北朝鮮で特別待遇を受ける女性アナウンサー
朝鮮中央テレビ看板アナウンサーのリ・チュンヒ氏
ttp://www.chosunonline.com/article/20080416000037 北朝鮮でニュースを伝える女性アナウンサーは、特別の待遇を受けていることが15日までに明らかになった。北朝鮮の月刊画報『朝鮮』
4月号では、朝鮮中央テレビ看板アナウンサーのリ・チュンヒ(65)氏を紹介し、「首都平壌の美しい場所にある彼女の自宅には、夫と二人の
息子、そして嫁や孫娘が暮らしている。現代風の自宅も高級乗用車もすべて国から贈られた」と紹介した。
リ氏は2006年10月9日に北朝鮮が核実験を行った際、ベージュのスーツ姿で声明を読み上げるなど、北朝鮮の対外声明報道を担当して
いることから、韓国でもその顔が広く知られている。また「朝鮮人民軍最高司令官・金正日(キム・ジョンイル)同志におかれましては」で始まる
金総書記についての報道もリ氏の役割で、朝鮮中央テレビ夜8時のニュースを担当している。
リ氏は1943年に江原道通川で生まれ、平壌演劇映画大学俳優科を卒業した後、71年2月から37年間、マイクを握り続けている。北朝鮮の
アナウンサーとしては最高の栄誉となる「人民放送員」「努力英雄」という二つの称号を受けている。画報はリ氏について、「迫力があり、訴えに
力のある鉄のような声」「声明や談話を発表する際には、敵の肝を冷やすような攻撃的な話術の才能を持っている」などと紹介した。
北朝鮮の女性アナウンサーは、平壌のチャングァンウォン美容室を優先的に利用できる特権が与えられており、そのヘアスタイルは北朝鮮で
流行の先駆けとなっている。被服研究所で制作された服も優先的に着ることができる。北朝鮮のアナウンサーは平壌演劇映画大学や金日成
大学語文学部、全国話術コンクール入賞者の中から選ばれるという。放送の内容によって抑揚や言葉遣いを自由自在に操ることができ、
米国や韓国についての報道を行うときには強い語調で、金総書記の動静を知らせるときには荘厳で丁重な語調へと直ちに変えることができる。
あのおばはんの素性でつな。