新右翼というのは、左翼に対するシンパシーが大変強い。
一水会や統一戦線義勇軍のかつての活動スタイルが、ヘルメットにゲバ棒、
火炎瓶テロなど、'60〜'70年代安保の左翼のスタイルを踏襲していたこと、
見沢知廉氏をはじめとする、左翼からの転向組が幹部にいることなどからも明らかです。
最近の鈴木氏等(慰安婦問題へのアプローチ、よど号メンバーとの親交など)の行動、
見沢氏の著作(一応『小説』ではありますが…)の内容、
そしてこの顔ぶれから察するに(というか、誰が見てもそうですが)、
これは左翼側が“転向せずに”新右翼を名乗っている。
逆にいえば、新右翼が看板を変えずに、事実上左翼化した、といってもよいのでは?
鈴木氏は非暴力を訴えていますが、昨今、彼の影響力が低下していることは明らかですし、
鈴木氏を傀儡に、左翼側主導の団体となっている可能性も否定できませんし、
鈴木氏自体が完全にオルグされているかも………