韓国人はゴルフ、中国人は富士山が好み…観光白書
(2008年6月6日10時49分 読売新聞)
政府が6日発表した「観光白書」によると、2007年に韓国から訪れた旅行者は九州や四国を多く訪れ、
台湾からの旅行者は北海道や東北、北陸を旅先に選ぶ傾向があることが分かった。
中国からは山梨、静岡への滞在が目立つ。国土交通省は、「旅行の目的が、韓国人はゴルフ、台湾は雪、
中国人は富士山を見ることだからではないか」と分析している。
韓国ではゴルフ場の数が不足しており、日本国内でプレー代が比較的、割安な九州や四国に人気が集まって
いるという。
熊本、大分では、外国人宿泊者の7割以上が韓国人だった。ゴルフをプレーして、温泉を楽しんで帰るパターンが
多いという。
また、台湾からの旅行者は、高温多湿で自国で降らない雪への関心が高く、北海道では外国人宿泊客の
46%を占めた。中国人には日本を代表する富士山の眺めに人気があるという。
07年に日本を訪れた外国人旅行者は過去最高の835万人で、アジアからは全体の7割以上を占める613万人
(前年比16・8%増)に上った。国・地域別では韓国が260万人とトップで、台湾(138万人)、中国(94万人)と続いた。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080606-OYT1T00295.htm?from=main2