韓国旅行の楽しさは最高!旅行に行かない奴は

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747日本人の韓国旅行は減っているのか
ふしぎソウル(4):日本人の韓国旅行は減っているのか

韓国を訪れる日本人の数が、李明博 (イ・ミョンバク) 大統領 (当時) による
島根県・竹島 (韓国名・独島) への上陸 (2012年8月) 以降、急減しています。
昨年も減少傾向に歯止めがかからず、韓国法務省の発表によると、昨年は
前年比22.3%減の271万人。一方で中国人は、同43.6%増の392万人に達して
日中が逆転し、初めて中国が1位となりました。新聞記事では普通、円安の
影響と合わせて、日韓関係が悪化していることが響いている可能性がある
という解説がされてきました。

ただ、韓国の観光客誘致政策について特集記事を書くため、韓国観光公社から
提供を受けた統計資料を見ていた私は、面白いことに気付きました。昨年の
日本人旅行客数は、前年と比べると大幅減ですが、2008年以前と比べたら
数十万人単位で多いのです。要するに、2008年秋のリーマン・ショックで
超円高が始まってからの数年間、韓国を訪れる日本人旅行客が飛び抜けて
多かっただけ、とも言えそうなのです。李前大統領の竹島上陸はちょうど、
円高局面が終わりかけている頃のことでした。

韓国観光公社の統計によると、訪韓した日本人の数は、1985年に約64万人
だったのが、ソウル五輪の開かれた88年に100万人を突破して約112万人になり、
99年に初めて200万人を超えました。その後は、220万〜240万人程度だった
のですが、超円高になったら急に300万人を突破。秋以降に減速したものの
2012年には過去最高の約352万人に達したのです。(つづく)
748日本人の韓国旅行は減っているのか:2014/01/20(月) 10:27:16.24 ID:N7lt1NoZ
>>747 のつづき)
 
実際、業界関係者に聞いてみると、日本人客急減の主たる理由は円安だろうと
いう人も多いようです。

済州道観光協会の関係者は、次のように説明してくれました。

「円安に対応するためには、宿泊や食事など (韓国通貨の) ウォン建ての費用を
安くするしかない。でも、減っているのは日本人客だけで、中国人客はものすごい
勢いで増えている。東南アジア諸国からの観光客も2ケタ増が続いている。
需要はすごい勢いで増えてるんだから、価格を引き下げる理由なんかない。
結局、円建ての価格を上げることになってしまうので、デフレの日本からの客は
減るしかない」

そう言われると身もふたもないような気がしますが、納得できる説明でした。

韓国に来る日本人観光客は、7割がリピーターだと言われます。日本政府
観光局ソウル事務所の関係者も 「韓国へ来る旅行者は為替レートを見ている。
もう少し円高になるまで待とうという人も多いようだ」 と言います。

「急減した」 と言われる昨年の訪韓日本人数が、リーマン・ショック前よりずっと
多かったというのは、ちょっとした驚きでした。1年前だけを見ると「急減した」
としか見えない数字ですが、もう少し長いトレンドで見ると違ったものが
見えてくるようです。

毎日新聞 (2014年01月19日)
http://mainichi.jp/feature/news/20140119mog00m070001000c.html