統一教会幹部ら４人拉致される　

南米・パラグアイで１日、日本人２人を含む４人が武装集団に拉致される事件があった。
被害者の無事は確認されているが、犯人グループは多額の身代金を要求している。

パラグアイ国家警察などによると、拉致されたのは、現地在住で宗教団体・
統一教会幹部の太田洪量さん（６２）と秘書・山口佐和子さん、地元警察官ら２人の計４人。
日本人２人は、１日午後、南東部・カアグアス県を車で移動していたところ、
武装した犯人グループに襲われ、拉致された。
また、この現場を目撃した地元の警察官ら２人もあわせて連れ去られた。
犯行グループは、１５万ドル（約１７７０万円）の身代金を要求しているという。

これに対して、韓国・ソウルにある統一教会の本部は現在、身柄解放の交渉が進んでいることを明らかにした。
統一教会によると、太田さんは９６年にパラグアイに派遣されたという。
２人は安全だと聞いているということで、近く身柄が解放されるという見通しを示した。


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