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マンセー名無しさん:
【記事】 脱北者支援センター 脱北者の自立めざす体制を
脱北者支援民団センター(以後、センター)は、2003年6月に設立され、北韓の飢餓から
逃れて脱出し日本へ入国した元在日韓国人らを人道的に支援している。脱北者たちは日本
における厳しい生活の中でも、センターなどの励ましを受けながら自立化を目指している。
日本政府による制度的支援を求める声は日増しに高まっている。調査を通じて明らかになった
彼らの生活実態を紹介する。
急がれる日本政府の支援
現在、約100人が日本へ入国していることを確認しており、そのうち約70人を対象に定着金の
支給をはじめ、住居や就職の斡旋等、幅広い支援を行っている。
センターが直接支援している脱北者全員を対象に最近、調査を行ったところ、6割以上の人が
職業に就くことができず、生活が非常に困難な状況が明らかになった(別掲上の円グラフ「職業別内訳」参照)。
職のない脱北者を年齢別に分けたところ、60歳以上の高齢者と幼児を除外すれば、実に9割近く
の脱北者が就業可能年齢となっている(別掲中央の棒グラフ参照)。
さらに、50歳以上の人が日本で生まれ育った(日本人妻を含む)元在日韓国人であり、40歳代まで
が北韓で生まれた子どもとなる。
(つづく)