日本のMD配置、朝鮮半島情勢不安化に懸念も
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2007/05/10/0400000000AJP20070510000300882.HTML 【ワシントン9日聯合】
北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応するミサイル防衛(MD)システムの配置を進めている日本が、
韓国と協調体制を取らない場合には朝鮮半島情勢を不安にさせる要素にもなりうるとの主張が出されている。
駐米韓国大使館で海軍武官を務めるチョン・サンマン大領(大佐に相当)が9日、米シンクタンクの
ヘリテージ財団主催のセミナーで述べたもの。日本のMDシステム構築が朝鮮半島情勢を不安に
させるものかとの問いに対し、私見であるとして答えた。
チョン大領は、朝鮮半島の安定のためには韓国と日本が共同の脅威と共同の利害を共有する必要が
あるとの認識を示した。また、アジアでのMDシステム構築と関連しては、MDの配置が周辺国の軍備
増強を触発する可能性があることを考慮すべきとした。