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中韓が首脳会談実施へ　今年２回目、際立つ蜜月ぶり
2013年10月7日10時18分

　【ヌサドゥア＝斎藤徳彦、中野晃】中国の習近平（シーチンピン）国家主席と
韓国の朴槿恵（パククネ）大統領が７日、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）で
訪問中のインドネシア・バリ島で首脳会談を開く。両首脳による首脳会談は２回目。
安倍晋三首相との日中、日韓首脳会談の見通しが立たない中、中韓の蜜月ぶりが際立つ形となっている。

　会談では、交渉中の中韓ＦＴＡ（自由貿易協定）など経済協力の推進や北朝鮮問題が
話し合われる予定だ。韓国は米主導の環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）交渉への参加を決めておらず、
ＴＰＰに距離を置く中国にとって通商戦略でも存在感が増している。

　領土や歴史認識をめぐって悪化している日本との関係でも、歩調を合わせる。
朴大統領は６月末、韓国大統領として就任後初めて日本より先に中国を訪問し、首脳会談を実施。
共同声明で「歴史の問題で、域内の対立と不信が深まっていることを憂慮する」
と日本の対応を批判した。

http://www.asahi.com/international/update/1007/TKY201310070025.html