【ドームクラブ】韓国ブーム検証スレ454【フォトショが条件】
他人を自在に操れる力を持つ男vsその力が唯一及ばない男。
映画「超能力者」の藤原竜也&山田孝之主演によるリメイクが発表になったな。
プロデューサーはいい作品に目を付けたと思うぞ。
強すぎる個性ゆえか人によって好き嫌いが分かれる傾向にあり、韓国では興行的には
成功したが批評家受けは良くなかった。が、俺に言わせればこれは現在最も過小評価
されている作品の一つであり、自信を持っておすすめしたい珠玉の一品だ。
「ダークなトムとジェリー」とでも形容したくなるこの作品ならではの面白さは、
キム・ミンソク監督の優れたバランス感覚、緻密な計算による所が大きいだろう。
新人監督があれもしたい、これもしたいと欲を出して結果として散漫な作品になって
しまうケースは往々にしてあるが、この人は冷徹に不要な要素を切り捨てられる
感覚を持っている。二人の主人公の心の葛藤や成長といった人間ドラマ的な部分に
力点を置けばドラマチックにはなるが、あえてそうしなかった所に好感が持てるな。
さじ加減を間違うととんでもない駄作になってしまう危険性はあると思うが、ここは
中田秀夫監督の手腕に期待しよう。素晴らしいリメイクで「超能力者」の名を高めてくれ。