与党「開かれたウリ党」(ウリ党)の鄭東泳(チョン・ドンヨン)前議長が25日、大統領選に
出馬する考えを正式に表明した。鄭前議長はこの日、蚕室(チャムシル)重量挙げ競技場で
開かれた「ソウル平和経済フォーラム」の創立行事に出席し、支持者およそ5000人から拍手
を受けた。同フォーラムは専門家の支持者グループ。
鄭前議長はこの1カ月間全国を回り、工場の寮、農家、仮設住宅の居住者らを訪ねた。
同氏は「両極化の解消と平和体制作りを求める声が高まっているのを確認し希望を発見した」
と述べた。鄭前議長は26日から「平和の大長征」に出る。失郷民(故郷が北朝鮮にある人)ら
が作った東大門平和(トンデムン・ピョンファ)市場を訪ね、開城(ケソン)を訪問することに続き、
休戦ライン付近の地域も訪問する予定だ。
同氏は「平和体制の早期実現は時代精神。私はその戦略を持っている」とした。「平和を
通じた富国論」が同氏のスローガンになりそうだ。鄭氏は「誰はよくて誰はダメ、といった具合の
主張は時代精神に背く」とし、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)前京畿(キョンギ)道知事をかばった。
だが、李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長については「私は『運河大統領』ではなく『平和
大統領』を目ざす」と警戒した。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=85851&servcode=200§code=200