>>681 まったくですw
戦前の雑誌もう一冊
【タイトル/号】旅と伝説/第6年新年号
【出版社/年】三元社/昭和8年1月
【価格】1円
p.8-12に孫 晋泰『朝鮮の掠寡習俗に就いて』という論説が載っています。
掠寡(or縛寡or劫寡)というのは、独身の男と手下数人で寡婦の家に押し入り、
手足を縛るもしくは布袋に詰めるなどして拘束し、そのまま男の嫁としてしまうことが
できる風習で、当時全国各地で知られていたことからかなり古い歴史を持つものであったことが
考察されています。
また、掠寡のルールとして、女が家の中にいる間のみ家族が抵抗できること、
身分によっては罰則の対象となることがあること、古い文献の『青邱野談』という
小説に記述があることなどが紹介されています。
また、著者が20余年前に釜山の西にある東莱郡沙下面下端里というところで目撃した
事件について述べられています。
※この孫 晋泰という方、朝鮮の民族学者でこの時期に相当活躍されたようですね。
http://yayoi.senri.ed.jp/research/re11/KKim.pdf p.191-196には宋 錫夏『朝鮮の婚姻習俗』という論文が載っていて、
併合中の婚姻の儀式、
特に京城の上流階級家庭のものについて述べられています。
また、新郎が新婦の家に向かう道中の写真が旧式・新式結婚式の
比較として載っています。
685 :
マンセー名無しさん:2010/07/26(月) 13:34:25 ID:UKLDxY48
近刊
【日本侵蝕 ― 日本人の「敵」が企む亡国のシナリオ】 晋遊舎ブラック新書016
桜井誠(著) 晋遊舎 2010/8
(桜井誠氏のブログの2010年7月21日分より転載)
今回の書籍は朝鮮問題にとどまらず、今そこにある日本の危機について考察した15章の
本文と巻末の特別付録としてアニメ 『百年目の真実 〜売国奴李完用が救った大韓帝国〜』
の原作が収録されています。
桜井著作の中では最大の文量250ページ以上の読み応えのある一冊に仕上がったと自負
しております。
【タイトル】東洋史講座第拾巻 朝鮮の美術工芸
【著者】関野 貞
【出版社/年】雄山閣/昭和6年2月(昭和10年9月再版)
朝鮮半島の美術品・工芸品・建築物などがまとめられた本。
楽浪郡〜李氏朝鮮の各時代ごとに章別けされ、代表的なものは写真入りで
紹介されています。全289ページ。
687 :
マンセー名無しさん:2010/07/28(水) 18:13:04 ID:GU8sPpzM
「週刊 東洋経済」2010年7月31日号は、「知られざる韓国の実力 その強さと脆さ」という
特集を組んでますね。
【〈島〉に戦争が来た】
加藤幸子(著) 新潮社 2010/7
大陸から強制的に連れてこられた朝鮮人の少年インスと、島育ちの少女キヨは出会った。
帝都防衛の拠点となった緑豊かなその「島」で…。
運命に翻弄されるふたりを中心に、小さな島の日々を鮮やかに描く。
『新潮』連載を書籍化。
〈加藤幸子〉
1936年北海道生まれ。北海道大学卒業。「夢の壁」で芥川賞、「尾崎翠の感覚世界」で
芸術選奨文部大臣賞、「長江」で毎日芸術賞を受賞。
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強制的に連れてこられたって言ってるのに、いつまでたっても祖国に帰らないってことに
疑問を感じないんだろうか。
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2010073007448 金大中元大統領、「私は『妾』の子だった」 自叙伝で告白
「私の母親は、生涯『妾』として暮らした。長く政治をし、私の出生と母親について話さなか
った。母親の名誉を守りたかったからだ。しかし、事実を隠したからといって、母親の名誉
を守れるわけではないと考えた。母親は苦しい環境の中でも私をしっかり育て、私も誰より
も母親を愛したからだ」
金大中(キム・デジュン)元大統領の自叙伝が29日に出版された。『金大中自叙伝』(サム
イン出版社)には、金元大統領が生前に一度も話したことがなかった「出生の秘密」をはじ
め、自分を弾圧した政敵・朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領の娘の朴槿恵(パク・グンヘ)元
ハンナラ党代表に対する考え、87年の大統領選挙での野党候補一本化の失敗、南北首
脳会談の内幕、李明博(イ・ミョンバク)政権に対する評価、慮武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領
の死に対する思いなどがつづられていた。自叙伝は、04年から金元大統領が41回にわた
って口述した録音と日記などを基に書かれ、1周忌(8月18日)を記念して30日から販売さ
れる。
金元大統領は、04年8月、当時ハンナラ党代表だった朴元代表が訪ねてきて、「父の時代
に色々と被害を受け苦労されたことに対し、娘として謝罪する」と言ったことを紹介し、「世の
中にはこんなこともあるもんだ」と綴った。「朴正熙元大統領が生まれ変わって私に和解の
手を差し出したようでうれしかった。謝罪は独裁者の娘がしたが、私の方が救われた思い
だった」と書いた。
民主化の同志だった金泳三(キム・ヨンサム)元大統領と87年の野党候補一本化を果た
せなかったことについては、「私の方で譲歩すべきだった」、「大変後悔している」と自分を
責めた。その一方で、「むろん、一本化しても勝つという保障はなかった。彼らの選挙不正
を当時は防げなかっただろう」と付け加え、一本化の失敗を民主陣営の大統領選敗北の
原因と認めていないことを示唆した。
(
>>689 の続き)
李明博大統領に対しては、「過去に建設会社に在職していた時の傍若無人な態度を現し
た」、「実用的な人だと考え、大勢には逆行しないと信じたが、私が間違っていたようだ」、
「実用の概念を誤って理解しているようだ」と批判した。特に、李大統領の対北朝鮮政策に
対しては、「韓国外交史上、最悪の失敗を繰り返す可能性…前政権で成し遂げた10年間
の成果が崩れるのか」などの表現を使い、「李大統領は南北問題に対する哲学がない」と
強く非難した。
慮武鉉前大統領の投身自殺については、「李明博政権によって強要されたも同然だ」と主
張した。また、「もはや民意に従わない独裁者は、民意によって退出させなければならない
時になった。二元執政府制や内閣責任制を導入することも悪くない」と改憲の必要性も取り
上げた。
00年の南北首脳会談に関連して、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、「7・4南
北共同声明」を例に挙げて、「林東源(イム・ドンウォン)大統領特別補佐と金容淳(キム・ヨ
ンスン)労働党対南担当秘書兼統一戦線部長」の名義で共同宣言文を発表しようと言った
が、説得して両首脳名義で宣言文が作成されたと紹介した。金元大統領は、金総書記が、
「大統領が全羅道(チョンラド)出身だからなのか、執拗ですね」と言い、「金総書記も全州金
氏ではないですか」と応酬したと紹介した。これに対して、金総書記が、「凱旋将軍と言われ
たいようですね」と言うと、「凱旋将軍にさせてくれてはどうですか。ここまで来たのですから」
と返したと振り返った。
3人の息子・弘一(ホンイル)、弘業(ホンオプ)、弘傑(ホンゴル)氏がロビー事件などに関与
して起訴、拘束されたことについては、「無念だ」と言い、「父親」としてのやるせない心情を
吐露している。
【タイトル】満・鮮
【著者】山本 実彦
【出版社/年】改造社/昭和7年10月
【価格】1円50銭
昭和7年5月から6月にかけ、著者が朝鮮半島及び満州国を旅した旅行記。
内容は半島関連だと、朝鮮の芸術家たちとの会談、京城大学の訪問などですが、
最近の朝鮮の大学生は哲学と法学に傾いていて、文学に行く人間は少ない。(p.24)や
漢籍は重要であり朝鮮の若い人々にも篤志家があるから廃るようなことはないが、
一般の学生は漢字を無用視しているのでその前途はさびしいものである。(p.28)
等、当時の朝鮮の学生の態度を垣間見ることが出来ます。
また、白頭山の伝説(例の熊とネギの話)の詳細や、
かつて山頂付近にあった韓秉華という人物の自由国の話が載っています(p.93)
朝鮮人の金さえあれば労働に出ないという性質から、
労働者の一か月の平均労働日数は七日以下(p.150)等、当時の労働状況なども
伺い知ることができます。
近刊
【元ホームレス上場企業社長のリアルな「お金」の話】
兼元謙任(著) こう書房 2010/8
在日韓国人三世という出自によるいじめと葛藤、病弱だった子ども時代、仲間の離反、妻
子の家出、ホームレス生活…。
Q&Aサイト『OKWave』で年商15億円の上場企業社長になった男が、リアルな体験的
お金学を記す。
693 :
マンセー名無しさん:2010/07/31(土) 11:09:59 ID:nEeJwY/5
1994年に出版された『李朝滅亡』に大幅に加筆して2分冊にしたものです。
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近刊
【李朝滅亡 ― 自主の邦への幻影と蹉跌 1864−1910】
【日韓併合 ― 李朝滅亡・抵抗の記憶と光復 1910−2010】
片野次雄(著) 彩流社 2010/8
『李朝滅亡』
朝鮮開国への圧力、李王朝の内紛、帝国主義列強のはざまの陥穽など、知られざる日韓の
歴史的相克をリアルに描く。
『日韓併合』
朝鮮半島を舞台に、日本支配のはじまりから、ついに「日帝36年」に終止符を打つ日を迎え
るまでを描く。辛基秀との対談を収録。
■著者紹介
〈片野次雄〉1935年東京生まれ。民族学的な見地から僻村の取材を行なうかたわら、李
氏朝鮮を中心に歴史研究を続ける。著書に『戦乱三国のコリア史』『善隣友好のコリア史』
『日帝三十六年の顔』など。
694 :
マンセー名無しさん:2010/07/31(土) 21:00:10 ID:nEeJwY/5
http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010073101000478.html 金総書記の伝記「不正確」と没収 ミャンマーで北朝鮮外交官
【バンコク共同】ミャンマーの作家が書いた北朝鮮の金正日総書記の伝記が「不正確」だ
として、ミャンマー駐在の北朝鮮外交官が出版社から在庫の約300部を「没収」していた
ことが31日、分かった。
この作家はヘイン・ラット氏。英語で書かれた金総書記に関する書籍6〜7冊の主要部分
をビルマ語でまとめ、総書記の伝記としてことし6月に売り出した。
同氏によると、在ミャンマー北朝鮮大使館所属の外交官2人が7月にヤンゴンの出版社に
現れ、「事実関係が不正確で、2国間関係に害を及ぼす」などとして、出版社にあった残部
を持ち去った。不正確とする内容について説明はなかったという。
同氏はミャンマー情報省に通知したが、ミャンマー軍事政権は北朝鮮外交官の越権行為
について黙殺しているという。
北朝鮮の朴宜春外相が29日からミャンマーを訪問中で、軍政は外相訪問に配慮したとみ
られる。
ヘイン・ラット氏はこれまでに、同様の手法でオバマ米大統領、中国の故トウ小平氏、イラン
のアハマディネジャド大統領ら20人以上の伝記を執筆。金総書記の伝記は発売1カ月で約
700部が売れたという。
近刊
【ここがおかしい、外国人参政】 文春新書
井上薫(著) 文芸春秋 2010/8/20
この悪法は、亡国への第1歩だ!
民主党政権が目論む「外国人参政権」法案は、憲法違反も甚だしい。
その法的根拠のデタラメぶりを、元裁判官が一刀両断する!
696 :
マンセー名無しさん:2010/08/02(月) 04:32:37 ID:hMl+HrOI
近刊
【恨 三菱・廣島・日本 ― 46人の韓国人徴用工被爆者】
三菱広島・元微用工被爆者裁判を支援する会(編) 創史社 2010/8
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この写真集を紹介した記事がありましたので紹介しておきます。
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20100731ddlk34040389000c.html 築く平和’10夏:韓国人徴用工、足跡に焦点 来月6日に写真集「恨」 /広島
◇被爆、訴訟の歴史200枚
太平洋戦争末期に広島市の三菱重工業工場に強制連行され、被爆した元徴用工らの写
真集「『恨(はん)』三菱・廣島・日本−46人の韓国人徴用工被爆者」(創史社)が8月6日
に発売される。1995年から12年続いた国家賠償訴訟の足跡を約200枚の写真でたどる。
元徴用工らは、1944年3〜10月にかけて、日本の労働力不足を補うため、広島の三菱
重工に強制連行され、45年8月6日の原爆投下で被爆した。国などに慰謝料や被爆者援
護法の適用外とされてきたことへの損害賠償などを求め、95年に提訴した。写真集は、被
爆した約2800人の元徴用工らの苦難の歴史と戦いを記録する。
「三菱広島・元徴用工被爆者裁判を支援する会」が3年かけて、提供写真などを含む約
1000枚から編集。最高裁前で「勝訴」と掲げた姿や、44年に広島護国神社で撮影された
徴用工ら、韓国で夫の帰りを待ち続ける妻の姿など、徴用工らの足跡を紹介する。
編集委員の山田忠文さん(68)=安佐北区=は「負の歴史だが、若い世代の人に見てもら
いたい」と話した。
B5判、128ページ。2310円。問い合わせ、注文は同会(電話番号はソース参照)。
>>684 日本でも地域によっては夜這いの習俗があったように、朝鮮には略奪婚の習俗があったってことか。
「掠寡(or縛寡or劫寡)」と名称からも寡婦に限られてたようだが、どうしてなんだろうな。
儒教道徳の建前上、「貞女は二夫に見えず」と寡婦の再婚が認められてないから、
寡婦の再婚には、これは本人の意思ではないという形式が必要だったのかねえ?
(いづれにせよ女性の意志が尊重されてるようには思えないけど。)
建前上の道徳を厳格にしていくことにより、むしろ社会風紀上歪な現象が発生した事例なのかもしれないな。
ま、あくまでも想像だけどね。
698 :
マンセー名無しさん:2010/08/03(火) 11:44:19 ID:rGE66czK
近刊
【歴女が考えたホントの日韓関係】
北山京(著) 西村幸祐(監修) 青林堂 2010/8/23
日韓併合100年を記念し、正しい歴史認識を漫画を交えてわかりやすく解説。
>>697 多分その解釈で正しいです。
>>676の本の16ページに解説があったので読んでみると、
大昔は再婚は自由だったが、中国から儒教が入ってきた後に禁止されたので
掠寡の風習が出来た、とあります。
正式な結婚を行う費用が拠出できない下流階層の男が事前に同意を得てから、
形式的な掠寡を行うということはあったみたいですね。
#それにしてもこの風習、併合後に総督府が禁止した形跡がないんですが、
そこらへんどうだったんでしょう?
昔の本の話が続いてますけど、良いですねぇ。
もうすぐ次スレになっちゃうのが惜しいですね。
【タイトル】大正震災美績
【著者】東京府
【出版年】大正13年9月
関東大震災における美談・逸話などを東京府の委員が資料蒐集及び聞き取り調査などからまとめたものです。
全体は五部構成で救命編・防火編・責任編・愛情編・救護編にわかれています。
朝鮮人関連の目次と概要とを挙げていきます。
■身を以て鮮人を保護した共済会理事
岩崎遊園に朝鮮人を匿った共済会の話
■巣鴨警察署管内の朝鮮人保護
所管内約1000人の朝鮮人を演武場、活動写真館、空き工場などに保護した話。
他、自宅で朝鮮人を保護した民間人の話など
■支那人を救った巡査
朝鮮人と間違われて自警団に襲われているところを保護
■鮮人の救護に尽くした町長
朝鮮人保護のエピソードと、それに対する朝鮮人からの感謝状
■身を挺して鮮人を救った実例
■異彩を放つ鮮人との融和
■藤枝男爵十四名の鮮人を国元に送る
■鮮人からのくくり枕
■決死の保護
■青年鮮人の美しい情
■一つの挿話
■身を罹災民の救護に捧げた鮮人
#支那人の項は実名が出ているのでちょっと改変しました。というかこの本、全体的に実名とか住所とか多すぎで書きにくいわw
>>699 赤松だったか宮本だったか定かでないんですが、
日本でも「嫁かつぎ」という風習があったと記してますので
地方の習俗に関してまでは禁止令は出していないんじゃないですかね。