【SM3】南北朝鮮核問題総合スレ24【実験成功】

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12絶倫 ◆EKrk25jUlY
中国の巨大投資 白紙化 北東アジア最大の埋蔵量 北朝鮮の『茂山鉄鉱山』
2008年1月23日 朝刊

 北東アジア最大の鉄鉱石埋蔵量を誇る、北朝鮮の「茂山鉱山」(咸鏡北道茂山郡)。中国企業が五十年間に
わたる開発権取得で合意したと報じられるなど、これまでいくつかの中国による巨大投資計画が浮上した。
しかし、こうした計画は白紙化され、限定的な対中輸出にとどまっているもようだ。背景には、北朝鮮が
中国経済にのみ込まれることに強い警戒感を抱く様子が浮かび上がる。

中国和竜市南坪から望んだ北朝鮮の茂山鉱山労働者の町。手前は氷結した国境の川、図們江
写真
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2008012302181634_size0.jpg
  (中国吉林省延辺朝鮮族自治州で、城内康伸、写真も)

 茂山鉱山の推定埋蔵量は三十億トン、採掘可能な埋蔵量は十三億トンといわれる。日本が朝鮮半島を
植民地支配していた一九三五年から本格的な開発が始まり、北朝鮮は東海岸・清津の金策製鉄所などで製錬する。

 朝鮮族自治州の貿易関係者によると、北朝鮮の経済危機が最悪に陥った一九九〇年代半ば、三カ所ある
鉱山すべてで採掘が中断。現在は二カ所の鉱山で採掘が再開されているという。鉱山労働者は約一万人。
労働者の町の背後にある山々には段々畑が点在する。貿易関係者は「労働者が食糧不足を補うために耕した」と話した。

 吉林省人民政府の調べによると、同省の「延辺天池工貿公司」は二〇〇四年、茂山で採掘した
鉄鉱粉百万トンを輸入。同社は〇五年、国境の図們江(朝鮮名・豆満江)を挟んだ茂山の対岸、
吉林省和竜市南坪に年間生産能力六十万トンの鉄鉱粉選鉱工場を建設。敷地内には、茂山から
搬出された鉄鉱粉が山のように積まれていた。

 図們江にかかる国境橋を通じて連日、大型トラックが鉄鉱粉を中国側に運び込む。国境を管理する
関係者は「トラックの往来が最も多かったのは〇六年。毎日約百台が行き交った。昨年は半分ぐらいに
減った」と指摘した。

つづく