支援
943 :
マンセー名無しさん:2007/12/08(土) 16:19:40 ID:q/2dqMsf
新しい中国歴史教科書、韓国関連内容を全て削除 教科書 | 高句麗
中国吉林省の延辺朝鮮族自治区の学生が学ぶハングル版の歴史教科書『世界歴史』のうち、高句麗史をはじめ韓国の前近代史の内容が完全に削除されていたことが明らかになった。
削除されたのは今年9月の新学期からで、昨年8月に中国外交部がインターネット・ホームページで、1948年以前の韓国史をすべて削除したのと同様の措置だ。
最近、中国を訪問した?基洪(ユ・ギフン)議員(ヨルリン・ウリ党)は10日、「延辺教育出版社の新しい中学校教科書『世界歴史』で、三国時代から朝鮮時代までの韓国史の部分(今までの教科書では2ページ分)をすべて削除したことを確認した」とし、同教科書を公開した。
このような行動は、高句麗史の歪曲内容を教科書に収録しないという8月の韓中間「5か項の口頭了解」の基本精神に反するもので、高句麗を『世界史』ではなく『中国史』に組み込んだ教科書を出版するため、事前に布石を打って出たものと解される。
『世界歴史』は2003年に発行された人民教育出版社の『世界歴史』を翻訳した本で、中国語版は中国全域で採択率が50〜60%に達する主流教科書。
中国語版では2003年からすでに韓国に関する部分を削除していたという。
944 :
マンセー名無しさん:2007/12/08(土) 17:02:49 ID:o18xz5/M
●日本統治35年と、その前後=李王朝と南の軍政&北の金王朝体制を比較せよ!●
韓国人は、日本統治から脱したことを『光復』と言っているが、とんでもない妄言である。
李氏朝鮮は、強欲な特権階級が贅沢三昧ヤリタイ放題の暗黒土民王国であったのだ。
しかも、人口の約4割もが奴隷(奴婢)で、彼らは激務を強制され金銭で売買されて、
暴行・強姦されまくりで人権のカケラも無い牛馬以下の存在だったのである。
さらに、一般農民も重税に耐え切れず、無人島や満州・沿海州に逃亡する者が続出していた。
…こんな調子だから全国民の団結を必要とする、急務の近代化を出来るワケがない。
故に朝鮮政府は、自国より100年も進んでいる日本に自分達の近代化をお願いしたのである。
※日韓合邦は両国政府の合意の下に締結された国際条約であり、反対した外国は皆無なのだ。
だから日本は莫大な国家予算を投入して、特権階級の贅沢三昧で破綻状態にあった朝鮮の
財政を立て直しただけではなく、道路・堤防をつくり、鉄道を敷き、農地を開拓し、上下水道を
つくり、工場を建て、近代都市を築き上げたのだった。
さらに身分制度を廃止して、虐待され続けてきた奴隷・民衆を解放し、地方議員は選挙で決め、
農民の5割以上に耕地を与え、学校を建てて近代国家の国民にするべく日本が200年かけて
体得した西洋の学問と、日本語・ハングルの読み書きを惜しげもなく教授したのだ。
そして、伝統的に路上脱糞を好み不潔極まる朝鮮人に粘り強く衛生観念を教え込み、呪術師の
マジナイを禁止して西洋医療を導入した結果、伝染病が激減した上に、食料輸入・増産によって
餓死者を出さなかったので人口が倍増したのである。
以上のように、日本統治時代ほど朝鮮民衆にとって輝かしい時代は他には無いのだ。
糞まみれでのたうち回っていた朝鮮民衆が、日本によって極悪非道の李王朝による圧政と、
禍々しい土民の因習から解放され、自由を手に入れて近代文明の恩恵に浴した事実は、何人
たりとも否定することが出来ない歴史上の真実である。
それは日本から独立後に、南北両政府によって殺された朝鮮人の数が500万人以上である
事実から見ても、明らかである。
>>944 何故光復というか。
大陸では「光」を「尽き果てる」「スッカラカン」と言った意味で使うことがある
946 :
マンセー名無しさん:2007/12/09(日) 00:11:33 ID:tv0hEZ8f
あまりにも惨めすりて語れないw
947 :
マンセー名無しさん:2007/12/09(日) 00:55:23 ID:vDcZ2wmN
南北朝鮮の国土が荒廃したのは、
あくまでも1950年6月25日から始まった
朝鮮戦争の結果だからなぁ。
948 :
マンセー名無しさん:2007/12/09(日) 01:18:23 ID:d1u5EzGc
949 :
マンセー名無しさん:2007/12/09(日) 01:20:24 ID:tv0hEZ8f
政治・文化が腐敗していたのは昔からだけど。
950 :
マンセー名無しさん:2007/12/09(日) 05:36:09 ID:VJzr4qpz
もし満州があったなら今の東アジアよりも安定してたと思う
異常な白人崇拝も無かったろうに・・・
アメリカが無かったら今頃EUも今の東アジアまで行かないにしても
お互いけなしあってるんだろな
ゴメンスレ違い
951 :
マンセー名無しさん:2007/12/10(月) 01:27:21 ID:m/ZAuAJS
併合前の日朝(続き)
さて、日本政府が京城・仁川の日本人の消息と事変処理の談判交渉を求め、あらゆる
事態を想定して訓条を練り上げたのは8月2日。
日本政府「花房公使は再び京城に行くべし。でさ。日本も幕末から維新、明治10年
頃までと、いろいろ内乱があったさ。国が変革する時ってそんなものだし日本に限ら
ずそうだったじゃん。だから多分朝鮮もそうだと思うんよ。で、朝鮮には相当の謝罪
と賠償をさせにゃならんけど、兵力を以って朝鮮国を蹂躙するようなことになっちゃ
いかんと思うのよ」
とまあ、これが日本政府の朝鮮事変に対する方針の基本だった。その上で朝鮮政府
の責任問題として次のように選択肢を定めた。
1 朝鮮政府は乱鎮圧に全く力及ばなかった。
2 朝鮮政府は乱鎮圧を怠り事後の処分も怠った。
3 朝鮮政府は乱を企画した。
1の場合、情状酌量するが、我が国からの要求は公平に求める。
2の場合、朝鮮政府の責任は重い。我が方からの要求も重く、談判も強く行う。
3の場合、最も激烈な談判をし、強償の処分に出、和平の範囲外となる。
952 :
マンセー名無しさん:2007/12/10(月) 01:28:49 ID:m/ZAuAJS
(続き)
井上外務卿「まあ、朝鮮政府の責任が軽いなら我が国の要求も軽く、重いなら要求も
重くなるぉ。で、詳しい事は現地に行かないと分んないから、花房に委任するぉ」
山縣参議「で、もし3のような激烈な談判を要するような最悪の事態であった時は、
強償の処分として諸島を占領して賠償の抵当とするっちゃ。ボアソナードも万国公法
が認めるところであると言ってるっちゃ」
政府お雇いのフランス人法学者ボアソナードはそのことを指摘し、その時は各国に
強償の処分を宣言するという公告案も作成した。
しかし結果としては花房は、1と2の間で処理したのであり、一時3になりかけた
が、結局はそこに至ることはなかった。
清国軍と米国軍艦の圧力で日本は諸島割譲要求を諦めた、などと妄言するウィキも
あるけどね。
花房「米国艦長が大統領名で米国は「善意の調停」をしたいと言ってるすが」
井上「そんなの無視じゃね?」
なのであった。
(つづく)
併合前の日朝(続き)
で、先発隊の軍艦金剛が近藤真鋤書記官、仁禮景範海軍少将を乗せて仁川に着いた
のが9日。
そして翌10日夜には清国軍艦3隻が来た。
近藤書記官「ん? 何か?」
丁汝昌提督「在日本の我国の公使からの電報で事件を知って来たアル。日本を援助護
衛したいアル」
近藤「ふ〜ん」
実はその電報にはこうあった。
「日本が高麗に兵を送るアル。我国は日本より先を制し、高麗を鎮圧して凶徒を懲罰し
て謝罪させる必要があるアル」
それは宗主国の面目にかかわることであった。
で、当時の中国人は朝鮮のことをまだ「高麗」と呼び習わしていた。例えば「大清
国属高麗国旗」とね。
馬建忠「米国軍艦も1隻来るというアルネ」
近藤「あ、そ」
(続き)
12日、花房公使が明治丸で入港。高嶋鞆之助陸軍少将らも同行。また事変当時日本
に滞在していた金玉均も共に乗って来て上陸する。
金玉均「今、朝鮮人の多くは清国の力を借りて暴徒を鎮圧したいと言っているニダ。
けれどウリは違うニダ。他国の力を借りずして独力で国を変えたいニダ。この前ウリは
死を決して王に謁見してこのことを言うはずだったニダ。けど皆が引き止めたのでや
めたニダ」
仁禮海軍少将「おー、頼もしいね」
金玉均「では、行ってくるニダ」
数日後、金玉均は朴泳孝ら数人を引き連れて戻ってきた。
金玉均「京城では潜伏できんかったニダ。やっぱりイルボンが保護するニダ」
海軍士官「あちらの運送船(品川丸)に乗んなよ」
仁川府に埋葬されていた日本人の検視をしたのは、事変当時公使館で「ここで死ぬ
のがよい」と言った大庭永成である。
大庭「まことに酷いものでした。皆裸にされて荒縄で体を縛り斬首された姿で柩に投
げ込んでありました」
近藤書記官「怒、朝鮮政府の書簡では丁寧に埋葬したと言っていたではないか!!」
朝鮮官吏「あ、あ、あの・・・・・・ニダ(汗)」
近藤「公使、以上でした」
花房「うむ」
(続き)
日本陸軍兵も続々と上陸しておよそ1大隊600人ほど。
しかし清軍は3000人が南陽浦に上陸した。
花房「そろそろ京城に行くっすかね」
朝鮮外交官「ま、ま、まだ宿の用意が出来てないニダ!」
近藤書記官「遷延の策にはのらんぞね」
応じるそぶりを見せて決して応じないという、朝鮮の外交術である遷延の策(引き
伸ばし戦術)に、明治初めの日本外交官は苦しめられたが、やがて、そういう時は無
視してやるべき事をやるのがよいと分った。
花房「では出発ーつ!」
陸軍2中隊およそ300人と海軍陸戦隊90人が護衛する。
朝鮮外交官「兵を連れては皆が驚くニダ!」
花房「(ガン無視)」
朝鮮外交官「では、大院君様の別荘を宿にするニダ」
花房「(ガン無視)」
仁川府に着いた。
趙寧夏軍大臣「もっと護衛の兵を増やしたがいいニダ(←親日のふり)」
花房「(ガン無視)」
趙寧夏軍大臣「あの時は自分が尹雄烈に公使館に報せるように言ったニダ」
花房「(ガン無視)」
趙寧夏軍大臣「今夜密かに国王に公使の入京を上奏するニダ。明後日までここで待つニ
ダ」
花房「しばらく兵を休めるが待つ気はないっす」
(続き)
花房は次の掲示文を各処に貼らせた。
「我が兵がここに来た。話し合いのためであり戦争するためではない。皆はいつもの
ように畑を耕し、機を織り、安心して家業するように。驚いたり動揺したりするなか
れ」
再び出発。
朝鮮接待使「今、京城は宿にあてるものがないニダ。用意できるまで待って欲しいニダ」
花房「(ガン無視)」
朝鮮接待使「大院君が日本は開港時期を遅らせたと言っているニダ。ほんとニカ?」
花房「知らん」
その他、様々に官吏たちが進行を止まらせようとしたが、花房は徹底的に無視した。
京城に入ったのは16日。朝鮮政府がやっと用意した城内南山下の宿舎に至る。(
後にここが新たな公使館となる)
朝鮮外交官「自分は談判交渉人として来たニダ」
近藤「おまえのような取次人は必要ない」
花房「話をするのは全権大臣のみ」
朝鮮外交官「あ、あの、大院君様が公使に食事を用意しているニダ」
花房「いらんっす」
花房は直ちに国王が謁見するよう求めた。
(続き)
朝鮮外交官「だ、大院君様、日本公使が王様に謁見を求めているニダ」
大院君「はあ〜ん? 今、王妃の葬式をしているとでも言っておくニダ」
部下「けど大院君様、結局は王妃の遺体は見つからなかったニダ」
大院君「おまえらがぐずぐずしていたからニダ!!」
外務大臣「大院君様、とにかく形だけでも葬式をしてはどうニカ?゙」
大院君「ニダ! おまえに任せるニダ!」
朝鮮外交官「だ、大院君様、あのう日本公使が・・・」
大院君「うるさい!! 適当に言っておけ!!」
朝鮮外交官「うーんとうーんと、ウリは急病で・・・」
近藤「また仮病かよ!」
接待使「今、宮中では祭式があっているので何日か待って欲しいニダ」
花房「日本との交際止める? まだ朝鮮政府から正式な挨拶ひとつないけど」
接待使「あ、あの、必ず謁見は出来るニダ。とにかく待って欲しいニダ」
花房「急ぐっす」
外務大臣「明日は謁見できるようになったニダ。事変は大変だったニダ。今日は暑いニダ。
日本の夏はどうニカ? 大院君様も会いたいと言っているニダ。ペラペラ」
花房「謁見が先っす」
(続き)
8月20日、国王に謁見。
国王「遠路無事に来たのを喜ぶニダ」
花房「サンクス。事変は実に恥辱であったっす。我が聖上はまだ交際は破れていない
と思われ、自分をここに送られたっす。また自分が遺憾と思うのは、王妃の葬儀に弔
意を表したいのに、まだ通達が来ていないことっす」
花房と共に日本政府は王妃弔意のために侍従長も派遣していた。
国王「ほ、堀本中尉には我が軍のために尽力されたが、不幸なことで遺憾であったニタ
゙」
花房「我国の恥辱をすすぐためにも談判の大臣を決められたいっす」
国王「領議政と礼曹判書(総理と外務)とで談判させるニダ」
花房「それではこの我が国の要求書を呈す」
国王「ニカ?」
国王は領議政を振り返り、領議政が受け取るようにとの指示で受け取った。
国王「談判大臣からそれ相当の回答をするニダ」
花房「では」
(続き)
花房が提出した要求書は、
1、乱徒と主謀者の逮捕と処分。
2、日本人被害者の埋葬と葬儀
3、日本人被害者への賠償5万円
4、公使館損害と出兵費用の賠償
5、開港居留地の遊歩規定の拡大と市場への参加
6、公使と館員らの国内自由通行
7、後5年間は公使館護衛に日本軍1大隊の駐在許可と宿舎の設置修繕
これらは花房の裁量によって纏められたものであり、政府訓条では、金額の指定は
なかった。また、第7の公使館護衛は朝鮮政府が兵を置くこと、となっていた。しか
し花房は、朝鮮政府が兵の統率も出来ない実情を見て、止むを得ず日本兵で護衛する
外ないと判断したのであった。
接待使「大院君様がお会いしたいと言ってるニダ」
花房「よろしいっすよ」
大院君は王宮内に住まいしていた。花房の姿を見ると出迎え、手を取って部屋に案
内した。
部屋に入ると奥の間に大院君の寝床が見えた。その前の部屋で談話する。周囲は大
院君の部下が満座していた。
960 :
マンセー名無しさん:2007/12/10(月) 23:21:54 ID:m/ZAuAJS
(続き)
大院君「今度の事変が貴館まで及んだのは慙愧の至りニダ」
花房「我国にこれ以上の恥辱はなかったっす。国民の怒りもほとんど制することがで
きないっす。しかし我が政府はなお平和と交際を保つために、自分を派遣して恥辱を
すすぐ方法を定める意っす」
大院君「そんな雪辱などという言葉は使わんニダよ。今度の事で損害を受けたのはこ
ちらの方が多いニダ」
花房「そもそも、今度の乱の首謀者のことであるが」
大院君は慌てて紙を取り筆を取って一書した。それには、
「請う。その話は止めるニダ。皆がじっと聞いているニダ!」とあった。
花房「閣下の鎖国主義も永いが、今後の外交はどうすんの?」
大院君「前には攘夷の碑を建てて外交するのを禁じたが、当時の西洋人が非道だった
からニダ。今は時節が変ったニダ」
花房「その碑は今も建っているが今日の主義に反しないのかね?」
大院君「く、国の交わりは形ではないニダ!心と心でするニダ。碑が建っているのは
関係ないニダ!」
部下「大院君様ー、これ持ってきましたニダ」
大院君「ニダ! この要求書は返すニダ。順序が違うニダ。礼義順序を踏んで上奏す
るニダ!」
花房「朝鮮国の代表は国王であり、我が国は国王に要求しているっす。要求書を渡す
のは当然っす。まあ今日は持って帰るっす」
花房はこれにて帰った。なお、通訳はあの事変の時に活躍した拳銃使いの浅山顕蔵
通訳官であった。彼はあるいはここで撃ち殺したいような衝動に駆られたはずである。
(つづく)
>>960 いつもありがとうございます。楽しみにしています!
>>960 実に面白い 纏めてネット販売しても宜しいかとww
中学生以上なら理解できるでしょうから学校教育推薦の本に指定したいwww
963 :
夜船:2007/12/11(火) 09:23:29 ID:xe/OPyu2
>>955 > 応じるそぶりを見せて決して応じないという、朝鮮の外交術である遷延の策(引き
>伸ばし戦術)
北朝鮮外交を思い出したニダ。
965 :
マンセー名無しさん:2007/12/11(火) 12:07:27 ID:Z9RGqqLk
うひょー「併合前の日朝」。
以前、チラ見して感心はしてたけど
久しぶりに来て見て、ぶったま。
大力作にして実に軽くて面白いですう。
こんな狭いスレに置くのは
まして消えていくのはも、もったいない!
世に出して欲しいっす。
なにともあれ、感謝とエールを送らせていただきっす。
この調子で併合まで行ったら、本格感動歴史超大作ニダ。
早くも2008年度最優良スレの声も!
968 :
マンセー名無しさん:2007/12/11(火) 21:36:33 ID:tikk9OuL BE:1227024277-2BP(6)
お気に入りに入れてあり、更新を楽しみにしております。
実に判りやすくて秀逸ですね♪
併合前の日朝(続き)
その後、花房公使は領議政に面会して改めて要求書を手渡した。
花房「回答期限は23日の午後までっす」
領議政「わ、わかったニダ」
花房「なお国書を以って謝罪する大官を日本に派遣することも要求に加えるっす」
21日
朝鮮外交官「期日をもう少し延ばして欲しいニダ」
近藤書記官「シッ、シッ!」
その夜、領議政から謝罪使派遣のことで返事の書簡来る。
(領議政)「ウリの国の喪にイルボンが使節を出すのは受けるニダ。ウリから出すこ
とはないニダ」
近藤「喧嘩売ってますねえ」
花房「うむ。謝罪する気はないようっす」
近藤「それにしても朝鮮政府にしては返事が早いですねえ」
花房「多分、即決主義の大院君が出させたと。普通なら議論に日を費やすのがあの連
中っす」
(続き)
22日、再び領議政から書簡が来る。
(領議政)「今朝から山陵での墓葬の義を命じられたので出掛けるニダ。何日に帰る
か分らんニダ」
近藤「(怒)これ、要求に応じる気はないと見做してもいいんじゃないですか?」
花房「だね。じゃあ報告書に次の一文を書くっす」
「夫朝鮮国王既に三日の期を諾し専対を領議政に命じ、また命ずるに山陵のことを以
て出て他に往かしめ、両国公幹を理するの地なからしめ期限を徒立に帰せしむるに至
る。その所為専恣なると交際事務を軽蔑するの甚しき、皆今番の事件を藐視するに出
る者に非ずして何ぞや。既に事を藐視する以上は終に旧好を維持するの念なき知るべ
し。」
近藤「難しいですねぇ、後世の人が読めましょうか」
花房「うむ。筆者のマンセー名無しさんが後世訳してくれるだろうっす」
(筆者、現代訳するよ!)
「それ朝鮮国王はすでに3日の期限を承諾して談判を領議政に命じ、また山陵墓葬
の儀を命じて他所に行かせ、両国談判の機会と期限をむなしいものにするに至った。
そのするところは我侭であって、また交際事務を軽蔑することの甚だしさは、すべて
今度の事件を軽視するに出るものでなくて何であろうか。既に事を軽視する以上は終
に旧好を維持する気がないことを知るべきである」
近藤「つまり、絶交ニダ!と言ったも同然であると」
花房「うむ。そっちが分りやすい」
(続き)
よって花房は仁禮海軍、高嶋陸軍の両少将と相談。
両少将「いよいよどこかの島を占領ですかな」
花房「あるいは止むを得んでしょう。ただ清軍がどう出るか」
両少将「清軍が妨害する時は戦闘も辞さない積りですから。想定の範囲内です」
近藤「・・・ゴクリ」
花房は国王宛てに、その非を鳴らし京城を去ることを告げ、「両国数百年の友好は
まさに一朝にして煙と消えんとす。一言も無し」との書を投じる。
23日、花房は護衛軍を率いて京城を去ることに。残務整理に近藤と若干の護衛兵
を残す。
花房「じゃあ近藤くん、後はよろしく。多分政府の者があわてて来るだろうから」
近藤「いつものパターンですねえ」
(武力で脅迫するのではなく、いつものようにバイバイするだけ。猜疑と妄想空想
の逞しい朝鮮人はそれだけで「最悪の事態に陥るニダ」としか考えられず、必ず意を
翻す、というのがこれまでの、またこれからも続いていくパターンであった)
案の定、花房一行が京城を去ると、あたふたとやって来たのは政府参議の金宏集ら
であった。
(続き)
金宏集「我が国王には公使が去られたと聞いて痛く心配されているニダ。それでとに
かく来たニダ」
近藤「まあ、こんな扱いされたんだから仕方ないじゃん」
金宏集「公務が混雑して遅くなったニダ。だいたいウリの国の習慣は官民共にらちが
あかないことは日本人も知っているはずニダ」
近藤「なにそれ。つまり愚図で間抜けでのろまってこと? 今度の事変が世界各国の
中でもどれだけひどい事だったか分かってんの? だいたい直に大軍で来て罪を問う
てもいいぐらいじゃん」
金宏集「ウリの政府の不行き届きは申し訳ないニダ。汗顔の至りニダ。つ、つい墓葬の
ことも大切なことだったので・・・」
近藤「止むを得ない事情があるなら領議政が直接来て説明すればいいのに、それを一
片の書で済ますからこうなる」
金宏集「ま、真にごもっとも千万ニダ。ただ国王は日本とは友好を保ちたいとのお考
えニダ」
近藤「国王はそうだと思うよ。でも絶交の書を送ったのはそっちじゃん。どうすんの
よこれから」
金宏集「国王もウリもどうしていいか分らんニダ」
近藤「大院君と領議政が公使の所に来て謝罪するしかないっしょ」
金宏集「はぁー(溜息)政府に申しあげるニダ」
近藤「ついでに言うけど、日本全国民は激怒している状態だよ。しかし井上外務卿が
必死にそれを押さえて、何とか友好的に治めようと公使を派遣したんじゃん。もしま
た今度のことを知られたらもうどうなるか分らんよ」
金宏集「井上外務卿には感謝して余りあるニダ。はぁー・・・・」
(続き)
朝鮮人の中でもまともな方の人である金宏集の悩みは深かったはずである。あの頑
固な大院君が公使に謝罪するはずはないと。何しろ、攘夷の策として外国船を追い払
うには、小船に小銃隊を乗せて攻めるのがいいという計画などを立てるような妄想逞
しい爺っちゃんなのだから。
24日、花房一行は仁川府に着いた。
しかしそこに、京城にいた清軍の馬建忠が馬を飛ばして追って来た。
馬建忠「ハアハア、公使どうしたアルか?どうして去られたアルか?」
花房「・・・・これこれこういうことっす」
馬建忠「うーん。大院君はアホ親爺アル!政府をどうにかせんといかんアル!」
花房「で、28日まで船に滞在して帰国するつもりっす」
馬建忠「とにかく大院君をどうにかするアル。これは朝鮮の内政に干渉するが、属国
としてするのではなく友誼としてするアル!」
花房「?何それ?」
馬建忠は急いで京城に戻った。
(続き)
大院君「ガハハハハニダ!♪ 倭奴の公使は尻尾巻いて逃げ帰ったニカ!♪」
部下「大院君様、先ほど馬建忠様が来られたことへの答礼はしなくていいニカ?」
大院君「馬建忠? ああ、あの蛮族の犬か。宗主国ぶって偉そうにしおって。ま、ウ
リの国は明国なきあと唯一聖教賢伝の国、東方礼義の国ニダ。あの北方の蛮族に礼義
の手本を見せてやるニダ」
(清人は元は北方の満州族であった。朝鮮はその清国に降伏して属国となっていた)
大院君は馬建忠のいる清営に答礼に来た。
馬建忠「さあ大院君一緒に行くアル♪」
大院君「ニカ???」
馬建忠「よし連れて行け♪」
大院君「な、何にするニカー!!」
かくて大院君は拉致され、その仲間40人ばかりと共に清国に向けて連行されて行っ
た。
馬建忠は直ちに京城各所に次の掲示文を貼った。
「今度、中国属藩のこの国で乱があり王妃を殺し王を辱め官吏を殺した。主謀者を問
えば、それは大院君が知っていると言わない者がない。よって中国皇帝は激怒され、
必ず大院君に問い糾す。また乱民は軍において厳しく懲罰する。天朝の命令である」
(清国に於いて大院君は厳しく尋問されたが「ウリは知らんニダー!ウリじゃないニダ
ー!冤罪ニダー!」としらを切り続けた。しかしその後3年間幽閉される。もっとも
朝鮮と使者の往復も出来たし立派な邸宅もあてがわれ、もれなくキレイな女官も付い
てきたw)
大院君「ニカ? は、春ニダー!♪」
975 :
マンセー名無しさん:2007/12/12(水) 00:14:36 ID:TKorq5Gl
(続き)
大院君がいなくなると手のひらを返したような内容で領議政の書簡が来た。
(領議政)「公使が待たれていると知ってうれしいニダ。談判が延びたことが交際の障害
となったとしたら嘆かないではいられないニダ。国王は独断で直に大臣を派遣されるこ
とになったニダ」
28日夜10時、全権大臣として重臣の李裕元と参議の金宏集が済物浦に来た。
軍艦比叡で待つ花房は小蒸気船を迎えに出した。
館員「来たよ来たよ」
館員「うひょー、怠け者の連中がこんな夜遅く来るなんて、雪でも降るかも」
近藤「それだけ真剣ということさ」
花房「やっとまともな話し合いが出来そうっす」
(つづく)
976 :
夜船:2007/12/12(水) 00:18:44 ID:LzEBex0I
>>花房「うむ。筆者のマンセー名無しさんが後世訳してくれるだろうっす」
(筆者、現代訳するよ!)
この文章に大爆笑でした。あと金宏集、がんばれ。
>>975 乙した いやあ 実にオモロイ これなら歴史の嫌い椰子でも笑いながら時代背景を思い浮かべて
吸収できそうな希ガス
あの伊集院光にも読ましてやりたいねぇ 椰子は致命的に歴史は駄目だからなww
唐突に伊集院の名前が出てきたのには、何か意味があるのか?
併合前の日朝(続き)
さてこの時の談判記録には誰の発言かは書かれておらず、日本側は花房としても、
朝鮮側は李なのか金なのかは不明。
花房「こちらから度々書簡を発したのはご承知か」
朝鮮側「承知しているニダ」
花房「公使館と公使に対する陵辱は、すなわち日本国に対する陵辱であることもご承
知か」
朝鮮側「それらも承知しているニダ。恐縮するニダ」
花房「今度の乱はただの乱ではなく、貴国の政治的な変動から生じた乱であることは
明白っす」
朝鮮側「それも承知しているニダ」(←ここ重要。ただの軍乱でなかったことは当時の
朝鮮政府も承知していた。今はなぜか忘却していて、給与不満の軍乱としてるけども。
ついでに「日本のせいニダ」と言うもの多し)
花房「で、要求箇条はどうよ」
朝鮮側「公使が軍艦を率いて渡来されたのは日本とウリの国のためだけでなく、アジ
アの平和のために来られたことは知っているニダ。すでに和好は結んだこととして箇
条のことは相談したいニダ」(←これ多分金宏集の言)
花房「承知した」
(続き)
で、朝鮮側はいつものように箇条について、あーだこーだと注文をつけて長々と独
演した。
花房「よく聞いたっす。それではこちらの意見として・・・」
朝鮮側「すでに大体の回答はしたニダ。今晩はもう遅いから帰りたいニダ」
花房「ご老体、お気の毒ながらこの件は貴国の安危に関わることなのでよく聞くっす。
それに今日が約束の期日っす」
この年、金弘集と花房は40才だったが、李裕元は68才のご老体。この後ダウン
して寝込んでしまう。さすがに仮病ではなかったらしい。
花房「さきほど、乱の首謀者も分らず、乱徒の逮捕処分もすぐには難しいって言って
たけど」
朝鮮側「今は再乱を恐れるからニダ」
花房「これが出来ないなら責任は政府にあることになって、罪は政府が負うことにな
るけどいい?」
(また強償処分がちらつきだす)
朝鮮側「必ず遠くないうちに処分するニダ」
花房「公使館護衛兵のことだけど。さきほど、朝鮮側で出来ないから日本兵を置くの
はいいけど数は百名ぐらいって、それ少なすぎない?」
朝鮮側「もし再乱の恐れがあるなら数の多少は言わないニダ。その恐れはないと明言
するので百名ぐらいでいいニダ」
花房「いやいやいや、さっき、再乱の恐れがあるから乱民の逮捕処分はすぐに出来な
いって言ったっしょ」
朝鮮側「ニカ?(汗)」
花房「さきほど、賠償もなるべく少なくって話だったけど、そもそも、今度の事変は
貴国の不行き届きから起きたことっす。賠償出兵費用などもそちらから額を申し出る
のが筋っしょ」
981 :
マンセー名無しさん:2007/12/13(木) 00:35:13 ID:E3fc46hx
(続き)
で花房は要求書の4の公使館損害と出兵費用も合わせて50万円という金額を明記
する事にする。これでも実際経費のほぼ半額だぉ。
朝鮮側「要求を拒むわけでは決してないニダ。公使が言われるままなら、一字一句も
変えられないことになるニダ。それでは和好を保つ気がないことになるニダ」(←これ
も多分金宏集)
花房「決してそうではないっす。多少変更もできることを言ってるっす」
李裕元「貴意は大体承知したニダ。明日にまた再開したいニダ」
金宏集「自分も少し具合悪い(多分船酔い)。陸に上がりたいニダ」
花房「承知した」
終わったのは午前3時だった。
(つづく)
ちょっと大物の課題を扱わざるを得なくなったので、しばらくは「続き」も遅れがち
になるかと。ご容赦を。
諸氏にはいろいろご声援、感謝の至り。
ここらヘンって、歴史の本でも歴史小説でもサラっと流しちゃってるんだよな。
>>972 だいたい、伊藤博文暗殺→朝鮮併合ぐらいしか書いてない。(今の教科書じゃ、それすらも書いてないとか。)
でも、朝鮮併合直前のやりとりの、ある種ホロン部をみているようなグダグダさ加減じゃ、笑い話とか落語のネタには出来ても、
歴史小説とかのネタにはしにくいなぁ。
つーか、あいつら100年前からちっとも変わってないなw
この分じゃ、あと100年たっても、まるで変わってないと思うw
984 :
マンセー名無しさん:2007/12/13(木) 05:55:15 ID:9OTLiPzB
李氏朝鮮は朱書子学、儒教が蔓延し人々は空理空論ばかりあさから晩まで喋り働かない。橋は壊され道路を作らない(敵の侵入を防ぐため)から人力車も通れない始末。
985 :
マンセー名無しさん:2007/12/13(木) 05:58:38 ID:9OTLiPzB
また両班(ヤンバン)など特権階級が搾取しまくり民族は奴隷のような扱いを受けていた。道路がないため商業経済が成り立たなくなり貧しくなる
一方。
986 :
マンセー名無しさん:2007/12/13(木) 06:12:42 ID:9OTLiPzB
近代化を唱えるものたちは生意気だという理由で
頭、手足バラバラにされ
木に吊され晒された。
正に阿鼻叫喚の地獄絵図。これが李氏朝鮮末期の真実である
987 :
マンセー名無しさん:2007/12/13(木) 07:43:10 ID:yCeC9SlV
別冊歴史読本
日本の戦争
新人物往来社
にもこの辺の所がかかれてます
でもこのスレと両方見ると良く判って面白いです
期待してます
>>978 いいや 別に大した意味は無い
ただ 博識の割にはQ様と言う番組では歴史は悲惨と言うほど悪いので上げただけ
了解。