日本人に美容という言葉は似合わない

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34「日本ドブスを守る会」
卑劣な 「日本ドブスを守る会」 衝撃動画 … 一般女性続々被害

首都大学東京(原島文雄学長)の男子学生2人が、「ドブスを守る会」 と称し、面識のない一般女性の姿を
無断で動画投稿サイトにアップしていたことが分かった。学生らは道行く女性に 「雑誌の撮影」 などと声を
かけて写真を撮った後、会の名称を名乗り、それを聞いた女性たちの反応まで収めた動画を公開していた。
若気の至りでは許されない、卑劣きわまりない行為だ。

「写真撮らせてもらえますか?」

「…なんか雑誌ですか?」

「ハイ」

「(撮影が終わり)ありがとうございました。タイトルはドブスを守る会です」

「…写真、消してもらっていいですか? 私は自分のことブスとは思ってないし、そんなふうに使うんだった
ら最初から言うべきだと思います」

「ありがとうございます。やっと、こういった反応が撮れました」

首都大学東京システムデザイン学部4年の男子学生2人は今月初旬以降、見ず知らずの女性に声をかけてはデ
ジタルカメラやムービーカメラを向けて、こんなやり取りを繰り返していた。“被害”に遭った女性は判明し
ているだけで6人。そのうち少なくとも2人の動画が公開されていた。 (つづく)
35「日本ドブスを守る会」
>>34 からのつづき)

学生らは、この不謹慎な会をつくった動機について、動画の冒頭で 《ドブスが絶滅の危機に瀕している。わが
国から消えゆくドブスの姿を収めた写真集を作り始めた》 などと説明。当然、非難が集中したが、まったく悪
びれる様子もなく、《大炎上!! これはあきまへん 動画消しますんでこの燃え上り具合見たい人は早めに
みといてね》 とコメントした。

これに激怒した一部のネットユーザーによって素性がばらされると、学生らは動画を削除したうえで会員制日
記サイトやツイッターを退会。個人名や大学名が書き込まれたネット掲示板の管理人には、自分たちの行為を
棚に上げ 「著しく個人の利益を損う」 などと削除要請までしていた。

学生らの行為について、弁護士の紀藤正樹氏は 「刑法上の名誉棄損罪、もしくは侮辱罪に該当し、前者なら3年
以下の懲役もしくは禁固または50万円以下の罰金、後者なら拘留または科料に処されます。いずれも被害届が
必要ですが、民事訴訟でも肖像権や人格権侵害などで一定の慰謝料を請求できます」 と指摘する。

また、学生らはこのほかにも、無許可のニセ街頭募金や電車内の女性盗撮も行っており、こちらは被害届がな
くとも詐欺罪や都道府県迷惑防止条例が適用される。動画の編集には、今年3月に東大仏文科を卒業し、現在
同大学院修士課程の男子学生も協力していた。

外部の指摘で17日に一連の事実を把握した首都大学東京は、「現在詳細を調査中ですが、学生らはおおむね事実
関係を認め、『安易な考えだった』 と反省を述べています。大学としては女性の人権を無視した行為を重くとら
え、すべてが明らかになった時点で対応を決めます」 (山口紀子管理課長)としている。

ZAKZAK (2010.06.18)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100618/dms1006181622011-n2.htm