【どうなる】黒田勝弘 総合スレ9【朝鮮半島】

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480マンセー名無しさん
 みんなが権力を利用し、権力に群がって甘い汁を吸おうとする。韓国では現在の
李明博政権下を含め「自分は大統領官邸に知り合いがいる」といって詐欺をはたらく者
が依然、後を絶たない。

 韓国では血縁をはじめ地縁、学縁、その他…人と人のつながりが何より重要という
「法より人情」の社会が続いている。みんなが日常的に“有力な人脈”を求めて必死だ。
これが変わらない限り、権力にまつわる金銭疑惑事件はなかなかなくならない。

 盧武鉉氏は左派・革新系勢力をバックに政権の座についた。そのため「持てる者と
保たざる者」とか「エリートと非エリート」「保守と革新」などといった左翼的二元論に
基づく他者批判は得意だった。

 しかし家族や血縁重視など、自らを含む伝統社会の弊害には関心が弱かったようだ。
政治的に改革、革新、過去否定、変化…などを強調しながら、多くの歴代大統領と
同じく自分自身を含む本当の改革や変化、過去否定には失敗した。

 その意味では「過去の大統領とは違う!」という本人の意気込みとは逆に、盧武鉉氏
は意外に平凡な指導者だった。ただ過去の指導者と違って自殺で責任を取ったところが、
盧氏が最後に見せた「盧武鉉らしさ」かもしれない。

 この「権力と人脈」の問題は生活文化といってもいい。だからすぐには変わらない。
現在の李明博大統領もその中にいる。しかも李大統領は財閥企業経営者出身であり、
韓国社会における「権力と人脈とお金の危うさ」は数多く経験してきた人だ。

 盧武鉉時代に金銭疑惑の規模が小さくなったことはいいことだ。露骨な“財閥政治資金”
もかなり改善されたといわれる。しかし金額の大小にかかわらず盧武鉉氏は自殺に
追い込まれた。李明博大統領は“盧武鉉研究”に真剣に取り組むことで、歴代大統領が
やれなかった本当の改革と新しい時代を築くことができるのではないか。

http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090523/kor0905232108017-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090523/kor0905232108017-n2.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090523/kor0905232108017-n3.htm