日本マスコミによる半島ニュース63刷

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278マンセー名無しさん
4月ミサイル「臨戦態勢だった」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090524091733.asp
 米軍のレーダー関連施設がフル稼働し、イージス艦が寄港するなど、四月の北朝鮮長距離弾道ミサイル発射で“
最前線”と化した本県。「人工衛星打ち上げ」と主張する北朝鮮は、ミサイルが迎撃された場合には交戦も辞さないと
いう「戦時体制」を人民武力部総参謀部名で発令し、ミサイル監視・迎撃のため日本海に展開していた日米イージス
艦を即時に攻撃できるよう戦闘爆撃機を待機させるなど臨戦態勢を取っていたと、北朝鮮情報機関の元幹部が東奥
日報社の独自インタビューで証言した。また、元幹部は北朝鮮関係者がミサイル発射について「技術的には失敗した
が、政治的には成功だった」とみていることを明らかにした。

 証言したのはソウル在住の脱北者で、国家安全保衛部の元上佐(共産圏特有の階級で大佐と中佐の間に位置する)
の権革(グォン・ヒョク)氏(49)。

 権氏によると、北朝鮮軍は発射四日前の四月一日の時点で「戦時体制を維持することに関して」という特別指令を
関係機関に通達。日米がミサイルを迎撃した場合には全面戦争も辞さない−という強硬な内容で「国民の多くは戦争が
始まらなければいいと不安がっていた」(権氏)という。

 こうした臨戦態勢の中、北朝鮮にとって重要なターゲットになっていたのが日本海のイージス艦だ。権氏が軍内部
から得た情報によると、北朝鮮南西部の黄海北道にある谷山(コクサン)基地、中央部の平安南道にある北倉里
(プクチャンニ)基地などの戦闘機が爆装して攻撃に備えていたという。

 各種資料によると、谷山基地には主力のミグ21戦闘機が一個連隊(二十四機)配備されている。権氏は「すべての
機体にロケットポッドなど対艦兵器を取り付け、いつでも出撃できる態勢を取っていた。パイロットたちは寝る時も飛行
靴を履いたままの状態で、誰もが戦争になると思っていた」と説明する。
279マンセー名無しさん:2009/05/24(日) 10:59:36 ID:o8xFmnzD
 一方、北朝鮮関係者がミサイルの技術的失敗としているのは推進力が不十分だった点。特に二段目が正常に燃焼
せず、衛星を軌道に乗せることができる速度(秒速約八キロ)に達しなかったという。舞水端里(ムスダンリ)の発射施設
がある北朝鮮北東部の咸鏡北道からの情報で、国内では極秘にされているという。

 「二段目を点火した際、噴射炎がミサイル全体に燃え移った。機械系のトラブルで、一段目と二段目のインターステージ
(取り付け部分)に欠陥があったらしい」と権氏。証言から浮かび上がるのは、今回の発射がミサイルの技術試験を兼ね
た「衛星打ち上げ」だった可能性だ。

 しかし、失敗にもかかわらず、日本政府が大きく取り上げたことで、結果的に北朝鮮の主張をPRする形になったという。
権氏は「日本の過剰反応で北朝鮮を助けたようなもの。朝鮮労働党の関係者は『日本との自尊心の戦いに勝った』と
話している」と話す。

 権氏は一九九九年に脱北。それまで国家安全保衛部で軍内部や市民の思想・行動を監視する任務に当たった。
亡命した軍・警察関係者の中で階級上位者の一人。現在でも国家安全保衛部や軍、政府内部などに多くの情報源を
持っており、韓国情報機関の国家情報院も注目している。

  ◇

事実は衛星失敗 私の情報と同様/北朝鮮情勢に詳しい早稲田大客員教授でジャーナリストの恵谷(えや)治さんの話

 防衛省は発表していないが、私が得ている情報も権氏の証言とほぼ同様だ。つまり、二段目が正常に飛行せず、
(人工衛星を軌道に乗せる)第一宇宙速度に達しなかったほか、三段目の切り離しもうまくいかなかったということだ。
今回のテポドン2号発射について、日本政府は「ミサイル試射」という立場なので、金正日の念願である「人工衛星打ち
上げ」という事実を無視している。だから、打ち上げ目的が失敗しているにもかかわらず「失敗」と公言できない。