そもさん
東西冷戦が終結して数年になるが、ソ連の崩壊に伴って世界的な軍縮が期待された中、
中国の急速な軍拡が懸念され、新たな世界における対立構造が危惧された。
ところが、今回の中国の軍拡に対しては、経済的な中国マーケットに期待値が大きいため、
自由主義のアメリカですらトーンも小さい。そうはいっても、中国が世界戦略を構想において
あることは周知の事実であり、シーレーン防衛のためにも予断はできない状況である。
ここで韓国の存在だが、アメリカと韓国とは軍事同盟関係にあり、対中国の軍事緊張においては
非常に重要なポジションにある。また、在韓米軍の数は主要な基地でも19箇所あり、
その基地の維持に韓国政府が拠出金額は全体の78%にも及ぶ。韓国に中流している在韓米軍
は、中国にとっても無視できない存在であり、強力な抑止効果にもなっている。
対中国に対しても、韓国の存在は決して無視できない存在である。
以上