かろうじて1400に届かなかったか。
明日の目標は1500越えだね(他人事
週刊文春によると、韓国では男性のレイプやセクハラ被害が増えてるそうです。
加害者は女と男両方。
「北朝鮮が小型核弾頭開発推進」韓国軍参謀本部議長
2008.10.8 17:45
【ソウル=水沼啓子】韓国の金泰栄合同参謀議長は8日、韓国国会国防委員会の国政監査で
「北朝鮮はミサイルに搭載できる小型核弾頭の開発を推進中と承知している」と明らかにした。
北朝鮮が現在、小型核弾頭を保有しているかどうかについては明言できないとした。
金議長は、「核兵器の製造実験や高性能爆発実験を行っていることから、北朝鮮がそうした能力を
持っているものとみている」と述べた。さらに、韓国国防省が北朝鮮の保有するプルトニウムは
40キロと推定していることに関連して、金議長は、「(この量なら)核弾頭を6、7個製造できる
とみている」と説明した。また、「北朝鮮が(核兵器を)発射した場合、その中間で迎撃できるように
空軍力やパトリオットミサイルなどの戦力を増強するなどの対策を講じている」と付け加えた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081008/kor0810081747003-n1.htm
【米金融危機】韓国「IMF危機が再来不安」否定に躍起
2008.10.8 19:01
【ソウル=黒田勝弘】国際的に金融不安が広がる中、韓国では外貨保有が底をついた11年前の
“IMF事態”の再燃を危ぶむ声が出ており、韓国政府は不安解消に懸命だ。その一環として政府は
外貨危機など緊急事態に対応できる「アジア通貨基金(AMF)」の必要性をあらためて強調、
李明博大統領は「AMF創設に向けた日中韓3国による財務相会議の開催」を主張している。
韓国は1997年の金融危機の際、IMF(国際通貨基金)から570億ドル(うち日本からは
100億ドル)もの緊急支援を受けて何とか生き返った。韓国としてはその二の舞いを避けるため、
事前に日本や中国との金融協力体制を作っておきたい考えだ。
日韓関係は7月以来、竹島(韓国名・独島)をめぐる領土紛争で冷え込んだままだが、
今回の金融危機を機会に双方で両国の協力関係を復活させようとの動きが出ている。
外交筋の間では昔から「韓国が困れば日韓関係はよくなる」という皮肉な声がある。
8日、ソウルで金大中元大統領も出席して開かれた「日韓共同宣言10周年記念シンポジウム」でも
「危機は協力のチャンス」との発言が出ていたが、李明博政権としては国際的かつ緊急の“危機状況”
では領土問題や歴史問題など不急の2国間問題にこだわってはおられないようだ。
韓国経済は現在、ドル不足からウォンの対ドルレートが1週間で20%も下落し、
株価も暴落を続けている。8日の1ドル=1395ウォンは11年前のIMF事態の時より安い。
しかも今年に入り貿易収支が赤字基調でドル稼ぎに赤信号がついている。
ウォン安の原因になっているドル不足は、米国の金融不安でドル調達が難しくなっているためだが、
このところ世界6位という韓国の外貨保有についても疑問の声が出ている。
韓国で芸能人の自殺続く 「後追い」憂慮も
2008.10.8 21:55
韓国メディアは8日、モデル出身のタレント、キム・ジフさん(23)が7日に自宅で自殺していた
と報じた。
韓国では2日に国民的女優の崔真実さん(39)が、3日には男性から女性に性転換したタレント、
チャン・チェウォンさん(26)がそれぞれ自殺した。崔さんの死後、同じ方法で少なくとも5人が
自殺しており、「後追い」が続くのではと憂慮されている。
キムさんは4月にテレビ番組で、自分が同性愛者だと明らかにして話題になった。
メディアによると、キムさんはその後、インターネット上の悪意のある書き込みに悩んでいたが、
自殺の原因ははっきりしない。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081008/kor0810082155006-n1.htm
やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その86
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1218841538/l50 846 名前:文責・名無しさん 投稿日:2008/10/08(水) 21:33:26 ID:LzzSgshd0
ニッポン人脈記 「在日」という未来(11)
ドラえもんに心託して
朝日新聞 夕刊 2008年10月6日(月)付
(その1)
みやびやかな西陣織の世界の一翼を、在日コリアンたちが担ってきた。
在日1世の玄順任(ヒョンスニム、81)は織りを担当する職人だ。
この年になっても、京都市上京区の自宅の土間に据えた力織機に
向かうのは、腕への自信があればこそ。でも、働かざるを得ない事情もある。
夫はすでに亡く、いまは障害のある次男と2人暮らし。そんな玄に、受け取る
年金はない。
国民年金の制度は半世紀近く前にできた。玄は、西陣織職人の友人2人と、
役所へ加入の手続きにいった。窓口で玄だけが言われた。
「国が違うからあかん」」
このとき、国民年金は日本国籍でないと加入できなかった。玄が生きる西陣織
の世界は実力だけが物差しだった。「日本人がやっても朝鮮人がやっても料金
変わりません。それがええところですのや」。職人同士が、窓口で隔てられる。
友人たちが「可哀想やなあ」と言った言葉が、今も耳に残る。
国民年金は82年に国籍条項が撤廃された。しかし、様々な理由で結局、加入
出来なかった在日も多い。年金から疎外されたとして玄をはじめとする在日たちが
各地で訴訟を起こしているが、負け続けている。日本は朝鮮人を「日本人」として
戦争に動員した。10代だった玄も、軍服を織った。それなのに戦後、「国が違う」
と保障から除外するのか。「あまりにも虫が良すぎるのと違いますか」
(その2へ続く)
>266
847 名前:文責・名無しさん 投稿日:2008/10/08(水) 21:33:57 ID:LzzSgshd0
ニッポン人脈記 「在日」という未来J
ドラえもんに心託して
朝日新聞 夕刊 2008年10月6日(月)付
(その2)
05年1月、弁護士になったばかりの在日2世の康由美(カンユミ、43)は
大阪で住居探しをしていた。気に入った部屋が見つかり、仲介業者を通じて
申し込んだ。ところが、家主から外国籍を理由に断られた。前に入居していた
外国人のマナーが悪かったという話も伝わってきた。
「私は日本生まれで、日本語をしゃべれます」
仲介業者の前で、思わずそう叫んだ。すぐ、恥ずかしくなった。日本へ新たに
やってくる外国籍を新参者と見下す発言だと気づいたからだ。
でも、外国籍だからと入居を拒否されたのは2度目だ。泣き寝入りはしまいと
思った。外国人事件を数多く手がける弁護士の丹羽雅雄(にわまさお、60)に
相談し、裁判を始めた。
結局、裁判は昨年3月に和解した。家主は謝罪し、100万円の解決金を康に
支払った。
(その3へ続く)
>267
848 名前:文責・名無しさん 投稿日:2008/10/08(水) 21:35:23 ID:LzzSgshd0
ニッポン人脈記 「在日」という未来J
ドラえもんに心託して
朝日新聞 夕刊 2008年10月6日(月)付
(その3)
康が入居差別を受けたのと同じころ、在日2世の大手住宅メーカー社員、
徐文平(ソムンピョン、47)は大阪府寝屋川市で、取引先の日本人男性に名刺を
差し出した。漢字表記の名にハングルを添えたものだった。
男性は言った。「ようこんな名刺出すなあ」「これはスパイの意味やないか。
朝鮮総連の回し者か」
韓国籍で日本の学校を出たと徐が説明しても、「誰を雇おうが自由やけど、何で
お客の前に出すねん」と言われた。
「もし、僕が在日フランス人で、フランス語入りの名刺を渡したら、こんなこと
を言われたでしょうか」
徐は精神的苦痛を受けたとして裁判を起こした。提訴のニュースがテレビに流れた。
そのすぐ後のことだ。自宅の郵便受けに、手紙が入っていた。
「日本人としてとても恥ずかしく思いました。みんなが幸せに生活できる社会に
していくためにも裁判がんばってくださいね」と書いてあった。
ドラえもんの絵入りのびんせんに「近所に住むバイク好きな主婦より」とあった。
徐もバイクが趣味だ。手紙には、徐がバイクをいじっているのをよく見かけたともある。
「こんな考えの日本人はきっと多い」。背中を押された気がした。裁判は結局、
和解となり、徐は謝罪と解決金を受け取る。
どれだけ勇気づけられたかを、どうしても伝えたい。徐は子ども用のノートを
買ってきた。家のガレージのシャッターに、ノートの表紙を張った。そこには、
ドラえもんの絵が描かれていた。(植村隆)
米朝協議「いい線まで来ている」 日本側、進展を示唆
2008年10月9日0時3分
米国のソン・キム6者協議担当大使は8日、日本外務省を訪れ、斎木昭隆アジア大洋州局長らに、
ヒル米国務次官補が先週北朝鮮を訪問した際の協議内容について説明した。
日本側協議筋はこれを受けて「いい線まで来ている」と述べ、一定の進展があったことを示唆した。
ヒル氏の訪朝で、北朝鮮が寧辺を中心とした核施設の検証計画を提出すれば、
米国が北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する方向で米朝が合意し、
ウラン濃縮活動や他国への核拡散などの検証は事実上先送りされたと見られる。
この日の協議後、外務省幹部は「米国が一生懸命やってきたことに水をかけることにはならない
だろう」と、米朝合意を大枠で容認する姿勢を示した。一方で政権末期の米国が成果を急いで
「安易な妥協」をすることも警戒しており、この日は日本側の判断についてキム氏に即答せず、
専門家が詳しく分析してから返答すると伝えたという。
日本は「後回しするにしても、ウラン濃縮や核拡散をいずれ検証する担保が文書で確認できなければ
容認できない」(協議筋)との立場。
日本など関係国が米朝合意を受け入れれば、6者協議が再開される可能性が出てくる。
一方でテロ支援国家指定が解除されれば、日本政府は拉致問題など日朝間の懸案解決のテコを
一つ失うことになる。政府は麻生政権発足後、8月の日朝協議で合意した拉致被害者の再調査に
早く着手するよう北朝鮮側に働きかけているが、反応はない。
10日の閣議で4度目の延長が決まる対北朝鮮の独自制裁など自前の「テコ」をちらつかせて、
北朝鮮から譲歩を引き出していくしかないのが実情だ。(玉川透)
http://www.asahi.com/international/update/1008/TKY200810080296.html
韓国TV、抗議の喪服報道 社長人事めぐり労組員解雇
2008.10.9 18:46
韓国のニュース専門テレビ局YTNで、李明博大統領の側近が社長に就任したことに労組が
「報道の公正性が損なわれる」と反発して労使が対立。
会社が労組幹部を解雇し、これに抗議するアナウンサーらが8日からニュースを喪服姿で伝えている。
同社では7月、昨年の大統領選で李氏陣営の放送総括本部長を務めた具本弘氏が
公募制度で新社長に選ばれた。YTNは電力会社などの公共企業が大株主で、
理事会が政権に近い人物を経営者に迎えようとする傾向があるとの指摘が以前から出ていた。
盧武鉉前政権期にも政権寄りの人物の社長就任に反対して事実上阻止した労組は、
今回も具氏の退陣を要求し、記者らが毎朝社屋前で具氏の出勤を阻止。
会社側は6日、労組委員長ら6人を解雇し、27人を停職などにすると発表、
処分撤回を求める喪服での放送が始まった。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081009/kor0810091849002-n1.htm
北朝鮮 核実験から2年 非核化への道筋見えず
2008.10.9 19:58
【ソウル=水沼啓子】国際社会に衝撃を与えた北朝鮮の核実験から9日で2年が経過した。
核計画申告をめぐる米朝協議がヤマ場を迎える中、北朝鮮が7日に行った小型の短距離ミサイルの発射は、
核弾頭搭載用のミサイル実験だったとの見方もある。北朝鮮は10日、朝鮮労働党創建63周年を迎え、
重病説の流れる金正日総書記(66)が姿を見せるかに関心が集まっているが、この日、
新たなミサイル発射を実施するとの憶測も流れている。
北朝鮮は2006年10月9日、地下核実験を実施したと発表した。
北朝鮮側は「米国と同等の核保有国の地位を追及している」(北朝鮮高官)と主張するが、
核保有国の仲間入りを国際社会に認めさせ、米国と対等の立場で核交渉などを有利に展開しようと
いうのが狙いなのは明白だ。
これに対して、韓国の柳明桓・外交通商相は、国会国政監査の中で「北が(核保有国を)主張しても、
私は認めない」と否定した。さらに、北朝鮮の核兵器について「見た人も検証した人もいない」とし、
「検証してこそ、核能力があるかどうかがわかる」とその検証の必要性を強調した。
韓国国防省は、北朝鮮が保有するプルトニウムは40キロと推定しており、
核弾頭6、7個分に相当する。またミサイルに搭載できる小型核弾頭の開発も進めているという。
「2010年末には50〜70個の核爆弾を保有するようになる」といった核専門家の予想もある。
今月初めに訪朝したヒル米国務次官補との米朝協議の内容は公表されていないが、
まず寧辺の核施設を検証し、ウラン濃縮や核拡散問題などに関する検証はその後に実施する案が
提示されたという。韓国メディアは、こうした取り組みでは「百年河清をまつ」ようなもので、
北の核問題は一向に解決できないと批判している。
北朝鮮の核実験から2年が経過したが、北朝鮮の非核化を最終目標に掲げる6カ国協議は
遅々として進んでおらず、この間に北朝鮮は着々と核開発を進めてきたのが実情だ。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081009/kor0810092000003-n1.htm
北、IAEA要員の立ち入りを全面的に禁止
2008.10.9 21:08
【ベルリン=黒沢潤】ロイター通信は9日、国際原子力機関(IAEA)に近い外交筋の話として、
北朝鮮の寧辺の核関連施設を監視下に置いているIAEAの査察要員の立ち入りを北朝鮮が全面的に
禁じたことを明らかにした。
同筋は「IAEA要員は寧辺への立ち入りを禁じられた。
ただ、(寧辺から完全に追放されずに)付近のゲストハウスにとどまっている」と語った。
北朝鮮は先月下旬、寧辺の核関連施設のうち、再処理施設への立ち入りを禁じていた。
ただ、他の施設の監視については、引き続き立ち入りを許可していた。
北朝鮮はしかし、再処理施設に近く、核物質を注入すると主張するなど、強硬姿勢を強めていた。
今回の事態を受け、北朝鮮は今後、一時的に無能力化作業をしていた核関連施設の復旧を
本格化していくものとみられる。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081009/kor0810092110004-n1.htm
黄海で一触即発の危険 北朝鮮海軍が警告談話
2008.10.9 22:27
北朝鮮の朝鮮人民軍海軍司令部は9日、韓国海軍の艦艇が9月から断続的に黄海の南北境界水域の
北朝鮮海域に侵犯を続け、「いつ武力衝突が起きるか分からない一触即発の危険な状況になっている」
と主張、領海侵犯を「直ちに中止」するよう韓国側に警告する報道官談話を出した。
朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮は黄海海域で7日に短距離ミサイルを発射、韓国は今後も発射実験を繰り返す兆候があると
警戒している。談話は、ミサイル発射には言及しなかったが、発射に備え情報収集活動を強化する
韓国をけん制しようとした可能性もある。
報道官は談話で「われわれの忍耐にも限度がある。(侵犯には)いつでも甚大な打撃を与える
万端の準備態勢にある」と強調した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081009/kor0810092227005-n1.htm
北朝鮮、IAEA査察要員の立ち入りを全面禁止
2008.10.9 23:09
【ベルリン=黒沢潤】国際原子力機関(IAEA)は9日、北朝鮮の寧辺の核関連施設を監視下に
置くIAEA要員に対し、北朝鮮側が全施設への立ち入りを禁止したことを明らかにした。
IAEAは声明で、「北朝鮮は9日、IAEAに対し、6カ国協議で合意された核関連施設の
無能力化作業を停止したことを報告してきた。IAEA要員はこれに基づき、
核関連施設への立ち入りを禁じられることになった」と発表した。
ロイター通信によれば、IAEA要員は寧辺から追放されずに、引き続き、
周辺のゲストハウスにとどまっているという。IAEAに近い外交筋が同通信に明らかにした。
北朝鮮は先月下旬、寧辺の核関連施設のうち、再処理施設に対するIAEA要員の立ち入りを禁じ、
同施設に設置されていたIAEAの封印具約100個と、監視用カメラ20〜25台を強制撤去した。
しかし、寧辺の他の施設については、引き続き、立ち入りを許可していた。
北朝鮮は一方、再処理施設に近く核物質を注入するとも主張しており、今後、
どのような態度をとるか注目されている。
ロイター通信によれば、北朝鮮は今週以降、再処理施設に注入予定の核物質に取り付けていた
数千個の封印具も撤去する見通しで、無能力化作業をしていた核関連施設の復旧を今後、
本格化させるものとみられる。施設の本格復旧には、1年前後かかる見通しだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081009/kor0810092314006-n1.htm
【主張】北の核検証 容認できぬテロ指定解除
2008.10.10 03:45
北朝鮮の核申告検証問題で、米朝が重要な懸案を先送りして北のテロ支援国家指定解除に進む
可能性が浮上している。厳正な検証が保証されず指定解除するのは核完全廃棄の原則にも反し、
日本は容認すべきでない。
先に訪朝した6カ国協議のヒル米首席代表が行った協議の経過について8日、
米特使が日本外務省に説明した。内容は公表されていないものの、核施設の立ち入り査察に北朝鮮の
同意が条件とされたり、北が申告を拒んでいるウラン濃縮や核拡散行為が検証対象から除外されて
事実上先送りされるなどの報道もある。
6カ国合意では北朝鮮が核活動の「完全かつ正確」な申告を行い、
厳正な検証に委ねるという約束だった。しかし、6月に提出した核申告にはウラン濃縮などが含まれず、
米国は包括的検証に応じるよう求めて、見返りのテロ支援国家指定解除を遅らせてきた。
北朝鮮はこれに反発して、核無能力化作業を停止させた。だが、核の完全廃棄を果たすには、
既存の核施設の検証だけでは不十分である。ウラン濃縮や第三国への拡散活動の解明も不可欠だ。
だからこそ米国はブッシュ大統領の判断で指定解除手続きを中断し、
信頼性のある検証計画の合意と履行を北朝鮮に求めている。
北朝鮮の行動は都合が悪くなると強硬策で相手の譲歩を迫る常套(じょうとう)手段にほかならない。
あいまいな検証で手を打ってしまっては、一度は踏みとどまった過ちを犯すことになりかねない。
原則なき妥協に基づいて指定解除すれば、日本の拉致問題にも重大な影響を及ぼすだろう。
実際、北朝鮮は6月の日朝協議で拉致再調査を約束しながら、いまだに何の具体的行動もとっていない。
北朝鮮の不測の事態に対応 在韓米軍司令官
2008.10.9 10:18
【ワシントン=有元隆志】シャープ在韓米軍司令官は8日、国防総省で記者会見し、
金正日総書記の重病説が流れる北朝鮮情勢について、「通常と異なる(北朝鮮軍の)動きは見られない」
としながらも、「米韓同盟は全面戦争であれ、不安定化であれ、北朝鮮でのあらゆる不測の事態に
備えている」と強調した。
北朝鮮が7日に短距離ミサイルを発射したことには、具体的な言及は避けたものの、
「北朝鮮によるミサイルの開発、拡散、実験に懸念を持っている」と語った。
北朝鮮が弾道ミサイルに搭載可能な小型の核弾頭を開発しているかについても確認は避けたが、
「大きな懸念事項だ」と述べ、さまざまな事態を想定し、韓国との同盟関係を強化していく重要性を指摘した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081009/amr0810091019004-n1.htm
北朝鮮に撤回求める IAEA立ち入り禁止で米政府
2008.10.10 00:31
【ワシントン=有元隆志】マコーマック米国務省報道官は9日の記者会見で、北朝鮮が
国際原子力機関(IAEA)の要員に対し寧辺の核施設への立ち入りをすべて禁止したことについて、
「遺憾の意」を表明し、撤回を求めた。米政府は核施設の無能力化作業中断に始まる一連の措置を、
「北朝鮮得意の瀬戸際戦術」(政府当局者)とみているが、今後ミサイル発射など行動をエスカレート
させる可能性があるとみて警戒している。
同報道官によると、寧辺で監視作業にあたっている米専門家らは、現地に引き続き止まっているという。
このほど訪朝したヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は北朝鮮との間で、核施設の検証などを
めぐり基本合意に達した。ただ、ブッシュ大統領は合意案を了承していないため、内容は発表されていない。
ライス国務長官は8日、記者団に対し、「作業を継続している。問題は検証手順がわれわれの基準に
合致するかだ」と述べた。
米政府当局者は「6カ国協議参加国、特に日本との調整が必要だ」と語る。日本政府は検証問題で
譲歩したうえ、さらにテロ支援国家指定を解除することには反対の考えを示している。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081010/amr0810100033000-n1.htm
北朝鮮・核問題:検証枠組み合意ならテロ解除 米が日本に打診
北朝鮮のテロ支援国家指定解除の問題で、8日に外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長と会談した
米国のソン・キム6カ国協議担当特使が、北朝鮮の核計画申告についての検証の枠組みで合意できれば
指定解除を行う方針を非公式に打診していたことがわかった。
11月の米大統領選挙を前に、ブッシュ現政権が政権の最終段階で成果を上げるために、
6カ国協議のプロセスを打開する思惑があるとみられる。
8日の会談ではキム特使が米朝で協議した検証の枠組みについて文書で詳細に説明し、
斎木局長は9日、麻生太郎首相らに詳細な説明をした。
日本政府は今後、内容について精査して、日米韓3カ国であらためて対応を協議する。【須藤孝】
毎日新聞 2008年10月10日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2008/10/10/20081010ddm002030098000c.html
北朝鮮:核施設の無能力化作業停止をIAEAに言明
【ウィーン中尾卓司】国際原子力機関(IAEA)の報道官は9日、北朝鮮の寧辺の核施設で
監視活動を続けているIAEA要員に対し、北朝鮮当局が「今後、核施設への立ち入りを認めない」
と通告したことを明らかにした。
北朝鮮はさらにIAEAに対し、核施設の無能力化作業を停止したとも言明したという。
北朝鮮は6カ国協議の合意に反して、核施設の再稼働を準備しているとみられる。北朝鮮は今後、
IAEAに監視活動を認めないと伝えたが、IAEA要員は当面、現地にとどまるという。
IAEA外交筋によると、寧辺の5000キロワット黒鉛減速炉から取り出した使用済み燃料棒を
貯蔵する燃料プールの封印を解除し、再処理活動の再開につながる動きを始める可能性がある。
北朝鮮は先月24日、寧辺の核施設のうち再処理施設の封印を解除し監視カメラを撤去、
IAEA要員が再処理施設に立ち入ることも禁じていた。
毎日新聞 2008年10月10日 0時15分(最終更新 10月10日 0時59分)
http://mainichi.jp/select/world/news/20081010k0000m030139000c.html
北朝鮮:テロ国家指定解除、米国が日本に非公式打診
北朝鮮のテロ支援国家指定解除の問題で、8日に外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長と会談した
米国のソン・キム6者協議担当大使が、北朝鮮の核計画申告についての検証の枠組みで合意できれば
指定解除を行う方針を非公式に打診していたことがわかった。
11月の米大統領選挙を前に、ブッシュ現政権が政権の最終段階で成果を挙げるために、
行き詰まっている6カ国協議のプロセスを打開する思惑があるとみられる。
8日の会談ではキム大使が米朝で協議した検証の枠組みについて文書で詳細に説明し、斎木局長は9日、
麻生太郎首相らに詳細な説明を行った。日本政府は今後、内容について精査して対応を決めたうえで、
日米韓3カ国であらためて対応を協議する予定だ。政府関係者は「指定解除の意向は伝えられたが、
ブッシュ大統領を含めた米国の最終決定かどうかはわからない」と述べ、ヒル氏やキム氏が説明した
現在の方針で、今後米政府内の検討次第で変化する可能性も指摘した。【須藤孝】
毎日新聞 2008年10月10日 2時30分
http://mainichi.jp/select/world/news/20081010k0000m010140000c.html
北朝鮮制裁を延長へ 拉致問題、漂う手詰まり感
2008年10月9日23時11分
政府は10日の閣議で、13日に期限が切れる対北朝鮮の制裁措置の半年間延長を決める。
米国が北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する見通しが強まる中、
日本は当面は独自の制裁をテコに拉致問題を動かすしかなく、手詰まり感も漂っている。
対北朝鮮制裁は、06年10月の北朝鮮の核実験を機に始まり、延長は今回で4度目。
万景峰号など北朝鮮船舶の入港や北朝鮮からの物品輸入などを禁止している。
日朝は8月の外務省実務者協議で、北朝鮮が拉致被害者再調査のための委員会を発足させれば、
日本は制裁のうち人的往来と航空チャーター便の乗り入れを再開することで合意した。
しかし、北朝鮮は福田前首相の辞任表明を受け、調査委立ち上げの見合わせを通告。
日本側は麻生政権発足を待って先週、在北京大使館ルートで北朝鮮側に再調査着手を改めて求めたが、
返答はないままだ。日本側は「北朝鮮に動きがないうちは、こちらも動く理由がない」(外務省首脳)
として、制裁延長が必要と判断している。
一方で、核問題では先週ヒル米国務次官補が訪朝し、北朝鮮側と一定の合意に達したと見られる。
米国が北朝鮮へのテロ指定を解除すれば、日本は日朝交渉を動かすカードを一枚失うことになる。
政府にとって北朝鮮を動かす最大の手段は、将来の日朝国交正常化の際に想定されている経済協力だが、
当面実現性は乏しい。金正日総書記の健康不安説も取りざたされる中、北朝鮮が依然として不透明な
日本の政情を見極めることを理由に、拉致被害者の再調査を棚上げする可能性もある。(玉川透)
http://www.asahi.com/politics/update/1009/TKY200810090293.html
朝鮮半島有事の備え、北の核弾頭前提に…在韓米軍司令官
【ワシントン=小川聡】ウォルター・シャープ在韓米軍司令官は8日、国防総省で記者会見し、
北朝鮮がミサイルに搭載可能な小型の核弾頭を保有している可能性を前提に、
有事に備えていることを明らかにした。
米国防総省はこれまで、北朝鮮が核弾頭を保有しているかどうか不明としてきたが、
司令官の発言は、2006年10月の北朝鮮による核実験や金正日総書記の病変を踏まえ、
北朝鮮の「核弾頭」を現実の脅威として一歩踏み込んだ認識を示したものだ。
司令官は「北朝鮮が核兵器能力を保有していると主張していることは、認めねばならない。
大いに懸念している。真の脅威であるが故に、米韓同盟の強さを維持し、
あらゆる緊急事態に備えることが重要だ」と述べた。
(2008年10月9日14時10分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081009-OYT1T00444.htm
韓国TV局アナら抗議の喪服出演、大統領側近の社長就任で
【ソウル=浅野好春】韓国のニュース専門局「YTN(聯合テレビニュース)」は9日、
青瓦台(大統領府)が李明博大統領の側近を社長に送り込んだとして労働組合が猛反発、
アナウンサーや取材記者らが抗議のため「喪服姿」で番組に出演する事態となった。
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YTNでは7月、昨年の大統領選の際に李明博陣営の放送総括本部長を務めた
元MBC放送理事兼報道本部長、具本弘(クボンホン)氏が新社長に就任。労組側はこれに対し、
「中央政府の『落下傘人事』。報道の公正さが損なわれる恐れがあり、受け入れられない」と反発。
さらに、会社側が6日に労組委員長ら6人の解雇などを発表したことから、
アナウンサーらが処分撤回などを求めて喪服出演を開始した。
(2008年10月9日21時32分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081009-OYT1T00630.htm
北朝鮮、IAEAの核施設立ち入りを禁止
【ウィーン=石黒穣】北朝鮮は9日、寧辺の核施設で監視活動に当たっている
国際原子力機関(IAEA)要員の立ち入りを全施設で禁止する措置を取った。
IAEAが同日、発表した。
北朝鮮は先月下旬、再処理施設で封印および監視装置を撤去し、IAEA要員を閉め出したが、
今回の措置は、立ち入り禁止対象を5000キロ・ワット黒鉛炉や燃料製造工場などにまで広げるもの。
ただ、寧辺に滞在するIAEA要員は、宿泊施設で待機しているという。
(2008年10月9日21時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081009-OYT1T00644.htm
ライバル店ネット広告を大量不正クリックした男を逮捕
2008年10月10日 12:21
【10 月10日 AFP】韓国の生花販売業者Jeong容疑者(44)が、競合店のネット広告を
繰り返しクリックすることにより「業務妨害」を行ったとして、逮捕された。
検察当局が7日、明らかにした。
Jeong容疑者はその後、情報ネットワーク法と情報保護法に違反した容疑で起訴されている。
韓国のインターネット広告は、まず依頼主がサイト運営者に広告料金を前払いするシステムだ。
その広告がクリックされるたびに一定額が差し引かれ、残金がゼロになれば広告は消える。
Jeong容疑者は、被害者となった競合店の広告をクリックし続け、5億ウォン(約3500万円)の
無駄な広告料金を被害者に支払わせたとされている。さらに被害者の広告が掲載されていたサイトを
ダウンさせようとした「サービス妨害攻撃」を行いった容疑もかけられている。
当局はJeong容疑者と共謀した疑いで、そのほか4人の取り調べも行っている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2526506/3410679
北のテロ支援国家指定、10日にも解除か 米紙報じる
2008.10.10 12:01
【ワシントン=有元隆志】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は9日、米政府に近い筋の話として、
米政府が北朝鮮へのテロ支援国家指定を10日にも暫定的に解除する見通しだと報じた。
ただ、マコーマック国務省報道官は同紙に対し、「決定はまだなされていない」と返答した。
6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は今月初めに北朝鮮を訪問し、
検証のあり方について北朝鮮側と基本合意に達した。ブッシュ大統領から了承が得られれば、
検証手順などについて公表することになっていた。協議参加国の間では、検証への見返り措置として、
北朝鮮が求めてきたテロ支援国家指定の解除に、米側が踏み切るのではないかとの見方が強まっていた。
ライス国務長官は9日、記者団に対し、政府内の協議が続いているとし、
結論が出るまでには「数日」はかかると語った。
ブッシュ大統領は6月、議会に対し、テロ支援国家指定解除の方針を通告したが、
検証体制が確立されていないとして解除を先送りしてきた。
これを不服として、北朝鮮は8月、寧辺の核施設の無能力化作業を中断している。
さらに、北朝鮮は施設の再稼働に向けた動きを本格化させており、9日には寧辺で監視作業にあたって
きた国際原子力機関(IAEA)の要員に対して、すべての核施設への立ち入りを禁止する措置をとった。
米政府はこれに遺憾の意を示し、撤回を求めている。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081010/amr0810101203005-n1.htm
北朝鮮に体制非難のビラ 黄海から、韓国の民間団体
2008.10.10 13:02
韓国で北朝鮮住民の人権状況改善などを要求している民間団体「自由北韓運動連合」が、
朝鮮労働党創建63年の10日、韓国北西部・仁川沖合の黄海海上から、金正日総書記を中心とした
体制を非難し政権打倒を呼びかけるビラ約10万枚を大型風船に付けて北方に飛ばした。
同連合は2004年から約150回、同様のビラ配布をしてきた。
北朝鮮は今月2日の南北軍事実務協議で、こうした行動への謝罪や再発防止を韓国に要求。
南北対話再開の糸口を探りたい韓国政府は配布をしないよう求めていた。
同連合の朴相学代表は「(北朝鮮)住民の人権のために続けてきた活動に対し、
今さら南北関係(改善)を理由にやめろとはどういうことか」と反発している。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810101304001-n1.htm
対北制裁、半年延長を閣議決定 「拉致」進展なく“圧力”継続
2008.10.10 10:32
政府は10日午前の閣議で、13日に期限が切れる北朝鮮籍船舶の入港全面禁止や全品目の輸入禁止など、
北朝鮮に対する日本独自の制裁を半年間延長することを決めた。平成18年7月の制裁発動以来、
延長は今年4月に続き4度目。日本人拉致や核開発の問題の解決に北朝鮮側がなおも背を向け続けており、
制裁による「圧力」を継続していく必要があると判断した。
6月の日朝公式実務者協議で北朝鮮は、拉致被害者再調査を実施する方針を表明したうえ、
8月の協議では再調査のための「権限を与えられた」委員会を設置し、
可能な限り今年秋までに調査を終えることが決まった。
これを受け政府は、委員会発足の時点で人的往来と航空チャーター便乗り入れを解禁すると約束していた。
しかし、北朝鮮は9月1日の福田康夫前首相の辞任表明直後に委員会設置の先送りを発表した。
その後も「返答が一切ない」(麻生太郎首相)状況が続いている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081010/plc0810101034003-n1.htm
米朝協議「確認すべき点残る」 中曽根外相、米側に伝える
2008.10.10 12:06
中曽根弘文外相は10日の閣議後の記者会見で、米国と北朝鮮の間で基本合意した核施設の検証手順
などについて「米国には『さらに確認すべき点が残っているのではないか』と伝えている。
昨日、シーファー米駐日大使に会い、そういうことを伝えた」と述べた。
基本合意の内容は、日本政府としてただちに受け入れられるものではなかったことを示唆したものだ。
基本合意は、ヒル米国務次官補が1日から3日まで訪朝した際にまとめたもので、
核施設査察には北朝鮮側の合意が必要となっているなど、米側が譲歩した内容となっている。
河村建夫官房長官は同日の記者会見で、「ヒル次官補の訪朝結果は関係国で引き続き検討されている
状況だ。今、米国内部でも検証がなされているのではないか」と述べた。
また、米側から日本政府に、10月中に北朝鮮のテロ支援国家指定を解除するとという連絡があった
とする一部報道については「そういう事実はない」と否定した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081010/plc0810101207004-n1.htm
【官房長官会見(1)】対北テロ支援国家指定解除「賛意、一切示していない」(10日午前)
2008.10.10 13:44
河村建夫官房長官は10日午前の記者会見で、米国による北朝鮮に対するテロ支援国家指定の解除に
ついて、「解除に関する賛意は、これまでも一切示していない。また、米国の国内律に基づくことと、
日本が北朝鮮への制裁を継続し、対話と圧力で臨んでいく方針に何ら変わりはない」と述べた。
会見の詳細は以下の通り。
【対北朝鮮制裁】
「次に北朝鮮に対する制裁措置の延長について申し上げます。わが国が2006年10月の
北朝鮮の核実験実施発表を契機に実施しております北朝鮮籍船舶の入港禁止の措置および
北朝鮮からのすべての品目の輸入禁止の措置の期限が10月13日に到来するため、本日の閣議に
おいて両措置を6カ月継続するための所要の手続きをとりました。これは北朝鮮が検証の具体的な
枠組みにいまだ合意していないのみならず、寧辺の核施設の無能力化の作業を中断し、現状復旧に
着手していることや、拉致問題について本年8月に合意した調査のやり直しにいまだ着手していない
など、具体的な行動がないことと、北朝鮮をめぐる諸般の情勢を総合的に勘案し、これらの措置の
継続が必要と判断したものであります。政府としては日朝平壌宣言にのっとり、拉致、核、ミサイル
といった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を解決して、日朝国交正常化を早期に実現するとの
基本的方針に変わりはありません。今回、延長される措置を含めて、現在わが国が北朝鮮に対して
とっている措置は、北朝鮮が拉致、核、ミサイルといった諸懸案の解決に向けた具体的な行動をとる
場合にはいつでも諸般の情勢を総合的に勘案して、その一部、または全部を終了することができます。
北朝鮮が8月の日朝実務者協議の合意にしたがい、権限を与えられた調査委員会を立ち上げ、
拉致問題の解決に向けた具体的行動をとるため、すなわち、生存者を発見し、日本に戻すための
拉致被害者に関する全面的な調査を開始するのと同時に、日本側としても人的往来の規制解除、
航空チャーター便の規制解除を行う方針に何ら変更はありません。この機会に改めて北朝鮮が
わが国と真摯な対話を行って、具体的な行動をとることを求めたい。このように思います」
>296
【テロ支援国家指定解除】
−−アメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除するという報道があるが、
政府としてどのように情報を把握しているか
「アメリカ政府は今年の6月25日にですね、北朝鮮をテロ支援国家指定から解除する意図を米議会に
通報したことがございました。しかし、実際には北朝鮮のテロ国家指定を解除するためには北朝鮮が
検証の具体的枠組みに合意する必要があるという立場をとってきているところであります。ヒル次官補
の訪朝結果においてもですね、関係国において引き続き検討されておる状況でありまして、現時点に
おいてその内容について、私の方で直接申し上げることは控えますけれども、アメリカ側からですね、
10月中にテロ支援国家指定を解除するという公式な連絡というのは一切、そういう事実はござい
ません。ございません。今、アメリカ内部でそういうヒル次官補を通しての結果についての検証が
なされておるのではないかと、このように思っておるところであります」
−−解除した場合の拉致問題への影響について政府の考えは
「あのー、これまでも政府は今の北朝鮮のとっている態度、特に現時点ではこれからのいわゆる
権限をもった調査委員会の立ち上げ等々が行われない現状でありますから、テロ支援国家解除に
関する賛意はこれまでも一切示しておりません。示しておりません。従いまして今回もこういう
状況下にありますから、いろんな報道はあったんでありますが、予定通り制裁延期をしたところで
ございまして、アメリカの国内法律に基づくようなことと、私どもが北朝鮮に対する、今後、
制裁を継続し、対話と圧力で臨んでいく。この方針に何ら変わりはないと、こういうことであります」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081010/stt0810101354005-n1.htm
北朝鮮に再核実験の兆候か 人工衛星で把握と米TV
2008.10.10 13:29
米ABCテレビ(電子版)は9日、米情報当局が過去2週間にわたる人工衛星画像の解析の結果、
2006年10月に核実験を実施した北朝鮮で、再実験の準備ともみられる兆候を把握したと報じた。
米高官の話として伝えた。
高官によると、北朝鮮の核実験施設とみられる場所で大型ケーブルの移動をはじめ、
06年の核実験当時と同様の不審な動きが見られるという。
ただ、こうした動きが実際に再実験に踏み切るための準備なのか、テロ支援国家指定の解除など
6カ国協議における米側の譲歩を引き出すための威嚇行動なのかははっきりしないとしている。
高官はABCに対し「北朝鮮は(衛星から)監視されていることを知っており、
われわれを翻弄(ほんろう)している可能性もある」と述べた。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810101331002-n1.htm
対北朝鮮制裁、4度目の延長を閣議決定
政府は10日午前の閣議で、13日に期限が切れる北朝鮮に対する日本独自の制裁措置を
半年間延長することを決めた。
政府は8月の日朝実務者協議での合意を受けて、北朝鮮が拉致被害者の再調査を実施する委員会を
設置すれば、
〈1〉人的往来の規制
〈2〉チャーター便乗り入れ禁止
――を解除する方針を示してきた。だが、核施設無能力化作業が停滞し、
拉致問題でも具体的進展がないことから、4度目の延長に踏み切った。
制裁は2006年10月に北朝鮮の核実験を受けて実施。
今回、延長を決めたのは、閣議決定が必要な
〈1〉北朝鮮籍船舶の入港禁止
〈2〉北朝鮮からの輸入の全面禁止
――で、閣議決定が不要な北朝鮮籍保有者の入国原則禁止や、「ぜいたく品」の輸出禁止なども
継続される。
(2008年10月10日13時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081010-OYT1T00318.htm
北朝鮮が党創建63周年、金総書記が姿を見せるか注目
【ソウル=前田泰広】北朝鮮は10日、朝鮮労働党創建63周年を迎えた。
健康悪化が伝えられる金正日総書記が関連行事に姿を見せるかどうかが注目される。
朝鮮中央通信は4日、金総書記がサッカー観戦したと報じたが、写真や映像は配信されていない。
観戦した日時や場所も不明で、健康不安説は払拭されていない。
金総書記は2004年以降、核実験翌日だった06年を除いては毎年、
10月10日に姿を現してきた。
ただ、韓国統一省やラヂオプレス(東京)によると、金日成主席が死去した1994年にまで
さかのぼると、金総書記が関連行事に出席していない年も多い。
(2008年10月10日11時18分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081010-OYT1T00316.htm
米、北の「テロ指定」を10日にも解除の方針
【ワシントン=宮崎健雄】米政府は9日、ワシントンで次官級協議を開き、米朝協議でまとめた
核検証の妥協案を基に、北朝鮮に対するテロ支援国指定の解除に踏み切る方針を固めた。
米政府高官が本紙に明らかにした。
日本など関係国と調整後、ブッシュ大統領が最終決定するが、早ければ10日中にも発表され、
即日解除される見通し。日本などは慎重な対応を求めているため、発表がずれ込む可能性もある。
高官によると、妥協案は、核計画申告の検証の対象を北朝鮮が6月に提出した核申告で触れている
寧辺の核施設に当面絞るもので、当初求めていた未申告の核兵器や高濃縮ウラン計画、
シリアへの核協力の実態解明は事実上先送りされる。
協議は9日朝、ホワイトハウスで開かれ、国務省や国防総省、情報部門の次官級が出席した模様。
高官は「10日にも発表されるだろう」と述べた。
ライス国務長官は9日、「現状を検討し、議論している。今後、数日間、推移を見守る」と述べた。
(2008年10月10日14時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081010-OYT1T00432.htm
北朝鮮のテロ国家指定「10日にも解除」 米紙報道
2008年10月10日15時2分
【ワシントン=鵜飼啓】米国務省当局者は9日、北朝鮮核問題を巡り、米政府が核計画の検証対象を
北朝鮮が申告した施設に限ることを基本的に受け入れることを決めた、と明らかにした。
日本など6者協議参加国の意向を確認した上で、ブッシュ大統領が受け入れを判断し、
北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する。
米紙ワシントン・ポストやFOXニュースの電子版は9日、
政府筋の話として「早ければ10日にもテロ指定が解除される」と伝えた。
北朝鮮が申告した施設は寧辺にある原子炉や再処理施設など、プルトニウムによる核開発関連施設。
検証を申告施設に限る案は、6者協議の米首席代表のヒル国務次官補が1〜3日に訪朝した際に
北朝鮮側と基本合意していた。
申告には核兵器を製造する施設やウラン濃縮による核開発、核拡散は含まれておらず、
米政府内には「当初の検証計画に比べて相当弱いものになった」(当局者)との批判も残るが、
6者協議の枠組み維持を目指すライス国務長官やヒル氏らが押し切った。
英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は「大統領より下のレベルでは、ほかの4カ国に不満が
なければ合意を進めるべきだという意見でまとまった」との米政府当局者の言葉を伝えた。
日本などの合意が得られれば大統領に受け入れを進言するという。
国務省のマコーマック報道官も9日の会見で「6者協議参加国すべてが検証計画で合意しなければ
ならない。今はそこまで来ている」と述べ、各国の合意を待っていることを示唆。
また、「満足できる検証体制が出来れば、各国ともに義務を満たす」と述べ、
速やかにテロ支援国家指定を解除する考えも示した。
http://www.asahi.com/international/update/1010/TKY200810100152.html
北朝鮮:日本政府、制裁の半年間延長を決定
政府は10日午前の閣議で、13日に期限を迎える北朝鮮に対する制裁措置を半年間延長することを
決めた。
河村建夫官房長官は閣議後会見で「北朝鮮が拉致、核、ミサイルなどで解決に向けた行動をとる場合、
いつでも一部または全部を終了する。北朝鮮が日本と対話し、具体的な行動をとることを改めて求めたい」
と述べた。
制裁は、貨客船「万景峰(マンギョンボン)号」など北朝鮮船籍の入港全面禁止や北朝鮮からの
全品目の輸入禁止が柱。06年10月に北朝鮮の核実験を機に閣議決定された。
半年ごとに延長され、今回で4回目。
8月の日朝実務者協議で合意した拉致問題再調査委員会の設置が遅れていることや、核計画申告の
検証枠組みに関する合意が停滞しているなどを踏まえ「半年前から基本的な状況は変化していない」
(外務省幹部)として延長した。北朝鮮が再調査を開始した場合には制裁を一部解除する方針は維持する。
【須藤孝】
毎日新聞 2008年10月10日 14時00分(最終更新 10月10日 14時06分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081010k0000e010076000c.html
やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その86
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/1218841538/l50 873 名前:文責・名無しさん 投稿日:2008/10/10(金) 21:53:07 ID:qWfPXY8p0
ニッポン人脈記 「在日」という未来L
スクールバス 希望のせて
朝日新聞 夕刊 2008年10月9日(木)付
(その1)
子どもに祖国の言葉と文化を教えてくれる学校がほしい。
大戦が終わったとき、在日コリアンの親たちはそう願った。「お金のあるものは
お金を、力のあるものは力を、知識のあるものは知識を」を合言葉に民族学校が
全国に生まれる。 そのひとつが、終戦翌年の1946年にできた東京朝鮮
第2初級学校だ。東京都江東区枝川1丁目にあり、「枝川朝鮮学校」と呼ばれる。
今春まで校長をしていた宋賢進(ソンヒョンジン、44)も、ここで学んだ。
「貧しい家が多く、他に遊び場もなかったので、石ころまじりのグラウンドで
サッカーに熱中していました。」 同級生にサッカー北朝鮮代表になった
元Jリーガー、金鍾成(キムジョンソン、44)がいる。宋は朝鮮大学校を出て
母校の教師になる。
02年8月末、思いがけないニュースが流れた。当時の首相小泉純一郎
(こいずみじゅんいちろう、66)が初の日朝首脳会談に臨むため平壌を訪問する。
宋は思った。「これで朝鮮と日本はもっと仲良くなれる」。だが、その期待は
暗転する。9月の首脳会談で日本人拉致問題「8人死亡」―。
北朝鮮バッシングがはじまった。大阪でチマ・チョゴリを着た中3の女子が石を
投げられた。各地の朝鮮学校に嫌がらせ電話が相次いだ。うちの生徒に何かあっては。
宋は集団登下校させ、スクールバスから学校名を消した。
(その2へ続く)
>306
874 名前:文責・名無しさん 投稿日:2008/10/10(金) 21:53:43 ID:qWfPXY8p0
ニッポン人脈記 「在日」という未来L
スクールバス 希望のせて
朝日新聞 夕刊 2008年10月9日(木)付
(その2)
03年12月、東京都から裁判を起こされた。学校敷地の大半は都有地で貸借
契約が切れており、明け渡しを求められたのだ。「宋さんは子どもたちのことを
案じ、深刻な表情をしていた」と村田文雄(むらたふみお、58)。
村田は工業高校から電電公社(現NTT)に入り、労働運動や市民運動に。
80年代に枝川の在日の人たちから聞き書きをして、まだ新米教師だったころの
宋と知りあう。
「これは人道問題」。村田は支援集会を呼びかけた。その集会の直前、胃がんの
手術を受けた。「病院で『350人で会場が満員』と妻から電話をもらい、本当に
うれしかった」
抗がん剤をうちながら準備した2度目の集会。こんどは700人があつまった。
朝鮮総連系の学校のことなのに、韓国の市民団体の宋在根(ソンジェグン、33)
もいた。妻は在日である。
「日本での民族教育をつぶしてはいけない」。ソウルに帰り、韓国の国会議員や
マスコミにアピールした。テレビのドキュメンタリーが放映されると、共感の輪が
広がり、南北対立をこえて約8千万円のカンパが日本の支援基金に寄せられた。
(その3へ続く)
>307
875 名前:文責・名無しさん 投稿日:2008/10/10(金) 21:54:39 ID:qWfPXY8p0
ニッポン人脈記 「在日」という未来L
スクールバス 希望のせて
朝日新聞 夕刊 2008年10月9日(木)付
(その3)
枝川裁判の弁護団長は新美隆(にいみたかし)だった。中国人強制連行の花岡事件や
、在日の指紋押捺拒否裁判に携わった弁護士だ。
宋賢進が不安そうな顔をみせると、「教育の営みを中断させてはならない」「この
裁判は必ず勝つ」。そう励ます新美も患っていた。会うたびにやつれていく新美の
励ましが胸にしみた。
裁判は07年3月、学校が都有地を譲り受けることで和解する。しかし新美はその
4か月前、59歳で亡くなっていた。
宋賢進は葬儀で泣き、和解報告の祝賀会で泣いた。人前で泣くことなんて、めったに
なかったのに。「ぼくは『日本人に負けるな』といわれて育ってきた。でも裁判に
なってからの支援を思うと…」
いま54人の小学生が通う校舎は古く、雨漏りがひどい。宋は校長から新校舎建設
委員になっている。スクールバスには、消された校名の代わりに「未来号」と書かれて
いる。健やかな明日への願いをこめて。
日本、韓国、北朝鮮。国のわくをこえて「在日」は未来を育んでいる。(植村隆)
(このシリーズは植村、崔土采寿(さいさいとし)、千種辰弥が担当しました。本文敬称略)