連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」53クール目

　　　　「そのカラーリングは」
五年地球組の子供達は誰もがラジコンを作ることが
大好きです、それはニホンちゃんも同じで地面にお
水にそ空にとです。
ジエイタイ三兄弟の協力を得て沢山のラジコンを作
ってそうして動かしています。
それはエリザベスちゃんも同じです、むしろエリザ
べスちゃんはお池に浮かべたりして動かす船のラジ
コンについてはかなりの歴史を誇ります、それこそ
ビクトリアさん以前からです。
それで塗装にも一家言あります、エリザベスちゃん
が言うには。
「船の塗装も大事でしてよ」
「そうなのよね」
ニホンちゃんもエリザベスちゃんの言葉に頷きます。

「それ次第でね」
「隠れて見えたりしますし」
「格好よくなってね」
「だからでしてよ」
「銀河の方のお話だれどね」
ここでニホンちゃんが言うことはといいますと。
「白く塗った主人公の乗艦、赤く塗ったお友達の乗
艦とかね。真っ黒の艦隊とか」
「その作品についてもそうですわ」
船も色がというのです。
「大事でしてよ」
「そうよね」
「例えば船の迷彩も」
塗装といえばこれです。

「それも大事ですわね」
「赤いとね。赤毛のノッポさんになって」
「赤い彗星の方がメジャーではありますけれど」
それでも今回は赤毛のノッポさんです、船なので。
「そうした色一つで強く見えたり隠れたりしますわ」
「じゃあ迷彩も」
「それで今わたくし一隻の船を塗装していますけ
れど」
丁渡今、というのです。
「今日塗り終えて明日皆さんにお見せしますわ」
「うん、それじゃあね」
ニホンちゃんはエリザベスちゃんのそのお言葉に
応えてでした。そのうえで。
まずはエリザベスちゃんがそのラジコンを持って
来てくれるのを待つのでした。

そして次の日ですエリザベスちゃんは皆の前にそ
の船のラジコンを持って来ました。そのうえでな
のでした。
胸を張ってです、こう皆に言いました。
「如何でして？この塗装は」
「・・・・・・・・・」
エリザベスちゃんは誇らしげです、ですがそれで
もなのでした。
皆はです、その塗装を見てそうしてです。まずは
言葉を失って。
そうしてです、お互いにお顔を見合わせてからこ
う言うのでした。

「笑点？」
「落語？」
「ニホンちゃんのお家の歌舞伎の幕とか？」
「そのままのカラーリングよね」
「ちょっとこれって」
「何ていうか」
皆真っ先にこうしたものを連想したのです。
「それよね」
「これっていうか」
「何ていうか」
「迷彩っていうか」
「？どうしまして？」
ですがエリザベスちゃんだけはです。

皆の言葉を聞いてもです、皆の今の態度がどうし
てそうなったのかわからないで目を瞬かせて尋ね
るのでした、皆に。
「皆さんあれこれお話してますけれど」
「あのね、このカラーリングってね」
ニホンちゃんがエリザベスちゃんに言うことはと
いいますと。
懐からです、あるものを出してきました、それは
何かといいますと。
お茶漬けの素です、その袋のカラーリングがまさ
にでした。
エリザベスちゃんもです、そのカラーリングを見
て言いました。

「同じですわね」
「そうよね」
「そういえば」
ここでやっとです、エリザベスちゃんも気付いた
のでした。
「この船のカラーリングがニホンさんのお家のそ
れですわね」
「そうよね」
「意識していませんけれど」
「見たらね」
その縦のです、緑と黒、黄色、それに赤の四色の
それはです。まさにそのままと言っていいもので
した。

「それよね」
「そうですわね、では」
「お茶漬け食べる？」
何処からか冷えた御飯が入ったお茶碗を出して言
うニホンちゃんでした。勿論そこには魔法瓶とお
湯もあります。
「何かこの船見てたらね」
「食べたくなってきましたわね」
「じゃあ皆もね」
ちゃんと皆の分の御飯とお湯、それにお茶漬けの
素を出すニホンちゃんでした。そうして。
皆でその船を見ながらお茶漬けを食べるのでした。
それはかなり美味しいものでした。

イギリスが迷彩艦復活！とか言ってる船がどう見ても永谷園。お前らが思ってるよりも永谷園。

ソースは避難所に。さくら咲いてますよと出て書き込めん。

>>451
どうも有難うございます。
避難所にあるリンクを二つとも開いて画像を見ました。

どうやら、その英国艦船に施された"永谷園風カラーリング"迷彩は、
「ダズル迷彩」と言うものの一種らしいです。

ウィキにその説明がありますね。リンクだけ置いときます。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%BA%E3%83%AB%E8%BF%B7%E5%BD%A9

　　　　　　「釣りに行くと言って」
ウェールズ君はエリザベスちゃんにです、こんなこ
とを言われました。
「いいですわね。シューキュー大会が開かれていま
しても」
「ブジリーさんのお家は危ないから？」
「行ってはいけませんわ」
絶対にというのです。
「あそこはバイオレンスですから」
「そんな、折角の大会なのに」
「大会でもですわよ」
この辺りお姉さんとしてしっかりとかつ厳しく言う
エルザベスちゃんでした。これもウェールズ君のこ
とを心配してです。

「危ないところには近寄らないことが一番でしてよ」
「どうしても？」
「どうしてもですわ」
絶対にという口調での返事でした。
「わかりましたわね」
「ううん、折角の大会なのに」
「大会に出る時はわたくしが一緒ですわ」
この辺り妥協もするエリザベスちゃんでした。
「そして観戦の時も」
「姉さんが一緒なんだ」
「それならいいですわ」
これならいいというのです、一応行くことは出来る
のですが。

やっぱり自由はありません、それでなのでした。
ウェールズ君はこのことに残念に思っていました。
それでもです。
エリザベスちゃんのガードは固いです、流石にクラ
スでも実力者の一人ではありません。それでウェー
ルズ君も一人ではブジリー君のお家には行けません
でした。
ですが行けないのなら余計に行きたくなるのが人間
というものです、それで。
どうしてもブジリー君のお家に行きたくて、です。
釣り道具を持って外に出ようとします。そのウェー
ルズ君を見てです。
エリザベスちゃんは早速です、彼に声をかけてきま
した。
３

「何処に行きますの？」
「釣りに行くんだ」
「ブジリーのお家ではありませんわね」
「うん、だからいいよね」
「それならいいですわ」
ブジリー君のお家でないならとです、エリザベスち
ゃんもそれならでした。
いいと言いました、そうしてなのでした。
ウェールズ君は一旦ガイシュツします、そうしてな
のでした。
こっそりと釣り道具をお家の倉庫の中に入れておい
てです、すぐにでした。身軽になって向かう場所は
といいますと。

ブジリー君のお家です、そこに入ってです。
大会を観戦します、ですが。
その彼をです、ニホンちゃんの試合を観戦していた
ウヨ君が見付けてです。怪訝な顔で彼に声を尋ねて
きました。
「おい、いいのか？」
「あっ、ウヨ君」
「御前は確か一人で観戦したらいけなかったんじゃ
ないのか？」
「内緒だよ、内緒」
とか言いながらです、ウェールズ君はここで。
何故か撮らないで、姉さんには釣りに行ってると言
っているんだという垂れ幕を出してきてです。

そしてです、こう言うのでした。
「姉さんに見付かったら駄目だから」
「それで何故その垂れ幕を出す」
「いや、撮られたり姉さんに知られたら大変だから」
「本当にそう思っているのか？」
「うん、そうだよ」
「俺にはそうは見えないが」
その垂れ幕がです。
「エリザベスさんに見付かったら本当に大変なことに
なると思うが」
「怒られるよね」
「絶対にな」
こうなることは火を見るより明らかです。

「それでもそうするのか」
「うん、何かこうしないといられなくて」
「そうか、しかしだ」
「かえって目立ってるかな」
「皆見ているぞ」
垂れ幕を持っているウェールズ君をです。
「これではな」
「ばれるかな、姉さんに」
「確実にな」
ウヨ君の予想はこうでした、これは彼だけが思うこ
とではありません。
それでウヨ君はです、やれやれといったお顔でウェ
ールズ君に言いました。

「これからのことは覚悟しろ」
「どうしても行きたかったからね」
こう返すウェールズ君でした、そして実際にお家に
帰るとです。
エリザベスちゃんが怒ったお顔で玄関に待っていて
彼に言ってきました。
「大会の間中ずっと外出はわたくしと一緒のこと。
いいですわね」
「うん、わかったよ」
「これ以上は言いませんわ」
怒ることもしないというのです。
「全く、感謝しなさい」
「うん、そうだね」
とりあえずこれで済みました、今回は存外優しいエ
リザベスちゃんでした。

CesarePolenghi チェーザレ（GOAL JAPAN 編集長）
@CesarePolenghi
ブラジルにいるイングランド・サポ：
「映像を撮らないで下さい。ワイフ達が俺らは西ウェールズで釣をしてると思ってる」
笑（via @GoalBR ）
ttps://twitter.com/CesarePolenghi/status/477858675462111232

>>452
そのことは書いて投稿したその日にニホンちゃんのことを知らない知人に教えてもらいました、この話は実はということで。
そうした迷彩仕様なのですね。

>>457
おお。そうでしたか。既にご存知だったのですね。

　　　　　　　「コアラも暑くて」
暑くなってきました、もうそんな季節です。
これはニホンちゃんのお家のことですが最近オー
ジー君のお家でもです。
暑いです、それでオージー君はかなり涼しげな格好
でこう言うのでした。
「お家の皆も困っているダスよ」
「暑くてよね」
ニホンちゃんがそのオージー君に応えます。
「それでよね」
「そうダス、ワスも困っているダスが」
彼だけでなく、というのです。
「お家の皆もダス」
「ということは」
ここでニホンちゃんもわかりました。

「オージー君のお家の動物の皆も」
「そうダス」
お家の動物達もというのです。
「暑くて困っているダスよ」
「そんなに暑いのね、今のオージー君のお家っ
て」
「そうやねん、これがな」
ニュージー君もニホンちゃんに言ってきました。
オージー君といつも一緒の彼もです。
「わいよくこいつのお家にも行くけど」
「暑いのね」
「そやねん、もうめっちゃ暑くて」
それでだというのです。

「困るわ」
「そんなに暑いのね。だから動物の皆も困ってる
のね」
ニホンちゃんはニュージー君からも聞いてそのう
えで考えるのでした。
「それじゃあどうするかよね」
「一応お水はあげてるダスが」
ここでこう言うオージー君でした。
「それでもコアラとかが大丈夫かどうか心配ダス
よ」
「そやねんな。コアラなあ」
ニュージー君も応えます。
「大丈夫かいな」
「コアラはあまり水を飲まないダス」
どうも、というのです。

「それで困っているダスが」
「大丈夫なの？コアラさん達」
「何か最近ダス」
ここでオージー君は首を傾げさせてそのうえでお
話するのでした。
「ユーカリの木にはいないダスよ」
「ユーカリの木に？」
「そうだす」
「わいもそれ見たわ」
コアラはユーカリの木の葉を食べるのですがそれ
がなのです。
何故かです、そのユーカリの木におらずにはとい
うのです。

「アカシアの木にいるダスよ」
「そうやねん」
「アカシアの？」
そう聞いてです、ニホンちゃんはその目を瞬かせ
てです、そのうえで。
首も傾げさせてです、あらためてオージー君に尋
ねるのでした。
「どうしてアカシアの木になの？」
「それがワスにもわからんダス」
「わいもや」
オージー君だけでなくニュージー君にもわからな
いことでした。
それでもです、ここでニホンちゃんは二人にこう
言いました。

「じゃあ実際どうしてなのか確かめてみよう」
「あれこれ考えるよりはダスな」
「その目で見て調べるってことやな」
「うん、そうしよう」
こうお話してでした、そのうえで。
ニホンちゃんはオージー君、ニュージー君にオー
ジー家まで案内してもらいました、すると丁渡で
した。
コアラがアカシアの木の下のところにいました、
そのアカシアの木を見てです。
ニホンちゃんは少し首を傾げさせてからです。ふ
とでした。
アカシアの木に触ってみました、するとあること
がわかりました。

「あれっ、何かアカシアの木って」
「どうしたダスか？」
「アカシアの木に何かあるんかいな」
「何か冷たいわ」
そうだというのです。
「妙にね」
「？そうダスか？」
「アカシアの木がかいな」
二人もです、ニホンちゃんのお話を聞いてでし
た。
そのうえでアカシアの木に触ってみるとです、
これが実際にでした。
他の木よりも冷たく感じます、それでコアラを
見て言うのでした。

「冷たいからダスか」
「それでこうしてここにいて涼んでるんやな」
「そうして暑さを凌いでいたダスか」
「そうやろか」
「ううん、そうじゃないかしら」
そうではないかとです、ニホンちゃんも言うので
した。
「コアラさんだって涼しいところにいたいからね」
「成程、これはダスな」
「動物の智恵やな」
「ユーカリではなくアカシアダスか」
「こうしていたりするんやろかな」
二人もこう考えるのでした、その涼しそうにしてい
るコアラを見ながら。

ttp://www.afpbb.com/articles/-/3016719
オーストラリアに生息するぬいぐるみのような動物のコアラは、汗腺がな
く、めったに水も飲まない。そのためコアラが熱波をしのぐ方法は、長らく
科学者たちの疑問だった。
だが4日の英国王立協会（British Royal Society）の専門誌バイオロジー・
レターズ（Biology Letters）に掲載された研究によると、コアラは周囲の
環境よりも温度が数度低い木の幹に抱きつくことで熱波に対応していたこと
が分かったという。
コアラは熱波の際の死亡率が高い。コアラは、汗をかくことができないため
息を荒くして蒸発冷却を行うが、野生ではめったに水を飲むことがなく、ま
た水が必要な時には水が不足している場合が多い。
コアラの秘密を解明するため、動物学者のチームは2009年と2010〜11年の冬
から夏にかけて、オーストラリア南東部の野生のコアラ37匹を観察した。
暑い日のコアラは四肢を伸ばした状態でいる頻度が高く、木の幹や木の下の
方の枝に抱きついているように見えた。また、暑くなるほどコアラは木の下
の方に移動し、また食料であるユーカリの木以外の木で目撃されることが多
かった。

これはユーカリの木の温度が気温よりも1.46〜1.87度しか低くない一方、ア
カシアの木は約5度低くなることで説明がつくという。研究チームは、木の
温度とコアラの行動から、暑い日にコアラは「かなりの量の」熱を体から木
の幹に移していると結論づけた。
論文は「水の入手が制限される熱波の中で、この行動により水を節約できる
ことは、コアラの種の生存にとって致命的に重要かもしれない」と指摘し、
「この研究結果は、木の幹が地表の上にある『ヒートシンク（放熱器）』と
して重要な役割を担っており、コアラを含めた木に生息する動物に涼しいミ
クロ環境を提供していることを示している」とまとめた。(c)AFP
写真：オーストラリア・シドニー（Sydney）の動物園ワイルドライフ・シド
ニーズー（WILDLIFE Sydney Zoo）で、木の枝に座るコアラ
ttp://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/5/d/500x400/img_5da4964d00ba6daa6e737c79333573cf200737.jpg

　　　　　「食べてみると」
ニホンちゃんのお家にカンコ君とチューゴ君、そし
てアメリー君という顔触れが集まりました。カンコ
君はその顔触れを見てしみじみとした口調でこんな
ことを言いました。
「思えばこの四人から全てがはじまったニダな」
「また懐かしいこと言うわね」
「そう思うと感慨深いニダ」
こうニホンちゃんにも返します。
「ここから皆が出て来て今に至るニダ」
「まあそうだけれどね」
ニホンちゃんもカンコ君のその言葉に頷きはします。
「今だとクラスにどれだけいるのかわからない位ね」
「増えたニダな。まあとにかくニダ」
あらためて言うカンコ君でした、そのうえでなので
した。

カンコ君は蛸、それも生きたものを出してその場で
ブツ切りにします。チューゴ君もチューゴ君で調理
をはじめます。
「今日は足を使ったものある」
「鶏の足ね」
「これもまた美味ある」
ニホンちゃんに応えながらそのうえで足料理を作っ
ていきます、そしてニホンちゃんもです。
納豆を出してそれを使ったお料理や御飯にかける用
意をしていきます、そして最後の一人アメリー君は
といいますと。
血の滴るステーキを焼いています、そのうえで三人
にこんなことを言うのでした。

「最初今三人がそれぞれ作っているお料理見てびっ
くりしたよ」
「あっ、わたし達が最初にお料理作った時よね」
「第一話より懐かしい話あるな」
ニホンちゃんとチューゴ君がそのアメリー君に応え
ます。
「アメリー君納豆の臭いとか見た目にびっくりして
たわよね」
「鶏の足なんて食べられるかとか言っていたあるな」
「そうそう、あの時は本当にびっくりしたＹＯ」
そうだったというのです。
「カンコのそれとかも」
「蛸の踊り食いニダか」
「有り得ないと思ったＹＯ」
そうだったというのです。
３

「トッキュウジ○ーの日高さんのお姫様みたいで」
「またそのお話ね」
脚本を書いているニホンちゃんが微妙なお顔になりま
した。
「何かいつも言われるわね」
「だってどれもうちじゃ食べなかったからね」
「それを言うとニダ」
カンコ君がそのアメリー君に言います。
「アメリー君のそのステーキもニダよ」
「血の滴るこれがだＹＯな」
「びっくりしたニダ」
「僕もある」
チューゴ君も最初アメリー君のステーキを見てびっく
りしたのです。

「それが美味いのかと思ったある」
「それが、なのよね」
ニホンちゃんが言うことはといいますと。
「美味しいのよね、どれも」
「うん、蛸も鶏の足もそれに」
そして、でした。
「納豆も」
「そうでしょ、匂いは凄くても」
「今じゃ普通に食べられるから」
アメリー君もというのです。
「どれもね」
「それじゃああるよ」
チューゴ君はあらためて皆に言いました、その鶏の
足のお料理を手早く作りながら。

「これから皆でそれぞれのお料理を食べるある」
「ああ、四人でな」
それぞれの作ったお料理をと答えるアメリー君でし
た、かくして。
四人はそれぞれのお料理、蛸と鶏の足、ステーキに
納豆を食べました。そのうえで。
四人共美味しいと言います、アメリー君は納豆御飯
をステーキをおかずにして食べながら言うのでした。
「こんな食べ方も知らなかったＹＯ」
「最初はね」
ニホンちゃんは蛸を食べつつ鶏を見ています。
「そうだったわね」
「いや、これがある」
チューゴ君はステーキの後蛸を食べています。

「いいあるよ」
「何でも食べてみるものニダ」
カンコ君はカンコ君で鶏の足で納豆御飯を食べてい
ます。
「美味しいニダ」
「外見が悪くても自分のお家で食べなくても」
あらためて言うアメリー君でした。
「食べてみるものだＹＯ」
「それが美味しいものを発見するものだからね」
ニホンちゃんが言います。
「そうよね」
「それじゃあこうして」
「また集まって」
「食べるニダ」
男の子三人もニホンちゃんに応えます。

そうして四人で食べてからです、カンコ君はあら
ためて言いました。
「この四人だけで集まるのも本当に珍しいニダ」
「またそのお話ね」
「全てはここからだったニダ」
「あの時のカンコ君今よりずっと暴れてなかった
かしら」
「ウリも丸くなったニダ、では来クールもまたフ
リー！を観るニダ」
「第二期も？」
「他にも色々と観るニダ」
この四人の中でしみじみとして言うカンコ君でし
た、本当にこの四人からはじまりました。

　2014年6月17日、韓国紙・亜州経済によると、「米国人が最も恐れるアジ
ア料理」をテーマに米メディアが制作した動画が話題を呼んでいる。東南商
報が伝えた。
　約4分間の動画では、中国人が好んで食べる鶏の足、韓国のタコの踊り食
い、日本の納豆などが紹介され、これらを試食した人が驚いたり怖がったり
する姿も映されている。
　動画に対し韓国のネットユーザーからは、「欧米の食べ物の中には、アジ
ア人が恐怖するようなものもある」とする声が多く聞かれた。さらに、中国
のネットでも「文化が違えば、味覚も違って当然だ」「鶏の足のどこが恐怖
なんだ？大げさだ」「血が滴っているビーフステーキの方が受け入れがた
い」といった声が上がっている。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000001-rcdc-cn
ttp://amd.c.yimg.jp/amd/20140619-00000001-rcdc-000-0-view.jpg

　　　　　　「好きな子二位でも」
「カナディアンく〜〜〜ん」
「うん・・・・・・」
カナディアン君がログハウスがバックにあるのどかな林の中から出て来て言う言葉は。
「ニホンちゃんはじまるよ」
暗い感じで言いますがすぐにカンコ君が出て来て言うのでした。
「キッチョム兄さんが嫌われ者二位になったニダ！」
「今回嫌われ者アンケートはしないからそのネタはな
しになったから」
ニホンちゃんも出て来て言います。
「安心してね」
「そうニダか、では安心ニダ」
二人はカナディアン君に気付かないままお話をするのでした、一人取り残される彼でした。

クラスで好きな人は誰かというアンケートを取ることにしました、本当は嫌
いな人もするというお話もあったのですがこうしたアンケートはリアルにや
るとまずいのでしないことになりました。
それで好きな人アンケートをしましたが。
一位ガルマッハ君、アーリアちゃん
三位エリザベスちゃん
四位フランソワーズちゃん
五位ニホンちゃん
六位ＥＵ丁の皆
七位ブジリー君
八位アメリー君
九位チューゴ君
十位ケープちゃん
十一位カンコ君
十二位イン堂君
十三位ロシアノビッチ君
十四位紫苑ちゃん

こんな感じでした、ですが。
早速です、エリザベスちゃんが言いました。
「二位はどなたでして？」
「あれっ、そういえばいませんわね」
「誰かしら」
フランソワーズちゃんとニホンちゃんも気付きま
した、このことに。
「二位は」
「一体」
「私、ではないな」
アーリアちゃんが首を傾げさせました。
「兄上と一緒か」
「そうなっていますわよ」
エリザベスちゃんがアーリアちゃんにそうだと答
えます。

「お家自体へのアンケートですから」
「そうだな、家か」
「じゃあ誰ですの？」
フランソワーズちゃんも他の皆も首を傾げさせる
ことでした。
「どなたが二位でして？」
「何か結構こういうこと起こりません？このクラ
スは」
フランソワーズちゃんがこのことを指摘します、
確かにこうしたおかしな事態が何故かこのクラス
ではよく起こります。
そしてです、ニホンちゃんもここでこう言うので
した。

「ええと、じゃあ誰なのかしら」
「誰かの悪戯ではないな」
アーリアちゃんはまさかとは思いながらもこの可
能性を指摘しました。
「それは」
「どうかしら。ないと思うけれど」
アーリアちゃんにこう答えるニホンちゃんでした。
「幾ら何でも」
「そうだな、幾ら何でもな」
「うん、ちょっとね」
「あの、いいかな」
ここで誰かの声が聞こえてきました。
「僕だけれど」
この声にです。

皆まずは誰の声？と思いましたがその声の方にお
顔を向けてみますとそこには。
カナディアン君がいました、皆彼を見て思いきり
引いた姿勢とお顔で言いました。
「カ、カナディアン！？」
「いましたの！？」
「まさか！」
「そのまさかなんだけれど」
カナディアン君はとても悲しそうにその皆に答え
ます。
「僕ずっといたんだけれど」
「そ、それじゃあ」
ここでニホンちゃんがはっとして言うのでした。
その言うことはといいますと。

「好きな人二位は」
「僕だけれど」
「あっ、そういえば」
ここで皆アンケートの結果をあらためて見てわかりました、二位のところにはこう書いてありました。
二位カナディアン君
はっきりと書いてあります、書いてある字の大きさも色も皆と同じ筈ですが。
何故か透明に見えます、アーリアちゃんがその二位のところを見て言うことは。
「ニコニコの赤座あかりさんの説明そのままだな」
「だからそのネタ止めて欲しいんだけれど」
カナディアン君はとても悲しいお顔で言いました。

「本当にね」
「す、済まない。とにかく二位はだな」
「僕なんだ」
「そうだったのか」
「あの、皆アンケートに僕って入れてくれてる筈なんだけれど」
だから二位です、人気があるのは確かみたいです。
「同じ二位でもサシハラさんと全く違うんだけれど。何でいつも僕こんなに気付かれないのかな」
「そ、それはね」
ニホンちゃんも戸惑います、他の皆もです。返答に窮してもです、何とか。
カナディアン君の肩にぽんと手をやってこう言うのでした。
「がんばろ」
「・・・・・・うん」
こう言うしかありませんでした、二位なのに全く目立たないカナディアン君でした。

英ＢＢＣが国際世論調査機関グローブスキャンおよびＦＩＦＡとともに２０
１３年１２月から２０１４年４月にかけて２４カ国・２万４５４２人に対し、米国、ロシア、中国、韓国、日本など１６カ国と欧州連合
（ＥＵ）の好感度と非好感度をアンケート調査した結果、ドイツが昨年に続
いて好感度が最も高い国となった。次いでカナダ、英国、フランス、日本、
ＥＵ、ブラジル、米国、中国などの順だった。
好感度・非好感度の質問項目は、世界に肯定的な影響または否定的な影響を
及ぼしたかどうかだ。非好感度の順位はイランが最も高く、北朝鮮、パキス
タン、イスラエル、ロシア、中国、米国、インドが後に続いた。
▼好感度順位
１．ドイツ、２．カナダ、３．英国、４．フランス、５．日本、６．ＥＵ、
７．ブラジル、８．米国、９．中国、１０．南アフリカ、１１．韓国、
１２．インド、１３．ロシア、１４．イスラエル、１５．北朝鮮、
１６．パキスタン、１７．イラン
▼非好感度順位
１．イラン、２．北朝鮮、３．パキスタン、４．イスラエル、５．ロシア、
６．中国、７．米国、８．インド、９．韓国、１０．南アフリカ、
１１．日本、１２．ＥＵ、１３．ブラジル、１４．フランス、１５．英国、
１６．ドイツ、１７．カナダ
ttp://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=186114

　　　　　　　「刺激が強過ぎて」
ハプルブルク先生はとてもおっとりとした優しい
先生です、ですが。
この先生には隠された秘密が一つあります、それ
はどういったものかといいますと。
「先生、教えて欲しいニダ」
「はい、何でしょうかチョゴリさん」
「ウリはどうしたら先生みたいになれるニダか？」
先生のある部分を見て言うのでした。
「先生みたいなスタイルに」
「先生のですか」
「凄い胸ニダ」
もう服からはち切れんばかりです、動く度にたゆ
んたゆんとなっています。

「ウリは先生が羨ましくて仕方ないニダ」
「大丈夫ですよ」
しかしです、先生はそのチョゴリちゃんにとても
優しい笑顔で答えるのでした。
「チョゴリさんも大きくなれば」
「胸が大きくなるニダか」
「そうなりますよ」
「そうは思えないニダ」
チョゴリちゃんは未来に絶望している言葉を出す
のでした。
「とても」
「それはどうしてですか？」
「ウリナラは代々小さいニダ、壁ニダ」
その胸がというのです。

「オモニもコユンさんもそうニダ。ザイもニダ」
「だからだというのですね」
「そうニダ、それでどうしてウリだけが胸が大き
くなるニダ」
遺伝には逆らえないというのです。
「だからニダ。先生みたいな胸になるにはどうす
ればいいニダか」
「努力ですか」
「遺伝も努力でどうにかなる筈ニダ」
「そう言われましても」
先生は困ったお顔になります、どうにもわからな
いといったお顔で。
「先生は普通に暮らしているだけですよ」
「普通ニダか」
チョゴリちゃんは知っていました。

先生の普通とはです、旧家のお嬢様そのもののそ
の日々の暮らしです、はっきり言って全然普通で
はありません。
それで諦めるしかありませんでした、誰もハプス
ブルク先生みたいな日常は過ごせないからです。
それでなのです、絶望するしかないのでした。し
かも。
先生は胸だけではありません、そのスタイル全体
がです。まさに規格外です。普段はお嬢様らしく
露出の少ない服に包まれていてよくわからないの
ですが。
ですがスタイル抜群であることは事実でして。

それでお屋敷で日光浴をしていた時です、先生は
白ビキニ姿でその日光浴を楽しんでいたのですが
その先生の水着姿を見てです。
車を運転していた人が見とれてしまってです、そ
れで事故を起こしていまいました。お巡りさんは
事故を起こした人のどうして事故を起こしてしま
ったのかという理由を聞いてです、思わずこう言
いました。
「ああ、ハプルブルク先生ですね」
「あの人の水着姿があまりにも見事でして」
只でさえ絶世のおっとりとした顔立ちの美女だと
いうのにです。その胸にウエスト、お尻に脚です。
これだけ揃えば。

「グラビアアイドルでもあそこまでの人はいませ
んでしたから」
「確かに。あの人はね」
お巡りさんも言うのでした。
「刺激が強過ぎるから」
「すいません、事故を起こすつもりはなかったの
ですが」
「それはわかるよ」
それでもというのです。
「事故を起こしたことはね」
「すいません」
このことは心から謝るのでした。そしてこのこと
からです。

ハプスブルグ先生はお屋敷の中でも水着姿をお外
で披露することは止めてくれと言われました、そ
れで先生は残念そうに言うのでした。
「困りました。これでは日光浴をすることも出来
ないです」
「あの、そういう問題ではないニダ」
チョゴリちゃんがハプスブルグ先生に言うのでし
た。
「先生のガードが緩いよりも」
「緩いでしょうか」
「ウリがそんなことをウリナラのお庭ですれば兄
さんが飛んで来るニダ」
そのうえですぐに止めさせます、チョゴリちゃん
にはカンコ君がいるのです。

だからです、チョゴリちゃんはとてもそんなこと
は出来ません。ましてや先生はです。
「そのスタイルも自覚して欲しいニダ」
「先生のスタイルですか」
「そうニダ」
こう言うのです。
「そこはお願いするニダ」
「ううん、何処が問題でしょうか」
「自分のことは中々わからないニダか」
例え先生でもです、チョゴリちゃんは今回このこ
とがわかりました。
そうしてです、そのうえで自分の胸を見るのでし
た。

ttp://www.mirror.co.uk/news/weird-news/naked-woman-sunbathing-causes-car-3714840
窓の外に裸の女性が日光浴しているのを見つけて気を取られたドライバーが事故をおこし、
交通の混乱を引き起こした。
ドライバーは、ウィーンの道路や建物に目を保つことができなかった。
Gregory Shakakiは女性が三階で横たわっていて、足が窓の外にぶら下がっているのを見つけた。
彼は言った「私はそれを見たとき、自分が日射病になったのではと思った。」
運転手Michael Kienastは地元メディアに語った。「私の前のドライバーは窓を見上げ、
道路から目をそらした。その若い女性は、明らかにこの場所で日光を得ることに熱心だった。」
「私はぶつかった運転手に、「あなたは前を見ていなかったのか？」尋ねた。
すると彼は「申し訳ない、私は気を取られていた」と、女性が横たわっていた窓を指差した。
それで「ああ、私はあなたの言いたいことがよくわかる。」と言った。」
警察が到着したが、それまでに、彼女は内側に消えていた。　しかし窓が閉まる前に、何台かの車が道路を遮断した。

　　　　　「白で統一」
カンコ君はいきなりこんなことを言い出しました。
「アンスコはもうスパッツは中止汁！」
「それで白に戻せっていうのよね」
タイワンちゃんがそのカンコ君に極めつけのクール
な台詞を投げ付けます。
「そうよね」
「その通りニダ、アニーしかり渚さやか然りニダ」
「東映ね」
「あの頃は夢があったニダ」
カンコ君は遠くを見て言うのでした。
「ブルマがあり、そしてアニメも光処理などという
姑息なことはなかったニダ」
「つまりスパッツとか光処理をなくして」
タイワンちゃんはもうカンコ君が何を言いたいのか
わかっています。

それでなのです、こう言うのでした。
「ブルマと白アンスコ復活よね」
「アニメは堂々と見せるニダ」
「まだそういうアニメあるわよ」
「全面復活ニダ、閃○カグラみたいに水着も駄目
ニダ」
「下着だけね」
「せめて白アンスコニダ」
今回はこのことにこだわるカンコ君でした、そうし
てです。
あらためてタイワンちゃんのミニスカートを見てそ
のうえで言うことは。
「タイワン、そのスカートの下はスパッツニダな」
体育の時のそれです。

「そうニダな」
「めくったら殺すわよ」
「誰がめくるかニダ、めくってブルマか白アンスコ
ならそれで袋にされても悔いはないニダが」
そこにあるのがスパッツとかなら、というのです。
下着なら言うまでもありません。
「そんなもの見たくもないニダ」
「だからなのね」
「そうニダ、今の御前のスカートをめくることなぞ
何の意味もないニダ」
こう言ってタイワンちゃんには何もしないのでした、
そしてです。
そのカンコ君に待ちに待った朗報が来ました、その
朗報はといいますと。

「白ニダか」
「そうですわ、テニスウェアやソックスだけでなく
て」
エリザベスちゃんが飛び上がらんばかりになってい
るカンコ君に答えます。
「アンダースコートもですわ」
「白ニダか」
「白に統一ですわ」
「嘘ではないニダな」
カンコ君はそのエリザベスちゃんにあらためて尋ね
るのでした。
「白のアンスコが。復活ニダか」
「カンコが待ち望んでいましたわね」
このことはエリザベスちゃんも知っています。

「そうですわね」
「その通りニダ、白は夢の色ニダ」
白のショーツにしろアンダースコートにしてもで
す。
「長い間絶望を味あわされていたあのスパッツがな
くなるニダか
「テニス限定ですけれど」
「ウリは今テニスに希望を見出したニダ」
「それではですわね」
「ウリはテニスに燃えるニダ」
もっと言えばテニスを観ることにです、カンコ君は
目を燃え上がらせて言うのでした。
そしてです、そのうえでテニスの観戦をはじめたの
ですが。

チョゴリちゃんやコユンちゃんが出て来るとです、
怒ってこう言うのでした。
「ええい、白は駄目ニダ！」
「えっ、エリザベスさんが言っているニダよ」
「皆そうだぞ」
その何もかもが純白のテニスウェア姿のチョゴリち
ゃんとコユンちゃんが何を今更というお顔でカンコ
君に反論します。
「それでウリ達だけっていうのは」
「無理だぞ」
「ええい、白はいやらしいニダ！」
だから駄目だというのです。カンコ君が言うにはで
す。

「いやらしくない黒スパッツに汁！さもないとウリ
が許さないニダ！」
「あんた普段言ってることと見事なまでに正反対の
主張じゃない」
カンコ君にタイワンちゃんが突っ込みを入れます、
勿論この娘も純白のテニスウェア姿です。
「それは幾ら何でもないでしょ」
「ええい、そんな細かいことは気にするなニダ！」
「島本和彦先生並に強引に押し切るつもり？」
「チョゴリ達のいやらしい格好を観る奴もさせる奴
も写真に撮る奴もウリが許さないニダ！」
「何処まで理不尽なのよ」
タイワンちゃんもやれやれです、そうしてなのでし
た。

カンコ君はカンコ家の娘達だけには黒スパッツとか
をはかせようとします、何の色気もないそれを。そ
れでエリザベスちゃんも呆れて言うのでした。
「カンコが一番喜んでいましたのよ」
「それでチョゴリちゃんとコユンにだけはこんなの
だからね」
タイワンちゃんがエリザベスちゃんに応えます。
「どうしたものかしら」
「全く、仕方ないですわね」
「どうにもならないと思うけれど？」
「少し考えてみますわ」
実際にどうするかはこれからあらためて考えるとい
うエリザベスちゃんでした、お家の娘達のいやらし
い格好は駄目なカンコ君でした。

ttp://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKBN0EZ0P620140624
［ロンドン　２３日　ロイター］ - 世界最古のテニス大会、ウィンブルドン選手権の主催者が
２３日、選手の服装や靴の色を白に限定するよう定めたルールの厳格化を発表した。
女性選手のスコートから覗くカラフルなショーツやアンダースコートは、今後見られなくなりそうだ。
ウィンブルドンの広報担当者ジョン・フレンド氏によると、昨年できた服装に関するガイドラインで、
服と下着は白と決められた。色の付いたものは、ヘッドバンドなどのアクセサリーしか認められていない。
ただ同氏によると、ガイドラインが定められた後も、女性選手が明らかに白以外のものを
スコートの下に身に着けている例が後を絶たなかったという。
続きはソース元をご覧ください

次スレの時期が近付いてきましたのでテンプレ案募集させて頂きます。２ちゃんねるのルールに沿った案をお願いします。
具体的な例としましては特定人物の排除を目的としたテンプレはこれまでの本スレ、自治スレ等での議論に従い却下となります。
以上のことを踏まえて案をお願いします。これといって案がない場合これまでのテンプレを踏襲させて頂きます。

　　　　　「危険なお祭り」
フラメンコ先生のお家のお祭りはオレンジをぶつけ
たり牛を放って人を追いかけさせたりと無茶なもの
が多いです、そして今回もです。
皆先生の笑顔での説明を聞いてです、思わずうわっ
となって言うのでした。
「先生、危ないですよ」
「幾ら何でも」
ニホンちゃんとベルギー君が先生に言います、皆を
代表して。
「そのお祭りは」
「止めた方がいいです」
「ノンノン、心配はノートルダムよ(ＣＶ：藤田咲)」
平然と返す先生でした。

「このネタの中の人がまた超絶的に可愛いのよね」
「ミクさんの声の人ですよね」
「そう、小柄でね」
物凄い美少女顔なのです、声は折り紙付きです。
「凄く可愛いのよ」
「あの作品どの中の人も可愛いですけれど」
「とりあえずね」
お話を本題に戻しますと。
「このお祭りもね」
「皆で、ですか」
「楽しんでね」
こう言ってでした、先生はといいますと。
赤ちゃんを床に置いてです、皆にあらためてこう言
うのでした。

「じゃあ皆飛び越えてね、この子を」
「遠慮します」
「危ないにも程があります」
皆先生に真顔でしかも即座に答えました。
「若し赤ちゃんを踏んだら」
「大変ですよ」
「ですからそれだけは」
「しないです」
「ううん、皆そう言うのね」
こう言っても全く動じない先生でした、相変わら
ず大物です。
「もう先生のシューキュー大会は終わったし」
「それでこのお祭りなんですね」
ニホンちゃんは赤ちゃんを抱こうとしますが。

先生がそれを止めます、抱いて助けることをさせ
ないのです。
「危ないお祭りですから」
「それじゃあね。こうしましょう」
「こうするって？」
「赤ちゃん自体はお祭りには出さないわ」
こう言うのでした。
「それでね」
「それで？」
「ベルギー君のところみたいに」
「ああ、猫のあれですね」
ここでこう言ったのはベルギー君でした、その彼
のところのお祭りだからです。

「あれ今は本物の猫じゃないですから」
「ぬいぐるみを投げ落とすのよね」
「若し本物の猫を投げたら」
今そうしたらです。
「物凄く怒られますよ」
「そう、だからね」
それでだというのです。
「ぬいぐるみにするわ」
「赤ちゃんのですね」
「それならいいわよね」
先生はこれならどうかしら、というお顔で皆に言
うのでした。やっぱり全くへこたれてはいないみ
たいです。

「ぬいぐるみなら」
「それなら若し何かあっても」
飛び越えることに失敗して踏んでしまってもです、
ニホンちゃんが答えます。
「大丈夫ですから」
「それじゃあね」
「はい、それなら」
ニホンちゃんは皆を代表して言います。
「参加させて下さい」
「それじゃあね」
こうしてお祭りがはじまりました。皆それぞれジ
ャンプしてです。
そのうえでお祭りを楽しみますが。

実際に何人かです、失敗してしまって。
そのぬいぐるみを上から踏んづけてしまいます、
それで言うのでした。
「やっぱりね」
「本物は無理よ」
「若しこれが本物だったら」
「そう思うだけで」
「やっぱり」
危な過ぎるというのです。
そうしてでした、皆本物の赤ちゃんでなくなっ
て本当によかったと心から思うのでした。
しかし先生だけはです、相変わらずの調子なの
でした。

「ぬいぐるみだから大丈夫よ」
「ぬいぐるみじゃなかったらって思わないんで
すか？」
「その辺りは」
ニホンちゃんとベルギー君がその先生に対して
尋ねます。
「わたし達ぬいぐるみでなかったって思うと」
「怖くて仕方ないですけれど」
「だから。ぬいぐるみでよかったわね」
やっぱりこう返す先生でした。
「いやあ、よかったわね」
「ううん、何か先生って」
「今回も大物なんだ」
だからこそ皆の先生でいられるかも知れません、
こうした器の先生だからこそ。

ttp://www.xinhuaxia.jp/wp-content/uploads/2014/06/8ead7aec66854066b6dc4d35ce045280.jpg
ttp://www.xinhuaxia.jp/wp-content/uploads/2014/06/e007d11ef2804bda839bdfcd92036c05.jpg
ttp://www.xinhuaxia.jp/wp-content/uploads/2014/06/8e1550b3a7bf481e933b438a715b414f.jpg
２２日、スペインのカストリージョ・デ・ムルシアで年に１度の「エル・コラチョ（Ｅｌ
　Ｃｏｌａｃｈｏ）」が行われた。１６２０年に開始したこの厄払いの伝統行事は毎年こ
の時期になると悪魔に扮した男性が路上に寝かせた赤ちゃんの上をジャンプして飛び越え
る。飛び越える様子は、見る人をヒヤヒヤさせる。
ttp://www.xinhuaxia.jp/social/38634

ご意見をお待ちしていましたがない様なのでスレ立て依頼に行って来ます。テンプレは以前のものを踏襲とさせてもらいます。
【スレタイ】
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」54クール目
【本文』
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
前スレ：連続ドラマ小説「ニホンちゃん」53クール目
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1389786826/
<丶｀∀´>このスレのまとめページニダ
　目次+ログ　現在紛失中。
　1〜1095話　http://web.archive.org/web/20080604192332/http://funshei.at.infoseek.co.jp/index.html
　1072話〜　 http://nihonchan.himegimi.jp/index.html
<丶｀∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動！」
http://nihonchanshuppan.web.fc2.com/tanjou.html#R339
http://nihonchan.jp/legacy/994649225.html
<丶｀∀´>イラスト倉庫ニダ
http://page.freett.com/nihon_chan/
<丶｀∀´>お絵描き掲示板ニダ
http://w3.oekakies.com/p/nihon2/p.cgi
<丶｀∀´>PIXIVのイラストニダ
http://www.pixiv.net/tags.php?tag=%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93
本スレに掲載するのが微妙な作品や、長文感想や火病は総督府のスレを活用するといいかもしれません。
連続ドラマ小説「二ホンちゃん」補完・議論用スレ９
http://113.37.205.106/ame/storys/131108085347.html

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1404642337/
新スレを立てて頂きました、こちらに移動お願いします。

穴埋めさせてもらいます。
◇ろーかるるーる◇
●スレの進行はsage進行でよろしくお願いします。ただし下がりすぎはageもよし。
●連投は控えましょう。即席小説では読者も面白くありません。
●雑談もOK。でもほどほどにね。
●面白かったら感想をつけてあげると、作者達が泣いて喜びます。
●作者個人への批評はやめましょう。人格攻撃とみなされる書き込みも慎みましょう。
●根拠のない認定や罵倒は荒らし行為だと認識しましょう。
●新人や古参というのはありません。皆同じ住人です。
●作者は作品を離れれば同じ住人です。読者にもなります。どちらが偉いというのもありません。
●新参叩きや批評と称して、他の住人を排除しない。
●二ホンちゃんは皆のものです。誰がえらい、というのはありません。
●議論の結論は時間をおきましょう。いきなり、では納得しない人もいます。議論を経ていない、または迅速なスレ立ては認められない場合もあります。
●今あるサイトのリンクの拒否や新規リンクの申請、作品ナンバリング辞退は自己申告です。
●自分の気に入らない書き込みを無闇に認定する事は止めましょう。論理的かつ理性的な反論を。

★荒し、粘着、気に入らない書き込みや作品、特定個人に対して。
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見えなくなります。自分が気に入らない書き込みが他人もそうだとは決して思わない事です。人と
あなたは違う人格だと認めるのも大人です。スレはあなただけのものではありません。

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◇ろーかるるーる◇
●スレの進行はsage進行でよろしくお願いします。ただし下がりすぎはageもよし。
●連投は控えましょう。即席小説では読者も面白くありません。
●雑談もOK。でもほどほどにね。
●面白かったら感想をつけてあげると、作者達が泣いて喜びます。
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●新人や古参というのはありません。皆同じ住人です。
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●新参叩きや批評と称して、他の住人を排除しない。
●二ホンちゃんは皆のものです。誰がえらい、というのはありません。
●議論の結論は時間をおきましょう。いきなり、では納得しない人もいます。議論を経ていない、または迅速なスレ立ては認められない場合もあります。
●今あるサイトのリンクの拒否や新規リンクの申請、作品ナンバリング辞退は自己申告です。
●自分の気に入らない書き込みを無闇に認定する事は止めましょう。論理的かつ理性的な反論を。

★荒し、粘着、気に入らない書き込みや作品、特定個人に対して。
専用ブラウザの使用をお勧めします。ギコナビ、ホットゾヌ等お好きな物をお使い下さい。それで
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