【日本離れ】黒田勝弘 総合スレ7【できない韓国】

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249その1
「共産党は嫌いだ!」 韓国1968年・李承福事件 北武装工作員の蛮行は事実
2006/11/28 12:10

 【ソウル=黒田勝弘】1960年代に韓国であった北朝鮮の武装工作員による一家4人惨殺事件
の“真偽”をめぐる裁判で、韓国最高裁はこのほど武装工作員の蛮行を伝えた当時の新聞報道は正確
だったと判断し、デッチ上げ説を流布した市民運動家に名誉棄損の有罪判決を下した。
韓国では近年、親北・左派勢力による“歴史書きかえ”が活発だが、今回の判決はそうした動きに
ブレーキをかけるものとして注目される。

■一家4人惨殺
 事件は68年12月9日夜、北朝鮮との境界に近い江原道平昌郡の山間部で、北朝鮮の武装工作
員によって子供3人を含む一家4人が殺害されたもの。事件当時、小学2年生だった李承福君が
侵入してきた工作員に対し「共産党は嫌いだ!」と言ったため殺害されたと、重傷を負って死を
逃れた兄が証言したことから大きな話題になった。

 犠牲になった李君はその後、「勇敢な反共少年」として国民的英雄になり、現地には記念館が
でき各地の学校などには銅像も建てられた。

 ところが90年代に入り、韓国社会が民主化で左派や親北勢力の動きが活発化するなか
「李少年の発言はウソだった」とする声が出され、当時、事件を“特ダネ報道”した朝鮮日報に対し
「デッチ上げの作文」「大誤報」などとして非難のキャンペーンが展開された。

 この背景には、北朝鮮に対する厳しい報道で知られる保守系の大手紙・朝鮮日報に対する親北・
左派系の市民団体や学生運動などによる執拗(しつよう)な非難、攻撃がある。また金大中政権
(98‐2003年)以降、親北ムードのなかでテレビなども李承福事件を疑問視する特集番組を
放送するまでになっていた。

 このため朝鮮日報は1998年11月、街頭展示会などで“大誤報非難キャンペーン”を続けて
いた「言論改革市民連帯」なる団体を名誉棄損で告訴し、8年間にわたって裁判が行われてきた。