ニンジャ・アサシンの海外反応を見るスレ★1円

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853その55の1
Nanashi no Gonbeiからk shin 212への応答

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ん? 君は孫子の本の話をしてるんだよね? それなら語源学は僕たちのテーマに
関係ないよ、だってこの本が格闘技じゃなくて戦略を説明したものであることは、
とてもはっきりしているんだから。君はこの本を読んだことあるのかな?
もちろん幾つかの点は、個人戦闘に応用できる。でも原則として、彼は君主、将軍、
軍隊などにとって意味のある多くの文章を書いているんであって、個人格闘家に
とってじゃない。

僕は孫子の兵法が忍術に影響を及ぼしたことは否定しない。プラトンが哲学に影響を
与えたように、あるいはシェークスピアが小説に影響を与えたように。
これらはみんな古典さ。

ホワイトヘッドは「ヨーロッパの哲学的伝統の最も安全な一般的性格づけは、それが
プラトンへの一連の脚注からなっているということである」と言った。これは真実
かもしれないけど、でも誰も「カント哲学の着想は、すでに古代ギリシャに存在して
いた」とは言わないよね。
同じように、僕たちは現代中国作家がシェークスピアの作品から幾つかの語句を引用
しているからといって、彼の作品のエッセンスが16世紀のイングランドに見いだされる
とは思わない。

もし君が、あらゆる作家はプロット、テーマ、文体に関係なくシェークスピアの後継者に
すぎないと言い張るなら、シェークスピアをスタート地点にする必要はない。
僕たちはホメロス、ギルガメッシュ叙事詩、多くの神話へとさかのぼることができる。
同様に、僕たちが忍者/忍術にとって重要なポイントを見落とすなら、忍者の歴史は
中国を超えて、インド、エジプト、アフリカへとさかのぼっていくだろう。
そうなったらそれはもう忍術じゃなくて、ただの「のぞき」さ。まあ、忍者はきっと
沢山のことをのぞいただろうけど、でも僕が言いたいことはわかってくれるよね。