何かが変だ、みんなが仕事に遅刻しない」イタリアで時空
の歪みが発生かあの自由と放埒の国、イタリアのシチリア
島でデジタル式の時計が一斉に15分早く進むという謎の現
象が発生、各所で「仕事に早く着いてしまう」という被害
が発生しているそうです。3週間ほど前、イタリア・シチリ
ア島に住む電気技師、フランチェスコ・ニコシアさんはあ
る奇妙なことに気づきました。いつも通り出勤しているの
に職場に早く着いてしまう、ということが続いたのです。
時計の故障かと思い調べてみたところ、なぜか家中すべて
のデジタル時計が15〜20分早く進んでしまっていることが
判明。最初は家のだれかのイタズラかと思っていたのです
が、職場の他の人達にも同じ現象がおこりはじめ、誰も遅
刻しなくなってしまったのです。
さすがに不思議に思ったフランチェスコさんはもう1人の電
気技師、アンドレア・デ・ルカと共にネットで事例を募集し
たところ、島中のデジタル時計が狂ってしまっているという
とんでもない事実につきあたりました。島では幽霊の仕業説
から火山活動の活発化説まであらゆる可能性が論じられちょ
っとしたパニック状態に。
ttp://dailynewsagency.com/2011/06/14/time-trouble/
657 :
マンセー名無しさん:2011/06/18(土) 01:19:24.00 ID:lqErYzuO
658 :
彷徨山:2011/06/19(日) 20:55:09.15 ID:/Aw17pFg
クロック変動がそんなに珍しい?
安定化電源もお粗末イタリヤ
「探してしまう人」
キューバちゃんの家庭関係はかなり複雑なものがあります。
本当のお父さんはバチスタさんという人なのですがその行動
があまりにも酷いのでお家にいられなくなってアメリー家に
逃げました。そのうえでお家の家長になりキューバちゃんの
義理のお父さんになったのがカストロおじさんです。
カストロおじさんを助けたのがキューバちゃんのお姉ちゃん
になる下原智恵さんです。アル家にいたこともあったりする
人ですがキューバ家にカストロおじさんが入ってから暫くし
てお家を出て今は風来坊です。キューバちゃんはそうしたお
家の中で育って暮らしてきているのです。
アメリー君とも色々あったりして困ったり頑張ったりしてい
る彼女ですがスポーツは得意でしかもとても明るい性格です。
決して嫌われる娘ではありません。
そのキューバちゃんがです。ある日困った顔でニホンちゃん
とタイワンちゃんに言うのでした。
「最近ねえ。どうにもね」
「ボーキューの調子がよくないとか?」
「アイスが美味しくないとか?」
「どっちも違うから」
それはそうではないと答えるキューバちゃんでした。そうし
た事情ではないというのです。
「あれなのよ。うちのお父さんね」
「あっ、カストロおじさん?」
「あの人?」
「最近身体の調子がよくなくて」
長い間頑張ってきてです。疲れているのです。
「それで今家長さんはラウルおじさんがやってるんだけれ
どね」
「カストロおじさんの弟さんだったわよね」
「その人よね」
「そうよ。あの人よ」
まさにその人だと答えるキューバちゃんでした。
「それで。今はラウルおじさんがあたしの保護者になって
るんだけれど」
「どうかしたの?そのことが」
「何かあったっていうの?」
普段の明るさはなくどうにも煮え切らない様のキューバち
ゃんに対してです。ニホンちゃんとタイワンちゃんは尋ね
るのでした。
「何かキューバちゃん結構困ってるようなはっきりしない
ような」
「そんな感じだけれど」
「まあ。お家来てみる?」
キューバちゃんは二人をお家に誘いました。
「バナナとアイス食べながら見てくれる?今度お家の人達
が集ってラジコン競技やるんだ」
二人をそれに誘うのでした。
「それに来る?それでバナナとアイスでも食べて。甘いも
のでもね」
「またアイスなのね」
「あんたアイス中毒じゃないの?」
本当にアイスが好きなキューバちゃんにこう突っ込んでか
らです。二人はキューバちゃんと一緒に彼女のお家に向か
いました。
キューバ家に来るとです。お家の人達がです。
誰もがそれぞれラジコンを楽しそうに操縦しています。勿
論キューバちゃんもその中に入ります。
そうしてラジコンを楽しみながらです。ニホンちゃんとタ
イワンちゃんに言います。
「それでだけれどね」
「うん、それで?」
「カストロおじさん?」
「バナナとアイスね」
それでした。食べ物でした。
「食べよう。ラジコンで遊びながらね」
「そっちなのね。まずは」
ニホンちゃんここでもやっぱりアイスを出すキューバちゃ
んに苦笑いになります。
それはタイワンちゃんもです。けれどその二人にアイスク
リームとバナナジュースが手渡されます。気持ちいい暑さ
のキューバ家にはです。その二つが最高に合います。とに
かく美味しいです。
そのとても美味しいアイスとバナナジュースを楽しみなが
らです。ニホンちゃんとタイワンちゃんはラジコンを楽し
みながら器用にバナナジュースとアイスを口にしているキ
ューバちゃんに尋ねました。
「それで。お家にお邪魔したけれど」
「カストロおじさんは?」
二人はまずはカストロおじさんを探すのでした。キューバ
家といえばカストロおじさんです。鯉チームで言うと八番
のカードです。
そのカストロおじさんがいるのかどうか探すのです。けれ
どそこには。
「あれっ、いないけれど」
「あの人何処なのよ」
「そうなのよ。これなのよ」
困った顔になってあらためて言うキューバちゃんでした。
「カストロ義父さんね。疲れててこうした大会にも顔を出
さないのよ」
「というか出せないの?」
「そうなのね」
「そうなの。寂しいでしょ」
キューバちゃんは心から寂しがる顔でニホンちゃんとタイ
ワンちゃんに言います。
「正直ね。あたしもお家の皆も。どうにも寂しいって感じ
てるのよ」
「確かに。あの人がいないと」
「何かキューバ家って感じがしないわね」
「バナナにアイスがあって」
とにかくまずはこの二つなのがキューバちゃんです。
「それにこの暑さと青い空とお池」
「白い砂浜に」
「緑の植物に明るい笑顔の人達よね」
「キューバ家はいつも通りよ。けれどやっぱりお義父さん
がいないと」
下原姉さんのポスターもあります。確かにキューバ家はい
つも通りです。
けれどそのカストロおじさんがいないとです。やっぱりど
うしてもなのでした。
「ううん、例えるとこれって」
「これって?」
「クリープの入っていないコーヒー?それかジャガイモの
入っていないカレーかしら」
「物足りないっていうのね」
「悪いけれど。キューバ家に来たって感じはかなり弱いか
しら」
そうだとです。ニホンちゃんははっきりしない表情と声で
キューバちゃんにお話します。
「ちょっとね」
「それニホンちゃんだけでなくタイワンもよね」
キューバちゃんはタイワンちゃんに顔を向けて尋ねました。
「やっぱり。そうよね」
「正直に言うとね。確かにいつものあんたのお家でアイス
もバナナも美味しいけれど」
「それでもっていうのね」
「カストロおじさんがいないとね」
タイワンちゃんはニホンちゃんと同じ表情と声になってで
す。首を傾げさせるのでした。
「物足りないわね」
「そうよね。どうしてもね」
「また。カストロおじさんと御会いしたいな」
「あたしも」
ニホンちゃんとタイワンちゃんのお家は実は両方共キュー
バちゃんのお家とは縁が深くありません。それは何故かと
いうとです。
日之本家もタイワン家もアメリー家と仲がいいです。その
アメリー家こそがキューバ家をいじめている家だからです。
この関係が結構困ったことになっているのです。
それでもキューバちゃん自身は明るくて陽気なさっぱりと
した性格でスポーツ万能なので皆から好かれています。ア
メリー君以外にですが。
それでニホンちゃんにしてもタイワンちゃんにしても今こ
うしてキューバ家に御呼ばれしているのです。そしてその
キューバ家に来ればです。
「カストロおじさんに御会いしたいなあ」
「そうよね。けれどよね」
「御免ね」
キューバちゃんも申し訳ない顔で二人に答えます。
「今はちょっとね」
「そうよね。仕方ないわよね」
「これまでだと絶対にこうしたお家の集まりには顔を出
す人なのに出られないっていうから」
「お義父さんも残念だと思っているのよ」
他ならないカストロおじさんもだというのです。
「皆に顔を出せなくてね。それにね」
「それに?」
「それにっていうと?」
「ニホンちゃんとタイワンだけじゃないのよ」
ここで二人だけではないというのでした。
「お家の皆もなのよ」
そのキューバ家の人達もだというのです。
「皆お義父さんが顔を見せないことに。残念に思ってる
のよね」
「そうよね。お家の人達が一番ね」
「そう思うわよね」
「仕方ないけれどね。それでもね」
キューバちゃんは寂しい顔になります。そのうえでの言
葉でした。
「探しちゃうわよね」
「わたし達もそうだったし」
「どうしてもね」
ニホンちゃんもタイワンちゃんも寂しい顔になってしま
うのでした。明るい日差しに青い空とお池と白い砂浜、
それにアイスもバナナもいつも通りですけれど。何かが
足りない今のキューバ家なのでした。
673 :
マンセー名無しさん:2011/06/20(月) 00:20:54.70 ID:rILlKiNQ
キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長は政府系
サイトに17日に掲載したコラムで、16日に始まったキ
ューバ共産党大会に先立つ軍事パレードに参列しなかった
ことについて
「私を探して演壇の方を見ている人がいるのに(パレード
のテレビ中継で)気付き、胸が痛んだ」と残念がった。
前議長は、パレードを見るため炎天下に3時間も滞在する
ことは無理だったと弁明。「以前にはできたことが、もう
私にはできない。みんな分かってくれたと思う」と理解を
求めた。
パレードは50年前の4月16日に前議長が社会主義革命
を宣言、17〜19日に米政府の支援で侵攻した反革命部
隊を前議長が率いる部隊が撃退したピッグズ湾事件が起き
たのを記念して行われた。
前議長は病気で2008年に議長職から引退したが、形式
的には同党トップの第1書記。
16日、キューバの首都ハバナで行われた軍事パレード(ロイター)
ttp://sankei.jp.msn.com/images/news/110418/amr11041813240005-p2.jpg sankei.jp.msn.com
674 :
マンセー名無しさん:2011/06/27(月) 10:28:28.87 ID:93AXR9U2
【助けて下さい】在日韓国人の徴兵義務について
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1335140023 ↑↑↑
これを読んで思ったこと。
>自分は日本人だと思っていたので、かなりショックでした。
>韓国人だったと知ってものすごいショックです。
こいつの親はバカなのか?また、嘘、妄言おとぎ話としか思えない。
>私は韓国語も話せなければパスポートも持っていません。
>強制的に韓国に連行されてしまうんでしょうか?
いまから勉強したら大丈夫だおw
強制連行好きぢゃなかったの?ぉぃ
>なんとかして2012年までに帰化するしか
おしえましょう。死ねよw
>私は韓国も在日もだいっきらいです。
最後に本音だしてやんの(笑)
「どっちがどっちなのか」
サワディーちゃんはタイラン君の親戚です。その性別がどっち
なのかは諸説あります。
「男じゃないのか?」
「いや、女だろ」
「っていうか本当にどっちなんだ?」
「どっちの性別なんだろ」
皆それがどうしてもわかりません。それでタイラン君に尋ねて
もです。
「そういえばどっちなのかな」
「タイラン君もわからないの?」
タイラン君のコメントを聞いてニホンちゃんもです。首を捻る
のでした。
「サワディーちゃんが男の子なのか女の子なのか」
「ううん、お風呂は一人で入るしね、サワディーって」
「下着は?」
「トランクスだけれど。女の子でもトランクスはいたりするか
らね」
「それってかなり変わってる子だと思うけれど」
下着はトランクスだとのことです。けれどそれだけでわかるか
というとそうではないのです。
そしてです。次に区別するべきことについてはです。
「おトイレは絶対に大の個室に入るから。それでわかることも
ないから」
「じゃあタイラン君もサワディーちゃんが男の子なのか女の子
なのかわからないの」
彼ですらなのでした。
「ううん、謎の子なのね」
「っていうか謎だらけだよね」
タイワン君自身もです。困った顔で言うのでした。
「男装の麗人か。はたまた女装の美少年か。どっちなのかわか
らないって」
「うちのクラスって本当に色々な子がいるのね。けれど幾ら何
でも性別がわからないって」
幾ら何でも有り得ないことに思えますがそれでもです。サワデ
ィーちゃんが男の子なのか女の子なのかフラメンコ先生はおろ
か校長のコクレン先生も知りません。まさに究極の謎の人なの
です。
その謎のサワディーちゃんがです。ある日皆にこんなことを言
うのでした。
「今度うちで女装大会やるんだけれど」
「ああ、あれね」
タイラン君がそれを聞いて言います。
「うちの家じゃ恒例になっているやつだね」
「そうなのよね。それでタイランもどうかしら」
今日は女の子の喋り方でタイラン君に対して言うのです。その
女装大会に参加してはどうかというのです。
「女装してみる?」
「それ強制?」
「強制じゃないわよ」
あくまで勧誘です。お家の女装大会に参加してはどうかという
勧誘なのです。
それを聞いてです。タイラン君もです。
「ううん、それじゃあね」
「それじゃあ?」
「参加させてもらうよ」
とりあえずはといった感じで、でした。タイラン君も頷きまし
た。こうしてです。
タイラン君もタイラン家の女装大会に参加することになりまし
た。そのうえでクラスの皆にこう言うのでした。
「ううん、やっぱりサワディーには負けるかな」
「そもそもサワディーちゃんの性別って一対どっちなんだよ」
「女装大会に参加できるのか?」
皆そのことをまた尋ねるのでした。
「女の子だったら参加できないんじゃないの?仮にも女装大
会なんだし」
「だよなあ。参加してるからには男の子なのかな」
「一体全体何者?」
「参加してるのに性別がわからないって」
「まあ。それは全くわからないんだけれどね」
それでもだとです。タイラン君は言うのでした。
「何はともあれね。僕も参加するから」
「そういえばタイラン君って」
ここでニホンちゃんが彼に言いました。
「女装とかは得意なの?」
「まあね」
タイラン君はまずはこうニホンちゃんに答えました。
「苦手って訳じゃないよ」
「そうなんだ。できるの」
「一応はね。何度も言うけれどサワディー程じゃないから。
それは言っておくよ」
「うん、そうなのね」
そんなお話をしてでした。タイラン君はお家の女装大会に参
加することになりました。
そして楽屋で女の子の服、タイラン家のお家の女の子の服を
きてそれからです。おけしょうまでしてそうしてなのでした。
彼は審査を受ける舞台に出ました。その横には何とあの子が
いたのでした。
「あら、タイランじゃない」
「げっ、君もなんだ」
そこにいたのは。
やはりサワディーちゃんでした。しかもこの子の今の服装は
というとです。
タイラン君と同じタイラン家の女の子の服です。しかも髪型、
タイラン君のそれはウィッグですがこの子の場合は自前のよ
うです。その髪型もです。
同じです。本当に何もかもが同じなのでした。
それを見てです。タイラン君も驚きを隠せない顔でサワディ
ーちゃんに言うのでした。
「ううん、あのさ」
「何かしら」
「僕の真似してないよね」
「タイランも私の真似してないわよね」
「全然。偶然だよ」
こう答えるタイラン君でした。
「たまたまこういう格好したんだけれど」
「私もよ」
「それで。こんなにそっくりなんて」
「思いも寄らなかったわよね」
「何でかな」
驚きを隠せないままです。タイラン君は自分と全く同じ、
それこそお化粧のせいで顔まで同じになってしまっている
サワディーちゃんを見るのです。見れば見る程です。
サワディーちゃんはタイラン君そっくりです。同じお家の
子同士ですから似るのは当然にしても本当に鏡合わせの様
です。
そんなタイラン君とサワディーちゃんを見てです。タイラ
ン家のお家の皆も言うのでした。
「ううん、これって」
「どっちがどっちかわからないよな」
「どっちがサワディーでどっちがタイランなんだ?」
「それすらもわからないけれど」
「これじゃあ何て言っていいのか」
「どっちが優勝なのか」
皆言うのでした。
「わからないよな」
「困ったなあ。完全に鏡合わせじゃないか」
こう言うしかありませんでした。他にも女装の子はいます
がその中でなのです。
二人は傑出して女装が上手です。しかしどちらがより上か
というとです。
首を捻ってしまうのでした。本当にどっちがどっちなのか
わからない程そっくりですから。
そう、どっちがどっちなのかわからないのです。このこと
からなのでした。
皆はです。こう結論付けるのでした。
「もうね。どっちがどっちなのか本当に全くわかったもの
じゃないから」
それでだというのです。結論は。
「こうなったらもう同時優勝でいいよな」
「タイランとサワディーの二人が優勝で」
「とにかく。どっちがどっちかわからないから」
このことが最大の理由になりました。そっくりということ
はレベルが一緒だということだからです。
こうしてタイラン君とサワディーちゃんの二人が優勝とい
うことになりました。皆もそのことを聞いて二人の写真を
見てです。
首を傾げさせてです。こうタイラン君に尋ねました。
「それでどっちがタイランでどっちがサワディーなのかな」
「それが全くわからないけれど」
「どっちなのかな」
何とです。自分自身もわからないというのです。二人並ん
でいる写真のどっちがどっちなのかです。
それで彼自身も首を捻ってです。こう言うのでした。
「僕もわからないよ」
「ううん、それってかなり」
「凄いことだよな」
自分自身がどっちなのかわからないからです。まず有り得
ないことなのにです。
皆も唸るしかありませんでした。その中で、です。
ふとです。ニホンちゃんがこんなことを言うのでした。
「けれど。タイラン君もサワディーちゃんも凄く奇麗だか
ら。そのことは素直に凄いと思うわ」
「有り難う、ニホンちゃん」
タイラン君もニホンちゃんのその言葉に笑顔で御礼を言い
ます。
「そう言ってくれると有り難いよ」
「最近うちじゃセンゴクさんの女装とかが想像されてるけ
れど。あの人お姐喋りだから」
「ああ、そんなの見たら一発で失明して精神が崩壊するか
ら別にいいよ」
「そうよね。何しろ汚姐っていう仇名貰ってるから」
そのザ・反面教師のこともお話に出ました。女装も奇麗な
のに限ります。
688 :
マンセー名無しさん:2011/06/28(火) 23:46:43.05 ID:sUQZmu9Z
「若しも御本家があったなら」
日之本家には御本家というものが存在します。そこに陛下たん
がおられます。
こうしたお家は実は結構少ないです。エリザベスちゃんやタイ
ラン君といった人達がそうですがやっぱり少数派です。
勿論カンコ家には御本家はありません。そのことについてカン
コ君は最近しきりに悔しがってこんなことを言います。
「なじぇウリナラには御本家がないニダ!」
「というかなくなってしまったニダな」
チョゴリちゃんが極めて冷静にお兄さんに突っ込みを入れます。
この辺りとても慣れたものです。
けれどカンコ君はです。まだ言います。彼にしてみれば言わず
にはいられないのです。
そして言うことは。
「ニホンにはいるのにウリにはいないのは不公平ニダ」
「アメリーさんやチューゴさんもそうニダが」
「けれどウリは御本家が欲しいニダ」
まだ言うカンコ君でした。
「とにかくどうにかしたいニダ」
「現実にはいないからどうしようもないニダ」
チョゴリちゃんの冷静な突っ込みはここでもでした。
「だから諦めるニダ」
「うう、諦めたくないニダ」
「ではどうするニダ?」
チョゴリちゃんは何もできないだろうと思ってお兄さんに言
いました。
「具体的にはどうするニダ」
「こうなればウリが脚本を書くニダ」
こんなことを言うカンコ君でした。
「それで御本家がいた場合のミュージカルを作るニダ」
「何か話が目茶苦茶な方向にいっていないニダか?それだと
いつも通りニダ」
「ええい、そんなことはどうでもいいニダ!(声:堀秀行)」
カンコ君はいつも通り強引に言い切ってです。そうしてなの
でした。
意地になって脚本を書いていきます。チョゴリちゃんはそん
なお兄さんに尋ねます。
「それでどういうミュージカルニダ?」
「恋愛ニダ」
カンコ君の大好きな恋愛ものだというのです。
「恋愛コメディーニダ。今全速力で書いているからもうすぐ
できるニダ」
「書きはじめて三十分なのに随分と速いニダな」
「ニホンやウヨも速いニダ。それと同じニダ」
「けれど幾ら何でも三十分はないニダよ」
こんなことをお話しながらです。カンコ君は脚本を一気に書
き終えました。そうしてからです。
チョゴリちゃんにその脚本を見せます。そのうえで尋ねるの
でした。
「どうニダ?」
「とりあえず本当に書いたことに驚きニダ」
チョゴリちゃんが言うのはこのことでした。
「相変わらず無茶ニダ」
「ウリはあらゆる常識を超越した存在ニダ。だからこんなこ
とも常識ニダ」
「常識を超越している人間に常識がある筈がないニダ」
こんなことをお話していました。何はともあれその脚本がで
きあがりました。そしてその次の日。
カンコ君はクラスで皆に対して言います。
「今日はミュージカルの上演ニダ」
「今日はそれか」
「何だかんだで色々なもん作る奴だな」
「それで私達呼ぶのね」
「上演するから」
「その通りニダ」
カンコ君は胸を張って皆に答えます。
「脚本はウリ、主演はウリとチョゴリニダよ」
「何かそれもなあ」
「いつもの顔触れだよな」
「っていうかカンコとチョゴリちゃん以外に主役っている
のかねえ」
「コユンちゃんも出てって。毎回同じ顔触れでやってるん
じゃないか」
「それで場所ニダが」
カンコ君は皆の言葉をスルーしてです。自分で話を進めて
いきます。
「ニホンの家ニダ」
「えっ、わたしのお家?」
思わぬところから名前が出てです。ニホンちゃんもびっく
りです。
それで、です。きょとんとした顔になってこうカンコ君に
尋ねました。
「そんなこと何時決まったの?」
「たった今決まったニダ」
これまた非常に強引です。
「そういうことになったから感謝汁」
「とりあえず僕達が理解できるように説明してくれないか
な」
「あのさ、急にミュージカルやるって言われてしかもその
場所がニホンちゃんのお家って」
「話の整合性が全然ないじゃない」
「何処をどうやったらこんな無茶苦茶な話になるのよ」
「じゃあ今日の夕方ニダ」
ここでも話を聞かないカンコ君でした。
「皆楽しみにしているニダ」
「だから何でわたしのお家でなのかしら」
ニホンちゃんはそのことが全くわかりませんでした。けれ
どお話は決まってしまいました。というよりかはカンコ君
が強引に決めてしまいました。
実際にこの日の夕方にです。カンコ君は日之本家のキョウ
トの間でミュージカルを上演するのでした。勿論主役はカ
ンコ君とチョゴリちゃんです。
御本家の人になったカンコ君は許婚役のチョゴリちゃんに
対して言うのでした。二人は今キョウトの間の裏の楽屋に
います。
そこでもうミュージカルの衣装に着替えてです。それで言
うのです。
「じゃあ今から本番ニダ」
「脚本を昨日書いてそれで今日本番ニダか」
「何ごとも迅速にするのがいいニダ」
「というよりか無茶苦茶過ぎる展開にも程があるニダ」
チョゴリちゃんも皆と同じことを言うのでした。けれどカ
ンコ君は自分でお話を進めていってです。実際に舞台の本
番となりました。そのミュージカルのお話の内容といいま
すと。
「何かなあ」
「これってあれ?」
「カンコ家のドラマ?」
皆そのあらすじを見てこう思うのでした。
「あらすじとか設定って」
「カンコが脚本書いてるドラマのいつもの流れだよなあ」
「っていうか。初対面が最悪とか実は許婚だったとかって
いう設定本当に好きだな」
「しかも恋愛ものって」
「カンコの好み全開の話だな」
まさにです。カンコ君が書いたお話でした。脚本はそうし
たものでした。
流れもカンコ君のものそのものでそうして最後まで観てで
す。皆こう言うのでした。
「カンコだよなあ」
「そうね。カンコよね」
皆しみじみとこう言います。
「もうカンコが作った脚本だって」
「実によくわかるわ」
「そうニダか。皆そんなに感動してくれたニダか」
カンコ君は皆の言葉をこう受け取ったのです。そうしてで
す。こんなことも言いました。
「やっぱりあれニダな。ウリナラにも御本家があってもい
いニダな」
「兄さん、そんなこと誰も言っていないニダよ」
チョゴリちゃんが舞台の衣装のままでお兄さんに突っ込み
を入れます。ここでも突込みが炸裂します。
けれどカンコ君は今も平気な顔でいて。満足した顔で言うの
です。
「そもそもニホンに御本家があるのにウリナラにないのは随
分と腑に落ちない話ニダ。やっぱり御本家があって然るべき
ニダ」
「ああ、御本家か」
「そのことを言いたいミュージカルだったんだな」
「てっきりいつもの恋愛ものかって思って見てたんだけれど
な」
「実は違ったのか」
皆もここでやっとこのことに気付いたのです。
「成程なあ」
「そうだったのか」
「何時かは御本家ができるニダ」
こうも言うカンコ君でした。
「その日を心待ちにしているニダ」
「カンコ君って本当に」
ニホンちゃんもカンコ君のお話を聞いてです。こう言うの
でした。
「何でもかんでもわたしなのね。わたしのこといつも嫌い
だって言ってるのに」
「まあ。それが兄さんニダ」
チョゴリちゃんは何があっても絶対に気付かないニホンち
ゃんにこうお話します。
「だから生暖かい目で見て欲しいニダ」
「ううん、それじゃあ」
こうしてカンコ君だけが満足して終わったミュージカルで
した。終わってみると何か何も残っていない感じです。
702 :
マンセー名無しさん:2011/06/29(水) 01:09:38.84 ID:R8O/AGf/
韓国ミュージカル「宮」、エネルギッシュに日本初公演
2011年6月22日
韓国で昨秋大ヒットしたオリジナルミュージカル「宮」(クン)の日本公演が、京都南座で
開かれている。原作は韓国でミリオンセラーを記録した人気漫画で、2006年にテレビ
ドラマ化、日本でも放映されて評判になった。ミュージカル大国と言われるまでになった韓
国では、欧米作品の韓国語版に加え、映画やドラマを原作にした作品が年間100本以上制
作されている。その中でも「宮」は、日本から5000人以上がソウルに観劇に訪れ、総動
員数10万人を超える大ヒットとなった作品。皇室をあらわす豪華なセットや衣装と、ヒッ
プホップダンスなど最新のK−POPが融合したエネルギッシュな舞台となった。(文・坂
口智美)
ストーリーは韓国に今も皇室制度が存在したら…という設定で、孤独な皇太子イ・シンと
平凡な女子高生シン・チェギョンが繰り広げるロマンチックコメディー。韓国芸術高校の同
級生の二人の出会いは超最悪。冷酷で生意気なシンにチェギョンは対抗する。しかし、皇
太子シンは皇帝の病の悪化により、皇太后から前皇帝が決めた許嫁と結婚するように命を受
け、その相手がなんとチェギョン。借金問題に苦しむ一家を救うためにチェギョンは一念発
起して宮中に入る。 (以下略)
ttp://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201106220035.html
また次スレの申請をさせてもらおうと思っています。明日一日ご意見をお待ちしております。
尚これといった提案がない場合41クールのテンプレを踏襲させてもらうことになります。
少し早いですがスレ立てを御願いに行って来ます。
ご意見がないようなので41クールのテンプレでいかせてもらいます。
>>704 良いんじゃないですか。このスレのテンプレで。
特に問題は無かったようですし。
新キャラが出て来る様なら、付け足せば良いわけですからね。