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自分の未来が分からない二歳の子供が写真の中にいる。#4708という番号が書かれている。1966年
3月、江原原州市市役所の前に捨てられた子供に付けられたシリアル番号だ。この写真を通じて生み
の親を探したが、韓国へ来て三カ月経っても進展はない。彼女の不幸はまだ終わっていない。リーン
は毎年1千人以上外国に送られる韓国人海外養子の子供達の未来だ。彼らすべてが不幸な人生と
いうわけではないだろう。しかし、一生悲しみと曲折を担わなければならない。元々は大人たち過ちだ
った。はじめから最後まで国の過ちだ。
21世紀に入った2000〜2007年だけで1万6970人の韓国の子供が海外入養家庭に送られた。朝鮮
戦争以後発生した数多い‘戦争孤児’のために1961年初めて孤児入養特例法が作られた。半世紀が
たった今、もはや戦争孤児はいない。それでも海外養子は相変らずだ。去年、海外養子にされた韓国
人の子供は合計1250人だ。保健福祉家族部の資料を見れば、1958年以後2008年まで韓国から海
外に養子に送られた子供は合計16万1558人だ。このなかで67%にあたる10万8222人がアメリカに
送られた。その次はフランス(1万1165人)、スウェーデン(9297人)、デンマーク(8702人)の順だ。
米人口統計局の2000年資料を見れば、アメリカに養子に来た子供達のうち、韓国出身が24%で1位
を占めた。中国が2位、ロシアが3位だった。2000年代に入ってアメリカに送られるのは韓国人養子
の数は少し減った。「世界最大子供輸出国」の汚名は兔れた。しかし、去年も韓国はグアテマラ、中国、
ロシア、エチオピアに続き5位を占めた。韓国は相変らずアメリカに子供を養子を送る主要国家だ。
(中略)
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しかし、韓国の海外養子は政府によって成り立っているのではない。代わりに「市場」にゆだねられて
いる。ホールト・インターナショナルのホームページへ行けばアメリカ家庭が韓国の子供を養子にする
ために支払わなければならない数値が出ている。1万7215ドルだ。「養子市場」で韓国の赤ちゃんは
一番高い。利口だとうわさが立って外国の養子を希望する親たちに人気が高い。ホームページにはブ
ルガリア1万6千ドル、中国1万1360ドル、ネパール1万2千ドルと書かれている。これらの金額は
ある国家が児童の人権にどれほど鈍感なのかを現わす指標と見ても大きな問題はないだろう。
(後略)
ソース:ハンギョレ新聞(韓国語) 利口な’韓国の子供 2169万ウォンです
http://h21.hani.co.kr/arti/cover/cover_general/24958.html > 朝鮮戦争以後発生した数多い‘戦争孤児’のために1961年初めて孤児入養特例法が作られた。
> 半世紀がたった今、もはや戦争孤児はいない。
でも、法律の改正はしない、と。
戦争孤児の代わりに障害児輸出してるもんなぁ。
>.しかし、韓国の海外養子は政府によって成り立っているのではない。代わりに「市場」にゆだねられて
> いる。
もう、何をかいわんや。