韓国人と一緒に仕事して困ったこと 133

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191千葉県民 ◆4a1l7JuFJ6
承前

 民間業者にとっては、新工業団地での新工場稼働の可否が、当企業の業績を左右する
重要なファクターになりますから、流石にケンチャナヨではすみません。
 幸い、工場の建物とか、上下水道、電気などの工事は何とかなります。
 最後の難関は機械の搬入です。

 世の中、すべてスピード時代。昔ならのんびりと機械の設置をやっていられましたが
 現在はなるべくパッケージ化して、コンテナに収め、トレーラーないしはトラックで
 輸送して、工場に置いて梱包を解き、展開して「トランスフォーム!」のかけ声の元
 作業員が仕上げに走り回って生産ラインを構成します。

 当然のことですが、筆者達(組立、検収組)も機械が来る前に工場に到着して、
 客先従業員に座学や機械原理の説明をして機械の到着を待ちます。

 さて、コンテナに収められた機械ですが、誰が考えてもコンテナの大きさ目一杯に
 機械を詰め込み、なるべくコンテナ数を少なくできるようにします。
 と、いうことは逆に言えば、コンテナをバラバラに小分けして運ぶと言うことが
 出来なくなるわけです。

 汚職事件の影響で、搬入時に使えるはずだった、ご立派な計画の道路は、田圃のあぜ
道に毛の生えたような、曲がりくねった道のままになってしまいました(笑い)

 機械がなかなか到着しません。まあ、当然と言えば当然なのですが。
 組立も筆者も、客先従業員も気が気ではありません。
 全員工場から、トラックの来る方向を見守ります。

以下続く