・日本人に在日韓国・朝鮮人の歴史を知ってもらうことで、友好的なな共生関係を築いていこうという
講演会が、11日、新潟市で開かれました。
この講演会は平和について考える市民グループなどが民団=在日本大韓民国民団新潟県地方
本部の李鐘海団長を講師に招いて開いたものでおよそ100人の市民が集まりました。
この中で、李さんは「在日韓国・朝鮮人は製造業からスポーツ、芸能に至るまで、日本の産業に
貢献してきた歴史がある、2世、3世になると国籍は違っても故郷は日本と考える人も多く、民族性を
生かしながら日本人と共生していくことが大切だ」と話しました。
また、北朝鮮による拉致事件については「在日韓国人として真摯に対応しなければいけない」と
しました。
その一方で、朝鮮学校の子どもに対する嫌がらせが相次いだことについて「何の責任もない子どもに
こうした嫌がらせをするのはやめてほしい」と強く訴えました。
http://www.nhk.or.jp/niigata/lnews/05.html