このスレッドは我が国随一の朝鮮通、産経新聞黒田勝弘記者の
コラムおよび著作物を通じて日韓関係・日朝関係の現在過去未来に
ついて語り合うスレッドです。
皆様ご愛顧の程宜しくお願いいたします。
すみません。スレッド立てるの失敗しました。
これって別にスレッド立て直した方がいいんでしょうか?
直ったみたいです。お騒がせしました。
平成12年12月9日 産経新聞
■ソウルからヨボセヨ
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先日、韓国の新聞にセピア色の古い人物写真が出ていた。無精ヒゲを生やした不敵な面構えで、よくいえば精かんな風ぼうだが、悪くいえば犯罪者の手配写真といった感じのものだ。ほとんどの新聞に掲載され、一部の新聞には一面に大きく出ていたので相当、目についた。
この人物は一九三二年(昭和七年)、中国の上海で日本人による天長節(天皇誕生日)の祝賀式に爆弾を投げた韓国人抗日テロリスト尹奉吉で、写真は事件当時、日本の憲兵隊に逮捕された際に撮影されたもので最近、関係団体が日本の研究家から入手したという。
この事件では上海派遣軍司令官の白川大将が重傷を負い後に死亡し、後年、外相になった重光葵総領事も負傷し生涯、つえをつく身になった。犯人の尹は刑死したが韓国では歴史的な英雄として銅像になり、いまなお「義士」とたたえられている。事件現場の上海・虹口公園(現在の魯迅公園)には先年、韓国政府の手で記念施設が建てられた。
彼の生前の姿はすでに知られており今回の写真が初めてというわけではないのだが、それでも韓国マスコミでは一斉に大きく取り上げられる。このあたりが「韓国マスコミの対日歴史感情の現住所」といったところか。
一方、有名な安重根による伊藤博文暗殺事件については最近、事件現場の旧満州・黒竜江省のハルビン駅に記念施設がないと不満の声が聞かれる。中国当局が認めないためらしいが、新聞には「韓国政府は何をしている」といった投書が出ている。(黒田勝弘)
5 :
まず御礼! : 2000/12/09(土) 21:24 ID:???
>>1 ゴー宣スレにいた産経大阪版の読者です。ありがとう。ネットでも読めないので
ホント助かります。 最近も、天主教が安重根か誰かを殺人者としていた事を
謝罪するなんていう声明を出したって記事が出ていましたが、彼らは益々狂って
来ているようです。
>事件現場の旧満州・黒竜江省のハルビン駅に記念施設がない
ドキュソだねぇ、全く・・・
日本人は、どこまで黙っているのか?
日本は韓国のトンデモな反日行動の一つ一つに
いちいち抗議するほど暇を持て余してはいないと思う。
韓国にしてみたら、こういう問題を日本が全く気にせず
無視を決め込んでいることも腹立たしいんじゃないかな?
>>8 これも、それも、全て腹黒い日帝のいんぼうです。
大韓帝国の遺臣たる、我が偉大なる民族を、畏れて
ワザと甘やかしてアホのまま置いて置くのです。
■産経抄
東京・千代田区の九段会館の前を通りかかったら、ものものしい警備態勢である。
何事ならんといぶかると、これが「日本軍性奴隷制を裁く『女性国際戦犯法廷』」
(松井やより代表)という催しだった。
▼同会館は日本遺族会が経営しているはずだが、日本の過去を裁く法廷なるもの
が七日から十二日まで開かれている。首席検事が起訴状を朗読し、つづいて韓国、
北朝鮮、中国、フィリピンなどが起訴状やら被害者証言やらを発表する。
▼こうして「日本の加害責任(天皇を含む)、戦後責任」などを告発し、最終日に
は「判決言い渡し」をやるときいてあきれてしまった。海外から三百人、国内から
七百人が出席しているが、六日間出席すると計一万五千五百円の傍聴券代が要る。
▼傍聴希望者は誓約書に署名しなければならない。それは「法廷の趣旨に賛同」
することが条件で、批判したり疑問をもっている人間は排除される。この法廷では
反論や弁明の機会も与えられないらしい。なんのことはない、法廷という名にも値
しない“暗黒裁判”に等しいものだ。
▼それよりなにより“従軍慰安婦”という名前はなかったし、強制連行を裏づけ
る証拠もないことは再三明らかにされている。また中国系米国人などの戦時補償訴
訟に対しては、米紙ウォールストリート・ジャーナルがその風潮の嘆かわしさを社
説でじゅんじゅんと説いていた。
▼慰安婦が“性奴隷”というなら、戦前の公娼制度全体が問い直されなければな
らない。戦争の被害への憎悪や怨念をいうなら、広島・長崎や東京大空襲の民間人
死者も声を上げなければならない。際限なく増幅されれば国際関係は不毛のものに
なるだろう。
おいおい、裁判(笑 の傍聴に金をとるのかい。
そこまでして、金もうけをしたいかねえ
所で、何で日本遺族会はこんな茶番を催すのに会館を貸したのか、詳細きぼ〜
平成12年12月16日 産経新聞
■コラム ソウルからヨボセヨ
南北女性の言葉遣い
北朝鮮から韓国に亡命してきたある亡命者の話で、韓国のテレビドラマを見ていて最初は面白かったが、そのうち女性の物の言い方があまりに激しく、特に男を男と思わないような話し方に嫌悪感を感じて見なくなったという。北の女性とあまりに違い過ぎるからだ。
二十年以上、韓国のテレビを見てきた外国人の僕も、そう思う。例えば最近、毎朝見ているあるテレビドラマなど、検事の男性と恋愛結婚した主人公の女性は終始、韓国語でパンマルといわれるぞんざい語を使っている。男に対し若い女性がいわば「オレ、オマエ」といった言い方をしているのだ。
これが男女平等でカッコいいというわけだが、北から来た人には大変な驚きだという。北では女が男にそうした物言いは絶対にしないからだ。韓国のテレビで最近よく紹介される北の映画やテレビドラマでも、北の女性の言葉遣いは実に大人しく丁寧で女性的だ。
先頃北の金剛山観光に行った際、日程外で案内された北朝鮮側のさるレストランで登場した美形のウエートレスもまた、もの静かで秘めやかな喋り方だった。現代韓国女性の突っかかるようなきつい物言いや物腰と比べ、これが同じ民族かと思う程だ。北の女性も社会が開放・改革された場合、韓国風になってしまうのかしら。亡命者によると北は韓国より遙かに男尊女卑というが、お陰で女性の話し方だけは北の方が間違いなくいい。(黒田勝弘)
16 :
>10 : 2000/12/16(土) 23:49 ID:???
松井やより、間違いなく狂っているね。
中国か北朝鮮か韓国の工作員だと思っていたけど、どうも違うような気がする。
工作にしては露骨過ぎる。下手すぎる。あのやり方では自分を悪者にしてしま
って工作にならない。政治工作というのは巧妙に敵(この場合は日本人)を卑
怯者として宣伝することのはずだよね。
おそらく、彼女は特定の日本人を憎んでいるのではないかと思う。その特定の
人を憎むあまり、日本人全体を呪って破壊の衝動にかられていると推測してい
る。彼女がのさばっているのは、「戦略的な反日宣伝家」だからではなく、日
本人を侮辱する口実を探している反日白人に受けが良いからでしょう。
ユダヤ人攻撃に対するヒトラーと同じだよ。同じ民族だけに厄介だね。
17 :
16 : 2000/12/16(土) 23:54 ID:???
補足:
「ヒトラーと同じ」というのは、
「ヒトラーと同じ戦略をとった」という意味ではなく、
「ヒトラーと同じく」特定民族を公然と攻撃したいという(白人)大衆意識
に受けたということだよ。
一方は戦略的で、もう一方は感情的という違いはあるけどね。
もし日本に本当の愛国者がいたら松井やよりは
この世から消えていただろう。
野村秋介さんが自決されてから日本に本当の愛国者は
存在しなくなった。
松井やよりや辛淑玉はそのことを1番知っている。
今の日本の右翼はザイの巣窟である。
20 :
ななし : 2000/12/17(日) 01:52 ID:iFjVb9vg
>>19 つ〜か朝日でも役不足だな。
なんで自決しちまったんだろう。 もし今生きていればと思うね。
朝鮮右翼なんかに、でかい面されなくてもいいのになー
と思う今日この頃
>1さん頑張ってください。
21 :
いくら : 2000/12/17(日) 02:41 ID:???
赤報隊でも、頭のおかしいのは、相手にできんと思う
22 :
ななし : 2000/12/17(日) 02:52 ID:???
>>21 なんで赤報隊をだすの? 野村さんとはレベルが違うだろう!
>20
私もそう思う。
日本人の右翼はいないのでしょうか?
日本人は愛国心がなさすぎる。
石原慎太郎が首相になったらいい。
朝鮮右翼は、金が目的!
愛国心がない日本人おおいよね。サヨのマスコミと在日芸能人の思想汚染の効果。
でも、石原慎太郎は外国人労働者を積極的にいれると公言してるよ。
愛国心あるのかな。
27 :
ななし : 2000/12/17(日) 03:27 ID:???
>>21 なにが言いたいの?
俺が馬鹿なせいか和からん
28 :
>27 : 2000/12/17(日) 03:53 ID:???
野村秋介と赤報隊ってなにか関連してるの?
30 :
大和魂 : 2000/12/17(日) 04:32 ID:Knp9Z3Pk
黒田勝弘著「韓国人の歴史観」は必読。
31 :
ななし : 2000/12/17(日) 09:06 ID:???
>>28 馬鹿?
野村さんと赤報隊のような卑怯者を一緒にするな!
赤報隊は朝鮮右翼だという噂があるよ。某宗教団体な。
>野村ってだれ?
こんなレベルの人が名指しで他人を批判できるのはいいことだね。
32 :
ななし : 2000/12/17(日) 09:11 ID:???
しまった!さげてしまったageだよ。
33 :
ななし : 2000/12/17(日) 09:15 ID:Lo7naJ2o
あげ
黒田さんの本じゃないけど
「嫌韓反日の構造」っていう本には、韓国の一般人・日本の一般人のお互いの
国についての考えがのっとるよ。
韓国人と日本人の共著なんだけど、日本人側がかなりサヨってるのよ・・・
35 :
あいご〜 : 2000/12/18(月) 00:02 ID:???
こないだ、ソウルで韓国人に向けて講演やってたの聞いたけど、面白かったよ。
「日本でも80年代まで韓国のイメージが悪かった。韓国政府が何言おうが、新
聞が何書こうが同じ。それが、オリンピック辺りから随分変わった。何故か?
金持ちになったからだ。つまり、口で何言ってもムダ。経済力がなきゃ、舐め
られる。」
韓国人目の前にしてこんなこと言ってるおっさん初めて見たよ。
■北朝鮮 ヤミ商人19人公開銃殺
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「配給足りぬ」住民反発
【ソウル19日=黒田勝弘】中朝国境地帯の北朝鮮・恵山市で昨年、「資本主義的要素を摘出する」としてヤミ商売などをしていた住民十九人が公開銃殺されるなど当局による大量処刑事件があった。十九日付の韓国の東亜日報がこの十月、韓国に亡命してきた北朝鮮からの亡命者の証言として伝えたもので、このほか二十人以上が非公開処刑、六百人以上が懲役刑を受けたという。
恵山市は住民が中国から密かに食糧や日用品を持ち込むなどしてヤミ商売が盛んといわれた地域。亡命者のチョン・ジンス氏(三十五歳、両江道人民委員会軍需保障局責任指導員出身)によると昨年二月、金正日総書記は地元の党責任者に書簡を送って摘発を指示し、三月から人民軍保衛司令部による連行がはじまり、約四千人が調査を受けた。
このうち計十九人が四月二日と五月九日にわたって恵山飛行場などで公開銃殺刑に処せられたが、こうしたヤミ商売の取り締まり強化に住民の間では「配給もくれずにどうして生きていけるのか」と反発の声が強く、住民が国境警備隊の将校を殺害し死体を保衛司令部の門前に投げ捨てるという事件もあったという。
証言によるとこの年八月八日に行われた地域住民による「総和(自己批判)」の集会で保衛司令部関係者は「商売や資本主義要素を持ち込みうろうろするものは革命の銃剣で無慈悲に処断されるだろう」と厳しく警告していたという。
38 :
蚯蚓 : 2000/12/19(火) 23:03 ID:Qln0JrTs
2000.12.23
■コラム ソウルからヨボセヨ
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韓国の数寄屋橋
戦後日本のラジオドラマで一世を風靡した「君の名は」の主人公、真知子と春樹
は、戦後の混乱期の東京で出会い数寄屋橋での再会を約束して別れる。韓国の戦後
である一九五〇年代の朝鮮戦争後、南端の釜山に逃れていた避難民たちも混乱の中
で生き別れになった場合、影島橋の袂での再会を確かめ合った。つまり釜山の影島
橋は韓国版・数寄屋橋というわけだ。
その影島橋が来年、撤去される。橋の袂にロッテ・グループが地上百七階の超高
層ビルを建てるため、釜山市では交通量の変化に合わせて新しい橋を架けることに
なった。日本統治時代の一九三四年に完成して以来、約七十年ぶりに姿を消すこと
になるというのだ。
橋は旧釜山港の入り口に位置し、狭い海峡を隔てて影島に繋がっている。完成当
時、韓国では初めての海上橋で、しかも船の通航ができる跳ね橋になっていて人気
を呼んだ。
近代化された釜山港のシンボルになり、その後は朝鮮戦争時に北朝鮮から逃れて
きた避難民の哀愁を歌ったナツメロ演歌の名曲「頑張れクムスナ」の歌詞にも「影
島橋の欄干の上に、三日月が侘びしい…」と登場する。
釜山での避難生活の経験者を始め古い世代には哀愁と郷愁が滲む橋という訳で、
撤去はちょっとした話題になっているが、ある雑誌の特集記事は「日帝の虐政と戦
争の悲劇を見つめてきた影島橋。伝説だけを残して歴史の中に消える」と書いてい
る。「戦争の悲劇」は兎も角前半は「日帝下の近代化」だろう。(黒田勝弘)
◆コラム ソウルからヨボセヨ
韓国の北朝鮮化?
先日、日本から客がありさる料理屋に案内した。食事が終わって帰るとき、店の主人が「ちょっと…」と言って囁く。「実は…」我々の一行が店に入ったあと某筋の男がやってきて、店の主人に我々の素性を聞いていたというのだ。
客が日本の出版社関係だったのでその筋が気にしたようだが、これは一種の尾行だから困ったものだ。直接、聞いてくれればいいのに、最近のその筋はセンスがない。これ以外にも、韓国では「監聴」というが電話の盗聴も最近はよく経験する。「監聴」は安保上や犯罪捜査上、法的に認められてはいるのだが、ノーベル平和賞の金大中大統領の率いる「国民の政府」の下だから皮肉もいいたくなる。
何故盗聴、尾行かというと韓国では今、北朝鮮や金正日総書記を批判する右派や保守派がその対象になっているからだ。政府が親・北朝鮮の政策をとっているため、金正日総書記や北朝鮮を批判する者は反政府派ということになり、反政府派はいつの時代も時の政権から監視される。野党や反対派の時は自由だ人権だ民主主義だといっていても政権を取ると同じになってしまう。権力とはそういうものなのだろう。
先頃ソウル市内で北朝鮮による大韓航空機爆破テロの犠牲者遺族らが金正日総書記のソウル訪問に反対する集会を開いたがデモはさせてもらえなかった。彼らが今度は「現政府は言論の自由を保障しろ!」と叫んでいた。長くいるといろんなことを見てしまう。(黒田勝弘)
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平成13年1月6日 産経新聞
■コラム ソウルからヨボセヨ
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合言葉は基本・基礎
新年の韓国、韓国人、韓国社会の課題は何か。経済立て直しや政治改革、社会浄化、南北関係改善…などすぐ想像がつくが、各紙の新年の紙面をみるとその切り口が興味深い。まず有力紙二つが新年企画として「基本をしっかりしよう」(朝鮮日報)「基礎をただそう」(中央日報)とくしくも同じテーマを掲げている。さらに「根本をしっかり」(ハンギョレ新聞)というのもある。
いずれも日常生活から学校、職場などあらゆる分野における基本、基礎、ルール、原則、規律、秩序を立て直し重視しようというわけだ。朝鮮日報の場合、年初から一面の大見出しで「他人に気配りするほどばか扱い」「ルールを守れば損する韓国」などと、韓国社会の古くて新しい問題点を改めて指摘している。
京郷新聞も年間キャンペーンとして「共に、もっと近くに」をモットーに「自分より他人をまず考える分かち合いの社会、礼儀、ルールを守る成熟した社会を目指そう」といい、大韓毎日も「新年の提案」として「利己的でばらばらな自己中心主義を脱し、秩序と規律を尊重し、責任意識の共有を」と呼びかけている。
政治的激動の後、1980年に全斗煥政権が発足したとき、ある有力紙の翌新年のキャンペーン企画が「列を作ろう」という秩序キャンペーンだったことを思い出す。したがって今年の新年の韓国マスコミはある種の「世直し運動」を訴えているのだ。ただルール無視は「型破り」だから「元気の素」ではあるが。(黒田勝弘)
■コラム ソウルからヨボセヨ
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韓国の魚の名前もなかなか味がある。例えば「鶴サンマ」などというのは何かわかるかな? サヨリのことだが絶妙だ。只今季節の甘エビは「花エビ」でこれも悪くない。当地でも高級な松葉ガニ(ズワイガニ)は、手足が竹のようだというので「竹ガニ」だ。しかし日本にも輸出している赤貝は体液が真っ赤なので「血貝」といい、ドキリとする名前だ。
冬の季節は何といっても「氷魚(ピンオ)」で、これはワカサギ。このところ各地の湖水が凍結していて「氷魚便り」が伝えられている。分厚く凍った氷に穴を開けて釣る「氷釣り」が盛んだ。当地で面白いのは即席の「氷魚」のおどり食いだが、生きたヤツのしっぽをつまんで真っ赤な唐辛子みそをつけ、そのままアーンと口に入れる。それ以外ではやはりテンプラだ。
「氷魚」は臭みがなく、ちょっぴり甘くキュウリのような味がするというので韓国では「瓜魚(クァオ)」という別名もある。ただ、湖や貯水池の「氷魚」は日本統治時代に日本人によってもたらされたという。今でも串にして日本に輸出されている。
以前は冬になるとソウル中心街の路地裏の食堂で、店先の水槽に「氷魚」を泳がせ、生の踊り食いやテンプラにして食わせた。冬を楽しみにしていたが、数年で姿を消した。水槽では長生きしないらしい。それでもテンプラでは出回っている。韓国式に大皿に山盛り出てくるので腹いっぱい食べている。(黒田勝弘)
■コラム ソウルからヨボセヨ
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20年ぶりの寒波
韓国は年初から寒波に見舞われ、ソウルでもこの一週間ほど毎日、昼も氷点下が続いた。最低はマイナス一八度で二十年振りとのことだ。しかも雪が十センチ以上も積もったため、これが凍って道はガチガチになってしまった。中心街を流れる漢江も完全に氷結したが、NHK衛星放送ではこの正月、吉幾三が新曲だといってソウルを舞台にした日本製の演歌「漢江(ハンガン)」を歌っていた。
この寒波で、南部の海では低温で養殖の鯔や鱸などが大量死といったニュースもあり、行きつけの回転寿司店が「いい魚が入らなくて」と嘆いていた。市内の水産市場でも生け簀の鮃やメバル等が沢山凍死した。
二十年ぶりというから記憶を辿ると、一九八一年の正月も大寒波だった。その時が零下一九度で当時、書いた「雪の南山で転んで考えたこと」というエッセーを読み直してみると、僕は凍結した道で滑って転び、肘と脇腹を強打し何日も苦しんだことになっている。なるほどそうだったなあ、と思い出した。とすると今回、地元の韓国人たちがあちこちですってんコロリとやっているのに僕が全然転ばないのは、ソウル生活のベテランになった証拠か。
政治向きの話では、二十年前の正月は全斗煥政権が死刑判決の金大中氏の処遇を巡って発足したばかりのレーガン新政権と舞台裏外交で緊張していたが、今回はその金大中氏が大統領になっていてブッシュ新政権との人脈作りに懸命だ。(黒田勝弘)
■コラム ソウルからヨボセヨ
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巨匠たちの過去
韓国で最近、人間国宝級といわれた文化界の長老が相次いで他界した。今週は韓国画壇の最高峰とされた雲甫・金基昶画伯が亡くなり、昨年末には韓国詩壇の大御所でその詩は国民的に愛された未堂・徐廷柱先生が亡くなった。二人ともくしくも同じ一九一四年生まれで、八十歳半ばで生涯を終えたことになる。
その年齢からして、二人とも日本統治時代にすでに実力を発揮し活躍している。金基昶画伯の場合、明らかに日本画から出発し、いわゆる美人画に通じるような素晴らしい作品を残しており、解放後は韓国的な雰囲気が強い「韓国画」ともいえるような独特な世界を開拓した。幼時の病で聴覚障害となったが、その障害を乗り越えての努力で成功した。
二人とも日本統治時代の所謂「親日」的な創作活動をめぐって非難されたことがある。金基昶画伯については先年、戦時中の雑誌に描いた「兵隊さんよ、ありがとう」みたいな挿絵が問題にされ美術界で論争があった。徐廷柱先生についても、死去に際して日本時代に書いた戦争協力の詩をあらためて問題にした新聞批評があった。
しかし近年の韓国社会の流れでいえば、遠い過去の一時期、民族感情として問題にすべきことがあったとしても、やはり「いいものはいい」という作品そのものの評価で判断しようという雰囲気が感じられる。これは日本統治時代をどう見るかという古くて新しい問題とも絡む。所謂「日帝時代」にも韓国人は多様に生き韓国の文化は頑張ったのだ。(黒田勝弘)
■コラム ソウルからヨボセヨ
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李秀賢君が残してくれたもの
駅で転落した日本人を救おうとして犠牲になった韓国人留学生、李秀賢君のことは韓国内でも「韓国人青年の勇気ある犠牲精神が日本列島を感動させた」と大きな話題になっているが、在韓日本人の間でも今週は専らこの話題だった。
ある日本人ビジネスマンは「涙が出るほど感動した」といい「日韓はお互い美談を求めているのだ。日本統治時代を含め日韓にはもっと美談がある筈なのに、マスコミは暗い話しか伝えない」とお叱りを受けた。確かに、これからもっと美談を探し紹介したいと思う。
一方、知日派韓国人の集まりでは「李秀賢君の事件では産経新聞がもっとも熱心に報道しているけれど」とその理由を聞かれたので、次のように説明しておいた。
日本社会では近年、そうした自己犠牲の気持ちがなくなり、自己中心で私的なことにしか関心のない層が増えているので日本社会、日本人への教訓として日本のマスコミは大きく報道している。特に産経新聞の場合、日の丸・君が代問題或いは日教組問題などを通じ「公より私」「義務より権利」を強調する戦後教育の問題点を指摘しその見直しを主張してきた。これは憲法改正問題や新しい歴史教科書作りにも繋がっている。
今回の李君への感動の背景には「このままでは日本人はダメになる」という日本社会の危機意識があり、産経新聞はそれを代弁しているのだ−と語ったのだが、これでよかっただろうか。(黒田勝弘)
2001.02.10
■コラム ソウルからヨボセヨ
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小正月の気配り
先頃都心の小さなワンルームマンションに引っ越した。大学が近いので学生もかなり入っている。地下の商店に飯屋もあって出前をしてくれる。先日、昼食時に出前をとった。いわゆる家庭料理風の定食で、アルミの盆にご飯と汁、キムチなどおかずの小皿三つを載せてもってきた。
盆にアルミのホイルにくるんだものがあり、殻付きのピーナツが十個ほど入っていた。「アッ、今日はテボルムだったか」と分かった。「テボルム」とは旧暦一月十五日のことで日本では「小正月」といっている。今年は七日がその日だった。
この日は昔から一年の農業の事始めになっていて、人々は新しい生命を宿した種子や木の実を噛んでその年の豊作と健康を祈るほか、夜には満月に向かって火をぐるぐる回し、無病息災をお願いする。ある種の「種子信仰」といってもいい。
「テボルム」が近づくと今でも街にはピーナツやクルミを売る屋台が出る。韓国の年中行事の中で僕が一番気にいってるものである。
飲み屋でもこの日、ツマミにこれらをサービスに出すところがある。殻を割って実を食べるということだから、できるだけ殻付きでなければならない。家庭ではマメご飯を作るところもある。
それにしても出前の定食に殻付きピーナツをさりげなく添えるあたり、嬉しいではないか。テレビによると南部の釜山の観光ビーチである海雲台の浜辺ではこの夜、満月の下で大きな焚き火を燃やし祭りをやっていた。(黒田勝弘)
■コラム ソウルからヨボセヨ
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韓国鯨事情
韓国東海岸沖の日本海で鯨資源が回復している。水産当局の調査でも確認されているとマスコミは伝えているが、その証拠のひとつに、沖合に仕掛けた魚用の定置網に鯨がひっかかって引き揚げられるケースが最近、増えているという。
鯨の種類は小型のミンク鯨で、引き揚げられた鯨は業者に引き取られ食肉として市場に出回る。韓国は日本と同じく国際捕鯨条約に加盟しているため捕鯨は禁止されているが、こうして時々、網に掛かって水揚げされる鯨の肉が辛うじて食通の口に入るという仕組みになっている。
日本海に面した南東部の慶尚南道・蔚山にある長生浦は韓国の捕鯨基地だったところで、ここに鯨を食わせる店が何軒か細々と商売を続けている。
先日、W杯サッカー大会の競技場建設現場視察で蔚山を訪れた際、現地を訪ねてみた。ほぼ十年ぶりだったが、捕鯨船の砲手出身のオヤジがやっていた馴染みの店が残っていて懐かしかった。
店はオヤジさんが三年前に亡くなり嫁が引き継いでいた。よく来たと歓迎してくれ、昨日入荷したばかりという鯨の刺し身を出してくれたが、そのうまかったこと。
先年、南部の釜山に出掛けたおり「鯨あります」という看板の店に入ったところ、出てきたのは臭いがきつくて到底食えないイルカの肉だったという苦い経験がある。長生浦はさすが本場だけに本物を食わせる。感激ひとしおであった。(黒田勝弘)
■コラム ソウルからヨボセヨ
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韓国の馬肉
韓国でも日韓共催W杯サッカーの競技場の建設が各地で進められているが、先日、南部の済州島で建設中の西帰浦(ソギポ)の競技場を見てきた。地元にはサッカーチームもないし、人口も十万人に満たない小都市だが、リゾート地域として国際的に売り出そうという政府の支援もあって、競技開催地の一つに選ばれた。
建設工事はまだ七〇%ほどだったが、自然が美しい観光地だけに環境は抜群だ。競技場のスタンドに座ると左右に山と海が眺望でき、視察の記者団の間から「これだとサッカーの試合が面白くなくても景色が楽しめる」という皮肉まじりの声が出ていたほどだ。とくに、訪れたときは済州島のシンボルである漢拏山の頂上が積雪で白く輝いており、実にながめがよかった。
ただ、食い意地の張ったぼくは「花よりダンゴ」で地元の案内者と「済州島の食」で話に花が咲いた。その際、ぼくの以前からの疑問だった「韓国人は馬は食わないのか」という問題について「済州島では食べる」という回答を得たのは収穫だった。
高麗時代のモンゴル(元)支配の名残で、済州島では小ぶりの「チョランマル」という馬を産するため、その肉を食わせる店があるという。馬の骨が漢方薬になるとかで時々、解体し、その肉が出回るというのだ。面白かったのは「馬は尻の肉が一番いい」そうで、事前に連絡してくれれば準備するということだった。これで済州島行きの楽しみが一つ増えた。(黒田勝弘)
2001.03.03
■コラム ソウルからヨボセヨ------------------------------------
ロシアのプーチン大統領が先頃、初めて韓国を訪れた。なかなかの歓迎ぶり
だったが、韓国とロシア(旧ソ連)との間の「清算されざる過去史」については今
回も触れられない儘だった。過去史とは、朝鮮戦争時の旧ソ連の北朝鮮支援や
一九八三年のサハリン上空での大韓航空機撃墜事件である。特に後者は、衝撃
的な事件で今も記憶は生々しい。
韓国政府は一九九〇年の国交正常化に際して取り上げようとしたが相手にされ
ず、その儘になっている。ロシア(旧ソ連)側は昔の政権時代のことだから知ら
んというのだ。その結果、韓国政府もマスコミも諦めたのか、その後は一切、
触れなくなった。中国についても同じで、朝鮮戦争の際の百万の大軍による軍事
介入の責任問題は誰も取り上げない
だから「過去史」を巡って謝罪とか反省とかが問題になるのは、日本につい
てだけということのようだ。最近も、日本の歴史教科書検定問題で日本との過去
のことがまた一頻り問題にされている。「三・一独立運動記念日」などとい
うのは一九一九年の出来事なのに、今年は教科書問題で日本糾弾が盛り上がり
、街頭では日本の官憲が独立運動家を虐めるパフォーマンス等もあった。
また最近は金正日総書記のソウル訪問を前に、北朝鮮についても過去は棚上げ
にしようという動きが出ている。だから日本についてだけ基準が違うのだ。「韓
国人の歴史観」は面白い。(黒田勝弘)
2001.03.10
■コラム ソウルからヨボセヨ-------------------------------------
北に消えた「YS11」
先日、南北離散家族の三回目の相互訪問がソウルと平壌で行われた。今回も
百人ずつが往来しあったのだが、最大の話題は一九六九年に北朝鮮スパイに乗
っ取られた大韓航空(KAL)機の国内線スチュワーデスだった女性が、三十二
年ぶりに姿を現したことだった。
彼女は事件後、その儘北に抑留され、恐らく洗脳されたものとみられるが、
北からの韓国向け宣伝放送に出ていたことから生存は確認されていた。今回、
北当局が「離散家族」に含め、ソウルからやってきた母親に面会させた。二
十を過ぎたばかりの花のスチュワーデスだった彼女も、今や五十五歳の子持
ちのおばさんになっていた。
北はこうしたことを平気でやる。残酷な話だが、当時、北朝鮮に乗っ取ら
れたKALの旅客機は実は日本からリースで導入した日本製のプロペラ機Y
S11で、北はこの機体も返さずそのまま自分のものにしてしまった。機長も
抑留されたまま消息不明である。当時のYS11がその後どうなったかは明ら
かでないが、一九七二年に北朝鮮から日本の全日空に対し整備依頼があった
との情報が最後だという。
KALでは所謂ハイジャック保険で日本のリース会社に補償金を支払った
といわれる。当時はYS11もまだバリバリの現役だった。YS11はその後、
中古機などが海外に売られ長く活躍したが、「北に消えたYS11」もまた、
戦後初の栄光の国産旅客機YS11の歴史に記憶されてしかるべきだろう。
(黒田勝弘)
63 :
名無しさん@お腹が空いた。 : 2001/03/17(土) 08:25 ID:Lj5/n5cE
2001.03.17
■コラム ソウルからヨボセヨ-------------------------------------------
将軍さまの鯰料理
最近の北朝鮮からの報道によると「困難な時期にもかかわらず、市民の食生活を
豊かにするため不眠不休で労苦される敬愛する将軍さまの大きな愛の中、首都の鯰
屋は将軍さまに対する限りない感謝の情と忠誠の決意に溢れる勤労者でいつも賑わ
っている」とか。北朝鮮では金正日総書記が鯰の養殖を奨励していて、これはその
宣伝の一環である。
金正日総書記は昨年、金大中大統領ら韓国からの訪問者の接待の際、椰子の実・
フカヒレスープやら鯔のスープ、ロバのステーキさらにはフランス・ワインにまで
蘊蓄を傾けてグルメぶりを発揮していた。今度は鯰というわけだ。
食糧増産のための北の養殖鯰は外来種とかでかなり大きいようだが、平壌での鯰
料理の詳細は不明だ。韓国の場合、唐辛子で真っ赤になった鍋物が一般的で、ぶつ
切りにした鯰を豆もやしなど野菜と一緒に煮て食べる。淡泊な白身の鯰に真っ赤な
唐辛子の取り合わせに日本人は首を傾げるが、意外にいける。とくに鯰のゼラチン
質の尾ビレをしゃぶると実に珍味である。
ところで支局に近い光化門の路地裏に行きつけの鯰屋があり、軒先の水槽に鯰を
泳がせ客を引いている。この店の名前が「清川江(チョンチョンガン)」といい、北
朝鮮の平安南道にある川の名前になっている。経営者が北出身というわけだ。昔か
ら北では鯰をよく食べたのかな。(黒田勝弘)
黒田氏の話じゃないが、産経関連ということで。
産経抄を執筆している石川さん、2ちゃん見てるんじゃないかと思うほど
ここで話題になったことを取り上げる。
もちろん、どこかの月刊誌のコラムみたいに朴李という意味じゃなく、
題材として、だよ。
(昨年の11月頃、文○春○で、TGVスレをそのままパクったのを見たときは、
さすがに笑ったよ。)
さげておく
黒田あげ
◆コラム ソウルからヨボセヨ
漢江にアユ戻る
人口一千万人を超すソウルの中心部を流れる漢江に鮎が戻ってきた。
ソウル市が昨年、半年にわたって実施した生態系調査で確認された。一九五八年
以来、四十二年ぶりのことという。しかも確認された場所がオリンピック・スタ
ジアムに近い都心の中流で「奇跡的」として話題になっている。
漢江に生息する魚類は最初に調査が行われた五八年当時は六十一種を数えたが、
高度経済成長や都市化による水質汚染で九〇年調査では二十一種にまで減った。
しかし近年、環境保全が進んで魚が増え始め、今回の調査でほぼ五八年の水準に
復活したことになる。
発表によると韓国固有の男性的な「ソガリ(コウライケツギョ)」や細身の美形
である「ヌチ(コウライニゴイ)」などもかなり増えており、韓国人が美味として
なつかしむ「幻のファンボク(黄フグ)」も産卵のため漢江を上る姿が見られるよ
うになったという。
それにしてもソウルの都心の川に鮎が戻ってきたとは嬉しい。鮎は韓国では
「銀魚(ウノ)」という。文字通りいぶし銀の美形である。これまでは東海岸の南
大川や南部の蟾津江など一部の川でしか獲れなくなっていたが、そのうち漢江で
も鮎釣りができるようになるのかな。
当局はこれまで漢江での釣りを禁止していないため、週末など都心のあちこち
の岸辺で市民が勝手に釣りをしている。鮎釣りは先の話として、当面は漢江での
釣りは全面禁止すべきだと思うのだが。(黒田勝弘)
69 :
チンダラコッチ : 2001/03/27(火) 15:11 ID:KwaDoSHA
戦前「鴨緑江上流」にソガリと言う魚がいたことを思い出す。
腹ヒレと背ヒレに毒針があって美味しいのだが指にささるので
釣れたら川に捨てたものだ。
北ではまだこの魚は生存しているだろうか?河口では白魚を
干して「誉れぼし」として名産であった。今では生産されて
無かった。1995年5月だった。
70 :
けつ : 2001/03/30(金) 12:23 ID:???
>>63 形容詞が多くて良くわからんな.
「困難な時期にもかかわらず、市民の食生活を
豊かにするため不眠不休で労苦される敬愛する将軍さまの大きな愛の中、首都の鯰
屋は将軍さまに対する限りない感謝の情と忠誠の決意に溢れる勤労者でいつも賑わ
っている」
主語述語だけにすると.
「賑わっている」
主語がない.!
71 :
けつ : 2001/03/30(金) 12:30 ID:???
まちがった
鰻屋が主語だ
「鰻屋が賑わっている」
72 :
nanac : 2001/03/30(金) 12:34 ID:???
>>70 いや、
「鯰屋は、賑わっている」だろ。
どうして、そこに将軍さまの愛が関係するのか、
彼ら以外には謎だが。
73 :
nanac : 2001/03/30(金) 12:36 ID:???
鯰なのか鰻なのか?
74 :
けつ : 2001/03/30(金) 14:31 ID:???
漢字をしらんと言う事で
在日認定されそうだ.
75 :
けつ : 2001/03/30(金) 14:38 ID:???
+そうそう「助詞」も間違っているのだが.
A:あれがあるのでないですか?
B:あれがなんですか?
A:おぃコラ!!!!ケンカうっとんのか?
自分がすでに汚染されている感じがする.
76 :
チンダラコッチ : 2001/03/30(金) 15:29 ID:/IV.fI3A
>68
戦前そがりは鴨緑江のように流れの速い川にしか生息していなかった。
漢江にいたとすれば戦後漢江に誰かが放流したのかな。
1998年清川江の橋を陸路渡って平安北道に行って来たが清川江には
夜も船(屋形船のような)が灯りを灯って数十隻釣りをしていた。
この辺は安州の町で炭坑や鉱業の町で団地のような建物が多く家々の灯
りは日本のマスコミとは違って蛍光灯などで明るかった。この辺は許可
が無いと立ち入りができない所です。黒田勝弘産経ソウル支局長とは李
君(日本の戦車学校出身)の家でお会いしたが彼の勧告通は信頼できる。
■コラム ソウルからヨボセヨ----------------------------------
親方、ソウルに死す
1980-90年代にかけ、在ソウル日本人や知日派韓国人の間で人気のあった日本料
理屋に「自阪」というのがある。中心街の忠武路にあり、赤提灯を出し二階には畳
部屋もあった。昼は韓国人で賑わい、夜は日本人が大半だった。突き出しがわんさ
と出たりキムチが付く韓国風日本料理ではなく、すっきりした純日本料理だった。
主人は「高畠福一」という日本名の在日韓国人で、昭和三十年代に日本の大相撲
で活躍した二所ノ関部屋の天津灘(あまつなだ)関だった。引退後、大阪などで寿司
やちゃんこ鍋の経験を積んだプロの板前で、味は一流だった。「自阪」でもメニュ
ーにちゃんこ鍋があり人気だった。「自阪」は韓国語読みでは「ジャパン」である。
二年前、足腰にガタがきて体がきついと店を手放した。その時、このコラムで
「二度目の引退」として紹介したことがある。関取時代は大鵬の兄弟子で知られ、
最初の結婚相手は大鵬の姉さんだったという。
その彼が先日、亡くなった。享年七十歳。肝不全だった。明るい性格で人なつ
っこく、生前みんなから「親方」「親方」といって親しまれていた。店のテレビ
でNHK衛星放送の大相撲が出ると、よく解説をしてくれた。
通夜に行って本名は「田福喜」だったと知った。しかし、両親は1920年代に日
本に渡り、本人は佐賀県で生まれている。生前の店での仕事ぶりといい、その人
柄、情緒といい、最後まで日本人らしかった。合掌。(黒田勝弘)
2001.04.02
■緯度 経度 ソウル 黒田 勝弘
過去が効用を持つ国々
このところ韓国で産経新聞批判が目立つ。歴史教科書をめぐる論調や対北朝鮮姿
勢が気に食わないというのだ。マスコミを中心に「極右」とか「歴史歪曲を主導」
といった非難が飛び交っている。支局への抗議や脅迫もある。
ところで相手の位置は自分の位置によって変わる。相手はじっとしていても自分
の位置が変われば相手は右に見えたり真ん中に見えたり左に見えたりする。
近年の韓国マスコミの産経新聞批判がこれである。自分たちが左に振れてしまっ
たせいか産経新聞が限りなく右に見えるらしい。
韓国マスコミあるいは韓国社会は、一九七〇年代までは産経新聞を日本マスコミ
の「良心派」として高く評価した。これに対し朝日新聞は「反韓的」と非難された
が現在は「良心的」として好まれている。
産経新聞は朴正煕政権下の経済発展、国造りを高く評価したのに対し、朝日新聞
は朴政権を軍事政権として評価しなかったからだ。
しかし最近は、朝日新聞は歴史認識でいわば「贖罪史観」に立って韓国の立場に
身を寄せているため「良心的」となり、時に韓国とは異なる歴史認識に立つ産経新
聞が非難されている。
また韓国社会は以前は反共・安保意識が強く北朝鮮の独裁体制には強い拒否感が
あったため、産経新聞の北朝鮮批判報道を大いに支持し、逆に北朝鮮に甘く韓国に
厳しい朝日新聞を「反韓的」と批判した。
ところが最近は韓国社会が南北和解ムードで北朝鮮に甘くなったため、産経新聞
と朝日新聞に対する評価が逆になった。
つまり産経新聞は昔から韓国の経済発展と安保努力を高く評価し、北朝鮮の独裁
体制には強い疑問と批判を提起してきた。そして日本国内でも歴史認識を含め「保
守正論」紙としての論調を展開するなど一貫した姿勢を維持してきた。
しかし韓国社会の変化によって韓国マスコミの産経新聞評価が変わり今や「反韓
的」と非難している。そして自分たちの主張に合う相手だけがいつも「良心的」と
なる。
韓国社会は政権の交代で歴史に対する見方が変わる。
現代史においても、一九八〇年代の全斗煥政権や盧泰愚政権に対し任期中は韓国
社会や韓国マスコミはあれだけ支持し協力しながら、政権交代によって「民主化」
の名の下に過去否定が始まると、全く評価を変え、否定、非難となってしまった。
同じことが北朝鮮についてもいえる。たとえば金正日総書記に対し、それまで批
判一辺倒だった韓国マスコミが、昨年の南北首脳会談以来、評価を変え、批判はタ
ブーになってしまった。
北朝鮮の内情でも、進歩的な日本マスコミで昔、よく紹介された「朝鮮画報」的
な「明るく元気で美しい北朝鮮」が、韓国マスコミでは今もてはやされている。
日本マスコミは昔、韓国マスコミから「北朝鮮の実態を伝えていない」とよく批
判されたが、今度は自分たちが「それが北の姿」と盛んに報道している。
朝鮮戦争五十周年の昨年、金大中大統領は記念演説で戦争責任について「スター
リンの陰謀」とし、北朝鮮の責任を免罪している。そのうち「金日成主席は民族の
偉大な指導者だった」となりかねない。
韓国では政治状況によって歴史認識が変わるのだ。
それに韓国も北朝鮮もあるいは中国も、半世紀以上前の日本との過去の歴史を「
民族的な元気づけ」に使っている。昔話が現実的、政治的、外交的な効用を持って
いるからだ。日本の周辺はそういう状況なのだ。したがってお互い「歴史認識」を
一致させるなどということはなかなか難しい。
2001.04.07 産経新聞
■コラム ソウルからヨボセヨ
木浦の涙・野球編
韓国プロ野球が今週開幕した。韓国プロ野球は今年で丁度二十年になる。二十年
前の開幕第一戦で、当時の「MBC青龍」が「三星ライオンズ」に延長戦の末、サ
ヨナラ満塁ホームランで劇的に勝った試合が今でも記憶に残っている。
韓国でのプロ野球発足は、政権を取ったばかりの全斗煥政権の対国民サービスだ
ったが、反政府派や知識人たちは「国民の目を政治からそらさせる政治的謀略」な
どといって冷ややかだったことをおぼえている。しかしプロ野球のスタートで韓国
社会に野球ファンが増え、とくに近年は朴賛浩投手の米大リーグでの活躍もあって
子供たちの間ではサッカーを上回る人気だ。
二十年間で最も強かったのが光州を本拠にする「ヘテ・タイガース」で三連覇を
含め九回も優勝している。最後は日本で活躍した宣銅烈投手はその主役の一人だっ
たが、親会社の「ヘテ製菓」が経営不振で球団を手放すことになり、光州を去る可
能性が出ている。
光州・全羅南道が政治的基盤の金大中政権下で皮肉な話だが、地元では引き留め
に懸命だ。このチームの応援歌はご当地ソングで演歌の名曲「木浦の涙」だった。
スタンドで聞けなくなるのはさびしい。(黒田勝弘)
2001.04.14 産経新聞
■コラム ソウルからヨボセヨ
ムクゲとサクラ
韓国でも二〇〇二年W杯サッカーの競技場建設工事が追い込み段階に入っている。政府はこの
機会に全国的に国花のムクゲ(木槿あるいは無窮花)を大量に植えて国家イメージの高揚をはかる
計画を進めているが、ムクゲの苗木が足りず中国から大量に輸入することになったため世論の不
興を買っている。
「国花のムクゲに外国産とはケシカラン」というわけだが、韓国人のナショナリズムはこうし
た象徴性にこだわりが強い。今、国会議事堂周辺などソウルで満開のサクラについても以前は
「日本の国花だからケシカラン」とよくいわれた。
これに対してぼくは「日本の国花というなら皇室マークの菊の方ですよ」といってなだめてき
たのだが、近年は「サクラの原産地は韓国の済州島」という話が広がったこともあって抵抗感は
後退した。今年も「遺伝子分析で済州島原産を確認」といったニュースが伝わり花見客を安心さ
せている。サクラには種類が多いから済州島原産があってもおかしくないだろう。
二〇〇二年W杯に戻れば、ムクゲは夏の開花だから六月の大会には間に合わないという批判も
出ている。いずれにしろ近年、サクラの人気に押され気味のムクゲにナショナリストたちは落ち
着かない。(黒田勝弘)
2001.04.21 産経新聞
■コラム ソウルからヨボセヨ-------------
義士と烈士
韓国政府は近年、過去の反政府運動で逮捕されたり犠牲になったりした人たちを
民主化に貢献したとして顕彰し補償もしている。最近、一九八五年にあった反体制
派学生による米文化センター占拠事件の元被告たちにもそれが適用されるというの
で保守派を驚かせている。
外国公館の不法占拠が犯罪であることは時代が変わっても同じはずだが、政権や
時代の変化によってこんなに正邪が変わってしまうのでは「日本人の歴史観」はつ
いていけない。
ところで四月十九日は李承晩大統領をデモで下野させた一九六〇年の「四・一九
学生革命」の記念日だった。当時、南部の馬山市のデモで死亡した高校生は現在、
英雄になっているのだが、韓国マスコミはその故人を「烈士」と称している。
>>88 の続き
韓国では国家、民族、社会のため命をささげた人を「烈士」といったり「義士」
といったりする。昔の抗日独立運動家などは「義士」といわれているが、叙勲当局
によると「烈士」は素手で志に殉じた人で「義士」は武器で闘った人という。
しかし先ごろ日本で人命救助に身をささげた留学生の故・李秀賢さんは「義士」
になっている。日本には「赤穂義士」しかいないが韓国では今も「義士」や「烈士」
が出る。(黒田勝弘)
90 :
名無しさん:2001/04/25(水) 21:54 ID:Dwm3/izU
age
いつもながら、黒田さんは頼もしい!
2001.04.28
■コラム ソウルからヨボセヨ------------
ママの呪縛
最近、ソウルの夜の世界で聞いた小話が面白かった。タイタニック号の沈没に際し
ての比較文化論(?)で、各国の乗客が救命ボートに乗せてほしいと押しかけてきたと
き、船長はどう対応したかというのだ。
米国人に対して船長は「君はヒーローになりたくないのかね?」といったところ米
国人は「分かった」といってあきらめた。英国人には「君はジェントルマンになりた
くないのかね?」というとあきらめた。そして日本人に対しては「列を作りたまえ」
というとおとなしく従ったという。
以上は韓国人の友人の話だが、居合わせた日本人から異論が出て、船長は日本人に
対しては「本社の許可を得たのかね?」というのが一番いい、となって座はドッと沸
いた。
>>92 の続き
では韓国人に対しては船長はどう対応したか。韓国の友人によると「船長の注意を
聞く前に勝手に素早くボートに乗り込んだ」が正解だろうというのだが、日本人から
は「それではあんまりだ」と異論が出て、韓国人を納得させるには「ママをほってお
いていいのかね?」が一番効き目があるはずだ、となった。
確かに韓国人の母子の絆の強さ、あるいは韓国男性のマザコンぶりは日本人にはた
いそう印象的である。(黒田勝弘)
>>93 茶々を入れるわけではないが、
>>92-93 の結論についてはちょっと異論が。
「ママを放っておいて…」は、結論としてはどうかと思う。米国人、英国人
日本人を問わず親は大事だろう。黒田記者の韓国人の友人が言った「勝手に…」
は正解に近いように思えるがそれでは話としてつまらないのでわたしが考えた
結論はこう。
「血相を変えて近付いてきた韓国人を見て船長は素早くピストルを抜き、彼を
射殺した」
確か「タイタニック」でも似たような場面があったように思う。
>「ママをほっておいていいのかね?」が一番効き目があるはずだ、となった。
『何を言うか、誰にもママはいるニダ。これは差別ニダ。
といいつつ、船長を突き飛ばして素早くボートに乗り込んだ。』
これが正解だな。
2001 5.5
◆コラム ソウルからヨボセヨ
摘発は平等に
インターネット天国の韓国では若者を中心にその利用が極めて活発だ。従って最近
は歴史教科書問題を巡って日本非難が乱舞している。マスコミが「歴史歪曲を主導す
る産経新聞」などと報道しているため産経新聞批判も活発だ。
しかし非難、攻撃する連中は、外に出掛けてデモする必要もなく、机の前に座って
キーボードを叩きさえすればいいから気楽なものだ。そこでインターネット・サイト
での匿名の他人批判、つまり悪口があまりに非道い為社会的問題になっている。
>>96 の続き
従ってインターネットを使った最近の「教科書・反日キャンペーン」の中身も想像
にあまりあるが、珍しくこれに反発する、いわば「親日サイト」が登場し、それが検
察当局によって摘発(!)され話題になっている。「犯人」は高校生といい、韓国で歴
史的な偉人になっている抗日独立運動家の顔写真に日の丸の鉢巻きを締めさせ、日本
を褒めたたえる文句をいわせている。
些か悪戯っぽいが、「死者に対する名誉棄損」容疑で調べられた高校生は「自分は
日本好きだが反日サイトが多過ぎるので腹が立った。処罰するのなら反日側とバラン
スを取るべきだ」といっているという。韓国社会も多様化しつつあるのかな?
(黒田勝弘)
◆コラム ソウルからヨボセヨ
茶髪のスモウ
韓国の相撲は「シルム」という。昔の絵をみると力士はマゲがあり、ズボンをはい
ていて、その腰に巻きつけた帯(サッパ)をつかんで組み合い、相手を投げて勝負をつ
けた。したがって日本と違って力士は素っ裸ではなく、押し出しもない。韓国の「シ
ルム」と日本の「スモウ」は発音がどこか似ているので、ルーツは同じではないかと
いう説もある。
ところで「シルム」の方は最近はズボンの代わりに赤や青のパンツをはいて、その
上に帯を巻いている。「民俗シルム」と銘打ったプロの「シルム」もあり、年に何回
かトーナメントの大会をやっている。
>>98 の続き
五月五日の「子供の日」にも大会があり、テレビでやっているのが目にとまった。
ところが何と、茶髪の力士がいるではないか。一人は完全に金髪で、もう一人は部分
的な茶色でこちらは決勝戦まで進出した強豪だった。
「民俗シルム」といいながら力士は今風のパンツをはき、頭はスポーツ刈り、行司
はホイッスルというのにこれまでも違和感を感じていたが、ついに茶髪まで登場した
のだ。「歴史」にうるさいはずの韓国人なのに、伝統つまり「歴史」に対するこのよ
うなこだわりのなさは実に不思議である。(黒田勝弘)
100 :
名無しさん:2001/05/17(木) 07:57 ID:8wRjZ4O6
age
101 :
名無しさん:2001/05/17(木) 08:14 ID:Du9f4lEI
髪の色はともかくホイッスルには参った・・・。
103 :
しかし:2001/05/18(金) 02:28 ID:lkrkLtDQ
昔のベトナムの近藤、元中国の小森、韓国の黒田とサンケイの海外支局はいいねえ。
104 :
李 承晩:2001/05/20(日) 16:50 ID:wazaTWhA
そして ワシントンの日高 登場
七水 ロツクオン
105 :
名無しさん:2001/05/20(日) 17:34 ID:xgGGzJPQ
実際のタイタニックでは、中国人だか韓国人だかが順番を守らず、
他人を蹴散らしてボートに乗り込んだという事実があるよね。
一等船室の客しかのれない救命ボートに、貧乏な東洋人が無理矢理
乗り込んだんだとさ。
それを見た馬鹿なイギリス人が、「卑怯な日本人め」と後日語っていて、
タイタニックに乗っていた日本人はYMOの細野春臣のじいさんしかいなくて、
そのためついこの間まで細野は「卑怯者の孫」と言われていたのだけど、
タイタニック上映と同じような時期にその時の手記が見付かり、
実はとても高潔な人だということが証明されたとのこと。
あの時点でのそれぞれの国民性を考えたらどんな小話になるんだ?
106 :
クロさん:2001/05/27(日) 16:05 ID:yF9L.yaM
ブックオフに行くと絶版になった黒田さんの本が
うってることが多いので助かるよ。徳間文庫の
やつとかね。
◆コラム ソウルからヨボセヨ
日本の中学歴史教科書の記述について韓国政府から先ごろ外交問題として三十五項
目の記述修正の要求が出された。検定を合格した八種類の教科書すべてにわたってい
るが、あれは古代史をはじめ学者たちが議論すればいいのであって、日韓防衛協力延
期や自治体交流中断など、他の現実問題まで犠牲にして外交問題にすることはないの
では、との思いを禁じえない。
ところで修正要求の中で面白いのは、十九世紀末に日本と清が共に軍事介入するこ
とになり、日清戦争につながった、韓国での大規模な農民の反乱の「東学党の乱」に
ついてで、韓国政府は「反乱」や「暴動」は困るので「抗争」か「農民運動」にすべ
きという。
>>107 の続き
「抗争」は近年、進歩主義的傾向の強い韓国でよく使われている表現である。一九
八〇年五月の「光州事件」なども今や「民衆抗争」とか「民主化抗争」などといわれ
、韓国の歴史教科書には一九八七年六月の反政府民主化デモが「六月民主抗争」と記
述されている。
しかし日本では「抗争」はなじまない。むしろ「ヤクザの抗争」とか「暴力団の抗
争」のように使っている。同じ漢字でも日韓ではニュアンスが違うときがある。やは
り近くて遠い国? (黒田勝弘)
平成13年5月26日
◆コラム ソウルからヨボセヨ
なぜか産経新聞特集
韓国の雑誌で産経新聞特集が相次いでいる。週刊誌「ニューズウィーク」韓国版
(五月九日付)に続いて月刊総合雑誌「新東亜」(東亜日報発行)の最新号(六月号)が特
集記事を掲載している。前者の場合、小泉政権の誕生と併せて「日本右翼が蜂起/東
北アジアに激流」「日本右翼のラッパ手・産経新聞」とおどろおどろしい。
後者は「深層研究/日本右翼の先ぽう・産経新聞」「産経の韓国報道は親韓か反韓
か」との見出しで二十五ページにわたる特集だ。
>>109 の続き
こうした産経人気(?)の背景には例の歴史教科書問題がある。韓国マスコミは
「歴史歪曲を主導する産経新聞」とか「日本の右翼を代弁する極右・産経新聞」な
どと毎日のように産経非難を続けているため、この際、その実態を追究してみようと
なったようだ。
新聞や放送の扇動的な非難にくらべ、産経の主張をじっくり聞いてみようと内容は
比較的冷静で客観的なものになっている。「群れない産経」「モノをいう産経」をち
ゃんと紹介している。ただ「右翼・産経」に対応する朝日新聞や左翼・進歩的知識人
が「良心的」というのはどうしたことか。近年、韓国社会が左傾化したせいか、「左
翼は良心的で右翼は非難」の対象らしい。(黒田勝弘)
2001.06.02
■コラム ソウルからヨボセヨ
オニギリ革命
韓国ではオニギリのことを握りコブシ(チュモク)の飯(パプ)ということで「チュモ
クパプ」というが、これまでは手でつかんで食べるというはしたなさ(?)や日本食イ
メージ、あるいは朝鮮戦争時の貧しい非常食イメージなどから人気はなく、商品とし
てもほとんど成立していなかった。ところがこのところ商品として定着しつつあり、
コンビニや百貨店の食品売り場で売り上げ急増という。
韓国コンビニ界の最大手である「セブンイレブン・コリア」の日本人幹部の話だが
、年初に一店あたり一日平均六、七個だった売り上げが現在、八十個になっていると
か。半年で十倍もの爆発的な伸びというわけだ。今年中の全店舗数の拡大を計算に入
れると年間の総売り上げは二千万個にもなると見通している。
>>111 の続き
日本の場合、年間に商品化されるオニギリは二十八億個というから韓国の場合、ま
だまだ伸びる余地があるとみている。消費急増の背景としては、日本風にノリで包ん
でさらに透明紙で包装した清潔感、女性や若い世代を中心にした最近の軽食志向など
が指摘されている。朝鮮戦争記念日の六月二十五日が近いが、日本の食品流通ビジネ
スが韓国人の握り飯観を一変させた。(黒田勝弘)
2001.6.8
「北朝鮮の貨物船領海侵犯,黄海海戦の報復作戦」
北朝鮮の貨物船による相次ぐ韓国領海侵犯についてソウルの情報関係筋は七日,これは
一昨年六月に---韓国西海岸沖で起きた,韓国海軍との「黄海海戦」での敗北に対する北
朝鮮の報復作戦だと語った。海軍力では劣勢の北朝鮮は問題のNLLを力では突破できない。
このため,非武装の貨物船を使って韓国の領海になっている南部の済州海峡を無断通過し
北上,NLLを突破させることで念願の「NLL無力化」を果たしたというわけだ。
--->うーん,よく分からんが,かの民族の自尊心はこうやって満足させるのか。
--->が感想ですが,文章がおかしい。「自尊心はこうやって満たされる
のか」とでも読んで下さい。あと,「六月に---韓国」は中略。
age
2001.06.09
■コラム ソウルからヨボセヨ---------------
教科書市販の波紋
日本の扶桑社版「新しい歴史教科書」の市販が韓国でも話題になっている。韓国マ
スコミがあれだけ非難のキャンペーンを展開してきたわけだからこの関心は当然かも
しれない。新聞やテレビは東京発で「ベストセラーは確実か」などと大きく報道して
いる。
その報道にどこか「いまいましさ」あるいは「悔しさ」が感じられるのはこちらの
気のせいか。いずれにしろ韓国マスコミのおかげで話題の本になっているため、韓国
人の知り合いから「韓国でも翻訳出版するのか」とよく聞かれる。
>>116 の続き
ただ、これには「韓国で出したい出版社がいたら大歓迎だが、そんな勇気のあると
ころはないでしょう」と答えている。たとえば先年、韓国名を使った日本人による偽
作ではないかとして話題になった「醜い韓国人」(カッパブックス)など、過去美化の
歴史歪曲とされ、著者とみられた韓国人は韓国政府から旅券を取り上げられ、共著者
と目された日本人は入国禁止になっている。
したがってここで「日韓の歴史を巡って韓国社会に言論・出版の自由があるかどう
か興味深いテーマである」−と書けば、自由と民主主義のために韓国でもぜひ翻訳出
版したいという人が出てくるかもしれない。(黒田勝弘)
118 :
名無しさん@お腹いっぱい:2001/06/11(月) 00:37 ID:fARDvK8I
>>95 >>105 そうです。鮮人どもに「列の最後尾に並ぶ」だとか「あいてる場所を探す」
といった概念はありません。私も先日、成田空港の荷物受取場で後から来た在日
(50歳前後、痩せ型、身長180cm位)に背中にショルダータックルを食らって
コンベアの上に転ばされました。一部始終を見てた心ある男性が注意して下さったのですが、
その鮮人、自分の罪を棚に上げて食って掛かったので、あわてて間に割って入ったら
今度は被害者の私を突き飛ばす始末。恐怖のあまりそれ以上何もできずに逃げられて
しまいましたが、今にして思えば何故携帯で110番しなかったのか悔やまれます。
以来、在日らしき者とすれ違うときは、振り返って背後の安全を確認する習慣が付きました。
119 :
菌:2001/06/11(月) 00:41 ID:4ZbLB/lQ
棺刻苦人ってすぐに頭に血が上るんだ。
怒りすぎて泡を吹く奴も多い。
歩く爆弾だね
120 :
名無し:2001/06/11(月) 00:56 ID:s1ZUAvuI
カプサイシンで切れ捲りの基地外になるんだろうな。
秀吉も罪なことをするな。(w
121 :
ななし:2001/06/11(月) 01:24 ID:obJq2L0c
>>120 カプサイシンで本当に「切れ捲りの基地外」になるのか?
では、何故、インドネシア人やインド人は「切れ捲りの基地外」
という印象を受けないのか?
(マジレス、スマソ)
122 :
名無し:2001/06/11(月) 02:19 ID:fCOtSQv6
123 :
名無しさん:2001/06/13(水) 11:33 ID:F9GV8xPc
教科書が教えている歴史9 韓国@ 6/13産経新聞より
したがって記述においても敗北や失敗などの惨めな歴史はほとんど書かれていない。
ひたすら民族的勝利の歴史が語られている。この結果、日本の支配から解放された
一九四五年の経緯についても次のように書かれている。
「ついに日本は第二次世界大戦を引き起こした。すると臨時政府では日本に宣戦布告をし、
連合軍と連絡して独立戦争を展開した。わが民族の独立の意思が広く知られるや、
世界の強大国もわれわれの独立を約束せざるをえなくなった。このように民族をあげて
国の内外で力を合わせ日本に対抗したため、わけわれはついに光復を迎えるにいたった」
124 :
名無しさん:2001/06/13(水) 11:42 ID:F9GV8xPc
ここで「臨時政府」とは、中国の上海や重慶などを拠点にしていた韓国人独立運動家
たちによる亡命政府を意味する。
韓国の歴史教科書は日本に対する独立戦争、抵抗闘争の結果、自ら解放、独立したと
子供たちに教えているのだ。
民族的な元気付けとして、そう考えたいというわけだ。このように教科書の歴史は当然、
自国の立場での民族的な誇りの記述が中心になっているのである。
もちろん日本としては先の大戦の際、韓国(朝鮮)と戦争したつもりはない。
韓国の開放、独立は日本が米国など連合国に敗北した結果というのが史実である。
だから韓国は戦勝国の連合国の一員ではなかった。
125 :
名無しさん:2001/06/13(水) 11:51 ID:F9GV8xPc
小学歴史教科書の冒頭第一nは孫と祖父の対話で始まっている。
「わしはわが民族を偉大な民族だと思っているんだ」というおじいさんに、孫のドンウギは
「よその国から侵略を受けるたびにこれを打ち破り、雄々しく国を守ってきたのは
誇らしいことだね」という。
そして「そうだよ、それにわれわれはこれまで世界に誇る文化を花咲かせ、よその国にも
教えてあげたんだよ」というおじいさんに、ドンウギは「おじいさん、ぼく歴史をもっと
しりたいなあ」という。
歴史教科書とは子供たちへの民族的誇りと自信の教えなのである。
126 :
ムルデカ:2001/06/16(土) 21:05 ID:KgRQLRx.
2001.06.16
■コラム ソウルからヨボセヨ----------------
日照りにも「王」?
ソウルの夜の世界に「寡婦村」などと銘打ったクラブ風の飲み屋がある。ホステス
がみんな離婚女性あるいは未亡人という触れ込みなのだが、以前、試しに出掛けたお
り、支配人に「ほんとに寡婦(クァブ)かね?」と冷やかしたところ「もちろん! み
んなワンクァブですよ」といわれた。「ワン」は「王」だから「王寡婦」だが、「寡
婦にもついにワンがついたか」と驚いた。
大きいモノが好きな韓国人はとかく「ワン(王)」好きで、ワンえび、ワンカルビ、
ワンラーメン、ワン足、ワン姉さん、ワンおばさんなど、大きいとか多いとか最年長
をいうときなどによく使う。先ごろ亡くなった大財閥・現代グループの創業者・鄭周
永氏も「ワン会長」といわれた。したがって「ワン寡婦」というのは本物の寡婦で美
人というわけだ。
128 :
ムルデカ:2001/06/16(土) 21:08 ID:KgRQLRx.
>>127 の続き
このワンが最近、北朝鮮のニュースにも登場したので驚いた。雨不足で
干ばつがひどく「千年ぶりのワン・カムム(日照り)」というのだ。また
また食糧不足の言い訳になりそうだ。
ワンはもともといいことに使うと思っていたのだが、どうやら物事がひ
どい時にも使うようだ。そういえば日本風イジメを「ワンいじめ」という
し、ワンばかやワンおしゃべりもあるとか。(黒田勝弘)
130 :
ムルデカ:2001/06/16(土) 21:12 ID:KgRQLRx.
131 :
ムルデカ:2001/06/16(土) 21:15 ID:KgRQLRx.
132 :
ムルデカ:2001/06/16(土) 21:18 ID:KgRQLRx.
133 :
ゲーリング@元帥:2001/06/16(土) 23:31 ID:KUnPp.qs
>ムルデカさん
ためになったよ。
134 :
名無しさん:2001/06/17(日) 11:16 ID:uVyCUtMA
周知あげ
135 :
ムルデカ:2001/06/18(月) 09:19 ID:cev5JH4.
日本で中古になっても、韓国でだいたいは商売になるのです。
漁船も工作機械もそうです。いま進歩的文化人が中古で韓国に輸出されている。
日本における藤岡教授等の問題提起が韓国でピンと来ない。
これは理由があるんですよ。
さっきから言っているように、韓国は日本が「絶えず軍国主義化する、
それを志向している」と思っているわけです。
なおかつ、日本の歴史認識はいつも歪んでいると思っています。
だからそれを直さないといかんと思っているわけです。
経済発展の基礎は、基本的には日本支配下に形成されたとか、
日本支配時代の韓国におけるGNPの成長は世界のどの植民地より
も高かったという主張も出ています。
日本人が「日本はいいこともした」なんていうと問題だけれど、
韓国人ならかまわないわけです。韓国側から少しずつ声が出はじめました。
http://www.glocomnet.or.jp/okazaki-inst/korea-pro-jap/kj1danwa6.kuroda.html
136 :
ムルデカ:2001/06/18(月) 09:21 ID:cev5JH4.
黒田勝弘
(くろだ・かつひろ)
●産経新聞ソウル支局長
一九四一年大阪府生れ。京都大学経済学部卒。共同通信社入社、韓国・延世大学留学、ソウル支局長を務め、産経新聞社に移籍、現職。
深みのある日韓報道に定評がある。九○年「金丸訪朝団」が「戦後四十五年の償い」を非公式に約束した際、朝野をあげてこれを非難する言論が満ち満ちたなかで、ひとり北朝鮮外交の深謀遠慮ぶりを韓国の反日外交と比較して評価し(『諸君!』90年12月号)、異彩をはなった。
「歴史の立て直し」を主張する現金泳三政権の「過去否定論」が日韓関係にも及んでいるとして、政権与党が安易に「反日」を利用し、ブレーキがかからない事態を憂慮する(『諸君!』96年6月号)。日韓関係の長期的な改善について、もっとも真摯に思考している論者であろう。
著書に『“板門店”の壁は崩れるか』(講談社、90年)、『韓国人の発想』(徳間書店、86年)、『韓国を読む』(共編、集英社、86年)。
ソウル発これが韓国だ』:黒田勝弘 著:(徳間文庫)
1980年代、全斗煥政権下の韓国からのルポ。[酔]
『韓国人の発想』:黒田勝弘 著:(徳間文庫)定番
目下のところ、黒田勝弘の代表作と目されてる日韓文明比較論。[酔]
『ぼくのソウル白書』:黒田勝弘 著:(徳間文庫)
ソウル風物詩。10数年前のソウルの民俗学。[酔]
『ハングルはむずかしくない』:黒田勝弘 著:(徳間文庫)
おもしろく読める韓国語入門エッセイ。[酔]
『韓国・反日症候群』:黒田勝弘 著:(亜紀書房)
どちらかというと、韓国に対しては辛口の著作の多い亜紀書房からの出版。こちらも、「嫌いだが学ぶという欺瞞はやめてほしい」という苦言の書。[酔]
『韓国人の歴史観』:黒田勝弘 著:(文春新書)NEW!
こちらも辛口。上の著作と似ているが、やや上の方が時事的か?上よりやや新しい。[酔]
『ソウル烈々』:黒田勝弘 著:(徳間書店)NEW!
サンケイ新聞に掲載された、コラム「ソウルからヨボセヨ」の1989年〜1993年までの記事を集めたもの。金泳三政権下のソウル通信。[酔]
137 :
ムルデカ:2001/06/18(月) 10:06 ID:cev5JH4.
とあるセミナーで、産経新聞ソウル支局長の黒田勝弘氏が
「『独島はどっちのものだと思うか。』と言う質問に対して画期的な答えを考え出した。」
とおしゃっておられたのでこれも無断ですが紹介します。
「もちろん独島は韓国のものです。けれども竹島は日本のものです。」というもので、
こう答えると普通は向こうも態度が和らぐとのことでした。
138 :
あれよハングル:2001/06/18(月) 12:33 ID:DYid3puQ
画期的発言あげ
139 :
ムルデカ:2001/06/19(火) 17:43 ID:dIS/BQMU
韓国人の激情
黒田 勝弘(産経新聞ソウル支局長)
韓国の女性と結婚している日本の知人が体験的にいってくれた韓国女性観に
「仲がいい時は天使、ケンカすると阿修羅」というのがある。この知人は
「阿修羅のように激しても仲直りした後の天使のような素晴らしさ」
があるため別れられないといっていたが、ぼくの知人には逆に
「阿修羅に耐えられず別れた」のもいる。
一方、韓国男性と結婚したある日本女性から最近、別れるべきか別れざるべきか、
身の上相談にあずかった。聞くと、やはり夫の家族付き合いが大変ということだった。
とくに夫の母親には無条件いいなり、というのが耐えられないという。
結局、別れるにいたったが、「自分の生活」を大事にする個人主義的な最近の日本女性は、
よほどの覚悟がないと韓国サイドの家族主義(とくに母親べったりの息子)にはついていけないだろう。
続きはこちら↓
http://www.sjchp.co.kr/sjcnews/essay/0818.htm
140 :
ムルデカ:2001/06/19(火) 17:46 ID:dIS/BQMU
★産経新聞ソウル支局長の黒田勝弘氏の書いたコラムからの引用です。
『先日、知り合いの韓国の大学名誉教授から、経新聞を読んだと電話が
あった。日本で学校教科書の記述からいわゆる慰安婦問題を削除する
ことを求めている文化人たちの動きに関してで、
「もし外国人でも構わないのなら賛成の署名をしたいくらいだ」という。
教授が言うには、問題の強制があったかなかったかに関係なく、
「そういうことを中学生の教科書に載せて教えるなどということ自体が非常識だ。
歴史にはいろんなできごとがあるだろうが、あれは少なくとも教科書で紹介することではない。
日本は妙な国になったものだねえ。韓国人でもまともな人間ならおかしいと思う。
そう日本に伝えてほしい」という。』
141 :
ムルデカ:2001/06/19(火) 18:06 ID:dIS/BQMU
ソウルからヨボセヨ
東京裁判と韓国 [1998年05月16日 朝刊]
日本で故東条英機を主人公にした映画「プライド−運命の瞬間」が製作され
たと韓国マスコミが大きく報じている。テレビ三社がニュースでその一部映像
を紹介したのをはじめ、新聞各紙も熱心に論評している。いずれも「侵略戦争
の美化」「軍国主義への郷愁」「歴史わい曲」などといった調子で、感情的な
非難に終始している。
ある有力紙のコラムなどは「日本の商業映画一つに文句を付けるものではな
いが」としながらも「軍国主義の神話復活を夢見る日本の極右団体が支援」な
どと大いに論じた後、「あれしきの商品一つで誤った歴史を正当化しようとい
う日本の政治家たちの稚気はお笑いだ」と一段高みに立って一笑して見せてい
る。
ならば「多様な意見の日本社会だから」と笑い飛ばして無視すればいいのに
気になるらしい。「極右勢力」に対置させ「良心的勢力」に期待をかけている
新聞もある。
映画は東条がA級戦犯として死刑宣告された東京裁判を素材に、日本を一方
的に断罪したいわゆる「東京裁判史観」を批判したもののようだが、韓国が真
に関心を持つべき問題点は、韓国があの時なぜ日本を裁く原告側に加われな
かったのかということではないのか。
韓国の歴史教科書は日本に対し独立戦争を展開し、その結果、解放を勝ち
取ったと教えているが、米ソなど連合国はそれを認めなかった。だから韓国の
公認歴史観からすれば韓国もまた東京裁判史観を批判しなければならないはず
なのに。(黒田勝弘)
142 :
ムルデカ:2001/06/19(火) 18:14 ID:dIS/BQMU
ソウルからヨボセヨ 最前線観光にどうぞ [1997年06月07日 東京朝刊]
先日、韓国軍の大型ヘリで東部前線を見てきた。日本では南北情勢について「七月危機」といっ
たウワサが一部で流れているというし、朝鮮戦争(一九五〇−五三年)記念日の六月二十五日も
近いとあって出掛けたのだが、印象は「緊張緩む最前線」という感じだった。
現場は東海岸に近い朝鮮戦争当時の激戦地だった山岳地帯の江原道楊口(ヤングー)。気象の変
化が激しく途中でヘリを降り、山道を兵員輸送車でかけ登った。一帯には一九九〇年に発見され
た北朝鮮の南侵用トンネルが展示用に公開され、はるかに北の名勝・金剛山が望める軍事展望台
も山頂を横切る非武装地帯の鉄条網沿いにあった。
鉄条網には釈迦誕生日(五月十四日)の名残の祝賀提灯がぶらさがっており、北からはよく聞き
取れないスピーカーの宣伝放送が流れていたが、これに対抗して韓国軍の大型スピーカーは北に
向かって黄長●亡命事件を宣伝していた。
この非武装地帯から下がったふもとに楊口郡庁が最近、観光客用につくった「北韓館」があっ
て、北関係の資料が展示され山菜やはちみつなど地元の特産物に交じって北朝鮮の物品も販売し
ていた。しかも日本語の案内パンフレットまで用意されていて、トンネルや展望台の見学も郡庁
であっせんしてくれるという。地方自治時代で一種の「村おこし」として地元のお役所が最前線
観光を売り物にしているのだった。最前線は逆にこちらが心配するほどのどかだった。
(黒田勝弘)
143 :
ムルデカ:2001/06/19(火) 18:24 ID:dIS/BQMU
───────────────日韓関係───────────────
●日韓関係
世界史の視点から見れば、隣国同士がいがみ合うのは、むしろ当たり前のこ
と。地理的に近い関係にあれば何かと利害が対立するというのは全く自然なこ
とでしょう。問題は、その対立の中から感情的な部分を抑え、いかに理性的に
処理していくかということでしょう。
日韓間には、従軍慰安婦や日本の政治家の「妄言」などをめぐる問題が山積
していますが、そのほとんどが「日日」問題だ、とうい意見に私は賛成です。
つまり、韓国に対する日本側の意思が国内でも一致していないために、事がこ
じれているケースがしばしば見受けられるのです。たとえば、政治家の「妄言」
を朝日新聞などが鬼の首を取ったかのように騒ぎ立て、韓国側も大げさに反応
し、それをまた日本のマスコミが取り上げる、といったような「悪循環」が繰
り返されてきたわけです。(黒田勝弘=産経新聞ソウル支局長)
ようやくボクの後継者が名乗りを上げていただいたようでありがたいことです。
では、あとはヨロシク。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。: