韓国籍放棄申請者 急増
2005-05-07 16:00:03 Updated
兵役の義務を終えた人に限って国籍を放棄できることとした国籍法の改正案が4日、国会で
可決し、来月初めから施行されることになったことを受け、その前に兵役逃れのため韓国国
籍を放棄しようとする人が急増していることが分かりました。
国籍放棄の申請を受け付けるソウル陽川(ヤンチョン)区木洞にある法務部の国籍業務出張
所には、6日、1日だけで95人が国籍放棄を申請しました。このうち女性は3人しかおらず、
ほとんどが満18歳以下の男性でした。
国籍業務出張所の関係者は、「国籍法改正案が可決する前は、国籍の放棄を申請する人が
1日に3−4人程度だったが、兵役の義務を終えた人に限って国籍を放棄できることとした国
籍法の改正案が国会で可決し、来月初めから施行されることから、その前に国籍を放棄しよ
うとする男性が急増している。
とくに大学教授や研究員などの子どもが30%にのぼるなど、社会指導層が多数を占めてい
る」と話しています。