沙也可は金忠善という名前を賜りました

豊臣秀吉が文禄元年（１５９２）に朝鮮侵略（韓国では壬辰の倭乱と言う）をした時、豊臣軍に従って釜山（プサン）に上陸した武将が「このような不義の戦には従えない」と秀吉に反旗をひるがえし、自分が率いていた兵士と共に朝鮮軍に投降、帰順した。その名は日本名・沙也可（さやか）と言う。
　朝鮮に帰順した沙也可と伝えられる武将は、そのまま朝鮮に住みつき、朝鮮軍の兵士に鉄砲の使い方を教えたり、鉄砲、火薬の製法技術の指導などをした。また、朝鮮軍と共に朝鮮の国を守るために戦い、三乱の功臣として敬われ、朝鮮王から金忠善と言う姓名と官位を授かるほどの忠臣ぶりだった。その沙也可の墓が大邱（テグ）市郊外の友鹿里（ウロンニ）にあり、今も沙也可の子孫や韓国国民らからも慕われている。
　なぜ、沙也可が突然、反旗をひるがえし朝鮮軍に味方したのか。朝鮮は日本に文化や先進技術、仏教などを伝えてくれ、日本の発展に大きく貢献してくれた国との認識が沙也可にはあり、朝鮮の文物を慕い続けていたようだ。そんな国を攻め、国民を殺傷することは礼と義に反すると決意、朝鮮の国と国民を守る立場に変わった。
　沙也可は年老いてからは、朝鮮に住みついた兵士の家族らに人の道を教えながら７２歳で没した。友鹿里には沙也可の墓のほかに、沙也可をまつる鹿洞祠、鹿洞書院、沙也可の遺品や壬辰の倭乱に関する図書などを備えた忠節館などがある。韓国の中学３年の道徳の教科書にも沙也可の話が取り上げられている。今、友鹿里では「韓・日友好村」の建設が進められており、沙也可は日韓交流に尽くした人物と言える。

よかったね♪

＞朝鮮は日本に文化や先進技術、仏教などを伝えてくれ、日本の発展に大きく貢献してくれた

こんなことどこに書いてあるんだろう？多分いつもの創作だね。
むしろ戦国時代に対する嫌気じゃないのかな。
それとも資料でもあるのかね？

沙也可に関して一方的に良い情報ばかりが書かれすぎ。

武将でサヤカ・・・
なぜに女性名？なまったのかな？
ていうかある程度教養のある武士？階級で
姓なしの名前だけ？
謎多すぎ

雑賀が訛ったんじゃないかという説もあるよ。
一応実在の人物らしい。

でも、「降倭」は一旦各地に分散させられた後
「功労のなかった者」―多分耕作や役務の才能のなかった者だろうが―は
処刑されているそうだ。美談一方ではない。

また、北京の午門（今の天安門）前では
神宗萬暦帝や文武百官の前で囚われの日本人百人以上が
磔にされている。

「献俘の式」といって捕虜を皇祖皇宗の霊に見せる儀式をやった後
門楼か壇上だかの玉座から帝が「連れ去れ！」と命ずる。
すると下に控えていた臣下数人が「連れ去れ！」と叫び
更に下の武官数十人が「連れ去れ！」とまた叫び
最後には雷のような「連れ去れ！」の怒号。

で捕虜達は群衆の目の前で磔にされていく・・・。
昔『萬暦１５年』という本で読んだ話だけど
何百年も前の話とはいえ、結構辛かったな。
侵略者の末路と言われるかもしれんが
それこそただの駆り集められた農民兵とかもその中にいたかもしれない。
訳も分からずに「唐入り」に連れて行かれて
地獄のような戦場で捕まって、何百里も歩かされて
最後は言葉も通じない異国の大群衆の前で磔。悪夢だね。

無論朝鮮の民衆も何千と連行された訳だが
こういうエピソードを教育の場とかで紹介すれば
色々考える事が出来て良いんじゃないかと思ったりする。

なお、萬暦１５年その年の話ではありません。
文中註釈に載っていた話。

一般に言う
朝鮮による
降倭皆殺って奴ですね

松田聖子の娘はこの沙也可にちなんで名付けられた

司馬遼太郎の街道をゆくシリーズの韓のくに紀行で沙也可の子孫が住む村
を訪ねていますね。

彼は正二品を賜っているんだね
http://matsu.rc.kyushu-u.ac.jp/bunroku-keicho/haifu.html

沙也加（金海金氏）の族譜
http://matsu.rc.kyushu-u.ac.jp/bunroku-keicho/sayaka-zokufu%20

沙也加の村
http://plaza12.mbn.or.jp/~boboro/urok/coreatrip-a.htm

滋賀県蒲生郡には白村江の戦いで破れ亡命した百済人鬼室集斯ら７，０００名
が移り住んだので今でも神社などが残っている。
６・２７（水）ＮＨＫ総合２１：１５〜その時歴史が動いた「白村江の戦い」