>>832 > 液体窒素の気化冷熱に、お湯の供給が追いつかなくて
> 噴射ノズルが詰まったんでねいの?
200℃の加圧温水でそれは起きにくいとは思うが。
加圧温水と液体窒素をノズル内で混ぜ、爆発的に膨脹する50℃の窒素ガスを噴射する。構成は擬似的な二液式液体ロケットに近い。
今回は、バルブレスの制御系に挑戦するとか無茶言ってた希ガス。
こいつは、元々が学生実験用に考案された非燃焼ロケット。
比推力はダメダメで、単体じゃ宇宙の底にも届かないけど、推進剤の容積がやたら小さくてすむのと、ノズルなんかの耐熱をほとんど考えなくて済む、というメリットがある。
学生向けにノズルの理想設計が可能だし、タンクも腐食とか爆発とか一切考えなくていい。
つまり、最大のメリットは、ものすごく安価にできること(公立大学の研究室の資金で打ち上げれるのだ!)。
うまく大型化できれば、打ち上げ時の補助ブースタにつかえるかも、と期待されている。発射台焦がさなくて済むし。
現状は見ての通り、学生に任せてシーズを育ててる段階。
ので、ある意味失敗して当然。
僕は、CAMUIなんぞより余程期待してる。