【盛者必衰】飯嶋酋長研究第1004弾【胡蝶の夢】

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885魚雷ガール ◆OVERxseZCg
おはよう飯研

【外信コラム】ソウルからヨボセヨ ノーベル平和賞の怪
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/071222/kor0712220322000-n1.htm

金大中前大統領がノーベル平和賞を受賞してから7年ということで、先ごろソウルで記念の
夕べがあった。ところが金大中氏自身も出席し盛況だったその集いのキッチフレーズが
「ミャンマーに自由を、スー・チーに自由を」だった。政治的自由が抑圧されている東南アジア
のミャンマー事情に注目し、その民主化を支援しようというのだ。

何とも迂遠(うえん)というかのんびりした話ではないか。ミャンマーの民主化やスー・チー女史
支援が不必要というのではない。韓国として、あるいは韓国人の民主化・人権活動家として、
とくに韓国人ノーベル平和賞受賞者として、まずやることがあるではないかという話だ。
いうまでもないが、世界的な人権活動家だったはずの金大中氏が、なぜ北朝鮮の民衆の
自由と民主主義を語らないのかという疑問である。すぐ北にいる同胞の悲惨さをさしおいて、
なぜミャンマーなのか。

初の南北首脳会談の縁で、金正日氏を批判したり彼が嫌がったりすることはしないという
ことだろうか。金大中氏は大統領時代、韓国で服役していた日本人拉致犯の北朝鮮工作員
を“政治犯”として北に送り返してもいる。その金氏に日本のさる大学は先ごろ、名誉学位を
授けている。わからない話だ。(黒田勝弘)