http://megalodon.jp/?url=http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/4576997523709955bf211f6b468a5fbf&date=20060817215711 首相靖国参拝に関するNHKアンケートについて批判されているが,吉川ひろし千葉県議から次のような報告がなされています。
メディアの問題点を指摘する際の参考になると思うのでメールをそのまま引用させて頂きます。
■■引用開始■■
8月15日の夜にNHKが「アジアの中の日本」という生番組を放映しました。ご覧になった方も多いと思います。
さて、その番組の中で、「生アンケート」が実施されました。
設問は「首相が靖国神社に参拝することの是非」でしたが、結果は以下の通りでした。
参拝に賛成・・・63%
参拝に反対・・・37%
私は、この生アンケート調査結果が、「携帯電話からに限った」ことで大きな疑問を持ちました。
ご承知のように、携帯電話でNHKの生アンケートにアクセス出来る人は限定されます。
特に、今回の場合は、ダイヤルを回すという方法ではなく、なにか携帯から特別なアクセス操作が必要な方法でしたので、
これができるのは若者が多いと推測されます。
私たち夫婦は、携帯電話は持っていますが、アクセスの仕方が分からないので、参加できませんでした。
公器を使った全国的な世論調査で、母集団が特定世代に偏るような結果が、「首相の靖国参拝に賛成63%」といわれても納得できません。
そこで、今朝、さっそくNHKに抗議の電話をして、どうして「携帯」に限ったのか?
しかも携帯電話でむずかしいアクセス操作が必要な方法を取ったのか?」という質問をしました。
視聴者統括局コールセンターの西村部長という人が対応しましたが、
吉川
「携帯からの生アンケートは、世論を誤誘導する恐れがあるので、 何故、携帯に限ったのか説明して下さい」
西村
「私もテレビを観ていて、これでは民意を反映しないのでは? 変だなと思った。今朝、担当に確認したら、サーバーの容量を超える大量アクセスが予想されたので、携帯に限ったとのことです。」
吉川
「一般家庭電話からのアクセスも可能にしないと、携帯操作でのむずかしいアクセスでは中高年齢者の意見が反映されない不平等な結果の恐れもある。
今の技術でアクセス容量に対応するのは可能では?NHKの今回のやり方は納得できない!」
西村
「担当に、そのように伝えておきます」
吉川
「NHKとして、今回の生アンケートは不適切な方法であったとテレビで謝罪してほしい」
西村
「本当に申し訳ありませんが、担当に伝えます」
吉川
「やり直しを求めますので、担当ディレクターから電話をほしい」
西村
「私も、はらわたが煮えくり返っています。どうしてこんなやり方をしたのか・・・」
その後、今日の12時30分に「担当の原神プロヂューサーから私に電話がありました。
吉川
「生アンケートのやり方がおかしいので、実態を知りたい。
そもそも、この企画をするときに、携帯では高齢者からのアクセスは困難であるという議論はなかったのか?」
原神
「企画段階で、そのような議論がありましたが・・・、
容量のことを優先してしまい高齢者からのアクセスが困難であるとの問題については、そのままになってしまった」
吉川
「アクセス件数が首相の靖国参拝の項目は49,264件ということだが、年齢別のアクセス数を知らせてほしい。
多分、若い世代に偏っている気がするので・・・」
原神
「16日の夕方までには、データをまとめて、それをFAXさせていただきます」
吉川
「いずれにして、天下のNHKといしてはお粗末である。何等かの対応を考えてほしい」
原神
「わかりました。検討してみます」
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吉川ひろし(千葉県議・無所属市民の会)
http://members.jcom.home.ne.jp/h-yosikawa/ ■■引用終了■■