが絶命したのれす!」 煤i+ー+ )
タネガシマッタ! バタン
すぐに、その話は町中に広がり、かつお告げはおっさんのみ知っていることになりました。
ポルとガルが「記憶にない」とバっくれたからでした。日に日にみんなの関心は高まりました。
この話はクリスチャン(サンタ肯定派)の間で”奇跡”として知られるようになりました。
クリスチャンのカンコ君は奇跡を頼るのは立派で正道であると悟り、そしていつもよりも
迷いのない難癖をニホンちゃんにつけています。今日はなんでサンタがクリスチャンでもない
ニホンちゃんにプレゼントを渡しているのか(それも日本製)、謝罪として・・・
∠「壷を買って悔い改めるニダ!」
<ヽ`∀´> (^▽^;)
2000マンニダ コレガクリスチャン?
また、あの人のお墓についても抗議していました。
∠「なんでキリストの墓がニホンちにあるニダ!歴史の歪<略>」
<ヽ`∀´> (^▽^;)
コリナイヤツニダ ナンデデショウ?
この件はまったく反論のできないニホンちゃん。うつむいて時間が流れるのをまつばかりでした。
カンコ君は続けて抗議してます。合同何たら式に出ろ!とか言っています。
一方、教室の隅では第三の予言について想像しただけで震えが止まらない人がいました。
( ゚ぺ)。。〇「絶対、第3次世界大戦か、宇宙人襲来か、隕石群の襲来でハルマゲドンだ」
ビバ!ファティマ
(・≧・) <「ほんとにモーオタで生まれてきてすみません。じゃチャオー」
マカロニーノ,ッス
311 :
七誌:2001/08/21(火) 05:27 ID:eqWkniYU
感想きぼーん
>>309-310
どうせならファティマネタなら
ローレンス・ダウニー氏のハイジャックも入れたらよかったのに
313 :
:2001/08/21(火) 06:16 ID:jnNJyJ8o
緊急速報です!!
なんとポルとガルはミニモニでした!!
314 :
:2001/08/21(火) 07:44 ID:ydWD0l6U
朝は快適だな〜っと、サクサク読めるし。
でももう会社いかなきゃ。
315 :
?氏:2001/08/21(火) 09:57 ID:r6sAdrzg
>>309 リーマンだリーマンが出た!でも...
♪顔の形かチョットちかう....。
316 :
目次61:2001/08/21(火) 11:33 ID:gHRGYKes
317 :
七誌:2001/08/21(火) 14:51 ID:cfsVMmEU
agetoku
318 :
臨時ニュース:2001/08/21(火) 14:52 ID:GqtyltWM
319 :
:2001/08/21(火) 22:20 ID:sj9GUe8c
よく分からないままちょっと調べてみたんですが、ここのサーバは
256KB超えると、このスレッド大きすぎます、って言われるみた
いです。
で、今ニホンちゃんのスレサイズ218KB。
なんか、きゅうくつ
age
320 :
うう:2001/08/21(火) 22:50 ID:sj9GUe8c
あぶなそうなスレッドに言って回ってきたんですが、
間違った事言ってないか、ドキドキ
321 :
JY6:2001/08/21(火) 23:41 ID:9BuoE6TE
「アメリカン・ヒストリーX」
これはアメリー君の昔のお話です。
そのころアメリー君は今よりもかなり、やさぐれていて、
いつも子分らをつれて悪いことやりほうだいでした。
社会的に立場のある家特有のしつけの厳しさへの反動でしょうか、
ぐれてナイフをポケットに忍ばせ、毎日ロシアノビッチ君のグループとケンカを続けていました。
そんなある日、アメリー君たちのいじめのターゲットになったのはベトナちゃんでした。
家がロシアノビッチ家と仲がよかったのです。
家は農家であんまりお金持ちじゃなく、ベトナちゃんは小柄でおとなしい子でした。
「やーい、びんぼうにーん!」
アメリー君たちはベトナちゃんに石を投げ、
面白半分にベトナ家の畑の作物に除草剤をまいたり、壁にペンキでいたずら書きをしたりしました。
そしてある日ベトナちゃんの親が留守にしているとき、
あろうことか、家に火をつけてしまったのです。
その日は空気が乾いていたせいか、木造の小さな家はあっという間に火につつまれます。
家のそばでベトナちゃんが泣いています。
逃げたアメリー君はその途中、燃える家と泣いているやせたベトナちゃんを見て、
なんだかとても心が痛むのを感じました。
結局、放火の犯人は誰かわからないままうやむやになったのですが、
数日の間、アメリー君は生きた心地がせず
神様にお祈りばかりしていました。
こんなことがあって、とても反省をしたアメリー君は不良を止め、
正義とリーダーシップを愛する男の子になりました。
今でもときどき強引なことをしてしまうことがあります。
でもベトナちゃんを見かけるとき
アメリー君は心に強い罪悪感を感じてしまうのでした。
おわり
322 :
JY:2001/08/21(火) 23:42 ID:9BuoE6TE
解説?
何話だったかのサイドストーリー?です。
むかし「たけしくん、はい!」だったかでこんな話あったような気がします(うろ覚え)。
でも、「貧乏な人をからかう」という話は書いてて気分悪いですね。
323 :
名無し:2001/08/22(水) 00:29 ID:5Wd0o3KI
そういうベトナちゃんもカンボジア君をいじめていたけどな〜
324 :
名無し:2001/08/22(水) 00:39 ID:XPZkShZo
考えてみれば、国と国にとの関係は
いじめ・いじめられの関係が多い。
ほんと、「ニホンちゃん」を小学生と設定した
初期の方々には頭が下がるよ。
「怪談1」
ニホンちゃんたち、今日はみんなで集まって怪談を披露し合っているようです。
まあ、夏ですし、セオリーですね。少しは涼しくなるかもしれません。
今度はニホンちゃんの番です。ニホンちゃんが語り始めました...
「女子トイレの奥から3番め、いつも『故障につき、使用禁止』の張り紙が貼って
あるんだけど、このあいだトイレに行ったとき、その日に限って張り紙がはがされて
いたの、一度も入った事なかったんだけど、その時はなんだか...そこにいかなく
ちゃいけないような気がしてきて、入ってみたんです」
「わたしが中に入って鍵をかけてしゃがもうとした時、」
『・・・わたしとあそぼ・・・』
「どこからか声がしたんです...」
「外に誰かいるのかと思って、鍵を開けて外に出ようとしたんですが、そうすると、」
『・・・あそんでくれないの?・・・もう、いっちゃうの?・・・』
「声が聞こえてきたような気がして、わたしが下を見ると...トイレの水面におかっぱ
頭の女の子の顔が...」
「きゃああ〜〜〜」
話を聞いていた女の子たちが悲鳴を上げました。
男の子たちはちょっと別の意味でもドキドキしていたようですが、ニホンちゃんの話に
引き込まれています。
「わたしはびっくりしてトイレを飛び出しました。後でフラメンコ先生にこのことを話し
たんですけど、先生は、」
『ああ、張り紙がはがれていたのね。今度ははがれないように貼っておくから大丈夫。
あ、でも、もし張り紙がはがれていてもあそこは使っちゃだめよ』
「って言っていました。う〜ん、わたしもちょっと怖いからあそこは使いたくないなぁ、
おしまい」
「怪談2」
パチパチパチパチ〜
ニホンちゃんの話は、まずまず好評だったようです。
「なかなか良かったよニホンちゃん、最後はボクかな?、ボクの話はコワイよ」
自信満々に話し始めました。
さて、チューゴ君が語り始めます。
「えーと、ウチのやりかたとしても色々あるんだけど、両手と両足、まずこれを...」
ALL:「ヒイィィィィーーーーー」
「あっと、もちろん両目、両耳、あと舌もね...」
ALL:「ギエェェェェーーーーー」
「で、その後で家畜小屋に...」
ALL:「ぐはあぁぁぁ−−−−ー」
「後はね、こう、体の穴の空いたところににね、ネズミをいれたカゴをね...あ?あれ?
みんなどこ行っちゃったの?」
チューゴ君、それは確かに怖いけど...怪談じゃないよぉ。
捨てハンぽいHNもやめよかなと。
今後はこのHN使ってみます。
328 :
JY:2001/08/22(水) 01:39 ID:Vvq7scsA
生きてる人間のほうが怖いですね。人民解放軍の捕虜にはなりたくないものです。
第二外国語チャイ語にすればよかった。
329 :
:2001/08/22(水) 05:24 ID:/H5MO1Ak
>>326 いわゆる、人豚という奴だね。コワイ・・・・・・・
330 :
目次62:2001/08/22(水) 12:52 ID:5G86a/D6
>>321 第415話「アメリカン・ヒストリーX」
>>325-326 第416話「怪談」
>うう様
Copyright 以前の作品にさかのぼって修正しました。よろしかったでしょうか?
331 :
f:2001/08/22(水) 13:11 ID:H4SmY6rM
最近更新遅れ気味ですいません…age
332 :
:2001/08/22(水) 13:24 ID:ICV9N2CY
プロKスレには「信じる人が出たらどうするんですか!!」って言うクレーマーが来てるけど、こっちは大丈夫なのかな?
「タイワンちゃんの事を萌えるなんて言ってて、本気にする人が出てきたらもう遅いんですよ!!(怒」とか言えばいいのに(ワラ
>>330 えと、どっちでもいいです、(^^)
お手数おかけしました。
334 :
目次製作者:2001/08/22(水) 16:01 ID:5G86a/D6
>>333 了解。
ところで、997449486.datは今現在21-Aug-2001 23:49 224k
新スレ移行したほうがいいですかね?
335 :
:2001/08/22(水) 17:38 ID:N8r1WKjs
>>334 これからの目安は300スレちょいですか...きゅうくつですが
今のマッタリ進行ならなんとか。
まだ使えるとはいえ、256までですからねぇ。
何かやるたびにサイズチェックするのも萎えます。
他の方の意見もキボーン
336 :
:2001/08/22(水) 19:16 ID:N8r1WKjs
>>334 えーと、私、335と同一人物ですが、新スレいっちゃっていいん
じゃないでしょうか。
私スレ立てしたことないんで、どなたかお願いします。
(クソスレがバンバン立ってた時期に一回やってみればよかった)
337 :
:2001/08/22(水) 19:31 ID:N8r1WKjs
と、いかん、sageてしまった。
ageますね。
338 :
3,4,5スレの1:2001/08/22(水) 20:12 ID:ejVbEcRc
また私が立てましょうか。異論が無ければ。
では、1〜6の内容の変更事項の申請を受け付けます。
タイムリミットは22時です。
よろしくお願いします。>ALL
ゲルマンスキー→ゲルマッハに変更願います.
もしくはゲルマッハ(ゲルマンスキー)で.
あとは
オージー君:カナディアン君と同じく影が薄い.田舎なまりがある.
を付け加えてもらえるとカムサハムニダですが.
>>338 1〜6お願いいたします。
ところで、どなたも立候補してないみたいなんで...
7って一回やってみたいんですけど、だめ?
341 :
宋治悦:2001/08/22(水) 21:26 ID:Xplxb9xw
342 :
100話作者:2001/08/22(水) 21:31 ID:Kws.ULgw
>>340 どうぞ、というよりむしろお願いします。
>>342 ありがとうございます。
でも、なんかここのサーバ重いです、一応やってみ
ますが、22:00以降ですか?出遅れたときは無視
して進行お願いします。
344 :
さが:2001/08/22(水) 22:18 ID:DKyOdFtU
新スレ立てるの?
345 :
:2001/08/22(水) 22:32 ID:N8r1WKjs
>>344 今227KBだしね、ちょっと余裕みて移転しようよ
346 :
ななし:2001/08/22(水) 23:37 ID:92h5lvos
早く作れ6!
347 :
:2001/08/22(水) 23:45 ID:N8r1WKjs
338さんは何かのアクシデントにみまわれているの
かもしれません、台風も来てますしね。
たまったネタを書き込みたい方もいるようですが...
どなたか代わりに次スレ立てては?
348 :
JY:2001/08/22(水) 23:56 ID:92h5lvos
いろいろ書いたりだるいんでパス。
本職さんにまかす。
349 :
うう:2001/08/23(木) 00:14 ID:1TNfFcb6
えーと、じゃ、ちょっと俺、やってみる。
うまく行かなかったら戻ってくるからちょっと待ってて。
俺も本職じゃないんだけど。
350 :
うう:2001/08/23(木) 00:25 ID:1TNfFcb6
うぇ〜ん、やっぱ、スレッド作れないよぉ。
俺、ここのサーバじゃ作れないみたい、他所で
一回練習してみたんだけど。
どなたかお願いしますです〜(泣
351 :
JY:2001/08/23(木) 01:21 ID:SIUAOpG6
謝罪と賠償を・・・
352 :
さが:2001/08/23(木) 01:32 ID:OWa.sMl6
ふが?あ、新スレ立ったか、ちょっと寝てた、ゴメン。
7やるのはまた次回ですな。
354 :
:01/09/11 04:22 ID:yAxKkDC.
取り敢えずあげ
355 :
.:01/09/11 06:06 ID:6xJMDPKs
何故旧スレをageる?
356 :
東の国の名無しさん:01/09/18 22:45 ID:8LpcQ6h.
なんか、6は倉庫落ちしてる?
357 :
:
落ちてないよ。
上げてみよか。