【主催国は】月山酋長研究第141弾【被告人】

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677魚雷ガール ◆OVERxseZCg
「テロリストは安重根ではなく伊藤博文」
http://www.chosunonline.com/news/20091024000049
http://www.chosunonline.com/news/20091024000050

ハルビン義挙100周年「安重根の生涯と夢」学術会議開催

「思想家・安重根」に再照明

「安重根(アン・ジュングン)はテロリストではない。むしろ、日本帝国主義の韓国侵略を
主導した伊藤博文をはじめとする日本政府の要人や軍人こそがテロリストだ。安重根は、
これら日本のテロリストと、“テロ国家”日本帝国主義に対する“対テロ戦争”を起こした
人物だ」

牧野英二・法政大教授が発表文を読み上げると、場内は静まり返った。牧野教授は23日、
ソウルのプレスセンターで開催された「安重根の生涯と夢−大韓独立と東洋平和」と題した
国際学術会議で、安重根をテロリストと見る日本や西欧の一部の視点に対し、くさびを
打ち込んだ。テロリズムに関する最近の国際的研究の成果によると、日本が軍隊を
派遣して韓国を暴力で支配し、植民地化した行為こそ、組織的な「テロ」に該当すると
している。牧野教授は安重根を、南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ元大統領と比較
しつつ、「安重根が日帝のテロで犠牲にならなければ、韓国復興の中心的役割を果たし、
マンデラ元大統領のようにノーベル平和賞を受賞していた可能性もある」と語った。

この日の学術会議は、安重根のハルビン義挙100周年に合わせ、安重根義士崇慕会
(アン・ウンモ会長)と安重根義士記念館(キム・ホイル館長)が主催し、国家報勲処と
本紙が後援して行われた。韓国や中国、日本、ロシアの研究者らが参加し、東洋平和論を
唱えた「思想家」安重根に集中的にスポットを当てた。キム・ホイル館長は基調講演で、
「安重根の東洋平和論は、当時、韓中日3国がそれぞれ独立国家として主権を維持
しつつ、西欧帝国主義の侵略に共同対処する一方、内部では3国が共に繁栄を図る
案を具体的に提示した政策理論だった」と語った。さらにキム館長は、「安重根の東洋
平和論は、ヨーロッパ連合(EU)をもたらしたヨーロッパ統合の先行理論で、最近韓中日
首脳会談で構想中の北東アジア経済協議機構の源だといえる」と評価した。
678魚雷ガール ◆OVERxseZCg :2009/10/24(土) 18:07:22 ID:PcN+qrJ+
日本カント協会の会長を務める牧野教授は、安重根の「東洋平和論」とカントの「永久
平和論」の関係に注目した。牧野教授によると、二人は▲武力によって真の平和を実現
することは不可能なことを見抜き、▲平和の実現のためには、国家が道徳的な人間を
育成しなければならないと考え、▲平和の実現が難しいということを自覚しつつも、人間が
強い意志を持って着実に努力することが必要だと信じていた−という。

李泰鎮(イ・テジン)ソウル大名誉教授は、牧野教授の主張を土台として、安重根がカント
から影響を受けた可能性について追跡した。カントの永久平和論は、清の知識人・梁啓超の
『飲氷室文集』により、韓国の知識人社会に紹介され、安重根がフランス語を学んだ
ウィルヘルム神父に詳しい内容を尋ねた可能性が高いとされる。李教授は、安重根の
東洋平和論は1919年の己未独立宣言書や大韓民国臨時政府政綱にも反映されており、
光復(日本の植民地支配からの解放)後に制定された大韓民国制憲憲法にも、「恒久的な
国際平和の維持に努力」という文言の中に盛り込まれる形で受け継がれている、と主張した。

張錫興(チャン・ソクフン)国民大教授は、「安重根が構想した東洋平和論は、西洋の
侵略に対し、東洋平和を維持しようとするなら、韓国と中国、日本の3国がそれぞれ
独立する中で団結しなければならない、ということだ」と紹介した。さらに張教授は、
安重根の東洋平和論について、「当時、東洋を侵略していた西洋帝国主義に対抗し、
独立と平和を守るものだが、西洋そのものを排斥したり、否定するものではなかった、
という事実に注目しなければならない」と強調した。

宋成有・北京大教授は、「ここ10年、中国では安重根義士に対する研究と称揚が絶えず
行われている」と述べ、安重根に関する中国側の活動内容を紹介した。宋教授によると、
安重根をテーマに取り上げた国際学術会議が最近北京と大連で行われ、ハルビン義挙を
扱った短編小説や学術書の出版も相次いでいるという。宋教授は、最近、日本の右翼団体
が歴史を歪曲し、侵略を美化する雰囲気にあることも、日帝と対決した安重根が再び
浮き彫りになることに影響を及ぼしている、と説明した。