オバマ大統領が金総書記に親書、米朝協議時
【ワシントン=本間圭一】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は15日、
スティーブン・ボズワース米政府特別代表(北朝鮮担当)が先週、米朝協議のため平壌を訪問した際、
オバマ大統領から金正日総書記あての親書を持参していたと伝えた。
内容は不明だが、ホワイトハウスと国務省が親書の存在を認めたという。
同紙によると、ブッシュ前大統領、クリントン元大統領も総書記に親書を送ったが、
米朝協議開始の早い段階で親書を送るのは異例と指摘している。
(2009年12月17日01時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091216-OYT1T01472.htm
北、ウラン濃縮計画協議に同意…米特別代表
【ワシントン=本間圭一】オバマ米政権高官として初めて先週平壌を訪問した
スティーブン・ボズワース米政府特別代表(北朝鮮担当)は16日、
ワシントンの国務省で記者会見し、朝鮮半島の非核化を巡る協議が再開した場合、
ウラン濃縮計画を議論することに北朝鮮が同意したことを明らかにした。
北朝鮮はこれまで、ウラン濃縮計画の存在を否定してきたが、
今年6月にウラン濃縮着手を公表したことで、議題化は不可避と判断した可能性がある。
核問題を巡る6か国協議ではこれまで、プルトニウムによる核開発を中心に協議してきたが、
今後、高濃縮ウランによる核開発疑惑が本格議論されるとの見方も出てきそうだ。
ボズワース氏はまた、今後数週間の見通しについて、
「6か国協議の議長国の中国が調整の主導権を握る」と述べ、
中国が協議再開に向け、北朝鮮を含む協議参加国との調整を強めていく方針を示した。
一方、ケリー国務省報道官は16日の記者会見で、ボズワース氏が訪朝した際、
オバマ大統領が金正日総書記にあてた親書を持参したことを公式に認めた。
(2009年12月17日12時40分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091217-OYT1T00405.htm
韓国の元首相、収賄容疑で逮捕…「捏造捜査」と本人
【ソウル=前田泰広】ソウル中央地検は18日、運輸会社の元社長から5万ドルを受け取った
として、韓国の韓明淑(ハンミョンスク)元首相(65)を収賄の疑いで逮捕した。
韓元首相は逮捕直前、無罪を主張した上で、
「捏造(ねつぞう)された検察の捜査には一切応じない」と述べ、取り調べで黙秘する考えを明らかにした。
左派系野党の民主党は、李明博(イミョンバク)政権批判を強めている。
(2009年12月18日13時36分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091218-OYT1T00743.htm
北朝鮮、デノミ後も外貨使えた 牛バーガー1.2ユーロ
2009年12月16日7時26分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮が11月30日に実施したデノミネーションで、
当局の説明と相反して外貨取引が続いていることがわかった。先月末から今月7日まで訪朝した
韓国・平和自動車の朴相権(パク・サングォン)社長が明らかにした。国営商店の営業中断に
ともない、平壌の外貨ショップには市民20人ほどの列ができていたという。
デノミの実施後、北朝鮮当局者が在日本朝鮮人総連合会の機関紙・朝鮮新報(電子版)に対し、
外貨ショップでも今後は北朝鮮の通貨を使うとの見通しを示していた。
最近できたハンバーガーショップは、デノミ直後もそのまま営業。
価格表は「ポテト=190ウォン(1ユーロ〈約130円〉)」
「牛肉バーガー=228ウォン(1.2ユーロ)」などと北朝鮮ウォンとユーロを併記し、
ユーロがそのまま使えた。
平壌市内のホテルで対ドル為替レートを尋ねたところ、1ドルが約4千ウォンだった。
一方、北朝鮮では新型インフルエンザ患者9人の感染が伝えられたが、
市中にマスク姿の人はなく、消毒液も配られていない。韓国統一省は15日、
タミフル40万人分とリレンザ10万人分を18日に北朝鮮に引き渡すと発表した。
また、平壌市内では年末まで続く生産性向上運動「100日戦闘」の成功を訴える看板が
あちこちで見られた。
http://www.asahi.com/international/update/1216/TKY200912160001.html
北朝鮮密輸武器、旧ソ将校が関与か 「最強の死の商人」
2009年12月16日23時30分
【バンコク=山本大輔】北朝鮮製の武器がバンコクに着陸した貨物機から押収された事件で、
タイ捜査当局は16日、世界各地の武器不法取引にかかわり、「史上最強の死の商人」と呼ばれた
旧ソ連軍将校らの関連組織が関与している疑いがあるとして、元将校を事情聴取した。
元将校の関連団体が過去に貨物機を所有していたことなどが判明し、関係が注目され始めた。
北朝鮮が、反政府武装勢力に多くの顧客を持つ元将校の武器密輸ネットワークを通じ、
国家だけでなく武装集団を相手に武器の密輸を続けている実態が浮き彫りになってきた。
関与が疑われているのはタジキスタン出身のビクトル・バウト容疑者(42)。
武器取引に関与したとして米国などから国際手配を受け、
2008年3月にバンコクのホテルに滞在中、タイ警察に拘束された。
現在はタイで勾留(こうりゅう)され、米国やロシアが身柄引き渡しを求めている。
バウト容疑者は、国際テロ組織アルカイダや、中南米最大の左翼ゲリラ、コロンビア革命軍
(FARC)などを相手に、地対空ミサイルや武装ヘリなどを密輸していたとされる。
武器輸送に貨物機50機を使ったこともあるとされ、05年の米国映画「ロード・オブ・ウオー」
でニコラス・ケイジが主演した武器商人のモデルにもなった。
タイ当局によると、今回摘発された貨物機は現在はグルジアの民間輸送会社に所属するが、
バウト容疑者との関係がとりざたされる団体や、セルビア人武器商人が関与する組織など、
所有先登録は最近まで何度も変わっている。拘束されているカザフスタン人と
ベラルーシ人の乗組員5人もバウト容疑者との関係が疑われており、
警察幹部は「バウト容疑者から聴取を始めた」と述べた。
警察によると、11日夕に給油目的でバンコクの空港に着陸した貨物機からは、
核や生物化学兵器に関連するものは見つからなかったとしている。
携帯型の武器が多いため「反政府ゲリラや武装勢力が買い手だったとみて間違いない」という。
【京都】朝鮮学校に押しかけ「日本から叩き出せ!」「スパイの子ども!」などと騒いだ”在特会”のメンバーを告訴へ
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1261147075/ 朝鮮学校で「スパイの子」 “抗議行動”を告訴へ
京都朝鮮第一初級学校(京都市南区)で今月4日、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の
旗を持った男性約10人が抗議行動と称して校門に押しかけ、拡声器を使って「スパイの子ども」
などと騒いでいたことが18日、分かった。
校内には近隣の朝鮮学校も含めた児童約170人がいた。学校側は、偏見や差別感情が理由の
「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」だと反発。週明けにも威力業務妨害などの容疑で京都府警に告訴する。
集まったのは在特会関西支部メンバーら。校門前にある京都市管理の公園に学校がサッカーゴールや
朝礼台などを置いていたため、在特会の桜井誠会長は「不法占拠したことへの抗議」と説明している。
学校が撮影した映像では、数人が朝礼台を正門まで運び「門を開けろ」と要求。
学校関係者が「ここは学校です」と制止すると
「こんなものは学校ではない」「朝鮮学校を日本からたたき出せ」などと拡声器で叫んだ。
2009/12/18 22:23 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200912/CN2009121801001139.html
25%削減、無条件実施を=国連総長が要請、鳩山首相応ぜず
【コペンハーゲン時事】鳩山由紀夫首相は18日午前(日本時間同日夜)、
国連の潘基文事務総長とコペンハーゲン市内で会談した。
潘氏は2020年までに温室効果ガスを1990年比25%削減する日本の目標について
「他国の行動にかかわらず、実施に踏み出すことはできないか」と述べ、
無条件で実行するよう要請した。
首相は、すべての主要排出国が新たな温暖化防止の枠組みに参加することを実行の
前提条件としている。首相は潘氏に対しても「現段階で前提条件を外すことは考えていない。
他国により大胆な行動を求めていくために必要だ」と主張、要請には応じられないとの立場を強調した。
(2009/12/19-00:28)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200912/2009121900011
【冬季五輪】金妍児が聖火リレー走者
2009.12.20 15:04
来年2月のバンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子で金メダルを狙う
韓国の金妍児(キム・ヨナ)が19日、カナダのハミルトンで同五輪の聖火リレー走者を務めた。
氷点下に冷え込んだ夜のリレーながら「走りだしたら寒さは感じなかった」と終始笑顔。
集まった韓国人ファンの声援を浴びながら赤々と燃えるトーチを掲げ
「五輪の雰囲気を感じることができた。来てくれた韓国の人々も楽しんでくれたと思う」と話した。
ハミルトンは、練習拠点にしているトロントから車で約1時間の距離。
聖火リレーは15歳で出場資格がなかった2006年トリノ五輪でも経験しているが
「今回は自分が出場するから違った」と感慨を新たにしていた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/091220/oth0912201517012-n1.htm
朝日の基地外投稿186面
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1256198315/ 866:文責・名無しさん :sage:2009/12/19(土) 19:30:01 ID: XT5iWZir0
外国人参政権の導入に期待
主婦 清本 純(三重県松阪市 30)
私は、日本で生まれ育って30年。在日韓国人3世です。母は、日本の土の眠っています。
日本で暮らせば、「在日」といわれ、外国に行けば「ジャパニーズコリアン」、韓国に行くと「キョポ」
(在日)と呼ばれる私は一体何者なのか。どこの国に落ち着けるのか、とアイデンティティーに悩まさ
れることもしばしばです。
新聞で、民主党が永住か外国人に地方参政権を付与する法案の提出を検討しているとの記事を
読み、希望の光が見えてきたようで、うれしく思いました。反発の声も多いようですが、私は外国人参
政権の実現を心から願っています。
すべての人の真の「国籍」は人類です。外国人参政権は同じ土地に暮らす人々を隔てる国籍という
壁を崩す、第一歩だからと思うからです。
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国籍なんて関係無いと言うんならさっさと帰化すりゃいいじゃない
同じ国籍なのに差別扱いする母国にこそ文句言うべきじゃないのかね
もっとも、兵役や納税の義務は負わずに外国で国籍だけを主張してるなんて嫌われて当然だと思うがね
>>404 彼らは、日本の国籍だけを、おとしめて、ないがしろにしているんだよね。
【書籍】「実は朝鮮人がテロリストだった」〜『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』工藤美代子著★3[12/20]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1261304101/ 【書評】『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』工藤美代子著
2009.12.20 08:33
■まるで良質のミステリー
関東大震災の時に流言蜚語(ひご)に惑わされた日本人自警団が何の罪もない多数の朝鮮人を虐殺した−。
多くの日本人はこの事件にある種の後ろめたさを感じ、きちんと検証してみようとしなかった。
大震災から86年、工藤さんが初めてこの困難な作業に挑んだ。
まず、当時の日韓関係の中で朝鮮人のテロ、日本人襲撃が決して根拠のない流言蜚語ではなかった
ことを多くの資料・新聞記事から立証。
工藤さんは〈朝鮮人による襲撃があったから、殺傷事件が起きた〉
〈テロリストの襲撃から家族や町内を守るのは正義といっていい〉と断定している。
当初は朝鮮人による襲撃事件を報じていた新聞がなぜ途中から事実を隠蔽(いんぺい)するように
なったのか。それが、この本の大きなテーマに繋(つな)がっていく。
まるで良質のミステリーを読むような面白さだ。
圧巻は虐殺された朝鮮人の数を検証する部分。当時、吉野作造は2613人と書き、
上海に亡命した大韓民国臨時政府の機関紙「独立新聞」は6419人と書いた。
取り調べ可視化 韓国で視察
12月21日 4時11分
千葉法務大臣は、容疑者に対する取り調べをすべて録音・録画するよう法律で義務づける
「可視化」について、すでに制度を導入している韓国を年明けに訪問し、
取り調べの現場などを視察することにしています。
取り調べの可視化は、民主党が政権公約でえん罪を防ぐための対策として、制度の導入を掲げており、
法務省は、ことし10月、省内に勉強会を設置して、議論を行っています。
これについて、千葉法務大臣は、すでに制度を導入している国の現状を確認するため、おととし、
取り調べの可視化を本格的にスタートさせた韓国を年明けに訪問することにしています。
千葉法務大臣は、来月6日から3日間の予定で、ソウル中央地方検察庁など関係機関を訪問し、
録音機や録画機が置かれている取り調べ室を視察したり、現場の検事から直接話を聞いたりして、
可視化を導入した場合の取り調べへの効果や、これまでに指摘されている課題などについて
意見を交わすことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014547241000.html#
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 韓国人は南方系?
2009.12.19 03:13
米国で数年前、不法滞在の韓国人が先住民のインディアンの身分証明書を偽造し、
自分の写真を張って米国市民になりすましていたという面白い事件があった。
米国に住むためそこまでやるか、と感動(?)したが、この時、
「韓国人の風貌(ふうぼう)はインディアンに似ている」が話題になった。
背景にはアメリカ・インディアンの人種的ルーツは大昔、
アジア大陸北方のシベリアあたりから渡っていった人たちという説があるからだ。
確かに韓国人の顔の特徴の1つであるほお骨の張ったところなど、よく似ている。
ということもあって韓国人のルーツは、アジア大陸北方から南に下ってきた人たちという
北方説がほぼ定説になっていた。韓国(や日本)で死者を北枕にするのは
「魂を故郷の、北に帰すため」という説も耳にしたことがある。
ところが最近、そうではなく実は南方系だとする学説が発表されたと韓国で話題になっている。
日韓を含むアジア10カ国の遺伝子研究者90人が共同で、アジアの73民族の遺伝子を分析した結果、
民族の移動経路としてそれが分かったというのだ(米「サイエンス」に掲載)。
韓国マスコミは、アジアでは日韓が遺伝子的には最も近いことに注目し、
日本人のルーツは南方から朝鮮半島を経由してきた人たちと強調している。
韓国人たちがどこにもまして日本で定着し溶け込みやすいのはそのせいか?
一方で“近親憎悪”という言葉もあるけれど。(黒田勝弘)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091219/kor0912190313001-n1.htm
【から(韓)くに便り】ソウル支局長・黒田勝弘 「人道航路」の痛恨
2009.12.19 03:11
「金日成将軍の歌」はぼくが知っている唯一の北朝鮮の歌である。
金日成が旧満州で抗日革命闘争をしたという北朝鮮の“建国神話”を歌にしたものだ。
学校の応援歌みたいな曲で「長白山の峰々、血にじむ足跡…」といった歌詞になっている。
今でも原語で完璧(かんぺき)に歌えるが、それには理由がある。
今から約40年前、在日朝鮮人の“北朝鮮帰還”を新潟港で取材した際、覚えたのだ。
約10万人にのぼる在日朝鮮人の北朝鮮帰還は、今年でちょうど50年。
さまざまな回顧が行われ「あれは“楽園”どころか“地獄”行きだった」として、
あらためてその“無残さ”や責任のあり方が話題になっている。
北朝鮮帰還は1959年に始まったが、途中で“地獄”の実態が伝わるなどして68年に中断。
3年後の71年に再開された。ぼくはこの再開第1船を新潟港で見送った。
当時、新潟港では毎日、歓送行事がにぎやかに行われ「金日成将軍の歌」がひっきりなしに
演奏されていた。毎日、いや応なく耳に入るこの歌を自然に覚えてしまったのだ。
最近、平壌で開かれた「在日朝鮮人帰還事業50周年」の報告会は、やはり「金日成将軍の歌」の
演奏で始まったという。そしてその歴史を相変わらず「熱烈な同胞愛」などと虚偽宣伝している。
在日朝鮮人の北朝鮮帰還については当時、ぼくも他のメディアと同じく
「人道の船」とか「人道航路」とたたえて送り出した。今、考えると痛恨きわまりない。
非人道を人道と伝えた、北朝鮮に対するこの錯誤、錯覚はどこからきたのだろう。
>>410 振り返ってみて、最大の原因は戦後日本社会に根強かった社会主義幻想と、
反日・贖罪(しょくざい)史観ではなかったかと思う。
「北朝鮮は金日成指導の下、理想の社会主義建設を進めるけなげな美しい国」で
「差別と偏見に満ちた日本より素晴らしい国」であり、戦前、植民地支配で彼らを苦しめた日本は
「申し訳ない気持ちで彼らを支援し温かく見守ってあげなければならない」という考え方である。
同じ朝鮮半島でも南の韓国は“反共独裁国家”として顧みられず、
否定的イメージばかりが流布された。北朝鮮=朝鮮総連のマスコミ情報工作も強力だった。
当時の日本社会の朝鮮半島情報は、朝鮮総連経由で流される親北・反韓的なものがほとんどだった。
70年代以降の日本人拉致事件が長く表面化しなかったのも、こうした北朝鮮観が大きく影響している。
有力マスコミや多くの知識人たちが、社会主義幻想と贖罪史観に引きずられ
「北朝鮮がそんなことをするはずがない」と思い続けてきた。
在日朝鮮人の北朝鮮帰還問題と日本人拉致問題には、日本社会が北朝鮮を見誤ったという意味で
共通したものがある。
北朝鮮をめぐる社会主義幻想はすでに崩れた。飢餓情報まで伝えられ、
人民を食わせられない北朝鮮式社会主義にもはや「理想」など感じない。しかしまだ贖罪史観は根強い。
「日本は歴史的に申し訳ないことをしたのだから、あまり北朝鮮を責めてはいけない。
拉致問題より謝罪と国交正常化が先だ」というのだ。
今、北朝鮮はこれを唯一の頼りに日本非難に熱を上げている。
あらためて、贖罪史観で北朝鮮の真実を見誤ってはいけないと思う。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091219/kor0912190312000-n1.htm
国連総会、北朝鮮非難決議を採択
2009.12.19 08:19
【ニューヨーク=松尾理也】国連総会は18日、北朝鮮の人権状況を非難し、
拉致問題の早急な解決を求める決議案を賛成99、反対20、棄権63で採択した。
国連総会での同決議案の採択は5年連続となった。
決議案は日米欧などが提出したもので、北朝鮮に「拉致被害者の即時帰還の保証を含めた
透明性のある方法」での拉致問題の早急な解決を強く要請。法的手続きを経ない拷問や、
政治的理由での死刑執行といった北朝鮮の人道状況にも「深刻な懸念」を表明した。
総会決議に拘束力はないが、北朝鮮に対する国際的な圧力となる。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/091219/erp0912190820000-n1.htm
韓国の女性元首相を逮捕 収賄容疑で 検察当局
2009.12.18 19:37
【ソウル=水沼啓子】韓国の検察当局は18日、運輸会社元社長から現金を受け取った収賄の疑いで、
盧武鉉前政権で女性首相を務めた野党、民主党常任顧問の韓明淑さん(65)を逮捕した。
元首相は首相当時の2007年、元社長から人事上の便宜を図るよう依頼され、
現金5万ドル(約450万円)のわいろを受け取った疑いが持たれている。
検察当局は元首相に対し、任意の事情聴取のため出頭するよう再三要請したが、
元首相がこれに応じなかったことから強制捜査が必要と判断。16日に逮捕状を取っていた。
検察側は今後、現金授受の事実関係とその名目や現金の使用目的などについて調べる方針。
聯合ニュースによると、元首相は疑惑を全面否定しており、黙秘権を行使して、
取り調べには一切応じない構えという。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091218/kor0912181938003-n1.htm
【朝鮮半島ウオッチ】金正日総書記の訪中説、動く側近たち
2009.12.19 12:00
北朝鮮の金正日総書記の訪中に関係国が注目している。
ボズワース米特別代表(北朝鮮政策担当)の訪朝で6カ国協議再開へ向け米朝関係が動きだし、
核問題進展の見返りとして北朝鮮が朝鮮戦争終結宣言と平和体制構築を強く要求していることを背景に、
この問題で中朝首脳会談が行われるのでは−との観測もある。
中国の胡錦濤国家主席は今年、1月と10月の2回、金総書記に訪中を招請しており、
中国側の態勢は整っているようだ。(久保田るり子)
◆3人の外交側近
朝鮮半島関係筋によると、現在の北朝鮮外交を担う金総書記の側近は姜錫柱・第一外務次官と
朝鮮労働党の崔泰福・朝鮮労働党書記(国際担当)、同党の金養建・統一戦線部長(大臣に相当)
の3人であるという。
米朝関係の責任者、姜氏はボズワース氏訪朝を担当、オバマ大統領の親書を受け取った。
対南(韓国)担当の金養建氏は今夏、韓国の現代グループ会長が訪朝し金総書記と会見した際に
金総書記にぴったり寄り添ったほか、故金大中元大統領の弔問団の一員として訪韓している。
崔氏は今秋、中朝関係の調整に忙しい。10月末には訪中して胡主席と会見し、
11月中旬は平壌で中国共産党幹部訪中団を出迎え会談した。もっぱら中国担当とみられている。
今年で国交樹立60年を迎えた中朝両国の間では1月以来、節目の首脳往来が目立った。
健康不安を抱えていた金総書記が半年ぶりに公開の場に出たのは、
1月に訪朝した中国の王家瑞・対外連絡部長との会見の席。
王氏は胡主席の親書を伝達、このなかで胡氏は訪中を招請し、金総書記は「快諾」した。
10月の60周年記念行事の際には温家宝首相が訪朝、金総書記は温氏との会談で
「多国間協議への復帰の用意」を表明した。崔氏が10月末に訪中した際、胡氏は再度、
金総書記に訪中招請をしている。年に2度の招請を北朝鮮メディアはわざわざ対外報道機関の
平壌放送などを通じて国際的に明らかにした。「金総書記訪中準備説」はこのあと高まった。
>>414 この時期、米朝のニューヨーク接触が始まり、一方で金養建氏は10月下旬、
「シンガポールで韓国政府要人と接触した」(関係筋)。10月から12月にかけて中朝、南北、
米朝を担当する側近3人組が動いており、「3側近の活動は連動している」(観測筋)。
北朝鮮はオバマ政権との米朝協議で平和体制への転換を強く求める主張を
朝鮮労働党機関紙「労働新聞」などで繰り返している。3人組の接触先はこの問題の当事国。
平和体制問題は中朝の指導者による合意が必要との背景も、金総書記の訪中説を後押ししている。
◆3人の軍・警護要人
北朝鮮の軍、警備要人の動きも頻繁だ。
11月中旬に相前後して、国家安全保衛部(公安警察)の禹東則首席副部長、朝鮮人民軍総政治局の
金正覚第一副部長が訪中した。12月15日からは人民保安相の朱相成氏も訪中している。
国家保衛部は住民の思想監視や国境の密輸など不法行為の取り締まりを守備範囲とする。
軍総政治局は軍内査察のほか特殊部隊も受け持つ軍の権力部署で、金正覚氏は北朝鮮の最高権力機関、
国防委員会の委員でもある。人民保安省は日本の警察庁に当たる。
いずれも「金総書記の身辺警護と体制保護業務を担当している」(韓国紙、朝鮮日報)部署であるため、
その要人の訪中がまた、訪中準備説との関連で注目されているというわけだ。
金正日総書記は2000、01、04、06年に訪中しており、今回訪中が実現すれば、
ほぼ3年ぶりとなる。
胡主席が金総書記に度重なる訪中招請を行った理由は、米国の政権交代と金総書記の健康問題が
平行した昨夏から北朝鮮が対米強硬路線を取った今春にかけての変化を経て、
ポスト金正日体制に向けてた中国の影響力を示したい狙いがあるとみられている。
必然だった浦項の自滅
宇都宮徹壱のアブダビ日記2009
2009年12月16日(水)
■見失われた「浦項対エストゥディアンテス」
アブダビ滞在8日目。FIFAクラブワールドカップ(W杯)2009は、15日から準決勝に突入した。
この日のカードは、アジア王者の浦項スティーラーズと、南米王者エストゥディアンテスの対戦。
すっかりおなじみとなったムハンマド・ビン・ザイード・スタジアムでの試合は、今大会はこれが最後となる。
この試合について語る前に、その前日に行われたエストゥディアンテスの会見について触れておきたい。
この会見では、サベージャ監督とキャプテンのベロンが出席。
狭い会見場は、これまでにない人数の記者が詰め掛け、息苦しく感じられたくらいである。
私が興味深く感じたのは、サベージャ監督やベロンの発言よりも、むしろ彼らに投げ掛けられた質問の方だった。
そこから、この大会におけるエストゥディアンテスの位置付けというものが、明確に浮かび上がってくる
ように思えたからである。
南米とヨーロッパの記者からは「バルセロナと並んで優勝候補と目されているが」とか
「(バルセロナの)メッシについてどう思っているか」など、すでに決勝進出を前提とした質問が多く聞かれた。
つまり準決勝で対戦する浦項のことは、ほとんど眼中にないという雰囲気なのである。
もちろんベロンは「ファイナルに行きたいという思いは彼ら(浦項)も同じ。
(明日の試合で)何が起こるかは分からない」と模範的な解答としていた。
すると今度は、韓国人の記者が手を挙げる。
質問の内容は「韓国とアルゼンチンは、来年のW杯で同じグループに入っている。
韓国のサッカーについて、あなた(ベロン)はどう思っているか」というものであった。
>>418 確かに浦項には、DFのキム・ヒョンイル、MFのチェ・ヒョジンとキム・ジェソン、
そしてFWのノ・ビョンジュンと、何人かの韓国代表選手が所属している。
だが、ここで来年のW杯に関する質問が出てくるとは思わなかった。
さすがのベロンも、少し困った表情を浮かべている。
多くのメディアは、エストゥディアンテスを「バルセロナの決勝の相手」と見ており、
そして韓国メディアは「ウリナラ(わが国)がW杯で対戦する国のクラブ」と見ている。
そのこと自体を否定するつもりはない。
ただ「浦項対エストゥディアンテス」という視点で会見に臨んだ記者が、果たしてどれくらいいたのか、
いささか気になるところだ。
何やら大会そのものの関心の低さを、あらためて見せつけられたような気分になってしまった。
>>419 ■バックスタンドを占拠したエストゥディアンテスのサポーター
あらためて、この日の両チームのプロフィールを確認しておこう。
アジアチャンピオンの浦項は、準々決勝でアフリカ王者のマゼンベに2−1の逆転勝利を収めて、
アジア勢としては3大会連続のベスト4進出を果たした。
右のノ・ビョンジュン、左のキム・ミョンジュンと、ウイングタイプの選手を前線にそろえ、
積極的に両サイドからえぐってくる。だが、チームで最も頼れる存在なのは、10番を背負うデニウソン。
マゼンベ戦での2ゴールは、いずれもこのブラジル人ストライカーによるものだ。
自身も「南米のライバルであるアルゼンチンのクラブと試合ができてうれしい」と密やかな闘志を燃やす。
この試合の一番のキーマンであることは間違いない。
対する南米王者のエストゥディアンテスは、早々にアブダビ入りして、
浦項とマゼンベとの準々決勝をスタンドから見守っている。目指すは決勝進出と、打倒ヨーロッパ勢。
その先には、2年前のボカ・ジュニアーズが果たせなかった、アルゼンチンクラブとして初の栄冠を
勝ち取るという究極の目標がある。そんなエストゥディアンテスも、名門ボカに比べると何とも地味な
印象がぬぐえない。首都ブエノスアイレスではなく、近郊のラプラタを本拠とし、
国内リーグ優勝はわずかに4回。ただし南米チャンピオンを決めるリベルタドーレスカップも
4回優勝しているのは立派である。今回の優勝までの道のりは長く、予選から16試合の長丁場を経て
39年ぶりに王座に返り咲いた。その39年前のチームに、ベロンの父親であるファン・ラモン・ベロン
が中心選手として活躍していたのは、あまりにも有名な話である。
>>420 さて、このエストゥディアンテスについて特筆すべきなのは、そのサポーターの数である。
赤と白のレプリカユニホームを身にまとったサポーターたちは、三々五々スタジアムに集結し、
試合開始直前にはバックスタンドの半分以上を占めるまでに膨れ上がっていた。
思い思いにクラブの旗を振り、横断幕を掲げ、激しく体を揺さぶりながらチャント(応援歌)を歌っている。
すでに大会が開幕して1週間が経過したが、ようやく本当の意味でクラブW杯が開幕したような感じだ。
アルゼンチンといえば、サポーターが大挙してアウエーの会場にもやってくるイメージがあるが、
まさかこれほどの数の人々がアブダビまで遠征に来るとは想像していなかった。まさにうれしい誤算である。
逆に、浦項のサポーターの姿が見られなかったのは、何とも寂しい限りだ。
確かに何人かの韓国人の姿は見かけたものの、彼らは韓国国旗を振りかざすばかりで、
およそ浦項のサポーターとは言い難い存在である。
昔と比べれば、Kリーグにもサポーター文化が根付きつつあるようだが、クラブよりも国家(=代表)
の方が前景化してしまう傾向は、実はあまり変わっていない。
余談ながら、スタンドでの彼らの声援は「浦項!」でも「スティーラーズ!」でもなく
「テーハミングッ(大韓民国)!」であった。
>>421 ■2人目の退場から一気に自滅した浦項
エストゥディアンテス・サポーターが陣取るスタンドから、Jリーグでおなじみのさまざまな
チャントが流れる中、キックオフ。前半6分、いきなり南米王者が魅せる。
右サイドからブラーニャがロングシュートを放ち、浦項GKシン・ファヨンがキャッチし損ねたボールを
ボセッリがオーバーヘッド。弾道は左ポストをたたき、畳み掛けるようにベニテスがシュートを放つも、
ボールはバーを越える。対する浦項も、時折、相手陣内でパスを回すが、やはりプレーの精度は
エストゥディアンテスに遠く及ばない。すぐにほころびを見せて、劣勢に立たされてしまう。
前半はそんな展開の繰り返しであった。
ピッチ上で最も輝きを見せていたのは、何といってもエストゥディアンテスのベロンである。
特に縦方向のパスの精度は「ビシッ」という擬音が聞こえてきそうなくらいに見事だ。
今年で34歳になるはずだが、プレーにますます円熟味が感じらて、
20代のころよりも確実にうまくなっている。アルゼンチン代表に復帰したのも大いにうなずける。
エストゥディアンテスの先制点は、思わぬ時間帯に生まれた。前半ロスタイムのFKのチャンスで、
ベニテスの左足が一閃(いっせん)。山なりで壁を越えたボールにボセッリが頭で飛び込むも、いわゆる
「エアヘッド」状態となり、そのままゴールインとなる。前半はエストゥディアンテスの1点リードで終了。
だが、浦項にも十分に反撃のチャンスはあるように思われた――少なくとも、この時点では。
後半8分、エストゥディアンテスに追加点が生まれる。
それまでの「ビシッ」から一転「ふわり」としたボールが、ベロンの魔法の右足から放たれ、
味方とGKが競り合ってこぼれたボールを、再びベニテスが左足で押し込む。
その3分後、浦項に追い打ちをかけるように、キャプテンのファン・ジェウォンが2度目の警告で退場。
ベンチは岡山一成をスイーパーのポジションで起用し、3バックでこの難局を乗り切ろうとする。
後半26分には、限りなくオフサイドくさいポジションから、デニウソンがゴールを決めて1点を返す。
>>422 だが、競技としてのフットボールが辛うじて成立したのは、ここまでだった。
そのわずか1分後、今度はキム・ジェソンが2枚目のイエローで退場。さらに5分後には
GKのシン・ファヨンが、ペナルティーエリアを飛び出して相手選手に飛び蹴りを食らわせて一発退場となる。
わずか21分で3人が退場という、およそ信じ難い展開。浦項はすでに交代枠3枚を使い果たしていたので、
とうとうデニウソンがGKグローブをはめる事態に陥ってしまう。DFが3人、MFが3人、FWが1人
という布陣では、およそゲームになるはずもない。最後はエストゥディアンテスが余裕のパス回しで
ゲームを殺し、追いすがる浦項を難なく振り切って決勝進出を決めた。ファイナルスコアは2−1。
点差以上に、両者の実力差が浮き彫りとなったゲームであった。
>>423 ■アジア王者の意地と誇りを取り戻すために
試合後の会見で浦項のファリアス監督は「主審のジャッジに一貫性がなかった」として、
レフェリングに大いに不満の意を表していた。これに対してエストゥディアンテスのサベージャ監督は、
主審にいくつかのミスがあったとしながらも「(退場を3人出したことも含めて)主審のジャッジを
尊重する」と語っている。ちなみにこの日の主審は、イタリア人のロベルト・ロセッティ氏。
2006年から3年連続で国内の最優秀審判賞を受賞しており、昨年はユーロ(欧州選手権)2008の
決勝でも笛を吹いている。少なくとも実績に関しては申し分ない。この試合に関しては、
確かにカードを乱発気味な印象もあった。だが、それ以上に浦項のファウルには危険なものが多く、
ロセッティ主審が発した警告に対して、あまりにも彼らが無頓着すぎたのが致命的だったと言えよう。
試合後に配布されたスタッツの中に、興味深い数字を見つけた。
浦項のファウル数は25、エストゥディアンテスは21。両者のファウル数は、実はそれほど違いはない。
にもかかわらず、前者は8枚のイエローカードと3枚のレッドカード(うち2枚は累積)が与えられ、
後者はベロンがもらったイエロー1枚のみ。この差はいったい何なのか。
時系列で見ると、浦項は開始早々の5分、12分、20分と、立て続けにカードをもらっている。
ベロンにカードが提示されたのが22分。おそらく、この時点でエストゥディアンテスの選手たちは、
この試合におけるカードの基準というものを鋭敏に察知して、それぞれのプレーの中で反映させていったのだろう。
それに対して浦項は、何枚カードをもらっても学習することなく、技術で相手を止められずに悪質な
ファウルを繰り返し、結果として自分たちの首をしめて自滅することとなった。まさに自業自得である。
社説:視点=北朝鮮デノミ 体制矛盾の深刻さ示す
突然のデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を断行した北朝鮮。
3週間たっても食品流通の停滞や物価不安定など混乱が収まらない。
その影響で極貧層から餓死者も出たと韓国の北朝鮮専門メディアが報じた。
デノミの手法が尋常でない。旧貨幣100ウォンが新貨幣1ウォンとなる比率だが、
交換できる金額を厳しく制限した。噴出した不満をなだめようと段階的に金額を引き上げたものの、
非公式レートでの計算で1人当たり1万数千円ほどしか交換できないのが実情らしい。
これを超える額の旧貨幣は預金するよう奨励されたが、韓国紙によると北朝鮮の銀行は
払い戻しが難しく、全額または相当額が事実上の没収となった前例が多い。
資金の出所を追及される恐れもある。これでは預ける気になるまい。
こうして、旧貨幣での蓄えがいくら多くても、その大半が紙くずになる。
旧ソ連の支援を失って計画経済が行き詰まった北朝鮮は、配給制度を維持できなくなり、
食料の闇取引を追認する形で02年に市場メカニズムを導入、翌年その奨励措置をとった。
しかし、当初は農産物だけだった市場は急速に拡大する。
手作りの料理を小口で売る女性から、韓国ドラマのDVD録画や軍需物資など禁制品も扱い、
国有の家屋さえ取引する商人、これに寄生し蓄財に励む役人まで現れた。
無秩序な市場を閉鎖しようという当局の昨年の方針には住民の反発が強く、うやむやになったという。
こうした抵抗を示しつつ市場で大金を稼いだのは低い階層の人々のようだ。
この「危険な市場勢力」を弱体化させ、経済と住民への統制を強めるのが不意打ちデノミの主目的だろう。
同じ金持ちでも金正日(キム・ジョンイル)総書記の独裁体制を支える特権階層は外貨で蓄財している
と見られ、デノミ被害は事実上あるまい。
【週刊韓(カラ)から】ソウルの広場はイベント満載!
2009.12.20 12:00
ソウルの中心地にある光化門広場とソウル市庁前広場一帯で、来年2月15日にかけて、
さまざまなイベントがめじろ押しだ。
光化門広場はイルミネーションで美しく装飾され、観光客を楽しませている。
ソウル市庁前広場では、南極体験コーナーと「2010年世界デザイン都市」に選ばれたソウルを
ピーアールするコーナーが設けられ、家族連れの市民らが訪れている。(ソウル 水沼啓子)
光化門広場一帯では、華やかな照明や先端技術による映像を映し出す光の一大ページェント
「2009光の祭り」が19日から開催されている。イベント期間中、スケートリンクも登場。
隣接するビルの壁を約4000インチの大型スクリーンに見立て、マンガや映画のキャラクター、
ソウルの昔の風景など、20編余のさまざまな映像を映し出している。
広場の李舜臣像の前には、「ビデオアートの父」と呼ばれた白南準(ペク・ナムジュン、
ナム・ジュン・パイク)の作品「フラクタル亀甲船」が展示されている。
ソウル市庁前広場には南極展示館が設けられ、南極にある韓国の世宗科学基地が一部再現されている。
広場を訪れた市民らが、南極基地の隊員になって探検しながら南極体験を楽しむという趣向だ。
南極に生息する動植物の標本や剥製(はくせい)なども展示されているほか、実物の氷河を使って
制作された氷の彫刻も展示。また、毎日2回、展示館内に設けられた氷壁のトンネルでは、
大型扇風機を使い、南極のブリザード(嵐)を再現している。
南極展示館の横では、市民参加型イベント「世界デザイン都市(WDC)ソウルの話」も開催中。
WDC体験館や広報館が設置され、デザイン都市として選ばれたソウルの魅力などを紹介している。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091220/kor0912201201000-n1.htm
普天間基地移設問題 韓国で懸念広がる 沖縄返還時の憂慮が現実に
2009.12.20 19:17
【ソウル=水沼啓子】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は、日米間の問題だけではなく、
北東アジアの安全保障上の重要な懸案となっている。朝鮮半島有事の際は、沖縄駐留の米海兵隊が
即応部隊として展開することから、韓国内では懸念が広がっている。沖縄返還の際、米軍基地に
反対する党が政権をとることを憂慮していた韓国にとって、約40年後にその心配が現実となった形だ。
韓国にとって沖縄の米軍基地がいかに重要かは、韓国政府が1999年に公開した外交機密文書
からも伺える。文書によると、69年の沖縄返還合意の際、朴正煕大統領(当時)は沖縄に核兵力を
備えたまま米軍基地が残ることを望んでいたほどだった。
返還されれば沖縄が“核抜き、本土並み”状態になることを韓国政府は懸念し返還に反対していた。
これを説得するため、金山政英駐韓日本大使(当時)が朴大統領と会見した際、
有事の際は米軍が核兵器を持ち込めることに言及し、日米間の「核密約」をほのめかしている。
金山大使から説明を受けた朴大統領や丁一権首相(当時)は、米軍基地に反対している社会党(当時)
が政権をとることに憂慮を示していた。40年前の指摘通り、社民党(旧社会党)と連立を組み、
対等な日米関係を唱える鳩山政権の誕生で、韓国の安全保障への影響が現実的なものとなった。
韓国政府関係者は、普天間移設問題について「関心を持ってみている」とのみ話し、
具体的な言及を避けた。柳明桓外交通商相も16日の記者会見で普天間移設問題については
触れておらず、これまで韓国政府の公式見解は示されていない。
しかし、韓国のメディアや安保専門家は危機感を強めている。今月10日付の韓国紙、
東亜日報は1ページを割いて、この問題を特集し「普天間の移設計画が支障をきたせば、
米軍の再編作業もドミノ倒しのように影響を受ける」と、北東アジア安保への影響を懸念した。
秘密接触で合意失敗か 年内の南北首脳会談開催で
2009.12.20 23:43
韓国の聯合ニュースは20日、同国と北朝鮮が秘密接触で年内の南北首脳会談開催について
協議したが、韓国人拉致被害者や朝鮮戦争当時に捕虜となった元韓国軍兵士の返還などの韓国側の
要求を北朝鮮側が拒否するなどしたため、合意できなかったと報じた。複数の消息筋の話として伝えた。
同ニュースによると、北朝鮮は10月中旬〜下旬に首脳会談開催の可能性を韓国側に打診し、
李明博大統領側近の任太煕労働相と、金正日総書記側近の金養建朝鮮労働党統一戦線部長が
シンガポールで接触。北朝鮮が6カ国協議復帰を約束することや、拉致被害者らの一部の「故郷訪問」、
北朝鮮への10万トンのコメ支援などを議題に首脳会談を行うことが論議された。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091220/kor0912202345002-n1.htm
【COP15】途上国の行動計画を歓迎 韓国
2009.12.21 01:09
韓国大統領府は20日、気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)について、
途上国が温室効果ガス排出削減につながる行動計画を記すことが「コペンハーゲン協定」に
盛り込まれたことで「韓国の提案がほぼ反映された」として、歓迎を表明した。
韓国政府は今回の会議で、先進国と途上国の懸け橋の役割を果たせたと総括。
今後、李明博大統領が発表した、途上国の「低炭素・グリーン成長」政策立案を支援する
国際的なシンクタンク設立の準備を急ぐ。
また、暖房の温度を従来より低く設定したり、下着の上に防寒用下着を着ることを奨励するなど、
省エネ生活の徹底をあらためて国民に呼び掛けていく方針。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091221/kor0912210111000-n1.htm
朝鮮通信使紹介、釜山に異例の日韓親善施設
韓国・釜山市が、江戸時代に朝鮮から日本を訪れた朝鮮通信使を紹介する市立歴史館を、
市内の子城台(チャソンデ)公園内に新設することがわかった。
近く着工し、2010年末に開館予定。在大阪韓国総領事館などによると、
日本との親善の歴史を紹介する韓国内の公的施設は異例という。
総事業費は35億3000万ウォン(約2億7400万円)。
市は、通信使の関連資料を展示するほか、日韓文化交流に関するセミナーなども開催し、
日本との交流の拠点として活用する方針。同総領事館の金鍾浩(キムジョンホ)・韓国文化院長は
「21世紀における韓日友好の象徴になることを期待したい」と話している。
◇朝鮮通信使=豊臣秀吉の朝鮮出兵後、断絶していた国交を回復するため、徳川幕府が朝鮮側に
派遣を打診して実現。1607年から1811年まで12回、政治家ら数百人が来日した。
(2009年12月21日03時04分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091220-OYT1T01034.htm
金総書記、来年早々に訪中か…北高官が準備
【北京=佐伯聡士】北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記が、来年1月〜2月前半の間に訪中し、
胡錦濤国家主席らと会談するとの見方が強まっている。
中朝関係筋によると、金総書記に近い高官が11月から12月にかけて相次いで訪中し、
総書記訪中の準備を行っているという。訪中が実現すれば、2006年1月以来。
中国側は、総書記の訪中を受け入れ、新たな経済援助カードを切ることで、
核問題を巡る6か国協議復帰の確約をとり付けたい狙いがあるとみられる。
新華社電によると、朝鮮人民軍総政治局の金正覚(キムジョンガク)第1副局長(国防委員)が
11月訪中し、17日に習近平・国家副主席と会談した。
同筋によると、続く20日前後には、金総書記の義弟、張成沢(チャンソンテク)党行政部長に近く、
総書記の身辺警護も担う禹東則(ウドンチュク)国家安全保衛部副部長(国防委員)が訪中し、
中国側の警備担当者と会談したとの情報もある。
さらに、新華社通信は、朱相成(チュサンソン)人民保安相(国防委員)が12月16日に
孟建柱・公安相と北京で会談したと伝えた。国境警備協力について意見交換したほか、
北朝鮮側の報道によると、協力物資の提供に関する文書にも調印したという。
中国筋は「いずれの人物も金総書記の側近で、総書記のメッセージを伝えたとみられる。
禹氏や朱氏は訪中時の警備態勢を協議したようだ」と語る。
訪中時期については、2月14日からの旧正月前になるとの観測が広がっている。
訪朝を終えた米国のスティーブン・ボズワース政府特別代表(北朝鮮担当)は、
北朝鮮の6か国協議復帰に向けて中国の果たす役割に期待感を表明している。
だが、中国筋によると、中国側は「10月に訪朝した温家宝首相以上の特使はない」として、
新たな特使派遣は検討していないという。
スウェーデン:北朝鮮製ジーンズ「Noko」即完売 製造業者、発売中止後に仮店舗
【欧州総局】スウェーデン・ストックホルムのデパートで5日に発売が予定されたものの
直前に中止された北朝鮮製のジーンズが、製造業者が開設した同市内の仮店舗で19日、売り出された。
話題性も手伝ってか、同日中にほぼ完売したという。AFP通信が伝えた。
ジーンズは「ノース・コリア」を短縮した「ノコ」のブランド名で、スウェーデン企業が
北朝鮮の工場で製造した。ストックホルムのデパートで5日、一度は店頭に並んだが、
「政治論争に巻き込まれたくない」とのデパート側の意向で、開店直前に発売が中止された。
製造業者はストックホルムの中心部に独自に仮店舗を開き、19日、発売にこぎつけた。
1着1500スウェーデン・クローナ(約2万円)で1100着を売り出し、
詳細な売り上げは明らかにしなかったものの、製造業者は同日、
「お客さんが途絶えず、もう数着しか残っていない」と話した。
毎日新聞 2009年12月21日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20091221ddm012030055000c.html
国民に一律特別金=ジョンウン氏の配慮?−デノミ不満解消目的か・北朝鮮
北朝鮮の労働党中央委員会が「宣伝文」を出し、国民(世帯主)1人当たりに
500ウォン(約2300円)を「金大将の配慮金」の名目で一律支給すると発表していたことが
20日、分かった。一部の住民は既に金を受け取っているという。
非政府組織(NGO)「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク(RENK)」が
北朝鮮内部で入手した情報として明らかにした。
この中の「金大将」は、金正日総書記の三男ジョンウン氏を指すとみられる。背景は不明だが、
北朝鮮が11月下旬に実施したデノミ(通貨呼称単位の変更)に対する住民らの不満を解消する
狙いがあるようだ。500ウォンは4人家族世帯の約1カ月分の生活費に相当するという。
今回のデノミは旧100ウォンを新1ウォンと交換する計算。通貨交換は当初、1世帯当たり
旧10万ウォンが上限と伝えられた。ただ、上限を超える現金が無効になることから住民の反発を受け、
上限が引き上げられたり、銀行預金については上限が撤廃されたりしたとの情報もある。
突然の決定で混乱が広がっているとみられる。
(2009/12/21-02:32)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009122100008
金総書記、側近を3時間叱責か=韓国との首脳会談交渉不調で
【ソウル時事】21日付の韓国紙・東亜日報は、北朝鮮の金正日労働党総書記が
南北首脳会談に向けた韓国側との交渉が不調に終わった後、側近の金養建労働党統一戦線部長を呼び、
3時間以上にわたり厳しく叱責(しっせき)したと伝えた。事実であれば、金総書記が韓国からの
経済支援を期待し、李明博大統領との会談を強く望んでいる表れとみられる。
(2009/12/21-11:39)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009122100264
韓流に染まるハリウッド
Korea Takes Hollywood
ハリウッドで韓国系俳優の活躍が目立ってきたが、ステレオタイプな配役など文化の壁はまだ残る
2009年12月18日(金)13時08分
ソニア・コレスニコフジェソップ
[2009年11月25日号掲載]
90年代後半、アジアに押し寄せた韓流の波。
メロドラマから映画、音楽まで、アジアの人々は韓国のカルチャーと二枚目スターに夢中になった。
それでも、その波がアメリカまで届くことはなかった。
せいぜい『イルマーレ』『箪笥』といった韓国映画のリメーク版が製作されたくらいだ。
ところが最近は、韓国系俳優がアメリカのTVや映画で勢いを見せている。
04年にキム・ユンジンとダニエル・デイ・キムがテレビドラマ『LOST』でブレイクし、
『グレイズ・アナトミー』のサンドラ・オー、
『HEROES/ヒーローズ』のジェームズ・カイソン・リーがそれに続いた。
今年になって、韓国系アメリカ人ダニエル・ヘニーが『ウルヴァリン:X│MENZERO』で
悪役エージェント・ゼロを演じ、米CBSの医療ドラマ『スリー・リバース』にも出演中。
イ・ビョンホンは映画『G.I.ジョー』で悪の組織の一員になった。
ジョン・チョーは映画『スター・トレック』のヒカル・スールー役に続いて、
米ABCのSFドラマ『フラッシュフォワード』でFBI(連邦捜査局)捜査官を演じている。
次の注目株はピとして知られるチョン・ジフンだ。アジアではスーパースターの彼も、
世界的にはほとんど無名。しかし11月25日全米公開の大作映画『ニンジャ・アサシン』
(ジョエル・シルバー、ウォシャウスキー兄弟製作)で主演に抜擢された。
>>442 ハリウッド映画の大役に韓国系俳優を起用するのは、ビジネス上の理由もある。
チョンらが絶大な人気を誇るアジアは映画観客数が増加している、世界でもまれな地域だ。
特にハリウッド映画にとって韓国は重要市場で、イギリスでの興行収入を上回ることもある。
映画情報サイト、ボックス・オフィス・モジョによると今夏の『G.I.ジョー』の場合、
アメリカ以外で最高の興行成績を挙げたのは韓国だった(1320万ドル)。
アジアで実績のある韓国人監督にも、ハリウッドから声が掛かる。
しかし、当の監督たちはあまり乗り気でない。
「韓国でもトップクラスの監督なら自国ではどんな映画も自由に制作できる」と、
映画会社バーティゴ・エンターテインメントのプロデューサーで、韓国系アメリカ人の
ロイ・リーは言う。「(アメリカの)映画会社と組めば、思うようにはできなくなる」
◆オーディションの抵抗感
アジア出身の俳優がハリウッドで成功するには、文化の壁を乗り越えなければならない。
英語をマスターし、映画会社幹部との人脈づくりもある。役の獲得プロセスも違う。
「アジアではほとんどの場合、オーディションは行わない」と、
タレントエージェンシーのウィリアム・モリス・アジアの元取締役グレース・チェンは言う。
「アメリカでオーディションを受けるのは、アジアの大スターにすればかなり抵抗感がある」