1 :
名無しさん@1周年:
よく韓国の古典文学について教えろという意見がありますよね。
僕も知りたいので知ってることを書き込んで下さい。
ちなみに何かの本で読んだけど、韓国の現存する古典小説は約600種、
古典短歌は約5500首だそうです。少ないなあ。
2 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 06:06
そんなにありません。
井沢元彦が既に言ってます。
それも、ここ3@`400年ぐらいです。
その前は加藤清正にすべて焼かれて残ってないそうです。
(でも、普通そこまで貴重な資料が焼かれたら戦争に勝つなんて
信じられないな)
3 :
>1:2000/07/09(日) 06:06
古典?
歴史書さえ12正規の物が最古なのに古典文学っていつぐらいの物だろう。
4 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 06:46
>2
半島には写本てものが無かったのかなあ。
5 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 07:27
ありません。(煽りね)
よそのスレッド(新羅は××で)で韓国の歴史書について
書いてありました、ウリナラ5000年といって最初の歴史書
書かれて1000年もたってないって大笑い。。。
本当の理由は事大主義で韓国語の発音で書かれた文章が
レベルの低いという理由で残ってないのが現状です。
基本的には全て漢文です、だから古代韓国の発音など全く
中国側の資料からしか想定できないのが現実です。
昔、人麻呂の暗号とかのドキュン本が売れてだまされて買いましたが
現実には何の根拠もない本でした。
6 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 07:30
5です。
そうそう3さんの言うとうり日本は8世紀始めには歴史書ありました。
それから400年後にやっと自分の国の歴史書いてるのです。
普通は歴史書ができてから文学が生まれるのです。
答えは2ですね。
7 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 07:35
コピペです参考までに(写本するなんて考えてないでしょ)
279 名前: 275 投稿日: 2000/07/03(月) 22:20
もう一つ。万葉集に差別がないの知ってるか。
天皇もいるし、読み人知らずもいるぞ。
なんで、1000年以上も伝わるんだ。
ほんとにもう寝る、あした二日酔いだろうな。
くやしかったら、1000年以上前の文献もってこい。280 名前: 88 投稿日: 2000/07/03(月) 22:23
>279
謀反人の歌ものってるよ。281 名前: >279 投稿日: 2000/07/03(月) 22:27
たくさん、あったけど、壬辰倭乱のとき秀吉が持ち去ったニダ
少しだけ残ったのは朝鮮総督府が隠滅したニダ
秀吉が持ち去ったのが実は万葉集だったのニダ
日本人はウリナラの文学を盗んだのニダ!!!
8 :
小説を蔑む儒教の精神から:2000/07/09(日) 09:20
余り創作されなかったんだろうね。
でも、探せばあるとは思うけどなあ。
新羅、高麗は仏教、儒教併用だし。
中国では六朝時代から既に小説はある。
ところで、六朝ってどの王朝を指すか
知ってる人います?
晋(東西)、宋、斉、梁、陳は確かだけど
あとの一朝が魏なのか江南ということで呉なのか
それとも中国では南北朝にくくられる隋なのか
いつも曖昧なんです。
9 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 20:40
興味があるので
age
10 :
名無しさん@1周年:2000/07/09(日) 22:41
age
11 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 01:37
朝鮮には郷歌という古代歌謡があったそうで、9世紀の末頃に「三代目」という
郷歌集が作られたそうです。残ってたら日本の「万葉集」のようなものだったろ
うと言われてるそうです。ただし現存する郷歌は20首くらいだとかで、規模も
内容も詳しく分からんとか。韓国人に言わせると「質量ともに万葉集に匹敵する
ものだったはず」なのだそうですが、残ってもいないものを人の国の古典中の古
典に匹敵すると断言するとはかなり失礼ですね。日本のあったほどのものは韓国
にだってあったはずだというわけのわからん優越感を持ってるようですね。ちく
ま新書だったと思うけど、例の万葉集は朝鮮語で読めるとかいう本があって、万
葉集の成立期は三代目より後のはず、なぜなら朝鮮での前例もなしにあれほど大
部の歌集を編纂できるはずがないとのこと。朝鮮では前例なしでも出来るが日本
ではできないと考える根拠は何?だいたい中国には前例あるんだから三代目が先
の必要ないだろうが。
12 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 01:40
>質量ともに万葉集に匹敵するものだったはず」なのだそうですが
この郷歌というのは存じ上げませんが、なんで万葉集に匹敵?
朝鮮人は根拠の無い事を言うのが癖。
13 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 01:42
「だったはず」じゃ解らないよ、現物か写本でも探してきてくれ
14 :
11:2000/07/10(月) 01:55
>12
そうですよね。多分万葉集という古典を持つ日本が羨ましいんでしょう
ね。羨ましいなら羨ましいで正直になればいいのにどうしても負けを認
めたくなく、こういう妄言を吐くんだよね。もう一つ三代目関係の妄言
があります。「おそらく秀吉の侵略で三代目は失われたのだろう」って
やつです。根拠もなし本気でこんなことをいう人がいるそうです。何で
も秀吉のせいにすればいいんだからちょっと羨ましいです。
15 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 09:12
>14
その当時の戦争って分からないけど普通、そこまで破壊作業ができているなら
あの戦争勝っているはずじゃないの?
何で負けたんだろう。向こうの焼き物もその当時陶工が全部連れ去らて
産業が衰退したって話だけど戦争中にそんな事して負けたのなら大名は
処罰されているのでは?
向こうの言うこと分からない??
16 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 09:56
和歌の元は歌ガキからだと思うが、中国長河とかと共通の、倭の文化。
朝鮮は関係ないのでは?
17 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 14:35
古典短歌5500首ってしょぼすぎる!!
正徹ひとりの半分にしかならんじゃない。
古典小説600種ってのも十返捨一九作品数より少ないぞ。
一九が朝鮮人とか言ってたおばちゃんはただのアホだな。
半万年の歴史とか言っててこんだけ貧弱な文学しかなけりゃあそりゃあ
日本のものを欲しくもなるよなあ。
18 :
大金 隆晴:2000/07/10(月) 15:17
古代の歴代天皇に朝鮮の血が流れている事、この事実だけでも古代日本が
朝鮮なしでは存在などしなかったのは明白だろ。芸術だって、仏教1つ
とって見ても、誰が伝えたと思ってるんだ。芸術分野で朝鮮より日本が
進んでたわけねぇだろ。ちまちまして歴史をとりあげないで、
もっと大局から物事をみろよ。このクソ。
19 :
>15:2000/07/10(月) 15:17
俺もそう思う。韓国人が秀吉の侵略の酷さを語るのを見るたびに疑問
に感じる。人口が3分の1に減ったとか言ってるが、それなら秀吉が
もう少し生きてもう一度出兵してたら今頃韓民族なんてものは存在し
てないだろうな。そのくせしてウリナラは勝った、チョッパリより優
秀な証拠だとか言うんだもんな。矛盾してることに気付けよ。韓国人
が論理的とか言ってる奴は何もんだ?
20 :
>18:2000/07/10(月) 15:27
あんた誰?まあ嘘っぱちとはいえ朝鮮が日本に芸術を伝えたとしま
しょう。だからといって朝鮮の芸術が日本より上になるの?それが
わからん。歴史的経緯なんかより実際に出来上がったものを比べて
みろよ。それにこれまた嘘っぱちだが朝鮮の芸術が日本より進んで
たとしよう。しかし芸術ってのは進んでる進んでないでくらべるも
のか?古典短歌5500首、古典小説600種、誇れる彫刻は石窟
庵のものと半伽思惟像だけというしょぼさはいくら歴史がどうのと
言ってみてもどうしようもない事実だよ。
21 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 15:28
朝鮮半島がなければ、中国から来たでしょね。>古代の歴代天皇
天皇の出自なんて実はどーでもイイのよ。
18さんは天皇機関説って知ってますか?
しかし、文明と文明をつなぐ「ただの通路」のワリには態度デカ過ぎ>朝鮮。
歴史にナニか貢献して見ろや(笑)。
22 :
20:2000/07/10(月) 15:30
すまん半伽思惟像じゃなくて半跏思惟像だ。
23 :
大金 隆晴:2000/07/10(月) 15:30
>19
秀吉の朝鮮出兵後、朝鮮では鼻がない者、耳が半分削げた者が
溢れていたそうだ。それほど、先の大戦と同様にルールのない
残虐な手法を用いて侵略をしたんだよ。なんも知らないのに
偉そうな事をいうなよ。頭にくるな。クズどもが。
24 :
>23:2000/07/10(月) 15:36
それならやっぱり秀吉があと10年生きてたら朝鮮は壊滅してたん
だろうね。良かったねえ死んでくれて。
25 :
大金 隆晴:2000/07/10(月) 15:40
>21
じゃあ、早く天皇陵を発掘調査しろよ。隠さないでよ。
どっかの遺跡でもあったよな。どう見ても、朝鮮の民族衣装をきた
女が壁画に描かれてるのがよ。天皇陵でも似たようなものが発見されて
いやそれ以上のものが発見されて
天皇、つまり古代日本が朝鮮と密接な関係があった、いや朝鮮そのものだった
のがばれるのが怖いんだろ。小心な民族だな。
26 :
大金 隆晴:2000/07/10(月) 15:44
>24
社会の底辺にいるお前のような奴は、そういう考えしか出来ないだろうな。
27 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 15:44
>いや朝鮮そのものだった
日本の祖先の一部と朝鮮の祖先が仲間だっただけだろ?
なに偉そうなことほざいてるんだよ。
少なくとも半島に残ったお前の祖先には何も世話になってないぞ。
28 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 15:51
開拓精神に溢れた人々は渡来人として日本に渡り、一方
怠惰でリスクを嫌う無能力な人間が半島に残った。
その後の両国の発展の違いは比較するまでも無い。
29 :
>26:2000/07/10(月) 15:51
へ?素直にかんがえれば24のような結論にしかならないのでは?
それにあなた文章の読解力なさすぎ。天皇の出自なんてどうでもい
いと言ってるのになんで25のような反論になるの?
その程度の頭しかないんじゃ本当の社会の落伍者になっちゃうよ。
それとも某国は君のような低能くんでも立派に生きていける国なの
かな?素晴らしい国家だね。
30 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 15:54
妄言くんが固定ハン使いはじめたかな?
どうせ朴=キムチ三昧=大金だろうな。
31 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 15:56
この時間帯に、この投稿。
いや、あのお方のはずが無い。
32 :
>31:2000/07/10(月) 15:57
あのお方って?
33 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 15:58
カ○○○。
34 :
>23:2000/07/10(月) 16:20
日本の文化に鼻や耳を削ぐ文化ってあったっけ?
それって中国の文化でしょ?
35 :
>大金 隆晴:2000/07/10(月) 16:28
天皇が朝鮮から来たって分かったところで、どうなの?
日本人としてはどうでもいい話だけど。
韓国人は嬉しいの?それとも嫌なの?
36 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 16:43
ここは話を戻して「大金隆晴」氏に韓国朝鮮の優れた古典文学を講義してもらいましょう。
まさか自民族の古典文学について語ることが出来ない、なんてバカなことは無いよね。
37 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 16:48
その前にちゃんと反論して欲しいな。
38 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/07/10(月) 16:55
>37
無理だと思うよ。
きちんと筋道を立てた、説得力のある反論出来た韓国人がここにいる?
みんなアオリか感情論でしかモノ言えない奴等じゃん。
39 :
>38:2000/07/10(月) 17:05
珍しく句読点をちゃんと使ってるね?
40 :
均如上人:2000/07/10(月) 17:19
これこれ郷歌(ヒャンガ)をあまり馬鹿にせんでくれ。
わしは本職の華厳より郷歌のほうで有名になってしまったのでな。
41 :
>18:2000/07/10(月) 18:11
天皇家が、半島と関係があったのは、当たり前だ。
日本書紀をちょっと読めば、新羅、百済のオンパレードだよ。
王族同士だから、血縁関係があるに決まってるじゃんか。
なに言ってんだか。
そんなことより、半島の文献をだせよ。
相互補完で、古代が明らかになる。
42 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 20:33
>41
朝鮮の人って一方が他方を必要とするなら、逆もまたあり得るという
ことに気付かないんだよね。古代史にはあまり詳しくないんだけど、
前に読んだ本で韓国の考古学者が「古代日本にとって古代朝鮮は絶対
に必要な存在だったが、朝鮮側からすればそうではなかった。」とい
うことを強調してた。なんとかして「我々は古代日本に恩恵を与えて
やった」ということにしたいんだろうね。現在の日本と韓国の関係じ
ゃあるまいし古代にそんなことがそうそうあるわけないのにな。古代
中国くらいの超大国ならあり得るだろうけど古代朝鮮なんてちょっと
日本より進んだ面はあっても中国とは程遠い小国だったんだからね。
43 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 20:36
アイルランド人が、イギリス文化への貢献度でしか自国史を誇れない
のに似ているかもね。
44 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 20:50
「これからは中国の時代」と朱鍵栄も目を大きく見開いて
言っていた。中国大陸本土にもディズニーランドができる
そうです。日本、韓国とレベルの低い話はやめましょう。
二国とも同じぐらいの国なんだから。
45 :
>44:2000/07/10(月) 21:04
日本と韓国は昔から規模が全く違う。
日本は中国が世界一の大国であった時代にも「中華の落ちこぼれ」
と見なされていたにもかかわらず、中国から見ても無視できない国
だった。倭冦のこと、秀吉の朝鮮出兵のこと、江戸時代の銅のこと
などを考えてみな。それに現在の世界最大の大国であるアメリカに
とっても無視できない国が、たとえ中国が大国になったからって韓
国レベルとどうレベルの扱いになるわけないし、中国人本人がいう
ことを真に受けるなよ。21世紀もしばらくはアメリカの時代が続
くのは定説だろ?
46 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 21:10
>43
アイルランドにはバーナードショウやジョイスがいるからなぁ。
アイルランド人に失礼だぞ。
47 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 21:12
>44
はぁ?
48 :
>152:2000/07/10(月) 21:17
>秀吉の朝鮮出兵後、朝鮮では鼻がない者、耳が半分削げた者が
>溢れていたそうだ。それほど、先の大戦と同様にルールのない
>残虐な手法を用いて侵略をしたんだよ。
「キム・ギテ 予備役大佐 インタビュー」より一部抜粋
- 韓国軍が耳を切り、鼻を切ったという話があります.
= 実際にそのようなことがありました. 中隊員の中の一名で、
死んだ者の目玉を取ってアルコール漬けにした兵士がありました.
また、一名は、片方の耳だけを切って集めて針金に通して、
幕舎前に掛けたりもしていました.
‘何故そんなことをするのか’と聞いたところ@`
帰国する時に記念に持っていくと言いました.
http://www.altasia.org/monsoon3/hangyore00305_1.htm 韓国は450年たってようやく秀吉においついたんだね。
49 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 21:27
>44
シンガポール、台湾、オランダ、スイス、大国であることが必ず良いとは言えないことを示してるね。
賢い小国ってこれからの流れだったりして。
韓国の妄想は、自らの可能性を摘んでますよ。
50 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 21:32
都合が悪くなると中国を持ち出すのも朝鮮人の特徴か。
さすが長い間中国の属国をやってただけのことはあるな。
そのくせして「ウリナラは世界一の民族」なんだから中国人も迷惑
な話だな。
51 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 21:35
>大金
出ましたな鼻そぎの言葉、ぷぷぷ。
それは、簡単に証明できますね。
軍艦って知ってます。(またの名を軍奉行)
足利尊氏の時高師直が作った奴です。
鎌倉までは戦闘の時、首や鼻、耳を取って手柄にしていたのだけれど
その最中に殺される武士が多かったので公平に判断する為に軍艦を
設けているんですよ(秀吉の200年以上前)。
多分、大金君は花の慶司かなんかの漫画読んでいってるのだろうけど
原文の一夢庵風流記にはそんなこと全く書いてないよ。
大金君の知識は漫画からね。
韓国人の嫌いな日清・日露戦争の時も欧州の謁見武官が戦闘を見学
して日本の戦闘は素晴らしいって記録残っているのに。
「よぼ」さんの考えることは不思議だ?
52 :
大金 隆晴:2000/07/10(月) 21:40
来世紀の早い内に日韓はあらゆる面で同規模になる。
いや、韓国は日本を追い越すであろう。
[1]人口=韓国の人口は約5千万人。北朝鮮は2千5百
万人程度だが、経済成長が進行するにつれ、日本、韓国の
場合と同様、一.五倍程度増加すると思われる。その結果、
統一朝鮮の人口は9千万人から一億人程度になると思われる。
[2]インフラ=韓国は統一後を睨んで有機的にインフラ
整備を進めている。その中心が仁川近郊の新メトロポリタン
空港と韓国版新幹線である。新空港は約5千ヘクタール、つまり
成田・関空の五倍の規模を誇る。新幹線は統一後は北に延長、
さらに中国の新幹線との接続も考えられる。さらに新幹線を
空港に乗り入れさせ一体的に運用する。
人口の増加と、効果的な社会インフラ、この2つが効果的に
絡み合い、来世紀には韓国は日本を圧倒的に引き離すだろう。
インターネットではすでにそうなりつつある。たのしみだな。
待ってろよ。お前らが援助してくれと頼みにくるんだからな。
53 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 21:41
まず世界銀行の言う先進国になってよ>韓国
今は50位以下だけどさ(藁)
54 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 21:48
韓国では近い将来現在の日本以上の少子化問題に直面しなければな
らないと言われている。人口はそんな簡単に増えないよ。それに増
えたからどうと言う問題でもない。第一北朝鮮を抱え込んだら韓国
の経済なんて完全に立ち止まるし、立ち直りにどれだけの時間がか
かると思うの?近い将来なんて妄想はやめな。たとえ逆転するとし
ても少なくとも100年はかかるだろうね。
55 :
>52:2000/07/10(月) 21:50
>お前らが援助してくれと頼みにくるんだからな。
金を現在借りている側が、貸している側にそんなことを言う神経が理解できん。
56 :
大金 隆晴:2000/07/10(月) 21:50
>51
この野郎。おまえ、「耳塚」「鼻塚」という言葉を
しらねぇのか。自分で調べてみろよ。
それとここは古典を語るところだろ。よく考えろ。
57 :
なるほど:2000/07/10(月) 21:51
そのときに鼻を削がれたから朝鮮人は鼻が低いんだね(笑)
58 :
>52:2000/07/10(月) 21:52
これこれスレに関係ない話はせずにはやく韓国の古典文学について
語れや。そうそうこれまでのレスに対する反論もちゃんとしろよ。
59 :
大金 隆晴:2000/07/10(月) 21:55
俺が言ってる事は世界も認めたことなんだよ。
認めないのは負けいぬのお前らだけだよ。
よくそこらへんを覚えておけよ。
60 :
>56:2000/07/10(月) 21:57
そういうお前の52のレスはなんだ?
もしかして19世紀の古典文学の内容を現代風にアレンジしたもの
か?なるほど、歴史はくり返すだな。19世紀も同じこといって結
局20世紀中に追い付くことは出来なかった。21世紀も同じって
ことだな。
そういや韓国には秀吉の朝鮮出兵のことをテーマにした古典小説が
あったな。それについて語れよ。
61 :
>大金 隆晴 :2000/07/10(月) 21:58
48の記事をどう思うよ?
62 :
>59:2000/07/10(月) 22:00
韓国報告書スレッドで議論しな。
そして完膚なきまでに論破されてきな。
まあお前は反論できなくなると逃げを決め込むから同じことか。
63 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:04
日本軍が持ち帰った耳や鼻の中に子供のものなどが含まれていたことから
秀吉軍の野蛮さを強調する人がいますが、耳や鼻を持ち帰ったのは首の替
わりにするためではなく、犠牲者の供養のためだったというのが事実らし
いですよ。
64 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:09
それにひきかえ、韓国軍人は記念のためとは・・・
65 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:09
51>大金
いやいや困ったね。君が耳だの鼻だの言ってくるからちゃんと
日本の当時の戦争の中身答えてあげたのに。
信じられないの?
じゃ、聞くけど戦争中にいちいち首や耳・鼻切ってる最中って
はっきりいって無防備でどのぐらい時間かかるの?
そんなことしてたら馬鹿よ。
ま、小早川秀秋という馬鹿がいたみたいだけど
耳塚・鼻塚なんていっても63で答えでてるじゃん。
供養するに全身やってたら重くて大変よ、戦争した相手の供養する
だけでも立派ジャン。
ところで古典は何?
君ひとつも言ってないよ、日本人から三代目がでただけよ。
ま、真聖女王が作った事も知らないし。
女性が作ったから儒教文化であまり重要になってなかった
だけジャンどこが万葉集と張り合えるの?
さあ、古典だして。
66 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:13
大金まだーーー
67 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:14
ねえたら、大金夜は早いのにクラシックなことは遅いのね
まだーーー!
68 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:16
大金君はもう逃げちゃったみたいだね。
ほんっとここにくる在日の人達は都合が悪くなるとすぐに逃げちゃうね。
別に議論に負けたって、とって食われるわけじゃないんだから
もうちょっとがんばればいいのに。
すぐ逃げちゃ、つまんないよ。
69 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:18
残念第2の朴・デジュン2を期待してたのに。
すねちゃ、イヤイヤ!
70 :
>65:2000/07/10(月) 22:24
女王が作らせたから重要視されなかったという説もあるけど、高麗
に王朝が交替したときに、前王朝の文化を徹底的に抹殺したからそ
のときに失われたという人もいるんじゃなかった?このことから見
ても韓国では王朝の交替ごとに文化の断絶があるから、古い文化が
ちゃんと継承されなかったことがわかる。それで失われてしまった
ということもあるだろうが、断絶があるぶんだけ文化の層が薄いと
いうこともいえそうだ。万葉集は古代の素朴な歌謡から人麿呂らに
よって和歌が高度な文学に発展したことを示している。郷歌に人麿
呂のような人物がいたのだろうか?人麿呂以前の歌謡やおもろそう
しや梁塵秘抄くらいの素朴なものに郷歌がとどまった可能性は高い
と思う。
71 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:32
大金=朴じゃないの?
72 :
>52:2000/07/10(月) 22:34
まったく論理的じゃない。
@経済成長と人口膨張は何の関係もない。
Aインフラ整備は最低条件。
韓国も貿易立国。国際競争力をつける技術開発の成果が発展の条件。
はっきりいって、日本を追い越す技術なんか、これっぽちもないはずだ。
73 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:44
大金なんて姓は身近にいない。(笑
74 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:48
65>70
いや、一部煽りは当然あったけど、こう言う意見が欲しかったのよ、
何の根拠も出さずウリナラ1と言われても返答する答えは
矛盾を1つ1つ分かりやすく答えてあげなきゃ彼等は理解できない
から困るのよ。
当然、われわれの中からそう言った意見はあるけど
甘やかすと確かにあったが秀吉に潰された総督府に消されたって必ず
いうのが困るのよね。
自分達で過去の財産放棄して他人のせい、他人が評価すると
ほら日本人も認めているじゃないって話になるのよ。
(良い例が前のレスでだれか書いているけど李朝の陶器、あの当時
全く認められていなくて日本人が誉めると秀吉が連れ去って産業が
だめになったとか言って九州の朝鮮人の10代目ぐらいの子孫に
TVがインタビューに来て「日本人にいじめられて大変でしょう」
とか聞いて「馬鹿やろー300年前はチョンコだったかもしれんが
おれは日本人だ」返されたなどのメンタリティが問題なんです。)
でも中国なんかじゃ易姓革命起こっても、李白・杜甫・白楽天・
孔子・老子・三国志・など残ってる事考えると一概に70さんの
意見に賛成しかねますね。
(結局漢文以外は文学ではないという考え方があったんじゃないのか
な?)
75 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 22:51
日本人だが、
>耳や鼻を持ち帰ったのは首の替わりにするためではなく、
犠牲者の供養のためだったというのが事実らしいですよ。
これほんまかいな。
自分の手柄を示すために持ち帰ったと考えるのが自然じゃないか?
やっぱり首の代わりだろ。
問題なのはこれに対して野蛮だ残虐だといってることで、んなこと言ってる奴はアホ。
当時世界では身体の一部をとるなど別に野蛮でも残酷でもなんでもない。西欧とか調べてみればいい。
しかも塚をつくってちゃんと弔ってるんだからな、日本人は。
76 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 23:01
65>75
足軽あたりはそうかも知れませんね。
ただ、あの当時を考えると100年もの戦国時代を続けると戦争方法も成熟
して、個人の手柄というのが何人切ったとかいうレベルの話じゃない気がするんです。
良い例が宮本武蔵で関が原・大阪の陣・島原の乱全く情けない
記録しか残っていないのが原状です。
また、軍奉行の方も参謀クラスで人望見識のあるものが担当して
あるので、当然そんなことに血道あげている人間の恩賞は微々たる
ものじゃないのかな?
77 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 23:12
秀吉に対する戦果報告のためだろう。
75の言うとおり野蛮でもなんでもないよ。
78 :
大金 隆晴:2000/07/10(月) 23:24
おまえら本当にアホだな。なに勘違いしてるんだよ。
朝鮮出兵の後、「生きた」人間でありながら「耳」や「鼻」
のない庶民が朝鮮半島のいたる所に溢れかえっていた、
と文献に記載されていた事を言ってるんだよ。
死んだ人間のことなんか言ってねぇ。
本当に残酷な連中だな。
79 :
>78:2000/07/10(月) 23:29
都合の悪いスレッドにはレスしない馬鹿登場
80 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 23:34
>78
で、それが万が一真実だったとして、オレたちにどうしてほしいんだよ?
本当に馬鹿な人間だな。
だいたい、朝鮮征伐の後に明がなにやったかわかってんの?
81 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 23:36
刀で切りあいしてんだから当たり前じゃないの?
日本国内だって手首がないやつ片目のやつ耳のないやつなんてざらに
いたらしいじゃん
喧嘩でドスやダンビラ振り回す時代なんだから
まさか、弓だけで合戦してたとでも?
82 :
>大金:2000/07/10(月) 23:40
どこの文献だか知らないが、
耳きりは秀吉に対する戦果報告。
生きていたのなら、殺されるべきを助けられたのだろう。
朝鮮人はご主人さまのシナ人には何をされても嬉しいのでしょう
84 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 23:42
だから、大金、韓国の古典早く教えてよ。
「騎馬民族征服説に対する素朴な疑問」のスレで遊んでないで、
しかし、江上説未だに信じてるなんて。ぷぷぷ。
よそのスレッドまで恥じさらさなくて良いよ「朴」ちゃん
85 :
名無しさん@1周年:2000/07/10(月) 23:51
朝鮮が日本の古代史にどれだけ影響を与えたかを誇りたいらしいけど
仮に朝鮮が無くても、中国からダイレクトになんでも取り入れてたでしょうな、
たまたま朝鮮がそこにあった、ただそれだけの事やねん。
86 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 00:06
やっぱり、大金くんは都合が悪くなると寝てしまうのですね。
84に書いてあるようによそのスレッドで妄言はいて、知識のなさを
露呈して恥じかかなくても。ここのスレなら皆、君の豊富な
韓国古典文学の披露を待ち構えていたのに残念でなりません。
87 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 00:09
いやいや、挑戦があったおかげでシナの侵略が全部そこで終わって日本はのんびり
していられたって面があります。
だから僕達は言いましょう。「韓国さん、盾になってくれて有難う」(笑)。
88 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 00:25
そうですね。韓国さん、通り道になってくれてありがとう。
89 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 00:34
つーか、コンドームの先っぽのタマリん所だよな>朝鮮半島
90 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 00:57
まったく、柳本といい大金といいどいつもこいつもちょっと不都合なレスがつくと
すぐに逃げるこんじょうなしばかりだな。
少しはデジュン2をみならえ。
91 :
>大金:2000/07/11(火) 01:34
確かに日本のハブ空港の問題は憂慮すべき問題だと思う。ただ将来、東海道線にリニア中央新幹線が開通すれば、
国内の幾つかの空港に余裕ができるのでハブ空港の代用はできないだろうか?
多分リニアの実現について懐疑的な方もおられるでしょうが、今政府では、「大深度地下利用」の法整備が進め
ており(大深度地下空間の公共的な利用が法的に可能)、そうすれば都市部の駅を地下にしてそこにリニアを
乗り入れさせれば、権利調整や用地買収がスムーズになる。後、ドイツのリニア建設断念が暗く影を落としてる
ようだが、ドイツは日本と違い都市が点々と存在していたり(日本はほとんど一直線)、利用者数、建設費等など
ドイツ独特の問題で断念しており、リニアの経済性の無さを示す物ではない。
因みにドイツのは常電動磁石で浮上が約1cmであるのに対し、日本のは超電導磁石を用いて約10cmの浮上が
可能となり、超高速でありながら安定した走行が可能たなっています。
92 :
70:2000/07/11(火) 01:35
>74
確かにそうだね。ちょっと自分で書いたことが74さんの文章読んで
恥ずかしくなった。考えてみれば現在の郷歌は主に三国史記の中に残
ってるし、三国史記が編纂されたのは高麗時代なんだから易姓革命が
原因で郷歌が全滅したなんておかしいね。いかに前王朝の文化を否定
しても言語自体は変わらないし、文学形式が滅びるわけない。仏教思
想なんかだと元暁や義湘は影響を与え続けたんだしな。文化の断絶と
か偉そうに書いちゃってなんか恥ずかしいな。しかし郷歌というのは
実際にどれだけの文学だったんだろう?70でも書いたように和歌ほ
どの芸術的な達成を成し遂げたとは限らないように思うな。9世紀に
三代目が編纂されたってことは万葉集よりも百年ほどは郷歌の隆盛期
は遅かったってことだよな。ひとりの女王の趣味で編纂されたのかそ
れとも実際に文学として大きく発展したから編纂されたのか。統一新
羅時代は漢文学の比重はどれほどのものだったんだろう。残ってない
限りもはや判断できないのかもしれないが、万葉集ほどの段階に達し
ていたらいかにその後漢文学が発展してもそう簡単には滅びないよう
に俺はやっぱり思うな。現存する郷歌は均如大師のものがほとんどを
占めるせいもあるけど政治的なものや宗教的なものばかりで、和歌の
ように恋などの感情を歌ったものはないらしいな。どうも文学として
の発展は大きくなかったように思えるな。時調なんて現存数は少なく
ても日本と同じような情感を持ってるし、韓日の文学の性格の違いだ
けじゃないように思う。勝手な推測で悪いがもし残ってても万葉集に
匹敵するような国民文学にはなりえなかったように思う。長文失礼。
93 :
>91:2000/07/11(火) 01:51
それとリニア技術の拡がりはいろいろな産業に波及するでしょうね。
リニアが開発できたのも新幹線での長い運用実績が有ってこそだからね。
でも韓国版新幹線ってうまくいくのかね?車両自体は仏TGVをフランス
で作って持ってくればいいが、韓国で運用できるのか?
正面衝突して終わりのような気がするが<笑>
94 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 02:06
>93
>車両自体は仏TGVをフランスで作って持ってくればいいが
トンネルや鉄橋もフランスで作って持ってきたほうがいいと思う。
95 :
>94:2000/07/11(火) 02:10
運転手も。
96 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 02:17
乗客も。
97 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 02:19
>96
それは駄目だろう
98 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 02:37
74>70=92
レスありがとうございます。
そうですね、僕も大分煽ってましたけど(大金君の煽りの半分僕です)
郷歌が少ししか残っていない点は残念ですね。
なぜなら、当時万葉がな的なものでも残っていてそれが
半島に歌い継がれているなら当時の発音とかが分かるはずなんです、
(丁度我々が万葉集から当時の発音を認識できるように)
そうすれば、お互いの言葉から歴史書の共通人物の業績文化など
分かるはずです(固有名詞は共通ですからね)
日本書紀のツヌガアラシシト等新羅の誰の事とか判別できて
変な思いこみも消えるはずだと思います。
それに付けても言語形態が一緒なのに漢文資料ばっかなのは辛いな。
99 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 02:40
マジな話、日本でハブ空港になるような巨大空港作るのは難しいんじゃないか
千歳を拡大するって言う噂もあったけど、あそこは冬厳しいからなあ。
100 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 02:44
平地が少ないからねぇ。
関空見ても、埋め立ては金ばっかりかかってしょうがないし……。
101 :
かんけいないけど:2000/07/11(火) 02:45
リニアって地下通るのか
つまんないな
102 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 02:47
メガフロートってだめ?
103 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:14
韓国の古典文学だと?
杜甫もシェイクスピアもホメロスも韓国人じゃねえか!!
そんなことも知らずに妄言吐いてんじゃねえ!!
104 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:15
そもそも、ハブ空港って意味あるの?
ちょっと前には、ヨーロッパに行く場合、
ロシアのシュメレチボ2に一度降りたよね。
でも、ただの乗り換え空港じゃない。
キャビアとロシアのおばさんがいっぱい出てくる
木の人形(文章でどう説明するんだ〜)とかは
売ってるけど、それだけじゃない。
むしろ、空港ではなく、これからは「都市の魅力」の戦争に
なるんじゃないか?
この視点で、東京、ソウル、大阪、プサンを比べる必要があると思う。
105 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:21
確かに、乗換の利便性+その都市から出て行く人々(主に旅行)+その都市自体が目的で来る人(観光+ビジネス)で考えるべきだと思う。
106 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:24
そうすっと、また、半島が通り道になるのね!!
そろそろ古典に戻そうね。
残念ながら103は大金君じゃないみたいだから。
107 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:25
>>104
その人形の名前は、マトリョーシカだヨ。
108 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:25
>102
メガフロートは実験中で、見こみはあると思うのですが、
いざ実用化となったときに、ゼネコンの圧力で潰されないかが問題です。
>104
そう言えば、昔はロシア周り空路が無かったので
アンカレジ経由が多かったですけど今は無いですね。
ハブ空港が出来ても、日本直通便を運行させるような魅力が日本にあれば
近隣にハブ空港が出来てもあまり脅威に感じる必要は無いかもしれませんです。
しかし韓国、空港作るのは良いけど、空港周りの管理はちゃんと出来るのかねえ・・
109 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:27
古典の輩に悪いので、新スレ行きますか?
110 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:38
ていうか古典の話なんてどれだけあったよ?
古典スレ=大金スレってことで空港議論も大いに結構じゃない。
111 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:45
>110
他行ってスレ立てろよ、低能うざい。
112 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:54
113 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 03:57
>そもそもハブ空港って意味あるの?
僕もそこのところがよく解らないな。
日本と韓国の経済にどれだけの影響を及ぼすものなの?
72の言う通りのような気がするんだけど。
114 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 04:03
65=74>all
さあ、皆韓国古典について話そう、
まだ、三代目しか出てないよ、スレ100超えているのに、
韓国・朝鮮・在日の方無知な我々に教えて下さい。
115 :
60:2000/07/11(火) 05:17
おいおい、大金くんは「壬辰倭乱」っていうハングル小説が
あるのも知らんのか?一応日本語にも翻訳されてるぞ。
116 :
正倉院のお掃除係:2000/07/11(火) 08:15
新羅の文書は、知られている限り、2点しか存在していません。
えーーと。なんだったっけ。ああー正倉院のお掃除をしいて、何かに
ひっついていた文書が2点、これだけであります。
多分、新羅関係の国宝級のものは、日本にしかありません。正倉院の中です。
半島の文化は、王朝が交代すると前王朝の文化を徹底的に根絶やしにするようです。
佛教関係のものも、日本ほどは残っていません。(中国も同様)
ただ、支那人は文書が好きなので、後の王朝の人が歴史を記録するそうです。
日本人は、いいものであれば、立場に関係なく残す民族です。
王朝の連続性からかもしれませんが。
あと、天皇家をばかにしないように、世界最古の王朝です。これだけでも世界に誇れます。
117 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 13:21
>>11 『三国遺事』と『均如伝』に郷歌25首が残ってる。
『三代目』は新羅末編纂だが現存せず、だね。
>116
>新羅の文書は、知られている限り、2点しか存在していません。
統一新羅時代の民政文書ってのが写真入りで紹介されてる。
儒学者金大問の『花郎世記』、『漢山記』といった新羅の歴史と風土に関する本。
唐留学生であっちで科挙に合格した崔致遠の『桂苑筆耕』。
仏僧の慧超の『往五天竺国伝』。木版印刷のお経『無垢浄光大陀羅尼経』が8世紀
刊行(写真付き)、とあっちの教科書には出てるがな。
三国時代の史書だと、高句麗の『留記』百巻と『新集』五巻を李文真が編纂。
百済の高興が『書記』、新羅の居琥ル夫が『国史』。ってことになってる。
こうした書があったと記録があるだけで、おおくが現存はしないのだろう。
そのあたりのことは曖昧にしてるね。
>半島の文化は、王朝が交代すると前王朝の文化を徹底的に根絶やしにするようです。
これは良く聞く俗説だが、根絶やしにするとかじゃなく、元々無かったとは考え
られないか。日本とは違って中国から容易に書物が手に入るのだから、わざわざ
自分たちで作る必要もなく、せいぜい作ったのは漢詩のみだと。
118 :
>116:2000/07/11(火) 14:04
仏教関係のものって意外に残ってるような気がするな。
新羅時代の石仏って結構あるじゃない。
それに中国なんて数だけなら絶対日本の天平彫刻より同時代の仏像は
残ってるよ。長安のものは残ってないし石仏ばかりとはいえ、竜門や
天竜山のものから十分に中央の仏像の様式を伺えるはず。天平彫刻が
あれだけ素晴らしいのなら、当時の文化の中心だった唐にはもっと素
晴らしい仏像文化があったはずという幻想から残ってないなんて言う
んだよ。絵画た文学は一部しか残ってなくても十分にレベルの高さが
分かるんだから、仏像はより数多く残ってるのに失われたものが多い
からなんていうのはおかしい。新羅の郷歌も同じ。残ってるものが均
如大師のものばかりということは、それだけ均如のものが代表的だっ
たと考えていいんじゃないかな?そこから文学としてのレベルは分か
るはず。中国は仏像の例などは特別で、多くの素晴らしい文化遺産が
あるからそれほど多くはないけど、韓国の場合は残ってないというの
はていのいい言い訳のように感じることは多いな。
119 :
正倉院のお掃除係 :2000/07/11(火) 14:31
正倉院のお掃除係を廃業いたします。>117、118
くすん。リストラだーー。
120 :
>116:2000/07/11(火) 14:36
なんで天皇家なんか誇りに思わないといけないのよ?
世界最古の王朝って言っても必要ないものじゃない。
>117
朝鮮では自国語による文学があまり発展せず、漢文学が発展したと
いう話はよく聞くけど、その漢文学はどれくらい残ってるの?漢文
学がメインだったなら、韓国の古典の代表は漢文学ってことになる
でしょう?よく通信使の話で、朝鮮は漢文学が盛んで日本とはレベ
ルが違ったから、日本の文人たちはこぞって自分の漢詩を添削して
もらったとかいう文章をみかけるけど、江戸後期の日本の漢文学く
らいのレベルを新羅時代から続けていたの?それとも唐宋のものに
見劣りしないほどのものを作ったの?それならかなり凄いし認める
けど。
121 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 14:39
天皇制に反対するのは、部落かチョンかサヨ。
みんな逝ってよし!
122 :
120:2000/07/11(火) 14:45
>121
はあ?俺のことかい?
別に反対ってほどでもないけど変なことに税金使うなよって思うな。
皇居にちんまり居座るだけならいいけど、なんで天皇領とか正倉院と
かが天ちゃんのものなのよ?って感じだ。
123 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 14:49
天皇領なんて今どきあるかよ(嘲)>122
124 :
122:2000/07/11(火) 14:53
>123
すまん漢字間違えた。天皇陵だ。
別に天皇のものじゃないのかもしれんが宮内庁が管理してるのが気
に食わん。
126 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 15:34
今日「熱河日記」を借りてきました。
李朝時代の紀行文学の名作だとか。
127 :
正倉院のお掃除係:2000/07/11(火) 15:36
>122
外国人と仕事をするとき、誇れる。
正式なパーチィーでは、相手が「天皇陛下にかんぱいー」と言ってくれる。
こっちは、相手がアメリカ人だったら、「合衆国大統領にかんぱーい」です。
外国人は、歴史のある国家を無条件で尊敬してくれます。
128 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 16:56
大金くんはもう来ないの?古典について大いに語りなよ。
馬鹿にされたままじゃ気分悪いんじゃない?
129 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 18:40
114>115@`116@`117
ありがと、幾つか出てきたね。
で、それは、ハングルで書いたのが1点・吏読で書かれてのが
何点ぐらいなのか教えて下さい。
公式文章は漢文でも大衆文化がないというのも信じられないので。
130 :
>129:2000/07/11(火) 18:51
高麗以前の大衆文化はやっぱり歌謡なんじゃないですか?
郷歌というのは万葉集のように地位の低い民衆の作品もあった
のでしょうか?日本の和歌のように、当時の知識人たちが真剣
に取り組んで作り上げていったものなのか、ただ昔から伝わる
歌謡の形式にとどまったのかも知りたいです。
131 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 18:59
129=114>130
うん、昔柳田くにおが東北の民話金田一がアイヌの民話を
集めたような民間伝承を知りたいですね。
わらべ歌でもいいですし、
あーどうして、半島人、在日の人からスレないの?
132 :
>131:2000/07/11(火) 19:01
民話や民謡なら岩波文庫からも出てるでしょう?
133 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 19:03
131>132
本の名前と著者教えて下さい明日みてみます。
134 :
132:2000/07/11(火) 19:13
>133
金素雲訳の「朝鮮童謡選」
「朝鮮民謡選」
あれ?民謡と童謡だけですね。
135 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 19:18
133>134
ありやと
何で日本人の方が良く知ってるのかな?
ハングルも便所文字とか言われてたみたいだし?
136 :
>133:2000/07/11(火) 19:33
岩波ジュニア新書から「朝鮮の昔話」というのが出てます。
137 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 20:30
あげ
138 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 21:06
>129、130
>>117 ここであげたものは全て漢字です。ハングル創製は1446年李朝時代ね。
新羅の詩歌として融天師の「慧星歌」や、「薯童謡」などの郷歌があるらしい。
これらは新羅歌謡といって、漢字の音訓を借りて、新羅語を表記する郷札とい
う形式をとっている。「薯童謡」は薯売りの童子(百済の武王)と新羅の女王の
ロマンス。郷歌は三国統一後さらに発達し、貴族や平民にいたるまで広く流行
した。と、ここまでは韓国教科書の受け売り。
しかし、万葉仮名が仮名へと進んだのに対し、より発音体系の複雑な朝鮮語を
表記する郷札はやたらと難解なものとなり、すたれていった。それ以後、朝鮮
では会話は朝鮮語で行う一方で文章は漢文で書くようになったってことだから、
貴族や平民にいたるまで広く流行ってのはなあ。?だね。現存する郷歌は郷札
なのかな。そうだとしても、それをもって、庶民に流行ってのは万葉集からの
推定かな?現存する郷歌25首は韓国のサイトだったかなあ、全部出てるとこ
あったけど、漢字でかかれてた。URL思い出せない。
高麗末からはじまった時調とか歌辞文学なんかの定形詩なんかはどうじゃろ。
139 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 21:20
ハングルで書かれた最古の文献は2つ現存する。
『月印釈譜』と『竜飛御天歌』
前者は釈迦の一代記「釈迦詳説」と、釈迦の功徳をたたえた「月印
千江之曲」とを併せて編纂した仏経の解説書。
後者は李王朝建国をたたえたもの。
140 :
正倉院のお掃除係:2000/07/11(火) 22:03
>138他
君達の知識は、恐ろしいほどのものがある。多分朝鮮を超えている。
でも、具体的な、うーーん。
言葉(日本語)でちらっとでもいいから、紹介をお願いします。
私は、若山牧水が好き。酒飲んでるから字があってるか、わからん。
141 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 22:22
139さんありがとう、
でもたった2つじゃ日本に対する影響って考えにくいね、
そうか、他のスレで妄言言ってる人にはまずここ読んでから来てもらおう。
142 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 22:33
>140
そうだね、そう言われると返す言葉もない。
じゃあ、その魅力を紹介してくれ。
143 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 22:40
142さん
140さんは言葉足らずのところがあるけど、郷歌25首の
日本語訳と当時の発音が知りたいのだと思います。
若山牧水については文学スレで話せばいいのです。
ここは半島の古典に対しての板です。
144 :
名無しさん@1周年:2000/07/11(火) 23:07
講談社の学術文庫から「朝鮮の詩ごころ」という本が出てます。
韓国の古典短歌である時調を紹介した本で、日本語訳もついています。
これを読む限り時調の感性というものは結構日本のものに通じるところがある
ようです。
145 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 01:04
元々国字の成立が遅いうえ、何度も中国の影響で廃佛なんてやってるから、
まともな仏教関連の書籍の現存は期待薄いと思いますね。
でも、
”秀吉が焼いた。持ち去った。”とか”朝鮮総督府が隠した”
とか言って片付けられるんでしょうね、半島の人たちには。
146 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 01:07
クリントン、サミット欠席の可能性。日本の面目まる潰れ。
147 :
>146:2000/07/12(水) 01:10
潰れるだけの面目がある国なのがうらやましいの? サミット参加資格の
ない国の人。
148 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 01:25
>146
煽りいいから古典について一言
煽りしかできない低能にそんな注文は可哀想だよ。哀れんでやりなよ。
150 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 01:34
本家の支那でも少ないものが、通り道にしか過ぎなかった半島に残って
ないのは当然かもしれないですね。だからって文化がなかったとはいいませんが。
当時を偲ぶことは難しいですね。
でも、日本に半島物の古典の写本なんかないんでしょうか?
みつかった時点で焼き捨てられてるとかないでしょうね?
151 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 01:36
おや、IME2000では辞書から”支那”が削られている!
一発で変換しない・・・。外圧がここまでも・・・。あな恐ろし!
152 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 01:40
日本には中国で無くなってしまった漢籍があったりする。
朝鮮にすんばらしい文学があれば当然日本にも入ってくるはず。
それが無いのだから、元々、朝鮮にまともな文学など存在しな
かったと思ってよい。
153 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 04:33
仮名草子で朝鮮の「金モ新話(クモシナ)」(モは漢字がなかったので)に
影響を受けたものがあったでしょう?あと文学じゃないけど、元暁や均如の
著作には半島では失われて日本に残ってたものがありますよ。確か均如の研
究をしてた韓国の学者が、金沢文庫にしか残ってなかった均如の著作を出版
したことがあったと思います。明恵上人が新羅の元暁と義湘を非常に尊敬し
ていましたし、彼等は中国華厳の大成者である法蔵にも大きな影響を与えて
いますから仏教思想に関してはただの通り道とは言えないと思います。
ちょっと古典文学の話からずれちゃったので文学に話をもどします。正直言
ってよく知らないのですが、姜在彦の本でハングル小説の最高作とされるの
は金万重(名前違うかも)という人の書いた「九雲夢」だそうです。一応翻
訳されたものを読んでみましたが、40ページほどの短い小説でした。一人
の男が8人の女と恋をし、妻にして栄華を極めるという一種の恋愛小説で、
オチは男は坊さんで、師匠が世間の栄華の空しさを教えるために彼に夢をみ
せていたというものです。どうもあまり印象に残ってなくて、それほどの傑
作とは思えなかったのですが、物語の中で男女がやりとりをするときに日本
の和歌のように漢詩の応酬をするのが印象的でした。小説の中で漢詩が占め
る割合が凄く大きいんです。それだけ朝鮮においては知識階級には漢詩が浸
透し、文学のなかで重要だったのだと感じました。やはり古典文学としては
漢文学を中心として捉えるのが正解のように思います。しかしその場合でも
やはり杜甫や蘇東波ほどの人がいたとは私も思えません。
154 :
続き:2000/07/12(水) 04:53
なぜならそれほどの詩人がいたなら日本でも有名になっているはずだと思う
し、やはり漢詩に関しては中国にはかなわないのではと思うからです。しか
し読んでもいないものを断言するのはまずいかもしれませんね。といっても
漢文は読めませんが。しかし散文に関しては優れたものもあるかもしれない
と思います。日本でも漢詩は劣るが散文では中国人が絶賛するほどのものを
作っていたと吉川幸次郎も言っていたそうです。朝鮮でも同じようなことが
言えたのではないかと思います。実際に実学派の朴跡源は朝鮮で書かれた漢
文は中国文学ではなく、朝鮮独自の文化として考えるべきだと主張していた
そうです。漢文学のことはよく知らないし、よしあしも分からないのですが、
一般的な解説書などを読むと、朝鮮朱子学の巨頭李退渓や実学の大成者丁若
庸(庸は金へんです)は漢文の大家でもあったようですし、朴跡源の「熱河
日記」なども評価が高いそうです。
155 :
154:2000/07/12(水) 05:09
ごめんなさい変な結びになっちゃいましたね。とにかく学者の文章というも
のはあくまで学問書で、現在でいう純粋な文学とは違うかもしれませんが、
中国の伝統では名文をそのまま文学として鑑賞するそうです。司馬遷の「史
記」や「荘子」なども本来は歴史書であり哲学書ですが、優れた文学として
も鑑賞されていますよね。それと同じように李退渓、丁若庸、朴跡源といっ
た人たちの著作を代表的な古典文学としてみなしているのではないでしょう
か?本の受け売りで書いたのですが、韓国国内では実際にどのように考えら
れているのかはわかりません。朝鮮の漢文については古典漢文スレあたりで
聞いたほうがよさそうですね。ただ現在の韓国人は漢文が読めないから優れ
た漢文学があってに宝の持ち腐れという意見もあるかもしれません。しかし
私も含めて日本人だって平安時代の古文なんてとても読めない人が多いと思
うのであまり違いはないかもしれませんね。
156 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 05:17
>153、>154、>155
長文ウザイ。
157 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 08:47
>156
単文うざい。能なし。
158 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 10:06
えっ?宝かい?
159 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 12:40
隣国の中国・日本が独創的な文化を生み出して来たの引き比べ、
中国の真似をひたすらすることに存在意義を見いだし続けたトンチンカン
を今になって悔やんでみても遅すぎる。起源コンプレックスの根は限り無く
深いものがある。なお、近代以降は日本文学の圧倒的影響下にあることを忘れるな。
http://www.kansaikorea.org/setume_bunka.htm#2 ■詩歌と小説■
韓国人の先祖たちは、もともと「歌舞飲酒」をことのほか好んだと思われる。
このような祝詞や歌の歌詞が、はじめは口傳によって受け継がれ、三国時代初期には万葉仮名
のル-ツとも言われる郷札・吏読式表記の郷歌となり、高麗時代には漢詩となった。
朝鮮王朝時代の初期、ハングルの創製に伴い、高麗時代の民衆文学・高麗歌謡の編さん・収録
が行なわれたが、儒教の固苦しい倫理観にとらわれていた編集者は、ほとんど全部を廃棄し、
ごく一部しか収録しなかったことは、かえすがえすも残念である。しかし、「井邑詞」「西京
別曲」「ドンドン」など素朴かつおおらかな庶民の情恨を歌った美しい詩歌が、「高麗俗謡」
の名で今日にまで傳わっている。
朝鮮王朝時代には、ハングルの普及に伴い、両班(貴族)・学者・官僚の即興詩歌である「時調」
がほとんど洩れなく記録として残されている。「時調」には、自然景観の美をたたえる吟風詠月
スタイルから、忠君愛国と仁義礼智など儒教モラルの教調をうたったものをはじめ、人生のはか
なさ、相思の情の切なさ、別離の悲しさなど、あらゆるものを含めており、そして、時調のメロ
ディーは、いくつかの諧調はあるが、長く尾をひくように吟じるものだったので日本の詩吟のル
ーツともいわれる。
時調よりもっと庶民的な詩歌には、詩歌というより韓国のオペラとも言えるパンソリがあった。
パンソリは「春香伝」や「沈清伝」などの小説を素材にしたものから、「赤壁歌」のような「三
国志演義」を脚色したものに至るまでさまざまなものがあり、もっぱら全国各地をさすらうソリ
クン、すなわち旅の歌人によって歌われた。
パンソリは厳しい階級社会における庶民の芸術であって、これは貴族(両班)階級を諷刺する内容
を含んでおり、日本の歌舞伎や能・狂言とは全く異なったものである。そこで、同じ「春香伝」を
歌うとしても、時と場合によって同じパンソリクンが3時間で切り上げることもあれば、その倍を
かけて歌うこともあったのである。
漢詩・漢文の小説は論外にして、ハングルの小説も朝鮮王朝中期以後、大いに流行した。社会改革
を狙った許箔(1569〜1618)のユートピア小説「洪吉童傳」と朴趾源(1737〜1855)の「許均伝=
ホギュンジョン」は、韓国人の先祖たちの豊かな想像力と鋭い批評意識を反映するものである。
作者不詳の「壬辰録」は、壬辰・丁酉倭乱当時の李舜臣将軍と泗溟堂・惟政大師、義兵将たちの勇
猛果敢な奮戦ぶりフィクションを混じえて書いた小説であり、怨みの積もる壬辰戦乱後の民衆のう
っ憤を晴らす小説として、全国各地の舎廊(さらん)と内室で隣り近所の村人や親戚の人たちを集
めた中で朗読された。
20世紀に入ってから、西欧文明の影響の下に新体詩・新小説などいわゆる新文学が芽生えて、新体
詩・新小説がハングルで創作されるようになった。大韓民国建国後は、新しい民族文学の発展が図
られる中で、定型詩の時調はかえりみられなくなったが、伝統文化の見直しが進むにつれて、パン
ソリの人気が高まり、新体詩の中でも民謡風のリズムを活かした金素月(1904〜1934)についで近
年はパンソリやムーダン(巫女)の祝詞のリズムを生かした詩人が目を引いている。
160 :
>159:2000/07/12(水) 13:00
なんかかなりの妄想が入ってそうな文章だな。時調が日本の詩吟の
ルーツってなんだ?時調が漏れなく記録されてたったの5500首
ってことは作られた絶対数じたいが少ないと認めてるんだな。高麗
の歌謡だって廃棄されただけじゃなくて本当はあまり数がなかった
んじゃないか?韓国って今でも民謡や童謡が少ないって聞いたぞ。
それにパンソリがオペラってなんだよそれ?パンソリは後には舞台
で劇として上演されるようになったかしらんがもともとは平曲みた
いなものだろ?狂言に諷刺的な内容があることも知らないみたいだ
し、朝鮮文学の底の薄さがわかるな。
161 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 13:36
韓国 古典小説約600種
時調約5500首
日本の古典短歌 三大歌集
万葉集 約4500首
古今和歌集 1100首
新古今和歌集 約2000首
私歌集
西行「山家集」 1567首
藤原定家「拾遺愚草」 3655首
正徹「草根集」 11236首
芭蕉の発句 やく1000首
日本の古典小説 平安時代 現存数は減るが題名がわかるものは
約200種はある。
室町時代 御伽草子が約400種
江戸時代 十返捨一九 約700種
滝沢馬琴 読本約40種
合巻約60種
黄表紙約100種
日本の古典劇 謡曲 約1700種
歌舞伎、浄瑠璃
近松門左衛門 約140種
鶴屋南北 約120種
河竹黙阿弥 約3600種
これらはもちろん日本の古典文学のごく一部にすぎない。平家など
の軍記物語も狂言も入れてない。日本の古典は無数にあって数えき
れないのだ。しかしそのほんの一部をあげて韓国と比較しただけで
もこの差だ。しかし西欧諸国や中国、インドなどと比べても日本の
古典が特別多いわけではない。これは何を意味するか?もちろん朝
鮮古典文学が世界でも稀なほどショボイということである。文字と
文学の歴史を千数百年も持ちながらこれだけ古典が少ない国も珍し
く、かえって稀少価値だとさえ言えるだろう。
162 :
161:2000/07/12(水) 13:38
黙阿弥は3600種じゃなくて360種ね。
163 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 14:02
http://wh.myongji.ac.kr/~ynlee/ 明知大学 国文科 李竜男教授
明知大の国文科 現代文学担当の 李竜男教授のページ。
韓国の「現代」の国文科の、現代専攻の現場のページ。
学生に対する推薦作品の一覧や、教授ご自身によるコラム随筆がある。
http://trans.allkorea.co.jp/cgi-bin/unisoft_tg.cgi?URLNAME=wh.myongji.ac.kr%2F%7Ebsjung%2F ●国内学会
韓国古典文学会
韓国中国小説学会
國語國文學會
韓国歴史研究会
●国内研究者
イヨンナム
明知大国文科教授、韓国現代小説
チョドンイル
ソウル大国文科教授、韓国古典文学
金鍾郁
ソウル大国文科博士、韓国現代小説
キムウェゴン
書院台国文科教授、韓国現代小説
ソンソンウク
カトリック台国文科教授、韓国古典小説
チェヒェシル
科技大教授、韓国現代小説
キムタクフヮン
ものは量台教授、小説創作
パクテボク
中央台国文科教授、韓国古典文学
チンガプコン
慶尚大漢文学と教授、韓国漢文学
オヒョンミン
蛇高等学校教師、韓国漢文学
ソンチャス;国語教育
指頭為替;韓国史
キムジェムン;韓国学資料
●外国機関
アメリカイリノイ大学東亜言語文化学科
PHAESEUTHEURAISWI教授(東亜古典小説)及びキムジャヒョン教授(韓国史と韓国古典文学)
アメリカPEORIGEOMYEONGDAEHAK
マークPHITHEOSEUN教授(韓国史及び韓国古典文学)
アメリカUCLA東亜言語文化学科
イハクス教授(Peter Lee、韓国文学)
アメリカミシガン大学
イムフンスン教授(Henry Em、韓国史)
ハワイ大学韓国学センター
ワシントン大学韓国学プログラム
イスンフィ教授(Ann Lee、韓国文学)教授及び売るよ教授(韓国史)
日本東北大学東北アジア研究センター
ユリ社と教授(韓国古典文学)
日本京都大学人文科学研究所
キンムンギョン教授(中国古典小説)
●外国研究者
ブライヤーは切るだろう
韓国仏教美術
ハタノ
日本お前カーだの弦リップ大学教授、韓国現代小説
チョウィソン
日本お前カー他の弦リップ大学教授、国語学
MIJEUNO
韓国文学を勉強したプログラマーの韓国文学ホームページ
MATCHEUです
韓国語を専攻した会社員の[林巨正]関連ホームページ
164 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 14:10
リンクミス失礼。リンク集は鄭炳説教授のサイトでした。
http://wh.myongji.ac.kr/~bsjung/ 明知大学 国文科 鄭炳説教授
韓国の古典小説の中でも近代に近い作品、特に女性作品の研究で知られる鄭炳説教授のページ。
トップページにあるメニューのうち「韓国の古小説 han-gug-eui yes-so-seol」が、
駆け足の朝鮮文学史と研究案内になっている。さらに末尾には、『三国遺事』から
『完版本 烈女春香守節歌』まで7本の原典影印(画像)が示されていて、興味のある方は必見;
「原典」の面白さを体験されたい。
165 :
>164:2000/07/12(水) 22:19
俺ハングルは読めないよ。
郷歌とかはあるの?
あったら訳してよ。
166 :
名無しさん@1周年:2000/07/12(水) 22:24
日本に奪われた宝物もおおいって。
167 :
>166:2000/07/12(水) 22:27
どういう意味だ?
168 :
>159:2000/07/12(水) 23:09
これなんかおかしくない?
朴跡源ってハングル小説は書いてないのでは?
違ってたら悪いが「許均伝」は漢文だったと思うんだけど。
169 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 00:29
65です。
やっと、在日らしき人から意見でて嬉しい限りです。
だけど、古典って300年ぐらい前も含めるの?
漢文系はパスして欲しいですね。
吏読・ハングルは結局幾つか教えて欲しいです。
PS
これには笑わせて頂きました。ま、確かに学会なんて宣言すればそれでOKだからね。
日本お前カーだの弦リップ大学教授、韓国現代小説
チョウィソン
日本お前カー他の弦リップ大学教授、国語学
170 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 01:53
age
171 :
126:2000/07/13(木) 04:50
>169
300年前は含めるでしょう。日本でも芭蕉や馬琴は古典でしょう?
それに漢文系も入れていいと思います。それだって彼等が作った文学なんだ
から。で、朴跡源の「熱河日記」ですがまだ全然読んでないでーす。
でもちょっくら解説読んだら朴跡源って人はかなりの人物のようです。
当時の朝鮮の散文は漢代を、詩は唐代を範としてたらしいですが、彼は「こ
こは中国じゃないし、今は唐代でも漢代でもない。司馬遷が今の人だったら
全く違った文章を書いていただろう。」と言って朝鮮独自の漢文を目指した
とか。ある意味徂徠の古文辞学より進んでたわけですな。「熱河日記」は保
守的な当時では「変な文章書きやがって」と批難されることが多かったそう
ですが、実学派の仲間たちには「司馬遷、韓愈に匹敵する」とまで絶賛され
たとか。でも理屈っぽくてちょっと読みづらいんだよな。でも朝鮮は漢文が
盛んだったからという言い訳が通じるなら日本よりも漢文は立派でないと話
にならんな。同じ東洋文庫から出てる清の駐日外交官で、詩文の改革の第一
人者だったという黄尊憲(尊はしんにょう)って人の「日本雑事詩」っての
を昔読んだけど、日本の漢文は朝鮮より優れてるって彼は言ってたんだよな。
172 :
名無しさん@1周年:2000/07/13(木) 18:06
韓国人が大嫌いな新井白石の詩は朝鮮人にも絶賛されたらしいな。
丁若庸も徂徠や仁斎の文章を絶賛してたらしいし。
もしかしたら自慢の漢文も江戸後期には日本に負けてたんじゃないか?
173 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 00:40
171さん、ありがとう。
そうか漢文も含めていいんだ。
でも、松雄芭蕉とか滝沢馬琴って古典って感じしないのは何故かな?
なんだかんだいって生活に密着していたんですね。日本の古典って。
でも「熱河日記」なんてのも調べているんだ、凄いですね。
174 :
171:2000/07/14(金) 00:57
>173
読んでるっていっても翻訳ですよ。東洋文庫から出てるんです。
書き下し文ならともかく漢文の素読なんてとてもできません。
だから「熱河日記」が名文と言われてても、翻訳なので判断できま
せん。芭蕉や馬琴に関してはよくある「日本古典全集」みたいな本
で彼等の作品が扱われてるからそう思ったんです。
175 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 18:17
意外に仏教では朝鮮は頑張ってるよ。高句麗の僧が中国の僧に影響を与えたり。
ここで創造性の水源が枯れてしまったのか(笑)。
176 :
話はずれるけど:2000/07/14(金) 20:29
『源氏物語』の光源氏のモデルって誰だっけ?
お母さんが百済系とどこかのスレッドにあったような・・・・・・。
>176
ずらさんといて(笑)
予備校の日本史で「光源氏のモデルは藤原道長だよ」と聞いたことあり。
半分寝てたんでちょっと怪しいけど。
というわけで、朝鮮の古典文学に話は戻ります。
178 :
>175:2000/07/14(金) 20:49
高句麗の僧って?
179 :
175>178:2000/07/14(金) 21:10
忘れた(笑)。中公新書の『日本文化交流小史』を立ち読みした時に
知った。最近出た本だからまだ本屋にあるよ。
180 :
名無しさん@1周年:2000/07/14(金) 21:22
新羅の元暁は中国に影響を与えたらしいね。彼の書いた注釈書の中には
中国で「菩薩が書いたのでは?」とまで言われたものがあったそうだし
特に大乗起信論の注釈は「海東しょ(漢字ない)」と呼ばれて高く評価
されたそうだよ。また法蔵の兄弟子だった同じく新羅の義湘は、法蔵が
「華厳五教章」を書いたときにわざわざ新羅に戻っていた義湘に意見を
求めたそうだよ。法蔵には元暁の影響も明らかにあるらしい。この二人
は中国の「高僧伝」にも名前が出てるから、いつもの朝鮮人の妄想では
ないようだよ。
181 :
誰か郷歌の翻訳を紹介してよ:2000/07/15(土) 04:30
大金のためにage
大金さんは、昨夜夜半過ぎに、脳溢血のため、都内の病院でお亡くなりになりました。
ハングル板一同、心よりご冥福をお祈りします。
183 :
>171=174:2000/07/15(土) 06:50
チベットファンですが、論文で、「熱河日記」には、乾隆帝の万寿盛典に参加した朝鮮使節が、パンチェンラマに叩頭礼を取らされて、泣いて悔しがったという記事があるいうのを読んで、中国で出版された影印本を買いました。
和訳がでているのは知りませんでした。もう少し詳しい書誌情報を教えてください。
「熱河日記」、十八世紀半ばに崇禎年号を使っているのが面白いですね。
184 :
>183:2000/07/15(土) 15:37
朴趾源 今村与志雄 1978 熱河日記 2 朝鮮知識人の中国紀行 東洋文庫 328 平凡社 東京
朴趾源 今村与志雄 1978 熱河日記 1 朝鮮知識人の中国紀行 東洋文庫 325 平凡社 東京
171です。183さんは漢文での「熱河日記」を読んでらっしゃるんですね。
原文の文章はやっぱり名文ですか?和訳だけ読んで理屈っぽくて読みにくいとか書いちゃったけど、純粋な文学
作品じゃなくて一種の学術本だから当たり前ですよね。朴跡源の著作はたくさんあるけど当時は禁書扱いだった
そうですね。学校の試験中で中々進まなくてまだ一冊目の三分の一くらいしか読めてません。
185 :
184:2000/07/15(土) 15:39
改行が変だけど気にしないで。
186 :
>175:2000/07/16(日) 04:53
義天って人と知訥って人が高麗時代にいるそうです。
一応高麗時代までは創造性は生きていたようです。
187 :
名無しさん@1周年:2000/07/16(日) 20:35
age
188 :
名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 03:58
貴重なスレだと思うのでage
189 :
名無しさん@1周年:2000/07/17(月) 23:31
age
190 :
名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 05:55
前に日韓の文化理解をテーマにした本を読んだときに、韓国の学者が
日本の学者の韓国文学理解のことをボロクソに言ってたな。その学者
が歌辞ってのの話をしてたんだけど、かなりの長詩が多いらしい。時
調のことはよく聞けど歌辞ってのはどんなものだ?
191 :
名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 22:30
age
192 :
名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 22:49
age
193 :
名無しさん@1周年:2000/07/18(火) 22:58
age
194 :
名無しさん@1周年:2000/07/19(水) 01:22
age
195 :
名無しさん@1周年:2000/07/19(水) 04:19
寂しいスレになったなあ。
>190
歌辞は日本でいう長歌のようなもの。
日本の五七調のようなリズムがあって、それを延々と続けるらしい。
長さで言えば長歌よりはるかに長いものもあり、1800句以上という
ものもある。個人的には長歌でもよく詩的高揚が長く続けにくいという
ので、1800句も続くものがはたして詩と言えるのかどうかの疑問を
感じる。文章のみならばどちらかというと散文的になってしまいそうに
思う。読んだことないので断定は出来んが、詩というよりは歌謡という
面が強いんじゃない?浄瑠璃みたいなものでは?
196 :
名無しさん@1周年:2000/07/19(水) 18:40
age
197 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 01:32
しかし、何週間かしか続かないというのは凄いな。
ウリナラの文学ってこの程度かな。普通5@`600レスついて
中の感想もあるはずなのに、ある意味凄いな
中国なら岳飛・三国志などで一つのスレつくのにな、
海外で源氏のレスなんて軽く1000超えるのにな。
198 :
>197:2000/07/20(木) 03:21
「九雲夢」と「熱河日記」と時調の感想がちょっとあっただけだね。
でもレスがつかないから「ウリナラの文学ってこの程度」はちょっと
短絡的じゃないかな?朝鮮古典文学の質よりも日本人の関心の低さを
表してるって思うな。
199 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 03:52
古典というテーマから外れますが、
現代文学はどうでしょう?
って、何も思いつかないんですが…
200 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 04:00
中上健次が紹介してたな。
俺も韓国文学は「太白山脈」と「風の丘を越えて」しか知らない。
どっちも映画の原作だから。
201 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 04:17
197>198
いやいや、すみません。日本人が韓国文学に対する関心ですか。
確かに英語・アメリカ・ドイツ・ロシア・そして中国に比べたら
全くないですね。多分平均的な日本人はそうですね。
僕も三代目しか知りませんでした。2首ぐらい漢字の奴をどっかの
本でみたぐらいかな。
ただ、ウリナラにも文学はあったそれは日本が云々を良く聞くけど
ウリナラの文学について語ってくれる人がいないのが残念ですね。
なんか、日本発で返答がないのが辛くて、痛くて、
途中で保障だの差別だのでるともう。ヘナヘナです。
基本的に我々は匿名なのを良いことに別スレじゃ煽ったり、荒したり
するけど、真面目な板で議論するもウエルカムなのに発言者のほとんど
がウエイノムばっかじゃ、じゃ韓民族は?という思いで書いてしまった
訳です。
失礼いたしました。
202 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 04:23
しかし日本人が関心ない文学は多いね。
映画「ざくろの色」でアルメニアの詩を絶賛してる学者の言葉が最初
に出て来たけど、興味を持って図書館や本屋で探したけど、サヤト・
ノバの詩なんて翻訳されてないようだった。
203 :
>202:2000/07/20(木) 05:03
意外と多いよ。シドニィ・シェルダンほどメジャーでも
「超訳」以前は「真夜中の向こう側」だけだったし、
ドイツのハインツ・G・コンザリクも本国に比べると
相手にされていない。
ハクスレー BRAVE NEW WORLD
バロウズ TICKET THAT EXPLODED の翻訳も長らく絶版。
ハナシがそれちゃったケド。
204 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 05:25
韓国の推理小説について教えて。
乱歩、横溝的な人っているの?
205 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 05:28
外国文学が多いのは有り難いけど、日本の古典の翻訳ももっと出版
してほしいな。原文が出版されてるものも結構少ない気がするな。
昔は日本ってなんて古典の少ない国なんだとか思ってたもんな。
その時期にこのスレ見たら古典小説600種って多いじゃん、と思
ったと思う。
206 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 05:56
一応同じ言葉なんだから、翻訳はどうか?>205
古典は原文が味わいあってよろし。
ただ漢文は読み下し程度がイイ。
207 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 06:07
平安文学なんてほとんど外国語じゃない。それに古文を読める日本人
なんて少ないでしょう?日本の教育が間違ってるんだろうけどね。
>203
しかし地域が限定されてるのでは?例えばインドやイスラム圏の文学
なんてあまり知られてないでしょう。カーリダーサすら知らない人が
多いんじゃないかな。
208 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 06:10
おお!!今日は結構レスついたじゃん。
209 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 16:10
age
210 :
名無しさん@1周年:2000/07/20(木) 17:44
>207
そうかな、
1.はるはあけぼのやうやうしろくなりゆく。。。とか
2.ゆくかわのながれはたえずしてしかしもとの。。。とか
3.おとこもすなるにっきというものを。。。とか
理系の人間だけど誰の何て書物か分かるぞ?
211 :
>210:2000/07/20(木) 18:40
全部読んで内容がちゃんと捉えられるかあんた?
古文は勉強しなきゃ読めないのは当たり前だろ?
あさましきもの。刺櫛すりて磨く程に、ものにつきさへて折りさへて
折りたる心地。車のうちかへりたる。さるおほのかなるものは、所せ
くやあらんと思ひしに、ただ夢の心地して、あさましうあへなし。
これ読んで全く古文を勉強してない奴がすぐに意味がわかるか?
誰のなんて書物かくらいは誰でも分かるけどな。
212 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 01:39
韓国の古典の話をしてください。age
213 :
>199:2000/07/21(金) 04:17
韓国の現代文学はレベルが低いとよく聞く。
俺も読んだことはない。
214 :
>213:2000/07/21(金) 08:08
現代文学の代表というには問題がありすぎるが、向こうでベストセラーになった
「1999韓日戦争」「ムクゲの花が咲きました」を翻訳で読んだことがある。
はっきりいってどちらもクズ。それも霧島那智の方がマシという末期的な代物だった。
215 :
>214:2000/07/21(金) 12:12
あれらはあらすじ聞いただけで質が予想できるくらいのものだからな。
もっと真面目に文学者と呼べる人が書いた作品ってどうなんだろ?
中国朝鮮族の祖国批判とかいう本ではかなりボロクソだったけど、あの本
は日本で売ることを予定してるからかかなり極端に思う。
小説よりも詩が文学の主流だともよく聞く話だな。
216 :
名無しさん@1周年:2000/07/21(金) 13:21
幻みょう分身はく!!
217 :
216:2000/07/21(金) 13:22
分身とけちゃった。
218 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 02:17
>215
孫文・魯迅の文学も日本に触発されたって書いてあったな。
それ以前と全然違うみたいだしね。
219 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 03:52
詩がさかんならさかんでタゴール並みの人がいるかな?
それに日本と違って詩が主流という話もよく聞くけど、日本って意外に
詩は盛んなような気がするな。短歌とか俳句とか川柳も含めたらね。
漢詩を趣味で作る人だって多いし。
220 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 04:27
そーいや、恨の法廷だかで有名な詩人の名前井沢が書いていたっけ。
中身までは知らない。でもハングルって文語体には向かないからな。
どこまで叙情あふれているか問題だな、国破在山河XXXで意味わかる
しな漢字なら。
221 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 04:34
そう言えば何かの本で韓国の代表的詩人が世界を旅して「韓国が世界で最も
優れていることを確信した。」と言ったとか。もし本当なら、そんな知的レ
ベルの人間が代表的なら詩も大したことはないと断言できるな。
222 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 04:41
>221
それなら何で在日は国に帰らないだろうか。
経済的に貧しくても、素晴らしい自然・人情あふれる
ウリナラに帰ろうとは何故思わないのかな?
223 :
名無しさん:2000/07/22(土) 04:46
自分だけ良い暮らしが出来ていれば、半島なんてどうでも良いんでしょ。
224 :
>221:2000/07/22(土) 05:14
思想の深さと文学的才能は別物では?
好きな作家がアホなこと言うのを見て嫌いになったというのは結構
あるけどな、個人的に。
225 :
名無しさん@1周年:2000/07/22(土) 07:43
日本人が感心ない文学は多いね、っつーけど日本ほど外国の書籍が
翻訳・出版されてる国もちょっと珍しいと思う。
アメリカ含めていろんな国行ったけど、翻訳小説だけで棚がいくつも埋まる
ような書店は超大型書店ぐらいだったよん。
むろん、翻訳する基準は「売れそう、優れている、有名」なので
あんまりマイナーな作家の作品やさっぱり人気のない詩は難しい
でしょうね。アルメニアのは面白そうだけど。
お隣の韓国の小説は翻訳も入手も比較的楽そうな気はするのだが、
「現代韓国文学集」(タイトルはうろおぼえ)を読んだかぎり
では……。時期尚早だわ、残念ながら。
226 :
>225:2000/07/22(土) 16:13
俺も図書館で韓国文学を幾つか読んだけど、ほとんど覚えてない。
中上健次とか四方田犬彦が持ち上げんのは実際に韓国文学が優れている
からじゃないように思ったな。個人的な理由からじゃない?
227 :
名無しさん@1周年:2000/07/23(日) 05:59
国民文学を否定して悪いが春香伝はつまらなかったぞ。
韓国限定の面白さだと思う。中国の三国志や水滸伝は面白いが。
でも中国でも紅楼夢は好きでなかったな。
春香伝も人によれば面白いかもな。
228 :
>227:2000/07/23(日) 14:26
忠臣蔵や近松だって似たようなものだよ。
229 :
>225:2000/07/24(月) 02:07
出版だって商売だからな。
実際にアメリカやフランスのもののほうが売れるのは確実だもんな。
同じ質だとしてもそれらの地域のものがどうしても多くなる。
しかしそれで読めるものの幅が狭くなっちゃうのはちょっと嫌だね。
アルメニアの詩とか韓国の歌辞とか読んでみたいな。
話変わるけど、韓国には日本のアイヌや琉球のような少数民族の文学って
あるの?俺アイヌの口承文学とか結構好きだし、済洲島あたりにそういう
文学があったら興味あるな。
230 :
227=229:2000/07/24(月) 02:09
>228
そうかもな。
231 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 10:19
あげとこう
232 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 11:39
http://www.han.org/hanboard3/msg/1899.html どうしても朝鮮文化が日本の模範であったと考えたいらしい。
万葉集ですら解読不能になっていて、国交もなかったこの時代にな
んで読めもしない三代目をとりよせて参考にしなきゃなんないんだ
ろうね?正式な国交はなくても交流はあったから日本に残ってる可
能性はあるかもしれないけどね。しかし500首から1000首だ
とやっぱり質量ともに万葉集に匹敵するとはいえんな。質はわから
んが量が少ない。
233 :
>ALL:2000/07/25(火) 17:29
世界文学史上の偉大な傑作「玩月会盟宴」を読め。
234 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 19:55
>233
>世界文学史上の偉大な傑作「玩月会盟宴」を読め。
聞いたことねえぞ、検索にも全然かからん。
世界文学史上の偉大な傑作ねえ。不思議なこともあるわい。
ちょっと解説してちょ。
>233
馬鹿いうな。源氏物語は世界中に知られてるが、そんな物誰が知ってる。
いつの時代に誰が書いた物だ?誰が偉大だって決めたんだ?
その理由はなんだ?
ちゃんと答えろよ、このタコが。
236 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 20:01
233が同人誌に書いた小説だったら
笑えるな。
237 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 20:04
知りません、内容は?
238 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 21:38
>243僕もやった。
紀伊国屋のデータベースで調べたけどありません。
(源氏物語なら1637件、孫文の研究書でも44件、世宗も1件)
excte,goo,lycos,ヤフー,InfoSeek,フレシュアイでも
ない、煽りだったのね。
239 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 21:43
国会図書館、東大東洋研、などなどどこにもないぞい。
こりゃ>233 どういうこっちゃ!!!!
240 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 22:14
241 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 22:42
>ちゃんと紀国屋で調べればあるじゃないか、
なんのこっちゃ・流れのよめないやつ。
242 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 22:50
>241
違うよ、韓国文学の話しだよ、紀国屋のDBで調べりゃ
そんな誰も聞いたことない本出さなくてもいくらでも
それなりの本があるって言いたいのチャント文章読めばどっちに
煽っているか分かるだろ。脊髄反射しないでね。
243 :
名無しさん@1周年:2000/07/25(火) 23:32
今はね、世界文学史上の偉大な傑作「玩月会盟宴」が問題なのだ。
あったら読みたいので探し回っている最中。
244 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 00:26
242>243
あるわけねーじゃん。
あっても自費出版か民明館書房の本に決まってる。
レスないのがいい例あおりあおり。
古典だよ、紫式部・三国志・シェクスピアと同じレベルって言ってるのよ。
当然それ専門のHPあるはずヤフーで探してないんじゃないに決まってる。
245 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 00:44
>玩月会盟宴
どういう内容なのかぜひ知りたいなあ。
やっぱゴルフやハンググライダ―、イカゲルゲバゲバ光線
なんかが韓国発祥って言ってる本?
246 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 03:58
うろ覚えで悪いが、韓国の古典小説最長の作品がそんなタイトルだ
ったような気がする。しかし以前に読んだ朝鮮小説史では韓国の古
典小説の代表作は「金鷙新話」「洪吉童伝」「九雲夢」「沈清伝」
「春香伝」の五つという感じだったが・・・
247 :
>246:2000/07/26(水) 04:51
その五つが代表かい。金鷙新話と春香伝以外はクズだね。
248 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 04:59
長いだけの本ねスレがここまで溜まってやっとでた割には小物だったな。
249 :
名無しさん@1周年:2000/07/26(水) 17:25
「玩月会盟宴」。ちょっと図書館で調べたが朝鮮最長の小説としか
わからなかった。李朝後期の作品で180巻。現在の本だとだいた
い6000ページだってさ。内容は全く書いてなかった。東洋文庫
の「朝鮮小説史」でも戦前の古い本だからか名前さえ載ってなかっ
た。もしかしたら最近存在が確認されたんかな?
250 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 01:07
>249
内容書いてないのじゃ判断できないね。
6000ページって1冊200Pで全30巻よ。
なんか過去の記録だからな白髪三千丈の伝統受けついでいるから。
実際は6000÷3000=2ページじゃないの?
251 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 17:48
前に「春香伝」はシェイクスピアに匹敵するとか言ってる
人(日本人)を見たぞ。親韓日本人っていうのはどうかし
てるなやっぱり。
252 :
名無しさん@1周年:2000/07/27(木) 19:37
本当、「春香伝」とシェイクスピアと比較するなんて、
妄言しまくり、そんな立派な話しなら、この板であらすじ
ぐらいは在日が喋っているはず。
PS.多分その親韓日本人は本当は首領さま日本人だと思うな。
253 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 04:54
朝鮮漢詩
花石亭
李珥
林亭秋已晩 林亭、秋已に晩(く)れ
騒客意無窮 騒客、意無窮
遠水連天碧 遠水、天に連なりて碧にして
霜楓向日紅 霜楓、日に向ひて紅なり
山吐孤輪月 山は吐く孤輪の月
江含萬里風 江は含む萬里の風
寒鴻何處去 寒鴻、何(いづ)れの處にか去る
聲斷暮雲中 声は暮雲の中に断つ
[訳] 林の東屋に秋がもう終わろうとしている、酔い騒ぐ旅人の気持ちは終わりがない。遠くの川は天につながって青く、霜の降りたかえでは日の光を受けてひときわ赤い。山はただ一輪の月を吐き出し、川ははるか遠くの風を含んでいる。さむざむとした大鳥はどこへいくのだろうか。その声は夕暮れの雲の中に消えてゆく。
李珥(1536-1584) 字は叔献、号は栗谷。李氏朝鮮の二大儒者の一人。
踰大関領望親庭
大関領を踰(こ)えて親庭を望む 申師任堂
慈親鶴髪在臨瀛 慈親鶴髪、臨瀛に在り
身向長安獨去情 身は長安を向きて独り情を去る
回首北坪時一望 首を回せば北坪、時一望
白雲飛下暮山青 白雲飛下、暮山青し
[訳] なつかしい親は白髪で臨瀛(江陵)にいて、わが身は長安(ソウル)を向いて独り去りゆく。振り返って山あいの村を一望すれば、白雲のもと、日暮れの山が青々としている。
申師任堂(1504-1551) 本名不詳。師任堂は号。申命和の娘にして李珥の母。
大関領 朝鮮南部にある峠の名。
無題
無名氏
金樽美酒千人血 金樽の美酒は千人の血
玉盤佳肴萬姓膏 玉盤の佳肴は万姓の膏
燭涙落時民涙落 燭涙落つる時、民の涙落ち
歡聲高處怨聲高 歓声高き処、恨声高し
[訳] 金の樽のうまい酒は多くの民の血であり、きれいな皿のうまい料理は多くの民の体のあぶらである。ろうそくの涙が落ちるとき民の涙が落ち、歓声の上がるところでは恨み声が上がる。
[評] 李道令と芸者の春香の恋物語を描いた李氏朝鮮の長編小説『春香伝』に出てくる詩。春香の住む村に赴任してきた悪徳役人の宴席に、中央政府の隠密となって戻ってきた李道令が出席して、その非を歌ったもの。
采蓮曲
許蘭雪軒
秋淨長湖碧玉流 秋は長湖を浄め碧玉流る
蓮花深處繋蘭舟 蓮花深き処蘭舟を繋ぐ
逢郎隔水投蓮子 郎に逢ひ水を隔てて蓮子を投ぐるに
或被人知半日羞 或ひは人に知られ、半日羞ず
[訳] 秋は広い湖を清めて碧玉のように流れ、蓮の花の深いところに蘭の舟をつなぐ。あなたに会って水を隔てて蓮の花を投げたが、ひょっとして誰かに見られたかも知れないと思って半日の間恥ずかしかった。
許蘭雪軒 本名は許楚姫。蘭雪軒は号。李氏朝鮮の女流詩人。『洪吉童伝』の作者許[竹均]の姉。
254 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 05:19
「青山は自ずから然(な)り /緑水も自ずから流る/山も水も自ずから然(な)るもの/吾もまた自ずから生 る/自ずと生まれし吾も又/自ずと生きてゆかん」
「首陽山を仰ぎ伯夷叔斉の故事をしのぶ/蕨に賭けしその意気をば讃えん/ 自然の草として不義の上には生えまじ」
「古き梅に春また訪なえば/去年(こぞ)に咲きし枝花の気色あらわる/舞 いて散る春雪/梅、開くをためらう」
「青山は万古に青きを誇り/流水は昼夜の別なく流る/もまたやむときなけ れば/万古に尚春とならん」(李退渓)
255 :
254:2000/07/28(金) 05:39
韓国の古典短歌の時調の翻訳です。
256 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 16:30
>251、252
自国の代表的な文学をすぐ西洋の古典と比べるのは日本も一緒。
最近の日本ではまともな学者はそういうことはあまり言わなくなってる
だろうが、韓国は今はまだナショナリズム真っ盛りだし仕方ないんじゃ
ないかな?その日本人はやっぱりたんなる韓国狂いで、別に総連とは関
係ないと思う。
257 :
名無しさん@1周年:2000/07/28(金) 18:44
>255
李退渓ってたしか、有名な朱子学者だった気がするけど。(記憶間違って
てたらごめん)。元々漢詩ですよね。
258 :
>257:2000/07/29(土) 03:21
李退渓は李栗谷と並んで朝鮮朱子学を代表する学者です。
日本の朱子学者たちに対する影響も大きかったらしく、日本では
ほとんど朝鮮朱子学=李退渓と言ってもいいくらいだったそうで
す。
259 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 04:02
100ウォン札だっけ?
260 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 04:07
257>258
ありがとう、知りたいのはガチガチの朱子学=文学は漢詩なので
韓国語の詩なのかなと疑問があるのです。
江戸の朱子学者もそういった傾向だったはずですから。
261 :
>260:2000/07/29(土) 04:35
時調は韓国語だよ。
よくは知らないが、日本の儒者だって和歌を作ってる人とか結構い
るでしょ?朝鮮の学者だって作ってもおかしくないのでは?
実際に5500首しかないんだから作ったといっても少数だっただ
ろうし、漢詩偏重とあまり矛盾はしないんじゃない?
262 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 04:53
257>261
ありがと。
263 :
名無しさん@1周年:2000/07/29(土) 23:38
およげタイヤキくんに大感動age
264 :
名無しさん@1周年:2000/07/30(日) 03:06
三国時代の文学作品が残っていないことは、彼等にとって逆に
良かったのかもしれない。いつものことだが、彼等は残ってい
ないことによって様々な妄想にふけることが出来るからだ。
李朝時代のある学者は、高句麗の文学作品が全く残っていない
理由を、高句麗を滅ぼした唐の将軍が、高句麗の書籍を集めて
みてその文化レベルの高さに嫉妬して燃やした、と書いている
らしい。世界帝国の唐がいくら東のほうでは先進国だったとは
いえ、高句麗の文化に嫉妬なんぞするかってえの。
優れていたから残ってないなんて妄想には呆れるね。
265 :
age:2000/07/31(月) 04:19
カキコ少ないなあ。マジで韓国の文化知りたいんだが。
266 :
>265:2000/07/31(月) 04:23
マジで残ってないんでしょ・・・
267 :
名無しさん@1周年:2000/08/01(火) 23:58
今後に期待のage
268 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 14:06
>264
唐の人間が高句麗語が何故わかるのか?発想の基本として変。
当時のアジアの文献はほとんど漢文です。
270 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 20:10
>269
技あり(笑)
271 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 20:28
高句麗って、漢字使ってたのかな?
272 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 20:30
少なくともオンムンではない、と思う。
でも、あと50年ぐらいしたら「高句麗に独自の文字があった」と言い出
したりして、やつら。
273 :
名無しさん@1周年:2000/08/02(水) 22:59
今まで見つかってなかった物が、今更見つかるもんかい。
274 :
>273:2000/08/02(水) 23:14
壇君の墓(藁
アヒル文字とか神代文字とか日本のト学会を真似するんだろうな。
そもそも、見つかったら逆にヤバイよ倭の植民地ってことばれるから。
276 :
名無しさん@1周年:2000/08/04(金) 01:18
>275
これ幸いと賠償請求してくるかもよ、1000年以上前の事でも
277 :
名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 03:05
鯖の復活であげ
278 :
名無しさん@1周年:2000/08/05(土) 20:14
279 :
名無しさん@1周年:2000/08/06(日) 04:04
あげましょう
280 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 04:05
韓国の学者が韓国では日本と同様に叙事詩は発達しなかったという
小西甚一の意見に反論して、韓国には叙事詩がちゃんとあると主張
してる本を読んだ。韓国の叙事詩ってどんなものだ?やっぱりホメ
ロスやダンテに匹敵するとかアホなこと言ってるのかな?
281 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 05:19
今度はユーカラを朴李するのか?
282 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 16:47
全然関係ない話なんだけど、アイヌや琉球の文学って日本文学として
捉えるべきなのかな?現在の日本の領土内で昔発展した文学というこ
とで考えればそうなりますよね。そうなると日本にも叙事詩文学があ
ることになると思うが。日本文学=日本語で書かれた文学と捉えると
無理だけど。しかし軍記物語なんかは韻文ではないけど西洋でいう叙
事詩と同じようなものですよね。小西甚一も韓国に叙事詩がないと言
ったのは、叙事詩の相当するものはあるが、厳密に西洋でいう叙事詩
と同じものがないという意味だったんじゃないかな?それを勝手に韓
国に対する文化蔑視と早合点したんじゃないかな?
283 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 17:35
平家物語って叙事詩じゃないのかな?
284 :
名無しさん@1周年:2000/08/07(月) 21:39
叙事詩といってもおかしくないとは思うけど、
平家物語は一応は散文作品だからね。
おーい、在君、叙事詩だして。
286 :
なんだかなあ・・・:2000/08/09(水) 05:52
>全然関係ない話なんだけど、アイヌや琉球の文学って日本文学と>して捉えるべきなのかな?
岩波文庫に入っている知里幸恵の『アイヌ神謡集』は、黄帯(日本文学)ではなく赤帯(東洋文学)の方に分類されてるよ
287 :
名無しさん@1周年:2000/08/09(水) 10:35
琉球の「おもろそうし」は黄帯だな。琉球語は日本語の一方言という扱いだけ
ど、アイヌは完全に別系統の言語らしいし、やっぱり日本文学というのは日本
語で書かれた文学ってことになるのかな?しかし漢文学とかもあるしなあ。
岩波の「アイヌ神謡集」はいい本だな。知里幸恵が若くして亡くなったのが惜
しまれてくる。
288 :
名無しさん@1周年:2000/08/10(木) 14:57
アイヌ女性は東アジアで最も美しい。
289 :
名無しさん@1周年:2000/08/12(土) 19:51
なんか、半島の古典って。。。
寒いよね。
290 :
名無しさん@1周年:2000/08/14(月) 16:56
>282
たとえば、カフカはドイツ語文学の人だが、ドイツ文学とはいわない(らしい)。
話しは全然違うが、
ロンドンのミレニアムドームで売ってた
「今ミレニアムの世界の偉人1000人」みたいな本で
一番最初に出てきた日本人が紫式部だった。
結構、これは誇りに思うな。
291 :
名無しさん@1周年:2000/08/14(月) 21:13
馬琴や世阿弥も紫式部に劣らないと思う。
文学者じゃないけどTIME誌が選ぶ世界の偉人では紫式部じゃなくて
北斎が選ばれたらしい。多分朝鮮人はどっちでも選ばれてないと思
うな。
292 :
名無しさん@1周年:2000/08/14(月) 21:24
韓国人なら世宗大王を出せと言うと思うが、
韓国人と一部の日本人しか知らないからなぁ。
293 :
名無しさん@1周年:2000/08/14(月) 22:10
俺は常々思うのだが「王」に「宗」って違和感がある。
みんなはどうよ?
294 :
名無しさん@1周年:2000/08/15(火) 17:54
金鷙新話の漢字は金鰲新話だと思う。
>153
浅井了意の伽婢子(おとぎぼうこ)のこと?
中国明の剪灯新話、剪灯余話を翻案したものを多く納めていて、そのなかに
金鰲新話の影響を受けたものが入っているのだと思う。。
江戸初期の明の小説の人気ぶりは、少ししか触れただけだけど奥が深いと思った。
もともと金鰲新話自体が剪灯新話の影響を受けて書かれているはず。
中国文学の授業で、剪灯新話の中のある話を翻案した韓国(金鰲新話の一編・漢文)と
ベトナム(もちろん漢文)と日本(落語)の話を少し紹介してもらったけれど、
確かにそうだった。
真似や翻案イコール駄作だとはわたしは思わない。独自のものを挟み込んでいれば。
だから元の物より良くなってる場合もあるし悪くなってる場合もある。
文学って作品だけ読んでても面白くないと思うよ。背景とか影響とかあるし。
ttp://www.mindan.org/shinbun/990407/topic/topic_b.htm この方の論文、純粋に読んでみたいと思う。
295 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 01:08
興味あるからアゲ。
296 :
名無しさん@1周年:2000/08/16(水) 03:20
理解するためにある程度の教養が必要なのは確かだろうが、基本的に文学は
作品だけを読んで面白くなけりゃあまり意味はないと思うぞ。
297 :
名無しさん@1周年:2000/08/17(木) 10:57
age
298 :
183:2000/08/18(金) 04:49
>184
東洋文庫版『熱河日記』の和訳、県立図書館で借りて見てみました。
お楽しみの黄教問答、班禅始末は和訳されてませんでした・・・。
中国出版の原本の書誌データを紹介しておきます。
著 者:(朝鮮)朴趾源
書 名:熱河日記(他一種)
出 版:北京圖書館出版社(1996.09)
ISBN 7-5013-1303-2
巻頭の「出版説明」によれば、1932年、朝鮮・大東印刷所が全六巻の『燕厳
集』として編集・出版した朴趾源の全集から、該当部分をピックアップして影
印したものだそうです。
299 :
名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 16:42
>290,291
そんな、「世界の偉人○○人」に日本人が乗ってるのを、喜ぶ
なんて、素朴すぎ。そんなものは当然、政治的なものに左右
されるしね。自分が世界の中心とおもってるような人間達に、
ちょっと相手にされたからって喜ぶなんて、飼い犬じゃないん
だからさ。もっと自分の目で判断しようよ。
大英博物館にでも言ってみなよ。取るに足りないイギリス絵画
と非西欧国の第一級のものが、どれほどの差で扱われてるかわ
かるから。一般的な欧米人の感覚なんてそんなもの。
300 :
名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 17:35
>299
だけど、日本人は基本的にナイーブだからその手の警告を
すると、警告の対象より警告した人を怨むようになります。
欧米にとっては、自分達の本流の文化に添える花にしか
思ってないんだけどね。
ま、朝鮮の文化は花にもならないけど。
301 :
290:2000/08/19(土) 18:41
>299
馬鹿だなぁ。
女性文学者の紫式部だったところが、胸をはれるって言ってるんじゃないか。
大概の国で出てくる人は、将軍だとか、国王だとか、肯定だとか、文学者がいても、女性ばっかりだろ。
大体、絵画をたとえに出すなよ。色彩の捉え方が違うんだか、仕方ないだろ。
302 :
290:2000/08/19(土) 18:59
↑肯定→皇帝ね
303 :
名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 19:04
>299,301
どちらも、もういいよ、韓国古典文学の話を続けよう。
304 :
名無しさん@1周年:2000/08/19(土) 19:22
301の意味がわからん
305 :
>299:2000/08/20(日) 21:17
基本的に自国の文化以外認めない人達がそのように認めるのは認めざるを得ない
ほどの文化だということだと思います。誇りに思っても別に構わないでしょう?
別に西洋人を崇拝してるわけじゃないよ。
はっきり言って西洋で評価されてる以上の価値を持ってると考えていいと思いま
す。アンコールの遺跡なんかと同じですよ。
306 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 21:53
以前テレビで見たんだけど、朝鮮の方が言ってましたよ。
日本人から見れば、寒々とした荒涼たる禿山の風景だけど、
それは朝鮮ならではの独特の風情だって。
違うのかな?
307 :
名無しさん@1周年:2000/08/20(日) 22:18
308 :
300:2000/08/20(日) 22:26
>305
209の人はね、日本の文化が西洋に比べ劣ってる
言ってるのではなく、西洋人に認められたといって
すぐ小躍りして喜ぶ人を非難しているんだと思うよ。
それに、西欧以外の文化に対する扱いが不当だとも
言ってますよ。
309 :
名無しさん@1周年:2000/08/21(月) 12:23
下がるの早いな。age
310 :
名無しさん@1周年:2000/08/21(月) 12:24
311 :
名無しさん@1周年:2000/08/21(月) 16:07
またまた古典とは違う話ですが、最近「写楽は北斎である」という本を立ち読みしました。
そこでイ・ヨンヒの写楽=金弘道説がばっさりやられてたよ。
作風が似ても似つかないだってさ。
さらに
「日本の優れた文化を自分のものにしたいという気持ちよりも、自国であろうと他国であろうと
優れたものを認めることが真の文化交流につながるはずだ」
という意味のことを言ってた。
イ・ヨンヒさんはどう思ったのかな?
312 :
名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 10:47
あげ
313 :
名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 12:34
「朝鮮文学史 その悠久の歴史と世界史的意義について」 江田島平八著 民明書房刊
朝鮮文学の全てを網羅した希有の名著です。
是非読んでみて下さい。
朝鮮古典文学の面白さに目覚めること請け合いです。
314 :
>313:2000/08/23(水) 13:31
その本読んだけど、同じ出版社の「イングランド料理の奥義」「至高のドイツ
ユーモア」「イタリア英雄列伝」と同じくらいの無いようだったよ。
315 :
名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 13:33
また、江田島ってさぁ…
316 :
名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 13:42
314氏の「無いよう」という変換ミスが全てを物語る>朝鮮の古典
317 :
名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 13:46
>「イングランド料理の奥義」「至高のドイツユーモア」「イタリア英雄列伝」
うわっ、めっちゃ面白そう。さすがは民明書房。
318 :
名無しさん@1周年:2000/08/23(水) 15:39
イタリアの英雄はともかく、イングランドの料理とドイツのユーモア
って、どっちもいけてなさそう。
イタリアの英雄についてなら塩野七生の著作が秀逸。
319 :
age:2000/08/24(木) 01:41
古典捏造ネタってないの?
320 :
名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 03:40
どうかな?
文禄・慶長の役で、震天雷という元寇(一発変換できんぞ倭寇ならOKだが何故だ)
の時の武器をオリジナルだと言ったドアホがいたよ。
321 :
名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 05:12
>319
古典捏造って万葉集は朝鮮語で読めると言うくらいが関の山なのじゃあ?
捏造するにしても創作する才能がなきゃならん。歴史の捏造のようにウソ
言うだけとか、起源詐称するとか、500W削るとかのようにお手軽には
できないでしょ?
322 :
名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 09:53
古典文学ではないけど
絵本「かんこく・ちょうせんのみんわ」(全12巻)が太平出版社から刊行されたそうです。
323 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/08/24(木) 10:04
>321
「東日流外三郡史」みたいなドキュン詐欺師が作ったのもあることだし、
日本から左翼2〜3人協力させれば簡単に作れるんじゃない?
(信憑性はともかく)
324 :
名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 15:06
竹内文書とかみたいな捏造はどう?
325 :
名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 17:23
偽史、野史の類は、中国4000年に、お任せしましょう。
326 :
名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 17:56
327 :
325:2000/08/24(木) 18:16
>326さん
あのー「捏造」ていうのは、言葉として悪意が感じられてどうも
イヤな思いがするので。
>>327 じゃあ偽史でいいよ。
どっちにしても中国よりは韓国が上だと思うね。
中国も凄いけど、確かにあの国(一つの国だった時代はほとんどないが)
が過去に築き上げたものは凄いものがあるからね。
韓国は大したことないとは言わないけど、
自国の過大評価や思い込みはやっぱり夜郎自大というほかないよ。
329 :
名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 19:54
>328
かの国の地政学的な位置と、文化的な歴史を考えると
夜郎自大にもなるでしょう。
ところで、328さんは、朝鮮半島が中国の一部にならなかた
のはなせだと、お思ったことわないですか。
私は、歴史は素人なんですが、ちょっと興味がありまして。
気が向いたら、お返事下さい。
失礼しました。
330 :
328ではないが:2000/08/24(木) 19:59
331 :
330:2000/08/24(木) 20:01
支配というか属国かな?
ずっと中国の属国だった
332 :
名無しさん@1周年:2000/08/24(木) 20:14
チョンが朝貢してくるのはOKだけど。
同じ国民として扱うのは中華思想としては反対だっただけじゃないの?
333 :
名無しさん@1周年 :2000/08/25(金) 12:15
>>329 >かの国の地政学的な位置と文化的な歴史を考えると・・・
なんでやむを得ないの?
そこがわからん。
334 :
金先生 :2000/08/27(日) 22:09
335 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 22:55
>>330 非常に強い影響下にあることはわかるが、属国で有り続けた
ことの説明にはならんということだな?
336 :
335 :2000/08/27(日) 22:57
337 :
名無しさん@1周年 :2000/08/27(日) 23:07
中国から見て朝鮮から向こうは日本も含めて野蛮な国、土人の住処
だと考えていたからでしょ。中華思想て、そんなものでしょ。
朝鮮は中国の属国やりながら日本がさらに野蛮だと信じて自分たちを
慰めてきた。
んで、気が付いたら自分たちが野蛮と見なされる存在になっていた
もんで必死になってプライドを探している...朝鮮も中国もね。
338 :
>1 :2000/08/28(月) 00:09
『朝鮮を知る事典』(平凡社)の「文学」の項目を見てるんだが、やっぱ、朝鮮時
代になるまで、漢詩文が圧倒的に多かったみたいだ。
朝鮮時代でも、長編小説は400種をくだらないが、そのほとんどは、作者や成立
年代未詳となっている。どうも、17世紀以降には、それなりに数はあったようよ。
339 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 00:27
こういうスレ作ろうかと思ってたんだ。
中世朝鮮に出版業みたいな都市文化ってあったんですか?
日本は「八犬伝」や「膝栗毛」みたいな本があって
ゲームやアニメの隆盛があるんだよね?
340 :
>339 :2000/08/28(月) 01:09
『朝鮮を知る事典』(平凡社)より
17世紀末から18世紀に入ると、知識層の女性間に小説を愛読する
ものが増え、呼応して金万重の「九雲夢」などの長編通俗小説が
現れ、多数の中国演義小説が翻訳・本案され、ソウルには、彼女
たちを顧客にした貸本屋まで出現した。
341 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 01:26
342 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 01:38
>>340 当時の識字率はどうなの?
通俗小説といっても大衆に読まれなければ、小説の意味がないと思うけど。
343 :
339 :2000/08/28(月) 01:40
>>340 どーもです。ぼくも挿し絵に興味があります。「弓張月」のとか好きだから。
344 :
340 :2000/08/28(月) 02:25
識字率とか挿し絵については、事典だけにそこまで書いてないので、
不明です。
345 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 03:07
うーん、その時ハングルは使われていたのか?
それとも吏読なのか、女性蔑視の国でそのような商売が成り立っていたのか
確認取りたいですね。(疑う訳じゃないけど何せ朴李の国だから江戸時代の風習を。。の可能性もね)
日本の黄表紙などとの比較も。
346 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 04:53
知識層の女性とは、あの時代から言ってキーセンの類なのではないでしょうか?
(『朝鮮を知る事典』(平凡社)が真実を書いているとしてだけど)
つまり日本で言うと、吉原ではおいらん相手の貸本屋が存在していたみたいな・・・
しかし当時の日本では貸本屋どころか、貸本屋が本をギッシリ詰めた箱を背負って
町中まで出張するサービスまでしてたんだから比べ物になりませんね、やっぱり。
それを知識層の女性どころか、庶民階層の女性や子供まで利用していたんだから・・・
347 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 10:38
>>340 一応言っとくけど「九雲夢」は長篇小説じゃないよ。
現在の感覚では短編の部類に入るんじゃないかな?
「長篇」小説じゃなくて小説そのものが400編だと思うよ。
「金鰲新話」みたいな短編集は一遍と見なしてると思う。
小説の数が江戸時代の日本と比べると断然少なかったことは確かだよ。
348 :
341 :2000/08/28(月) 11:23
黄表紙本なんかだと、神田の古書店に行けば売っているが、
その李氏朝鮮の貸し本類は、古書店に出てないのだろうか。
挿し絵の件をたしかめたい。
349 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 11:25
印刷技術に格段の差があったはずだから日本ほど挿絵は発達してないと思う。
350 :
341 :2000/08/28(月) 11:42
国会図書館に行けばありそうなもの。
だれか東京在住者、調べてくださる方はなかろうか。
351 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 11:55
京都にも第二国立国会図書館ってなかった?
まだ、完成してないのかな・・・
352 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 13:12
大阪になら「韓国文化館」みたいなのがあるけど(行ったことない)。
大阪にあるなら東京にもあると思うよ。
353 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 13:16
黄表紙の字って読めねーよ。
周りに現代語訳載せてるのも今イチだし。
ドイツ語訳の黄表紙って字の部分をドイツ語に変えてるらしいな。
現代訳でもそれやってくれよ。
354 :
名無しさん@1周年 :2000/08/28(月) 13:39
>>353 あのくずし文字は、ふつー読めねー。
まわりに現代語訳とは、復刻版かい?
そんなものが出てるとは、知らざった。
まっ、この場合、挿し絵の問題だから。
355 :
>343 :2000/08/29(火) 01:36
小説に挿し絵って、あんまり見たことないなぁ。
句読点のない漢字が並んでるだけだったり(これはこれで普通の漢文だが)、
句読点のないハングルが並んでたりって感じ。
ただ、仏教関係の印刷物には、仏様の挿し絵が入ってたりする。
356 :
>355 :2000/08/29(火) 02:01
341だが、ありがと。だろうとは思っていたが、たしかめたかった。
357 :
343 :2000/08/29(火) 02:50
>>355 どーもです。そっかあ。画に対する国民性と技術の違いかな。
アメリカの学術書はバカっぽいからって図版が少ないけど、
フランスのは多いのと似た感じでさ。
版木を彫るのって難しいみたいで今は白人さんの彫り師もいるよね。
中国だと「水滸伝」とか1コマ漫画っぽかった。
変わったケースだけど上に挙げた「弓張月」とか、
馬琴が直々に北斎あてに図案描いたの見た事ある。
監督が下絵を描いたガンダムのゲルググ思い出したよ(笑)。
動きがあって独特のデフォルメとか映画の画コンテや漫画みたい。
それと隠れた謎解きの要素もあるらしい。
なんかの韓国の雑誌にやたら東亜三国だっけ?って載ってて、
韓国人にとって中国と日本が逆の意味で、
アイデンティティなんだなと思いつつ、
庭園や盆栽とか自然を捻じ曲げてデザイン化するのが日本人で、
ほどよく自然をとりこんでて中国と日本の間のいいとこが韓国人だ、
みたいなの読んだことあるの思い出した。脱線ごめんね。
358 :
名無しさん@1周年 :2000/08/29(火) 08:32
単に庭園が発達しなかっただけだと思うが・・・
359 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 16:11
>>357 韓国人って何でもいい風に解釈するんだな。
「中国、日本は行き過ぎだからそれと違う自分たちは優れている」
ていう御得意の論法だな。
360 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 16:14
早く気づけよチョン。
おまえらは何やっても劣ってるんだよ。
361 :
341 :2000/08/30(水) 17:01
>>357 日本の都市文化の発達と現在のサブカルの興隆を結びつけて語るなら、
やはりメインは、浮世絵などの美術とデザインでしょう。
したがって、挿し絵にこだわったわけですが。
浮世絵は言うまでもありませんが、江戸の日本のデザインセンスが、
近代西洋のデザインにどれほど影響を与えたかについては、
三井秀樹著『美のジャポニズム』という本が文春新書で出ています。
ゲームやアニメが世界にどれほどの影響を与えうるかは、
まだこれからの問題であろうかと思います。
一方の季氏朝鮮ですが、イサベラ・バードという、
イギリス人のおばさんの旅行記に、
「美術は皆無である」
「ソウルには美術の対象になるものが何も無く、
古代の遺物ははなはだ少ない。公衆用の庭園も無く、
行幸の希有な一件を除けば見せものも無い。劇場も無い。
ソウルは他の都市が持っている魅力をまるで欠いている。
ソウルには古い時代の廃虚も無く、図書館も無く、文学も無い」
と、言われています。「文学も無い」は言い過ぎでしょうが、
少なくとも、都市文化としては目立たなかったわけでしょう。
幕末の日本については、「シュリーマン旅行記」(講談社学術文庫)
などが、比較するのによいのではないでしょうか。
362 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 17:25
「シュリーマン旅行記」を読むと、
今の日本には江戸時代の大衆文化はほとんど残ってないんじゃないかって思ってしまう。
数々の精巧な玩具とか鳥の木彫彫刻とかってみんな壊れちゃったのかな?
363 :
小林よしのり(義徳) :2000/08/30(水) 17:52
ここ、難しすぎて、お勉強にならへんがな・・・ぶつぶつ・・・・・南無阿弥陀仏
364 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 18:00
江戸時代の日本が世界でも立派な都市であり、
いいものがあったとも思うが、
坂口安吾の「日本文化私観」(?だったかな)
で、日本人が日本の過去の文化がどうなろうと
ことさら意識する必要など何もなく、現にわれ
われが日本人で、その文化をつくっていくのは
他ならぬ自分達なのだから。。のような意見には
説得力があるな。
過去をほじくりかえして、文化の起源にチョンが
関わっているかどうかしか興味のないような奴ら
とは無縁のことかもしれんけど。
365 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 18:09
確かに過去にとらわれ過ぎるのは良くないね。
でも日本は過去にはこだわらないほうだと思うけどね。
過去の文化に優れたものがあるなら別に否定する必要はないし、
大切にするのが当然だと思うよ。
韓国と言う国は過去の文化があまり残ってないからこそ日本の文化にこだわるんだし、
アメリカのような現在の文化超大国ですら歴史がないことにコンプレックスを持ってる
からね。
安吾は戦後の新しく日本を作っていかなければいけない時代だからこそ
そういう極論を述べたのだと思うよ。
366 :
341 :2000/08/30(水) 18:12
>>364 それはたしかに、おっしゃる通り。
読み取るべきは、現実になにが残っているかではなく、
日本人のメンタリティでしょう。
367 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 18:17
>364
>日本人が日本の過去の文化がどうなろうとことさら意識する必要など
>何もなく
日本語の文章表現に難がある。過去の文化がどうなろうと、ってどうもならんが。
意味不明。
>文化の起源にチョンが関わっているかどうかしか興味のないような奴
誰のことだ?チョンのことか?
368 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 18:24
>安吾は戦後の新しく日本を作っていかなければいけない時代だからこそ
>そういう極論を述べたのだと思うよ。
いろいろ詳しいようですね。
ここはハングル板だから、朝鮮にからめていうと、彼みたいな
ことをいう人は朝鮮にはいないのかと思う。何かあれば、日本
が悪い、じゃなくて、なぜ日本に植民地にされてしまったこと
などを、朝鮮人の精神性などをみて、内から指摘できる人間が。
369 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 18:49
370 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 18:53
364だけど、
>367
ここに書くとき、いちいち校正したりするわけないから、
そんなだれがみてもわかりやすくは書けないよ。
過去の文化がどうなる。。というのは、単純にいえば、
上にあるように江戸時代の大衆文化が現在において廃れ
たりするかとか、伝統が失われていくとかそういうことでしょ。
もうひとつはチョンのことだよ。
365の方は理解されているようですけどね。
371 :
名無しさん@1周年 :2000/08/30(水) 19:25
>370
>もうひとつはチョンのことだよ。
了解。ほんとはここを確認したかった。とげとげしい言い方してすまん。
372 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 23:19
春香伝を読んだ人いる?
映画やるから興味あるんだが。
373 :
名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 00:26
>>372 読んでないけど、粗筋は知ってるよ。
全羅道南原を舞台にした、妓生(キーセン)の春香と、
名門の御曹子・李夢龍のラブストーリー。
二人は一目惚れして二世の契りを交すが、夢龍の父親が
都へ転任となり、涙ながらに別れる。後任の悪代官が、
春香に横恋慕するが、春香は夢龍に操だてして拷問を受ける。
一方、夢龍は科挙に合格し、暗行御史(国王直属の高級隠密)
となって、南原に乗り込み、春香を救い出してハッピーエンド。
暗行御史(アメンオサ)については、『李朝・暗行記』(角川書店)
という皇なつきの少女漫画を読めば、よくわかる(笑)
374 :
名無しさん@1周年 :2000/09/01(金) 00:50
?それでどうして春香伝なんだ?主人公は夢龍もしくはカップル両方に
聞こえるけど。
375 :
373 :2000/09/01(金) 01:11
>>374 もともと春香伝は、パンソリ(語り唄)です。
春香の方に感情移入して語られたものなのでは?
376 :
名無しさん@1周年 :2000/09/04(月) 09:46
>>374 春香が不幸な目に会うのがメインの話で、
夢龍の科挙合格のための辛苦なんてほとんど出てこない。
主人公は春香だよ。
377 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 15:40
age
378 :
名無しさん@1周年 :2000/09/06(水) 17:24
379 :
名無しさん@1周年 :2000/09/07(木) 08:40
あげ
380 :
age :2000/09/09(土) 08:05
>>334 こんなレスがあったの全然気付かなかった。
こういうのを待ってたんですよ。
381 :
名無しさん@1周年 :2000/09/11(月) 02:32
、
382 :
名無しさん@1周年 :2000/09/13(水) 16:57
age
383 :
名無しさん@1周年 :2000/09/15(金) 17:40
ちよよん
384 :
名無しさん@1周年 :2000/09/18(月) 23:35
結局、宮廷文化も都市文化もなくて、民承ばっかなのかなあ。
385 :
名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 01:32
>608
いつまでも初代パジェロに乗るのもよしあしだな。
386 :
名無しさん@1周年 :2000/09/19(火) 09:08
387 :
地球市民@ちよよん :2000/09/21(木) 02:03
カウンターあげ
ちよよん
388 :
名無しさん@1周年 :2000/09/21(木) 03:52
朝鮮の古典に軍記ものってないっすかね。
日本のは「保元物語」や「平治物語」が好きです。
朝鮮にも「平家物語」や「太平記」みたいな定番あるかな。
ちょっと違うけど「曽我物語」のような話はありそうっすね。
389 :
名無しさん@1周年 :2000/09/21(木) 03:55
世界古典名作全集が編纂されるとして朝鮮の場合は何が選ばれると思いますか?
390 :
名無しさん@1周年 :2000/09/21(木) 07:42
朝鮮文学の長篇小説の名作ってあまり聞いたことない。
多分朝鮮小説選とかそういう感じで選ばれると思う。
中身は春香伝、沈清伝、九雲夢あたりが入るでしょう。
391 :
名無しさん@1周年 :2000/09/22(金) 00:37
皆さんお詳しいですね。勉強不足でついていかれません。
日本には、韓国文学を専攻できる大学って多くないですよね。
英・仏・独・露・中国とかはたくさんあるのに。
皆さんどこで勉強なさったんですか? 私は特に近代詩に
関心を持っているのですが、やっぱり系統立てて学びたいんです。
トピの趣旨から外れていたらごめんなさい。
392 :
名無しさん@1周年 :2000/09/22(金) 02:12
ねぎ
393 :
名無しさん@1周年 :2000/09/22(金) 08:35
>>388 朝鮮には叙事詩があると聞いたことがあるが実体は知らん。
>>391 系統立てて勉強してる人ってそんなに来てるのかな?
少なくとも俺は図書館で得たショボイ知識しか持ってない。
394 :
名無しさん@1周年 :2000/09/26(火) 12:12
>>334 面白いです。
漢詩の善し悪しはよくわからないけど、
翻訳を読むと、日本人の漢詩より漢詩らしい感じがして好きかも。
朝鮮の漢詩って全然しらないけど、本国ではどういう評価を受けてるんですか?
395 :
名無しさん@1周年 :2000/10/01(日) 10:58
スレ整理に向けて、保存あげ。
396 :
名無しさん@1周年 :2000/10/01(日) 14:20
いささか偏執的とはいえ、愛国者が多いハンボードあたりから、豊富なレスが
ついて盛り上がると思っていたのに、ほとんどレスが無かった。
日本人による韓国人への差別が酷いと言うなら、自国の文化を見え透いた誇張
無しで主張する事が大事だと思うのだが。
#根拠不明の語りが一人いたけど、まさかアレがハンボードよりの使者じゃないだろうな。
397 :
名無しさん@1周年 :2000/10/01(日) 14:47
>>396 彼らは、自分が優位に立てない論議には、絶対に加わりません。
それも、妄想に近い、道徳的優位という奴です。
398 :
名無しさん@1周年 :2000/12/04(月) 23:16
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
399 :
名無しさん@1周年 :2000/12/04(月) 23:16
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
400 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:17
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
401 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:17
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
402 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:17
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
403 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:17
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
404 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:17
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
405 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:18
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:18
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:18
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
408 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:18
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
409 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:18
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
410 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:19
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
411 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:19
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
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「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
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という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
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だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
412 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:20
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
413 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:22
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:22
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:24
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
416 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:24
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ
417 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:25
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
418 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:26
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
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利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
419 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:27
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 b
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:29
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:29
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはず@`
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:30
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 sa
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:31
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
424 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:31
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
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だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
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水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
425 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:33
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
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こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
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「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
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利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
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という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるずだ。
426 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:34
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:34
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:34
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:35
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:35
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
431 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:36
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
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だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
432 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:36
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
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「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
433 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:37
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:37
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:38
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:38
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
437 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:38
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
438 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:38
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
439 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:38
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
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「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
440 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:39
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
441 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:39
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
442 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:40
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:40
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
444 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:41
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
445 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:42
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
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だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
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水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
446 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:43
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
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「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
447 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:45
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
448 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:47
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
449 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:47
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
450 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:48
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
451 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:49
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
452 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:49
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
453 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:49
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
454 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:51
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかもd、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 f
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:51
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:52
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 w
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:52
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 r
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:53
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 p
459 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:54
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 u
460 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:54
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
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「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
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という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
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だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 lk
461 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:55
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 c
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:56
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 er
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:56
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 wq
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:57
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
んな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 drft
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:57
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。 愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 ytr
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名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:58
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ
467 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:58
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
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という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。 r
468 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:59
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
469 :
名無しさん@1周年:2000/12/04(月) 23:59
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
470 :
名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:00
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しか、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあ
471 :
名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:00
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
472 :
名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:01
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
473 :
名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:01
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
474 :
名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:01
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況なかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
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「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
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という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
475 :
名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:02
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
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名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:02
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ
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名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:02
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
478 :
名無しさん@1周年:2000/12/05(火) 00:02
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。
479 :
名無しさん@1周年:
「我々の暮らしをレベルダウンしようと、被害者の痛みを思えば耐えられないこと はない」という償いの声もあるが、韓国国民に届くだろうか。
しかも、日本の閣僚の侵略否定発言などに、韓国人はドイツの徹底した戦後補償と 比較して、反発を強めている。「植民を美化するのは日本人の二重性」「『復亜』の
論理」「国連安保理入りを図る日本への信頼はむずかしい」など、日本の動きに警戒 を強めている。
こんな状況のなかで、在日の作家、金重明さん(三九)さん=東京都墨田区=は 「韓国にも日本高官の『妄言』を許す体質がある」として、日韓双方の「民族利己主
義の克服」を訴える。「韓国人は戦後日本の変化を基本的に認めなければならない」 (河さん)という意見は救いだ。
「過去とは現在と未来をどう生きるかを照らしだす鏡であると同時に、方向を示し てくれる羅針盤でもある」(崔仁和さん=四一=大田科学高校教諭)、「真の謝罪は、
平和の軸に転換する世界史のなかで、無限の光を発する日本の力になりうることを心 に刻むべきだ」(朴鍾彦さん)という助言がある。「日本は自らのために、そしてア
ジアと世界のために現行憲法を守るべきだ」(大田市・李敦甲さん=六七=元女学校 教師)の主張とともに、耳を傾けたい。
在日韓国・朝鮮人からの論文は「もう一つの戦後」を浮き彫りにしている。日立就 職差別闘争で勝訴した朴鐘碩さん(四三)=横浜市=は日本社会、企業での変わらぬ
差別構造を指摘した。祖国での「疎外」を訴える声も少なくない。 在日外国人の地方参政権を熱望しながらも、「日本の政治風土などを考えると、党
利党略に利用される」との懸念もあった。 しかし、会社役員、崔勝久さん(四九)=川崎市=は「家庭、職場などで一人ひと
りが『個の自立』を求めて生きるしかない。両国で『個』がいかに尊重されていない かを直視し、変革されていくなかで韓国と日本の交流の新しいあり方が期待される」
という。 ○未来への提案 「共通の歴史認識」を求めて、日韓双方から歴史資料記念館の設置や、共同歴史・
考古学学会の設立などの提案があった。韓国側からは、日本政府の進めている「アジ ア歴史資料センター」への期待がある。
歴史教科書の共同編集を求める声は日韓双方で強い。東大博士課程の留学生、高吉 嬉さん(三一)=東京都練馬区=は、八〇年代から両国の学者らによる共同研究が進
んできたとしながらも、「解放後(戦後)の両国での歴史教育の流れをていねいに見 ていく必要がある」という。歴史認識の共有にいたるまでの道のりは平たんではない
だけに、両国政府の支援を促す意見が少なくなかった。 宮城県若柳町の大林寺住職、斉藤泰彦さん(六〇)は自治体による「交流会館」の
相互設置を望む。日韓併合の直前に伊藤博文を射殺した安重根と、獄中の看守だった 千葉十七の心のきずなを「日韓の多くの国民が知ってほしい」。戦前、日本に持ち去
られた韓国文化財の返還を迫る声も韓国側に根強い。返還方法の協議へ「韓日文化共 同委員会」設置の提案があった。在日韓国人書画家、申英愛さん(六三)=東京都三
鷹市=はそうした文化財を公開し、イベントもできる国公立の民族文化会館の建設を 望んでいる。
日本の大衆文化の開放については、韓国側から「韓国が主体性をどう維持できるか の問題」と、開放へ積極的な主張もあった。日本側でも「韓国の文学や映画をもっと
紹介してほしい」との希望がある。「東アジア文化機構」など、文化交流を広げるた めのシステムづくりが求められている。
水平分業へと移行しつつある経済では、孫タ^卿さん(三四)=ソウル=が韓国の 技術開発を促しながら、「経済ブロック圏に対する韓日の協力」を呼びかけた。
日韓双方から語学教育、スポーツ交流など多彩な提言があった。実現可能性に濃淡 はあるが、「引き合う力」が伝わってくる。
愛知県刈谷市の通訳、趙貞愛さん(四一)は韓国と日本、朝鮮民主主義人民共和国 (北朝鮮)の若者が、国家や企業の壁を超えてパソコン・ネットワークで弱者支援な
ど、国際社会に貢献することを夢に描く。それは日本人、韓国人、在日韓国人の「共 生」をめざす力でもあるはずだ。