ソマリアの海賊は現在、すでに誘拐を主な生業にしてるわけで、これは日本もそうですが、
誘拐をやめさせるのに、効果的なのは海賊のメンバーを特定して、その家族を女子供含めて
可能なかぎり、残虐な手段で殺すことです。
南米のいくつかの国では、表向き個人がこれを実行して、誘拐がかなり減りました。ただし
実行した誘拐被害者と関係があると思われる個人が検挙されたことは一度もありません。
韓国は中途半端すぎます。力で抑えるなら、そこまでやらないと意味が無い。海賊を続けても
リスクに引き合わないと判った時点で、便乗していた連中は脱落します。
周りを囲んでいる便乗組が脱落すると、中核になって取り仕切っていた連中が見えてきます。
南米でのケースでは政治家まで絡んでいました。ここを上記の方法で潰すと、誘拐はがっくり
減ります。
今の海賊対策はすでにそぐわなくなってきています。まず、金を払って人質を取り戻し、その後
接触情報や、人質情報から、個人を特定して、上記の方法を実行する。
海に出ている海賊船を抑えるだけでは対処が難しくなっていると思います。幸い日本船員は数が
少ないので、問題になっていませんが、日本政府にそこまでやる度胸があるかどうか、疑問ですね。