韓国車:体感燃費、メーカーの表示と大きな差
http://www.chosunonline.com/news/20090913000012 モーニング、マティズなどの小型車は61−69%水準
実際の生産年度と年式に24カ月の違いも
起亜自のモーニングやGM大宇のマティズなど小型車の実際の燃費(燃料1リットルで走れる距離)は、
自動車メーカーが表示している燃費を大きく下回っているという調査結果が出た。
また、乗用車の生産年度と年式に最大で24カ月の差があることも判明した。
消費者団体の「消費者市民の会」(以下、消市会)は7日、公正取引委員会から依頼を受けた
自動車燃費調査の結果を発表した。消市会は今年4月から 8月まで、韓国製と外国製の自動車
66台を対象として燃費テストを実施し、自動車メーカーが表示している燃費と体感燃費を比較した。
体感燃費とは消費者が乗用車を直接運転し測定した燃費のことで、66人の消費者が作成した
道路運行日誌を基に走行距離と給油量を計算・算出している。
消市会による調査の結果、自動車66台のうち51台(77.3%)で体感燃費が表示燃費を
10%以上下回った。特に軽自動車は、今回調査対象とされた5台すべてで体感燃費が
表示燃費を下回り、小型車も調査対象20台中16台で同様の結果が出た。
起亜自のモーニング(2004年、排気量999cc)の場合、表示燃費は1リットル当たり15.5キロだが、
ドライバーが運転したときの体感燃費は9.38キロだった。体感燃費が表示燃費の61%にとどまった
わけだ。燃費をエネルギー効率等級(1級から5級まで)で換算すると、表示燃費は最上級の1級
なのに対し、体感燃費は下位の4級となった。GM大宇のマティズ0.8S AT(08年、796cc)の場合も、
体感燃費(1リットル当たり11.48キロ)は表示燃費(同16.6キロ)の69%という水準だった。