朝鮮半島の緊張感はギリギリまで高まっている。日本向けのミサイルを新たに配備した
ことも判明した、北の格好の標的となる日本にとって、その最大の脅威はミサイルではない。
「戦争状態になれば日本は殲滅」「1億人が死ぬ」。戦争シミュレーション小説「日朝、もし戦えば」
などの著書がある防衛アナリストの濱野成秋・日本女子大教授がその戦慄のシナリオを明かした。
野氏は「ナンセンス。北は米国よりも日本を狙うだろうし、ミサイルはただの陽動作戦。
攻撃はテロに尽きる」と断言する。
具体的にはこうだ。
(潜入した多数の工作員が)日本にある約50個の原子力発電所をラジコン・ヘリの高性能
爆弾で攻撃し、チェルノブイリ化させる。ちなみに、チェルノブイリの被害は原爆を投下された
広島の500倍だ。主要幹線道路に地雷を仕掛け、トラックを足止め。日本の自給率は
約40パーセントのため、戦争状態にあっては簡単に食糧危機に陥る。
東京駅や品川駅など通勤の中心でサリンや生物兵器といったBC兵器を放つ。ライフラインは
またたく間に寸断される。
濱野氏が最も恐れているのは、北の驚異も含め、「米国の言いなり」で改憲、日米同盟の
強化という流れに向くことだという。
こうなると、米国の起こす戦争で日本は自衛隊を海外に派遣しなければならなくなる。イスラム
諸国に派兵した場合、戦争を起こした当事者であるアメリカがテロによる報復の対象にならず、
日本がその対象になるというのだ。(抜粋)
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006080720.html