「こいつ等も敵だからな。三人一度に相手にするの
はいつもだが気が抜けねえな」
むしろタイヘイ池はおろかクラスでも屈指の実力者
三人を一度に相手にできるロシアノビッチ君が凄い
のでしょうか。エリザベスちゃんやフランソワーズ
ちゃん、ゲルマッハ兄弟でも一人を相手にして持ち
堪えれば御の字の三人を一度になのですから。
そんな剣呑な四者ですがそんな彼等をさらにです。
見ている人がいました。
タイヘイ池から離れたそのお家にいる褐色の肌に白
い服の少年です。彼はそんな四者を見ながらそのう
えで言います。
「あの三人が相手だとロシアノビッチも大変だろう
ね」
イン堂君です。彼はかなり余裕があります。微笑み
さえ浮かべています。そのうえで言うのでした。
「ニホンちゃんはともかくアメリーとチューゴは前
からパキスに結構肩入れするし。ロシアノビッチと
仲良くすればとても有り難いパートナーになるし」
こんなことを考えているのでした。
「あの三人と仲良くするよりロシアノビッチと組ん
だ方が僕にとって得かな。それに面白いことになる
かもね」
四者どころか五者になろうとしています。果たして
タイヘイ池はこれからどうなるのでしょうか。
ロシア国防省は7日までに、日露両国が主権を争う
北方四島の択捉島で大規模な軍事演習を実施した
と発表した。またロシア議会は近く第二次大戦の対
日戦勝利の日を公式記念日に格上げする見通し。
大戦終結から65年という節目の年を迎え、北方領
土問題で容易に譲歩しない姿勢を鮮明にしていると
みられる。
国防省は択捉島における演習の日を公式に明らかに
していないが、外交筋などによると4日に実施した
とみられる。
演習は先月29日からシベリアや極東広域で始まっ
た大規模な演習「ボストーク2010」の一環。
同島のオクチャブリスキー演習場で、1500人の
将兵が参加し、約200台の軍用車や特殊車を 投
入して、非合法勢力の包囲と掃討作戦を行った。
日本政府は演習に先立ち、ロシアに中止を求めてい
た。 岡田克也外相が今月2日の会見で「わが国の北
方四島に関する法的な立場からすると、受け入れら
れない」 と訴えたが、聞き入れられなかった。
20 :
マンセー名無しさん:2010/08/30(月) 22:43:13 ID:qWj0GjS3
一方、ロシア下院は7日、第二次大戦時の日本がソ
連を含む連合軍との間で降伏文書に調印した 9月
2日を「第二次世界大戦終結の日」として、新たな
記念日に加える法案を審議する予定。 上下両院の
議長が法案を支持しており、法制化が確実視されて
いる。 日本外交筋から「択捉島での演習と併せて、
領土問題で痛手となる」との声が出ている。
ロシアは現在フランスとの間で、ヘリコプターを搭
載する強襲揚陸艦(ミストラル級)の購入について
交渉している。ロシア軍のマカロフ参謀総長は先月、
同艦を購入後、北方四島を含め千島列島を 防御する
目的で、極東へ配備する考えを表明。極東で戦力増
強に取り組む姿勢が顕著になっている。
ttp://mainichi.jp/select/world/news/20100707k0000e030027000c.html
「電車に乗るのも命懸け」
最近何かと目立っているイン堂君。とにかくその発言
にしろ行動にしろ何かが違います。
そのイン堂君がです。皆を自分のお家に誘うのでした。
「よかったら今度来ない?」
「それはいいけれど」
「お家で何をするの?」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんが彼に対して尋
ねます。
「それが問題だけれど」
「何をするのよ」
「映画だけれど」
それだといいます。
「僕のお家の映画をさ。皆で観ない?」
「ああ、あれね」
「あの映画ね」
皆もそうですがタイワンちゃんとインドネシアちゃん
が皆を代表する形で応えます。
「あんたのお家っていえばあれよね」
「やっぱり映画よね」
「うん。歌に踊りにサスペンスにアクションに恋愛に
とにかく何でも入れたのだけれどね」
イン堂君はその白い歯をキラリとさせて言います。彼
のお家は映画もかなり独特なのです。
「それでどうかな」
「ううん、かなり癖が強い映画だけれど」
「まあいいかしら」
とりあえず二人はそれでいいとしました。
「じゃあね」
「宜しくね」
「皆もそれでいいかな」
イン堂君は皆にも尋ねます。皆もこれといって異論は
ありませんでした。
ただニホンちゃんはふとこんなことを彼に対して尋ね
るのでした。
「それでお料理は何なの?」
「決まってるよ、それは」
ここでまたイン堂君の白い歯がキラリと光ります。
「カレーだよ。他に何かいる?」
「ううん、別に」
ニホンちゃんは内心そればかりじゃないかしらとか思
いましたが言いませんでした。こうしたことを言わな
いのがニホンちゃんです。
かくして皆はイン堂家に行くことになりました。しか
し彼と仲の悪いパキスちゃんだけはです。行こうとし
ません。
「いいの?」
「今お家で事故があったしね。それに私はイン堂の誘
いは受けないの」
こうニホンちゃんにも話します。
「だからね」
「そうなの。それじゃあ」
こうして彼女以外のクラスのメンバーで行くことになり
ました。そうして放課後集まっているとです。いきなり
学校の中に電車がやって来ました。何故か校内に線路が
ひかれています。
この思わぬ事態にです。タイワンちゃんとインドネシア
ちゃんが速攻でイン堂君に対して尋ねます。
「あんたよね」
「これってやっぱり」
「うん、学校から我が家までの直通の電車だよ」
イン堂君だけが平然としています。皆いきなりやって来
たその電車を見て呆然となっていますが彼だけは平気な
顔をしているのです。
それでです。彼は皆にさらに言います。
「じゃあ皆乗って。これに乗ったらもう僕のお家なんて
すぐだからね」
「何気なく言うわね」
「学校の中に電車の線路を敷くなんて」
皆このことに驚いています。しかし驚くのはそれだけで
はありませんでした。
電車の中に入るとです。これが。
「ちょっと、満員じゃない」
「乗れないけれど」
タイワンちゃんとインドネシアちゃんが皆を代表して彼
にクレームをつけます。
「これでどうやって乗れっていうのよ」
「無理でしょ」
「ああ、僕のお家の人も利用しているからね」
ここでも平気な顔のイン堂君です。果たして彼が動じる
ということはあるのでしょうか。
その満員の電車を見てです。皆に対して平然としたまま
話すのでした。
「乗れる場所はまだまだあるよ」
「何処よ」
「何処に乗れっていうのよ」
また問うタイワンちゃんとインドネシアちゃんです。
「普通に無理でしょ」
「立ってる人だって一杯いるのに。床に座るのだってと
ても無理じゃない」
「まさかと思うけれど」
ここでニホンちゃんがふと思うのでした。
「あれ?天井とか横にへばりついてとか?」
「そうだよ」
やっぱりここでも平然と答えるイン堂君です。全くも
って動じていません。
「中に入られなかったら天井とか横があるじゃない」
「あのね、あんたね」
「一体何考えてるのよ」
またしてもタイワンちゃんとインドネシアちゃんが彼
にクレームをつけます。
「そんなの無理に決まってるでしょ」
「危ないにも程があるじゃない」
「まあ乗って乗って」
イン堂君の特殊技能自分に都合の悪い話はスルーが炸
裂しました。彼は他にも話しだしたら止まらないや知
らない話を知っていると言うとかいう特殊技能を持っ
ています。ある意味ニホンちゃん以上に厄介なものを
持っているのです。
「皆天井や横があるからね。そこに乗って」
「人の話聞こえないのね」
「都合が悪くなったら」
これにはさしものタイワンちゃんとインドネシアちゃ
んも呆れるしかありませんでした。かくして皆電車の
天井に乗ったり横にへばりついてです。そのうえで彼
のお家に向かうのでした。
当然そこにはニホンちゃんもいます。彼女は天井にい
てそれで電車に乗っています。
その時です。タイワンちゃんとインドネシアちゃんが
彼女の下、つまり電車の横にへばりついたうえで彼女
に言ってきました。
「天井大丈夫?」
「電車の上は」
「うん、何とか」
こう答えるニホンちゃんでした。電車はかなりのスピ
ードを出しています。
「乗れば何とかね」
「そう、だったらいいけれど」
「気をつけてね。落ちたら大変だから」
「うん、それはね」
ニホンちゃんは二人の心配する言葉にこくりと頷いて
答えます。
「わかってるから」
「だったらいいけれどね」
「本当にね」
二人はニホンちゃんの返事を聞いてまずはほっとしま
した。皆天井の上や横で強張った顔をしています。
そしてです。イン堂君のお家が近付いてきました。何
とお家の中に駅まであります。
「何処までも非常識ね」
「一体どういう家なのよ」
タイワンちゃんにとってもインドネシアちゃんにとっ
ても唖然とする光景です。何しろお家の中にでんと駅
があるのですから。
「まあとにかく。着いたし」
「やっと降りられるわね」
ところが駅で、です。またしても起こるのでした。
「急停車するよ」
電車を操縦しているイン堂君の言葉です。
「いいよね」
「えっ、急停車!?」
「それって?」
「はい、着いたよ」
何と駅のところで急停車です。すると。
「ウ、うわああああああああああああっ!!!」
「落ちるーーーーーーーーーーっ!!!」
天井や横にいた皆がそれで落ちてしまいました。駅
は忽ち落ちた子達で一杯です。
しかもそこに他の電車が来ます。線路に落ちた子に
はとんでもないことです。
「に、逃げろーーーーーーーーーっ!!」
「轢かれるぞーーーーーーーーーーーっ!!」
駅は大惨事でした。そうしてです。
何はともあれイン堂家に着いた皆は彼のお家の映画
を観てカレーを食べます。しかしです。
「あれっ、皆機嫌悪いの?」
イン堂君がその皆に尋ねます。
「どうかしたの?」
「自分の胸に聞いてみたら?」
「冗談抜きで死ぬかと思ったわよ」
全身包帯に絆創膏だらけのタイワンちゃんとインド
ネシアちゃんが怒った顔で彼に返します。
「あのね、何処の世界にあんな電車の乗り方があっ
てよ」
「そのうえ急停車する奴がいるのよ!」
「だからそんなの普通だよ」
まだこんなことを言うイン堂君です。
「そんなに怒ることないじゃない」
「これで怒らなくて何時怒るのよ!」
「もう少しでクラスの皆全員死んでたわよ!」
見れば皆包帯に絆創膏だらけです。ギプスをして
いる子までいます。
しかしイン堂君にとっては日常茶飯事らしく。彼
だけが平然としたままです。
そんな彼を見てです。やっぱり頭や手に包帯を巻
いているニホンちゃんが呟きました。
「パキスちゃんは来なくて正解だったかも」
今回ばかりはつくづくこう思うのでした。そして
それは皆も同じなのでした。
インド北部のウッタル・プラデシュ州で、混雑する
列車の座席をめぐり乗客同士が口論となり、 2歳
の女児が走行中の列車から車外にほうり出されて死
亡する事件があった。 フランス通信(AFP)が
伝えた。
ラッシュ時の乗車率が250%を超えるインドでは、
鉄道を舞台とした事件や事故が後を絶たず、 平均
して毎日10人以上が死亡している。鉄道事情から、
著しい経済発展にインフラ整備が 追いつかない現
状が浮き彫りになっている。
AFPが23日伝えたところによると、事件は、州
都ラクノーから350キロ離れたラリトプル付近を
走行中の列車内で起きた。死亡した女児と両親が1
つの寝台を分け合っていたところ、 4人組の男た
ちが近寄って同席を強く迫(せま)り、口論となっ
た。
男たちは激高してまず両親に暴力を振るい始め、突
然、女児を抱え上げると、乗降口のドアを開けて
外にほうり投げた。この間、ほかの乗客は誰一人、
この家族と男たちとの争いに介入しなかったという。
列車は緊急停止し、両親は急いで線路に下りて投げ
出された女児のもとへ駆け戻ったが、即死だった。
男たちは現場から逃走しており、警察が行方を追っ
ている。
インドの列車の自由席では、日常的に座席をめぐる
争いが起きている。 満席の車内は暑く、衛生状態
も悪い。
36 :
マンセー名無しさん:2010/09/01(水) 23:14:47 ID:ky60UePk
ウッタル・プラデシュ州では、過去にも走行中の列
車から乗客が突き落とされる事件が度々起きている。
人口が集中する都市部では、問題はさらに深刻だ。
人口1800万の最大都市ムンバイでは連日、 ニュ
ーヨークの地下鉄利用客の6倍にあたる650万人
が鉄道を利用する。 「激混み時間」(鉄道当局)
と呼ばれる通勤通学のラッシュ時は、定員200人
の車両に500人が 詰め込まれる。
警察の発表では、鉄道に関連する事件や事故で昨年
は3997人が死亡、4307人が負傷した。 今年
は1〜4月ですでに1146人が死亡し、1395
人が負傷している。
毎日平均11人が死亡する計算で、「いつ命を落とし
てもおかしくない」状況にある。 ちなみに、ニュー
ヨーク地下鉄の年間平均死者数は8人という。
死亡・負傷原因の多くは、混雑のため車両に乗り込め
ず、車両につかまった状態で無理やり乗車したものの、
転落したというケース。
鉄道当局は「乗客数を制限する手もあるが、どちらに
しても人々は出勤しなければいけない。 乗れなけれ
ば、人々は線路に座り込んで列車の運行を邪魔する」
と話す。
37 :
マンセー名無しさん:2010/09/01(水) 23:22:10 ID:ky60UePk
「応援はウリジナルで」
今日は学校の皆でドッヂボール大会です。それで皆
も応援をしています。
まずニホンちゃん達五年地球組の女の子達はです。
応援恒例のあの格好です。
「ううん、やっぱり何か」
「恥ずかしい?」
「ちょっとね」
ニホンちゃんは困った笑顔で隣にいるタイワンちゃ
んに答えます。見れば女の子達は赤と白のチアガー
ル姿です。ミニスカートの下の脚がとても艶かしい
です。
その姿だからです。ニホンちゃんは恥ずかしそうに
しているのです。
「見えそうだし」
「見えそうって下は」
タイワンちゃんはここで自分のそのミニスカートを
ぴらりとめくります。そこから出て来るのは。
「半ズボンだし。体操服の」
「それでも。何かね」
「やっぱり恥ずかしい?」
「そうなのよね。けれど応援だからね」
「そうよ。頑張って応援しよう」
タイワンちゃんはにこりと笑ってそれでニホンちゃ
んに対して言います。
「応援も高得点だしね」
「そうよね。それじゃあね」
こう話してでした。ニホンちゃん達は応援をはじめ
るのでした。
五年地球組はチアガールです。それに対して三年地
球組はというとです。
「よし、行くか」
「うん、じゃあね」
「頑張ってね」
皆ウヨ君に声をかけます。彼は鉢巻に襷、白手袋、
そして黒の超長ランです。懐かしの応援団の格好で
す。
その姿で応援団長を務めるというのです。そしてそ
の隣にいるのは。
「ウリも行くニダ!」
同じ格好をしたチョゴリちゃんです。ただ彼女はい
つものツインテールではなくポニーテールです。そ
の髪型でウヨ君と同じ格好です。
そしてその格好で。ウヨ君に対して言うのでした。
「じゃあウヨ君、応援は」
「ああ、俺達が貰うぞ」
「わかったニダ」
こうして二人力を合わせて団長、副団長として応援
にあたります。しかしここで。
何故か五年地球組が騒がしくなってきました。その
騒いでいる人は。
「ええい、チョゴリは何をしているニダ!」
「またあんたなのね」
観客席から騒ぐカンコ君を見て呆れるタイワンちゃ
んでした。いきなり騒ぎが起こっても騒ぎを起こす
人はいつも同じです。
そのカンコ君がです。三年の方を見て騒いでいるの
です。
「ええい、あんな奴の真似をして何を考えているニ
ダか!」
「真似ってニホンちゃんのお家の応援じゃない」
タイワンちゃんは至って冷静にカンコ君に対して言
います。
「それで怒ってるの。いつもみたいに」
「いつもとは心外ニダ。ウリは滅多に怒らないニダ」
「その言葉信じる人がいると思う?」
タイワンちゃんは至って冷静に突っ込みを入れます。
これもいつも通りと言えばいつも通りの展開ではあ
ります。
「とにかくよ。何で怒ってるのよ」
「あの三三七拍子ニダ」
見れば今三年地球組の応援はウヨ君がホイッスルを
鳴らしてそれで三三七拍子をしています。日之本家
伝統の応援です。
「あれはニッテイがやっていたものニダ。ウリナラ
の人間がやっては絶対にいけないものニダ」
「そんな決まりあったの」
「今ウリが作ったニダ」
物凄いことを言います。
「だから駄目ニダ」
「で、今からチョゴリちゃんを止めに行くのね」
タイワンちゃんは展開をここまで読んでいました。
そのうえで、です。こうカンコ君に対して言うので
した。
「あのね、勝手にクラスを離れたらね」
「チョゴリ、それは何の応援ニダ!」
しかしカンコ君は何時の間にかです。チョゴリちゃ
んの横に来ていました。これにはタイワンちゃんも
ニホンちゃんもびっくりです。
「結構距離あったけれど」
「一瞬であそこまで移動したわね」
二人もこの瞬間移動にはびっくりです。しかし当の
カンコ君は至って平気な顔で自分の妹さんに対して
言います。
「ウリナラの応援を忘れたニダか!」
「ウリナラの応援ってあれニダか?」
「そうニダ。これニダよ」
こう言って何処からともなく出してきたのは太鼓の
セットです。それを出してそのうえでまたチョゴリ
ちゃんに対して言います。
「さあ、テーハミング四拍子ニダ」
「けれどウリのクラスはウリのクラスの応援がある
ニダよ」
チョゴリちゃんは困った顔でお兄さんに対して言い
ます。
「だからそれは」
「ええい、とにかくその応援は駄目ニダ!」
言って聞くカンコ君ではありません。
それで、です。顔を真っ赤にさせてそのうえで。妹
さんに対してさらに言うのでした。
「これをするニダ。服もそんなものではないくウリ
のこの服にするニダ!」
「何時着替えたニダか」
気付けば赤いあの服です。まさにレッドデビルにな
っています。
そのうえで、です。太鼓を鳴らし続けます。そんな
彼に対してウヨ君が呆れた顔で言いました。
「その応援自体には何も言わないが」
「じゃあ何ニダ」
「場所を考えてしろ」
ウヨ君が言うのはこのことでした。
「御前は今何処にいるんだ?」
「チョゴリの傍ニダ」
「三年の場所だろう?何で五年の御前がいていいん
だ」
こうカンコ君に対して言います。
「わかったらだ。早く自分のクラスに戻れ」
「そんなことはどうでもいいニダ!ウリはチョゴリ
がそんな格好をして御前の家の応援をするのが我慢
できないニダ!」
「はいはい、わかったから」
ここでカンコ君を迎えに来たタイワンちゃんが彼に
対して言います。ついでにニホンちゃんも一緒にい
ます。
「あのね、つまりチョゴリちゃんがウヨ君と同じこ
とをしたら嫌なのね」
「それはその通りニダ」
「わかったわ。じゃあニホンちゃん」
「うん、そうね」
ニホンちゃんがタイワンちゃんの言葉に頷いてです。
チョゴリちゃんを一瞬で着替えさせます。そうして
今度の服は。
「これでどう?」
「むっ、チアガールニダか」
「これなら文句はないでしょう?」
タイワンちゃんがカンコ君に対して尋ねます。
「どうなの、それは」
「ふん、そうニダな」
カンコ君もそれを見て一応仕方ないといった態度で
答えます。
「まあそれでいいニダ」
「じゃあね。さっさとクラスに戻るわよ」
「それじゃあね。武士、チョゴリちゃん」
ニホンちゃんが二人に別れの言葉を告げてそれで後
にします。しかしクラスに戻ったカンコ君はまだ言
うのでした。
「機嫌が悪いニダ」
「それでどうしろっていうのよ」
「ニホンはこれからウリがボールを取ったらそこで
はウリを専門に応援するニダ」
こんなことを言い出すのでした。何だかんだとニホ
ンちゃんに言います。
「いいニダな、それで」
「全く。またそんな我儘言って」
またしても呆れるタイワンちゃんでした。
「あんたも懲りないわね」
「ううん、けれどまあいつものことだし」
基本的に凄く優しいニホンちゃんはそれでもこう答
えます。
「いいわ。じゃあカンコ君、応援してあげるね」
「その言葉受け取ってやるニダ。感謝汁」
「ったく、何だかんだでニホンちゃんなんだから」
結局最後まで呆れたままのタイワンちゃんでした。
そんなドッヂボール大会でした。
<8ニュース アンカー>私たちがよくやる3-3-7拍子
が日帝残滓という事実を知っていますか?光 復後、
多くの努力にもかかわらず、私たちの学校ですら日
本軍国主義文化を完全に払拭できませ んでした。
キム・ジョンウォン記者が調べました。
<記者>応援する時、最もよく使われる337拍手。そ
の根元は日本軍国主義にあります。日本固有 の拍
子感覚が表現された伝統短歌は大部分、7語節にな
っています。4語節になっている私たち の詩調とは
全く違います。専門家は日帝が自分たちの身につい
た7拍子で337拍手を作り、軍の 士気高揚のために
広げたと説明します。
[イ・サンギュ/慶北(キョンブク)大学国語国文学
科教授:日本にはパッチム(終声になる子音)が な
いから7拍子になりました。我が国は4拍子で、私た
ちはこの前のワールドカップで「大韓民国 (テーハ
ミングッ)」という4拍子、私たち民族の伝統的な律
格を取り戻しました。]
52 :
マンセー名無しさん:2010/09/04(土) 00:15:58 ID:O5UTkVkg
教師が学生に教訓を伝える「訓話(フンファ)」と
いう表現も上司が部下に訓示するという意味の日帝
時代の軍隊用語です。当時の毎日新報には総督が全
国の学校を視察して「訓話」をしたという表現がし
ばしば登場します。卒業式の「誨告辞(フェゴサ)」
も国語辞典にもない日帝の遺物です。
[キム・ドンソク/韓国教総スポークスマン:誨告辞
という言葉は「教えて勧告する」という言葉やそのよ
うな意味を含んでおり、校長先生のお言葉という意
味で簡単にして私たちの学生たちや父兄 様に表現し
た方が良い。]
月曜日のたびに学生たちを運動場に集めて開く「朝
会(チョフェ)」も軍国主義を注入させるために軍
隊の「点呼」を真似るような行事です。あちこちに
隠れている日帝残滓を払拭するための研究と努力が
急がれます。
ttp://news.sbs.co.kr/section_news/news_read.jsp?news_id=N1000787575
53 :
マンセー名無しさん:2010/09/04(土) 01:24:33 ID:ulEh64Xj
つまんね〜┐('〜`;)┌
「ベトナちゃんのお誘い」
ベトナちゃんはニホンちゃんにとってとても大切な
お友達の一人です。女の子同士で同じタイヘイ池の
お家同士ということもあってです。とにかく仲がい
いです。
そのベトナちゃんがです。ある日お兄さんのホーチ
ミン君と二人で、です。こうニホンちゃんに対して
言ってきたのです。
「今度だけれど」
「お家に遊びに来ない?」
「ベトナちゃんのお家になのね」
「うん」
ベトナちゃんはニホンちゃんの問いに対してこくり
と頷いてみせます。
そのうえで、です。いつもの静かな物言いで言うの
でした。
「私のお家で遊ぼう」
「ご馳走もあるしね」
「ええ、わかったわ」
こうしたお誘いは基本的に断らないのがクラスの決
まりです。特に予定がない限りです。それでニホン
ちゃんはいつもカンコ君のお家に呼ばれていたりし
ます。
何はともあれです。ニホンちゃんはこの日ベトナち
ゃんのお家に行くことになりました。まずはそれか
らなのでした。
ベトナちゃんのお家は今日も活気に満ちています。
いつも明るく賑やかなお家です。バイタリティに満
ちたお家です。
そこに着くとです。早速ベトナちゃんとホーチミン
君が出て来ました。
「いらっしゃい」
「待ってたよ」
「うん、お待たせ」
まずはこうしたいつもの挨拶からです。ニホンちゃ
んはベトナちゃんおお家に入りました。そうしてそ
のうえでまずは生春巻きやそういったベトナ家のお
料理を食べてゲームをして遊んでです。それからで
した。
ホーチミン君が笑顔でニホンちゃんに言ってきまし
た。
「あのね」
「どうしたの?あらたまったみたいだけれど」
「実は御願いがあるんだ」
「そうなの」
ホーチミン君だけでなくベトナちゃんも言ってきま
した。かなり真剣な様子です。
「ほら、ニホンちゃんのお家の御本家の」
「陛下さんだけれど」
「御本家の方なのね」
「そう、その人」
「お家に来て欲しいの」
こうニホンちゃんに申し出ます。
「いいかな、それって」
「パパンもママンも是非にって」
「お父さんとお母さんもなの」
ベトナちゃん達の、です。その人達も来て欲しい
というのです。
「そうなの」
「これまでベトナ家には来ていなかったよね」
「御本家の人は」
「そういえばそうよね」
ニホンちゃんも言われてこのことに気付きます。言
われてみればその通りです。
「ううん、けれど」
「駄目?」
「駄目なのかしら」
二人は難しい顔をするニホンちゃんに問い返します。
「最近ニホンちゃんのお家でオザワっていうのがそ
の御本家の人に大変なことをしたらしいけれど」
「それは聞いているわ」
それでオザワさんはお家の人からかなり嫌われてい
ます。本人は何処吹く風で今日も好き勝手していま
すが。
「けれど。よかったらね」
「御願い」
「わたしだけでどうこう言えないし」
まだ難しい顔のままのニホンちゃんです。
「まずは御本家にお話して」
「ああ、それと」
「それとね」
二人はここでさりげなくこんなことも言います。
「爆竹を使ったおもちゃとか」
「鉄道模型のこととかも」
何気に子供達の中ではかなり重要なことを話すので
した。
「それのいい作り方なんかもね」
「教えて欲しいけれど」
「と、とにかくね」
ニホンちゃんはこのことはあまり聞いてはいません
でした。御本家のことで頭が一杯になってしまって
です。
それで、です。そのことだけを二人に答えるのでし
た。
「とりあえず御本家にお話してみるわ」
「うん、頼んだよ」
「それじゃあ」
「え、ええ」
こうしてニホンちゃんは二人のその言葉を受けてそ
のうえで、です。実際に御本家のところに行ってベ
トナ家で言われたことをお話します。それを聞くの
は勿論あの娘。陛下たんです。
陛下たんはそれを聞いてです。興味深そうにニホン
ちゃんに対して言いました。
「うん、それならね」
「それなら?」
「私行ってもいいのね」
とても明るい顔と声での言葉でした。
「そのベトナちゃんのお家に」
「はい、そうですけれど」
「じゃあ一緒に行こう」
何とニホンちゃんにこう言うのでした。
「ニホンちゃん、私と一緒にベトナ家にね」
「えっ、ですがそれって」
「それって?」
「あの、まずは」
ニホンちゃんが戸惑いながら言うとです。ここで
側仕えたんが来ました。そのうえで陛下たんのと
ころに来てそっと言います。
「オザワはよければもうそろそろ」
「そろそろ?」
「私が参りましょう」
何やら剣呑な気配での言葉です。
「あの男また出て来ようとしています。最早堪忍
袋の緒が切れました」
かなり物騒な言葉です。側仕えたん本気です。
「あの男、二度とものが言えないようにしておき
ますので」
「あ、あのですね」
その物騒な気配はニホンちゃんにもわかります。
それで慌てて陛下たんに対して言うのでした。
「とにかくこのことは。色々と決めないといけな
いことがありますしすぐには」
「そうなの」
陛下たんそれを聞いてかなりがっかりです。ベト
ナ家には行ったことがないのでそれで楽しみにし
ていたみたいです。
しかもです。ここで殿下たんも登場してです。こ
んなことを言うのでした。
「なら私も」
「えっ、殿下さんもですか?」
「行ってあげるわ。感謝なさい」
ぞんざいな調子でニホンちゃんに対して告げるの
でした。
「陛下たんだけでなくてね」
「そ、そうなんですか」
「勿論私もです」
側仕えたんもでした。
「参らせてもらいますので」
「あの、できれば陛下さんとお二人では」
「いけません」
即刻却下でした。
「陛下に若しものことがあればです」
「だからですか」
「その通りです。陛下が行かれる時は無論私も
行かせてもらいます。そして」
何処からかバールのようなものも出してそのう
えで。
「これでオザワにあの時の非礼を」
「オザワさんはどうでもいいですけれど」
ニホンちゃんもどうやらオザワさんは好きでは
ないみたいです。
「できれば物静かになんて」
「安心なさい」
一番物静かでない殿下たんが言います。
「ここは淑女として参りますわよ」
「だといいんですけれど」
その時が実現したらどうなるかかなり不安なニ
ホンちゃんでした。お陰で他の大切なことは忘
れてしまっています。果たしてどうなることや
ら。
66 :
マンセー名無しさん:
原発建設、日本の参加望む=新幹線導入、天皇訪越も期待−駐日ベトナム大使
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グエン・フー・ビン駐日ベトナム大使(62)はこのほど、都内で時事通信のインタビューに応じ、
同国の原子力発電所建設計画について、「日本が参加することを強く望む」と言明するとともに、
南北高速鉄道計画で日本の新幹線方式採用が次期国会で承認されることを期待すると述べた。
また、昨年の皇太子さま訪越は意義深かったとした上で、天皇陛下の訪問を希望すると語った。
ベトナムは2030年までに13基の原発を建設する計画で、
直嶋正行経済産業相や電力会社トップらが8月25日、
ズン越首相とハノイで会談し、日本への発注を要請したばかり。
ビン大使は「日本の原発技術を高く評価しており、建設への参加を強く望む。
資金や人材育成、環境保護、廃棄物の処理などで配慮をお願いしたい」と述べた。
一方、ベトナム国会は6月の本会議で、
南北高速鉄道計画に日本の新幹線方式を採用する政府案を承認しなかった。
ビン大使は「国会は通過しなかったが、否決されたのではない。
資金の大きさや採算性だけでなく、経済的な波及効果なども考慮する必要がある。
原発同様ビッグプロジェクトなので、よく審議するのは当然だ」と指摘した。
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010083100518 ttp://www.jiji.com/news/kiji_photos/20100831at29b.jpg