NHKニュース 労災保険給付金詐取 男を逮捕
7月15日 13時45分
実体のない会社を作って労災保険に加入したうえ、通勤中にけがをして仕事を休んだと
労働基準監督署にうその申請をして、労災保険の給付金およそ140万円をだまし取った
として、京都市の78歳の会社社長の男が詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、韓国籍で京都市伏見区の会社社長、金道龍容疑者(78)です。
警察の調べによりますと、金社長は、去年10月、通勤中にけがをして2か月余り仕事が
できなくなったと京都南労働基準監督署にうその申請をして、労災保険の給付金およそ
140万円をだまし取った疑いが持たれています。
金社長は、実体のない会社を作って事業主のための労災保険に加入し、保険金を計算する
際の根拠となる所得も1日当たり2万円と限度額いっぱいに申請していたということです。
調べに対して、金社長は、容疑を否認しているということですが、過去7年間に同じように
けがをしたと申告して、およそ3000万円の労災保険の給付金を受け取っていたということで、
警察は余罪がないか調べることにしています。
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10015908171000.html