第2次世界大戦で従軍慰安婦となった人々の証言を聞く米議会史上初の聴聞会が15日午後、
下院外交委員会のアジア太平洋・地球環境小委員会で開かれた。
この中でアジア太平洋・地球環境小委員会のファレオマベガ委員長は「日本軍の性奴隷は、日
本政府が犯した20世紀最大の人身売買事件であり、集団強姦・強制堕胎・精神的侮辱・性的虐待
などによる身体障害と虐殺などを伴う前例のない残忍かつ重大な事件」と規定した。
この日の聴聞会には、韓国人の金君子(キム・グンジャ)さん(80)、李容洙(イ・ヨンス)さん(79)、
オランダ人のヤーン・ルーフ・オヘルンさん(84)ら3人と、今回の決議案を提出した民主党のマイケ
ル・ホンダ下院議員、ワシントン従軍慰安婦対策協議会の徐玉子(ソ・オクチャ)会長、アジア政策
ポイントのミンディ・コトラー所長らも証言台に立った。
オヘルンさんは「わたしたちにとって戦争はまだ終わっていない。日本政府が公式に謝罪するま
で戦争は続く」と主張した。この日、聴聞会が開かれたレイボーン・ビル2172号室には、韓国や日
本の取材陣、人権団体関係者ら400人余りが押し寄せた。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/02/17/20070217000022.html