【国内】 在日朝鮮人慰安婦映画の後援取り消しに市民団体が公開質問状…「内容に偏りがあるから取り消し」と富山市 [08/24]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1251100144/l50 後援取り消しで公開質問状
今月8日、市民グループが主催した戦争と人権についての映画上映会の後援を富山市が開催直前に
取り消したことを受けて、市民グループは、24日、説明が不十分だとして抗議するとともに、
森市長に対して公開質問状を提出しました。
24日は「戦争と女性の人権を考える集い」実行委員会のメンバーが富山市役所を訪れ、
応対した松山市民生活相談課長に後援取り消しを抗議するとともに、公開質問状を提出しました。
この上映会は今月8日、フォルツァ総曲輪で開かれ、だまされて従軍慰安婦にされたと訴える
在日朝鮮人女性を描いたドキュメンタリー映画が上映されました。
富山市は6月に上映会の後援を承認しましたが、開催3日前になって取り消しました。
市は取り消しの理由について、「主なテーマが従軍慰安婦問題だと後から分かった。
森市長に判断を仰ぎ、内容に偏りがあることから取り消した」などと説明しています。
実行委員会では、取り消しまでの経過や理由が十分に説明されていないとして、
来月10日までに文書での回答を求めています。
松山課長は「抗議は受けるが、公開質問状には答えないことにしている」
上映会実行委員会の堀江代表は、「従軍慰安婦に対する国際的な考え方を元に判断してもらいたい、
また、市民の質問に答えられないのは理解できない」と話しています。
http://www2.knb.ne.jp/news/20090824_21090.htm
北側が通告 軍事境界線の陸路通行制限解除
◆列車運行も再開
南朝鮮統一部の発表によると、北側が李明博政権に対して昨年12月1日から講じてきた
南側人員に対する軍事境界線の陸路通行制限措置を21日付で解除すると南側に通知した。
統一部当局者は20日、北側が同日、東・西海地区軍事実務責任者名義でこのような内容の
通知文を送ってきたと明らかにした。
また、北側は同日、中央特区開発指導総局の名義で南側の開城工業地区管理委員会に通知文を送り、
工業地区の入居企業と団体関係者、管理委員会の関係者をはじめとする南側人員の出入り・滞在に
ついても21日付で原状回復させると告げた。
ほかにも、
▼21日から板門〜坡州駅の貨物列車運行を再開し、関係者の出入り・滞在制限を以前の状態に戻し、
▼開城の南北経済協力協議事務所を正常運営し、関係者の出入り・滞在規定を以前の状態に戻すと
明らかにした。
これに先立って17日、北側のアジア太平洋平和委員会と南側の現代グループは同グループの
玄貞恩会長の訪北(10〜17日)を機に5項目の合意を発表した。
合意事項には、「南側人員の軍事境界線陸路通行と北側地域滞在を、
10.4宣言の精神にのっとり原状回復することにした」という内容が含まれている。
[朝鮮新報 2009.8.24]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0824-00001.htm
中国外交部副部長が訪朝 朝鮮側関係者と会談
中国外交部の武大偉副部長一行が17〜21日、朝鮮を訪問した。
朝鮮中央通信によると、一行は最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、
朴宜春外相を表敬訪問し、金桂官外務次官と会談した。
これらの会合では朝中親善関係と地域情勢を含めた双方の共通の関心事となる問題が深く論議された。
訪朝期間、武大偉副部長一行は錦繍山記念宮殿を訪問し、金日成主席に敬意を表した。
一方、中国国営の新華社通信も一行の訪朝について、両国は会談で2国間関係と相互の関心事となる
地域情勢の問題について深く意見交換を行ったと報じた。
会談の内容についての具体的な言及はなかった。
[朝鮮新報 2009.8.24]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0824-00002.htm
朝鮮日本軍被害者補償対策委 三菱神戸造船所での強制労働報告書
朝鮮日本軍「慰安婦」・強制連行被害者補償対策委員会は20日、
「日本の三菱重工業株式会社神戸造船所で行われた朝鮮人強制連行および強制労働犯罪に対する調査報告書」
を発表した。同委員会は、日本の植民地期に強制連行された朝鮮人被害者に関連する
42万7129人の名簿に基づき、北側出身者の遺族調査を行っている。
報告書は、
(1) 旧日本政府と大企業が行った朝鮮人強制労働の実態
(2) 三菱神戸造船所で行われた強制連行および強制労働犯罪
(3) 朝鮮人強制連行および強制労働犯罪の主犯は旧日本政府、共謀者は日本企業
の3項目で構成されている。
(1) では、神戸造船所に連行された1984人のうちの大部分が当時平安道出身だとの事実を
確認したと明らかにした。
(2) では、被害者の証言を紹介し、4千人あまりの青年が強制連行されたこと、旧日本政府が
1939年から組織的に行った朝鮮人強制連行に日本企業が関与したことなどを明らかにした。
(3) では朝鮮人強制連行および強制労働の責任が旧日本政府のみならず日本の大企業にもあると主張した。
[朝鮮新報 2009.8.24]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2009/04/0904j0824-00003.htm
南北赤十字会談、26日開催へ 北朝鮮が同意
2009.8.25 10:54
【ソウル=水沼啓子】韓国の大韓赤十字社は25日、南北離散家族再会を協議する南北赤十字会談を
26日から3日間、北朝鮮の金剛山で開くことに北朝鮮側が同意したことを明らかにした。
李明博政権下での南北赤十字会談は初めて。
離散家族再会が実現すれば、盧武鉉前政権の2007年10月以来2年ぶりとなる。
今月中旬に訪朝した現代グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長が北朝鮮との協議で、
10月3日の秋夕(中秋節)に合わせ実施することで合意し、韓国側が20日、
開催を北朝鮮の朝鮮赤十字会に提案していた。
北朝鮮側は板門店の直通電話で同意を伝えてきた。直通電話は昨年11月に北朝鮮が一方的に断絶。
金大中元大統領の死去に伴う北朝鮮弔問団の訪韓期間中を除き不通になっていたが、25日に回復した。
韓国統一省は「南北赤十字間の直通電話による連絡チャンネルが正常化した」と発表した。
大韓赤十字社は既に離散家族再会の韓国側参加者の選定作業に着手している。
赤十字会談では対象となる離散家族の人数や名簿交換の手順などが協議される見通し。
朝鮮戦争で生き別れになった離散家族の再会事業は2000年6月の南北首脳会談を機に本格化。
2000年8月に15年ぶりに実施され、07年10月までに約3400家族、
約1万6000人が直接対面を果たしている。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090825/kor0908251056000-n1.htm
北が虚偽陳述強要 男性拘束事件で韓国政府が発表
2009.8.25 16:31
韓国政府は25日、北朝鮮に約4カ月半にわたり拘束された後、13日に解放された韓国企業、
現代峨山の男性職員に対し、北朝鮮当局がひざまずかせたりするなど強圧的な取り調べにより、
虚偽の陳述を強要していたとの調査結果を発表した。
調査結果によると、男性は同団地で知り合った北朝鮮女性と親しくなり、
金正日総書記や政治体制を批判し、脱北を勧める手紙を何度か送ったことで3月30日に拘束された。
北朝鮮側は男性が過去に建設会社の派遣でリビアの病院で勤務した際に、同じ病院で働いていた
北朝鮮女性と交際していたことを問題視。「韓国の情報機関の指示で活動していた」
との事実と異なる自白を強要し、男性はこれを最終的に受け入れることで釈放された。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090825/kor0908251634001-n1.htm
韓国、初の人工衛星搭載ロケット 打ち上げに成功
2009.8.25 18:12
韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老号」(KSLV−I)が25日午後5時(日本時間同)
同国南部・全羅南道の羅老宇宙センターから打ち上げられた。
韓国航空宇宙研究所によると、先端部分に搭載された試験科学技術衛星は約9分後に
ロケットから分離して予定の軌道に入り、打ち上げは成功した。
自国から自前のロケットで人工衛星を打ち上げた国としては10番目。
19日に打ち上げが予定されていたが直前にロケット監視システムが異常を感知し、延期されていた。
羅老号は全長33・5メートル。1段目のブースターはロシアの技術が導入され、
2段目は独自に開発した。衛星は重さ約100キロの直方体。
高度300キロの軌道を回りながら、地球温暖化や気候変化の状況を観測する。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090825/kor0908251815002-n1.htm
人工衛星は軌道に乗らず失敗 韓国教育科学技術省が修正
2009.8.25 19:42
韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老号」(KSLV−I)が25日午後5時(日本時間同)
同国南部・全羅南道の羅老宇宙センターから打ち上げられた。
韓国航空宇宙研究所は当初、ロケットから分離した試験科学技術衛星が軌道に入ったと発表したが、
教育科学技術省が修正し、予定の軌道に入るのに失敗したと明らかにした。
安秉萬教育科学技術相は記者会見で
「衛星をロケットから分離させるのは成功したが、目標の軌道に入れなかった」と話した。
ロケットは19日に打ち上げ予定だったが直前にロケット監視システムが異常を感知し、延期されていた。
羅老号は全長33.5メートル。1段目のブースターはロシアの技術が導入され、
2段目は独自に開発した。衛星は重さ約100キロの直方体。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090825/kor0908251944004-n1.htm
盧武鉉氏側近に懲役6年 特殊活動費を着服
2009.8.25 20:35
ソウル地裁は25日、韓国の故盧武鉉前大統領の後援者から多額の金品を受け取り、
大統領特殊活動費を着服したとして収賄や横領罪に問われた元大統領府総務秘書官、鄭相文被告に対し、
懲役6年、追徴金16億4400万ウォン(約1億2400万円)の実刑判決を言い渡した。
盧前大統領は同後援者からの不正資金供与疑惑で検察の事情聴取を受け、5月23日に自殺した。
判決によると、鄭被告は同後援者から現金3億ウォンと9400万ウォン相当の商品券を
わいろとして受け取ったほか、特殊活動費12億5千万ウォンを着服した。
鄭被告は現金3億ウォンは前大統領の夫人の依頼で受け取ったと主張したが、
判決は「信用しがたい」と退けた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090825/kor0908252037005-n1.htm
金総書記義弟・張成沢部長の兄が死去 北朝鮮報道
2009.8.26 00:44
北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、金正日総書記が義弟、張成沢朝鮮労働党部長の兄、
張成禹朝鮮人民軍次帥の死去に際し、花輪を送ったと報じた。
死去した日時や死因などは伝えなかった。韓国統一省の資料によると76歳。
張氏は、人民武力省と警察組織の社会安全部などで局長を歴任、
最高人民会議(国会)代議員も5期務めた権力序列20位前後の重鎮。
韓国の聯合ニュースによると、張氏は1983年、韓国の全斗煥大統領(当時)一行の暗殺を狙った
ラングーン(現ヤンゴン)爆破テロで総指揮を執ったといわれる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090826/kor0908260044000-n1.htm
「墓から出してと願う夢を見た」 女優の遺骨盗んだ男を拘束 韓国
2009.8.26 11:39
昨年10月に自殺した韓国の人気女優、崔真実さん=当時(39)=の遺骨が今月初めに
ソウル郊外の墓地から盗まれた事件で、警察当局は26日、窃盗の疑いで41歳の男を拘束したと
明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
男は「(崔さんが)夢に出てきて骨つぼを墓から出してほしいと言った」などと語っているという。
遺骨も戻った。
崔さんはドラマや映画で活躍した国民的スターで、韓国メディアは連日、事件を報道。
警察は防犯カメラの映像を公開して捜査していた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090826/kor0908261141001-n1.htm
離散家族再会を協議へ 午後から南北赤十字会談
2009.8.26 11:47
離散家族再会を協議する韓国と北朝鮮の南北赤十字会談出席のため、
大韓赤十字社の金栄●(=吉を2つヨコに並べる)事務総長率いる韓国側代表団が26日午前、
開催地の北朝鮮金剛山に向け、ソウルを出発した。
会談は同日午後5時(日本時間同)から28日まで行われる予定。
南北赤十字会談は2007年10月に行われて以来で、韓国の李明博政権で初めて。
韓国の現代グループが北朝鮮側と合意した10月3日の秋夕(中秋節)に合わせた離散家族再会のほか、
韓国側は朝鮮戦争当時の韓国軍捕虜や韓国人拉致被害者などについても問題提起するとしている。
北朝鮮側は朝鮮赤十字会の崔成益副委員長が代表を務める。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090826/kor0908261149002-n1.htm
【北制裁】「国連加盟国間で合意ある」 米調整官
2009.8.26 12:37
米オバマ政権で対北朝鮮制裁を担当するゴールドバーグ調整官は26日、都内で会見し、
国連安全保障理事会の対北制裁決議について、兵器類を運搬していた疑惑のある北朝鮮の貨物船が
ミャンマーへ向かう途中で引き返した事例を挙げた上で「国連加盟国の間で合意が形成されている」
と述べ、一定の効果を上げているとの見方を示した。北朝鮮に対する影響が大きい
中国の制裁実施状況については、「よい協力を得られている」と述べるにとどめた。
ゴールドバーグ氏はシンガポール、タイ、韓国を歴訪後、25日に来日していた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090826/kor0908261239003-n1.htm
過去にも開城で4人追放 金総書記批判などで 韓国紙
2009.8.26 12:51
韓国紙、東亜日報は26日、韓国企業が進出する北朝鮮の開城工業団地で2005年から昨年2月に
かけて韓国人男性4人が金正日総書記を批判したなどとして追放されていたと報じた。
同紙は4人が5日から1週間拘束されたとしているが、韓国統一省は調査だけで拘束はされなかった
としている。
同紙によると、北朝鮮の女性従業員との交際のほか、
たばこの吸い殻を捨てたのを注意された際に「将軍様(金総書記)が命令すれば拾う」と語ったり、
「金正日も過ちがあれば批判を受けるのは当然」と発言したのを問題視されたという。
同団地では今年3月末に韓国企業、現代峨山の男性職員が拘束され、
今月13日に約4カ月半ぶりに解放された。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090826/kor0908261252004-n1.htm
ボズワース氏に9月中の訪問を招請か 北朝鮮
2009.8.25 10:34
韓国の聯合ニュースは25日、北朝鮮が今月初め、ボズワース米特別代表(北朝鮮担当)と、
6カ国協議米首席代表のソン・キム担当特使の9月中の訪朝を招請する意思を米国に伝えたことが
分かったと報じた。ワシントンの外交消息筋の話として伝えた。
実現すればオバマ米政権では初の高官訪朝となる。
25日付の韓国紙、中央日報は、ボズワース特別代表が9月初めに日中韓などと協議すると報道。
聯合ニュースによると、招請を受けるかどうか結論は出ていない。
同ニュースによると、招請意思の伝達はクリントン元米大統領が北朝鮮に拘束されていた米女性記者
2人の解放のために訪朝した時期の前後。北朝鮮による最近の対話攻勢の一環とみられる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090825/amr0908251037005-n1.htm
韓国:人工衛星、失敗 正常軌道に投入できず
【ソウル大澤文護】韓国初の人工衛星ロケット「羅老(ナロ)号」(KSLV−1)は
25日午後5時(日本時間同)、韓国南部・全羅南道の「羅老宇宙センター」から発射された。
しかし聯合ニュースによると、ロケットに搭載された科学技術衛星の切り離しが、
予定の高度300キロより高い位置で行われたため、正常軌道には投入できなかった。
韓国航空宇宙研究院は、今後、衛星の追跡を続け、発射の成否を最終判断したいとしている。
羅老号は、100キロ級の人工衛星を軌道に乗せることを目的に02年に開発に着手し、
ロシア企業の協力を得て完成した。
自力での人工衛星打ち上げには、これまで9カ国が成功しており、
韓国は10番目の自力発射を成功させて宇宙開発の先進国入りを目指している。
毎日新聞 2009年8月26日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090826ddm007030025000c.html
北朝鮮:張成沢・労働党部長の兄死去
【中国総局】北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の義弟、
張成沢(チャン・ソンテク)労働党部長の兄、張成禹(チャン・ソンウ)人民軍次帥の死去に際し、
金総書記が花輪を送ったと報じた。また、26日付の北朝鮮の労働新聞は、
張次帥が24日午前11時20分、心臓まひのため死去したと伝えた。76歳だった。
韓国の聯合ニュースによると、張氏は1933年生まれ。
朝鮮戦争に人民軍中隊長として従軍した「革命第2世代」。
人民武力省、社会安全部の局長を歴任し、83年に当時のビルマ・ラングーン(現ヤンゴン)で
全斗煥(チョン・ドゥファン)韓国大統領の暗殺を狙った爆破テロ事件で総指揮を執ったとされている。
毎日新聞 2009年8月26日 13時09分(最終更新 8月26日 13時22分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090826k0000e030054000c.html
韓国政府、「南北首脳会談提案」報道を否定
【ソウル=前田泰広】韓国大統領府は24日、李明博(イミョンバク)大統領が北朝鮮高官らと行った
23日の会談で、南北首脳会談に関連した事項は一切取り上げられなかったと発表した。
金正日(キムジョンイル)総書記から李大統領にあてたメッセージに、
首脳会談を提案する内容が盛り込まれていたとの韓国メディアの一部報道があり、これを否定したもの。
韓国政府は23日、「敏感な内容のため」として、メッセージの中身は明らかにしていなかった。
(2009年8月24日20時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090824-OYT1T00858.htm
金剛山観光再開、北制裁決議に抵触せず…米高官
【ソウル=前田泰広】ゴールドバーグ米国務省調整官は24日、
韓国から北朝鮮への経済協力事業である金剛山観光事業の再開などに関して、
事業は「経済的で人道的な開発」にあたり、
核実験を受けた国連安保理の対北朝鮮制裁決議に抵触しないとの見解を明らかにした。
訪問先のソウルで記者団に答えた。
事業再開は北朝鮮が求めていたもので、対話路線に転じる姿勢を見せている
北朝鮮の態度を硬化させるのは得策ではないと判断したとみられる。
調整官はただ、「金融制裁を含む北朝鮮制裁は継続して履行される」と述べ、
事業の再開とは関係なく、制裁を続ける姿勢を強調した。
北朝鮮は韓国・現代グループとの間で、金剛山と開城(ケソン)地区の観光事業の再開や、
開城工業団地事業の活性化で合意した。
韓国外交通商省も、事業再開などは安保理決議に反しないとの見解をまとめていた。
(2009年8月24日20時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090824-OYT1T00881.htm
「李明博」北が呼び捨て報道、李政権路線に不快感
【ソウル=前田泰広】韓国の李明博(イミョンバク)大統領と北朝鮮高官らが23日に行った会談は、
李政権が、民族の同一性を強調しながら対北支援を優先してきた過去の左派政権路線との決別を、
北朝鮮側に直接伝える機会となった。
会談開催などを伝える際には、李氏を大統領の呼称付きで報じた北朝鮮メディアは24日、
「李明博」と呼び捨て扱いで批判し、不快感をあらわにした。
大統領府高官は23〜24日、李政権の対北朝鮮政策を説明する際、
2008年まで10年間続いた左派政権からの転換を象徴するキーワードとして、
「パラダイム・シフト(枠組みの転換)」という言葉を頻繁に使った。
高官は「同じ民族という南北関係の特殊な枠組みに閉じこめられていてはいけない」と指摘、
「南北が普遍性と国際秩序に適合した関係になることによってこそ、南北関係は一段階進歩する」
とこの言葉の真意を説明する。
李大統領は就任直後の昨年3月、「時代のパラダイムは変わった」と演説し、
南北問題も「排他的な民族主義では解決できない」と述べている。
今回、金正日(キムジョンイル)総書記のメッセージがあるにもかかわらず、
李大統領が実際の会談日を北朝鮮からの面会要請の翌日に先送りしたのも、
「外国からの弔問団の表敬訪問の一環」と位置づけ、特別扱いしない姿勢の表れだったとみられる。
北朝鮮メディアは、李政権を批判する際、「我が民族同士」との表現を使って、南北の同胞意識を
高揚させようとしてきた。22日には「民族の利益は眼中にない」と李大統領を批判していた。
(2009年8月24日23時10分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090824-OYT1T01040.htm
異例!北朝鮮TVがCM「愛と恩情のヘアピン」
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビが、7月以降、ビールや高麗人参などのCMを相次いで放映している。
ラヂオプレス(RP)によると、同テレビが特定商品の広告を放映するのは極めて異例。
北朝鮮では現在、国民総動員の経済再生運動「150日戦闘」を展開中で、
上質な国産品の製造能力をアピールし、国民を鼓舞する狙いがあるとみられる。
RPによると、7月に国産「大同江(テドンガン)ビール」のCMを放映したのを手始めに、
8月に入ってからは、「開城(ケソン)高麗人参」と、女性用髪飾り「コスモスヘアピン」のCMを放映した。
このCMは1分25秒にわたり流され、明るい音楽に合わせて様々な種類のヘアピンをつけた女性が登場。
高級な材料や高度な加工技術が用いられることが強調され、
最後に「愛と恩情のこもったコスモスヘアピン!」との字幕がつき、
金正日(キムジョンイル)総書記の指示で製造されたことを示唆しているという。(ソウルで 細川紀子)
(2009年8月25日18時09分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090825-OYT1T00968.htm
北制裁「成果上げている」日米担当官が一致
斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長は25日、米政府で北朝鮮制裁を担当する
フィリップ・ゴールドバーグ国務省調整官と外務省で会談し、
国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議が大きな成果をあげているとの考えで一致した。
調整官は来日に先立ち、タイなど東南アジア諸国を訪問したことを踏まえて、
「各国の制裁の履行状況はおおむね満足できる」と述べた。
斎木氏は先の通常国会で北朝鮮貨物検査特別措置法案が廃案となった事情を説明した。
両氏は北朝鮮と韓国・現代グループが金剛山観光事業再開などで合意したことについても協議し、
再開後の資金の流れなどを注視していく方針を確認。
また、金大中・韓国元大統領の葬儀に弔問団を派遣するなど最近の北朝鮮の外交に関して意見交換した。
(2009年8月26日00時19分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090826-OYT1T00039.htm
北朝鮮「南北合意履行を」 金総書記、李大統領に伝言
2009年8月25日3時8分
【ソウル=牧野愛博】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が李明博(イ・ミョンバク)
韓国大統領にあてた口頭メッセージの中で、過去の南北首脳会談での合意の履行を求めたことがわかった。
履行されれば南北首脳会談の開催も可能だとの趣旨の考えも伝えられたが、
李政権の対北政策とかけ離れて現実的でないため、韓国側は首脳会談提案とは受け止めなかったという。
韓国政府当局者が明らかにした。
メッセージは金大中(キム・デジュン)元大統領の弔問で訪れた金己男(キム・ギナム)朝鮮労働党書記が
23日、李大統領に紹介した。金総書記は00年、07年の2度の南北首脳会談の意味が薄れている
ことに遺憾を表明。経済や社会、文化などの交流強化や緊張緩和などをうたった合意の履行を求めた。
そのうえで、韓国との間で関係改善を進めたい考えを示したという。
関係改善が進めば、首脳間も含めた様々な会談が可能だとの考えを一般論として示した模様だ。
これに対して李大統領は、北朝鮮が非核化に応じるなら大規模な経済支援が可能とする
従来通りの考えを伝えた。金書記は、北朝鮮の核開発は米国の敵視政策が原因だと主張、
「問題はそれほど簡単ではない」と答えたという。
李政権は前政権までの南北首脳会談合意の履行には、経済的な妥当性や国民合意などが
必要としている。首脳会談をめぐる言及に韓国政府当局者は
「受け入れられる要求ではない。首脳会談の提案とは位置づけられない」と語った。大統領府は24日、
「一般的な議論があっただけで、南北首脳会談に関する事項は一切取り上げられなかった」
とする報道資料を発表した。
一方、北朝鮮弔問団と面会した関係者によると、金書記は22日の朝食会で、
金総書記の健康状態について「昨年夏には少し問題があったかもしれないが、日米などの報道は誇張だ。
青年のような熱意で現地指導を行っている。健康に支障はない」と語った。
26日から南北赤十字会談 離散家族面会の実現めざす
2009年8月25日17時20分
【ソウル=牧野愛博】韓国と北朝鮮は25日、南北赤十字会談を26日から28日まで
北朝鮮の金剛山地区で開くことで合意した。大韓赤十字社が明らかにした。
北朝鮮が25日、南北赤十字電話チャンネルを通じて会談に応じる考えを伝えた。
今年の秋夕(旧盆、10月3日)に南北離散家族の面会を実施するとした、
韓国の現代グループと北朝鮮による17日の合意の実施を目指す。
南北赤十字会談は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下の07年11月に開催されて以来。
北朝鮮は08年11月、李明博(イ・ミョンバク)政権の政策に反発して板門店の赤十字連絡代表部を
閉鎖、電話チャンネルも断絶していた。
http://www.asahi.com/international/update/0825/TKY200908250180.html
韓国初の衛星ロケット、軌道投入に失敗
2009年8月25日20時2分
【ソウル=牧野愛博】韓国政府は25日午後5時、同国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)号」
を南西端の羅老宇宙センターから打ち上げたが、衛星の軌道投入に失敗。世界で10カ国目となる
「自国から自前ロケットで人工衛星を打ち上げた国」への仲間入りはならなかった。
羅老号は2段式で、重さ約100キロの試験科学技術衛星を搭載。
1段目のブースターの切り離しには成功したが、上空300〜1500キロの楕円(だえん)軌道への
衛星投入に失敗した。韓国政府は、1段目のブースターを共同開発したロシアと調査委員会を
立ち上げて詳しい原因を調べ、来年5月2日の再発射を目指す。
羅老号は当初、7月30日の打ち上げを目指したが、1段目のブースターの調整が遅れたほか、
19日には機器の故障で打ち上げ直前に中止になるなど、何度も発射が延期されていた。
一方、北朝鮮も4月に衛星搭載ロケットと称して長距離弾道ミサイルを発射し、
国連安全保障理事会が発射を非難する議長声明を採択。北朝鮮外務省は羅老号打ち上げについて
「6者協議の参加国が国連安全保障理事会に上程するか注視する」とのコメントを発表し、
国際社会を牽制(けんせい)していた。
http://www.asahi.com/international/update/0825/TKY200908250278.html
北朝鮮、正座・暴言で自白強要 拘束韓国人に
2009年8月26日0時30分
【ソウル=牧野愛博】韓国政府は25日、「体制批判をした」などとして北朝鮮に136日間に
わたり拘束され、今月13日に解放された韓国企業「現代峨山」の男性社員(44)についての
調査結果を発表した。北朝鮮は拷問は加えなかったが、正座や言葉の暴力などで圧力をかけ、
自白を強要したという。
調査報告書によると、北朝鮮の開城工業団地内で勤務していた男性は、親しくなった同団地の
清掃担当の北朝鮮女性に手紙を送り、その中で金正日(キム・ジョンイル)総書記や北朝鮮の体制を
批判した。北朝鮮は3月30日に男性を拘束。
平壌から調査官1人を派遣し、開城市内の旅館の一室で調べを続けたという。
長い時で午前6時から午後10時まで木製のイスに座らせ、3〜5分程度の正座も十数回にわたって強要。
ののしったり、電気をつけたまま就寝させたりした。男性は断食をするなど抵抗したが、最終的に
「リビアで過去、韓国情報機関の指示を受けて活動したことがある」などと虚偽の自白をした。
北朝鮮の調査官は男性を解放する直前の8月11日、調査に協力しなかったために拘束が長引いた
ことや、強要行為がなかったことなどを、男性に認めさせたという。
韓国政府は、男性の行為の一部は南北間合意に違反するものの、北朝鮮が強圧的な調べで男性に
虚偽の陳述を強要したと結論づけた。
http://www.asahi.com/international/update/0825/TKY200908250270.html
金総書記の妹婿の兄が死去 ラングーン事件を総指揮か
2009年8月26日12時17分
北朝鮮の朝鮮中央通信は25日、張成禹(チャン・ソンウ)朝鮮人民軍次帥が死去したと、
日時や原因などに触れずに伝えた。金正日(キム・ジョンイル)総書記の妹婿の
張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党行政部長の実兄。
ラヂオプレスによると33年生まれで、朝鮮戦争に従軍し、最高人民会議代議員(国会議員)も務めた。
韓国・聯合ニュースは、ビルマ(現ミャンマー)訪問中の全斗煥(チョン・ドゥファン)韓国大統領
(当時)の暗殺を北朝鮮が謀った83年10月のラングーン事件の総指揮を執ったと伝えた。(ソウル)
http://www.asahi.com/international/update/0826/TKY200908260185.html
「民族」より「国際協調」 韓国・李政権、対北で原則確認
2009.8.25 18:26
【ソウル=黒田勝弘】金大中元大統領の国葬を機にした北朝鮮と韓国の“弔問対話”で南北関係の変化が
関心を集めているが、韓国の李明博政権は北朝鮮側の融和的ジェスチャーにもかかわらず、
「核問題が優先」との原則重視の方針をあらためて強調し、北朝鮮の微笑戦術には乗らない姿勢を明確にした。
韓国大統領府は24日、李大統領と北朝鮮弔問団の面談後の対北政策について
「パラダイム・シフト(考え方の枠組みの変化)」と説明した。これは金大中政権など過去の政権が
「民族内部の特殊な関係」として進めた過度の対北融和策からの転換を意味する。
北朝鮮に対しては今後、民族主義的な配慮より「核問題」という国際的課題の解決を重視する考えを
あらためて内外に鮮明にしたものだ。
南北関係はこれまで、北朝鮮の一方的な都合に左右され、韓国はいつも「対話を請う」ようなかたちで
北朝鮮の顔色をうかがう状況が続いてきた。北朝鮮は今回、苦しい内外情勢を背景に、
弔問団派遣で韓国との関係を改善し、支援・協力獲得や国際的イメージ改善などの実利を狙っている。
しかし李明博政権は「北が核を放棄すれば支援する。人道的支援は開かれた姿勢で行う。
いつでも対話は可能。ただ過去のような南北首脳会談や南北対話はよくない」(24日の大統領府発表)
との原則を再確認し「北朝鮮の意図に振り回されるような局面転換の戦術的対話はやらない」
と強調している。
その結果、李大統領と弔問団の面談で南北首脳会談の話が出たとする韓国マスコミの報道についても
「その事実はまったくない」と強く否定した。面談自体も特別扱いしなかった。
南北赤十字が離散家族再会に向け協議開始
2009年 08月 26日 14:34 JST
[ソウル 26日 ロイター] 北朝鮮と韓国の赤十字社は26日、
1950─53年の朝鮮戦争で離散した家族の再会に向け、2年ぶりに協議を再開した。
会談は北朝鮮の景勝地、金剛山(クムガンサン)で、3日間の日程で開催される。
北朝鮮は、李明博(イ・ミョンバク)・韓国大統領が無条件の支援を中止したことを不満とし、
同大統領就任後は離散家族の再会を中断していた。
北朝鮮は強硬姿勢を取りながらも、金大中元大統領の死去に伴う弔問団の派遣や弔問団による
李明博大統領との会談、また米国のボスワース北朝鮮特使に核問題協議のため訪朝を招請するなど、
最近になって好戦的な態度を緩める姿勢を鮮明にしている。
サムスン証券の市場アナリスト、Hwang Keum-dan氏は
「韓国の地政学的要因は市場に織り込まれており、最近の北朝鮮の態度軟化でも変わることはない」
と指摘。「ただ(北朝鮮による)態度軟化は明らかにポジティブな要因であり、
相場の地合いを下支えする材料になる」と述べた。
韓国側は、北朝鮮に1000人以上拘束されているとされる韓国民間人や戦争捕虜の消息について
説明するよう、赤十字による協議を通じて北朝鮮側に強く要請していた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11186520090826
南北赤十字が会談へ
2009年8月26日15時27分
韓国赤十字は25日、朝鮮赤十字が韓国側の提案を受け入れたことにより、
26−28日に金剛山地区で南北赤十字会談を行い、南北離散家族の再開について協議すると発表した。
朝鮮側は南北赤十字板門店連絡電話で韓国側に意思を伝えた。
会談で双方は、中秋節前後に行われる南北離散家族再開の具体的日程や規模について協議する。
2年ぶりの南北赤十字会談であり、韓国赤十字はすでに離散家族再開の参加者名簿作成などの準備活動に入った。
離散活動再開の準備作業を順調に進めるため、南北赤十字板門店連絡電話も再び開通された。(編集NA)
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200908260236.html
【論説】 「わが党のマニフェスト…日本を移民社会化、憲法9条安保、他国を愛する愛外国心など」…一橋大学准教授
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1251272444/l50 僕の「非国民的」マニフェスト
2009年08月24日(月)17時06分
今週のコラムニスト:コン・ヨンソク
いよいよ待ちに待った総選挙が行われる。
麻生太郎首相が解散を引っ張ってくれたおかげで、国民の政治や選挙に対する関心は高まり、
長らく続いた自民党主導の政治社会体制に厳しい審判が下されるだろう。
箸を持って待っているのに、なかなか料理が出てこない時ほど、評価は厳しくなるものだ。
自民党のホームページには、「日本を守る、責任力。」と書かれ、その横に麻生総理の決意の顔がある。
だが、僕にはどうしても「自民党(あるいは首相の座)を守る、鈍感力。」に見えてならない。
僕が自民党広報なら、「自民反省⇒日本再生」にして徹底的に、反省と出直しを強調したであろう。
これほど選挙への関心が高まると、自分が参政権を持たない外国人であることがはがゆい。
日本在住20年以上、納税の義務を果たし、日本の政治外交史を専攻し、
日本人の学生に日本語の指導をしているのに、僕には参政権がない。
仕方ない。ここは、いつか自分が立候補する日を夢見て「非現実的」なマニフェストでも掲げてみよう。
僕が立ち上げる政党は、その名も「非国民党」。
国民国家の暴力性とそれを支える(排外的)ナショナリズムの不毛性には、多くの人が疑問を抱いているはずだ。
国民である前に市民であるということ、一国政治よりもグローバル・ガバナンスを考えることは、
けっして理想主義ではない。むしろトランスナショナル化する現実の世界秩序の潮流を反映していると言えよう。
>417
1.国家像
非国民党のマニフェストの第一は開かれた「移民社会」を目指すこと。
日本社会では、移民や外国人参政権問題は既存政党が提起しづらいイシューだ。
だが、日本は歴史的に朝鮮半島・大陸をはじめとして、全方位的に移民・流民を受け入れ、
その多様な文化の融合を通じて独自の文化を花開かせてきた国。いわば東洋のフロンティアだったのだ。
高齢化する日本社会の再生のためにも、この問題は避けられない課題だろう。
かつて日本が移民を送り込んだ南米から逆に移民を受け入れれば、
今は失笑を買っているサッカーW杯ベスト4という目標も現実のものになるかもしれない。
2.外交
外交における最優先課題は日朝国交正常化だ。
外務省HPによれば世界には193の国があるが、その中で日本と唯一国交がないのがお隣の北朝鮮だ。
来年は韓国併合100周年であり、そろそろ北朝鮮との和解を進めてもいい時期だ。
ビル・クリントン元米大統領に続き、小泉元総理に3度目の訪朝を促したい。
3.安全保障
税金の「ムダづかい」が強調されているが、安全保障にかかるコストも再考の余地がある。
北朝鮮や中国の軍事的脅威を煽って、莫大な予算のミサイル防衛システムを構築して
日米の軍需産業を潤すのではなく、平和的秩序を構築することを最優先させる。
さらに首脳同士が頻繁に会えば、基本的なコストは飛行機代とホテル代だけだ。
北朝鮮に対する援助も先行投資に他ならない。そして、日本を東アジアの平和拠点に設定し、
憲法9条を東アジア安全保障の基本軸にするよう韓国などアジアの市民社会と連携する。
これこそ、僕の本当の夢だ。
>418
4.教育
僕が特に力を入れたいのは教育だ。愛国心ならぬ「愛外国心」教育を行いたい。
現場にいる者の印象として、日本人学生の「愛日本心」は十分すぎるくらいにある。
今、必要なのは共に歩むべき他者に対する関心と敬愛の心だ。
「世界を愛し世界に愛される日本」を目指す。小中高生の時からアジアや世界についてもっと学び、
アジア各国、国内の朝鮮学校への交換留学を奨励したい。
5.景気対策
経済の建て直しのためにも景気対策は欠かせない。
そこで非国民党の目玉のバラマキとして、「ナショナリズム手当」を支給する。
これは人種差別、民族差別、歴史的妄言など、ナショナル・アイデンティティを理由に
差別や偏見にさらされたり、精神的苦痛をこうむった人々に手当をするというものだ。
日常的には、WBCでイチローを批判して袋叩きにあった「非国民」にも支給される。
目的は国民主義者たちの排外的ナショナリズムから、
非国民および外国人の精神的・身体的健康を守り、健康な社会にすること。
もちろん、外国の行き過ぎた反日感情から日本人の精神的健康を守ることにも適用される。
ネット時代の今に必要な措置といえよう。
6.財源
景気対策の財源としては、「ナショナリズム保険」を設ける。
政治家や閣僚が妄言を吐けば、その都度、見舞金(保険金)が支払われる仕組みだ。
日本の指導者が節度ある行動をとれば、被保険者たちも平穏に暮らせ、
掛け金ももったいなくないと感じるだろう。
極東に新対空システム配備 ロ、北朝鮮ミサイルに対応
2009.8.26 21:09
インタファクス通信によると、ロシア軍のマカロフ参謀総長は26日、北朝鮮のミサイル実験に対応し、
ロシア極東地域に最新型の対空ミサイルシステム「S400」を配備したと明らかにした。
北朝鮮のミサイル実験を現実の脅威とみなしていることの表れで、
ロシアは引き続き北朝鮮のミサイル発射に厳しい態度を取るとみられる。
参謀総長は、メドベージェフ大統領に同行して訪問したモンゴルのウランバートルで記者団に
「北朝鮮のミサイル実験場や核施設はロシア国境から極めて近い」と指摘。
S400配備の目的は、北朝鮮のミサイル実験が失敗した場合に破片などがロシア領に落下することを
防ぐためだと説明した。具体的な配備場所は明らかにしなかった。
S400は射程約400キロで、ロシア軍最新の対空ミサイルシステム。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090826/erp0908262110003-n1.htm
日中、日韓首脳会談も検討=来月下旬、新首相の訪米準備に着手−外務省
外務省は26日、衆院選後の特別国会で選出される新首相の訪米準備に着手した。
9月下旬のニューヨークでの国連総会やピッツバーグでの主要20カ国・地域(G20)金融サミット
(首脳会合)などの国際会議に合わせ、日米首脳会談を調整。日中首脳会談なども検討している。
民主党が政権を獲得し、新首相に鳩山由紀夫代表が選出されれば、各国首脳と初顔合わせとなる。
訪米する新首相は、9月22日にニューヨークで行われる国連の気候変動ハイレベル会合から
目白押しの日程がスタート。23日からの国連総会での一般討論演説に出席し、新首相の演説は
24日になる見通し。同日は、核軍縮について協議する安全保障理事会の首脳会合に出席後
、ピッツバーグでの金融サミットに向かう。
ニューヨーク滞在中は、23日にオバマ米大統領との日米首脳会談を行う方向で調整。
訪米期間中に中国の胡錦濤国家主席、韓国の李明博大統領との首脳会談も検討している。
外務省幹部は鳩山政権誕生の場合、「いずれも大事な会合で外交デビューにはいい機会だ」と、
新首相の就任をアピールする好機ととらえている。ただ、日米首脳会談に関し
「非核三原則をめぐり、鳩山氏が核を日本に持ち込まないよう、いきなり米側に確約を求めることはまずい」
と、核をめぐる本格協議はオバマ大統領の訪日が想定される11月以降に先送りしたいとしている。
(2009/08/26-18:54)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009082600797
423 :
コピペ:2009/08/26(水) 22:27:11 ID:G2D/+739
朝日の基地外投稿第184面
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1249742404/l50 378 名前:文責・名無しさん メェル:sage 投稿日:2009/08/26(水) 09:04:56 ID:SbCkgJen0
朝日新聞大阪版 2009年8月26日
「赤色の辛さ 日本食に欲しい」 大学生 宋 佳R(京都市北区 26)
韓国から日本に来て3年になる。初めのころは、そば・てんぷら・すしなどの
日本の食べ物に溺れていた。韓国とは全く違う柔らかい食感やら、
見たこともない多くの野菜・魚は美食家と自負していた私には楽しい日々だった。
ある程度、日本に慣れてから、一つだけ疑問が出てきた。
なぜ、日本には辛さがないのか、ということだ。
カレーやわさびの辛さではなく、赤い色の辛さである。
もちろん、一味や七味などがあるが、韓国のコチュジャン、中国の豆板醤ほどの
特有の辛さはない。
日本人の食に対する情熱は、他のどんな国の人たちよりもすばらしい。
だが、辛い味を排除していては、味を楽しむ幅が狭くなる。
今は国内にいても世界の食文化に接する機会が増え、
辛さを味わおうとすれば、たやすくできる。
「おいしく見えるけど、絶対に辛くて食べられない」と、
手を出さない人がいるのは残念だ。
-----
・キムチ食べたら?どこでも売ってるけど?
・一味や七味のどこに不満が?
・わさびの辛さに幅はないの?
・ししとうの天ぷらとか食べなかった?
・「かんずり」って知ってる?
疑問が浮かびすぎて、どこから突っ込んでいいのかわからない…
金大中氏の所在確認に国内会社が使われていた 明かされた事件の真実
2009.8.26 22:47
今月18日に死去した韓国の金大中元大統領が昭和48年8月、東京都千代田区のホテルから拉致された「金大中事件」。
拉致を実行した韓国中央情報部(KCIA、現国家情報院)は、金大中氏の日本での居場所を突き止める
ことに難航し、元陸上自衛隊員を中心とする調査会社を利用していた。金大中氏の思想は朝鮮半島を
赤化統一する流れにつながると主張し、「説得する」と所在確認の趣旨を説明したKCIA側に対し、
調査会社は「日本の安全保障のために」と協力した。ところが結果は説得ではなく…。
事件から36年。調査会社の関係者が初めて重い口を開いた。
この調査会社は「ミリオン資料サービス」(東京都中央区)。
事件への関与も取りざたされたが、事情聴取を含めた捜査の結果、警察当局は当時、
「拉致計画を認識した上で加担したとは認められない」と結論づけた。
取材に応じたのは、金大中氏の所在捜索チームのキャップ格だった同社の坪山晃三代表(75)ら
当時の関係者。
坪山氏は大学を卒業した昭和32年、幹部候補生として陸自に入隊。
48年に3佐で退官するまで陸自の秘匿部隊「陸上幕僚監部第2部別班」などで外国情報機関による
自衛隊へのスパイ活動を排除する任務に就いていたという。
坪山氏によると、45年、防諜(ぼうちよう)部署の陸幕2部の幹部から、
北朝鮮の国内情勢や軍事情報の収集を指示された。新たな担当業務に対応するため、
坪山氏は旧知の新聞記者に北朝鮮情報に精通した専門家を紹介してくれるよう依頼。
KCIA東京支局員で在日本韓国大使館の金東雲1等書記官(当時)を紹介されたという。
「金書記官は『サトウ』と名乗っていたが、日本語はうまくなかった。
地味な印象で、酒はほとんど飲まなかった。肉体的にも精神的にも軍人としてよく訓練された
雰囲気があり、北朝鮮情報に極めて精通していた」。坪山氏は振り返る。
>424
金書記官も日本国内での親北勢力の活動に関する情報を求め、坪山氏を頼ったという。
金書記官は48年春、坪山氏にこう持ちかけた。「金大中氏の思想は単なる親北ではない。(金大中氏の)
高麗連邦構想は南北統一を志向するものだ。現在の体制のままの統一は北による南の赤化(共産国家化)
を意味し、韓国にとって絶対に許されることではない。それを防ぐために、いずれ協力してもらいたい」
このときのことを坪山氏は「熱っぽい語り口だったがあまりにもスケールが大きい話で、確かに迷いは
あった。しかし赤化統一とは北による韓国の侵略支配であり、日本の安全保障上の脅威でもあると考えた」
と振り返る。
ただ安全保障のためとはいえ、金大中氏を支援する日本国内の勢力の情報収集に努め、
その情報を金書記官に提供することを受け入れることは是か、非か。
坪山氏は「陸上自衛隊に所属し、自衛官の身分のままでは協力しにくい」と考えたという。
KCIAは当時、金大中氏の「民主化」活動が日米など国際的な広がりを持ち始めたことに
大きな脅威を感じていた。金大中氏は、日本では保守系を含む国会議員との親交を深め、
米国では民主党の支持を取りつけるほどになっていた。
昭和48年夏、金書記官は坪山氏に具体的な協力を要請した。依頼内容は
(1)金大中氏の所在確認と報告
(2)活動資金源調査
(3)日本国内での支援組織の動向把握−の3点。
「金大中氏の高麗連邦構想に基づく活動をやめさせたい。金大中氏に対して影響力がある韓国の国会議員、
金敬仁、梁一東の両氏と引き合わせて説得させるため、所在を何としても把握したい」。
金書記官は坪山氏にそう持ちかけたという。
>425
坪山氏は、自衛隊の身分を離れ、民間の立場で依頼を引き受ける形を取った。
当時、金大中氏については、韓国での政治的迫害からテロの被害に遭う懸念があった一方、
北朝鮮への政治姿勢が融和的すぎるとして、日本の治安機関も国内支援組織の動向に関心を寄せていた。
坪山氏は調査依頼項目のうち、資金源と支援組織の動向については公安当局のカウンターパートを通じて
探ることができたが、「所在の確認作業は難航を極めた」(関係者)。
坪山氏はその理由をこう説明する。
「金大中氏の国内支援組織が在日韓国人青年らを中心とする警護部隊を編成。
金大中氏の動静についてKCIA東京支局の情報網にニセ情報を流していた。
われわれが依頼された仕事は金書記官から提供される所在情報に基づいて金大中氏の居場所を確認し、
金1等書記官に確実に知らせることだったが、KCIAは完全に攪乱(かくらん)情報に踊らされていた」
坪山氏によれば、KCIA側は金大中氏への接触が遅れ、説得工作の時間がなくなることを恐れ、
かなり焦っていた様子だった。
そして拉致事件の10日前の48年7月29日、金書記官は坪山氏に、金大中氏の所在を確実に把握する
手段として新聞記者によるインタビューを提案した。坪山氏の知人の記者に金大中氏とのインタビューを
設定させ、その場所に張り込み、その直後に国会議員に接触させるという計画だった。
「KCIAによる所在把握の最後の手段」。坪山氏はそう感じた。
記者の動員は成功し、インタビューは8月2日、銀座第一ホテルで行われた。KCIAが金大中氏の
動向の捕捉に初めて成功した瞬間だった。坪山氏は、クライアントの依頼をこなし安堵(あんど)した。
元大統領の正しい使い方
拘束されたアメリカ人を救うため、クリントン元大統領が北朝鮮に、ウェッブ上院議員がビルマに飛んだ。
大物による「プライベート外交」の効果とリスクを改めて検証
2009年08月24日(月)18時27分
ジョン・バリー(ワシントン支局)
どうして、そこまでしてやる必要があるのか――そんな疑問がわくのも無理はない。
北朝鮮で拘束されていたアメリカ人テレビ記者のローラ・リンとユナ・リーが帰国するためには、
ビル・クリントン元大統領が平壌を訪れる必要があった。ビルマ(ミャンマー)で拘束されていた
ジョン・イエッタウが釈放されたのは、ジム・ウェッブ上院議員が現地入りしてからだった。
この3人の愚か者のために、元大統領や現職の上院議員が動かなければならない筋合いがどこにあるのか。
3人は拉致されたわけでもないし、人質に取られたわけでもない。
北朝鮮なりビルマなりの法律に違反していたという自覚もあった。
おまけに、3人はその愚かな行動を通じて、罪なき人に危害を及ぼした。
北朝鮮で捕まった2人の記者のせいで、現地で活動している人権活動家たちが危険にさらされた。
ビルマの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーの自宅に押し掛けるというイエッタウの暴挙の
おかげで、軍事政権により長期にわたり自由を奪われているスー・チーの自宅軟禁がさらに1年半延びる
結果になった。
「とうてい同情する気にはなれない」と、元国務省高官のジェームズ・ドビンズは言う。
「とっさに頭をよぎったのは、救出せずに、2、3年刑務所暮らしをさせればいいのに、という思いだった」
「この人たちのやったことはあまりに愚かだし、法律にも違反している......
アメリカ人が外国で愚かなことをしでかした挙げ句、元大統領に助けてほしいと訴えるたびに、
国務省は歯ぎしりしていることだろう」
>428
◆北朝鮮で待っていた異例の厚遇
国外で拘束されたアメリカ人がすべてVIP並の救出活動の対象になるわけではない。
米国務省によると、現在国外で獄中にいるアメリカ人は2652人に上る(その多くは薬物関連の罪)。
ではなぜ、リンとリー、イエッタウは特別扱いされたのか。
答えは、国際政治上の冷静な計算にある。北朝鮮とビルマの両国とコミュニケーションを取る手立てが
欲しいと考えていたアメリカのオバマ政権にとって、自国民救出のための「人道的ミッション」
は絶好のチャンスだった。
実際、クリントンの訪朝は舞台裏で国務省の強力な支援を受けていたと、
ある国務省関係者(匿名を希望)は言う。ウェッブのビルマ訪問にいたっては、米空軍機が用いられた。
元高官や現高官の私的訪問というやり方に、問題がないわけではない。
「基本的に仲介役に徹していれば問題はないが」と、マーティン・インダイク元駐イスラエル大使は指摘する。
「交渉を行うとなると、話は違ってくる」
とはいえ、クリントンやウェッブの訪問が成果を上げたのは、
現政権のお墨付きを得ているという印象を相手に与えたからにほかならない。
現に、クリントンの訪朝をアメリカ側も北朝鮮側も極めて真剣に考えていた。
クリントンは米政府と事前に入念な打ち合わせをした上で、国務省の北朝鮮担当を長年務めた
デービッド・ストラウブ(現在は退職してスタンフォード大学で教えている)を同伴した。
元大統領の訪朝を非常に重く考えていた点では、北朝鮮も同じだったようだ。
米海軍大学の北朝鮮専門家ジョナサン・ポラックは、
北朝鮮当局が公開した写真で金正日(キム・ジョンイル)総書記の隣に立っている人物に注目する。
>429
その人物とは、姜錫柱(カン・ソクジュ)第一外務次官。ブッシュ前政権で2年間にわたり
北朝鮮との交渉役を務めたクリストファー・ヒルが最後まで面会を許されなかったほどの超大物である。
北朝鮮のメッセージははっきりしている。
「アメリカがそれなりの人物を用意すれば、こちらも相応の人物を用意する」ということだ。
一方、ウェッブ上院議員のビルマ訪問は、イエッタウが暴挙を犯す前から決まっていた
アジア5カ国歴訪の一環だった。しかし、ウェッブはビルマ問題について積極的に発言してきた
政治家であり、現在は上院外交委員会の東アジア・太平洋小委員会の委員長という要職にある。
ビルマの軍事政権はその点を見逃さなかった。ウェッブは軍事政権の最高指導者タン・シュエとの
面会を認められた上に、なんとスー・チーと40分にわたって話すことも許された。イエッタウの釈放は、
久々にやって来たアメリカの要人へのビルマ側の「おみやげ」のつもりだったのだろう。
◆政権の足を引っ張るケースも
高官や元高官の私的訪問というアプローチは両刃の剣だ。
その典型的な例がジミー・カーター元大統領である。
カーターは大統領を退いた後、紛争や対立の仲介役として精力的に世界を飛び回っている。
1994年には、軍事政権に民政復帰を説得するためにハイチを訪れた。
これは当時のクリントン大統領の意向を受けた行動だった。
その半面、同じ年に北朝鮮を訪問した際は、「ほぼクリントン政権の反対を振り切る形で渡航し、
その場で事実上アメリカの政策を決めてしまった」と、米海軍大学のポラックは言う。
このときカーターは北朝鮮側と交渉して米朝枠組み合意の骨格をまとめると、
同行していたCNNの取材班にその内容を発表。事前にホワイトハウスの了解を取ることはしなかった。
中東でもカーターは、おおむね米政府の意向とは無関係に独自の判断で活動している。
パレスチナのイスラム過激派組織ハマスの関係者と接触するなど、
ときには米政府を困らせる行動を取ったこともある。
>430
◆元大統領は無尽蔵の「資源」
両刃の剣という意味では、今回のクリントンやウェッブのように自国民の救出を目指す行動も同じことだ。
「プラスの面は、うまくいけば拘束されていた人を返してもらえること」だと、
国連大使などを歴任した元国務省高官のトーマス・ピカリングは言う。
「マイナスの面は、政治的な代償を払わされかねないこと。たとえば、早々と高官を登場させる羽目に
なって、交渉のもっと後の段階で使う切り札がなくなってしまう場合もある」
それでも、懸念材料はあるもののメリットは大きいとピカリングは言う。
元大統領などの訪問は、2国間の「氷を溶かす」役割りを果たせる場合もある。
訪問時に得た情報や築いたコネが将来役に立つ可能性もある。
このようなアプローチの有効性は、国外で拘束された人間に対して厳しい発言をする元国務省高官の
ドビンズも認めている。「(全体主義的な)体制を後押しする結果になり、
また同じことを繰り返させるだけなのではないかという批判も分からなくはないが」と、ドビンズは言う。
「もし向こうが同じことをすれば、こっちも同じことをすればいいだけのことだ。
アメリカには元大統領が何人もいる。枯渇しない再生可能な資源のようなものだ」
最近、北朝鮮とビルマとの間で起きた2つの出来事を見る限り、
オバマ政権はこの「資源」を積極的に利用していくつもりらしい。
http://newsweekjapan.jp/stories/us/2009/08/post-447.php
イラン 再処理施設建設を準備 プルトニウム抽出、北から技術支援
2009.8.27 00:02
【ワシントン=有元隆志】イランが、使用済み核燃料棒から核爆弾の原料となるプルトニウムを抽出する
再処理施設の建設に向け、北朝鮮から技術協力を受け、北欧から軍事転用可能な資材を購入するなど、
準備作業を加速させていることが26日、分かった。イランの核問題に詳しい情報筋が明らかにした。
情報筋によると、過去2年以上にわたって、北朝鮮のプルトニウム型による核開発に従事してきた
同国の寧辺の核技術者や国防科学院の核専門家は、イランを訪れるなどしてプルトニウムを抽出する
ための再処理に関する技術支援を行ってきた。
これと並行し、「イランは再処理施設建設に必要な資材の獲得も精力的に進めている」と、
同筋は指摘する。フランス紙レセコーは4月、イラン国防省に近い企業が、フィンランドを舞台にして、
プルトニウムの抽出過程で使われる混合器を購入したと報じた。
国連安全保障理事会の対イラン制裁決議で、イランの核関連活動に対する国際的な締め付けが
厳しくなっているため、イランは偽装会社を使い、軍事転用可能な機器を購入しているという。
同筋は、イランは混合器に加え、プルトニウム抽出器、放射線遮断用の鉛ガラスなども入手したとしている。
イランは南部ブシェールに、ロシアの協力により原子力発電所を建設した。
使用済み核燃料棒からプルトニウムを抽出するためは再処理が必要だ。同筋によると、
イラン政府は再処理施設の建設をまだ決定してはいないが、決まれば国際原子力機関(IAEA)
などから監視されないように、施設は軍事基地内に建設される見通しだという。
◇
在日イラン大使館の話「イランの核関連活動は、核拡散防止条約(NPT)にのっとった
完全に平和的なものであり、核技術の分野で北朝鮮との間にいかなる協力関係もない」
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090827/mds0908270004000-n1.htm