連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」46クール目

英チャールズ皇太子がスコットランドで開かれた世界水産学会議で講演し、
英国民が愛する伝統食のフィッシュ・アンド・チップスを今後も食べ続けられるよう、
持続可能な漁業の重要性を訴えた。
皇太子は講演の中で、世界の漁業資源の約３０％が乱獲の状態にあると指摘、
「私もここスコットランドの学校に通っていた時、店で
フィッシュ・アンド・チップスを買ったことが１度ある」と振り返り、
「当時は自分が食べているものについて、我々がどう天然資源を扱うかにこれほど
依存しているとは思ってもみなかった。しかしもちろん、魚をどう取るかは、
次に取るときにどのくらいの量が残されるかに直接的な影響を与える」と語った。
皇太子は２０１０年に、持続可能な自然資源の管理を目指す慈善団体ＩＳＵを
設立している。講演では同団体の調査結果を引用して持続可能な漁業に共通する
３つの要素として、強い経済的合理性、ルールを守らせる管理体制、
個々の資源量ではなく生態系全体を考慮に入れたアプローチを挙げ、
「北海のタラの資源が１０年前の枯渇寸前の状態から回復の兆しを見せている
ことは特に喜ばしい」と語った。
業界の統計によると、英国人のフィッシュ・アンド・チップス消費量は
持ち帰り用料理の中で最大で、年間３億８２００万食が消費されている。
国内に１万５００店あるフィッシュ・アンド・チップスの店は、
英国産ジャガイモの１０％、白身魚の３０％を購入し、市場規模は１９億ドル相当
となっている。
業界団体では店に対して持続可能な方法で水揚げされた魚の利用を促す行動規範を
制定する意向。
デニス・ドッド代表は「フィッシュ・アンド・チップスは１５０年前から
メニューにあった。少なくともあと１５０年はそれを続けたい」と語った。
ttp://www.cnn.co.jp/fringe/30006580.html
ttp://www.cnn.co.jp/images/cnn/2012/05/14/15/51/14/120510043009-fish-chips-getty-horizontal-gallery.jpg

「不味い」というイメージ
イギリス料理は、フランス料理やイタリア料理などと比べ種類が少なく、食
材や調理法のバリエーションも貧弱である（英語の料理用語はフランス語な
どからの借用が多い）。世界的に「不味い料理」というイメージが定着して
しまっており、当のイギリス人たちでさえ食事の不味さをジョークとして自
虐的に口にするほどである。大体において、「○○国の料理は不味い」とい
っても、その国の食習慣に外国人が馴染めないだけであり、その国の人にと
っては美味しい料理であるという場合が多い。しかし「イギリス料理が不味
い」というのは、そのような事とは意味合いが本質的に異なる。イギリス料
理が不味いのは、イギリス人自身が認める所なのである。他国の料理をけな
すのは、その国の文化を差別するという考えがあるが、そもそもイギリスに
は美食文化が存在しなかったのであり、それを理解しない事は、ある意味、
イギリス文化に対しての無理解であるとも言える。イギリス人は料理には無
関心なのが伝統であり、料理に関心をもつ他国の習慣をむしろ侮蔑し、「料
理なんてものに大切な時間や神経を浪費するなんてばかばかしい」と発言す
るイギリス人もいる。
また、なぜこれほどにまで不味いと言われるのかというと、野菜は本来の食
感がわからなくなるほど茹でる、油で食材が黒くなるまで揚げるなどといっ
た、イギリスでよく行われる、食材本来の味を残さないほど加熱する調理法
が他国人には好まれないからである。しかも食べる人の好みに応じて塩や酢
などで味付けされることを前提としているため、調理の段階で味付けらしい
味付けはされないことも多く、不慣れな旅行者は味のない料理に困惑するこ
とになる。結果としてイギリス料理で美味しく食べられるものは、せいぜ
いローストビーフやステーキ程度という評判が定着してしまった。

このような状況になったのは、かつてのイギリス貴族が、日曜日には牛を一
頭屠ってローストビーフやステーキを食べるという習慣があった事も原因で
ある。一頭分の牛肉は1日で食べきれるものではないため、平日の食事では日
曜日に残った肉をそのまま、あるいは再び調理しなおして食べる事になる。ま
た残り物の肉を食べる場合も、食べる人が好みで味付けする場合が多かった。
結果として日曜日に食べるローストビーフ以外は、冷たい肉か、あるいは火
を通しすぎた肉を食べ、また個人が好みで味付けするのが当然という食習慣
が成立してしまった。なお、このような日曜日に大食をするのが贅沢という
習慣は、フランスやイタリアなどでも見られたが、やがて美食が贅沢という
方向に移っていった。イギリスでは美食が贅沢という習慣が成立しなかった
のである。
またイングランド人社会学者のスティーヴン・メネル (Stephen Mennell)
は、「目の前に、二つの皿が並んでいたら、自己否定の原則に従って、自
分の好きでないほうを食べなければならない」と考えるピューリタン的な禁
欲主義が、イギリスの食文化の発展を阻んだという見方を、著書で紹介して
いる（なお、メネル自身はこの見方を否定している）。
あくまでも例として解説すると、イギリス料理での調理の際には食材や調味
料を豊富にはそろえない。砂糖や塩、コショウなどの香辛料、トマトやセロ
リ、レモン、リンゴ、ワインのような色や味付けに使う野菜、果物、果実酒
を使わない（使っても微々たる物で、最後は塩コショウ、ソースで「仕上げ」
をする）。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E6%96%99%E7%90%86

　　　　　　「キバヤシホイホイ」
「ま、まさか・・・・・・」
「そうか、わかったぞ」
「○○は△△だったんだよ！」
「な、何だってええええーーーーーーーー！」
とりあえず地球町が潰れるとかいうお話が出ると皆こんなこと
を言って遊びます。本当にこんなことが起こるとは誰も思って
いませんがそれでもこうやって遊んでいます。
最近ではこのネタではこれがトレンドです。
「マヤさんよね」
「ああ、あれね」
「メヒコ君のお家ができるその前にあったお家よね」
今のメヒコ家は元からいた人達とフラメンコ先生のお家の人達
が結婚してできたお家です。ニホンちゃんが言うのはこのこと
です。

元はアステカさんといってその前はマヤさんといったのです。
ですがそのマヤさんについてはあまり知られていません。果た
してどんなお家だったのか。謎とされています。
メヒコ君もよく知りません。けれどこのことはニホンちゃんに
も言えました。
「アステカさんとマヤさんは違うからね」
「アステカさんはメヒコ君のお家の前にあったお家で。マヤさ
んもそうじゃなかったの？」
「アステカさんは言うならマヤさんの分家筋だったんだ」
関係はありましたが違うお家だったというのです。
「マヤさんのお家から分かれてね。その北の方、丁度今の僕の
お家の中心部にお家を建てたんだ」
それがアステカさんだというのです。

「マヤさんはグアテマラの辺りにお家があったんだ。もっとも
今のグアテマラがマヤさんの血が濃いかっていうとそうでもな
いと思うけれどね」
「ううん、そうなのね」
「もっと言えばね」
今度はリマちゃんが出てきました。リマちゃんのお家の前には
インカさんという人がいました。
「私のところに前あったインカさんはアステカさんやマヤさん
とは全く違うから」
「そういえば離れてるわね」
「そう。また別なの」
同じ南米丁にあるといってもそれぞれかなりの距離が開いてい
ます。もっと言えば時代も違います。

「マヤさんとアステカさんとインカさんはね。どのお家も今の
時点ではどういったお家だったのかあまりわかっていないけれ
どね」
「ううん、そうなのね」
「ええ。それでそのマヤよね
リマちゃんはあらためてメヒコ君に尋ねます。そのマヤさんの
ことを。
「確かマヤさんのお家だったわよね。地球町が滅びるとかそう
いうことを表しているカレンダーが残っていたって」
「ああ、あのお話だよね」
「そう。今年だったかしら」
皆永遠の小学五年生ですがそれでも歳月は経っています。物凄
く矛盾していますがおそらくこのことは考えてはいけないこと
でしょう。

何はともあれ今年です。地球町は滅亡するとマヤさんのカレン
ダーに残っていたのです。
そのカレンダーについてです。リマちゃんはメヒコ君にさらに
尋ねました。
「グアテマラに聞いたらわかるかしら」
「ああ、あれね」
「そう。あんたも知ってるわよね」
「知ってるよ」
そのことは間違いないと答えるメヒコ君でした。そうしたこと
はなのです。
「ただね。あの話ね」
「そうしたお話っていつもあるわよね」
ニホンちゃんがここでお話に出す人はといいますと。あの人で
した。

「大昔フランソワーズちゃんのお家にいた。ええと？お医者さ
んだったかしら。それとも庭師さんだったかしら。美容研究家
でもあったかしら」
どうも色々なお仕事をしていたみたいです。その人は誰かとい
うとです。
「ノストラダムスさんだけれど」
「また随分懐かしい人お話に出て来たね」
「久し振りに名前聞いたわ」
メヒコ君もリマちゃんもその人の名前を聞いて思い出したみた
いな感じになりました。
「その人も実際地球町が滅びるとか言ってなかったんだよね」
「ええと？黒髭って本によってキャラクターが違うけれど」
ノストラダムスさんのことについて書かれた本はとにかくその
都度書かれている内容が違っていました。

それはニホンちゃんのお家でも同じでした。皆が真似して遊ん
でいるその絶対無敵の断言電波系絶叫眼鏡主人公が言う地球町
滅亡の内容なぞその都度変わりました。地球町は同じ月に何回
滅亡するのかわからない程でした。
そしてニホンちゃんもこのことは覚えています。それでメヒコ
君とリマちゃんに言いました。
「ああしたお話っていつも矛盾するのよね」
「その矛盾を読み比べるのもまた面白いけれどね」
「どの予言が外れたとかね」
「一番凄かったのは。やっぱりあの漫画よね」
その絶対無敵の断言電波系絶叫眼鏡主人公が活躍する漫画です。
若し本当にこんな人がいれば確実に病院に隔離されるでしょう
がとにかく凄いギャグ漫画でした。

そしてです。ニホンちゃんはさらに言うのでした。
「まあああしたお話は事実かどうかわからないことを面白おか
しく書いていくものだからね」
「じゃあマヤもっていうんだね」
「そっちも」
「そうじゃないかしら」
ニホンちゃんは首を少し捻ってからメヒコ君とリマちゃんにあ
らためて言いました。
「実際は滅亡しないんじゃないかしら」
「そうだね。こうした話って本当に面白おかしく書いてそれで
広まっていくものだからね」
メヒコ君はこう言ってです。そのうえでなのでした。
自分の携帯を取り出してメールを入れてからです。ニホンちゃ
んとリマちゃんに言いました。

「今グアテマラにメールで頼んだから。お家にマヤさんの頃の
カレンダー残ってるかどうかね」
「それでわかればいいわね」
リマちゃんはメヒコ君がメールを送ったのを見たうえで言いま
した。
「まあ。本当にこうしたお話のパターンで実際は、っていうん
でしょうけれどね」
「やっぱりあのいつも何かあると叫んで周りが何だってーーー
って応える風にはいかないのね」
「いや、あんな人達本当にいたら絶対に病院に入ることになる
から」
ニホンちゃんは今回とにかくこのお話にこだわります。リマち
ゃんもそのニホンちゃんに突っ込みを入れます。

「というかあの人達って自分が何ヶ月か前に言ったこともすぐ
に忘れてるわよね」
「そうなのよね。過去を振り返らないっていうか記憶装置がお
かしかったのかしら」
「ギャグ漫画としては最高に面白かったけれど」
あまりにも言っている内容もキャラクターも電波だったからで
す。あの漫画は実はギャグ漫画だったのではないかという説も
あります。
「とにかく。予言ってね」
「信じるものじゃないわよね」
メヒコ君がメールの返信を受け取るまでの間ニホンちゃんとリ
マちゃんは二人でこんなことをお話していました。そしてでし
た。
メヒコ君の携帯が鳴りました。それで出てみると。

「ああ、グアテマラから返信が来たよ」
「具体的にはどんなの？」
「うん、カレンダー見つかったらしいよ」
メヒコ君は携帯のそのメールを見ながらあらためてニホンちゃ
んとリマちゃんに言いました。
「で、そのカレンダーだけれど」
「うん。どうなの？」
「実際のところは」
「その滅亡するって月からね」
そこからさらにだというのです。
「まだあるってさ」
これが見つかったマヤさんのカレンダーだというのです。そう
だったそうです。

「実際のところはね」
「やっぱりそうなのね」
「ある程度以上予想していたけれど」
本当に予言だといつもこんなオチになるからです。二人も先程
のあの漫画のお話だけでなくその他のことからも言えたのでし
た。
「わたし達の町って滅亡しないのね」
「まだまだ続くのね」
「本当にノストラダムスさんの時と同じ展開だよね」
メヒコ君が返信が来たそのメールを手にニホンちゃんとリマち
ゃんに述べます。
「実はまだまだ続くっていうのは」
「また思い出したけれど」
ニホンちゃんはまた言いました。

「最終回じゃない、もう少しだけ続くって」
「そこからもう凄いグダグダ展開で何年も何年も続いたんだっ
たね」
「アニメなんか。酷かったわよね」
伝説のグダグダ展開の話も出てきました。それこそアニメで二
十分、二十四分の中で音楽と予告も入れてそれで二十分殴り合
いだけで終わらせたこともありました。ストーリーの引き伸ば
しの最悪な意味でのサンプルでした。
ニホンちゃんはその例えを出しながらこんなことも言ったので
した。
「わたし達の場合は日常が続くのね」
「うん、ニホンちゃんの漫画で日常ってタイトルが続く場合の
漫画みたいな日常がね」
今度はメヒコ君がこんなことを言いました。

「それが続くよ。普通の日常のケースも男子高校生のケースも
あるけれどね」
「凄い日常よね。わたし達の日常って」
「そうよね。けれどグダグダじゃないからね」
ニホンちゃんとリマちゃんも言いました。
「確かに大変なことになることばかりだけれど」
「明るく楽しく賑やかだから」
「何時までもそんな日が続いて欲しいわね」
「これからもね」
二人は何時しか笑顔で言っていました。そしてメヒコ君もで
す。
また予言の話が出るだろうな、と思いながらも明日のことを
考えるのでした。明日は何をして遊んで何を食べようかと。
そうした日常のことを考えるのでした。

（ＣＮＮ）　中米グアテマラの熱帯雨林にある古代マヤ6文明のシュルトゥ
ン遺跡から、これまで発見されたものの中では最古とみられる９世紀初期の
マヤ暦のカレンダーと壁画が見つかった。発掘調査を行った米ボストン大学
などの研究者が記者会見で発表した。
マヤの暦の解釈をめぐっては、今年１２月に暦が終わり、それが世界の滅亡
を意味するとの説も出回っている。しかし今回見つかったカレンダーには、
滅亡へのカウントダウンに当たるような内容は見当たらなかったという。
滅亡説の根拠となっているのは、マヤの長期歴が今年１２月２１日で終わる
という解釈。しかし研究チームによれば、マヤの研究者の間ではこの解釈が
誤りであることは以前から知られており、この日を境に新たな歴が始まる節
目の日にすぎないという。壁画の文字の解読にかかわったテキサス大学の考
古学者デービッド・スチュアート氏は「マヤの暦はこれから先、何十億年に
も何兆年にもわたって続く」と強調した。
壁画はシュルトゥン遺跡を調べていたボストン大学の研究者が２０１０年に
発見した。一帯は３０年ほど前に荒らされた跡があったが、さらに発掘を進
めたところ、極めて良好な状態で保存されたマヤの王の肖像画が見つかった
という。
壁画は９世紀初期の家屋のような構造物の天井と３面の壁に描かれていた。
家屋はマヤの書記官の仕事場だったとみられ、アーチ型の天井が付いていた。
カレンダーとみられる壁画は、点と線を使って月の動きが６カ月の周期で記
録されていたという。
研究者によると、シュルトゥン遺跡のほとんどが未発掘のままで、今回の発
見はごく一部にすぎないという。調査団は今後も発掘調査を続ける予定。今
回の調査結果は１１日の科学誌サイエンスに発表される。
ttp://www.cnn.co.jp/fringe/30006545.html

おまけ２：マヤとアステカとインカの違い
意外と知らない人も多い中南米の文明「マヤ」「インカ」「アステカ」につ
いて、とりあえずは簡単に違いを説明しておこうと思う。近年では展示会が
あったり書籍が増えたりして一般層にもだいぶ浸透してきたが、いずれも
「生贄」「太陽信仰」「黄金」といったイメージで一括りにされているきら
いがある。
とりあえず最初に結論をまとめておこう。主だったところで、このくらいの
違いがある。
（中略）
まず大きな違いとして、
マヤ、アステカ→中米（カリブ海側)の文明の一つ
インカ→南米(太平洋側)の文明の一つ
ということが挙げられる。
厳密に言うと中米の文明はパナマあたりの細い場所で太平洋側にも属してい
るが、カリブ海に面する地方に遺跡があるのはマヤ・アステカなど中米の文
明だ。「中南米」と一括りにされやすいが、距離的にも文化的にも別ものと
して扱うべきものなので、まず「位置が違う」ということは覚えておく。
年代で見ると、マヤ・アステカではマヤのほうが古く、マヤ人が去ったあと
の遺跡を再利用したのがアステカ人。遺跡のほとんどが低地にある。湿地帯
をうまいこと利用したトウモロコシの浮田農法が知られているが、農法や文
字がマヤの遺産ということになる。マヤが衰退したのち現在のメキシコあた
りに台頭してきたのがアステカ文明で、スペイン人が侵略にやってきたとき
に実際にスペイン人と対峙したのがアステカだ。

16世紀、アステカはエルナン・コルテスを中心としたスペイン人によって制
服され終焉を迎える。肌の白いスペイン人を、海の彼方に去ったケツァルコ
アトル神と勘違いして戦意喪失したとも言われるが、そのあたりは定かでは
ない。
一方、インカは現在のペルーを中心としたアンデス山脈に栄えた。非常に高
い山の上の都市が特徴的な文明だ。インカ人はピサロを中心としたスペイン
人に攻め滅ぼされることになるが、スペイン人が白い神の再来などとは思っ
ていなかった。戦う気満々だったが、ちょうど国土が内乱状態にあったので
虚を突かれて王が捕えられた。王は命乞いをし、部屋一杯の黄金を差し出す
といったが、結局殺されてしまう。こちらもスペイン人によって滅ぼされて
しまう。
尚、重要なこととして、中米に存在した文明はマヤとアステカだけではない
し、同様に南米に存在した文明もインカだけではない。ある程度広域を支配
し、かつ一定期間栄え続けた文明はいくつも存在し、たとえばマヤの前身に
はトルテカ文明、インカの前身にはチムーやシカン、シパンといった文明が
知られている。多数ある文明のうち、スペイン人によって記録され、征服さ
れた「最後の時代」の文明、という意味で、アステカとインカが取り上げら
れることが多いのだと思われる。有名どころ以外の文明については、年表を
探せば出てくるはず。

で、良く似ているマヤとアステカの違いである。
マヤ・アステカはともにメソアメリカの文明で、だいたい、この地図の地域
におさまる。この辺りは多数の国に分かれているが、マヤやアステカの時代
から、多数の部族に分かれ、少しずつ言語や文化が異なっていたようだ。そ
の中で台頭し、他の部族を支配出来たのがアステカだったということになる。
(マヤは基本的に都市国家。ギリシャと似た感じで部族＝都市ごとに国家組織
が別々だった)
マヤ文明はユカタン半島中心、どっちかっていうと、南のグァテマラより。
アステカ文明は、メキシコの首都メキシコシティ付近を中心とした、メキシ
コのド真ん中で栄えた。というよりアステカが現在のメキシコの元になった
というべきか。ちなみに現在のメキシコ首都・メキシコシティは、かつての
アステカの首都、テノチティトランの上に建てられている。
メキシコという国名も、アステカ人がかつて自分たちを呼んだメヒコ、ある
いはメシカという言葉から来ている。つまり、アステカ人＝メキシコ人だと
思って構わない、ということだ。（混血は進んでいるが…)
面倒なのは、マヤもアステカも、ともにトルテカ文明に関わりがある、とい
うところだ。両方とも基本となる文明は同じ。ただしマヤのほうが先に栄え、
アステカ人が都市を築きだすのはその後になる。
トルテカ人は、マヤ人とは同時代の部族だ。一部マヤ人と合流してマヤ・ト
ルテカ文明を築いている。しかし、言葉や崇める神が違っていた。（これは
ポポル・ヴフにも出てくる）

対して、アステカ文明では、トルテカは「偉大な祖先」とされ、過去の部族
になっている。実際にアステカ文明がトルテカを引き継いだものかどうかは
ともかくとして、本人たちは継いだつもりでいたようだ。マヤにとってトル
テカが同時代の協力者なのに、アステカにとってトルテカが過去の文明なら、
当然、アステカにとってのマヤも過去の文明になる。
というわけで、マヤ・トルテカの後にアステカ文明が盛り上がったと見なす
ことが出来る。
マヤの年表を出してみよう。
（中略）
この年表を見ると、マヤ文明といえば、起源２００年あたりから１２世紀あ
たりまでが繁栄していた時代になり、アステカ文明が誕生するのは１３世紀
になってから。マヤ文明はスペイン人が来る前に既に衰退していたため、直
接スペイン人に滅ぼされたわけではない。
まとめると、アステカはトルテカ・マヤの築いた基礎を引き継いで、ユカタ
ン半島で最後に花開いた文明だったと言える。
ttp://www.moonover.jp/2goukan/ohter/maya/pre2.htm

マヤ暦の終わり
ニューエイジ関連の書物ではマヤの長期暦は2012年の冬至付近（12月21日〜
23日）で終わるとされ、その日を終末論と絡めた形でホピ族の預言も成就す
る、フォトンベルトに突入する時期としているものが多い（2012年人類滅亡
説）。しかし、フォトンベルトの存在は皆無に等しく、フォトンベルト関係
の予言は非常に信憑性にかけた予言であり、さらにマヤの暦は現サイクルが
終了しても新しいサイクルに入るだけで永遠に終わらないという見方もあり、
多くのマヤ文明の研究家たちも終末説を否定している。
また、2010年から2011年にかけてグアテマラ北部の9世紀頃の遺跡を調査した
アメリカの発掘チームは、月や惑星の周期を計算したマヤ最古のカレンダー
を発見し、その結果、2012年の終末を窺うものは見つからなかったと2012年
5月11日付の米科学誌サイエンスに発表した。
この他、カール・コールマンの計算によると「マヤ暦の最終日は2011年10月2
8日」との説もあった。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A4%E6%96%87%E6%98%8E

　　　　　　　　　「ベルギー家猫祭り」
「ニホンちゃんって犬派？猫派？」
「ええと。そう尋ねられるとちょっと」
ニホンちゃんは困った顔でネーデル君に返します。とはいっても
質問には答えられていません。
「難しいかな、って」
「あっ、両方好きなんだ」
「そうなの。だからどっちかって言われると」
ニホンちゃんも困るのです。ニホンちゃんはお家で犬も猫も一杯
飼っているからです。
だからこの質問にはすぐには答えられません。けれどそれでもな
のでした。
ネーデル君はニホンちゃんにです。あらためてこう尋ねたのでし
た。

「猫好きなことは好きだよね」
「そのことはね」
どちらかと言われると困りますが好きか嫌いかというと答えるこ
とができるのでした。
ニホンちゃんは猫好きです。犬好きでありますが猫も好きなので
す。つまりはそういうことです。
そのニホンちゃんの返事を聞いてからです。ネーデル君は言いま
した。
「じゃあ今度ベルギーのお家に行かない？」
「ベルギー君の？」
「そう。そこで猫祭りやるからね」
「あっ、それ聞いたことあるわ」
ニホンちゃんも猫祭りと聞いてわかりました。そのお祭りはとい
いますと。

「あれよね。昔は猫ちゃんを大嫌いだって言っていたけれどそれ
が」
「そう。ベルギーも気付いたんだ」
「猫ちゃんのよさによね」
「うん。猫って本当にいい生き物だよね」
ただ鼠を捕まえるだけではありません。猫にはその他の能力も備
わっているのです。
そしてその能力についてです。ネーデル君はにこにことしてニホ
ンちゃんにお話します。
「見ているだけでね」
「凄く癒されるのよね」
「そうだよね。だから僕もベルギーもね」
その猫祭りを楽しんでいるというのです。今はそうしているとい
うのです。

「だからどうかな。ベルギーのお家に来てくれるかな。ワッフル
もチョコレートもあるよ」
「猫ちゃんだけでいいけれど。ベルギー君にお菓子は外せないの
ね」
「うん、ベルギーの方もそれを出さないとね」
どうかといいますと。
「気が済まないんだよね」
「じゃあ。そのワッフルとチョコレートを食べながらお祭りを楽
しんでくれってことなのね」
「そうそう。それでどうかな」
「それじゃあ」
お菓子のことも気になることは事実ですがそれ以上にでした。ニ
ホンちゃんはです。
猫祭りと聞いて参加することにしました。やっぱりニホンちゃん
は猫好きです。

ですがそのニホンちゃんに対してです。ネーデル君はこんなこと
を言ってきたのでした。
「ただね。一つね」
「一つって？」
「条件があるんだ。ニホンちゃん尻尾とそれに耳をつけて来てく
れるかな」
「えっ、それって」
「そう。猫の尻尾と耳ね」
その二つをつけて来て欲しいというのです。ニホンちゃんにその
ことをお願いするのでした。
「しかもメイド服でね。女の子皆にその格好で来て欲しいかなっ
て思ってるけれど」
「ええと。まあね」
結構引いているニホンちゃんでした。

「皆と相談してみるね。っていうか女の子全員？猫耳と尻尾とメ
イド服なの」
「あと肉球があると余計にいいかな」
ネーデル君はさらに言うのでした。
「どうかな。お願いできるかな」
「だから。皆とお話してからね」
即答せずにこう返すニホンちゃんでした。何はともあれニホンち
ゃんにそうお願いしたネーデル君でした。
かくしてネーデル君はです。そのことをベルギー君に対して言う
のでした。このことを。
「後は。ニホンちゃん達次第だね。本当に猫メイドで来てくれる
かどうかはね」
「どうなるのかな、それは」
ベルギー君は首を捻りながらネーデル君に対して応えるのでした。

「ニホンちゃんはともかく。他の娘達はどうしてくれるかわから
ないよ」
「特にエリザベスとかフランソワーズとかアーリアとかは難しい
かな」
「タイワンも難しいと思うよ」
「じゃあどうなのかな。難しいかな」
ネーデル君は暗い顔になってそのうえで、です。首を捻ってこう
言うのでした。
「皆猫メイドじゃ来てくれないかな」
「そうじゃないかな。皆癖があるからね」
ベルギー君はあまり楽観していませんでした。お家のお祭りには
来てくれてもです。
それでも猫メイドでは来てくれないのではないかというのです。
そんなことを考えていました。

けれどそのお祭りがはじまるとです。ニホンちゃん達五年地球組
の女の子達はです。
その猫耳と尻尾、それに肉球をつけてでした。メイド服の姿で来
たのです。
その彼女達を見てです。ネーデル君もベルギー君の他の男の子達
もです。思わずです。
鼻血が出そうになりました。あまりもの破壊力にです。
「こ、これはかなり」
「ちょっと。想像以上っていうか」
「あまりにも。威力があって」
「だ、駄目だよ」
メイドや猫だけでも破壊力があるというのにです。その二つが一
緒になればです。
もうそれはまさに戦略兵器です。花火以上の威力があります。

その衝撃に耐えられず鼻血と共に倒れそうになる子すらいます。
その彼等に対してです。
ニホンちゃん達は一斉にです。こう言うのでした。
「御主人様、只今にゃん」
「くっ、これはかなり・・・・・・」
「というか威力が強過ぎて・・・・・・」
このお話を言い出したネーデル君もお祭りを主催するベルギー君
もです。この衝撃の前にはです。
最早ノックアウト寸前です。そんな彼等にエリザベスちゃん、勿
論猫メイド姿の彼女が言ってきました。
「あえて猫メイドになった意味がわかりましたわね」
「うん、これはもう」
「かなり・・・・・」
二人もそのことを認めるのでした。

そしてその二人にです。エリザベスちゃんはその長いブラウンの
髪を何処かの黒い魔法少女みたいに横にかき分けてからこう言う
のでした。
「全く。ネーデルの企みなんてお見通しでしてよ」
「わかっていてそれで」
「ただ。猫メイドの威力までは考慮していませんでしたわね」
「想像を遥かに超えてたよ」
ネーデル君は鼻から鼻血を、それこそ滝の様に流しながら答えま
した。
「お陰で貧血になりそうだよ」
「ニホンさんからお話を聞いた時にもう決意しましたわ。それな
らと」
「ううん。わたしもエリザベスちゃんがここから反撃に出るとは
ね」
思わなかったとです。猫メイドニホンちゃんもここで言ってきま
した。

「というかこの格好ってこんなに威力があったの」
「ニホンさんはまだまだメイドの恐ろしさがわかっていませんわ
ね。しかも猫にはわたくしも因縁がありましてよ」
「あっ、確かエリザベスちゃんのお家でもよね」
「そうでしてよ。猫は魔女の手下と考えられていましたわ」
所謂使い魔だと思われていたのです。この辺りはお家の宗教がか
なり関係しています。
「その結果。猫ちゃん達を飼わない様にしていたらその結果鼠が
増えて」
「猫ちゃんって鼠さん獲るからね」
「それで大変なことになりましたわ」
とても性質の悪いインフルエンザがひろまる元になったり色々な
ものをかじっていったりしたのです。昔は鼠はそれこそ物凄く増
るものでした。今よりずっと。

それで猫がいなくなれば鼠にはどうしようもなくなることは当然
でした。その結果エリザベス家も大変なことになってしまったの
です。
ニホンちゃんもこのことを知っています。それでエリザベスちゃ
んに言うのでした。
「やっぱり。猫ちゃんは必要よね」
「そうなのですわ。猫ちゃんは魔女の使い魔なぞではなく鼠を獲
ってくれるいい生き物でしてよ」
そのことがわかったというのです。そうなってからようやくでは
ありますが。
「そしてそれはベルギーも同じですわよ」
「じゃあこれって福招きの格好なのかな」
ニホンちゃんはここで自分のお家の置物のことを思い出したので
した。

「鼠さんも獲ってくれるし」
「近いですわね。ただし、でしてよ」
「ただしって？」
「あの招き猫のポーズをして『にゃんっ☆』と鳴くのだけは駄目
でしてよ」
それは止めるべきだとです。流石のエリザベスちゃんもこのこと
は止めるのでした。
「さもなければ今以上の惨事になりましてよ」
「ううん、だからなのね」
「ネーデル達も再起不能寸前でしてよ」
もうベルギー家は鼻血で膝から下が血の池になっています。かな
り汚くもあります。
そんな中で倒れそうになっている子もいます。それでそれはだと
いうのです。

「この位にしておくべきですわ」
「ううん。じゃあ今からは純粋にお祭りを楽しめばいいのね」
「その通りですわ。ネーデルもベルギーもそれで異存はありませ
んわね」
「う、うん。ちょっと猫メイドの威力を甘く見過ぎてたよ」
「あとは上から猫のぬいぐるみを投げてね。それから皆でお祭り
を楽しもうね」
二人も鼻血を必死に押さえながらそのうえでなのでした。こう応
えたのです。
そして男の子達にです。女の子達は首の後ろをとんとんとしなが
らそのうえでティッシュを差し出しました。
「ご主人様。これをどうぞ」
「鼻血止めて下さいね」
最後は優しく介抱する女の子達でした。かくしてこのやり取りか
らベルギー家の猫祭りは行われるのでした。

猫にふんした住民約２０００人が街を練り歩く「猫祭り」が１３日、
ベルギー西部イーペルで行われ、人口約３万５０００人の小都市は
「猫一色」となった。
３年に１度の猫祭りは、中世に「魔女の手下」とされた黒猫を、
厄払いのために教会の鐘楼から投げ落としていた歴史に由来。
だが、現代では、人と猫の共生を訴える祭りとしてベルギー国外の
愛猫家に広く知られており、日本からのツアー客の姿も目立った。
ttp://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120514-OYT1T00571.htm?from=navlp
ttp://www.yomiuri.co.jp/photo/20120514-744002-1-L.jpg

イーペルの猫祭り（５月）　　
約400年前、魔女狩りの時代に、魔女の手下とされた黒猫が多く殺された歴史
に由来するイーペルの猫祭り。魔女と思われた人を処刑したり、黒猫を殺し
たという暗い歴史を忘れず、彼らを悼んでという理由からこのお祭が行われ
るようになりました。
当日は、イーペルの町中の人々が猫に変身☆とにかく、どこかしこも猫、ネ
コ、ねこ・・猫だらけ。その数なんと15000匹（人）！！！　パレードは約2
時間続き、町はすっかり猫に夢中な人々の熱気に包まれていきます。クライ
マックスではその興奮も最高潮に！　さあ、猫世界のお祭り騒ぎへ！
＜2006年の添乗レポートより＞
欧州のお祭りが各国で行われる春、みなさま3年に一度だけのお祭、ご存知で
したか？私はこのたび、花のオランダとベルギー周遊11日間（普通は10日間）
の添乗で、『猫祭り』を見てきました。ベルギーの古都ブルージュから南西
70キロに位置するイーペルという町が会場でした。昔、毛織物産業で栄えて
いたころ、その毛織物をねずみから守るために猫に番をさせていたことなど
がお祭りの由来。

お祭りは主にパレードですが、そのパレードはもちろん主役は猫！でもその
猫たちは猫に仮装した地元の人たち（注：生猫はいません）。まるでミュー
ジカルのＣＡＴＳのようですが、そのパレード参加者は大人から子供まで、
参加グループもイーペルの学生、サーカス訓練校の生徒、家族やイーペルの
町はもちろんですが近隣の町のブラスバンド隊などと幅広い構成。そして、
このお祭りはなんと、3年に1度しか行いません！だから参加する人々が3年
に1度のお祭りにかける情熱は非常に熱いものが感じられました。
猫祭り本番のパレード前にお祭りスポンサーの会社の宣伝パレードが行われ
るのですが、もちろん宣伝される品の周りには猫たちが！バギーを乗り回し
てアトラクションをしたり、飴やチョコレートを客席に投げたり、猫たちも
客席にあがってきて観客にいたずらをしたりと客席は大盛り上がり！そして
宣伝パレードが終わると、次はいよいよ猫祭り本番パレードです。パレード
の構成は、中世の時代の魔女と黒猫、世界各地にまつわる猫の物語、猫に関
することわざ、イーペルの町の歴史を山車とそれに乗る猫たちが表現してい
ました。その猫たちのなかにはにゃーにゃーと鳴く数十匹（人）の子猫だけ
の山車からサーカス訓練生が行う華麗なる演技をする猫や中世の華やかな衣
装を身に着けていたり、ブラスバンド隊が奏でる音楽に耳を傾けたりと私た
ちは2時間にわたり、魅せられ飽きることなく笑い、驚き、歓声をあげ、拍手
をおくったりと楽しみました。

そしてパレードが終わってもまだお祭りは続き、第二のメインイベントがひ
かえていました。それは「猫投げ」。えっ！？、と思った方もいらっしゃる
かと思います。これは中世時代、魔女と猫は関わりがあり、猫＝不吉・災い・
厄病のつながりがあるとされ、魔女が噂されたときには生きた猫を町の広場
にある高さ70mほどの鐘楼から投げ落として災いや厄を落としていたという歴
史が由来のイベントです。もちろん、お祭りに投げるのは生猫ではなく、黒
猫のぬいぐるみです。いまではこの鐘楼から投げ落とされるぬいぐるみを下
でキャッチできた人は幸せになれるということから、このイベントは幸せを
つかもうとする人々による熱い戦いがありました。鐘楼の上からはイーペル
の町のシンボルカラーである赤と白の服を着た道化師が人々に歓声を上げる
ことを要求し、欲しいか〜欲しいか〜とぬいぐるみを下にいる人々に見せび
らかします。そうしてぽーいぽーいと投げられたぬいぐるみを鐘楼の下に集
まった人々が手を伸ばし我こそ！と取りにかかります。参加しても参加せず
傍観していても楽しいものでした。
そしてクライマックスは魔女裁判で、中世の裁判劇を行った後、魔女の等身
大人形を鐘楼前で本当に火あぶりにし、お祭りは終了となりました。
ベルギーという国は、欧州でも小さな国で他国に比べると知名度が低いので
すが、町は中世の町並みを残し、こじんまりしているからこそのんびりした
雰囲気がどこにでも漂い、意外な歴史や文化、人々の暮らしに驚きの発見が
あります。知名度の高い欧州のお祭りは情報量が多いゆえに皆様の関心もそ
ちらにいきがちですが、意外にもユネスコの世界無形文化遺産に登録される
お祭りがいくつかあるベルギーもお忘れなく。猫祭りだけでなく、毎年行わ
れるベルギーのその他のお祭りにも注目です。7月にはブリュッセルにて中世
の時代を再現したオメガングのお祭りがありますのでまだ間に合います、ベ
ルギーをお祭りと一緒に堪能してみませんか？チョコレートとワッフルを食
べながら是
ttp://www.eurasia.co.jp/nittei/w_europe/festival-cat/index.html

ネコたちの暗黒時代
キリスト教が、ネコを悪と結びつけるようになるのは７世紀のこと。異端と
見なされたグノーシ ス派を「黒ネコに姿を変えた悪魔と手を結んでいる」と
非難したのが始まりとされます。それから 500年後、ヨーロッパでは同様の
異端審問が繰り返されるようになり、ネコはすっかり悪の象徴 に。1344年に
フランスのメツで舞踏病が流行すれば火あぶりにし、1347年から翌年にかけ
ての ヨーロッパのペスト大流行では、ロンドンをはじめ多くの都市でネコの
皆殺しが命じられるという 惨事が……。けれど、この結果、ペストを媒介す
るネズミが増え、ペスト禍はますますしょうけつ を極めることになったので
す。1484年、教皇インノケンティウス8世によって、いわゆる「魔女狩 り」
の勅令が出されます。この勅令で、魔女は「使い魔」と呼ばれる動物＝ネコ
に姿を変えると され、以降、1736年にカトリック教会が魔女狩りに関するす
べての法令を廃止するまでネコの 受難は続くのです。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~nekogaii/page012.html

古代エジプト人の厳しい管理にも関わらず猫は次第に世界へ広がっていくこ
とになります。
ダメだって言われると余計に反発するのが人間のサガなんですかね。どこで
もいつでもいるんですね。密輸出や密輸入が…。
海上貿易に長けたカルタゴ（う〜ん聞いたことあるよね！！）のフェニキア
人によってエジプトの猫達は密かに世界へと連れ出されちゃうのです。そも
そも宗教的に感覚の無い彼らには、積み荷をネズミから守ることだけが目的
だったのです。でもめずらしい動物なのと本来の猫の魅力とで猫自体が高い
商品となることに気が付いてしまったのですよ。
そしてエジプトの猫はやがてアラビア、ヨーロッパ、インドへ広まり、中国
や日本へ、また南アメリカ大陸まで広がりました。
もちろんその前に各地方に野生の猫がいましたが、人に飼われる猫として広
まったのはやはりエジプトが発祥のようです。

古代エジプトでは神聖な生き物として崇められていた猫も一挙に立場逆転で
中世ヨーロッパにおいては、極端に迫害される動物となってしまいました。
12世紀のヨーロッパでは、キリスト教が大きな力を持ち始めて、他の宗教を
排除する動きが活発化します。
ローマの教皇庁から異端として弾圧された宗教やキリスト教の新派のなかに
不幸にも猫を崇拝する一派があったために、「魔女の使い」「悪魔の手先」
として猫の歴史に不幸をもたらしました。
キリスト教以外の宗教は、すべて悪魔の教えと中世の人は考え、16世紀にな
ると、「魔女狩り」「魔女裁判」が開始され、飼っていた猫も一緒に処刑さ
れたことから、以後1世紀に渡って、イギリスでは猫と一緒に暮らしている独
身女性が魔女として殺される不幸が続きました。
悪魔の手先とされていた猫の評価があがったのは、皮肉にも、猫を排除する
ことでネズミが増えて広がった伝染病ペストの大流行でした。
見事復権を果たした猫は、人間に可愛がられて「ペット」という今までの概
念になかった暮らし方をするようになります。
ttp://www.56nyan.com/joho/neko/neko_rekishi.htm

　　　　　　　　　　「剣道でまたしても」
ニホンちゃんも毎日していて得意としていますがウヨ君はもう
このことになると真っ先に名前が出て来る程です。それは何に
ついてかといいますと。
剣道です。とにかくウヨ君は剣道が得意です。その他には空手
や柔道もかなりの強さです。
ですが剣道は本当に別格です。流石にニホンちゃんには適わな
いにしてもです。
「また強かなったでごわすな」
「有り難うございます」
サツマさんと手合わせをして褒められています。サツマさんは
日之本家の中でも屈指の剣道の達人です。その強さはかなりの
ものです。
そのサツマさんにも褒められる程なのです。ウヨ君の実力は。

「日々精進でごわす。ウヨ君の強さはその精進が支えているも
のでごわすな」
「そうですね。毎日の鍛錬があってこそですね」
「剣道の道は一日にしてならずでごわす」
サツマさんはこうも言います。
「ウヨ君、これからも頑張るでごわすよ」
「はい、そうしていきます」
こう応えながらです。ウヨ君は精進を続けていきます。その中
で、です。
マカロニーノ君のところで地球町チビッ子剣道大会が開かれる
ことになりました。
この大会はニホンちゃんとウヨ君、それに日之本家の子達がほ
ぼ確実に優勝してきています。

つまりニホンちゃん達の独壇場と言えます。けれどです。
こうした状況に絶対に文句をつけてくる人がいます。そう、彼
です。
「ふん、ニホンの武士道なんてものはとても残酷なものニダ」
「御前確か前はサムラビはウリナラ起源と言っていたな」
ウヨ君はこう突っ込みを入れました。
「そうだったな、確か」
「そんなことは知らん、忘れたニダ」
物凄く強引にそういうことはなかったことにしてしまうカンコ
君でした。
そしてあらためてです。こう言うのでした。
「強いものに強く、弱いものに強い。独島パンツの問題でもわ
かる酷いものニダ」
これがカンコ君の主張です。

「そんな奴にウリは絶対に負けないニダ」
「そうか、御前の言いたいことはわかった」
物凄く冷静に返すウヨ君でした。
「とりあえず話は聞いたぞ」
「何か凄く冷静ニダな」
「冷静も何もこうした話ばかりだからな」
カンコ君の主張は本当にこうしたものばかりです。何処かのタ
イムボカンな悪役の人達の如くワンパターンです。しかしマン
ネリなんかも何のそのです。
カンコ君はまだ言います。まさにマンネリなぞ今更といった感
じです。
「ええい、マカロニーノのところの大会では楽しみにしておく
ニダよ」
宣戦布告でした。

「わかったニダな。精々首を洗って待っているニダよ。勝った
その時は学校の体操服をブルマーにしてもらうかスクール水着
と競泳水着の二択にしてもらうニダ」
「いや、その二つの願いは関係ないだろ」
ウヨ君はまた冷静に突っ込みを入れました。
「まあとにかくだ。俺に勝つんだな」
「そうニダ。そしてチョゴリはニホンに勝つニダ」
「待て、五年生と三年生は試合をしたか？」
ウヨ君はここでこのことに気付きました。
「確かそうではなかった筈だが」
「そういえば三年は中学年で五年は高学年だったニダな」
三段階で分ければそうなります。
「ではウリはニホンと戦うニダか」
「そうなると思うが」
ウヨ君の冷静な突っ込みが続きます。

「それで俺はチョゴリと試合か」
「チョゴリは強いニダよ。ウリもそのことは強く言っておくニ
ダからな」
カンコ君はこう言って挑戦状を送りつけました。ニホンちゃん
とウヨ君に対して。
そしてウヨ君からそのお話を聞いたニホンちゃんはといいます
ときょとんとなってこう返しました。
「カンコ君とわたしが試合よね。そういえばそうよね」
「うん、同じ学年だからね」
「カンコ君とは剣道でもいつも試合をしてるけれど」
そしてその都度なのです。
「わたしが勝ってるわよね」
「まあ今回もお願いするよ」
ウヨ君はニホンちゃんに言いました。

「それでね」
「ううん。けれどカンコ君も最近確かに強くなってきてるの
よね」
「チョゴリもだよね」
「わたし達も頑張らないとね」
「とりあえず俺はサツマさんにもう一度鍛えてもらおうって
思ってるよ」
その日之本家屈指の達人にです。
「そうするからね」
「そうね。わたしもちょっと勉強しなおすわね」
「そうした方がいいね」
二人でこうお話してでした。ニホンちゃん達は剣道をもう一
度鍛えなおすことにしました。

二人がまた剣道について鍛えなおしている時にです。日之本
家にチョゴリちゃんが来ました。カンコ君の訳のわからない
主張について一応フォローする為にです。
それで日之本家に来るとです。ニホンちゃんもウヨ君もお家
の道場にいました。
そこで袴姿になって稽古をしています。ところがその稽古が
です。
まずニホンちゃんです。何か物凄く重そうな木刀を振ってい
ます。しかも凄い速さで。
チョゴリちゃんは最初にそのことにびっくりしました。それ
でニホンちゃんに尋ねたのでした。
「ニホンさん、その木刀ニダが」
「あっ、この木刀ね」
「一体何ニダ！？」
びっくりした顔でニホンちゃんに尋ね返します。

「そんな木刀何に使うニダか」
「稽古なの、これが」
「それはわかるニダが」
「カツさんがやっていたね。直心影流の稽古なの」
「？昔の剣道ニダか」
「そうなの。こうして巨大な木刀を振って力をつけてそのう
えでスピードもつけてね」
異様なまでに重い木刀を振っていれば竹刀なぞまさに棒切れ
です。
「それでなの」
「ええと。その流派で試合に挑むニダか」
チョゴリちゃんものこのことはわかりました。ニホンちゃん
がそう考えていることは。

「兄さんに」
「カンコ君も強くなってるし」
ニホンちゃんは額の汗を拭きながらチョゴリちゃんに答えま
した。
「だから。わたしもこうして自分を鍛えなおしてそのうえで
試合に挑むつもりなのよ」
「あの、そんな木刀を振り回す力で面なんか叩いたら」
どうなるかとです。チョゴリちゃんは言いました。
「面なんか平気でへこまないニダか？」
「うん、そうなる場合もあるけれど」
「凄い力ニダよ」
チョゴリちゃんはお兄さんのことが心配になりました。こん
な怪力の女の子とぶつかることになるからです。

そしてニホンちゃんだけではありませんでした。ウヨ君もで
す。
丸太を縦に立ててそこにです。切り返しの要領で右斜め上と
左斜め上から次々に叩いています。そしてそのうえで叫ぶ言
葉は。
「チェスト、チェスト、チェストーーーーーーーッ！！」
「まさかその剣道は」
「おお、チョゴリちゃんでごわすか」
サツマさんがここでチョゴリちゃんに声をかけてきました。
「よく来たでごわすな。一緒に稽古をするでごわすか」
「あの、今ウヨ君がしているのは」
「そうでごわす、示現流でごわす」
サツマさんは胸を張ってチョゴリちゃんに答えます。その流
派はといいますと。

「我がカゴシマの間に伝わる剣道の流派でごわす。まさに最
強の流派でごわすな」
「ウヨ君はその流派を身に着けているニダか」
「修業中でごわす」
身に着けてはいませんがそれをしているというのです。
「しかしウヨ君の剣道は見ての通りでごわすよ」
「滅茶苦茶強いニダな」
誰がどう見てもでした。物凄い速さと剣圧です。木刀が唸り
声をあげています。
木はどんどん削れていっています。何よりも気迫が違います。
ウヨ君は普段以上に凄まじい気迫を見せています。
そのウヨ君を見て、です。チョゴリちゃんは額に汗をかきな
がら呟きました。

「このウヨ君とウリが戦うニダか」
「さあ、チョゴリちゃんも稽古に参加するでごわすか？」
「あっ、ただ挨拶に来ただけニダ」
もっと言えばお兄さんのいつもの発言をフォローする為に来
たのです。それがです。
ニホンちゃんとウヨ君の恐ろしいまでの稽古を見て度肝を抜
かれたのです。それでこう言うのでした。
「ウリはまたニダ」
「そうか。帰るでごわすか」
「うん、そうさせてもらうニダよ」
「それならでごわす」
チョゴリちゃんが帰ると聞いてです。サツマさんはこう言っ
てきました。

「白熊食べるでごわすか？それとも薩摩芋のアイスクリーム
がいいでごわすか？」
どちらもカゴシマの間の名物です。
「どちらがいいでごわすか」
「御気遣いなくニダ。それではニダ」
「そうでごわすか。では今度来た時にはラーメンと黒豚も用
意しておくから盛大に楽しむでごわす」
こうしてでした。チョゴリちゃんはニホンちゃん達の前から
去りました。ですが。
帰り道にニホンちゃんとウヨ君の恐ろしい稽古を思い出して
です。一人呟きました。
「ウリ達も気合を入れないと負けるどころか怪我するニダ」
試合の前に覚悟を決めたのでした。本気でやらないと駄目だ
と。

日本の国民性を批判する本<サムライ精神は偽りだ>(チャン・ソンフン著・
ブックマーク)の出版を記念して賞金総額2000万ウォン規模の読書感想文公
募展が開かれる。
<サムライ精神は偽りだ>は日本人が強者に弱く弱者に残忍だと主張し、独島
（ドクト、日本名：竹島）領有権主張の虚構、日本軍慰安婦の真実、第二次
大戦中の沖縄の集団自殺などを明らかにする本だ。
8月15日に締め切る今回の公募展では特等1000万ウォン、1等500万ウォンなど
の賞金を渡す。
公募展ホームページ(www.nosamurai.co.kr)に会員加入後、読書感想文を作成
して提出すれば良い。
ttp://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201205202200295

ttp://keyframe.imnews.imbc.com/desk/2012/05/20/1/Large_1041843.jpg
（アンカーコメント）世界最高の剣客を決める世界剣道選手権大会が来る25日
からイタリアで開かれます。太極剣士たちは優勝を一人独占してきた日本を破
るために太い汗の雫を流しました。闘魂の現場、イ・ジョンミン記者が取材し
ました。
（レポート）心を治めることから始まる剣道。溜め込んだ気を発する気合いで
相手の虚を打つ打撃音は剣道試合の迫力を加えます。
（インタビュー）キム・ミンファン/剣道女子国家代表チーム監督「剣道は武
道ながらスポーツで...哲学が違う種目に比べて深さがとても深いです。」
地球村の剣士たちは世界選手権大会を通じて磨きあげた技量を競います。過去
70年から3年ごとに開かれて今年で15回をむかえる世界選手権大会。2006年、
日本の牙城を唯一崩す快挙を成し遂げた我が国の選手たちは6年ぶりの栄光再
現を夢見て1年以上太い汗の雫を注ぎました。3年に一度来る機会だけに選手た
ちは格別な覚悟で智異山（チリサン）を上がっては下りるなど険しい訓練を厭
いませんでした。
（インタビュー）イ・カンホ/剣道男子代表チーム主張「備えた者だけに機会
がくるという言葉があるじゃないですか？1年間、明け方・午前・午後・夜間
に準備しましたよ。」
（インタビュー）チョ・ジンヨン/剣道男代表チーム「日本と決勝戦で会うこ
とになるので無条件に勝って優勝する覚悟で臨んでいます。」
今月18日、早目にイタリアに出国した太極剣士たち。世界制覇に向かった力強
い挑戦が始まりました。
MBCニュース、イ・ジョンミンでした。
ttp://imnews.imbc.com/replay/nwdesk/article/3064106_5780.html

？

直心影流は、戦国時代の修験者、愛州移香斎久忠（あいすいこうさいひさた
だ）にそのルーツを求めることができます。
愛州氏は伊勢の国に勢力を張った豪族の子孫で、兵法家として大成する前の
前身は、熊野水軍ともいわれています。三尺もの太刀を両手で構えて斬りか
かり、明の兵隊を怖れさせた海賊剣術を洗練させ剣術まで高めたのが久忠で
した。
全国を武者修行して歩いた久忠は、36歳の時、日向の国へ向かいます。鵜戸
神宮の窟（いわや）に参籠して21日目の夜、目の前に蜘蛛が現れ、ひらひら
と身を躱（かわ）すその動きを見て久忠は剣術に通じる極意を感じとったと
いいます。
その瞬間、蜘蛛は翁に姿を変え、久忠に剣の奥義を授けたのです。伝説化さ
れたこの出来事によって体系化された剣術が愛州陰流で、久忠の子、小七朗
元香斎宗通が関東に渡り、上泉伊勢守信綱（かみいずみいせのかみのぶつな）
に伝えます。
若くより諸流の兵法を学び、奥義に通じていた上泉伊勢守信綱は、愛州陰流
をさらに発展させた「新」陰流を開き、信綱の弟子の一人である奥山孫次郎
公重が独自の真新陰流を創始。これが直心影流の原型となたため奥山を開祖
とする見方もあります。一方柳生宗厳が伝承、発展させた「新」影流は柳生
「新」影流として一般に知られるようになった。

後は明日投稿させてもらいます。連続投稿に引っ掛かり時間切れとなりました。
あと明日夜に新スレを申請してきます。何もご意見がない場合これまで通りの
テンプレでいかせてもらいます。

愛州移香斎久忠から数えて７代目の山田平左衛門光徳が、はじめて「直心影
流」を名乗り、光徳の三男で8代目の長沼四郎左衛門国郷が、父の時代に考案
された竹刀と防具を改良。試合稽古を中心とした直心影流は江戸第一の隆盛
を誇りました。
一刀流で竹刀と防具が使われるようになったのはそれから50年後のことです。
長沼の一門から頭角を現したのが「剣聖」と呼ばれた男谷精一郎です。男谷
は徹底した実戦主義を提唱し、型稽古を廃止。真剣勝負を想定した剣術の修
練に努めました。
男谷の実戦剣術とその名声は幕府の認めるところとなり、列強諸国に備える
ために創設した講武所を任せられました。男谷は長らく実戦から遠ざかって
いた旗本・御家人やその子弟を鍛え上げ、「戦える集団」に編成し直します。
男谷の直心影流は「天覧兜割り」で有名な榊原健吉が受け継ぎましたが、榊
原の死後は混沌としているのが現状です。野見錠次郎が継承したとする系統
と、榊原の晩年の弟子だった山田次郎吉が継承したとする系統が共に正統を
名乗り、それ以外にも龍野藩に伝わった直心影流を継承した富山円の系統も
あります。
しかし山田は伝書を焼き捨て、男谷派とは内容が異なる型稽古重視の流派へ
と変貌を遂げましたし、野見の系統は後継者が途絶える可能性が高いため、
真の実戦剣術自体が失われつつあります。
形骸化していった本流から離れたところで男谷の教えを忠実に守ったのが富
山円であり、それを唯一人今に伝えるのが、秋吉博光なのです。

＜その２＞
直心影流ではまず、真剣で斬ることから覚えていきます。斬るには刃筋を合
わせなくてはなりませんが、ぶつけただけで斬れるわけではなく、引いて斬
ったのでは刀が折れやすくなり、当たってからのひと押しが重要となります。
このひと押しをを「絞り」とか「手の内」などと言いますが、型稽古や竹刀
では絶対にこの感覚を覚えることはできません。実際に斬る以外に習得の方
法はないのです。
そのため当流では、笹を斬ることから始まり、竹を斬れるようになってから、
いわゆる剣道の実戦稽古に入ることを道筋にしています。斬れないうちに試
合をしても、実践剣術の意味をなさないからです。
直心影流の剣道の稽古は真剣勝負を想定して行われます。
真剣勝負では、いかに自分が傷付かずに相手に致命傷を与えるかが勝負を決
めます。そのため、男谷の剣術には不用意に面を打っていくことなどあり得
ませんでした。相手の急所を突いて一撃必殺するために、指を斬り落とす、
あるいは額を五分（１．５センチ）えぐる技が伝えられたのです。確実に死
に至らしめるには、額を五分えぐればよく、よって直心影流では大きく振り
かぶらない攻撃が中心になります。
斬りっ放しということも真剣勝負ではあり得ません。空振りはそのまま死を
意味するからです。斬った後、刀を流さず次に備えることが大切で、たとえ
相手に避けられても懐に入ってこられないようにする必要があります。
このように、生きるか死ぬか瀬戸際の勝負に勝てる技を身に着け、修行によ
って心身ともに鍛え上げられた「真のサムライ」を養成するのが直心影流の
本懐です。
ttp://kageryu.jp/kotohajime.php

示　現　流　と　は
示現流は，剣道ではない。実戦向きの武術である。防具をつけて，ルールを
決めて，竹刀で打ち合うのとは違う。
正統な示現流の稽古は，立木が相手である。これを敵に見立てる。稽古には，
竹刀も木刀も使わない。堅くて重い樫(ｶｼ)かユスの木を手頃な長さにして使う。　
この真剣と同じか少し重い木刀で，腹の底から出す激しい気合いとともに，
ひたすら立木を打つ。来る日も，来る日も，ひたすら打つ。
示現流に，「受け」はない，「攻め」あるのみ。
示現流の極意は，重い太刀を電光石火に打ち込む早さに達することであり，
上達すると，目にも止まらぬ早さで打ち込まれた立木から，煙が出るという。　
ただひたすらに稽古に励み，その域をめざす。
必　殺　の　戦　法
示現流で訓練した薩摩隼人の戦いは，青眼の構えから始まる上品なものでは
なく，相手のことはお構いなし，立木に向かうように，すさまじい気合いと
ものすごい勢いで，電光石火に剣を繰り出し，鎧甲もろとも切り倒す，とい
う文字通り必殺の戦法である。

薩摩軍は，その集団であった。
現在でも外国では特殊部隊員を養成するのに，山羊の喉をナイフで掻ききっ
て感覚を掴ませ，必要な局面で人を殺せるように訓練するらしいが，示現流
で稽古を積み，如何に電光石火に立木を打つことができても，それだけでは
十分ではない。戦闘で人を斬るにはそれなりの経験が要る。そこで，薩摩隼
人たちは，犬で試し切りをしたり，処刑された罪人を試し切りし，斬るとき
の感覚と度胸を身につけて，いつでも実戦に対応できるように訓練していた
という。
開　　祖
示現流は，1600年頃，薩摩隼人の東郷重位という人が，常陸の国の「天真正
自顕流」の継承者（善吉和尚・俗称赤坂弥九郎）から手ほどきを受け，さら
に工夫して編み出した剣法で，島津氏がその実力を目の当たりにして，剣術
師範役に取り立て，以後，薩摩藩の兵法として，また独特の剣法として，薩
摩士風・精神の形成の基となった。
ttp://www005.upp.so-net.ne.jp/a-kgs/Jigenryu.htm

次スレテンプレ案。夜までご意見募集させてもらいます。
【スレタイ】
連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」47クール目
【本文】
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
前スレ：連続ドラマ小説「ニホンちゃん」46クール目
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1332939939/
<丶｀∀´>このスレのまとめページニダ
　目次+ログ　現在紛失中。
　1〜1095話　http://web.archive.org/web/20080604192332/http://funshei.at.infoseek.co.jp/index.html
　1072話〜　 http://nihonchan.himegimi.jp/index.html
<丶｀∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動！」
http://nihonchanshuppan.web.fc2.com/tanjou.html#R339
http://nihonchan.jp/legacy/994649225.html
<丶｀∀´>イラスト倉庫ニダ
http://page.freett.com/nihon_chan/
<丶｀∀´>お絵描き掲示板ニダ
http://w3.oekakies.com/p/nihon2/p.cgi
本スレに掲載するのが微妙な作品や、長文感想や火病は総督府のスレを活用するといいかもしれません。
連続ドラマ小説「二ホンちゃん」補完・議論用スレ８
http://www.soutokufu.com/cgi-bin/hogehoge/test/read.cgi/hangul/1328276891/l50

　今まで異論がない様なのでスレ立て依頼に行ってきます。

次スレ立ちました。移転をお願いします。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1337801800/l50

以後埋めさせてもらいます。
ID:s+3dD9PA ?PLT(33333)
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
前スレ：連続ドラマ小説「ニホンちゃん」45クール目
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/korea/1327760654/
<丶｀∀´>このスレのまとめページニダ
　目次+ログ　現在紛失中。
　1〜1095話　http://web.archive.org/web/20080604192332/http://funshei.at.infoseek.co.jp/index.html
　1072話〜　 http://nihonchan.himegimi.jp/index.html
<丶｀∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動！」
http://nihonchanshuppan.web.fc2.com/tanjou.html#R339
http://nihonchan.jp/legacy/994649225.html
<丶｀∀´>イラスト倉庫ニダ
http://page.freett.com/nihon_chan/
<丶｀∀´>お絵描き掲示板ニダ
http://w3.oekakies.com/p/nihon2/p.cgi
本スレに掲載するのが微妙な作品や、長文感想や火病は総督府のスレを活用するといいかもしれません。
連続ドラマ小説「二ホンちゃん」補完・議論用スレ８
http://www.soutokufu.com/cgi-bin/hogehoge/test/read.cgi/hangul/1328276891/l50

◇主な登場人物◇ （一部抜粋、順不同）
二ホンちゃん‥‥‥‥本編の主人公。可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥二ホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
アメリー君‥‥‥‥‥クラスの番長。一番大好きの陽気な暴れん坊。
エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼の知性派。マイスター並みの器用な手をもつ。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。暗殺者として養成された暗い過去を持つ。二ホンちゃんが大好き。
フランソワーズちゃん‥ワガママいっぱいのクラスの女王様。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
マカロニーノ君‥‥‥美女と美食をこよなく愛するプレイボーイ。
ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。小学生なのに呑んだくれる日々。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。
タイワンちゃん‥‥‥二ホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥二ホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
トル子ちゃん‥‥‥‥菓子処『おすまん堂』の看板娘。二ホンちゃんの親友だけど時々・・・・。
フラメンコ先生‥‥‥五年地球組の担任。情熱的指導で子供たちを導く。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥二ホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。三年地球組。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。幼さを色濃く残す無垢な少女。三年地球組。
ハプスブルク先生……三年地球組の担任。没落した旧家のお嬢様で、保母さんタイプ。

こちらに詳しい人物紹介等があるニダ。
http://members.at.infoseek.co.jp/nihonchanjiten/jinbutsu.html
二ホンちゃんwiki（人物編）
http://nihonchan.jp/cgi-bin/pyukiwiki/index.cgi?%bf%cd%ca%aa%be%d2%b2%f0

◇ろーかるるーる◇
●スレの進行はsage進行でよろしくお願いします。ただし下がりすぎはageもよし。
●連投は控えましょう。即席小説では読者も面白くありません。
●雑談もOK。でもほどほどにね。
●面白かったら感想をつけてあげると、作者達が泣いて喜びます。
●作者個人への批評はやめましょう。人格攻撃とみなされる書き込みも慎みましょう。
●根拠のない認定や罵倒は荒らし行為だと認識しましょう。
●新人や古参というのはありません。皆同じ住人です。
●作者は作品を離れれば同じ住人です。読者にもなります。どちらが偉いというのもありません。
●新参叩きや批評と称して、他の住人を排除しない。
●二ホンちゃんは皆のものです。誰がえらい、というのはありません。
●議論の結論は時間をおきましょう。いきなり、では納得しない人もいます。議論を経ていない、または迅速なスレ立ては認められない場合もあります。
●今あるサイトのリンクの拒否や新規リンクの申請、作品ナンバリング辞退は自己申告です。
●自分の気に入らない書き込みを無闇に認定する事は止めましょう。論理的かつ理性的な反論を。

★荒し、粘着、気に入らない書き込みや作品、特定個人に対して。
専用ブラウザの使用をお勧めします。ギコナビ、ホットゾヌ等お好きな物をお使い下さい。それで
見えなくなります。自分が気に入らない書き込みが他人もそうだとは決して思わない事です。人と
あなたは違う人格だと認めるのも大人です。スレはあなただけのものではありません。

●ニホンちゃんの利用
・ニホンちゃんの著作権は全て２ちゃんねると掲示板運営者に帰属します。
・ニホンちゃんのキャラクター・世界観・及び作品を利用した２次的創作活動は原則自由です。
　ただし、スレ内での告知・宣伝活動は一切禁止とします。
・投稿されたSS作品などの商業利用は、２ちゃんねると掲示板運営者の了承を得てください。
　尚、著作者への無断使用は厳禁とし、議論スレへ御一報の上、著作者の意向に従って下さい。
・本スレはあらゆる関連書籍・他板のニホンちゃん・同人誌・ファンサイトは一切関知せず、その行動により生じたいかなる責任も負わない物とします。
・出版問題の資料サイトです。参考にどうぞ。
ニホンちゃん出版問題過去ログ集
貼れないので後日。
★重複スレが立った場合の作品の処置
投稿確認
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28条に規定される権利も含む）その他の権利につき（第三者に対して再許諾する権利を
含みます。）、掲示板運営者に対し、無償で譲渡することを承諾します。ただし、投稿
が別に定める削除ガイドラインに該当する場合、投稿に関する知的財産権その他の権利、
義務は一定期間投稿者に留保されます。
・掲示板運営者は、投稿者に対して日本国内外において無償で非独占的に複製、公衆送信、
頒布及び翻訳する権利を投稿者に許諾します。また、投稿者は掲示板運営者が指定する
第三者に対して、一切の権利（第三者に対して再許諾する権利を含みます）を許諾しな
いことを承諾します。

２ちゃんねるのこのルールに従い、本スレに移管される事となります。重複スレの確認は、
そのテンプレ等が２ちゃんや日本国の法律に準拠しているか否かを基準とします。そうで
ないスレの作品は、本スレに移管される事になります。