婦女暴行事件 妊婦の腹部にスタンガン
今年6月、霧島市で2人の女性を相次いで暴行したとして、婦女暴行などの罪に問
われている男の初公判が15日開かれました。
検察側は男が、妊娠している被害者の腹部にスタンガンを押し当てるなどの暴行を
加えたと指摘しました。
婦女暴行と監禁の罪に問われているのは、本籍が宮崎県えびの市で住所不定、無職
の牧之瀬剛被告です。
起訴状などによりますと牧之瀬被告は、今年6月29日の夜、霧島市内のスーパー
の駐車場で、24歳の女性会社員の普通乗用車に乗り込み、8時間にわたり連れ回し
たうえ、人気のない山中まで移動させ暴行したほか、6月17日にも別の女性に対し
て同様の手口で犯行に及んだとされます。
牧之瀬被告は初公判の罪状認否で「間違いありません」と起訴事実を全面的に認め
ました。
冒頭陳述で検察側は、牧之瀬被告が被害女性の1人が妊娠していることを知りなが
ら、用意していたスタンガンを腹部に押し当てたり、腹部をこぶしで殴ったりしたあ
と暴行したと指摘しました。
http://www.kts-tv.co.jp/news/index.php?idnumber=10529