http://www.chosunonline.com/article/20081218000020 2008/12/18 10:10:52
海軍下士官への性的暴行、隠ぺい疑惑浮上
海軍内で女性下士官が同僚の下士官3人から常習的に性的暴行を受けたことを苦に
自殺未遂を図っていたにもかかわらず、事実関係を把握した軍当局が1週間も事件を
公表せず、指揮官の処分も行っていないことが17日までに分かり、事件隠ぺい疑惑が
浮上している。
複数の関係者によると、軍当局は今月10日、鋭い刃物で手首を切り自殺未遂を図った
海軍所属のA下士(女性、軍曹に相当)に対する調査を進めている。
A下士は憲兵による調査に対し、自殺を図った動機について、「同じ部隊の下士官3人
から1年余りにわたり常習的に性的暴行を受けてきたため」と話した。
A下士の証言によれば、同じ部隊に所属するB中士(曹長に相当)は昨年11月、会食の
席でA下士に焼酎や爆弾酒(ウイスキーのビール割り)などを無理に飲ませ、酒に酔わせ
た上で旅館で性的暴行に及んだ。
その後、一連の事実を知ったC元士(准尉に相当)はA下士を部隊外に呼び出した上で、
「B中士と性的関係を持った事実を部隊内で暴露する」と脅迫し、A下士に性的暴行を加え
た。
A下士はD元士に「B中士、C元士から性的暴行を受けた」と漏らしたが、D元士も相談に
乗るとだましてA下士に性的暴行を加えた。