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歴史読本・昭和五十三年六月号
特集 日本暗殺秘史
不発に終わった皇居爆破事件
−朝鮮テロリスト群像−
安宇植著より抜粋
1919年(大正8)9月2日、朝鮮総督斎藤実にたいするテロリスト姜宇奎(六六歳)の暗殺未遂事件
1920年4月28日、日本の皇族梨本宮守正王長女方子と婚姻関係を結んだ朝鮮皇太子李垠にたいする徐相漢(二〇歳)の暗殺未遂事件
1920年9月14日、朴載赫による釜山警察署爆破事件
1920年9月、日本人極左過激分子Z(Zealontism)団に加盟した朝鮮人団員らによる反日テロ
1920年12月、崔寿鳳による慶尚北道密陽警察署爆破事件
1921年2月15日、朝鮮自治の実現を帝国議会および政府に要求するために渡日し、東京ステーション・ホテルに滞在中の親日派の巨頭閔元植にたいする、梁槿煥(二八歳)の刺殺事件
1921年9月12日、金益相(本名は金鳳男、二八歳)による朝鮮総督府庁舎爆破事件
1922年3月29日、陸軍大将田中義一にたいする金益相、呉某(二〇歳)らの、上海における暗殺未遂事件